JPH0969155A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH0969155A
JPH0969155A JP8177277A JP17727796A JPH0969155A JP H0969155 A JPH0969155 A JP H0969155A JP 8177277 A JP8177277 A JP 8177277A JP 17727796 A JP17727796 A JP 17727796A JP H0969155 A JPH0969155 A JP H0969155A
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data
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JP8177277A
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Hideaki Shimizu
秀昭 清水
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元のメモリプレーンに対して任意の方向
から書き込み、任意の方向から読み出すという制御を連
続的に行うことができる画像処理装置及びその方法を提
供する。 【解決手段】 2次元方向の広がりを有するイメージプ
レーンから転送された画像データを、同じく2次元方向
の広がりを有するメモリプレーンへ連続的に書き込んだ
り、該メモリプレーンより画像データを連続的に読み出
す際、イメージプレーン内の所定単位ブロックの画像デ
ータをアクセスするための第1のアドレスを第2のアド
レスに変換する。そして、上記の単位ブロックの画像デ
ータを1行分の画像データとして、第2のアドレスにて
指定されるメモリプレーンの1行分の記憶領域に格納す
る。さらに、1行分の記憶領域に格納された画像データ
を、メモリプレーンの行方向に読み出すことで、上記の
単位ブロックに対応する画像データに所定の画像処理を
施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、2次元画
像データを記憶し、その記憶した画像データの回転処
理、鏡像処理等を高速に行うことが可能な画像処理装置
及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データの高解像度化や画像デ
ータを処理する装置の処理スピードの向上に伴い、画像
データ処理装置における画像データの転送速度が急激に
高速化している。またそれとは別に、画像データの保存
や編集加工の目的で使用される画像メモリが処理装置内
に必須のものとなりつつある。このような現状に対し、
メモリに対してデータの書き込み・読み出しを行う速度
を高速度化して、それを画像データ転送速度と同等のも
のとするのは困難と考えられており、そのためには高速
なメモリアクセスが必要である。
【0003】そこで、メモリに対する高速アクセスを実
現するために、メモリデバイス側でも様々な機能が考え
出され製品化されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記憶し
た画像データを回転したり鏡像を作り出したりする画像
の編集、加工を行う場合には、従来のアクセス速度はま
だ不十分である。すなわち、メモリデバイスは一般的に
2次元の空間であるメモリプレーンを持つ構成になって
いるが、画像の編集、加工を行う場合には、連続した画
像データを、メモリプレーンに対して任意の方向から書
き込み、任意の方向から読み出すという制御を連続的に
行うことが必要である。
【0005】ところが、高速アクセス可能なメモリデバ
イスでは、行方向の連続アクセスは非常に高速になって
きているが、列方向の連続アクセスは構造上の問題で困
難となっている。そのためメモリプレーンに対して任意
の方向から書き込み、任意の方向から読み出すという制
御を高速でかつ連続的に行うことができないという問題
がある。
【0006】本発明は、上述の問題に着目してなされた
ものであり、入力した画像から見てメモリプレーンに対
して任意の方向から書き込み、任意の方向から読み出す
という制御を連続的に行い、例えば記憶した画像データ
を回転したり鏡像を作り出したりする画像の編集、加工
を高速で行えるようにした画像処理装置及びその方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、2次元方向の広がりを有する画像データ
を、記憶手段へ書き込み、また該記憶手段より画像デー
タを読み出す画像処理装置において、所定単位ブロック
の画像データを、前記記憶手段において1行分の画像デ
ータとして格納するためのアドレスを設定する設定手段
と、前記1行分の画像データを、前記設定手段で設定し
たアドレスにて指定される前記記憶手段の1行分の記憶
領域に格納する格納手段とを備える。
【0008】また、他の発明は、2次元方向の広がりを
有する画像データを、記憶手段へ書き込み、また該記憶
手段より画像データを読み出す画像処理方法において、
所定単位ブロックの画像データを、前記記憶手段におい
て1行分の画像データとして格納するためのアドレスを
設定する設定工程と、前記1行分の画像データを、前記
設定工程で設定したアドレスにて指定される前記記憶手
段の1行分の記憶領域に格納する格納工程とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態にかかる画
像データ記憶装置の要部の構成を示すブロック図であ
り、この画像データ記憶装置10は、後述するように画
像データの構造を変換する構造変換部2と、画像データ
を記憶する画像記憶部4と、画像データの回転・鏡像処
理を行う配置転換部6と、画像転送構造を再びもとの2
次元構造に変換する逆構造変換部8とを備える。
【0011】同図において、1は不図示の外部装置、例
えば、原稿リーダ、パーソナルコンピュータより当該装
置に入力される画像データであり、ここではデジタル画
像データがラスター方式で転送される。
【0012】図2は構造変換部2の内部構成を示すブロ
ック図である。構造変換部2は、図2に示すように1画
素8ビットの入力画像データ1を128ビットの出力画
像データ3として出力し、転送速度を入力データの1/
16に低下させる。
【0013】この構造変換部2はラインバッファ20
1,202,203,204からなり、1ライン毎に遅
延させた4ライン分の画像データを作り出すバッファ2
21と、この4ライン分のラインバッファと同じ構成を
持つラインバッファ205,206,207,208か
らなるバッファ222と、データセレクタ211と、シ
リアル/パラレル変換器213を備えている。
【0014】バッファ221,222は、一方が入力デ
ータ1と同じ転送時間で4ライン遅延動作を行っている
最中に、他方のバッファからは、入力データ1に比べ1
/4の転送速度で4ライン分のデータを同時に32ビッ
トデータ209,210として読み出す動作のみを行
い、これらの動作を交互に継続して行っている。セレク
タ211は、4ライン毎にデータ209,210を切り
替えることで1/4の速度変換動作を連続的に行う。
【0015】シリアル/パラレル変換器213は、入力
データ1に比べ転送速度が1/4の画像データ212
(32ビットデータ)を128ビットデータに変換する
ことで、さらに1/4の転送速度変換動作を行う。
【0016】このようにして、8ビットの入力データ1
が128ビットのデータ3に変換されるので、入力デー
タ1に比べ1/16の転送速度で、4ライン×4画素分
の画像データを1データ(1ブロック)として扱うこと
が可能となる。
【0017】ここでは4×4の画像データを1アクセス
データとすることで転送速度を1/16にしたが、この
比率は入力画像の転送速度とメモリアクセス時間の関係
から決まるものである。すなわち、2×2の画像データ
により1/4の転送速度変換ですむ場合もあれば、8×
8の画像データにより1/64の転送速度を実現しなく
てはならない場合もあるが、これらの場合についてもこ
こに示した方法と同様の方法で転送速度の変換を実現可
能である。
【0018】このように構造変換部2により転送速度を
遅くすることにより、次段の画像記憶部4でのメモリ書
き込み/読み出しサイクルを行うことが可能になる。
【0019】図3は画像記憶部4の内部構成を示すブロ
ック図である。画像記憶部4は、図3に示すように、2
次元のメモリプレーンを有するメモリ104と、メモリ
104のアドレスカウンタ107、108と、アドレス
カウンタ107、108の所定のビットを選択するアド
レスセレクタ109と、メモリプレーンの変換を行うメ
モリプレーンコンバータ110と、128ビットデータ
が入力されるバッファ115、116と、バッファ11
5、116の出力を選択するセレクタ117と、メモリ
104に対するデータの書き込み・読み出しの切り換え
を行うデータセレクタ105と、メモリ104から読み
出されたデータを一時的に記憶するバッファ120、1
21と、バッファ120、121の出力を選択するセレ
クタ122と、データセレクタ105、メモリプレーン
コンバータ110、アドレスセレクタ109及びアドレ
スカウンタ107、108の制御を行うコントローラ1
06とを備える。
【0020】コントローラ106は、アドレスカウンタ
107、108のいずれか一方のカウンタ値がメモリ1
04の水平方向のアドレスとなり、他方のカウンタ値が
垂直方向のアドレスとなるように、アドレスセレクタ1
09を制御する。
【0021】また、コントローラ106は、カウンタ1
07、108に任意に初期値をロードすること及びそれ
ぞれ独立にアップ/ダウンを選択することが可能であ
り、メモリ104に対する書き込み画像データ118と
読み出し画像データ119のアクセスは、コントローラ
106に制御されたデータセレクタ105が行う。
【0022】メモリプレーンコンバータ110は、イメ
ージプレーンのアドレス情報をメモリアドレスに変換す
る処理を行う。この変換処理は、2次元方向の空間を持
つ画像領域を、メモリプレーンを構成する列と行の内、
1行のメモリ領域に割りふるためのアドレスビットの入
れ替えを行う処理である。
【0023】図4は、上記の変換処理の内容を説明する
ための図であり、同図において701、702は、アド
レスカウンタ107、108のそれぞれのカウンタビッ
ト列である。また、703、704は、変換後の行アド
レス及び列アドレスのビット列を示す。変換処理は以下
のように行う。
【0024】カウンタ107のビット0から4を行アド
レス703のビット0から4に置き換え、カウンタ10
8のビット0から4を行アドレス703のビット5から
9に置き換えるとともに、カウンタ107のビット5か
ら9を列アドレス704のビット0から4に置き換え、
カウンタ108のビット5から9を列アドレス704の
ビット5から9に置き換える。
【0025】そこで、1画素8ビットとして、4ライン
×4画素分の画像データを1つのブロックとした場合、
この置換処理により、図4の右側に示すようにイメージ
プレーン705の32×32個分のデータがメモリプレ
ーン706の1行記憶領域である1024×1に割り振
られる。つまり、1ライン毎に入力される画像データ
を、32×32ブロックが1行となる(1024×1)
ように、メモリプレーンに格納する。この場合、イメー
ジプレーン705の画像はすでに1データが1/16画
素分のデータであるために、ここでは最大4096×4
096画素の画像データまで記憶できる。例えば4Me
ga−byteDRAMの4ビット、1024×102
4プレーンタイプを使用する場合、1アクセスサイクル
で記憶するデータは128ビットなので、ここに示すメ
モリプレーンを形成するためには32個のDRAMを同
時に動作させる。さらに大きな画像サイズが必要な場合
にはこのようなメモリプレーンを複数用意し、バンク切
替を行うことで容易に実現できる。
【0026】また、図4ではメモリプレーンの1行デー
タに書き込むために画像データの32×32個分を置き
換えたが、この置き換えは1行を構成するビット数に制
約される。ここでは1行を構成するビット数が1024
ビットなのでその約数である32という数値を基準単位
とした例を示した。
【0027】図5に8×128というイメージプレーン
を当てはめた例を示すが、この場合にも行アドレス90
3、列アドレス904は図4で示したものと同様の手法
を用いて変換できる。即ち、カウンタ107のビット0
から2を行アドレス903のビット0から2に置き換
え、カウンタ108のビット0から6を行アドレス90
3のビット3から9に置き換えるとともに、カウンタ1
07のビット3から9を列アドレス904のビット0か
ら6に置き換え、カウンタ108のビット7から9を列
アドレス904のビット7から9に置き換える。
【0028】また、使用するメモリデバイスによっても
メモリプレーンの構成ビット数が異なる。例えば、16
Mega−byteDRAMの8ビット単位のもので
は、2048×1024というタイプもあるが、基本的
に前述したように、行を構成するビット数の約数単位で
アドレス変換を行うことができる。
【0029】このメモリプレーン変換を行うに当り、メ
モリの行ビット数による制約の他にメモリが許容できる
アクセス時間とハード規模による制約があるが、本実施
の形態ではバッファ115,116及び120,121
によって、その制約を克服している。
【0030】図3の画像記憶部4に入力される画像デー
タ3は、8個のデータ毎にデータをラッチするバッファ
115,116に入力される。これらのバッファ11
5,116はダブルバッファを構成する。ダブルバッフ
ァとしてのバッファ115,116には、交互に8個の
データを書き込み、片方のバッファに書き込んでいる最
中は、もう一方のバッファから、書き込みと違うタイミ
ングで読み出しを行っており、読み出したデータはセレ
クタ117で選択される。
【0031】さらにデータセレクタ105ではメモリプ
レーンへの書き込み側を選択してセレクタ117で選択
したデータをメモリ104に書き込む。そのタイミング
を図6を用いて説明する。図6のタイミングチャート
は、メモリに対して画像データの書き込みと読み出しを
同時に連続して行うために、時分割で処理する場合のも
のである。すなわち、画像記憶部4に入力される画像デ
ータ3は、801に示す転送タイミングで連続して転送
されている。ここに示すデータは、例えばバッファ11
5に、ここに示すタイミングで書き込まれ、一方バッフ
ァ116からはその前に書き込まれた8個のデータが読
み出される。その読み出しタイミングは、メモリアクセ
スデータ823の8個のデータ824に示すようにな
る。そのデータ823に合わせて、メモリアクセスアド
レス804をメモリ104に対して与える。805はこ
れから書き込みアクセスするメモリ104の列アドレス
で、806〜813まではその行アドレスである。ここ
ではメモリプレーンの1行を32×32のイメージプレ
ーンに割り振っているため、32の約数単位でのアクセ
スが必須となり、ここでは8個単位でデータをアクセス
している。
【0032】同様に読み出しアクセスに関しても、81
4はこれから読み出しアクセスするメモリ104の列ア
ドレスで、815〜822まではその行アドレスを示
す。それから825に示す8個のデータが、メモリ10
4から読み出された画像データ119である。826に
示すタイミングによりデータセレクタ105を切り替え
る。この読み出された画像データ119はさらにバッフ
ァ120,121によって、801に示す外部アクセス
タイミングに変換する。
【0033】回転・鏡像処理を行うための配置変換部6
は、図8に示すように、あらかじめデータビットを入れ
換えた8種類の入力画像データから1つを選択するセレ
クタ6aのみで構成され、画像データ記憶部4から読み
出した128ビットの画像データ5の各ビットが本来持
っている1〜16(図7の1001)までの位置情報を
変えることにより、図7に示すように、4×4の正方形
画像の回転・鏡像処理を行う。
【0034】なお、この処理により読み出しと同時に画
像の回転方向や鏡像処理の有無を任意に設定できるが、
この配置変換部6は画像データ記憶部4の前段に配置し
てもよい。
【0035】次に画像転送構造を再び4×4の2次元構
造に変換するための逆構造変換部8を、図9を参照して
説明する。逆構造変換部8は、4つのシリアル/パラレ
ル変換器601a〜601dと、ラインバッファ604
〜607及びセレクタ612a〜612cから成るバッ
ファ602と、バッファ602と同様に構成されたバッ
ファ603と、セレクタ615とを備えている。
【0036】入力される128ビットの画像データ7
は、4つのシリアル/パラレル変換器601a〜601
dによって、32×4から8×4の信号形態に変換され
る。この変換により、画像データの転送速度は入力デー
タ7の転送速度の4倍になる。次にダブルバッファ60
2,603によって、さらに4倍の転送速度に変換さ
れ、結果として、画像データ1の転送速度と同じ転送速
度となる。シリアル/パラレル変換器601a〜601
dから出力される画像データはそれぞれラインバッファ
604〜607に書き込まれる。4ライン分が書き込ま
れた後は、ラインバッファ606の出力がラインバッフ
ァ607に入力されるように、同様にラインバッファ6
05の出力がラインバッファ606に入力され、ライン
バッファ604の出力がラインバッファ605に入力さ
れるようにセレクタ612a〜612dにより切り替え
られる。
【0037】それと同時にラインバッファ607からは
書き込み時の4倍速度で読み出し、その間にバッファ6
03の4つのラインバッファ608〜611へ書き込み
動作を行う。この動作を、セレクタ615を切り換える
ことにより、ダブルバッファ602,603について交
互に行い、構造変換部2で行った変換の逆変換が連続的
に行われる。
【0038】以上の処理を繰り返し行うことで、入力し
た画像データ全体について32×32個のブロック単位
に1024×1の形態で画像データを記憶させ、行方向
のアクセスのみによる読み出しができる。ただし、列間
(次の32×32個のブロック)では当然ながら列方向
のアクセスとなる。
【0039】4×4のブロック内の回転・鏡像処理につ
いては、図7、図8を用いて説明したが、以下、画像全
体の回転・鏡像処理について説明する。
【0040】画像記憶部4内は、2つのアドレスカウン
ター107,108を持つ。これらは画像データの、水
平方向アドレス、垂直方向アドレスに対応している。上
記と同様、コントローラ106からの制御信号により、
どちらのカウンターが水平方向アドレスカウンターか、
また各カウンターはアップカウンターか、ダウンカウン
ターかを選択する。これにより画像データの90度、1
80度、270度の回転処理と、水平方向または垂直方
向の鏡像処理を行う。
【0041】具体的には、図10に示すアドレス制御テ
ーブルよりカウンター等の選択をすることにより、回転
・鏡像処理を行う。なお、ここでは、水平方向アドレス
カウンターをH、垂直方向カウンターをV、アップカウ
ンターをU、ダウンカウンターをDとする。また、後段
の画像データ配置変換部6で行うブロック内の位置変換
を図7に示すtypeで記述する。
【0042】90度回転の場合のアドレス制御を、図4
を用いて説明する。読み出し時に開始ポイントとなる画
像データの右上部分に注目すると、画像アドレスとメモ
リーアドレスの関係は以下のようになる。
【0043】 メモリー書き込みアドレス 画像アドレス(H,V) メモリーアドレス(行,列) 000,000 → 000,000 001,000 → 001,000 002,000 → 002,000 ・・・ → ・・・ 01E,000 → 01E,000 01F,000 → 01F,000 020,000 → 000,001 ・・・ → ・・・ 3FC,000 → 01C,01F 3FD,000 → 01D,01F 3FE,000 → 01E,01F 3FF,000 → 01F,01F ・・・ → ・・・ 3FC,001 → 03C,01F 3FD,001 → 03D,01F 3FE,001 → 03E,01F 3FF,001 → 03F,01F ・・・ → ・・・ 3FC,002 → 05C,01F 3FD,002 → 05D,01F 3FE,002 → 05E,01F 3FF,002 → 05F,01F メモリー読み出しアドレス(前記アドレス制御テーブル90度回転に従う) 画像アドレス(H,V) メモリーアドレス(行,列) 000,3FF → 3E0,3E0 000,3FE → 3C0,3E0 000,3FD → 3A0,3E0 000,3FC → 380,3E0 ・・・ → ・・・ 001,3FF → 3E1,3E0 001,3FE → 3C1,3E0 001,3FD → 3A1,3E0 ・・・ → ・・・ 002,3FF → 3E2,3E0 002,3FE → 3C2,3E0 002,3FD → 3A2,3E0 ・・・ → ・・・ この様にアドレス制御を行うことで画像回転を行う。つ
まり、このメモリー制御の場合に32の公約数単位、本
実施の形態で説明した8データ単位でメモリーアクセス
を行うことで、常にメモリーの行方向のみで連続アクセ
スを行うことになる。つまり、画像回転に伴うV方向
(入力された画像データから見て)の連続アクセスにお
いても、32×32個分のブロックにおいてはメモリー
の行方向のみの高速アクセスモードが使える。
【0044】以上のように、例えば図4のイメージプレ
ーン705の32×32個分のブロックの画像データ
が、メモリプレーン706の高速アクセス可能な1行記
憶領域(1024×1)に格納されるようにアドレス変
換が行われるので、イメージプレーン705においては
水平方向又は垂直方向のいずれの方向からも画像データ
の高速アクセスが可能となる。つまり、画像記憶部3内
の32×32(1024×1)個のブロックについて1
つのブロック(4×4)内は配置変換部6により回転、
鏡像等の処理を行い、32×32個のブロック単位で
は、行方向のアクセスのみの読み出しを行い、これを繰
り返すことによりその結果、画像の回転処理や鏡像処理
等を高速に行うことができる。以上の実施の形態では、
書込み開始アドレス(000,000)、読み出し開始
アドレス(000,3FF)として、読み出し時に回転
鏡像を行う方法を述べた。同様の方法で、例えば書込み
開始アドレス(000,3FF)、読み出し開始アドレ
ス(000,000)で270度回転を行うように書込
み時に回転鏡像を行うことができる。このように処理さ
れた画像はプリンタやディスプレイ等の出力装置で可視
出力される。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、2
次元方向を持つ画像プレーンに対応する画像データを、
メモリプレーンの高速アクセス可能な方向の一方向の記
憶領域に格納すべくアドレス変換が行われるので、メモ
リプレーンに対して任意の方向から書き込み、任意の方
向から読み出すという制御を連続的に高速で行うことが
できる。その結果、例えば記憶した画像データの回転処
理、鏡像処理等を高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる画像データ記憶
装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】構造変換部の構成を示すブロック図である。
【図3】画像記憶部の構成を示すブロック図である。
【図4】メモリプレーンの変換を説明するための図であ
る。
【図5】メモリプレーンの変換の他の例を説明するため
の図である。
【図6】データの書き込み、読み出しタイミングを説明
するためのタイミングチャートである。
【図7】回転処理及び(回転+鏡像)処理を説明するた
めの図である。
【図8】配置変換部の構成を示すブロック図である。
【図9】逆構造変換部の構成を示すブロック図である。
【図10】回転、鏡像処理のためのアドレス制御テーブ
ルを示す図である。
【符号の説明】
2 構造変換部 4 画像記憶部 104 メモリ 106 コントローラ 107、108 アドレスカウンタ 109 アドレスセレクタ 110 メモリプレーンコンバータ 115、116、120、121 バッファ 117、122 セレクタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元方向の広がりを有する画像データ
    を、記憶手段へ書き込み、また該記憶手段より画像デー
    タを読み出す画像処理装置において、 所定単位ブロックの画像データを、前記記憶手段におい
    て1行分の画像データとして格納するためのアドレスを
    設定する設定手段と、 前記1行分の画像データを、前記設定手段で設定したア
    ドレスにて指定される前記記憶手段の1行分の記憶領域
    に格納する格納手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定単位ブロックの画像データは、
    m,nを整数としてm行×n列の形態をとるデータであ
    り、前記1行分の画像データは、1行×m・n列の形態
    をとるデータであることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段の1行分の記憶領域に格納
    された画像データを、該記憶手段の行方向に読み出すこ
    とで、前記単位ブロックに対応する画像データに所定の
    画像処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の画像処理には、前記画像デー
    タの回転処理、画像の鏡像処理、及び該回転処理と鏡像
    処理とを組み合わせた処理が含まれることを特徴とする
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段の行方向及び列方向に画像
    データを読み出すことで、入力された画像データ全体に
    所定の画像処理を行うことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の画像処理には、前記画像デー
    タ全体の回転処理、画像の鏡像処理、及び該回転処理と
    鏡像処理とを組み合わせた処理が含まれることを特徴と
    する請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段へは、ラスター方式で画像
    データが転送されることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段の行方向は、該記憶手段の
    高速アクセスが可能な方向であることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に対する画像データの書き
    込み及び読み出しは、該記憶手段の1行を構成する画素
    数の公約数を単位として行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 2次元方向の広がりを有する画像デー
    タを、記憶手段へ書き込み、また該記憶手段より画像デ
    ータを読み出す画像処理方法において、 所定単位ブロックの画像データを、前記記憶手段におい
    て1行分の画像データとして格納するためのアドレスを
    設定する設定工程と、 前記1行分の画像データを、前記設定工程で設定したア
    ドレスにて指定される前記記憶手段の1行分の記憶領域
    に格納する格納工程とを備えることを特徴とする画像処
    理方法。
  11. 【請求項11】 前記所定単位ブロックの画像データ
    は、m,nを整数としてm行×n列の形態をとるデータ
    であり、前記1行分の画像データは、1行×m・n列の
    形態をとるデータであることを特徴とする請求項10記
    載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段の1行分の記憶領域に格
    納された画像データを、該記憶手段の行方向に読み出す
    ことで、前記単位ブロックに対応する画像データに所定
    の画像処理を行うことを特徴とする請求項10記載の画
    像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記所定の画像処理には、前記画像デ
    ータの回転処理、画像の鏡像処理、及び該回転処理と鏡
    像処理とを組み合わせた処理が含まれることを特徴とす
    る請求項12記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段の行方向及び列方向に画
    像データを読み出すことで、入力された画像データ全体
    に所定の画像処理を行うことを特徴とする請求項10記
    載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記所定の画像処理には、前記画像デ
    ータ全体の回転処理、画像の鏡像処理、及び該回転処理
    と鏡像処理とを組み合わせた処理が含まれることを特徴
    とする請求項14記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段へは、ラスター方式で画
    像データが転送されることを特徴とする請求項10記載
    の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段の行方向は、該記憶手段
    の高速アクセスが可能な方向であることを特徴とする請
    求項10記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段に対する画像データの書
    き込み及び読み出しは、該記憶手段の1行を構成する画
    素数の公約数を単位として行うことを特徴とする請求項
    10記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002312779A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置

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