JPH0977741A - トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤 - Google Patents

トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤

Info

Publication number
JPH0977741A
JPH0977741A JP7233585A JP23358595A JPH0977741A JP H0977741 A JPH0977741 A JP H0977741A JP 7233585 A JP7233585 A JP 7233585A JP 23358595 A JP23358595 A JP 23358595A JP H0977741 A JPH0977741 A JP H0977741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
toluenesulfonyl
thermosensitive recording
formula
urea
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7233585A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yamane
教郎 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP7233585A priority Critical patent/JPH0977741A/ja
Publication of JPH0977741A publication Critical patent/JPH0977741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/333Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
    • B41M5/3333Non-macromolecular compounds

Landscapes

  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可逆性感熱記録材料の顕色剤として有用な新
規化合物を提供する。 【解決手段】 化学式(I): 【化1】 で表されるN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
〔4−〔(n−アルキルチオ)カルボニルアミノ〕フェ
ニル〕ウレア(但し、n=15〜17)は、感熱記録用
染料前駆体を、加熱により発色させて画像を形成し、か
つこの発色画像を常温において保持し、かつこれを加熱
することによって発色画像を消色し、この消色状態を常
温において保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な化合物、す
なわちN−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−
〔(n−アルキルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕
ウレア(但し、n−アルキル基は16〜18個の炭素原
子を有する)およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕
色剤に関するものである。
【0002】更に詳しく述べるならば、本発明は、感熱
記録用染料に対し、加熱により発色および消色を可逆的
に行わせることができ、かつ染料の発色状態および消色
状態のそれぞれを、常温において保持することができる
新規なN−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−
〔(n−アルキルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕
ウレア(但し、n−アルキル基は16〜18個の炭素原
子を有する)およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕
色剤に関するものである。
【0003】本発明の化合物を、感熱記録材料用顕色剤
として、発色・消色可能な染料前駆体、例えばロイコ染
料と組み合わせて使用することにより、当該染料の発色
色相と消色色相とのコントラストの高い可逆性感熱記録
材料を得ることができる。これによって得られる可逆性
感熱記録材料は、例えばプリペイドカード類、ポイント
カード類、多数回用いられるファクシミリ用紙、あるい
は画像の保持にエネルギーが不要の表示材料等として利
用できる。
【0004】
【従来の技術】従来、感熱記録体は、記録装置がコンパ
クトで、安価で、かつ保守が容易であることから、コン
ピューター、計測機器、レジスター、CD・ATM、フ
ァクシミリ、自動券売機、ハンディーターミナル等の出
力用紙として使用されてきたが、最近では磁気記録との
複合化により、プリペイドカードやポイントカード等の
磁気感熱カードとしても使用されている。これらの磁気
感熱カードでは、磁気情報が使用の都度書き換えられる
のに対し、感熱記録画像は書き換えられないため、残度
数等の新しい情報は、画像が記録されていない部分に追
記される。しかし、記録可能な部分の面積は限られてい
るため、やむなく感熱記録する情報量を減らしたり、記
録エリアが無くなった時点でカードを作り直したりして
いるのが実状である。このような問題を解決する手段と
して、何度でも書き換え可能な可逆性感熱記録体の開発
が強く望まれている。
【0005】また、近年盛んに論じられているゴミ問題
や森林破壊問題を背景に、感熱記録紙についてもその再
生利用が望まれている。感熱記録紙の再生方法には様々
な方法が考えられるが、中でも脱墨装置等の大型な装置
を必要としない汎用性のある方法として、何度でも書き
換え可能な可逆性感熱記録体の開発が望まれている。さ
らに、可逆性感熱記録体は、特開平3−233490号
および特開平5−42762号等に開示されているよう
な簡易ディスプレー用の記録材料としても注目されてお
り、これらの装置に適した可逆性感熱記録体の開発も強
く望まれている。
【0006】これらの要求を背景に、様々な可逆性感熱
記録体が提案されてきた。例えば、特開平63−107
584号、特開平4−78573号および4−3588
78号等には、加熱条件による透明度の変化を利用した
高分子タイプの可逆性感熱記録体が開示されている。し
かし、高分子の相変化による透明−白濁を利用した記録
方式であるため、十分な透明度、あるいは十分な不透明
度が簡単には得られず、発色部と消色部のコントラスト
が低くなり、暗い場所での視認性が悪いという問題を有
している。また一般に、発色地に白の画像記録となって
しまい、白地に発色画像を記録する、所謂ペーパーライ
クな記録体を得るのが困難であるという欠点も有してい
る。
【0007】これらの問題を解決する方法として、従来
の不可逆性感熱記録体に用いられている染料を使用しな
がら可逆記録を可能にした、染料タイプの可逆性感熱記
録体が提案されている。染料タイプの可逆性感熱記録体
は、白地に発色画像を記録することが容易であり、また
加熱条件による吸収波長の変化を利用した記録方式であ
るため、比較的高いコントラストが得られる。染料タイ
プの可逆性感熱記録体としては、例えば次のような技術
が提案されている。特開昭58−191190号および
特開昭60−193691号には、顕色剤として没食子
酸、フロログルシノールを用いる方法が開示されてい
る。しかし、消去に水または水蒸気を必要とするため、
消色装置が大型化するという欠点を有している。特開昭
60−264285号および特開昭62−14088号
には、ヒステリシスを有するサーモクロミック材料が開
示されている。しかし、画像保持温度域が、その上限お
よび下限の両方において制限されるため、装置が複雑に
なり、かつ使用温度環境に制限があるという欠点を有し
ている。特開昭63−173684号には、顕色剤とし
てアスコルビン酸誘導体を用いる方法が開示されてい
る。しかし、消去の際、十分に消色しないという欠点を
有している。
【0008】特開平2−188293号および特開平2
−188294号には、没食子酸等の特定の有機酸と、
高級脂肪族アミンとの塩を顕色剤として用いる方法が開
示されている。しかし、発色反応と消色反応が競争反応
であるため、どちらかの反応が選択的に進行するように
制御することが困難であり、高コントラストを得にくい
という欠点を有している。特開平5−124360号お
よび特開平6−210954号には、長鎖アルキル基を
有する有機リン酸化合物、あるいはフェノール性化合物
を顕色剤として用いる方法が開示されている。しかし、
消去の際、十分に消色しないことがあり、また発色画像
の保存性が不十分となることがあるという欠点を有して
いる。以上のように、可逆性感熱記録体について数多く
の技術が開示されてきたが、それぞれ種々の欠点を有し
ており、実用上十分に満足な性能を有するものは未だ得
られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
前記問題点を解決し得る新規な化合物を提供し、かつそ
れを用いて得られる可逆性感熱記録材料が、小型な装置
を用い、加熱操作のみで発色および消色を行い、かつ発
色部と消色部のコントラストが高く、画像の保存性にも
優れているような新規可逆性感熱記録材料用顕色剤を提
供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、加熱のみで
発色、消色を行うことができ、かつ発色部と消色部の色
相コントラストが高く、画像の保存性にも優れている可
逆性感熱記録材料を得ることを目的として、染料と顕色
剤の反応を利用した染料タイプの可逆性感熱記録方式に
ついて鋭意検討した結果、可逆性顕色剤として有用な非
フェノール性の新規化合物を見いだし、本発明を完成す
るに至った。
【0011】本発明の新規化合物は、下記化学式
(I):
【化3】 〔但し、式(I)中、nは15〜17の整数を表す〕に
より表されるN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
〔4−〔(n−アルキルチオ)カルボニルアミノ〕フェ
ニル〕ウレアである。
【0012】本発明の新規化合物は、N−(p−トルエ
ンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチ
オ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレアおよびN−
(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−オ
クタデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレア
から選ばれることが好ましい。
【0013】本発明の可逆性感熱記録材料用顕色剤は、
下記化学式(I):
【化4】 〔但し、式(I)中、nは15〜17の整数を表す〕に
より表される少なくとも1種のN−(p−トルエンスル
ホニル)−N’−〔4−〔(n−アルキルチオ)カルボ
ニルアミノ〕フェニル〕ウレアを含むものである。
【0014】本発明の可逆性感熱記録材料用顕色剤にお
いて、前記化学式(I)の化合物は、N−(p−トルエ
ンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチ
オ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレアおよびN−
(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−オ
クタデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレア
から選ばれることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】化学式(I)の本発明化合物は可
逆性感熱記録材料用顕色剤として有用なものである。本
発明化合物の合成は、例えば下記の反応により行うこと
ができる。
【化5】
【0016】上記反応で原料として用いられる化合物
(A)は、例えば4−ニトロフェニルイソシアナート
と、長鎖脂肪族チオールとの既知の反応により得られる
N−(4−ニトロフェニル)チオカルバミド酸S−エス
テルを、酸性条件下、塩化スズで還元することによって
得られる。
【0017】上記化合物(A)と化合物(B)との反応
の溶媒としては、化合物(B)(イソシアナート類)と
反応して、上記反応を阻害することがないものであれば
特に制限はない。好ましい溶媒としては、例えば、ジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエ
チレンのような脂肪族ハロゲン化合物、アセトニトリ
ル、プロピオニトリルのような脂肪族ニトリル類、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルのような脂肪族エス
テル類、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサンのような脂肪族エーテル類、2−ブタノン、
シクロヘキサノンのような脂肪族ケトン類、ベンゼンお
よびトルエン、キシレン、クロロベンゼンのようなベン
ゼン誘導体などを挙げることができる。
【0018】本発明の式(I)の化合物において、n=
15または17であることが好ましく、このような化合
物は、式(II)のN−(p−トルエンスルホニル)−
N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボニルア
ミノ〕フェニル〕ウレア:
【化6】 および式(III)のN−(p−トルエンスルホニル)
−N’−〔4−〔(n−オクタデシルチオ)カルボニル
アミノ〕フェニル〕ウレア:
【化7】 である。
【0019】本発明の式(I)の化合物を顕色剤として
用いた可逆性感熱記録材料は、加熱により速やかに発色
して画像を形成し、これを急冷することによって発色画
像が固定される。この発色画像は常温においても保持さ
れる。一方、発色状態にある画像部は発色温度以下の温
度に比較的長時間加熱することにより消去することがで
き、その消色状態は常温においても保持される。この発
色画像の記録・消去の過程を図1により説明する。
【0020】図1において、状態Aにある未記録の感熱
記録体を加熱すると、状態Bを経由して温度T2以上に
おいて急激に発色濃度が増大し、状態Cを経由し、発色
反応が完了すると状態Dに達し、最も高い発色濃度を示
す。状態Dを室温まで急冷すると、状態Eを経由して状
態Fに達する。状態Fは室温で発色が保持されている状
態であり、これで画像の記録が終了する。この記録画像
を、温度域T1に加熱、保持すると、発色濃度が次第に
低下し、状態Gを経由して状態A’となり完全に消色す
る。これを室温まで冷却すると、状態Aに達する。状態
Aは室温で消色状態が保持されている状態であり、これ
で画像の消去が終了する。上記の発色−消色可逆サイク
ルは、繰り返し行うことができる。
【0021】この発色・消色の作用機作は、明確ではな
いが、式(I)の化合物中の尿素基が、それに隣接する
スルホニル基により活性化されるため、塩基性のロイコ
染料に対し、強い顕色能力を示してロイコ染料の発色が
起こる。一方、顕色剤中の長鎖アルキル基が、発色体中
での顕色剤の結晶性を高めるため、消色温度域で染料と
顕色剤の相分離が起こり、染料が消色するものと考えら
れる。
【0022】本発明の式(I)の化合物は、染料前駆体
(ロイコ染料)やこれらの成分を支持体に固着するため
のバインダーとともに可逆性感熱記録材料の感熱記録層
に含まれる。また、可逆性感熱記録層の発色感度および
消色温度を調節するための添加剤として融点50℃〜1
80℃の熱可融性物質(一般の感熱記録紙に用いられて
いる増感剤でもよい)を可逆性感熱記録層に含有させる
ことができる。
【0023】さらに、可逆性感熱発色層は有機または無
機顔料類を含んでいることが好ましく、また、必要に応
じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、ワックス類を含むこと
ができる。本発明の化合物は、所望の効果を阻害しない
範囲でフェノール類又は、有機酸類、および長鎖アルキ
ル基を有しないスルホニル(チオ)尿素系芳香族化合物
からなる従来公知の顕色剤と併用することができる。
【0024】本発明の可逆性顕色剤とともに使用される
ロイコ染料は、トリフェニルメタン系、フルオラン系、
ジフェニルメタン系化合物等が挙げられ、従来公知のも
のから選ぶことができる。例えば、3−(4−ジエチル
アミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−
2−メチルインド−ル−3−イル)−4−アザフタリ
ド、クリスタルバイオレットラクトン、3−(N−エチ
ル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−(o、p−ジメチルアニリノ)フルオラン、3
−(N−エチル−N−p−トルイジノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘ
キシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロ
アニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(m
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン、3−シクロヘ
キシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−
(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ−n−ペン
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−エチル−N−3−エトキシプロピルアミノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチ
ル−N−n−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−(N−エチル−N−n−ヘキシル
アミノ)−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フ
ルオラン、3−(N−エチル−N−2−テトラヒドロフ
ラン−2−イルメチルアミノ)−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロ
ロアニリノ)フルオラン、および2,2−ビス[4−
[6’−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−
3’−メチルスピロ(フタリド−3,9’−キサンテ
ン)−2’−イルアミノ]フェニル]プロパン等から選
ばれた1種以上を用いることができる。
【0025】前述の熱可融性物質としては、1−ヒドロ
キシー2−ナフトエ酸フェニルエステル(特開昭57−
191089号)、p−ベンジルビフェニル(特開昭6
0−82382号)、ベンジルナフチルエーテル(特開
昭58−87094号)、ジベンジルテレフタレート
(特開昭58−98285号)、p−ベンジルオキシ安
息香酸ベンジル(特開昭57−201691号)、炭酸
ジフェニル、炭酸ジトリル(特開昭58−136489
号)、m−ターフェニル(特開昭57−89994
号)、1,2−ビス(m−トリルオキシ)エタン(特開
昭60−56588号)、1,5−ビス(p−メトキシ
フェノキシ)−3−オキサペンタン(特開昭62−18
1183号)、シュウ酸ジエステル類(特開昭64−1
583)、1,4−ビス(pートリルオキシ)ベンゼン
(特開平2−153783号)、シュウ酸ジ(4−メチ
ルベンジル)(特公平5−62597)、1,2−ジ
(3−メチルフェノキシ)エタン(特開昭60−565
88)、ジフェニルスルホン(特公昭60−1566
7)、ベンゼンスルホアニリド(特開昭58−2114
93)、2−クロロアセトアセトアニリド、4−エトキ
シメチルスルホニルベンゼン、4−メトキシアセトアセ
トアニリド、o−メチルアセトアニリド、4−メトキシ
ベンゼンスルホアニリド、3,4−ジメチルアセトアニ
リド、2−メトキシベンゼンスルホアニリドなどがあげ
られ、これらは単独に、または2種以上の混合物として
添加することができる。
【0026】またワックス類としては、例えば、パラフ
ィン、アミド系ワックス、ビスイミド系ワックス、高級
脂肪酸の金属塩など公知のものを用いることができる。
有機又は無機の顔料としては、例えば炭酸カルシウム、
シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、焼成クレー、タル
ク、および表面処理された炭酸カルシウムやシリカ等の
無機系微粉末、並びに、尿素−ホルマリン樹脂、スチレ
ン/メタクリル酸共重合体、およびポリスチレン樹脂等
の有機系の微粉末などをあげることができる。
【0027】前記バインダーについては、種々の分子量
のポリビニルアルコール、デンプン及びその誘導体、メ
トキシセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ア
クリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリ
ル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共
重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ
塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチ
ン、およびカゼインなどの水溶性高分子材料、並びに、
ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン
共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリ
レート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、およびスチレ
ン/ブタジエン/アクリル系共重合体等のラテックスを
用いることができる。
【0028】前述の従来公知の顕色剤としては、例え
ば、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(ビスフェーノルA)、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス(1−
メチル−1−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル)ベ
ンゼン、1,3ービス(1−メチル−1−(4’−ヒド
ロキシフェニル)エチル)ベンゼン、ジヒドロキシジフ
ェニルエーテル(特開平1−180382号)、p−ヒ
ドロキシ安息香酸ベンジル(特開昭52−140483
号)、ビスフェノールS、4−ヒドロキシ―4’−イソ
プロピルオキシジフェニルスルホン(特開昭60−13
852号)、1,1−ジ(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキサン、1,7−ジ(4−ヒドロキシフェニルチ
オ)−3,5−ジオキサヘプタン(特開昭59−526
94号)、3,3’−ジアリル−4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン(特開昭60−208286
号)、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−フェニ
ル尿素、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(p
−メトキシフェニル)尿素、N−(p−トルエンスルホ
ニル)−N’−(o−トリル)尿素、N−(p−トルエ
ンスルホニル)−N’−(m−トリル)尿素、N−(p
−トルエンスルホニル)−N’−(pートリル)尿素、
N−(p−トルエンスルホニル)−N’−ベンジル尿素
(以上、特開平5−32061号)、4,4’−ビス
(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)−
ジフェニルメタン、4,4’−ビス(oートルエンスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)−ジフェニルメタン、
4,4’−ビス(ベンゼンスルホニルアミノカルボニル
アミノ)−ジフェニルメタン、1,2−ビス[4’−
(pートルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)フ
ェニルオキシ]エタン、4,4’−ビス(pートルエン
スルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルエーテ
ルおよび3,3’−ビス(pートルエンスルホニルアミ
ノカルボニルアミノ)ジフェニルスルホン(以上、特開
平5−147357号)などが挙げられる。
【0029】可逆性感熱記録材料を製造するには、上記
所用成分を微粒子に分散あるいは溶解し、それを混合し
て感熱発色層用塗布液を調製し、これをシート上基体に
塗布して、感熱発色層を形成する。その感熱発色層上
に、更に耐熱性、発色・消色の繰り返し耐久性を向上さ
せるために保護層、印刷層などのような被覆層を形成す
ることもできる。
【0030】可逆性感熱記録材料に用いられるシート状
基体は、従来の感熱記録材料に用いられてきた紙(酸性
紙、中性紙を含む)、表面に顔料および/又はラテック
スなどを塗工したコ−テッド紙、ラミネ−ト紙、ポリオ
レフィン系樹脂から作られた合成紙、プラスチックフィ
ルムの他にガラスプレ−ト、導電性ゴムシートなどから
選ぶことができる。このようなシート状基体の少なくと
も1面上に、上記所要成分の混合物を含む塗布液を塗布
し、乾燥して感熱発色層を形成して、感熱記録体を製造
する。感熱発色層の塗布量は、塗布液層が乾燥した状態
で1〜15g/m2であることが好ましく、2〜10g
/m2が特に好ましい。
【0031】画像の記録(発色)、消去(消色)を行う
装置は、使用目的によりサーマルヘッド、恒温槽、加熱
ローラー、熱ペン、面状発熱体などから選択することが
できるが、特にこれらに限定されるものではない。
【0032】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。特に断らない限り、「部」および「%」は、それ
ぞれ「重量部」および「重量%」をあらわす。
【0033】合成例1 N−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n
−ヘキサデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウ
レア(II)の合成 温度計および還流冷却管を装備した三口フラスコにおい
て窒素雰囲気下、n−ヘキサデカンチオール(165
g)をアセトニトリル(1000ml)に溶解する。こ
れに、p−ニトロフェニルイソシアネート(100g)
をゆっくりと加え、さらにピリジン(4ml)を滴下
し、室温で10分間攪拌後、30分間加熱還流する。反
応液を室温に冷却すると結晶が析出するのでこれを濾別
し、アセトニトリルで洗浄すると、p−ニトロフェニル
チオカルバミド酸S−n−ヘキサデシル(250g)を
得た。収率97%。これを濃塩酸(500ml)とエタ
ノール(500ml)に懸濁させ、SnCl2・2H2
(520g)のエタノール溶液(500ml)を滴下す
る。滴下終了後、攪拌下に90℃で2時間加熱する。反
応液を室温に冷却した後、塩酸塩を濾取し、H2O(1
000ml)に懸濁させてトリエチルアミンで中和す
る。これを吸引濾取し、エタノールから再結晶を行い、
p−アミノフェニルチオカルバミド酸S−n−ヘキサデ
シル(200g)を得た。収率86%。これをトルエン
(4000ml)に懸濁し、攪拌しながらp−トルエン
スルホニルイソシアネート(105g)を10分かけて
滴下する。滴下終了後、1時間加熱環流する。反応液を
室温まで冷却すると白色結晶が析出するので、減圧下濾
別する。この結晶をアセトニトリルで洗浄し、減圧乾燥
すると、目的物(282g)が得られる。収率94%で
あった。
【0034】この結晶の分析値は以下の通りであった。1 H−NMR測定(重テトラヒドロフラン中)の結果
(数字はppm):δ=0.88(t,3H),1.2
8(br.s,26H),1.55−1.65(m,2
H),2.39(s,3H),2.89(t,2H),
7.30−7.44(m,6H),7.86(d,2
H),8.34(s,1H),9.18(s,1H); IR測定(KBr錠剤法)の結果:3328,292
8,2864,1702,1651,1552,152
3,1456,1162,1158cm-1
【0035】合成例2 N−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n
−オクタデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウ
レア(III)の合成 化合物(III)も合成例1と同様な方法で得ることが
できた。以下に合成法の具体例を示す。温度計および還
流冷却管を装備した三口フラスコにおいて窒素雰囲気
下、n−オクタデカンチオール(183g)をアセトニ
トリル(1000ml)に溶解する。これに、p−ニト
ロフェニルイソシアネート(100g)をゆっくりと加
え、さらにピリジン(4ml)を滴下し、室温で10分
間攪拌後、30分間加熱還流する。反応液を室温に冷却
すると結晶が析出するのでこれを濾別し、アセトニトリ
ルで洗浄すると、p−ニトロフェニルチオカルバミド酸
S−n−オクタデシル(272g)を得た。収率99
%。これを濃塩酸(500ml)とエタノール(500
ml)に懸濁させ、SnCl2・2H2O(550g)の
エタノール溶液(500ml)を滴下する。滴下終了
後、攪拌下に90℃で2時間加熱する。反応液を室温に
冷却した後、塩酸塩を濾取し、H2O(1000ml)
に懸濁させてトリエチルアミンで中和する。これを吸引
濾取し、エタノールから再結晶を行い、p−アミノフェ
ニルチオカルバミド酸S−n−オクタデシル(231
g)を得た。収率91%。これをトルエン(4000m
l)に懸濁し、攪拌しながらp−トルエンスルホニルイ
ソシアネート(110g)を10分かけて滴下する。滴
下終了後、1時間加熱環流する。反応液を室温まで冷却
すると白色結晶が析出するので、減圧下濾別する。この
結晶をアセトニトリルで洗浄し、減圧乾燥すると、目的
物(326g)が得られる。収率96%であった。元素
分析の結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】1H−NMR測定(重テトラヒドロフラン
中)の結果(数字はppm):δ=0.88(t,3
H),1.29(br.s,30H),1.58−1.
70(m,2H),2.39(s,3H),2.89
(t,2H),7.31−7.44(m,6H),7.
86(d,2H),8.34(s,1H),9.17
(s,1H); IR測定(KBr錠剤法)の結果:3328,294
4,2864,1702,1654,1555,152
0,1453,1158cm-1
【0038】可逆性感熱記録シート製造例1 下記操作により可逆性感熱記録シートを作成した。 (1)分散液Aの調整 成分 量(部) 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7− 20 アニリノフルオラン ポリビニルアルコ−ル 10%液 10 水 70 上記組成物をサンドグラインダーを用い、平均粒径が1
μm以下になるまで粉砕した。 (2)分散液Bの調整 成分 量(部) N−(p−トルエンスルホニル)−N’− 20 〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボ ニルアミノ〕フェニル〕ウレア ポリビニルアルコ−ル 10%液 10 水 70 上記組成物をサンドグラインダーを用い、平均粒径が1
μm以下になるまで粉砕した。
【0039】(3)可逆性感熱発色層の形成 上記A液50部、およびB液200部に、炭酸カルシウ
ム顔料30部、25%ステアリン酸亜鉛分散液20部、
30%パラフィン分散液15部、及び10%ポリビニー
ルアルコール水溶液100部を混合、撹拌し、塗布液を
調製した。この塗布液を、厚さ75μmのポリエステル
フィルム上に、乾燥後の塗布量が5.0g/m2となるよ
うに塗布乾燥することにより可逆性感熱発色層を形成し
た。 (4)スーパーカレンダー処理 上記のようにして得られた試料をスーパーカレンダーに
よって処理し、その感熱層の表面の平滑度を3000〜
5000秒に調整し、可逆性感熱記録シートを得た。
【0040】(5)試験1(発色性試験) 可逆性感熱記録シート製造例1で得られた可逆性感熱記
録シートについて、大倉電機製感熱発色試験機THPM
Dを用いて、印字電圧21.7V、印字パルス1.0m
sの条件で印字した。この印字発色濃度をマクベス反射
濃度計RD−914で測定した。結果を表2に示す。
【0041】(6)試験2(画像保存性試験) 可逆性感熱記録シート製造例1で得られた可逆性感熱記
録シートについて、試験1と同様な条件で印字発色濃度
を測定した後、この発色試料を温度40℃の雰囲気下に
7日間保存し、試験1と同様にして発色部の濃度を測定
した。この時の画像保存率:(40℃で7日間放置後の
発色濃度)/(印字直後の発色濃度)により画像部の保
存性を評価した。結果を表2に示す。 (7)試験3(消色性試験) 可逆性感熱記録シート製造例1で得られた可逆性感熱記
録シートについて、試験1と同様な条件で印字した。こ
の発色試料を熱傾斜試験機(東洋精機製作所製)を用い
て100℃で3秒間加熱した後、試験1と同様にして発
色部の濃度を測定した。結果を表2に示す。
【0042】可逆性感熱記録シート製造例2 可逆性感熱記録シート製造例1と同様にして可逆性感熱
記録シートを作製し、テストを行った。但し、分散液B
の調整にあたり、N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボニルア
ミノ〕フェニル〕ウレアの代わりに、N−(p−トルエ
ンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−オクタデシルチ
オ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレアを加えた。試
験結果を表2に示す。なお、可逆性感熱記録シート製造
例1〜3において画像の発色と消去の繰り返しはいずれ
も可能であった。よって、本発明の化合物を用いた可逆
性感熱記録材料が繰り返し使用に耐えることが確認され
た。
【0043】比較例1 可逆性感熱記録シート製造例1と同様にして可逆性感熱
記録シートを作製し、テストを行った。但し、分散液B
の調整にあたり、N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボニルア
ミノ〕フェニル〕ウレアの代わりに、没食子酸とステア
リルアミンとの塩を加えた。試験結果を表2に示す。
【0044】比較例2 可逆性感熱記録シート製造例1と同様にして可逆性感熱
記録シートを作製し、テストを行った。但し、分散液B
の調整にあたり、N−(p−トルエンスルホニル)−
N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボニルア
ミノ〕フェニル〕ウレアの代わりに、4’−ヒドロキシ
ーn−オクタデカンアニリドを加えた。試験結果を表2
に示す。
【0045】
【表2】
【0046】合成例1および2から明らかなように、本
発明に係るN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボニルアミノ〕
フェニル〕ウレアおよびN−(p−トルエンスルホニ
ル)−N’−〔4−〔(n−オクタデシルチオ)カルボ
ニルアミノ〕フェニル〕ウレアは十分に同定された新規
化合物である。また、表2から明かなように、本発明化
合物を可逆性感熱記録材料の顕色剤として用いることに
よって、従来の染料型可逆性感熱記録材料よりも高い発
色濃度と低い消色濃度を得ることができる。すなわち、
極めてコントラストが高い可逆性感熱記録材料を得るこ
とができ、また得られた可逆性感熱記録材料の発色画像
は、40℃の雰囲気下で7日間保存後においても85%
以上の画像保存率を示しており、本発明化合物を顕色剤
として用いた可逆性感熱記録材料は、極めて高い保存性
を有することが確認された。
【0047】
【発明の効果】本発明のN−(p−トルエンスルホニ
ル)−N’−〔4−〔(n−ヘキサデシルチオ)カルボ
ニルアミノ〕フェニル〕ウレアおよびN−(p−トルエ
ンスルホニル)−N’−〔4−〔(n−オクタデシルチ
オ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウレアは新規化合物
である。さらに本発明化合物を用いて得られる可逆性感
熱記録材料は、従来の顕色剤を用いたものより、発色部
と消色部のコントラストが高く、常温で経時的に安定な
画像が保持可能であって、実用上の価値のきわめて高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆性顕色剤化合物による感熱記録用
染料前駆体の発色(加熱)、発色保持(常温)、消色
(加熱)、消色保持(常温)状態変化を示す説明図。
【符号の説明】
A…常温未発色および消色状態 T2…発色開始温度 C…発色過程 D…発色状態 F…常温発色保持状態 T1…消色温度 G…消色過程

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記化学式(I): 【化1】 〔但し式(I)中、nは15〜17の整数を表す〕によ
    り表されるN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
    〔4−〔(n−アルキルチオ)カルボニルアミノ〕フェ
    ニル〕ウレア。
  2. 【請求項2】前記化学式(I)の化合物が、 N−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n
    −ヘキサデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウ
    レアおよびN−(p−トルエンスルホニル)−N’−
    〔4−〔(n−オクタデシルチオ)カルボニルアミノ〕
    フェニル〕ウレアから選ばれる、請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】下記化学式(I): 【化2】 〔但し式(I)中、nは15〜17の整数を表す〕によ
    り表される少なくとも1種のN−(p−トルエンスルホ
    ニル)−N’−〔4−〔(n−アルキルチオ)カルボニ
    ルアミノ〕フェニル〕ウレアを含む可逆性感熱記録材料
    用顕色剤。
  4. 【請求項4】前記化学式(I)の化合物が、 N−(p−トルエンスルホニル)−N’−〔4−〔(n
    −ヘキサデシルチオ)カルボニルアミノ〕フェニル〕ウ
    レアおよび、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−
    〔4−〔(n−オクタデシルチオ)カルボニルアミノ〕
    フェニル〕ウレアから選ばれる、請求項3に記載の可逆
    性感熱記録材料用顕色剤。
JP7233585A 1995-09-12 1995-09-12 トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤 Pending JPH0977741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233585A JPH0977741A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233585A JPH0977741A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977741A true JPH0977741A (ja) 1997-03-25

Family

ID=16957384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7233585A Pending JPH0977741A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0977741A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888906A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Oji Paper Co., Ltd. Thermosensitive reversible recording material
WO2022255254A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 三菱ケミカル株式会社 可逆熱変色性組成物、該可逆熱変色性組成物を用いた筆記具及び玩具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888906A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Oji Paper Co., Ltd. Thermosensitive reversible recording material
WO2022255254A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 三菱ケミカル株式会社 可逆熱変色性組成物、該可逆熱変色性組成物を用いた筆記具及び玩具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5928988A (en) Thermosensitive reversible recording material
US5702850A (en) Thermosensitive reversible color-developing and disappearing agent
JP2000355578A (ja) 感熱記録体及びそれに用いられる新規ビス(アリールスルホニルアミノカルボニルアミノベンゾエート)化合物
JPH0977741A (ja) トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤
JPH0977738A (ja) トルエンスルホニルウレア系化合物およびそれを含む可逆性感熱記録材料用顕色剤
EP0888906A1 (en) Thermosensitive reversible recording material
JP2666655B2 (ja) 4,4′−ビス(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン
JPH08208593A (ja) トルエンスルホニルウレア系化合物及びそれを含む可逆性感熱記録用顕色剤
JPH08132737A (ja) 可逆的熱発色および消色可能な記録表示材料用顕色剤および記録表示材料
JPH09272261A (ja) 可逆性感熱記録体
JPH1036336A (ja) N−(2−ナフチルスルホニル)−n’−フェニルウレア系化合物及びそれを含む可逆性感熱記録用顕色剤
JPH1058836A (ja) 可逆性感熱記録体
JP4161778B2 (ja) 感熱記録体
JPH1036335A (ja) N−(p−メトキシベンゼンスルホニル)−N’−フェニルウレア系化合物及びそれを含む可逆性感熱記録用顕色剤
JP2000198272A (ja) 可逆性感熱記録体
JP3612746B2 (ja) N−(p−トルエンスルホニル)−N′−(4−ヒドロキシフェニル)ウレア含有感熱記録体
JP2001063226A (ja) 可逆性感熱記録体
JPH08300816A (ja) 可逆性感熱記録体
JP2003019869A (ja) 感熱記録体
JP2002155037A (ja) N,n’−ジドコシルオキサジアミドおよびそれを含む可逆性感熱記録体。
JP2003054138A (ja) 感熱記録体
JP2001205944A (ja) 可逆性感熱記録体
JP3487037B2 (ja) 感熱記録体
JP3304605B2 (ja) 感熱記録体
JPH08295081A (ja) 感熱記録体