JPH0958634A - 殺菌剤ガス化装置 - Google Patents

殺菌剤ガス化装置

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JPH0958634A
JPH0958634A JP22854895A JP22854895A JPH0958634A JP H0958634 A JPH0958634 A JP H0958634A JP 22854895 A JP22854895 A JP 22854895A JP 22854895 A JP22854895 A JP 22854895A JP H0958634 A JPH0958634 A JP H0958634A
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悦夫 島村
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寿美 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス化ヒータの温度低下を極力防止してガス
化能力を高く維持しつつ、しかもガス化装置の出力部か
ら常時、ガス状殺菌剤を噴霧できる殺菌剤ガス化装置を
提供する。 【解決手段】 エアー供給系38から無菌エアーが送り
込まれ、殺菌剤供給系37から液体状殺菌剤、例えば過
酸化水素水が送り込まれる2流体ノズル36と、2流体
ノズル36から噴射される無菌エアー及び液滴状殺菌剤
が拡散するガス化室34と、ガス化室34に設けられて
いて液滴状殺菌剤を加熱して蒸発させるガス化ヒータ5
3とを有する殺菌剤ガス化装置である。この装置では2
流体ノズル36に無菌エアーを常時供給し、そして液体
状殺菌剤を間欠的に供給する。殺菌剤の間欠補給によ
り、ガス化ヒータの温度低下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体状の殺菌剤を
ガス化するための殺菌剤ガス化装置に関する。このガス
化装置は、例えば、包装材料を殺菌するためのガス状殺
菌剤を生成する際に用いられる。
【0002】
【従来の技術】食品や、医薬品などといった内容物を収
容するための包装材料を殺菌することは従来より広く行
われている。殺菌剤としては、過酸化水素水(H22
などが用いられる。従来の殺菌方法として、液体状の過
酸化水素水に包装材料を浸漬させたり、液体状の過酸化
水素水をスプレーによって微粒子化して包装材料に吹き
付ける等といった方法が知られている。しかしながら、
包装材料を液体状殺菌剤に浸漬させる方法では、その浸
漬後に包装材料を乾燥させるために、容量の大きなヒー
タや長い乾燥時間が必要となるという問題があった。ス
プレー方式の場合はそのような問題はなくなるが、包装
材料の隅々までまんべんなく均一に殺菌剤を付着させる
ことができないという別の問題があった。
【0003】上記の各種の問題を解消するため、特開平
3−200524号公報に殺菌剤をガス化して包装材料
に供給するという殺菌方法が開示されている。しかしな
がらここに開示されたガス化方法では、ガス化室の中の
ガス化ヒータに常時液滴状の殺菌剤が供給され、さらに
加熱空気も常時ガス化室の中に供給されていた。この方
法によれば、ガス化装置の出力部から常時ガス状殺菌剤
を吹き出すことができるが、ガス化ヒータに常時殺菌剤
が供給されるのでそのガス化ヒータの表面温度の低下が
激しく、よって殺菌剤の気化が不十分になることがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス化ヒー
タの温度低下によるガス化能力の低下を防ぐために、ガ
ス化ヒータへの液滴状殺菌剤の供給及びガス化室への加
熱空気の供給の両方を間欠的に行うという方法が考えら
れる。しかしながらこの方法では、ガス化装置の出力部
から吹き出されるガス状殺菌剤も間欠的に吹き出される
ことになるので、殺菌剤を連続的に噴霧することが要求
されるガス化装置としては不適切である。本発明は、上
記の各種の問題点を解消するためになされたものであっ
て、ガス化ヒータの温度低下を極力防止してガス化能力
を高く維持しつつ、しかもガス化装置の出力部から常
時、ガス状殺菌剤を噴霧できるガス化装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る殺菌剤のガス化装置は、一方の入力口
に液体状殺菌剤を入力し他方の入力口に無菌エアーを入
力しそれらを噴射口から噴射する2流体ノズルと、2流
体ノズルから噴射される無菌エアー及び液滴状殺菌剤が
拡散するガス化室と、ガス化室に設けられていて液滴状
殺菌剤を加熱して蒸発させるガス化ヒータとを有する殺
菌剤のガス化装置において、無菌エアーを常時2流体ノ
ズルに供給し、液体状殺菌剤を間欠的に2流体ノズルに
供給することを特徴とする。このガス化装置では、ガス
化ヒータへの液滴状殺菌剤の供給は間欠的に行われるの
で、ガス化ヒータの温度低下は極力防止され、よって、
ガス化ヒータによるガス化能力は高く維持される。しか
も、ガス化室内への無菌エアーの供給は常時連続して行
われるので、ガス化室内に存在するガス状殺菌剤はガス
化装置の出力部から常時連続して噴霧される。
【0006】2流体ノズルというのは、2種類の流体を
入力すると共に、入力したそれらの流体を1つの噴射口
から噴射する形式のノズルのことである。この作用が実
現できる限りにおいて具体的な構造は自由に選定でき
る。無菌エアー及び液体状殺菌剤は常温のままで2流体
ノズルに送り込むことができるが、望ましくは、無菌エ
アー及び液体状殺菌剤のいずれか一方又は両方を2流体
ノズルへ送り込む前にヒータによって予め加熱する。こ
れにより、ガス化室内の温度の低下を防いでガス化能力
を高く維持できる。
【0007】2流体ノズルへの液体状殺菌剤の供給を間
欠的に行うための構造は種々考えられるが、次のように
構成することが簡単で経済的である。すなわち、2流体
ノズルの一方の入力口に接続される殺菌剤搬送用ガス管
と、その殺菌剤搬送用ガス管に設けられる開閉バルブ
と、そして、その開閉バルブの開閉を制御するバルブ制
御装置とを含む構成を採用する。そして、バルブ制御装
置によって上記開閉バルブを間欠的に開閉動作させる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る殺菌剤のガ
ス化装置を用いた無菌充填包装装置の一実施形態を示し
ている。この無菌充填包装装置は、駆動ローラ1と従動
ローラ2との間に掛け渡された無端で環状の搬送ベルト
3と、その搬送ベルト3を気密に包囲する密封チャンバ
4とを有している。搬送ベルト3の上側走行部は従動ロ
ーラ2から駆動ローラ1へ向かって図の右側から左側へ
移動し、一方、搬送ベルト3の下側走行部は駆動ローラ
1から従動ローラ2へ向かって図の左側から右側へ移動
する。本実施形態では、搬送ベルト3が包装材料搬送手
段を構成し、その搬送ベルト3の上側走行部が包装材料
の搬送路に相当する。
【0009】搬送ベルト3は、例えば図9に示すよう
に、ベルト基板5の中に複数の包装材料収納用の開口6
を開けることによって形成されている。図では、搬送ベ
ルト3の移動方向Fに関して2列の開口6が一定の間隔
Dで連続して設けられる。しかしながら、開口6の列は
1列とすることもできるし、3列以上とすることもでき
る。また、間隔Dも自由に設定できる。本実施形態では
包装材料として、図8に示すようなカップ容器7を考え
る。このカップ容器7は、その上端に開口26を有し、
さらにその上端周縁にフランジ8を有している。容器開
口26を通してカップ容器7の内部に内容物、例えば流
状食品を注入した後、フランジ8に円形状の蓋材9を加
熱溶着することによって、内容物入りの製品容器が完成
する。図9において、カップ容器7はその底部から開口
6の中に挿入され、フランジ8が開口6の周縁に引っ掛
かった状態で搬送ベルト3に支持される。
【0010】図1に戻って、本実施形態の無菌充填包装
装置は、包装材料供給ステージ10と、殺菌ステージ1
1と、乾燥ステージ12と、内容物充填ステージ13
と、密封ステージ14と、そして製品容器取出しステー
ジ15とを有している。殺菌ステージ11は、殺菌剤噴
霧室16及び殺菌剤ガス室17によって構成される。包
装材料供給ステージ10と殺菌剤噴霧室16との間、殺
菌剤噴霧室16と殺菌剤ガス室17との間、殺菌剤ガス
室17と乾燥ステージ12との間、そして乾燥ステージ
12と内容物充填ステージ13との間のそれぞれの位置
には、各ステージを互いに区分けするための隔壁18が
配設される。これらの隔壁18は、図の紙面に対して直
角の方向に延びる支軸19を中心として、図1に示す垂
直位置と図5に示す水平位置との間で旋回移動できる。
【0011】包装材料供給ステージ10内の密封チャン
バ4には、カップ容器7を補給するための補給用開口2
0、エアー排気口21a及びエアー排気口21bが設置
される。各エアー排気口21a及び21bの中には流量
調節弁22が設けられる。殺菌剤噴霧室16には次の各
要素、すなわち、殺菌剤噴霧ノズル23、そのノズル2
3を昇降移動させるノズル昇降装置24、そして、搬送
ベルト3従って包装材料の搬送路を挟んで殺菌剤噴霧ノ
ズル23に対向して配設されたエアーノズル25を有し
ている。
【0012】エアーノズル25は、例えば図6に示すよ
うに、ほぼ円盤形状に形成され、そしてその上面には多
数の微細な通気穴29が形成される。また、図1におい
て、このエアーノズル25には送風管31を介して冷却
エアー供給源32が接続される。冷却エアー供給源32
は低温空気を送風管31へ送り出し、その送り出された
低温空気は、図6に破線矢印Aで示すように各通気穴2
9から外部へ噴出される。噴出した低温空気は、図3に
示すように、カップ容器7の底部の外側に吹き付けられ
てそのカップ容器7を外側から冷却する。
【0013】図2の殺菌剤噴霧室16において、殺菌剤
噴霧ノズル23の先端には、カップ容器7の上端開口2
6の全面を覆う円盤形状の遮蔽カバー27が設けられ
る。また、この遮蔽カバー27の外周端縁にはカップ容
器7へ向けて下方へ突出するリング状の張出し部28が
設けられる。殺菌剤噴霧ノズル23は、図3において、
ノズル昇降装置24によって駆動されて破線で示す退避
位置Tと実線で示す噴霧位置Sとの間で昇降移動する。
ノズル昇降装置24は、それ自体周知の任意の機構によ
って構成される。
【0014】図1において、殺菌剤噴霧ノズル23は連
結管51を介して殺菌剤ガス化装置33に接続される。
この殺菌剤ガス化装置33は、図4に示すように、ガス
化室34及びそのガス化室34の上面に設置された2流
体ノズル36を有している。2流体ノズル36の一方の
入力ポートには殺菌剤としての過酸化水素水(H22
を供給するための殺菌剤供給系37が接続され、他方の
入力ポートには無菌エアーを供給するためのエアー供給
系38が接続される。ガス化室34の上部、殺菌剤噴霧
ノズル23の外周部及び連結管51の外周部のそれぞれ
には、ヒータ52が設けられる。また、ガス化室34の
底部にはガス化ヒータ53が設けられる。
【0015】殺菌剤供給系37は、圧縮エアー及び殺菌
剤を搬送するガス管39と、ガス管39上に設けられた
手動バルブ41と、ガス管39上に設けられていて液体
状の過酸化水素水Hを貯留した殺菌剤タンク42と、ガ
ス管39及びその中を流れる殺菌剤を加熱するヒータ4
5と、そしてガス管39上に設けられた殺菌剤側バルブ
43とを有している。殺菌剤側バルブ43は、バルブ制
御装置44からの指令に基づいて開閉する。
【0016】エアー供給系38は、圧縮エアーを搬送す
るガス管46と、ガス管46上に設けられたエアー側バ
ルブ47と、ガス管46内を流れるエアーを除菌するエ
アー除菌フィルタ48と、そしてガス管46及びその中
を流れるエアーを加熱するヒータ49とを有している。
エアー側バルブ47は、バルブ制御装置44からの指令
に基づいて開閉する。
【0017】図1に戻って、殺菌剤噴霧室16の後段位
置に配設された殺菌剤ガス室17の上面には、殺菌剤ガ
ス化装置33から延びる連結管51に接続するガス吐出
管54及びヒータ55が設けられる。また、図2に示す
ように、搬送ベルト3の下方位置に液滴受け皿56が設
けられ、その受け皿56の底部に通気穴57が設けられ
る。また、図1において、殺菌剤ガス室17の底部に
は、そのガス室17内の空気を外部へ排出するための排
気装置58が設置される。また、殺菌剤ガス室17の入
口17a及び出口17bには、開閉可能なシャッター3
0が設置される。
【0018】乾燥ステージ12には、搬送ベルト3を挟
んで一対のエアー配管59が設置されている。これらの
エアー配管59は乾燥空気供給源61に接続されてい
て、その乾燥空気供給源61で発生した高温で乾燥した
空気がそれらのエアー配管59を通して搬送ベルト3に
支持されたカップ容器7へ上下から吹き付けられる。ま
た、乾燥ステージ12内の密封チャンバ4の底面には流
量調節弁22を備えたエアー排気口21cが設けられ
る。さらに、内容物充填ステージ13には、内容物、例
えば流状食品を貯留した内容物タンク62が設置され、
その内容物タンク62から垂下する充填ノズル63が搬
送ベルト3の上方に位置している。
【0019】密封ステージ14内には、蓋材搬送/殺菌
装置64及びシール/カット装置65が設置されてい
る。蓋材搬送/殺菌装置64は、蓋材供給ロール66か
ら蓋材巻取りロール67に至る蓋材搬送系と、殺菌剤と
しての過酸化水素水Hを貯留した殺菌剤バス68と、そ
して、シート状の蓋材を乾燥するための蓋材乾燥装置6
9とを有している。シール/カット装置65は、搬送ベ
ルト3に対して進退移動、すなわち図において上下移動
することによって、シート状の蓋材からカップ容器7の
開口に合った大きさの円形状の蓋材9(図8参照)を打
ち抜き、それと同時に、打ち抜いたその蓋材をカップ容
器7の上端フランジ8(図8参照)に加熱溶融定着、す
なわちヒートシールする。
【0020】図1において、製品容器取出しステージ1
5内の密封チャンバ4の上面には容器取出し用の開口7
1が設けられ、さらに搬送ベルト3を挟んでその開口7
1に対向して容器排出装置72が設けられる。容器排出
装置72は、図示しない駆動装置によって駆動されて上
下方向へ昇降移動するようになっており、上方向へ移動
するときに搬送ベルト3に支持されているカップ容器7
を上方へ押し上げて搬送ベルト3から外し、さらに容器
取出し用開口71を通して外部へ排出する。なお、製品
容器取出しステージ15内の密封チャンバ4の側面に
は、密封チャンバ4の内部の全域を無菌の陽圧状態に設
定するための無菌エアー導入口73が設けられ、その導
入口73の内部には流量調節弁22が配設される。
【0021】以下、上記構成より成る無菌充填装置の動
作について説明する。 (充填包装装置内部の殺菌処理)図1の充填包装装置を
用いて充填包装作業を実行するにあたっては、その充填
包装作業が無菌状態下で行われるようにするために、充
填包装装置の内部全域を殺菌する必要がある。その装置
殺菌は、例えば、以下のようにして行われる。
【0022】まず、図10に示すように、無菌エアー導
入口73内の流量調節弁22及び各エアー排気口21
a,21b,21c内の流量調節弁22を全て開状態に
設定する。また、殺菌剤ガス室17の入口17a及び出
口17bに設けたシャッター30を開状態に設定する。
また、製品容器取出しステージ15内の容器取出し用開
口71を蓋75によって遮蔽する。この状態で、無菌エ
アー導入口73から高温の無菌エアーを密封チャンバ4
の内部へ導入し、同時に、乾燥ステージ12内の乾燥空
気供給源61を作動してエアー配管59から密封チャン
バ4の内部へ高温乾燥空気を導入する。こうして導入さ
れた高温流体は図に矢印で示すようにチャンバ4の内部
を流れて該部を高温に加熱した後、各エアー排気口21
a,21b,21cから外部へ排気される。
【0023】以上のようにしてチャンバ4の内部が所定
の高温状態に設定されると、次に、図5に示すように、
無菌エアー導入口73内の流量調節弁22及び各エアー
排気口21a,21b,21c内の流量調節弁22を全
て閉状態に設定する。また、容器取出し用開口71を蓋
75によって覆う。この状態でチャンバ4の内部はほぼ
気密状態に密封される。そしてさらに、各隔壁18を図
10の垂直状態から図8に示すように水平状態へと旋回
する。これにより、チャンバ4の内部が、各ステージに
区分けされていた状態から1つの空間へと開放される。
その後、殺菌剤噴霧室16内の殺菌剤噴霧ノズル23か
らガス状の過酸化水素水を噴霧してそれをチャンバ4の
内部の隅々まで行き渡らせる。このとき、ガス状の過酸
化水素水の流れを促進するために、チャンバ4内の適所
に設置した回転羽根74を回転させてガス状の過酸化水
素水を撹拌することが望ましい。こうしてガス状の過酸
化水素水をチャンバ4の内部全体に充満させることによ
り、チャンバ4の内部を殺菌する。
【0024】以上の装置殺菌処理が完了すると、再び、
無菌エアー導入口73内の流量調節弁22及び各エアー
排気口21a,21b,21c内の流量調節弁22が、
図10に示すように開状態に設定され、さらにエアー導
入口73から無菌エアーが再び導入される。こうして、
チャンバ4の内部に再びエアー流が形成され、このエア
ー流によってチャンバ4内のガス状の過酸化水素水が除
去される。以上によりチャンバ4内の殺菌処理が完了
し、その後、以下のようにしてカップ容器7に対する内
容物の充填包装処理が実行される。なお、その充填包装
処理は、無菌エアー導入口73から無菌エアーを導入し
てチャンバ4内に図10に示すような無菌エアーの流れ
を形成することによってチャンバ4内を陽圧状態に保持
した状態で実行される。この陽圧状態の保持により、カ
ップ容器7に対して充填包装処理を行っている間に外部
からチャンバ4の内部へ雑菌が進入することを防止す
る。また、隔壁18は垂直状態に戻される。
【0025】(内容物の充填包装処理)図1において、
包装材料供給ステージ10内の補給用開口20からカッ
プ容器7が供給される。そして一方、搬送ベルト3が間
欠的に周回移動を開始する。補給用開口20から供給さ
れたカップ容器7は、搬送ベルト3の開口6(図9参
照)に1個づつ挿入され、そして搬送ベルト3の周回移
動に従って図1の左方向へ搬送される。搬送されるカッ
プ容器7は、まず、殺菌ステージ11の殺菌剤噴霧室1
6内へ運ばれる。
【0026】カップ容器7が搬送される一方で、殺菌ス
テージ11内の殺菌剤ガス化装置33は次のように動作
する。すなわち、図4において、エアー供給系38内の
エアー側バルブ47は常に開状態にあり、一方、殺菌剤
側バルブ43は所定時間間隔で開閉を繰り返す。例え
ば、1秒間閉じて、0.5秒間開くという間欠開閉動作
を繰り返す。殺菌剤側バルブ43が開状態にあると、2
流体ノズル36からガス化室34の内部へ過酸化水素水
が液滴状に噴出され、その過酸化水素水がガス化ヒータ
53の上で蒸発してガス化し、そのガス化した過酸化水
素水がエアー供給系38から送り込まれる無菌エアーに
載って連結管51を通して殺菌剤噴霧ノズル23へ搬送
され、さらにそのノズル23から外部へ噴霧される。他
方、殺菌剤側バルブ43が閉状態にあると、殺菌剤供給
系37からガス化室34内への過酸化水素水の供給が行
われず、ガス化室34内にはエアー供給系38からの無
菌エアーだけが供給される。この場合には、ガス化室3
4の中に残存するガス状の過酸化水素水がその供給され
た無菌エアーに載ってノズル23から外部へ噴霧され
る。
【0027】以上の操作の結果、殺菌剤供給系37から
の過酸化水素水の供給は間欠的に行われるが、エアー供
給系38からの無菌エアーの供給は連続して行われるの
で、殺菌剤噴霧ノズル23へは連続してガス化された過
酸化水素水が供給され、従って、そのノズル23からは
常時、ガス化された過酸化水素水が噴霧される。
【0028】以上の動作中、2流体ノズル36からガス
化室34の内部へ過酸化水素水を間欠的に噴出すること
により、ガス化ヒータ53上で過酸化水素水が蒸発した
後、過酸化水素水の噴出が所定時間停止すると、その停
止時間中にガス化ヒータ53の表面温度が所定の高温に
回復する。過酸化水素水を常時連続してガス化室内へ噴
出するようにするとガス化ヒータ53の表面温度が低下
して過酸化水素水を十分に気化させることができなくな
るおそれがあるが、過酸化水素水を間欠的に噴出させる
ようにした本実施形態によれば、そのようなガス化ヒー
タ53の温度低下の心配はない。なお、エアー供給系3
8内に設けたヒータ49によって無菌エアーを予備的に
加熱し、さらに殺菌剤供給系37内に設けたヒータ42
によって過酸化水素水を予備的に加熱することにより、
ガス化ヒータ53による過酸化水素水のガス化を促進で
きる。
【0029】図1に戻って、搬送ベルト3によって搬送
されるカップ容器7が殺菌剤噴霧ノズル23の下方位置
に運ばれてそこに停止すると、図3に示すように、ノズ
ル昇降装置24によって駆動されてノズル23が下方へ
降下して、その先端の遮蔽カバー27の周縁張出し部2
8がカップ容器7のフランジ8の直上位置にセットされ
る。これにより、カップ容器7の開口26が遮蔽カバー
27によってほぼ隙間なく覆われる。この状態で、ノズ
ル23からガス状の過酸化水素水が噴霧されるので、噴
霧された過酸化水素水は遮蔽カバー27の働きによって
外部へ漏れることなく、カップ容器7の内部へ効率良く
供給される。供給されたガス状過酸化水素水はカップ容
器7の内部表面に接触してそこに付着する。
【0030】以上のようにガス状過酸化水素水がカップ
容器7に供給される間、カップ容器7の下方位置に配置
されたエアーノズル25から低温空気が放出され、その
放出された低温空気によってカップ容器7が底部及び側
部の外側から冷却される。このようにして、カップ容器
7へのガス状過酸化水素水の供給とそのカップ容器7の
冷却とを同時に行うことにより、カップ容器7の内部表
面に接触した過酸化水素水は効率良く、しかも均一に凝
縮して、カップ容器7の内部表面に十分な量でしかも均
一に付着する。
【0031】なお、カップ容器7に関する冷却方法は、
低温空気の吹き付け処理に限られず、低温の冷却水をカ
ップ容器の外側に吹き付けたり、包装材料を冷却水に浸
漬させたり、あるいは、包装材料の外観形状に合致した
冷却板をその包装材料に接触させる等の方法を採用する
こともできる。また、包装材料の外側表面に低温空気を
吹き付けるためのエアーノズルは、図6に示したような
形状のノズルに限られず、その他の任意の構造のノズル
を用いることができる。例えば図7に示すように、単な
る円筒形状のノズル35を用いてエアーノズルを構成す
ることもできる。
【0032】内部表面に均一で十分な量の過酸化水素水
が付着したカップ容器7は、その後、図1において搬送
ベルト3によって搬送されて殺菌剤ガス室17へ送られ
る。ガス室17の入口17aに設けたシャッタ30は、
カップ容器7が到来したときに開いてそのカップ容器7
の通過を許容し、そのカップ容器7が通過し終わった後
に閉じてガス室17を密封する。ガス室17の上面に設
けたガス吐出管54はその下部に複数の小さな通気口を
有していて、それらの通気口からガス状の過酸化水素水
を連続して吐出しており、その吐出された過酸化水素水
がガス室17の内部に充満している。ガス室17の上面
に設けたヒータ55は、例えば室内の温度を122℃〜
150℃程度に維持して過酸化水素水がガス状態を維持
できるようにしている。カップ容器7がガス室17の内
部へ送られると、そのガス室17を通過する間にそのカ
ップ容器7の外周側面及びフランジ8の表面に過酸化水
素水が十分に付着する。
【0033】搬送ベルト3の下方には通気口57が設け
られ、排気装置58によって空気が引かれるとき、搬送
ベルト3のまわりの空気が通気口57を通して下方へ引
かれる。これにより、ガス室17の内部のガス状過酸化
水素水が隣接する殺菌剤噴霧室16や、乾燥ステージ1
2へ漏れ出ることを防止する。また、通気口57を通し
て上下方向へ空気流を形成することにより、ヒータ55
から発散する熱がガス室17の上部に滞留することを防
止できる。搬送ベルト3の下方位置に設けた液滴受け皿
56はガス室17の上部に結露した過酸化水素水の液滴
を回収するために用いられる。
【0034】殺菌剤噴霧室16を通過することによりそ
の内部表面にまんべんなく過酸化水素水が付着し、さら
にガス室17を通過することによりその外部表面にまん
べんなく過酸化水素水が付着するに至ったカップ容器7
は、その後、搬送ベルト3によって搬送されて乾燥ステ
ージ12へ搬送される。このとき、ガス室17の出口1
7bに設けたシャッタ30はカップ容器7の通過を許容
するために、開状態に開かれる。
【0035】図1において、カップ容器7が乾燥ステー
ジ12内へ入ると、一対のエアー配管59によって高温
の乾燥空気が上下両方向からカップ容器7へ吹き付けら
れ、これにより、そのカップ容器7の内側表面及び外側
表面に付着した過酸化水素水が活性化して所期の殺菌効
果を発揮してカップ容器7の内外表面全域を殺菌する。
また、乾燥空気によってカップ容器7から過酸化水素水
が除去される。以上のようにして殺菌処理が終了したカ
ップ容器7は、搬送ベルト3によって内容物充填ステー
ジ13へ運ばれる。内容物充填ステージ13内の充填ノ
ズル63からは、カップ容器7の搬送タイミングに同期
したタイミングで内容物、すなわち流状食品が放出さ
れ、その放出された内容物がカップ容器7の内部へ収容
される。そして内容物を収容したカップ容器7は、次い
で、密封ステージ14へ搬送される。
【0036】密封ステージ14内では、蓋材供給ロール
66から繰り出されたシート状の蓋材が殺菌剤バス68
内に貯留された液体状の過酸化水素水Hに浸漬されて殺
菌され、さらに乾燥装置69を通過する間に乾燥処理を
受け、そしてシール/カット装置65とカップ容器7と
の間まで搬送される。シール/カット装置65は、シー
ト状の蓋材をカップ容器7の開口部の径に合った円形状
に打ち抜き、さらに図8に示すようにその打ち抜いた円
形状の蓋材9をフランジ8に溶融接着する。こうして内
容物入りの製品容器が完成するが、これまでの全ての工
程は無菌状態に保持された無菌チャンバ4の内部で行わ
れるので、得られた製品容器も無菌状態である。完成し
た製品容器は、その後、製品容器取出しステージ15へ
運ばれて、容器排出装置72によって搬送ベルト3から
取り外され、さらに取出し用開口71を通して外部へ取
り出される。
【0037】(その他の実施形態)以上、好ましい実施
形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形
態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した技術
的範囲内で種々に改変できる。例えば、殺菌剤として
は、過酸化水素水に限られず、過酢酸や、過酢酸と過酸
化水素の混合物などを用いることもできる。また、包装
材料は図8に示すようなカップ容器7に限られず、角筒
形状、円筒形状、その他任意の形状の容器を用いること
ができる。また、図4において、ガス化ヒータ53はガ
ス化室34の外側に設けることもできる。また、本発明
に係る殺菌剤ガス化装置は、無菌充填包装装置に用いら
れるだけではなく、単独の殺菌装置に用いることもでき
る。また、無菌充填包装装置に用いる場合でも、図1に
示した構造の装置だけに用いられるというのではなく、
その他種々の構造の無菌充填包装装置にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の殺菌剤ガス化装置によれ
ば、ガス化ヒータへの液滴状殺菌剤の供給は間欠的に行
われるので、ガス化ヒータの温度低下は極力防止され、
よって、ガス化ヒータによるガス化能力は高く維持され
る。しかも、ガス化室内への無菌エアーの供給は常時連
続して行われるので、ガス化室内に存在するガス状殺菌
剤はガス化装置の出力部から常時連続して噴霧される。
【0039】請求項2記載の殺菌剤ガス化装置によれ
ば、ガス化室内の温度の低下をより一層確実に防止でき
るので、ガス化ヒータによるガス化能力をより高く維持
できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る殺菌剤ガス化装置を用いた無菌充
填包装装置の一例を示す正面断面図である。
【図2】上記無菌充填包装装置の要部、特に包装材料に
対する殺菌処理部を拡大して示す断面図である。
【図3】図2の一部分を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明に係る殺菌剤ガス化装置の一実施形態を
示す正面断面図である。
【図5】図1に示す無菌充填包装装置に関してその装置
の内部全体を殺菌する際の状態を示す断面図である。
【図6】包装材料を冷却するために低温気体を放出する
エアーノズルの一例を示す斜視図である。
【図7】包装材料を冷却するために低温気体を放出する
エアーノズルの他の一例を示す斜視図である。
【図8】包装材料の一例を示す斜視図である。
【図9】包装材料のための搬送手段の一例を示す斜視図
である。
【図10】図1に示す無菌充填包装装置においてその装
置の内部を無菌の陽圧状態に保持するための無菌エアー
の流れを模式的に示す図である。
【符号の説明】
3 包装材料搬送ベルト 4 密封チャンバ 5 ベルト基板 6 包装材料支持用の開口 7 カップ容器(包装材料) 8 フランジ 9 蓋材 10 包装材料供給ステージ 11 殺菌ステージ 12 乾燥ステージ 13 内容物充填ステージ 14 密封ステージ 15 製品容器取出しステージ 16 殺菌剤噴霧室 17 殺菌剤ガス室 17a 入口 17b 出口 18 隔壁 19 支軸 21a,21b,21c エアー排気口 23 殺菌剤噴霧ノズル 24 ノズル昇降装置 25 エアーノズル 26 容器開口 27 遮蔽カバー 28 張出し部 29 通気穴 30 シャッター 31 送風管 32 冷却エアー供給源 33 殺菌剤ガス化装置 34 ガス化室 35 エアーノズル 36 2流体ノズル 37 殺菌剤供給系 38 エアー供給系 45 ヒータ 48 エアー除菌フィルタ 49 ヒータ 51 連結管 52 ヒータ 53 ガス化ヒータ 54 ガス吐出管 55 ヒータ 58 排気装置 61 乾燥空気供給源 63 内容物充填ノズル 64 蓋材搬送/殺菌装置 65 シール/カット装置 71 容器取出し用開口 72 容器排出装置 73 無菌エアー導入口 H 過酸化水素水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の入力口に液体状殺菌剤を入力し他
    方の入力口に無菌エアーを入力しそれらを噴射口から噴
    射する2流体ノズルと、2流体ノズルから噴射される無
    菌エアー及び液滴状殺菌剤が拡散するガス化室と、ガス
    化室に設けられていて液滴状殺菌剤を加熱して蒸発させ
    るガス化ヒータとを有する殺菌剤ガス化装置において、 無菌エアーを常時2流体ノズルに供給し、液体状殺菌剤
    を間欠的に2流体ノズルに供給することを特徴とする殺
    菌剤ガス化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の殺菌剤ガス化装置におい
    て、2流体ノズルに送り込まれる無菌エアー及び液体状
    殺菌剤のいずれか一方又は両方を2流体ノズルへ送り込
    まれる前に予め加熱するヒータを設けることを特徴とす
    る殺菌剤ガス化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の殺菌剤ガス
    化装置において、2流体ノズルの一方の入力口に接続さ
    れる殺菌剤搬送用ガス管と、その殺菌剤搬送用ガス管に
    設けられる開閉バルブと、その開閉バルブの開閉を制御
    するバルブ制御装置とを有しており、バルブ制御装置は
    上記開閉バルブを間欠的に開閉動作させることを特徴と
    する殺菌剤ガス化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105832A (ja) * 1997-10-01 1999-04-20 Toppan Printing Co Ltd 液体包装用充填機チャンバーの無菌陽圧保持方法及び装置
JP2002193222A (ja) * 2000-12-20 2002-07-10 Daiwa Can Co Ltd カップ容器の殺菌方法
JP2016190684A (ja) * 2010-10-07 2016-11-10 東洋製罐株式会社 容器の殺菌に用いられる3流体ノズル

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