JPH0966480A - 工具ハンドおよびそれを用いた工作機械 - Google Patents

工具ハンドおよびそれを用いた工作機械

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JPH0966480A
JPH0966480A JP22011495A JP22011495A JPH0966480A JP H0966480 A JPH0966480 A JP H0966480A JP 22011495 A JP22011495 A JP 22011495A JP 22011495 A JP22011495 A JP 22011495A JP H0966480 A JPH0966480 A JP H0966480A
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JP
Japan
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axis
base
traveling plate
tool
link
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Pending
Application number
JP22011495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shibukawa
哲郎 渋川
Taizo Toyama
退三 遠山
Kazuya Hattori
和也 服部
Hiromitsu Ota
浩充 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0966480A publication Critical patent/JPH0966480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラベリングプレートの移動方向および姿勢変
更に関わらずトラベリングプレートの位置および姿勢を
測定可能にする。 【解決手段】基台とトラベリングプレートとの中心間を
連結する測定リンクを有する工具ハンドにおいて、前記
測定リンクは、前記基台に支持され、この基台と平行な
第1軸回り、および、この第1軸に直交する第2軸回り
に回転変位可能な第1ジョイント部と、前記トラベリン
グプレートに支持され、このトラベリングプレートと平
行な第4軸回り、および、この第4軸に直交する第5軸
回り、並びに、前記第4軸と前記第5軸との両方に直交
する第6軸回りに回転変位可能な第2ジョイント部と、
前記第1ジョイント部および前記第2ジョイント部を結
ぶ第3軸方向に直動変位可能な伸縮リンクとを備えたこ
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラレルリンク機
構の工具ハンドおよびそれを用いた工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パラレルリンク機構を用いた工具
ハンドとして、特開平3−294193号に開示された
ものがある。すなわち、この工具ハンドは、図13に示
すように、伸縮可能な6本のリンク3(図13において
は、2本のリンク3のみが図示され、他の4本は省略さ
れている)によりベース部材1とエンドエフェクタ2が
連結され、さらに、ベース部材1およびエンドエフェク
タ2の中心間を6自由度のシリアルリンク4にて連結し
たものである。このシリアルリンク4は、各リンク3の
長さから算出することが困難なエンドエフェクタ2の位
置および姿勢を直接測定する計測手段として使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
リアルリンク4は、エンドエフェクタ2の移動および姿
勢変更に伴い各軸P1,P2,P3,P5,P6回りの
回転と、軸P4方向の直動とによって6自由度を有して
変位するが、回転軸である軸P1,P2,P3,P5,
P6がベース部材1に垂直な軸P1と、この軸P1に直
交する軸P2と、この軸P2に直交する軸P3と、エン
ドエフェクタ2に垂直な軸P6と、この軸P6に直交す
る軸P5とから構成される構造上、変位不可能な特異な
方向を有している。このため、エンドエフェクタ2の空
間移動に伴って全ての方向(位置および姿勢)に変位す
ることができず、エンドエフェクタ2の位置および姿勢
を常に測定することができないといった問題があった。
すなわち、シリアルリンク4が図13に示される状態に
ある場合に、アーム3の伸縮によりエンドエフェクタ2
が図面左右方向に移動されると、シリアルリンク4はそ
の方向に変位することができず、その方向にエンドエフ
ェクタ2を移動させるとシリアルリンク4が破損する恐
れがあった。
【0004】また、上述した従来技術の工具ハンドにお
いては、シリアルリンク4により測定されたエンドエフ
ェクタ2の位置および姿勢を用いて行う具体的な制御手
段についての技術開示はなされていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るための請求項1に記載された発明の手段は、基台と、
工具ユニットが装着されるトラベリングプレートと、前
記基台と前記トラベリングプレートとを連結する複数の
アームと、前記基台と前記トラベリングプレートとの中
心間を連結する測定リンクとからなる工具ハンドにおい
て、前記測定リンクは、前記基台もしくは前記トラベリ
ングプレートの何れか一方に支持され、この支持される
前記基台もしくは前記トラベリングプレートに平行な第
1軸回り、および、この第1軸に直交する第2軸回りに
回転変位可能な第1ジョイント部と、前記基台もしくは
前記トラベリングプレートの他方に連結され、この連結
される前記基台もしくは前記トラベリングプレートに平
行な第4軸回り、および、この第4軸に直交する第5軸
回り、並びに、前記第4軸と前記第5軸との両方に直交
する第6軸回りに回転変位可能な第2ジョイント部と、
前記第1ジョイント部および前記第2ジョイント部を結
ぶ第3軸方向に直動変位可能な伸縮リンクとを備えたこ
とことからなる。
【0006】よって、トラベリングプレートの空間移動
および姿勢変更に伴い、測定リンクはいかなる方向にも
変位される。請求項2に記載された発明の手段は、前記
測定リンクに、前記第1軸、第2軸、第4軸、第5軸お
よび第6軸回りの回転変位量を測定する5つの回転エン
コーダと、前記第3軸方向の直動変位量を測定する1つ
の直動エンコーダをさらに有することからなる。
【0007】これにより、トラベリングプレートの空間
移動および姿勢変更に伴い、測定リンクはいかなる方向
にも変位され、トラベリングプレートの位置および姿勢
が各エンコーダにより測定される。請求項3に記載され
た発明の手段は、前記アームが少なくとも3組の平行リ
ンクから構成され、前記測定リンクに、前記第1軸およ
び前記第2軸回りの回転変位量を測定する2つの回転エ
ンコーダと、前記第3軸方向の直動変位量を測定する1
つの直動エンコーダをさらに有することからなる。
【0008】これにより、トラベリングプレートの空間
移動に伴い、測定リンクはいかなる方向にも変位され、
トラベリングプレートの位置が各エンコーダにより測定
される。請求項4における発明の手段は、工作物を載置
するテーブルに対向してフレームに設けられた工具ハン
ドを具備し、前記工具ハンドは、前記フレームに固定さ
れる基台と、工具ユニットが装着されるトラベリングプ
レートと、前記基台と前記トラベリングプレートとを連
結する複数のアームと、前記基台と前記トラベリングプ
レートとの中心間を連結する測定リンクとからなる工作
機械において、前記測定リンクは、前記基台もしくは前
記トラベリングプレートの何れか一方に支持され、この
支持される前記基台もしくは前記トラベリングプレート
に平行な第1軸回り、および、この第1軸に直交する第
2軸回りに回転変位可能な第1ジョイント部と、前記基
台もしくは前記トラベリングプレートの他方に連結さ
れ、この連結される前記基台もしくは前記トラベリング
プレートに平行な第4軸回り、および、この第4軸に直
交する第5軸回り、並びに、前記第4軸と前記第5軸と
の両方に直交する第6軸回りに回転変位可能な第2ジョ
イント部と、前記第1ジョイント部および前記第2ジョ
イント部を結ぶ第3軸方向に直動変位可能な伸縮リンク
とを備えたことからなる。
【0009】これにより、トラベリングプレートの空間
移動および姿勢変更に伴い、測定リンクはいかなる方向
にも変位され、トラベリングプレートの位置および姿勢
が測定される、よって、工具ユニットの工具を所望の位
置および姿勢に制御でき、高精度な加工が行われる。
【0010】
【発明の実施形態】以下に図面に基づき、本発明の実施
形態である工具ハンドを用いた工作機械について詳細に
説明する。図1は本実施形態の工具ハンド10を用いた
工作機械Mを示した全体構成図である。工具ハンド10
は、工作物Wを載置するテーブル52を具備した門型フ
レーム50の天井に支持柱51を介して吊設されてお
り、制御装置70により工具ハンド10を駆動して、そ
の先端に装着された工具ユニットTを所望の位置に移動
したり、所望の方向(姿勢)に向けたりして工作物Wの
加工を行うものである。
【0011】次に、図2から図6に基づき、工具ハンド
10について詳細に説明する。図2および図3に示すよ
うに工具ハンド10は、主に、門型フレーム50の天井
に支持柱51を介して吊設された基台11と、この基台
11の下方に位置し、下面に工具ユニットTを装着する
トラベリングプレート12と、このトラベリングプレー
ト12を前記基台11に連結する6本のアーム13U,
13u,13V,13v,13W,13wと、基台11
とトラベリングプレート12との中心間を連結し、基台
11に対するトラベリングプレート12の位置および姿
勢(詳細にはトラベリングプレート12の下面に装着さ
れる前記工具ユニットTの刃具先端の位置および姿勢)
を測定する測定リンク40とから構成される。
【0012】基台11は六角形状の平板部材であり、一
つ置きの辺部に後述する構成のアーム13U,13u,
13V,13v,13W,13wが、アーム13Uとア
ーム13u、アーム13Vとアーム13v、アーム13
Wとアーム13wとの2本ずつを一組として3方向に放
射状に取り付けられている。各アーム13U,13u,
13V,13v,13W,13wの構成は全て同じであ
るためアーム13Uについてのみ説明すると、アーム1
3Uはロッド15Uおよびガイド20Uから構成されて
いる。なお、他のアームの構成に関しては番号に付され
た英字が対応しているものとし、また、全ロッド15
U,15u,15V,15v,15W,15wの長さは
全てRとする。
【0013】ガイド20Uはベース22U、スライドテ
ーブル26U、ボールネジ24U、サーボモータ25U
およびモータ位置検出用エンコーダ31Uから構成され
ている。ベース22Uは断面形状がコ型をした部材であ
り、基台11に対して所定角度K(例えば45度)傾斜
して基台11に固定部材32により固定されている。こ
のベース22Uにはその長手方向にスライドテーブル2
6Uが摺動可能に支持されている。また、ベース22U
にはスライドテーブル26Uの図略のナットと螺合する
ボールネジ24Uが回動可能に支持されており、ベース
22に固定され前記ボールネジ24に連結されるサーボ
モータ25Uを駆動することにより、ボールネジ24U
を回動し、結果としてスライドテーブル26Uをベース
22Uの長手方向に移動するようになっている。
【0014】上述したスライドテーブル26Uにはロッ
ド15Uがボールジョイント16Uにより連結され、ボ
ールジョイント16Uを支点としてロッド15Uはスラ
イドテーブル26Uに対して3次元方向に揺動可能とな
っている。また、ロッド15Uの他端はトラベリングプ
レート12にボールジョイント17Uにて連結され、ボ
ールジョイント17Uを支点としてロッド15Uはトラ
ベリングプレート12に対して3次元方向に揺動可能と
なっている。
【0015】トラベリングプレート12は基台11より
小さな六角形状の平板部材であり、上述したボールジョ
イント17U,17u,17V,17v,17W,17
wが、前記基台11の辺部に対応した一つ置きの辺部に
て、同一平面上に連結されている。そして、このトラベ
リングプレート12の下面には、例えばドリルやエンド
ミル等の刃物と回転駆動装置からなる工具ユニットTが
装着されている。
【0016】測定リンク40は、図3から図5に示すよ
うに、2軸O1,O2回りの回転変位が可能な第1ジョ
イント部46aと、3軸O4,O5,O6回りの回転変
位が可能な第2ジョイント部46bと、1軸O3方向の
直動変位が可能な伸縮リンク46cと、各5軸O1,O
2,O4,O5,O6回りの回転変位量をそれぞれ測定
する5つの回転エンコーダ42,45,53,56,6
0と1軸O3方向の直動変位を測定する1つの直動エン
コーダ51とから構成される。
【0017】第1ジョイント部46aは以下のように構
成される。すなわち、L字形状をした第1支持部材41
が基台11の下面中央に固定され、この第1支持部材4
1の耳部41aに円柱状の第1中間部材43が、基台1
1と平行な第1軸O1を中心に回転可能に支持されてい
る。この第1中間部材43の第1支持部材41(詳細に
は基台11)に対する第1軸O1回りの回転変位量αは
第1回転エンコーダ42にて測定されるようになってい
る。
【0018】第1中間部材43の側面には、L字形状を
した第2支持部材44の耳部44aが、前記第1軸O1
と直交する第2軸O2を中心として回転可能に支持され
ており、第1中間部材43に対する第2支持部材44の
回転変位量βが第2回転エンコーダ45により測定され
るようになっている。前記第2支持部材44の底面には
伸縮リンク46cが前記第1軸O1および第2軸O2に
のれぞれに直交する第3軸O3方向に固定されている。
伸縮リンク46cは、側面の一方が切り欠かれ断面形状
がC字状の円筒部材47と、円筒部材47の中心穴に摺
動可能に嵌合された円柱部材48から構成されている。
円筒部材47の側面には、一定のスリットが設けられた
ゲージ49が前記切り欠き部分に沿って取り付けられて
いる。また、円柱部材48の側面には突出部48aが形
成されており、円筒部材47の前記切り欠きと係合し
て、円筒部材47と円柱部材48との第3軸O3方向の
直動変位を許容すると共に、第3軸O3回りの回転を規
制している。さらに、前記突出部48aには、前記ゲー
ジ49に対向する位置にセンサ50が取り付けられてお
り、センサ50がゲージ49の前記スリットをカウント
することにより円筒部材47に対する円柱部材48の直
動変位量、すなわち、伸縮リンク46cの長さL(詳細
には前記第2軸O2と後述する第4軸O4間の距離)を
測定するようになっている。このゲージ49とセンサ5
0にて直動エンコーダ51を構成している。
【0019】伸縮アーム46cの先端には第2ジョイン
ト部46bが取り付けられている。第2ジョイント部4
6bは以下のように構成されている。すなわち、前記円
柱部材48の先端にはL字状をした第3支持部材52が
取り付けられている。この第3支持部材52の耳部52
aには、円筒状の第2中間部材54がその側面にて、第
1軸O1と平行な第4軸O4を中心として回転可能に支
持されており、第3支持部材52に対する第2中間部材
54の回転変位量γが第3回転エンコーダ53にて測定
されるようになっている。
【0020】第2中間部材54の軸方向には、L字状を
した第4支持部材55の耳部55aが、第4軸O4と直
交した第5軸O5を中心に回転可能に支持され、第2中
間部材54に対する第4支持部材55の回転変位量δが
第4支持部材55に取り付けられた第4回転エンコーダ
56にて測定されるようになっている。第4支持部材5
5の底面は、前記トラベリングプレート12の中心部分
に、トラベリングプレート12と直交する第6軸O6を
中心に回転可能に支持されており、第4支持部材55に
対するトラベリングプレート12の回転変位量εがトラ
ベリングプレート12取り付けられた第5回転エンコー
ダ60にて測定されるようになっている。
【0021】なお、各回転エンコーダ42,45,5
3,56,60の取り付けを第5回転エンコーダ60を
例にとり図6に基づいて説明すると、トラベリングプレ
ート12の中心部分に設けられた取付穴の小径部12a
に、第4支持部材55の底面に形成された大径軸部55
bが軸受58により支持されている。そして、前記大径
軸部55bの先端に同軸的に形成された小径軸部55c
が、トラベリングプレート12の取付穴の大径部12b
に固定された第5回転エンコーダ60にキー結合される
ことにより取り付けられている。
【0022】したがって、上述した構成で基台11およ
びトラベリングプレート12の間で6自由度を有する測
定リンク40は、トラベリングプレート12の移動に伴
い、いかなる方向にも変位可能なっている。そして、各
回転エンコーダ42,45,53,56,60および直
動エンコーダ51の出力により、基台11に対するトラ
ベリングプレート2(最終的には工具ユニットTの刃物
の先端)の位置および姿勢を極座標系(α,β,L,
γ,δ,ε)として測定可能になっている。詳細には、
第1回転エンコーダ42と第2回転エンコーダ45と直
動エンコーダ51によりトラベリングプレート2の位置
が測定され、第3回転エンコーダ53と第4回転エンコ
ーダ56と第5回転エンコーダ60とによりトラベリン
グプレート12の姿勢が測定される。
【0023】続いて、図7に基づき制御装置70につい
て説明する。制御装置70は中央処理装置(CPU)7
1、メモリ72、インタフェース73,74,75から
構成される。メモリ72には後述する誤差マップ作成処
理および実加工処理を実行するためのプログラムが記憶
されていると共に、作成された誤差マップや座標変換し
た座標値等を記憶する作業領域が確保されている。イン
タフェース73には上述したサーボモータ25U,25
u,25V,25v,25W,25wを駆動するデジタ
ルサーボユニット81〜86が接続されている。各デジ
タルサーボユニット81〜86はCPU71からの指令
値(目標値)に基づいてサーボモータ25U,25u,
25V,25v,25W,25wをそれぞれ駆動し、各
モータ位置検出用エンコーダ31U,31u,31V,
31v,31W,31wからの出力によってフィードバ
ック制御行う。そして、サーボモータ25U,25u,
25V,25v,25W,25wによって駆動されるス
ライドテーブル26U,26u,26V,26v,26
W,26wを所望の位置にそれぞれ移動することによ
り、結果として、ロッド15U,15u,15V,15
v,15W,15wを介して連結されるトラベリングプ
レート12を所望の位置および姿勢に制御するようにな
っている。なお、上述したインタフェース73には各6
軸をそれぞれ駆動する6つのデジタルサーボユニット8
1〜86が個別に接続されているが、複数軸(例えば6
軸)を同時に制御するNCボード80等を使用しても構
わない。
【0024】インタフェース74には、上述した測定リ
ンク40の各回転エンコーダ42,45,53,56,
60および直動エンコーダ51が接続され、各回転変位
量α,β,γ,δ,εおよび直動変位量Lがそれぞれ入
力されるようになっている。インタフェース75には、
後述する加工データ等を入力するキーボード76、加工
データや現在の工具ハンド10の状態等を表示する画面
表示装置(CRT)77、後述する誤差マップ作成処理
にて作成された誤差マップを記憶する外部記憶装置78
(例えばハードディスク等)が接続されている。
【0025】以上により構成された本実施形態の工具ハ
ンド10を用いた工作機械Mの作用を説明する。本発明
の実施形態である工作機械Mは、図8に示す処理に従っ
て工作物Wの加工が行われるようになっている。まず、
ステップ101に示すように、加工データの作成を行
う。この加工データとは、工作物Wの加工点や工具の移
動点における工具ユニットTの刃物先端(以下、単に工
具先端という)の位置および姿勢を後述する直交座標系
にて指定したデータを列記したものである。この加工デ
ータの作成については、制御装置70にて接続されたキ
ーボード76から入力しても構わないし、図略した専用
のデータ作成装置を使用しても構わない。
【0026】ここで、図9に示す工具ハンド10のモデ
ル図に基づき直交座標系における工具先端の位置および
姿勢の指定方法について説明する。なお、説明を簡単に
するため図9のモデル図においては、各ボールジョイン
ト16U,16u,16V,16v,16W,16wは
ボールネジ24U,24u,24V,24v,24W,
24w上を移動し、工具先端はトラベリングプレート1
2の中心位置Otに一致しているものとする。
【0027】直交座標系は、基台11の中心を原点Ob
とし、基台11上でアーム13Uおよびアーム13uが
取り付けられている辺部に直交する方向をX軸、基台1
1上で前記X軸に直交する方向をY軸、前記X軸および
Y軸のそれぞれに直交する方向(基台11に垂直な方
向)をZ軸とする。そして、指定される工具先端の位置
Otは前記原点Obからの各X,Y,Z軸毎の座標値で
指定され、工具先端の姿勢は各X,Y,Z軸回りのそれ
ぞれの回転角度A,B,Cにて設定され、(X,Y,
Z,A,B,C)と表記される。こうして、加工点や移
動点における工具先端の位置および姿勢を指定して加工
データを作成する 加工データの作成が完了すると、ステップ103(図
8)に示すように、誤差マップ作成処理が行われる。こ
の誤差マップ作成処理とは、ステップ101にて作成さ
れた加工データによって工具ハンド10を実際に駆動し
た時に、移動される工具先端の位置および姿勢を上述し
た測定リンク40にて測定し、加工データ(指令値)と
測定された工具先端の位置および姿勢(実測値)との誤
差を算出した誤差マップを作成する処理である。この誤
差マップ作成処理を、図10に示すフローチャートに基
づき詳細に説明する。なお、この誤差マップ作成処理で
は、工作物Wはテーブル52には載置されておらず、空
運転にて行われるようになっている。
【0028】まず、ステップ202にて、図8のステッ
プ101にて作成された加工データの1番目の指令値
(X1,Y1,Z1,A1,B1,C1)を入力する。
ステップ203に移行すると、この直交座標系で指定さ
れた指令値(X1,Y1,Z1,A1,B1,C1)
が、各デジタルサーボユニット81,82,83,8
4,85,86に出力される出力座標系の指令値(U
1,u1,V1,v1,W1,w1)に座標変換され
る。
【0029】ここで、出力座標系について図9を基づい
て説明する。出力座標系は、各ボールネジ24U,24
u,24V,24v,24W,24wの端点(図9にお
いては基台11との交点)をそれぞれの原点OU,O
u,OV,Ov,OW,Owとし、各ボールネジ24
U,24u,24V,24v,24W,24wの方向を
U軸、u軸、V軸、v軸、W軸、w軸とした6軸から構
成され、(U,u,V,v,W,w)と表記される。
【0030】次に、直交座標系の指令値(X1,Y1,
Z1,A1,B1,C1)から出力座標系の指令値(U
1,u1,V1,v1,W1,w1)への変換について
説明する。ただし、出力座標系(U,u,V,v,W,
w)への変換処理は、各出力軸U,u,V,v,W,w
毎にそれぞれ同様の演算を行って変換するため、U軸
(アーム13U)についてのみ説明する。
【0031】まず、所定の角度Kにて基台11に固定さ
れているU軸(ボールネジ24U)の直交座標系におけ
る直線の方程式を求める。次に、第1番目の指令値(X
1,Y1,Z1,A1,B1,C1)にトラベリングプ
レート12が移動された場合のボールジョイント17U
の座標TUを直交座標系にて算出し、さらに、この座標
TUを中心とした半径R(ロッド15Uの長さR)の球
の方程式を求める。そして、上記求めた直線の方程式と
球の方程式から交点を算出し、この交点とU軸の原点O
Uとの距離を求めて、この値を出力座標系に変換された
指令値U1とする。以上の演算をu軸、V軸、v軸、W
軸、w軸についてそれぞれ同様に行い、出力座標系にお
ける指令値(U1,u1,V1,v1,W1,w1)を
得る。なお、上述した出力座標系への変換は各ボールジ
ョイント16Uが各ボールネジ24U上を移動する図9
のモデルについて説明されているため、実際に行われる
座標変換においては、ボールネジ24Uからボールジョ
イント16Uまでの距離を考慮して座標変換を行う必要
がある。
【0032】ステップ204に移行すると、ステップ2
03にて出力座標系に変換された指令値(U1,u1,
V1,v1,W1,w1)をデジタルサーボユニット8
1,82,83,84,85,86にそれぞれ出力し、
工具ハンド10を駆動する。すると、各サーボモータ2
5U,25u,25V,25v,25W,25wがそれ
ぞれ駆動され、各スライドテーブル26U,26u,2
6V,26v,26W,26wが各ベース22U,22
u,22V,22v,22W,22w上をそれぞれ移動
し、アーム13U,13u,13V,13v,13W,
13wにより連結されているトラベリングプレート1
2、すなわち、工具先端は指令された位置および姿勢に
移動される。この時、基台11とトラベリングプレート
12との間に連結された測定リンク40はトラベリング
プレート12の移動に伴い変位される。
【0033】工具先端(トラベリングプレート12)が
指令値(X1,Y1,Z1,A1,B1,C1)に移動
されると、ステップ205にて、測定リンク40に取り
付けられた6つのエンコーダ42,45,51,53,
56,60の測定値(α1,β1,L1,γ1,δ1,
ε1)が入力される。ステップ206に移行すると、ス
テップ205にて測定された測定値(α1,β1,L
1,γ1,δ1,ε1)が前記直交座標系の測定値(x
1,y1,z1,a1,b1,c1)に座標変換され
る。すなわち、測定リンク40にて測定される刃物先端
の位置および姿勢の測定値は極座標系として測定される
ため、これを次式により直交座標系に変換する。
【0034】
【数1】
【0035】なお、上式は第1軸O1をX軸方向に向け
た場合の式である。また、上式においては、第1軸O1
から原点Obまでの距離と、第4軸O4から工具先端ま
での距離が考慮されていないため、実際の変換に際して
はこれらの距離を考慮して直交座標系の測定値(x1,
y1,z1,a1,b1,c1)を求める必要がある。
【0036】ステップ207に移行すると、ステップ2
06にて直交座標系に変換された測定値(x1,y1,
z1,a1,b1,c1)とステップ202にて入力し
た指令値(X1,Y1,Z1,A1,B1,C1)との
差である誤差値(Δx1,Δy1,Δz1,Δa1,Δ
b1,Δc1)が算出され、ステップ208にてこの誤
差値(Δx1,Δy1,Δz1,Δa1,Δb1,Δc
1)を指令値(x1,y1,z1,a1,b1,c1)
に対応させ、誤差マップとして外部記憶装置78に記憶
する。そして、ステップ209にて次の指令値の有無が
判別され、指令値が存在する場合には上述したステップ
202からステップ208の処理を繰り返し、次の指令
値が存在しない場合には誤差マップ作成処理を終了す
る。
【0037】上述したように、誤差マップ作成処理が完
了すると、図8のステップ105に示すように、実際に
工作物Wの加工を行う実加工処理が実行される。実加工
処理について図11のフローチャートに基づき説明す
る。なお、この実加工処理が実行される前に工作機械M
のテーブル52には工作物Wが取り付けられてるものと
する。
【0038】ステップ302にて、前記ステップ101
にて作成された加工データの1番目の指令値(X1,Y
1,Z1,A1,B1,C1)が入力される。続くステ
ップ304にて、上述した誤差マップ作成処理にて外部
記憶装置78に記憶された誤差マップより、指令値(X
1,Y1,Z1,A1,B1,C1)に対応する誤差値
(Δx1,Δy1,Δz1,Δa1,Δb1,Δc1)
が入力される。
【0039】ステップ305にて、指令値(X1,Y
1,Z1,A1,B1,C1)を誤差値(Δx1,Δy
1,Δz1,Δa1,Δb1,Δc1)に基づき補正し
て、補正指令値(X1’,Y1’,Z1’,A1’,B
1’,C1’)を算出する。この補正は、例えば、指令
値(X1,Y1,Z1,A1,B1,C1)から誤差値
(Δx1,Δy1,Δz1,Δa1,Δb1,Δc1)
を減算することにより行われる。
【0040】ステップ306にて、ステップ305にて
算出された補正指令値(X1’,Y1’,Z1’,A
1’,B1’,C1’)を、上述した誤差マップ作成処
理のステップ203と同様に、出力座標系の補正指令値
(U1’,u1’,V1’,v1’,W1’,w1’)
に座標変換し、ステップ307にてこの座標変換された
補正指令値(U1’,u1’,V1’,v1’,W
1’,w1’)をデジタルサーボユニット81,82,
83,84,85,86にそれぞれ出力し、工具ハンド
10を駆動してトラベリングプレート12(工具先端)
を指令値(目標値)に移動して工作物Wの加工を行う。
【0041】ステップ308にて次の指令値が存在する
か否かが判別され、次の指令値が存在する場合には、ス
テップ302から307が繰り返されて加工が継続さ
れ、次の指令値が存在しない場合は加工を完了する。以
上に述べたように本発明の実施形態である工具ハンド1
0を用いた工作機械Mは、測定リンク40がトラベリン
グプレート12の移動に伴い、全方向に変位可能な構成
であるため、いかなるトラベリングプレート12の移動
に対しても、トラベリングプレート12(詳細には、ト
ラベリングプレート12の下面に装着される工具ユニッ
トTの刃物先端)の位置および姿勢を測定することが可
能である。
【0042】また、本実施形態の工作機械Mにおいて
は、作成した加工データにより工具ハンド10を実際に
駆動して、その時に測定リンク40により測定される工
具先端の位置および姿勢から誤差マップを作成し、実際
の加工においてはこの作成された誤差マップの誤差値を
指令値に加味した補正値にて工具ハンド10を駆動する
ため、指令値どおりに工具先端の位置決めおよび姿勢決
めが行え、高精度な工作物Wの加工が可能であるといっ
た効果がある。
【0043】なお、上述した本発明の実施形態における
工具ハンド10の測定リンク40は基台11に対して第
1軸O1および第2軸O2回りに回転可能な2自由度を
有する第1ジョイント部46aと、トラベリングプレー
ト12に対して第4軸O4、第5軸O5および第6軸O
6回りに回転可能な3自由度を有する第2ジョイント部
46bとによって、基台11とトラベリングプレート1
2との間に接続されているが、その取り付けの方向を逆
向きにし、基台11に対して3自由度を有し、トラベリ
ングプレート12に対して2自由度を有して接続しても
上述した工具先端(トラベリングプレート12)の位置
および姿勢の測定は可能である。
【0044】また、上述した本発明の実施形態である工
作機械Mにおいては、誤差マップ作成処理にて、工具ハ
ンド10を加工データに基づき空運転し、この時出力さ
れる指令値と測定リンク40にて測定される実測値とか
ら誤差マップを作成して、実加工処理時に、この誤差マ
ップに基づいて補正された指令値により工具ハンド10
を駆動して工作物Wの加工を行うようにしているが、制
御装置70にて行われる座標変換等の演算速度に余裕が
ある場合には、加工データの指令値にて工具ハンド10
を駆動し、この時測定リンク40にて測定される測定値
を直接フィードバックして工作物Wの加工を行うように
しても構わない。
【0045】さらに、本発明の他の実施形態として、図
12に示すような基台11とトラベリングプレート12
とを3組の平行リンクからなるアーム93U,93V,
93Wにて連結した工具ハンド90を用いる場合には、
トラベリングプレート12は基台11に対し常に平行に
保たれるため、トラベリングプレート12の姿勢を測定
する測定リンク40の第3回転エンコーダ53、第4回
転エンコーダ56および第5回転エンコーダ60は省略
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の工具ハンド
は、トラベリングプレートの移動および姿勢変更に伴
い、測定リンクがいかなる方向にも変位可能な構成であ
るため、トラベリングプレートの移動方向や姿勢に関わ
らず常にトラベリングプレートの位置および姿勢を測定
できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である工具ハンド用いた工作
機械の全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態である工具ハンドを示した斜
視図である。
【図3】本発明の実施形態である工具ハンドの側面図で
ある。
【図4】測定リンクを示した斜視図である。
【図5】測定リンクを示した斜視図である。
【図6】第5回転エンコーダの取り付けを示した断面図
である。
【図7】制御装置を示した構成図である。
【図8】本発明の実施形態である工具ハンド用いた工作
機械の作用を示したフローチャートである。
【図9】工具ハンドの座標系を示したモデル図である。
【図10】誤差マップ作成処理を示したフローチャート
である。
【図11】実加工処理を示したフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施形態である工具ハンドを示
した全体構成図である。
【図13】従来の工具ハンドを示した構成図である。
【符号の説明】
10,90 工具ハンド 11 基台 12 トラベリングプレート 13U,13u,13V,13v,13W,13w ア
ーム 15U,15u,15V,15v,15W,15w ロ
ッド 40 測定リンク 41 第1支持部材 42 第1回転エンコーダ 43 第1中間部材 44 第2支持部材 45 第2回転エンコーダ 46a 第1ジョイント部 46b 第2ジョイント部 46c 伸縮リンク 51 直動エンコーダ 52 第3支持部材 53 第3回転エンコーダ 54 第2中間部材 55 第4支持部材 56 第4回転エンコーダ 70 制御装置 O1 第1軸 O2 第2軸 O3 第3軸 O4 第4軸 O5 第5軸 O6 第6軸 M 工作機械 T 工具ユニット W 工作物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 和也 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 太田 浩充 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、工具ユニットが装着されるトラ
    ベリングプレートと、前記基台と前記トラベリングプレ
    ートとを連結する複数のアームと、前記基台と前記トラ
    ベリングプレートとの中心間を連結する測定リンクとか
    らなる工具ハンドにおいて、前記測定リンクは、前記基
    台もしくは前記トラベリングプレートの何れか一方に支
    持され、この支持される前記基台もしくは前記トラベリ
    ングプレートに平行な第1軸回り、および、この第1軸
    に直交する第2軸回りに回転変位可能な第1ジョイント
    部と、前記基台もしくは前記トラベリングプレートの他
    方に連結され、この連結される前記基台もしくは前記ト
    ラベリングプレートに平行な第4軸回り、および、この
    第4軸に直交する第5軸回り、並びに、前記第4軸と前
    記第5軸との両方に直交する第6軸回りに回転変位可能
    な第2ジョイント部と、前記第1ジョイント部および前
    記第2ジョイント部を結ぶ第3軸方向に直動変位可能な
    伸縮リンクとを備えたことを特徴とする工具ハンド。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の工具ハンドにおい
    て、前記測定リンクは、前記第1軸、第2軸、第4軸、
    第5軸および第6軸回りの回転変位量を測定する5つの
    回転エンコーダと、前記第3軸方向の直動変位量を測定
    する1つの直動エンコーダをさらに有することを特徴と
    する工具ハンド。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の工具ハンドにおい
    て、前記アームは少なくとも3組の平行リンクからな
    り、前記測定リンクは、前記第1軸および前記第2軸回
    りの回転変位量を測定する2つの回転エンコーダと、前
    記第3軸方向の直動変位量を測定する1つの直動エンコ
    ーダをさらに有することを特徴とする工具ハンド。
  4. 【請求項4】 工作物を載置するテーブルに対向してフ
    レームに設けられた工具ハンドを具備し、前記工具ハン
    ドは、前記フレームに固定される基台と、工具ユニット
    が装着されるトラベリングプレートと、前記基台と前記
    トラベリングプレートとを連結する複数のアームと、前
    記基台と前記トラベリングプレートとの中心間を連結す
    る測定リンクとからなる工作機械において、前記測定リ
    ンクは、前記基台もしくは前記トラベリングプレートの
    何れか一方に支持され、この支持される前記基台もしく
    は前記トラベリングプレートに平行な第1軸回り、およ
    び、この第1軸に直交する第2軸回りに回転変位可能な
    第1ジョイント部と、前記基台もしくは前記トラベリン
    グプレートの他方に連結され、この連結される前記基台
    もしくは前記トラベリングプレートに平行な第4軸回
    り、および、この第4軸に直交する第5軸回り、並び
    に、前記第4軸と前記第5軸との両方に直交する第6軸
    回りに回転変位可能な第2ジョイント部と、前記第1ジ
    ョイント部および前記第2ジョイント部を結ぶ第3軸方
    向に直動変位可能な伸縮リンクとを備えたことを特徴と
    する工作機械。
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