JPH0967060A - 用紙区分け装置 - Google Patents

用紙区分け装置

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JPH0967060A
JPH0967060A JP24686795A JP24686795A JPH0967060A JP H0967060 A JPH0967060 A JP H0967060A JP 24686795 A JP24686795 A JP 24686795A JP 24686795 A JP24686795 A JP 24686795A JP H0967060 A JPH0967060 A JP H0967060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 区分け対象となる単位用紙の移送径路をずら
して排出し、この単位用紙を目印として使用する用紙区
分け装置において、能率向上を図るべく処理速度を増し
ても確実な区分け作業を可能にする。 【解決手段】 単位用紙2,2aをダウンスタッカ28
に排出する上下二対の排出ローラ23,24を、機体3
4に用紙移送方向とは直交する方向に移動可能に設けた
軸受板25a,25bに支持し、排出ローラ23,24
が区分け対象となる単位用紙2aを移送中に、この単位
用紙2aが高速ローラ19による挟持から開放されて排
出ローラ23,24にのみ拘束されている状態におい
て、区分けソレノイド27を駆動し、排出ローラ23,
24を軸受板25a,25bとともに用紙移送方向とは
直交する方向に移動することにより、単位用紙2aの移
送径路を前後の単位用紙2とはずらしてダウンスタッカ
28に排出し、区分けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続用紙を移送し
ながら単位用紙毎に切断する等の処理を施した後、単位
用紙を排出ローラ部からスタッカ装置に排出する際、単
位用紙を所望枚数毎に区分けしてスタッカ装置に集積す
る用紙区分け装置に関し、特に、区分け対象となる所定
の単位用紙の移送径路を他の単位用紙とはずらして排出
し、集積することにより、この単位用紙を従来の間紙と
同様に目印として使用する用紙区分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種の用紙区分け装置は知ら
れているが、所定の単位用紙の移送径路を他の単位用紙
とはずらして排出し、このずらした単位用紙を従来の間
紙と同様に目印として使用する用紙区分け装置として
は、特公昭61−3737号公報に、ベルトコンベアか
らなるデリバリー部9またはストッカー部8を水平方向
に駆動して振幅転移したり、デリバリー部9またはスト
ッカー部8を固定式とし、デリバリー部9の途中に、ガ
イド部27を設けて移送ラインをずらすことにより、区
分け用マーク11を付した単位帳票1aを他の単位帳票
1aとは別途に脇に目印的にずらすよう構成した連続帳
票裁断自動区分装置が開示されている(公報第6欄、3
8行目〜第7欄、7行目の記載及び第7図、第8図参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
公昭61−3737号公報に記載された用紙区分け装置
の構成では、ベルトコンベアからなるデリバリー部9ま
たはストッカー部8を水平方向に駆動して振幅転移する
構成によっても、また、デリバリー部9の途中に、ガイ
ド部27を設けて移送ラインをずらす構成によっても、
前後に続く単位帳票に影響を与えることなく、区分け用
マーク11を付した1枚の単位帳票1aのみをずらすよ
うデリバリー部9やストッカー部8、あるいはガイド部
27を駆動することはきわめて困難である。そして、単
位帳票1aの移送速度が増すにつれて、この困難性も増
すものであり、区分け作業の能率向上と、確実性とを両
立できないという不都合がある。本発明はこの不都合を
解消した用紙区分け装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の請求項1の用紙区分け装置は、連続用紙
を移送しながら単位用紙毎に切断する等の処理を施した
後、単位用紙を排出ローラ部からスタッカ装置に排出す
る際、単位用紙を所望枚数毎に区分けして前記スタッカ
装置に集積する用紙区分け装置であって、単位用紙を前
記スタッカ装置に排出する前記排出ローラ部を、用紙排
出方向と直交する方向に移動可能な上下適宜対の排出ロ
ーラで構成する一方、前記排出ローラが区分け対象とな
る所定の単位用紙を排出すべく移送中に、この単位用紙
が前記排出ローラにのみ拘束されている状態において、
前記排出ローラを用紙排出方向と直交する方向に移動す
る区分け駆動部を設けたことを特徴とする。
【0005】また、本発明の請求項2の用紙区分け装置
は、連続用紙を移送しながら単位用紙毎に切断する等の
処理を施した後、単位用紙を排出ローラ部からスタッカ
装置に排出する際、単位用紙を所望枚数毎に区分けして
前記スタッカ装置に集積する用紙区分け装置であって、
単位用紙を前記スタッカ装置に排出する前記排出ローラ
部を、用紙排出方向と直交する方向に移動可能な上下適
宜対の排出ローラで構成し、区分け対象となる単位用紙
に設けた区分けマークを検出するマーク検出センサを連
続用紙の移送径路に対応して設け、前記排出ローラが区
分け対象となる所定の単位用紙を排出すべく移送中に、
この単位用紙が前記排出ローラにのみ拘束されている状
態において、前記排出ローラを用紙排出方向と直交する
方向に移動する区分け駆動部を設けるとともに、この区
分け駆動部を前記マーク検出センサの検出信号に基づき
駆動することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施形態を添
付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は
装置全体と制御系統を概略的に示す側面図、図2は排出
ローラと区分け集積した単位用紙を概略的に示す示す斜
視図、図3は区分け動作のタイミングチャート、図4は
処理の対象となる連続用紙の一部を概略的に示す示す斜
視図である。
【0007】まず、処理の対象となる連続用紙について
説明する。図4に示すように、連続用紙1は、単位用紙
2,2aを形成する折り兼切り用の横ミシン目3を所定
間隔毎に有し、幅方向両側には移送孔4a,4bを等間
隔に透設したマージナル部5a,5bを有している。ま
た、区分け対象となる所定の単位用紙2aには、区分け
マーク6が設けられている。
【0008】次に、用紙区分け装置について説明する。
図1に示すように、各横ミシン目3でジグザグ状に折り
畳み所定状態で載置した連続用紙1(図示せず、図4参
照)を引き出して、ガイド板12を経て駆動モータ13
で駆動されるトラクタ装置14に導き、トラクタ装置1
4の移送ピンにマージナル部5a,5bの移送孔4a,
4bを係合して、図1上右方向に移送するよう構成して
いる。前記駆動モータ13は、あらかじめ記憶部11に
入力された単位用紙2,2aの天地幅、用紙移送速度等
の各種制御データに基づいて制御を行う制御部10によ
り駆動制御されるものである。
【0009】そして、トラクタ装置14による連続用紙
1の送り量は、図示していないエンコーダにより、前記
トラクタ装置14の駆動ギアの回転量として検出し、こ
れを用紙送り量信号として制御部10に送り、前記制御
部10はこの用紙送り量信号に基づいて、駆動モータ1
3を制御をして連続用紙1の移送速度を所定速度に調整
する等の各種の制御を行うよう構成している。また、前
記トラクタ装置14の移送方向端には、連続用紙1のマ
ージナル部5a,5bを切断するスリッタ15を設けて
いる。
【0010】スリッタ15に続いて、区分けマーク6を
検出して区分け信号を制御部10へ送るマーク検出セン
サ16を、連続用紙1の移送径路の下方に設けている。
このため、前記連続用紙1は区分けマーク6の設置面を
下に向けて移送するものである。マーク検出センサ16
に続いて、各上下一対の移送ローラ17、低速ローラ1
8、高速ローラ19を設け、この低速ローラ18と高速
ローラ19の間にはブレード20を配置している。前記
各上下一対のローラ17,18,19は、制御部10に
よって駆動制御する駆動モータ21に、それぞれ回転力
伝達系を介して連繋し、移送ローラ17と低速ローラ1
8は同一速度で回転し、高速ローラ19はこれらローラ
17,18よりも高速で回転するよう構成している。
【0011】移送ローラ17は常時、連続用紙1を挟持
して移送するが、低速ローラ18と高速ローラ19と
は、待機時(非切断時)には上下の各ローラがそれぞれ
離反して位置し、切断時に接触して連続用紙1を挟持す
るよう構成している。そして、この挟持時の前記低速ロ
ーラ18と前記高速ローラ19との移送速度差によって
連続用紙1にテンションを与え、横ミシン目3にブレー
ド20を当接して連続用紙1を単位用紙2,2aに切断
するものである。また、高速ローラ19とブレード20
との間に、用紙先端の通過を検出する先端検出センサ2
2を配置し、その先端検出信号を制御部10に送り、制
御部10が先端検出信号を受けると所定時間後に切断開
始信号を発して、低速ローラ18と高速ローラ19との
上下の各ローラを接触駆動し、連続用紙1を挟持するよ
う構成している。
【0012】図1及び図2に示すように、高速ローラ1
9に続いて、上下二対の排出ローラ23,24を設けて
いる。これら排出ローラ23,24の回転軸は軸受板2
5a,25bに回転自在に支持し、前記軸受板25a,
25bは機体34に設けたガイド軸26a,26bに沿
って、移動可能に構成している。すなわち、前記各排出
ローラ23,24は、用紙移送方向と直交する方向に移
動可能である。前記各排出ローラ23,24の駆動源も
駆動モータ21である。
【0013】そして、排出ローラ24の移送速度は、排
出ローラ23の移送速度の1.3〜1.5倍に設定して
あり、この排出ローラ24の回転トルクを非常に小さく
しておくか、単位用紙2,2aとの間でスリップを生じ
る程度に設定しておくことにより、単位用紙2,2aを
両方の排出ローラ23,24で同時に挟持して移送して
いるときには、排出ローラ23の移送速度で用紙送りを
行い、単位用紙2,2aが排出ローラ23を通過し、排
出ローラ24のみで移送するときには早送りするよう構
成している。
【0014】このように構成することにより、後続する
単位用紙2,2aと先行する単位用紙2,2aとの間に
適度の間隔を有して、ダウンスタッカ28に送り、確実
なスタックを行うことができる。これら排出ローラ2
3,24は、駆動モータ21に回転力伝達系を介して連
繋し、排出ローラ23は移送ローラ17及び低速ローラ
18と同一速度で単位用紙2,2aの移送を行うよう構
成している。
【0015】図2で理解できるように、軸受板25aに
は区分け駆動部たる区分けソレノイド27の駆動軸を連
結している。この区分けソレノイド27も制御部10に
よって駆動制御するもので、区分けマーク6を設けた単
位用紙2aの先端部が少なくとも排出ローラ23に達す
るとともに、その後端部が高速ローラ19に挟持されて
いない状態において、すなわち、単位用紙2aが排出ロ
ーラ23,24にのみ拘束されている状態において、駆
動軸の突出動作、突入動作を行うよう構成している。そ
して、突出動作の時に、各軸受板25a,25bは矢印
A方向に移動し、突入動作の時に、各軸受板25a,2
5bは矢印B方向に移動する。この移動によって、排出
ローラ23,24に達した単位用紙2aを、その前後の
単位用紙2とは移送径路をずらして排出ローラ23,2
4から排出するものである。
【0016】排出ローラ23,24に続いて、単位用紙
2,2aを区分けした状態で堆積するスタッカ部を設け
ている。このスタッカ部は、昇降可能に設けられ、単位
用紙2,2aの堆積量に応じて下降するダウンスタッカ
28と、不使用時には図1状態のように垂直に位置し、
使用時には支軸29を中心として左右に開いて水平状態
になるコンベアスタッカ30とを備え、両スタッカ2
8,30を適宜選択して使用するもので、本実施形態で
はダウンスタッカ28を使用する場合について説明す
る。
【0017】ダウンスタッカ28の上方には複数の平行
に張設したガイドベルト31を設け、また、単位用紙
2,2aの先端を位置決めするガイドストッパ32を、
単位用紙2,2aの移送方向に移動可能に設けている。
さらに、ダウンスタッカ28の下方には、用紙取り出し
ユニット33を設け、前記ダウンスタッカ28をこの用
紙取り出しユニット33と同一高さにまで下降して、前
記ダウンスタッカ28上に堆積した区分け済みの単位用
紙2,2aを前記用紙取り出しユニット33に移して移
送し、装置の機体34外へ取り出すように構成してい
る。前記用紙取り出しユニット33も制御部10によっ
て駆動制御するよう構成している。
【0018】なお、コンベアスタッカ30を使用する場
合には、区分け済みの単位用紙2,2aは水平方向に移
送されて装置の機体34外へ導かれるので、前記用紙取
り出しユニット33は使用しない。また、機体34のカ
バー35が開いたことを検出するカバー開放検出センサ
36を設け、この検出信号を制御部10に送って、装置
が駆動中に前記カバー35が開いたことを検出すると、
装置の駆動を停止するよう構成している。
【0019】次に、上述のように構成した用紙区分け装
置の動作を図1及び図3に基づいて説明する。まず、区
分けマーク6をはじめとする必要な情報をあらかじめ印
字あるいは印刷した連続用紙1を、ガイド板12を介し
てトラクタ装置14に導き、トラクタ装置14の移送ピ
ンにマージナル部5a,5bの移送孔4a,4bを係合
する。ここで、駆動モータ13を駆動すると、前記トラ
クタ装置14が回転駆動して連続用紙1を図1上右方向
に移送する一方、前記トラクタ装置14の用紙送り量が
制御部10に送られる(図3t1 )。そして、不要とな
ったマージナル部5a,5bをスリッタ15で切断除去
する。
【0020】マージナル部5a,5bを切断除去した連
続用紙1が移送され、区分け対象となる所定の単位用紙
2aに設けた区分けマーク6をマーク検出センサ16が
検出すると、区分け信号を制御部10へ送り(図3
2 )、制御部10は区分けタイミングカウンタで区分
けタイミングのカウントを開始する。さらに連続用紙1
が移送され、前記単位用紙2aの前に連接する単位用紙
2の単位用紙2の先端を先端検出センサ22が検出する
と(図3t3 )、この先端検出信号を制御部10に送
り、制御部10は切断タイミングカウンタで切断タイミ
ングのカウントを開始する。
【0021】切断タイミングカウンタが所定のカウント
を行うと、制御部10は切断開始信号を発して、低速ロ
ーラ18と高速ローラ19との上下の各ローラを接触駆
動し(図3t4 )、連続用紙1を挟持してテンションを
与え、ブレード20を単位用紙2と単位用紙2aの境の
横ミシン目3に当接して切断する。そして、切断した単
位用紙2は、上下二対の排出ローラ23,24に送り込
まれる。
【0022】次いで、単位用紙2aの先端を先端検出セ
ンサ22が検出すると、この先端検出信号を制御部10
に送り、制御部10は切断タイミングカウンタで切断タ
イミングのカウントを開始する(図3t5 )。切断タイ
ミングカウンタが所定のカウントを行うと、前述と同様
に、制御部10は切断開始信号を発し、低速ローラ18
と高速ローラ19との上下の各ローラを接触駆動し(図
3t6 )、連続用紙1を挟持してテンションを与え、ブ
レード20を単位用紙2aの後端の横ミシン目3に当接
して切断し、上下二対の排出ローラ23,24に向けて
送り込む。
【0023】さらに連続用紙1が移送され、単位用紙2
aの後に連接していた単位用紙2の先端を先端検出セン
サ22が検出すると(図3t7 )、再び制御部10は切
断タイミングカウンタで切断タイミングのカウントを開
始し、所定のカウントを行うと、切断開始信号を発し、
低速ローラ18と高速ローラ19との上下の各ローラを
接触駆動して(図3t8 )、連続用紙1を挟持してテン
ションを与え、ブレード2を前記単位用紙2の後端の横
ミシン目3に当接して切断する。このようにして、連続
用紙1は移送されながら単位用紙2,2a毎に切断され
る。
【0024】一方、この切断動作と並行して、上下二対
の排出ローラ23,24に送り込まれた単位用紙2a
は、区分けタイミングカウンタによるカウントが所定の
カウント量に達して、単位用紙2aの後端が高速ローラ
19を通過した状態になると、制御部10は区分け開始
信号を発して、区分けソレノイド27の駆動軸を突出
し、軸受板25a,25bを図2の矢印A方向に移動す
る(図3t7 )。これによって、単位用紙2aは排出ロ
ーラ23,24に挟持された状態で、前述の矢印A方向
に移動し、その前後の単位用紙2とは移送径路をずらし
て、排出ローラ23,24からダウンスタッカ28へと
排出されるものである。なお、次の区分け対象となる単
位用紙2aを検出した場合は、区分けソレノイド27の
駆動軸を突入し、軸受板25a,25bを図2の矢印B
方向に移動し、単位用紙2aを同方向に移動して、移送
径路をずらすものである。
【0025】上述のように、図2の矢印A方向に移動し
て移送径路をずらしてダウンスタッカ28に送られた単
位用紙2aは、図2の左手前側にずれて重ねられること
により、他の単位用紙2とは区分けした状態で堆積する
ことになる。そして、この単位用紙2aに続く単位用紙
2は、排出ローラ23,24が移動しないので、高速ロ
ーラ19から移送された径路そのままで、排出ローラ2
3,24からダウンスタッカ28に排出される。このよ
うにして、図2に示すように、単位用紙2,2aは区分
けされてダウンスタッカ28に堆積されていくが、ダウ
ンスタッカ28は単位用紙2,2aの堆積量に応じて下
降し、常に、同一高さ面に新たな単位用紙2,2aが堆
積されるものである。
【0026】以上の動作を連続して行うことにより、連
続用紙1を単位用紙2,2aに切断して、区分けマーク
6を設けた単位用紙2a毎の区分けを行うことができる
ものである。そして、ダウンスタッカ28の堆積量が最
大に達すると、このダウンスタッカ28の載置面は、用
紙取り出しユニット33の載置面と同一高さにまで下降
する状態となる。ここで制御部10から制御信号を発し
て、各駆動モータ13,21を停止する一方、前記ダウ
ンスタッカ28上に堆積した区分け済みの単位用紙2,
2aを前記用紙取り出しユニット33に移して移送し、
装置の機体34外へ取り出すことができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、区分け駆動部は、区分けソ
レノイド27のほか、適宜なモータ駆動またはこのモー
タに連繋されるカム機構等を利用したものでもよい。ま
た、排出ローラ23,24も上下二対に限らず、上下一
対のローラで構成してもよい。さらに、この排出ローラ
23,24を用紙移送方向と直交方向に移動するタイミ
ングは、区分け対象となる単位用紙2aの後端がフリー
状態にあればよいので、この後端が高速ローラ19に対
応していても挟持状態になければよい。またさらに、用
紙取り出しユニット33は設けなくてもよい。さらにま
た、区分け対象となる単位用紙2aの検出は、この単位
用紙2aに設けた区分けマーク6の検出によらず、単位
用紙2,2aのあらかじめ設定した区分け枚数を切断動
作数や用紙通過数をカウントすることにより検出する構
成でもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、連続用紙を単位用紙毎に切断したう
え、所定の単位用紙毎に行う区分け作業の能率を向上す
ることができるとともに、この能率向上のために連続用
紙の切断や移送の処理速度を増しても常に確実に区分け
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体と制御系統を概略的に示す側面図。
【図2】排出ローラと区分け集積した単位用紙を概略的
に示す示す斜視図。
【図3】区分け動作のタイミングチャート。
【図4】処理の対象となる連続用紙の一部を概略的に示
す示す斜視図。
【符号の説明】
1 連続用紙 2,2a 単位用紙 3 横ミシン目 4a,4b 移送孔 5a,5b マージナル部 6 区分けマーク 10 制御部 13,21 駆動モータ 14 トラクタ装置 16 マーク検出センサ 18 低速ローラ 19 高速ローラ 20 ブレード 22 先端検出センサ 23,24 排出ローラ 25a,25b 軸受板 27 区分けソレノイド 28 ダウンスタッカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続用紙を移送しながら単位用紙毎に切
    断する等の処理を施した後、単位用紙を排出ローラ部か
    らスタッカ装置に排出する際、単位用紙を所望枚数毎に
    区分けして前記スタッカ装置に集積する用紙区分け装置
    であって、単位用紙を前記スタッカ装置に排出する前記
    排出ローラ部を、用紙排出方向と直交する方向に移動可
    能な上下適宜対の排出ローラで構成する一方、前記排出
    ローラが区分け対象となる所定の単位用紙を排出すべく
    移送中に、この単位用紙が前記排出ローラにのみ拘束さ
    れている状態において、前記排出ローラを用紙排出方向
    と直交する方向に移動する区分け駆動部を設けたことを
    特徴とする用紙区分け装置。
  2. 【請求項2】 連続用紙を移送しながら単位用紙毎に切
    断する等の処理を施した後、単位用紙を排出ローラ部か
    らスタッカ装置に排出する際、単位用紙を所望枚数毎に
    区分けして前記スタッカ装置に集積する用紙区分け装置
    であって、単位用紙を前記スタッカ装置に排出する前記
    排出ローラ部を、用紙排出方向と直交する方向に移動可
    能な上下適宜対の排出ローラで構成し、区分け対象とな
    る単位用紙に設けた区分けマークを検出するマーク検出
    センサを連続用紙の移送径路に対応して設け、前記排出
    ローラが区分け対象となる所定の単位用紙を排出すべく
    移送中に、この単位用紙が前記排出ローラにのみ拘束さ
    れている状態において、前記排出ローラを用紙排出方向
    と直交する方向に移動する区分け駆動部を設けるととも
    に、この区分け駆動部を前記マーク検出センサの検出信
    号に基づき駆動することを特徴とする用紙区分け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007272780A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc 印刷データ生成装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
CN110039926A (zh) * 2019-05-15 2019-07-23 深圳市浩立信图文技术有限公司 书本高效生产工艺

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