JPH0976025A - 板を変形する方法およびそれに適した板 - Google Patents

板を変形する方法およびそれに適した板

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JPH0976025A
JPH0976025A JP2522196A JP2522196A JPH0976025A JP H0976025 A JPH0976025 A JP H0976025A JP 2522196 A JP2522196 A JP 2522196A JP 2522196 A JP2522196 A JP 2522196A JP H0976025 A JPH0976025 A JP H0976025A
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fold line
along
groove
folding
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JP2522196A
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Sjoerd Meijer
シュルト・メイヤー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D11/00Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
    • B21D11/08Bending by altering the thickness of part of the cross-section of the work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地で、手で又は簡単な工具を用いて板を
変形できる方法を提供する。これにより、板の輸送に要
求される容積を低減してコストダウンを可能にする。 【解決手段】 実質的に平らな金属板14を少なくとも
一つの折り曲げ線10,11に沿って折り曲げることに
よって、板14を別の空間的な形状へ変形する。折り曲
げに先立って、折り曲げ線10,11に沿って板14を
弱化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板を少なくとも
一つの折り曲げ線に沿って折り曲げる、板を変形する方
法、および、その目的に適した板に関する。また、この
発明は、この方法に従ってそのような板を製造する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】立体形状を有する製品又は半製品が得ら
れるような折り畳みプレス機を用いて、板を折り曲げ線
に沿って変形するような方法は既に知られている。多く
の場合に、折り曲げ線に沿って手で折り曲げたり、簡単
な工具を用いて折り曲げたりすることができないような
厚さを有する平板が金属から製造されることから、折り
畳みプレス機が必要とされる。しかしながら、板はプラ
スチックのような別の材料からも製造され得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記製品又
は半製品は折り畳みプレス機を用いて完成される。その
結果の形状は、輸送の間、製品又は半製品がぴったり重
なるのには通常は役立たない。そのため、輸送のために
多くの容積が要求され、コストが高くつく。
【0004】別の欠点は、折り畳みプレス機は通常非常
にかさ張り、コストがかかることである。さらに、その
ような装置は板を折り曲げることのみに適し、折り畳み
プレス機をセッティングするようなときなど、折り畳み
プレス機を操作するには専門的な技能や経験が要求され
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述の欠点を
除去し、この部門に、折り曲げに先立って折り曲げ線に
沿って板を弱化することによって区別される方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の方法は、実質的に平らな金属板を
少なくとも一つの折り曲げ線に沿って折り曲げることに
よって、上記板を別の空間的な形状へ変形する方法であ
って、折り曲げに先立って、上記折り曲げ線に沿って上
記板を弱化することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の方法は、請求項1に記載
の方法において、折り曲げに先立って、少なくとも一つ
の曲線を含む少なくとも一つの折り曲げ線に沿って上記
板を弱化することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の方法は、請求項2に記載
の方法において、上記板の折り曲げ後に、上記折り曲げ
線は、分離した平面に全体が位置する少なくとも一つの
曲線を含んでいることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の方法は、請求項2または
3に記載の方法において、少なくとも一つの曲線を含む
上記折り曲げ線に隣接する上記板の各分離した部分面
は、上記板の折り曲げ後に実質的に立体形状を持つこと
を特徴とする。
【0010】請求項5に記載の方法は、請求項1乃至4
のいずれか一つに記載の方法において、上記板の表面
に、上記折り曲げ線に沿って少なくとも一つの細長い溝
を形成することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の方法は、請求項5に記載
の方法において、上記折り曲げ線に沿って、同時に、上
記板の互いに反対の表面に溝を形成することを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の方法は、請求項5または
6に記載の方法において、少なくとも一つの溝を、フラ
イス削り操作または放電加工のような材料除去によって
形成することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の方法は、請求項5、6ま
たは7に記載の方法において、少なくとも一つの溝を、
刻印機または圧力ローラを用いて圧力を加えるような変
形によって形成することを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の方法は、請求項5乃至8
のいずれか一つに記載の方法において、少なくとも一つ
の溝をエッチングによって形成することを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の方法は、請求項5乃至
9のいずれか一つに記載の方法において、少なくとも一
つの溝を、レーザ光を用いて作るような切り込みを作る
ことによって形成することを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の方法は、請求項1乃至
10のいずれか一つに記載の方法であって、塗料又はラ
ッカーのようなコーティングが上記板から形成される物
体に施されている方法において、折り曲げに先立って、
上記板の少なくとも一つの表面に柔軟なコーティングが
施されていることを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の装置は、少なくとも一
つの折り曲げ線に沿って板の折り曲げを可能にするため
に上記板を製造する装置であって、上記板を支持する支
持手段と、上記板を処理する処理手段を備えた装置にお
いて、折り曲げに先立って、少なくとも一つの折り曲げ
線に沿って上記板を弱化するための弱化手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の装置は、請求項12に
記載の装置において、上記弱化手段は、上記板の表面に
少なくとも一つの溝を設ける手段によって形成されてい
ることを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の装置は、請求項12ま
たは13に記載の装置において、上記弱化手段は、上記
板の互いに反対の表面に同時に溝を設ける手段によって
形成されていることを特徴とする。
【0020】請求項15に記載の板は、実質的に平ら
で、金属から製造され、少なくとも一つの折り曲げ線を
含み、その折り曲げ線に沿って別の空間的な形状に折り
曲げ可能である板であって、少なくとも一つの折り曲げ
線に沿って少なくとも一つの弱化部を備えたことを特徴
とする。
【0021】請求項16に記載の板は、請求項15に記
載の板において、少なくとも一つの折り曲げ線が曲線を
含むことを特徴とする。
【0022】請求項17に記載の板は、請求項15また
は16に記載の板において、上記板の表面に弱化部を形
成する少なくとも一つの溝を有することを特徴とする。
【0023】請求項18に記載の板は、請求項15、1
6または17に記載の板において、上記板の互いに反対
の表面に弱化部を形成する溝を有することを特徴とす
る。
【0024】請求項19に記載の板は、請求項15乃至
18のいずれか一つに記載の板において、上記板の少な
くとも一つの表面に柔軟なコーティングを有することを
特徴とする。
【0025】この発明の方法によって、立体形状を有す
る製品又は半製品を製造するのに適した平らな状態で板
を輸送することが可能となり、これにより、輸送に要求
されるスペースが少なくなる。この場合、製品又は半製
品は、目的地で、手で又は簡単な工具を用いて、折り曲
げ線に沿って板の各部分を折り曲げることによって形成
することができる。平らな状態で板の輸送コストが低く
なるので、配達のエリアを広くすることができる。
【0026】この発明の方法の別の利点は、この場合、
他の目的にも適した機械を使用できることである。その
ような装置は、少なくとも通常はかさ張らない。
【0027】また、この発明の方法において要求され
る、切断機、刻印機、圧力ローラのような機械の操作
は、そのために専門的な技能や経験があまり要求されな
いことから、容易に自動化される。したがって、セッテ
ィング時間が短く又は全く含まれない簡単な操作とな
る。この結果として、非常に短い納期で操作することが
可能となり、少量生産のコスト性が良くなる。
【0028】さらに、この発明により製造される平板
は、折り曲げ後に、大きなかたまり又は物体を封じるこ
とができる。ダクト、ブロックその他の閉じた形状を瞬
時に製造することができる。
【0029】最後の利点は、この発明によって配置され
た折り曲げ線で平板を折り曲げることによって、湾曲し
た面を有する製品又は半製品が製造され得ることであ
る。これは、上記板が少なくとも一つの曲線を含む少な
くとも一つの折り曲げ線にそって弱められるからであ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】図面において、図1は、この発明の方法に
より生産された半製品の実施形態としての、棚システム
のための金属棚を透視したところを示し、図2は、図1
に示した棚を製造するための、折り曲げ線を有する金属
板を上方から見たところを示し、図3は、この発明の方
法の実施形態によって弱化部が設けられている金属板の
断面を示し、図4は、この発明の方法の別の実施形態に
よって弱化部が設けられている金属板の断面を示し、図
5は、両側に弱化部を持つ金属板の横断面を示し、図6
は、曲線を含む折り曲げ線を有する一実施形態の板を上
方から見たところを示し、図7は、図6に示した板を折
り曲げることによって得られた物体の形状を透視したと
ころを示し、図8は、曲線を含む折り曲げ線を有する別
の実施形態の板を上方から見たところを示し、図9は、
図8に示した板を折り曲げることによって得られた物体
の形状を透視したところを示し、また、図10は、両側
に弱化部を持つ金属板の横断面を示している。
【0032】これらの図において、対応する要素は対応
する参照数字で示している。
【0033】図1に示す棚システムのための金属棚は、
プラトー(plateau)1と、エッジ(edge)2と、スト
リップ(strip)3とを備えている。エッジ2はプラト
ー1に対して折り畳まれ、ストリップ3はエッジ2に対
して折り畳まれている。その結果、プラトー1のみが棚
を受ける棚システムの支え(図示せず)上に置かれた場
合に比して、この棚はより大きな頑丈さを持っている。
この棚は、エッジ2内およびストリップ3内に切り込み
によって形成された、棚システムの支えを受けるための
通路4を有している。
【0034】図2に示す金属板14は折り曲げ線10,
11を有している。上記棚のプラトー1に対応する金属
板14の部分は折り曲げ線10に沿った折り曲げによっ
て形成され、エッジ2およびストリップ3に対応する金
属板14の部分は折り曲げ線11に沿った折り曲げによ
って形成される。
【0035】エッジ2およびストリップ3に対応する板
14の部分には、相互に対向するエッジに、折り曲げ線
10,11に沿った板14の折り曲げ後に図1に示した
通路4を形成する切り込み5が設けられている。
【0036】図1に示す多数の棚の輸送が図2に示す同
じ数の板14の輸送に比してかなり大きい体積を占める
ことは明らかである。
【0037】製品、図1,図2では棚が、要求される強
度を持つように、図2に示すような板は通常0.5mm
よりも厚いものである。この発明の方法によって、その
ような厚さの金属板には、折り曲げ線10,11に沿っ
て、後述する弱化部が設けられる。これらの弱化部を設
けた結果として、板14は、手で又は簡単な工具を用い
て、折り曲げ線10,11に沿って折り曲げ可能とな
る。その結果、この発明の方法に従った処理の後、板1
4を平らな状態で輸送でき、かつ目的地で折り曲げによ
って製品を形作ることができる。
【0038】図3の断面に示すように、金属板14の両
側に、ラッカー層15によって形成された柔軟なコーテ
ィングが施されている。板14には、このラッカー層1
5を施すのに先立って、弱化部を形成する溝16,17
が設けられている。この図に示す板14には、溝16,
17が板14上のフライス削り操作にており、溝16,
17を形成するために異なる主軸頭が使用されている。
溝16,17は、上記板に、手で又は簡単な工具を用い
て板14の折り曲げが可能となるような深さまで形成さ
れている。ただし、折り曲げによって形成されるエッジ
の強度は十分に確保されている。
【0039】さらに、上記溝は、折り曲げ線に隣接する
板の各部分が互いに対して折り曲げ可能である角度がこ
の溝の形状によって定められるように形成されているの
が望ましい。例えばU字状の溝17の側壁は、予め定め
られた角度の折り曲げの後、幾つかの点で互いに密着し
て、それ以上の折り曲げは不可能となる。V字状の溝1
6の場合、板の折り曲げ状態ではこれらの溝16の側壁
の全体が互いに密着して、もう一度さらに折り曲げるこ
とは不可能となる。
【0040】上述のフライス削り操作に加えて、板上に
溝を設けるために、放電加工のような他の材料除去操作
を実行することもできる。
【0041】図4に示す板14には、圧力ローラ又は刻
印機を用いて板14の面に圧力を加えることにによっ
て、弱化部を形成する溝18が形成されている。それ
故、溝18は変形によって設けられている。溝を非常に
正確に形成することが要求される場合は、板をエッチン
グすることもできる。さらに、レーザを用いて板に切り
込みを形成することもできる。そのとき殆どの場合、切
り込みの深さを制御するために、板の冷却が行われる。
【0042】この発明の別の実施形態では、一つの折り
曲げ線に沿って一つ以上の溝が設けられる。このとき、
これらの溝は、折り曲げ線の直近、又は板の互いに反対
の側で折り曲げ線上に設けられる。これらの溝の形成
は、それを同時に実現するのが好ましい。
【0043】図5に示す実施形態では、二つの溝19が
板の互いに反対の表面に形成されている。コーティング
15を有する板14を矢印Aで示す向きに折り曲げる場
合、破線で示す形状が結果として得られる。この発明の
この実施形態は、板内のこのように形成されたエッジで
外へ向いている面の変形が、板14の片側に溝が設けら
れている場合の変形よりも非常に少なく、従って強度を
より大きくできるという利点を持つ。また、互いに反対
の表面に溝19を有する板14は、矢印Aで示す向きに
もその反対の向きにも折り曲げることができる。
【0044】また、一つの折り曲げ線に沿って形成され
た二つ又は二つ以上の平行な溝が、板の一つの面に設け
られ得る。このとき、各溝に沿って小さい角度だけ折り
曲げることによって、折り曲げ後に板が或る半径を持っ
て緩やかに曲がるように、板を形成することができる。
【0045】図6に示す板は、この発明の方法によって
処理された板の一実施形態であり、折り曲げ線21が曲
線を含んでいる。ここに示す実施形態では、折り曲げ線
21の形状は、正弦関数の全周期の形状に対応してい
る。正弦関数の形状は、図中にさっと書かれた線で示さ
れており、それぞれが一つの折り曲げ線21に対応して
いる。
【0046】図7に示す物体22は、折り曲げ線21に
沿って板20を折り曲げることによって得られる。板2
0の折り曲げ後には、折り曲げ線21は物体22のエッ
ジ23を形成している。この図に示す物体22の形状
は、折り曲げ線が曲線を含んでいる本発明の原理を明瞭
にするのに用いられるランダムな形状である。
【0047】折り曲げ後にエッジ23を形成する板20
内の折り曲げ線21の形状に関する限定は、エッジが二
次元形状、すなわち、図示の形状では物体22が四つの
分離して接触する平面を持ち、それぞれがエッジ23を
完全に含んでいるという要求にある。別の要求は、折り
曲げ線21は、エッジ23に隣接する物体22の曲面が
面内で過度の張力なしに形成され得るように、緩やかに
折り曲げられなければならないことである。ただし、折
り曲げ線が上述の要求に応じない形状を有する物体を製
造するためには、張力を緩和するために、物体のこれら
の面に切り込みを設けることもできる。また、隣り合う
折り曲げ線の形状は、上述のような過度の張力を避ける
ために、互いに正確に関連していなければならない。
【0048】図8に示す板29には、この発明の方法に
よって板内に設けられた折り曲げ線26と、切り込み2
7とが設けられている。この板29は、折り曲げ線26
と切り込み27によって、分離した部分面24,25お
よび28に分割されている。図9に示す物体30は上記
板29を折り曲げ線26に沿って折り曲げることによっ
て製造される。この図に示す物体30の形状は、折り曲
げ線が曲線を含んでいる本発明の原理を明瞭にするのに
用いられるランダムな形状である。折り曲げ線26に沿
って板29を折り曲げることによって、折り曲げ線26
は物体30のエッジ31を形成する。板29の折り曲げ
後に、板29の分離した部分面24、25および28
が、それぞれ上面24,側面25および固着用ストリッ
プを形成する。各固着用ストリップ28は、この分野で
公知の多くの方法の一つによって、対応する側面25の
後側に固定される。主に、図8で右上から左下へ板29
を湾曲して走る湾曲した折り曲げ線の結果として、上面
24と右側の側面25は図9において湾曲している。
【0049】図10に示す実施形態では、二つの溝3
2,33が板14の互いに反対の表面に、折り曲げ線に
沿って形成されている。コーティング15を有する板1
4を矢印Aで示す向きに折り曲げる場合、破線で示す形
状が結果として得られる。この発明のこの実施形態は、
このように形成されエッジで外へ向いている面に沿った
応力が最小になるという利点を持っている。
【0050】ここで示したこの発明の実施形態における
板14の形状は、例えばレーザ装置(図示せず)によっ
て例えば溝33を形成する切り込みを作り、続いて、溝
33と反対の板14の表面に圧力を加えて溝32を形成
するとともに溝33を開くことによって実現することが
できる。
【0051】この発明の範囲内で、ぴったり重なる半製
品が形成されるように、折り畳みプレス機を用いて複数
の真っすぐな折り曲げ線に沿って金属板を折り曲げるこ
とも可能である。それは、最終的に形成されるべき製品
又は半製品の頑丈さを増す。ここで、溝のような弱化部
が、この発明により残りの折り曲げ線に沿って設けられ
る。目的地で、手で又は簡単な工具を用いて、これらの
折り曲げ線に沿って折り曲げることによって、製品又は
半製品を形成できるようにである。
【0052】以上では、この発明による弱化部の実施形
態として溝のみを述べた。しかしながら、この発明の範
囲内で、弱化部を他の態様にすることもできる。例え
ば、板内に柔軟な又は撓むことができるストリップが形
成されるように、板の材料に添加物を設けても良い。ま
た、手で曲げられる柔軟性を出させるように、板に加熱
−冷却処理を施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の方法により生産された半製品の実
施形態としての、棚システムのための金属棚を示す透視
図である。
【図2】 図1に示した棚を製造するための、折り曲げ
線を有する金属板を上方から見たところを示す図であ
る。
【図3】 この発明の方法の実施形態によって弱化部が
設けられている金属板を示す断面図である。
【図4】 この発明の方法の別の実施形態によって弱化
部が設けられている金属板を示す断面図である。
【図5】 両側に弱化部を持つ金属板を示す横断面図で
ある。
【図6】 曲線を含む折り曲げ線を有する一実施形態の
板を上方から見たところを示す図である。
【図7】 図6に示した板を折り曲げることによって得
られた物体の形状を示す透視図である。
【図8】 曲線を含む折り曲げ線を有する別の実施形態
の板を上方から見たところを示す図である。
【図9】 図8に示した板を折り曲げることによって得
られた物体の形状を示す透視図である。
【図10】 両側に弱化部を持つ金属板を示す横断面図
である。
【符号の説明】
10,11,21,26 折り曲げ線 14,20,29 板 16,17,18,19,32,33 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23F 4/00 C23F 4/00 A

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平らな金属板を少なくとも一つ
    の折り曲げ線に沿って折り曲げることによって、上記板
    を別の空間的な形状へ変形する方法であって、 折り曲げに先立って、上記折り曲げ線に沿って上記板を
    弱化することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 折り曲げに先立って、少なくとも一つの曲線を含む少な
    くとも一つの折り曲げ線に沿って上記板を弱化すること
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 上記板の折り曲げ後に、上記折り曲げ線は、分離した平
    面に全体が位置する少なくとも一つの曲線を含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の方法におい
    て、 少なくとも一つの曲線を含む上記折り曲げ線に隣接する
    上記板の各分離した部分面は、上記板の折り曲げ後に実
    質的に立体形状を持つことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    方法において、 上記板の表面に、上記折り曲げ線に沿って少なくとも一
    つの細長い溝を形成することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、 上記折り曲げ線に沿って、同時に、上記板の互いに反対
    の表面に溝を形成することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の方法におい
    て、 少なくとも一つの溝を、フライス削り操作または放電加
    工のような材料除去によって形成することを特徴とする
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項5、6または7に記載の方法にお
    いて、 少なくとも一つの溝を、刻印機または圧力ローラを用い
    て圧力を加えるような変形によって形成することを特徴
    とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか一つに記載の
    方法において、 少なくとも一つの溝をエッチングによって形成すること
    を特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9のいずれか一つに記載
    の方法において、 少なくとも一つの溝を、レーザ光を用いて作るような切
    り込みを作ることによって形成することを特徴とする方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一つに記
    載の方法であって、塗料又はラッカーのようなコーティ
    ングが上記板から形成される物体に施されている方法に
    おいて、 折り曲げに先立って、上記板の少なくとも一つの表面に
    柔軟なコーティングが施されていることを特徴とする方
    法。
  12. 【請求項12】 少なくとも一つの折り曲げ線に沿って
    板の折り曲げを可能にするために上記板を製造する装置
    であって、上記板を支持する支持手段と、上記板を処理
    する処理手段を備えた装置において、 折り曲げに先立って、少なくとも一つの折り曲げ線に沿
    って上記板を弱化するための弱化手段を備えたことを特
    徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、 上記弱化手段は、上記板の表面に少なくとも一つの溝を
    設ける手段によって形成されていることを特徴とする装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の装置に
    おいて、 上記弱化手段は、上記板の互いに反対の表面に同時に溝
    を設ける手段によって形成されていることを特徴とする
    装置。
  15. 【請求項15】 実質的に平らで、金属から製造され、
    少なくとも一つの折り曲げ線を含み、その折り曲げ線に
    沿って別の空間的な形状に折り曲げ可能である板であっ
    て、 少なくとも一つの折り曲げ線に沿って少なくとも一つの
    弱化部を備えたことを特徴とする板。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の板において、 少なくとも一つの折り曲げ線が曲線を含むことを特徴と
    する板。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の板にお
    いて、 上記板の表面に弱化部を形成する少なくとも一つの溝を
    有することを特徴とする板。
  18. 【請求項18】 請求項15、16または17に記載の
    板において、 上記板の互いに反対の表面に弱化部を形成する溝を有す
    ることを特徴とする板。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至18のいずれか一つに
    記載の板において、上記板の少なくとも一つの表面に柔
    軟なコーティングを有することを特徴とする板。
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