JP2007272780A - 印刷データ生成装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷データ生成装置であって、印刷すべき文書データについて断裁目印の位置制御を行うか否かの設定を受け付け、該印刷すべき文書データの面付け設定の種類を判定し、位置制御を行うとの設定に応じて、判定結果に基づき、印刷すべき文書データが配置される用紙での断裁目印の位置を決定する。該決定された断裁目印の位置に従って、印刷データを生成すべく、該断裁目印を表す描画データを生成し、文書データから印刷データを生成する。なお、断裁目印を表す描画データは、断裁される用紙群の先頭の用紙に対して断裁目印が付加され、先頭とならない用紙に対して断裁目印が付加されないように生成される。
【選択図】図1
Description
本発明の第1の実施形態である文書処理システムの概要を、図1〜図13を参照して説明する。この文書処理システムでは、一般アプリケーションにより作成されたデータファイルが、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。製本アプリケーションはその電子原稿ファイルを編集する機能を提供している。尚、本例では、それぞれの機能が明瞭になるように、一般アプリケーション、電子原稿ライタ、製本アプリケーション、電子原稿デスプーラと分離して示している。しかし、ユーザに提供されるパッケージはこれらに限定されず、これらを組み合わせたアプリケーションやグラフィックエンジンとして提供されてもよい。以下、その詳細は説明する。
図1は、本実施形態の文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。文書処理システムは、本発明の文書処理装置(情報処理装置)の好適な実施形態であるデジタルコンピュータ100(以下、ホストコンピュータとも呼ばれる)によって実現されている。一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムであり、OSに対する印刷機能を有している。
図2は、本実施形態の文書処理システムのハードウェア構成を示す図である。図2において、ホストコンピュータ100は、ROM203内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ211に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスをCPU201が総括的に制御する。
編集アプリケーション104の詳細を言及する前に、ブックファイルのデータ形式を説明する。
(ブックファイルの生成手順例)
ブックファイルは、上述したような構造及び内容を有している。次に、製本アプリケーション104及び電子原稿ライタ102によってブックファイルを作成する手順を説明する。ブックファイルの作成は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト
以上のように作成・編集されるブックファイルは印刷出力を最終目的としている。利用者が図10に示す製本アプリケーション104のUI画面1000からファイルメニュー1003を選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。この際、まず製本アプリケーション104は、現在開かれているブックファイルから印刷データとしてのジョブチケットを作成して電子原稿デスプーラ105に渡す。電子原稿デスプーラ105は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えばウインドウズのGDIコマンドに変換し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
すでに説明したとおり、ブックファイルが製本アプリケーションによって開かれると、図10に示すユーザインタフェース画面1000が表示される。ツリー部1001には、開いているブック(以下、「注目ブック」と呼ぶ。)の構造を示すツリーが表示される。プレビュー部1002には、利用者の指定に応じて、3通りの表示方法が用意されている。
図13は、製本アプリケーション104の「文書の詳細設定」ウインドウ1300を示している。
上位階層と重複する属性項目の設定値として、上位階層の設定値を使わないようにした場合、つまり、チェックボックスコントロール1401や1601のチェックをはずした場合のアプリケーションの表示形式を、図18に示す。
印刷業やCRD(Centralized Reprographic Department)では、A4原稿をA3伸びサイズに2つ並べて印字し、後工程で断裁することで1枚の用紙から複数の頁を得るような出力形態のレイアウトを行う場合がある。単純に同じページデータを複数並べる場合や連続するページを並べる場合など様々なレイアウトを行っている。
ステップ3206では、ペラの面付けであれば先頭ページを含む面であるかに基づいて判定できる。また、中綴じ製本の面付けであれば先頭ページと最終ページを面付けする面であるかに基づいて判定できる。更に、4つ折りの面付けであれば、1,8,4,5ページ目が面付けされている面であるかに基づいて判定できる。このように、面付けに応じた判断方法に基づき判定が可能である。或いは単純に、物理ページ情報1204が保持する原稿ページ情報のリストを探索して先頭ページへのページデータリンクがあるかどうかで判定することも可能である。
上述の第1の実施形態では、断裁トンボの印字だけを面付けに応じて制御している例であった。これに対して、第2の実施形態では、センタートンボや折りトンボも含めて制御する点に特徴がある。
また、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
Claims (22)
- 印刷すべき文書データについて断裁目印の位置制御を行うか否かの設定を受け付ける設定受付手段と、
該印刷すべき文書データの面付け設定の種類を判定する判定手段と、
前記位置制御を行うとの設定を受け付けた場合に、前記判定手段における判定結果に基づき、前記印刷すべき文書データが配置される用紙における断裁目印の位置を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された断裁目印の位置に従って、印刷データを生成すべく、該断裁目印を表す描画データを生成する断裁目印データ生成手段と、
前記文書データから印刷データを生成する印刷データ生成手段とを備え、
前記断裁目印データ生成手段は、断裁される用紙群の先頭の用紙に対して断裁目印が付加され、先頭とならない用紙に対して断裁目印が付加されないように、断裁目印を表す描画データを生成することを特徴とする印刷データ生成装置。 - 前記判定手段により、前記面付け設定の種類が、中綴じと判定された場合に、
前記決定手段では、二つ折り処理後の断裁時に先頭ページとなる、前記文書データにおける先頭ページ又は最終ページのいずれか一方を、前記断裁目印の位置として決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。 - 前記判定手段により、前記面付け設定の種類が、折り丁と判定された場合に、
前記決定手段では、折り処理後の断裁時に先頭ページとなる前記文書データのページ番号を有するページを、前記断裁目印の位置として決定し、先頭ページとならないページ番号を有するページは、断裁目印の位置として決定しないことを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。 - 前記判定手段により、前記面付け設定の種類が、ペラと判定された場合に、
前記決定手段では、断裁される用紙群の先頭の用紙に配置される文書データの全てのページについて前記断裁目印の位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。 - 前記先頭の用紙とは、前記印刷データを印刷した印刷物が前記断裁工程において断裁される際に、最上面に位置する用紙であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷データ生成装置。
- 印刷周期の設定を受け付ける周期設定手段を更に備え、
前記決定手段は、前記印刷周期の先頭に位置する用紙における前記断裁目印の位置を決定し、
前記印刷データ生成手段は、決定された前記位置に従い、前記印刷周期の先頭に位置する用紙に該断裁目印を含む印刷データを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷データ生成装置。 - 前記印刷データ生成手段は、
前記印刷周期の先頭に位置する用紙の排紙位置の変更を指示する配置位置変更コマンドを含めて前記印刷データを生成することを特徴とする請求項6に記載の印刷データ生成装置。 - 前記断裁目印には、少なくとも、前記印刷すべき文書データのページ間の断裁位置を示す第1の目印、及び、前記ページのコーナーにおける断裁位置を示す第2の目印のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷データ生成装置。
- 前記決定手段は、ページの中心位置を示す第3の目印及び用紙の折り位置を示す第4の目印を含めて前記断裁目印の位置を決定し、
前記印刷データ生成手段は、前記断裁目印が含まれる用紙にのみ前記第3及び第4の目印を含めて前記印刷データを生成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の印刷データ生成装置。 - 前記設定受付手段において、前記位置制御を行わないとの設定を受け付けた場合に、前記決定手段は、前記印刷すべき文書データの全てのページに対応する全ての用紙について、前記断裁目印の位置を決定し、
前記印刷データ生成手段は、決定された前記断裁目印の位置に従い、前記全ての用紙に対して該断裁目印を含む印刷データを生成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の印刷データ生成装置。 - 印刷すべき文書データについて断裁目印の位置制御を行うか否かの設定を受け付ける設定受付工程と、
該印刷すべき文書データの面付け設定の種類を判定する判定工程と、
前記位置制御を行うとの設定を受け付けた場合に、前記判定工程における判定結果に基づき、前記印刷すべき文書データが配置される用紙における断裁目印の位置を決定する決定工程と、
前記決定工程において決定された断裁目印の位置に従って、印刷データを生成すべく、該断裁目印を表す描画データを生成する断裁目印データ生成工程と、
前記文書データから印刷データを生成する印刷データ生成工程とを備え、
前記断裁目印データ生成工程では、断裁される用紙群の先頭の用紙に対して断裁目印が付加され、先頭とならない用紙に対して断裁目印が付加されないように、断裁目印を表す描画データが生成されることを特徴とする印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記判定工程において、前記面付け設定の種類が、中綴じと判定された場合に、
前記決定工程では、二つ折り処理後の断裁時に先頭ページとなる、前記文書データにおける先頭ページ又は最終ページのいずれか一方が、前記断裁目印の位置として決定されることを特徴とする請求項11に記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記判定工程において、前記面付け設定の種類が、折り丁と判定された場合に、
前記決定工程では、折り処理後の断裁時に先頭ページとなる前記文書データのページ番号を有するページを、前記断裁目印の位置として決定し、先頭ページとならないページ番号を有するページは、断裁目印の位置として決定しないことを特徴とする請求項11に記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記判定工程において、前記面付け設定の種類が、ペラと判定された場合に、
前記決定工程では、断裁される用紙群の先頭の用紙に配置される文書データの全てのページについて前記断裁目印の位置を決定することを特徴とする請求項11に記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記先頭の用紙とは、前記印刷データを印刷した印刷物が前記断裁工程において断裁される際に、最上面に位置する用紙であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の印刷データ生成装置の制御方法。
- 印刷周期の設定を受け付ける周期設定工程を更に備え、
前記決定工程では、前記印刷周期の先頭に位置する用紙における前記断裁目印の位置が決定され、
前記印刷データ生成工程では、決定された前記位置に従い、前記印刷周期の先頭に位置する用紙に該断裁目印を含む印刷データが生成されることを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記印刷データ生成工程では、
前記印刷周期の先頭に位置する用紙の排紙位置の変更を指示する配置位置変更コマンドを含めて前記印刷データが生成されることを特徴とする請求項16に記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記断裁目印には、少なくとも、前記印刷すべき文書データのページ間の断裁位置を示す第1の目印、及び、前記ページのコーナーにおける断裁位置を示す第2の目印のいずれかが含まれることを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載の印刷データ生成装置の制御方法。
- 前記決定工程では、ページの中心位置を示す第3の目印及び用紙の折り位置を示す第4の目印を含めて前記断裁目印の位置が決定され、
前記印刷データ生成工程では、前記断裁目印が含まれる用紙にのみ前記第3及び第4の目印を含めて前記印刷データを生成することを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 前記設定受付工程において、前記位置制御を行わないとの設定を受け付けた場合に、前記決定工程では、前記印刷すべき文書データの全てのページに対応する全ての用紙について、前記断裁目印の位置が決定され、
前記印刷データ生成工程では、決定された前記断裁目印の位置に従い、前記全ての用紙に対して該断裁目印を含む印刷データが生成されることを特徴とする請求項11乃至19のいずれかに記載の印刷データ生成装置の制御方法。 - 請求項11乃至20のいずれかに記載の印刷データの生成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項21に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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