JPH0959553A - 透明導電性インキ - Google Patents

透明導電性インキ

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JPH0959553A
JPH0959553A JP7221395A JP22139595A JPH0959553A JP H0959553 A JPH0959553 A JP H0959553A JP 7221395 A JP7221395 A JP 7221395A JP 22139595 A JP22139595 A JP 22139595A JP H0959553 A JPH0959553 A JP H0959553A
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transparent conductive
conductive ink
ink
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weight
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JP7221395A
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Hiroaki Ubukawa
裕章 生川
Shuhei Hosomi
周平 細見
Masanobu Taniguchi
正允 谷口
Kyoji Nomura
恭司 野村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Shinto Paint Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Shinto Paint Co Ltd
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/52Electrically conductive inks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、オフセット印刷で施された多色の
絵柄や図像の表面に、透明導電性皮膜をグラビア印刷に
よって形成する際に使用する透明導電性インキにおい
て、グラビア印刷適性、耐ブロッキング性、導電性の安
定な発現、及び絵柄や図像の色彩の鮮明さに優れた透明
導電性インキの提供を課題とする。 【構成】 本発明の透明導電性インキは、オフセット印
刷で施された多色の絵柄4の表面に重ねて、グラビア印
刷により透明導電性皮膜5を形成するための透明導電性
インキであって、ガラス転移点が45℃以上のアクリル
系熱可塑性樹脂と、平均粒径1μm以下の導電性粉末及
び溶剤とからなり、前記熱可塑性樹脂100重量部に対
し、前記の導電性粉末を100〜500重量部含有する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙などの基材上にオフ
セット印刷で施された多色の絵柄の表面に重ねてグラビ
ア印刷により透明導電性皮膜を形成するための透明導電
性インキを提供するものであり、本発明の透明導電性イ
ンキにより導電性を付与された印刷物は、教育絵本並び
に教育玩具などに好適に利用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、導電性インキを用いて印刷してな
る学習用教材が知られている。この様な学習用教材とし
ては、例えば実開昭48−20540号に開示されてい
る学習用問題集(図1)のように、基材1上に非導電性
インキによって印刷された問題(質問事項)部分2と導
電性インキ(または非導電性インキ)によって印刷され
た選択するためのチェックマーク3とによって印刷物が
構成される。この場合、一つの質問事項に対して複数個
の回答が印刷され、それぞれに対してチェックマークが
併記して印刷され、正解のチェックマークのみが導電性
インキによって印刷されている。学習者は、導電性イン
キ層による導通が得られたときにのみランプを点灯させ
るようにしたチェック用ライトペン(図示せず)によっ
てチェックマークを押圧することによって正解ないし不
正解を確認することができるようになっている。したが
って、このような導電性インキを利用した学習用教材
は、迅速な自己チェックが可能であり、繰り返し使用が
可能であるという利点がある。ところで、上記のような
印刷物に用いられている導電性インキとしては、導電性
成分としてカーボン粉末や銀粉末が使用されているが、
上述したような学習用教材のチェックマークのみの印刷
においては特に問題はないものの、多様な画像パターン
が要求される幼児用の学習絵本などを印刷する場合、導
電性インキ自体で自由に多色の絵柄や図像を印刷するこ
とは必ずしも容易ではない。また、当該導電性インキは
不透明であるため多色の絵柄や図像の上に印刷しても所
望の色彩の絵柄や図像を得ることはできない。
【0003】また、特開平7−57545号公報には、
印刷基材上に印刷基材側から順に文字や絵柄の印刷イン
キ層、バリア層、透明導電性インキ層を積層してなる導
電部を有する透明導電性印刷物が開示され、オフセット
印刷で施された多色の絵柄の表面に重ねて、透明導電性
インキにより透明導電性皮膜をグラビア印刷により形成
することが記載されている。
【0004】このようなグラビア印刷の標準作業条件の
特徴は、高速印刷(1分あたり30枚〜120枚)であ
り、低温・短時間乾燥(60℃で30秒〜60秒)であ
る。また、印刷物は製本まで積み重ねられる(5000
〜10000枚、高さ1m、底部圧力10kg/cm2
となる)ものであるので、グラビア印刷に供する透明導
電性インキとしては、このような作業条件でのグラビア
印刷適性、耐ブロッキング性、導電性の安定な発現及び
絵柄や図像の色彩の鮮明さの確保という課題を克服しな
ければならない。
【0005】また、グラビア印刷用インキとしては、一
般に乾燥条件の制約や乾燥印刷物中の残留溶剤が少な
く、かつ、残留溶剤の減少が速いことが必要であるとの
理由から溶剤はトルエン主体に組成され、バインダーと
なる樹脂としてはこのようなトルエンに可溶な樹脂が一
般に選定されているが、塩化ゴム系樹脂は組成中に含ま
れる塩素が焼却時に公害問題を引き起こす恐れがあるこ
と、またアルキド系樹脂は乾燥性が悪く硝化綿の併用が
必要で、硝化綿を溶解するケトン系やエステル系の溶剤
が必須成分となり、印刷中の溶剤組成中のエステル系や
ケトン系溶剤の減少で硝化綿の析出する危惧がある等の
問題を有する。
【0006】また、上記の公報においては、透明導電性
インキとして、ポリエステル系樹脂10.5%、酸化錫
と5酸化アンチモンの混合物24.5%、トルエン50
%−メチルイソブチルケトン50の混合溶媒65%とか
らなる組成のものが開示されているが、この透明導電性
インキにしても、乾燥性が良くなく、乾燥インキ中に溶
剤が残留しやすく、また、混合溶剤を使用することによ
る溶剤組成の変化により、粘度変化が大きいという問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オフセット
印刷で施された多色の絵柄や図像の表面に、透明導電性
皮膜をグラビア印刷によって形成する際に使用する透明
導電性インキにおいて、グラビア印刷適性、耐ブロッキ
ング性、導電性の安定な発現、及び絵柄や図像の色彩の
鮮明さに優れた透明導電性インキの提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の透明導電性イン
キは、オフセット印刷で施された多色の絵柄の表面に重
ねて、グラビア印刷により透明導電性皮膜を形成するた
めの透明導電性インキであって、ガラス転移点が45℃
以上のアクリル系熱可塑性樹脂と、平均粒径1μm以下
の導電性粉末及び溶剤とからなり、前記熱可塑性樹脂1
00重量部に対し前記の導電性粉末を100〜500重
量部含有することを特徴とする。
【0009】図2は本発明の導電性インキを使って実施
例による導電性印刷物の断面図である。すなわち、基材
1上の絵柄印刷層4の表面に、本発明の導電性インキを
用いて透明導電性層5が形成される。
【0010】本発明の透明導電性インキにおけるアクリ
ル系熱可塑性樹脂は、メチルアクリレート樹脂、エチル
アクリレート樹脂、イソブチルアクリレート樹脂、ブチ
ルアクリレート樹脂、メチルメタクリレート樹脂、エチ
ルメタクリレート樹脂、イソブチルメタクリレート樹
脂、ブチルメタクリレート樹脂、エチルメタクリレート
−エチルアクリレート共重合樹脂、メチルメタクリレー
ト−スチレン共重合樹脂、メチルメタクリレート−エチ
ルアクリレート共重合樹脂、ウレタン変成アクリル樹
脂、ポリエステル変成アクリル樹脂等が例示され、ガラ
ス転移点(Tg)が45℃以上のものである。すなわ
ち、Tgが45℃未満ではブロッキングが生じ、ブロッ
キング防止剤を併用しても完全には防止できない。更
に、好ましくはTgが105℃以下とするとよく、10
5℃を超えた場合は皮膜が脆くなり好ましくない。
【0011】また、導電性粉末としては、酸化錫を主成
分とし、アンチモン、アルミニウム、ほう素等の原子価
数の異なる金属をドープした粉末、また、この組成物を
核物質、例えばマイカ粉、チタン酸カリウム、シリカ粉
等に被覆した粉末、アンチモン酸亜鉛、酸化インジウム
錫、金、銀、銅等の導電性粉末が例示される。導電性粉
末の粒径は透明性の点で1μm以下であることが必要で
あり、屈折率が小さいものが好ましい。
【0012】導電性粉末の含有量は、塗膜の透明性と導
電性を確保する上で、アクリル系樹脂100重量部に対
して100重量部〜500重量部、好ましくは180重
量部〜300重量部である。導電性粉末が100重量部
未満では、1010Ω/□以上の導電性となり、本発明の
用途には適さない。また、500重量部を超えると導電
性粉末が過剰となり、塗膜の透明性(曇価で評価する)
が損なわれ、絵柄・図像の表面に印刷した場合に鮮明な
色相が得られにくくなる。
【0013】溶剤としては、トルエン、キシレン、酢酸
エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等
が例示され、また、その混合溶媒を使用してもよい。グ
ラビア印刷時の気温の高い場合は、トルエン−キシレン
の混合溶媒が印刷性の点より好ましい。
【0014】本発明の導電性インキの製造方法として
は、アクリル系樹脂、導電性粉末及び溶剤を、ボールミ
ル、サンドミル、三本ロールミル等の分散機を使用して
混合し、分散させるとよい。少量製造の場合はペイント
シェイカーが利用できる。
【0015】また、本発明においては、導電性粉末の分
散性をより高めるために、シランカップリング剤や界面
活性剤などの分散助剤を併用することができる。さら
に、耐ブロッキング性や耐磨耗性を向上させるために、
印刷用インキに一般的に用いられるワックス、微粉シリ
カ及びフッ素パウダーなどが併用できる。
【0016】このようにして調製された導電性インキ
は、基材である紙、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニルをベースとする合成紙、ポリエチレンテレ
フタレート等の合成樹脂フイルム上にオフセット印刷さ
れた多色の絵柄や図柄層の表面にグラビア印刷により印
刷され、乾燥時膜厚0.8μm〜5μmの導電性膜が形
成される。
【0017】本発明における透明導電性皮膜は、表面抵
抗値(25℃)が109 Ω/□台以下、好ましくは1×
107 Ω/□以下の良好な導電性が確保できるため、現
在実用化されている109 Ω/□台以下と1010Ω/□
台以上を区別して感知するチェック用ライトペンに適応
させることができる。
【0018】また、本発明における透明導電性皮膜は、
その曇価としては40以下、好ましくは20以下とする
とよく、40を越えると絵柄の鮮明さが失われる。
【0019】透明導電性インキ層は、多色の絵柄や図柄
層の表面にグラビア印刷されるに際して、ベタ印刷され
るとよいが、線幅100μm〜数百μmの方眼目、若し
くは50%以上の網点(線数は任意)で印刷することに
より、より透明性を保持させ、絵柄を鮮明にすることが
できる。
【0020】また、本発明における透明導電性皮膜は、
オフセット印刷された多色の絵柄や図柄層の表面に透明
プライマー層を介してグラビア印刷されてもよい。透明
プライマー層は絵柄や図柄層中に含有される可塑剤等が
透明導電性インキ層に移行するのを防止するバリア効果
や、透明導電性インキ層を形成するのにムラの少ない平
滑な印刷面を与えることができる。このような透明プラ
イマー層を形成するには、グラビアワニス、オフセット
用のOPワニス等を使用するとよく、乾燥膜厚1μm〜
10μmとするとよい。
【0021】
【作用及び発明の効果】本発明の透明導電性インキは、
グラビア印刷適性、耐ブロッキング性、導電性の安定な
発現、及び絵柄や図像の色彩の鮮明さに優れた透明導電
性インキであり、導電性を有する多色の絵柄や図像を自
由に、かつ、高生産性をもって提供することを可能にす
るものである。
【0022】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。な
お、実施例で使用しているアクリル系熱可塑性樹脂中の
溶剤成分はトルエンである。
【0023】(実施例1)下記組成を1リットルのガラ
ス瓶中に、ガラスビーズ(東芝バロティーニ製)200
gと一緒に仕込み、ペイントシェイカーで4時間分散
し、平均粒径1μm以下に分散した。
【0024】 ・アクリル系熱可塑性樹脂溶液(エチルメタクリレートとエチルアクリレートの 共重合樹脂、Tg75℃、固形分30%) ・・ 100重量部 ・酸化錫粉末(五酸化アンチモン含有、平均一次粒径0.2μm) ・・ 90重量部 ・トルエン ・・ 70重量部 得られた透明導電性インキは、トルエンにてザーンカッ
プNo.3で測定して20〜25秒に調整し、枚葉グラ
ビア印刷校正機を用い評価した。
【0025】評価には、オフセット印刷によって一部分
に多色の絵柄を形成した印刷物(基材には148g/m
2 のグロスコート紙を使用)を用い、上記で調製したイ
ンキをベタ版で全面に印刷を行い、透明導電皮膜(乾燥
膜厚約3μm)を形成し試験片を得た。
【0026】この試験片を用いて、絵柄部の導電性の発
現度合い、絵柄の鮮明さ、絵柄同士を重ね合わせて放置
した場合のブロッキング性について評価した。この結果
は表1に示す。
【0027】(実施例2)実施例1のインキのアクリル
系熱可塑性樹脂溶液を、アクリル系樹脂(イソブチルメ
タクリレート樹脂、Tg50℃、固形分30%)に全量
置き換え、実施例1と同様に透明導電性インキ、試験片
を作製し、試験片の評価を行った。この結果は表1に示
す。実施例1より耐ブロッキング性が劣るが、実用水準
にある。
【0028】(実施例3)実施例1のインキのアクリル
系熱可塑性樹脂溶液を、アクリル系樹脂(メチルメタク
リレート樹脂、Tg105℃、固形分30%)に全量置
き換え、実施例1と同様に透明導電性インキ、試験片を
作製し、試験片の評価を行った。この結果は表1に示す
ように実施例1と同様に良好であった。
【0029】(実施例4)実施例1のインキにおいて、
熱可塑性樹脂溶液を希釈するトルエンをキシレンに全量
置き換えた。溶剤組成はトルエン70重量部とキシレン
70重量部の混合系であり、気温の高い季節の印刷を想
定したものである。実施例1と同様に透明導電性イン
キ、試験片を作製し、試験片の評価並びに気温30℃で
の印刷適性を評価した。この結果は表1に示すように気
温30℃での印刷性が優れている。
【0030】(実施例5)実施例1のインキの酸化錫粉
末90重量部を30重量部に減らし、実施例1と同様に
透明導電性インキ、試験片を作製し、試験片の評価を行
った。結果は表1に示すように表面抵抗値は109 Ω/
□台であった。
【0031】(実施例6)実施例1のインキの酸化錫粉
末90重量部を120重量部に増量し、実施例1と同様
に透明導電性インキ、試験片を作製し、試験片の評価を
行った。
【0032】結果は表1に示すように、表面抵抗は10
5 Ω/□台を示した。実施例1に比較し、表面抵抗は大
差なく、曇価及び絵柄の鮮明さは低下したが実用水準で
あった。
【0033】(比較例1)実施例1のインキのアクリル
系熱可塑性樹脂を、アクリル系樹脂(エチルメタクリレ
ート樹脂、Tg40℃、固形分30%)に全量置き換
え、実施例1と同様に透明導電性インキ、試験片を作製
し、試験片の評価を行った。この結果は表1に示すよう
に耐ブロッキング性がやや不良であった。
【0034】(比較例2)実施例1のインキの酸化錫粉
末90重量部を25重量部に減量し、実施例1と同様に
透明導電性インキ、試験片を作製し、試験片の評価を行
った。結果は表1に示すように、表面抵抗は1011Ω/
□台を示した。実施例5に比較し表面抵抗値はやや不良
で実用水準以下の表面抵抗値であった。
【0035】なお、試験片の評価方法は次の通りであ
る。
【0036】(1)表面抵抗値(Ω/□) ハイレスターIP HT−210(油化電子(株)製)
を使用し測定。
【0037】(2)絵柄の鮮明さ 目視で、透明導電層が形成されていない絵柄と比較し
た。二重丸は丸印より、より絵柄が鮮明である。
【0038】(3)耐ブロッキング性 50℃−80%RHの雰囲気中で印刷物の絵柄同士を重
ねて、5Kg/cm2の荷重を与え、20時間静置し
た。その後、荷重を除き、印刷物同士の固着度合いを評
価した。二重丸は固着なし、丸印は固着は若干あるが絵
柄に損傷のないもの、三角印は固着があり、引き剥がし
たとき絵柄が損傷するものである。
【0039】(4)グラビア印刷適性 枚葉グラビア印刷校正機(型式 Dテスター)を用いて
評価した。二重丸は連続印刷が2時間以上可能なもの、
丸印は連続印刷が1〜2時間可能なもの、三角印は連続
印刷が0.5〜1時間可能なものを示す。
【0040】
【表1】
【0041】次に、実施例1で調製した透明導電性イン
キを、ポリエチレンテレフタレートフイルム(膜厚12
5μm)上に、バーコーターで乾燥塗膜約1μmの膜厚
に塗布し、試験片を得、実施例1同様に表面抵抗値、ま
た、下記の方法で曇価を測定した結果を表2に示す。
【0042】(5)曇価 直読式ヘーズコンピューター(スガ試験機(株)製)を
用いて測定した。
【0043】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は従来の導電性インキを用いて印刷され
た学習用教材の平面図である。
【図2】 図2は、本発明の透明導電性インキを使用し
て作製した印刷物の断面模式図である。
【符号の説明】
1…基材、2…非導電性インキによって印刷された問題
(質問事項)部分、3…導電性インキ及び非導電性イン
キによって印刷された選択するためのチェックマーク、
4…絵柄印刷層、5…透明導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 正允 千葉県習志野市実籾町四丁目1096番94号 (72)発明者 野村 恭司 千葉県習志野市東習志野一丁目11番21号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット印刷で施された多色の絵柄の
    表面に重ねて、グラビア印刷により透明導電性皮膜を形
    成するための透明導電性インキであって、ガラス転移点
    が45℃以上のアクリル系熱可塑性樹脂と、平均粒径1
    μm以下の導電性粉末及び溶剤とからなり、前記熱可塑
    性樹脂100重量部に対し前記の導電性粉末を100〜
    500重量部含有することを特徴とする透明導電性イン
    キ。
  2. 【請求項2】 導電性粉末が、酸化錫を主成分とする請
    求項1記載の透明導電性インキ。
  3. 【請求項3】 溶剤が、トルエン、キシレンのうち少な
    くとも1種である請求項1記載の透明導電性インキ。
JP7221395A 1995-08-30 1995-08-30 透明導電性インキ Pending JPH0959553A (ja)

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