JPH0956547A - チェックアウトカウンター装置 - Google Patents

チェックアウトカウンター装置

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JPH0956547A
JPH0956547A JP21361995A JP21361995A JPH0956547A JP H0956547 A JPH0956547 A JP H0956547A JP 21361995 A JP21361995 A JP 21361995A JP 21361995 A JP21361995 A JP 21361995A JP H0956547 A JPH0956547 A JP H0956547A
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Kenji Nakamura
健治 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1人制時には、ワーキングエリアをコンパク
トにして店員の移動距離を小さくするとともに、店員の
作業負担を軽減させ、2人制時には、店員の立つ間の距
離に余裕を持たせて、動作空間における心理的、身体的
圧迫感を軽減させ、作業効率をよくするとともに、各売
場の扱う商材により必要とされるサッキングスペースに
対応させる。 【解決手段】 バーコード読み取り部 4a を備えたスキ
ャナ装置4を、レジ台2に対し近接離隔するように、こ
のレジ台2に並設したカウンター1の天板3上に、これ
に沿って移動可能に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等の各種店舗に設置して使用されるチェックアウトカ
ウンター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカウンター装置を構成す
るPOS機器は、カウンター上に、固定型の水平のスキ
ャナ装置を配置し、かつレジ台に、ひとつのキーボー
ド、ドロア、ディスプレイ、プリンタ、及びPOSコン
トローラ等を配置して構成されていた。このような配置
のPOS機器は、2人制チェックアウトに使用されるの
が通常である。すなわち、一人は、商品をスキャニング
するとともに、包装作業を行い、もう一人は、客と金銭
授受を行うことに専従していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の方式は2人制で
あるが、省人化のために、繁忙時には2人制とし、閑散
時には1人制にシフトしたいという要望がある。しか
し、上述の配置のままで1人制を行おうとすると、同一
商品のリピート入力及びバーコードの付いてない商品の
入力の際、キーボードのあるレジ台まで店員が移動しな
ければならない。また、スキャニングが終了して、小計
キーに入力する際にも、レジ台まで移動する必要があ
る。2人制の場合にも、同一商品のリピート入力時と、
バーコードが付いていない商品の入力時には、スキャニ
ングをしている店員の所にはキーボードがないので、声
を出してレジ台の店員に知らせ、入力してもらう必要が
あった。
【0004】1人制と2人制のシフトに対応する従来例
として、レジ台の位置を変えたものがある。すなわち、
カウンターとレジ台とを並列に配置するのではなく、ス
キャナ装置のあるカウンターの横に、このカウンターと
直角をなす位置にレジ台を配置し、1人制の際には、カ
ウンター上でスキャニングしている店員が横を向けば、
そのまま、レジスタを扱って金銭の授受ができるように
することで対応していた。
【0005】しかし、この場合、カウンターに対してレ
ジ台が並列に置かれてないので、店員のカウンターエリ
ア内での移動経路すなわち動線を考えると、レジ台が邪
魔になる。また、金銭授受の際、店員が横を向いたまま
である可能性が高く、顧客への印象が悪い。さらに、キ
ーボードがスキャナ装置の近くにある場合、スキャニン
グ中の誤入力があったり、大型の商品をカウンター上で
扱う時に邪魔になったりする。また、1人制の場合、キ
ーボードがスキャナ装置の近くにあると、金銭授受にお
ける入金打ち込み、現計キー入力等のキー操作の時、店
員の移動距離が大きくなる。
【0006】本発明の目的は、1人制時には、ワーキン
グエリアをコンパクトにして店員の移動距離を小さく
し、店員の作業負担を軽減させ、2人制時には、店員の
立つ間の距離に余裕を持たせ、動作空間における心理
的、身体的圧迫感を軽減させ、作業効率をよくするとと
もに、各売場の扱う商品により必要とされるサッキング
スペースに対応させうるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 店舗等において商品の勘定精算を行うレジスタを
一側に備えるチェックアウトカウンター装置において、
商品コード読み取り部を備えたスキャナ装置を、前記レ
ジスタに対して近接離隔するように、カウンターに沿っ
て移動可能に配設する。
【0008】(2) 上記(1)項において、スキャナ装置
に、その移動範囲の任意の位置において静止固定させる
固定装置を設ける。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、ス
キャナ装置に、ボックス状の収納ケースを設ける。
【0010】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、スキャナ装置に、入力用のキーボード装置を取り付
ける。
【0011】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、スキャナ装置に、デイスプレイ装置を取り付ける。
【0012】(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、内部にスキャナを備えるスキャナ装置の下部に移動
ローラを設け、この移動ローラにより、前記スキャナ装
置が天板上を移動できるようにする。
【0013】(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、スキャナ装置の前側板の下部にL字形のプレートを
取り付け、このL字形のプレートの直角に曲がった先端
部を、天板下面におけるスキャナの移動方向に設けた下
向きに開口するビーム杆の内側に入り込ませる。
【0014】(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、スキャナ装置の前側板に設けたねじ孔にノブボルト
を螺入するとともに、このノブボルトの先端部を天板の
側縁部と対峙させ、前記ノブボルトを締め込むと、前記
先端部が前記側縁部に圧接して、前記スキャナ装置が固
定されるようにした固定装置を設ける。
【0015】(9) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、スキャナ装置の前側板の下部にL字形の固定装置取
付プレートを固定し、その直角に曲がった部分を、下向
き開口するビーム杆に対峙させ、かつこの直角に曲がっ
た部分に穿設した通孔に、ハンドルロッドの軸を挿通す
るとともに、この軸を、前記ビーム杆の内部に位置する
長方形のロックプレートに回動不能に固定し、前記ハン
ドルロッドを回動させることにより、前記ロックプレー
トを前記ビーム杆の内壁に当接させて、前記スキャナ装
置が固定されるようにした固定装置を設ける。
【0016】(10) 上記(1)〜(7)項のいずれかにお
いて、スキャナ装置に、前記天板の下方に配設した水平
な軸回りに回動しうるカムに連設したレバーを上下に移
動させることにより、前記カムのカム面をもって天板ま
たは天板に固定された部材の下面を圧接して、前記スキ
ャナ装置が固定されるようにした固定装置を設ける。
【0017】(11) 上記(1)〜(10)項のいずれかに
おいて、スキャナ装置の下部に、天板の下側に位置する
ようにボックス状の収納ケースを垂設する。
【0018】
【発明の実施の態様】図1〜図7は、本発明の第1の実
施例を示す。図1に示すチェックアウトカウンター装置
は、カウンター(1)とレジ台(2)とが直線状に配設され
ており、カウンター(1)の天板(3)上には、入力用のス
キャナ装置(4)が、またレジ台(2)には、キーボード装
置(5)、ディスプレイ装置(6)、プリンタ(7)、釣り銭
機(8)、ドロア(9)、POSコントローラ(10)等が配設
されている。符号(11)は、ハンドスキャナである。
【0019】スキャナ装置(4)は、図1に矢印で示すよ
うに、カウンター(1)の天板(3)上を、レジ台(2)に近
ずいたり、遠ざかったりするように滑動できる。図5〜
図7に示すように、スキャナ装置(4)のハウジング(12)
は、その中央に、商品コード読み取り部であるスキャナ
(4a)を支持し、下部に取り付けた4個の移動ローラ(13)
により天板(3)上を移動できる。図6に示すように、端
板(12a)と前側板(14)との間を底板(15)により連結した
ものの両側に、側板(12b)(12b)を取り付けて、ハウジン
グ(12)が形成されている。
【0020】ハウジング(12)の前側板(14)は、天板(3)
の側縁部(3a)に沿って天板(3)の下方に延び、その下面
にL字形のプレート(16)がねじ止めされている。このL
字形のプレート(16)の直角に曲がった先端部(16a)は、
天板(3)の下面におけるスキャナ装置の移動方向、すな
わち左右方向側に取り付けたチャンネル形状のビーム杆
(17)の内側に接するように配置されている。従って、ス
キャナ装置(4)の天板(3)上の移動は、このビーム杆(1
7)によって案内されることとなる。
【0021】ハウジング(12)の前側板(14)のほぼ中央部
分に穿設した通孔には、ナット(19)が埋め込まれてお
り、このナット(19)のねじ孔(19a)に、ノブボルト(18)
が螺入されている。ノブボルト(18)の先端部(18a)は、
天板(3)の側縁部(3a)に対峙しており、ノブボルト(18)
を締め込むと、その先端部(18a)が天板(3)の側縁部(3
a)に圧接して、スキャナ装置(4)をその位置で静止固定
させることができる。これが固定装置である。
【0022】スキャナ(4a)からは、通信ケーブル(22)が
天板(3)の下へ延び、固定棚(20)に固定の中継器(21)に
至っている。通信ケーブル(22)は、スキャナ装置(4)の
移動範囲を考慮して、余裕をもって配設されている。
【0023】スキャナ装置(4)の前側板(14)の下部に
は、ボックス状の収納ケース(23)がねじ止めされてい
る。この収納ケース(23)は、天板(3)と固定棚(20)との
間の空間に収まり、スキャナ装置(4)の移動とともに移
動する。図1では、特定の位置に格納されるようにして
示したハンドスキャナ(11)を、この収納ケース(23)に収
納しておけば、スキャナ装置(4)の移動時、ハンドスキ
ャナ(11)が常に手元にあるので便利である。
【0024】この実施例の2人制の作業状況を図2に示
す。スキャナ(4a)を収めた移動式のスキャナ装置(4)
は、レジ台(2)から遠い位置に移動させてあり、この前
に店員(A)が位置し、レジ台(2)の前には店員(B)が位
置している。顧客は、白抜き矢印により示すよう進む。
まず、店員(A)は、買い求めた商品は、店員(A)が、バ
ーコードをスキャニングする。大型の商品については、
ハンドスキャナ(11)を用いて入力する。次いで、顧客
は、レジ台(2)に進み、店員(B)に支払いをする。な
お、図2に示す符号(6a)は、顧客用ディスプレイ装置で
ある。
【0025】1人制の場合には、図3に示すように、ス
キャナ装置(4)をレジ台(2)に近い位置に移動させる。
レジ台(2)の上のディスプレイ装置(6)及びキーボード
装置(5)は、それぞれ回転台及び回転式キーボード受台
により、店員(C)の方に向けておく。店員(C)は、一人
でスキャニングとキーボードの入力等のレジ操作を行
う。この際の店員(C)の移動距離及び姿勢変更の角度
は、最小限度のものであることに注目されたい。なお、
図3の場合、ハンドスキャナ(11)は、スキャナ装置(4)
の下部に取り付けた収納ケース(23)に収納しておくと便
利である。
【0026】上述の実施例では、キーボード装置(5)は
レジ台(2)上にあるのみであったが、図8に示すよう
に、同様のキーボード装置(5a)を、スキャナ装置(4)に
一体に設けてもよい。また、このキーボード装置(5a)と
ともに、またはこれと関係なく、顧客用及び店員(A)用
のディスプレイ装置(6b)を、スキャナ装置(4)に一体に
設けることもできる。
【0027】図9〜図11は、上述の実施例のノブボル
ト(18)による固定装置に代えて、下から締め付ける形式
の固定装置を示している。この変形例では、固定装置取
付プレート(24)は、図11に示すように、スキャナ装置
(4)のハウジング(12)の前側板(14)に取り付けられてい
る。おおよそL字状をなす固定装置取付プレート(24)の
下部の直角に曲がった部分(24a)は、天板(3)の下面の
ビーム杆(17)の下に延びている。長方形の水平形状に曲
げたハンドルロッド(25)の一隅部には、軸(26)が垂直に
突設されており、この軸(26)は、固定装置取付プレート
(24)の部分(24a)に穿設した通孔(24b)に挿通されてい
る。上述のビーム杆(17)にはめ込んだロックプレート(2
7)の角穴(27a)には、軸(26)の角形部(26a)が嵌め込ま
れ、この角形部(26a)の上方に形成したねじ部(26b)にナ
ット(28)が螺合して締着されている。
【0028】図9に示すように、ロックプレート(27)
は、長辺の長さがビーム杆(17)の内面の横断長さにほぼ
等しい長さの長方形であり、隅部が丸く大きく角を落と
した形のものである。従って、ハンドルロッド(25)を矢
印に示すように90度回動させると、ロックプレート(2
7)の長辺がビーム杆(17)の内面に噛み合って、この結果
スキャナ装置(4)は固定される。ハンドルロッド(25)
を、この状態から逆に90度回動させると、ロックプレ
ート(27)の長辺はビーム杆(17)の内面との係合から脱
し、ロックは解除されて、スキャナ装置(4)は滑動でき
る状態となる。
【0029】図12〜図14は、固定装置のさらに別の
変形例を示す。
【0030】L字形のプレート(16)の下面には、ほぼL
字形をなす固定装置取付プレート(29)の水平片(29a)が
固着されている。
【0031】水平片(29a)の後端には、上方に向かって
延出する垂直片(29b)が連設され、垂直片(29b)の上端と
外側端には、それぞれ後方に向かって延出する案内片(2
9c)(29c)と側片(29d)(29d)とが連設されている。案内片
(29c)と側片(29d)の端部間に形成された水平なスリット
(30)には、ビーム杆(17)の水平片(17a)が嵌合して、ス
キャナ装置(4)の滑動を案内するようにしてある。
【0032】固定装置取付プレート(4)の外側には、後
端部同士が連結杆(34)により連結された左右1対の回動
レバー(31)(31)が配設されている。合成樹脂製の円筒状
カラー(35)が、側片(29d)(29d)と回動レバー(31)(31)の
前端のカム(32)(32)とを貫通し、円筒状カラー(35)の内
部を挿通するボルト(36)(36)の端部に、ナット(37)(37)
を締着することにより、左右の回動レバー(31)(31)が同
調しながら回動しうるようにしてある。
【0033】回動レバー(31)の前端のカム(32)の外周面
には、図14にその詳細を示すように、ボルト(36)から
の距離(L1)が、ボルト(36)から水平片(17a)の下面ま
での距離より若干短い解除部(33a)と、解除部(33a)に連
続し、ボルト(36)からの距離(L2)が、ボルト(36)から
水平片(17a)の下面までの距離より若干長い圧接部(33b)
とを有するカム面(33)が設けてある。
【0034】回動レバー(31)が図14の仮想線の位置に
あるときは、回動レバー(31)の解除部(33a)とビーム杆
(17)の水平片(17a)とが対峙し、両者の間には適宜の間
隙が形成され、このような場合には、スキャナ装置(4)
をビーム杆(17)に沿って滑動させることができる。回動
レバー(31)を実線の位置まで移動させると、回動レバー
(31)の圧接部(33b)とビーム杆(17)の水平片(17a)とが対
峙し、固定装置取付プレート(29)の案内片(29c)と回動
レバー(31)の圧接部(33b)とが、ビーム杆(17)の水平片
(17a)を上下から締め付けるようになるので、スキャナ
装置(4)をその位置で静止固定することができる。
【0035】なお、カム面(33)が天板(3)の下面に近接
するようにして、回動レバー(31)をスキャナ装置(4)に
取り付けて、カム面(33)を直接天板(3)の下面に作用さ
せるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、商品コード読み取り部
を備えたスキャナ装置を、レジスタに対し近接離隔する
ようにカウンターに沿って移動可能に配設したので、2
人制時には、スキャナ装置をレジ台から遠く離して、ふ
たりの店員の立つ間の距離に充分な余裕をもたせ、1人
制時には、スキャナ装置をレジ台に近ずけて、ひとりの
店員のワーキングエリアをコンパクトにすることができ
る。この結果、2人制の場合、動作空間における心理
的、身体的な圧迫感を軽減させ、作業効率を向上させる
とともに、各売場の扱う商品により必要となるサッキン
グスペースに対応させることができる。1人制の場合に
は、店員の作業負担、従って疲労を軽減することができ
る。
【0037】請求項2記載の発明のように、スキャナ装
置に、その移動範囲の任意の位置において静止固定させ
る固定装置を設けると、スキャニング作業中スキャナ装
置に商品ないしは店員の手が触れて、スキャナ装置が動
いて作業がしにくくなるようなことがない。
【0038】請求項3記載の発明のように、スキャナ装
置に、ボックス状の収納ケースを設けると、ハンドスキ
ャナや包装袋等をここに収納することができ、それらを
常に手元に置くことができる。
【0039】請求項4記載の発明のように、スキャナ装
置に、入力用のキーボード装置を取り付けると、2人制
の場合スキャニング担当の店員が直接にリピート入力や
バーコードの付いていない商品の入力を行うことがで
き、1人制の場合にはレジ台までてを延ばさなくとも手
元でキーボード入力を楽に行えるという利点がある。
【0040】請求項5記載の発明のように、スキャナ装
置に、デイスプレイ装置を取り付けると、顧客や店員が
スキャニング作業を見ながら、その場で金額を確認する
ことができるという効果を奏することができる。
【0041】請求項6記載の発明のように、内部にスキ
ャナを装備するスキャナ装置の下部に移動ローラを配設
し、この移動ローラにより前記スキャナ装置が天板上を
移動できるようにすると、スキャナ装置を円滑に任意の
位置に移動させることができる。
【0042】請求項7記載の発明のように、スキャナ装
置の前側板の下部にL字形のプレートを取り付け、この
L字形のプレートの直角に曲がった先端部を、天板下面
におけるスキャナ移動方向に沿設した下向きに開口する
ビーム杆の内側に入り込ませると、スキャナ装置の移動
がビーム杆によって円滑案内される。
【0043】請求項8記載の発明のように、スキャナ装
置の前側板に設けたねじ孔にノブボルトを螺入させて設
け、このノブボルトの先端部を天板の側縁部と対峙さ
せ、前記ノブボルトを締め込むと、前記先端部が前記側
縁部に圧接して前記スキャナ装置が固定されるようにす
ると、ノブボルトの操作によりスキャナ装置を簡単確実
に静止固定させることができる。
【0044】請求項9記載の発明のように、スキャナ装
置の前側板の下部にL字形の固定装置取付プレートを固
定し、その直角に曲がった部分を、下向き開口するビー
ム杆に対峙させ、この直角に曲がった部分に穿設した通
孔に、ハンドルロッドの軸を挿通して、この軸を、前記
ビーム杆の内部に位置する長方形のロックプレートに回
動不能に固定し、前記ハンドルロッドを回動させること
により前記ロックプレートを前記ビーム杆の内壁に当接
させて前記スキャナ装置が固定されるようにすると、ハ
ンドルロッドのほぼ90度の回動により、簡単にロッ
ク、解除の動作を行わせることができる。
【0045】請求項10記載の発明のように、レバーを
上下方向に回動させるだけで、カム面を天板または天板
に固定された部材の下面に圧接することができ、スキャ
ナ装置を簡単かつ確実に静止固定することができる。
【0046】請求項11記載の発明のように、スキャナ
装置の下部に、天板の下側に位置するようにボックス状
の収納ケースを垂設すると、スキャナ装置の重心が下が
り、移動において安定性を与えることができるととも
に、請求項3と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェックアウトカウンター装置の第1
の実施例の斜視図である。
【図2】2人制時における図1に示したチェックアウト
カウンター装置と店員を示す平面図である。
【図3】1人制時における図1に示したチェックアウト
カウンター装置と店員を示す平面図である。
【図4】第1の実施例の正面図である。
【図5】スキャナ装置とその下方に取り付ける収納ケー
スとを分解して示す拡大斜視図である。
【図6】スキャナ装置の分解斜視図である。
【図7】スキャナ装置の天板への取り付け状況を示す拡
大縦断側面図である。
【図8】キーボード装置及び顧客用ディスプレイ装置を
一体に取り付けたスキャナ装置を備えたカウンターの斜
視図である。
【図9】固定装置の変形例の分解斜視図である。
【図10】図9に示す変形例を取り付けた天板付近の縦
断側面図である。
【図11】図9に示す変形例の斜視図である。
【図12】さらに別の変形例である固定装置をスキャナ
装置に取り付けた斜視図である。
【図13】図12に示す固定装置の分解斜視図である。
【図14】図12に示す固定装置を取り付けた天板付近
の縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)カウンター (2)レジ台 (3)天板 (3a)側縁部 (4)スキャナ装置 (5)(5a)キーボード装置 (6)(6a)ディスプレイ装置 (7)プリンタ (8)釣り銭機 (9)ドロア (10)POSコントローラ (11)ハンドスキャナ (12)ハウジング (12a)端板 (12b)側板 (13)移動ローラ (14)前側板 (15)底板 (16)L字形のプレート (16a)先端部 (17)ビーム杆 (18)ノブボルト(固定装置) (18a)先端部 (19)ナット (19a)ねじ孔 (20)固定棚 (21)中継器 (22)通信ケーブル (23)収納ケース (24)固定装置取付プレート (24a)部分 (24b)通孔 (25)ハンドルロッド (26)軸 (26a)角形部 (26b)ねじ部 (27)ロックプレート (27a)角穴 (28) ナット (29)固定装置取付プレート (29a)水平片 (29b)垂直片 (29c)案内片 (29d)側片 (30)スリット (31)回動レバー (32)カム (33)カム面 (33a)解除部 (33b)圧接部 (34)連結杆 (35)円筒状カラー (36)ボルト (37)ナット (A)(B)(C)店員

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗等において商品の勘定精算を行うレ
    ジスタを一側に備えるチェックアウトカウンター装置に
    おいて、 商品コード読み取り部を備えたスキャナ装置を、前記レ
    ジスタに対して近接離隔するように、カウンターに沿っ
    て移動可能に配設したことを特徴とするチェックアウト
    カウンター装置。
  2. 【請求項2】 スキャナ装置に、その移動範囲の任意の
    位置において静止固定させる固定装置を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のチェックアウトカウンター装
    置。
  3. 【請求項3】 スキャナ装置に、ボックス状の収納ケー
    スを設けたことを特徴とする請求項1または2記載のチ
    ェックアウトカウンター装置。
  4. 【請求項4】 スキャナ装置に、入力用のキーボード装
    置を取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のチェックアウトカウンター装置。
  5. 【請求項5】 スキャナ装置に、デイスプレイ装置を取
    り付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のチェックアウトカウンター装置。
  6. 【請求項6】 内部にスキャナを備えるスキャナ装置の
    下部に移動ローラを設け、この移動ローラにより、前記
    スキャナ装置が天板上を移動できるようにした請求項1
    〜5のいずれかに記載のチェックアウトカウンター装
    置。
  7. 【請求項7】 スキャナ装置の前側板の下部にL字形の
    プレートを取り付け、このL字形のプレートの直角に曲
    がった先端部を、天板下面におけるスキャナの移動方向
    に設けた下向きに開口するビーム杆の内側に入り込ませ
    てあることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    のチェックアウトカウンター装置。
  8. 【請求項8】 スキャナ装置の前側板に設けたねじ孔に
    ノブボルトを螺入するとともに、このノブボルトの先端
    部を天板の側縁部と対峙させ、前記ノブボルトを締め込
    むと、前記先端部が前記側縁部に圧接して、前記スキャ
    ナ装置が固定されるようにした固定装置を設けたことを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のチェックア
    ウトカウンター装置。
  9. 【請求項9】 スキャナ装置の前側板の下部にL字形の
    固定装置取付プレートを固定し、その直角に曲がった部
    分を、下向き開口するビーム杆に対峙させ、かつこの直
    角に曲がった部分に穿設した通孔に、ハンドルロッドの
    軸を挿通するとともに、この軸を、前記ビーム杆の内部
    に位置する長方形のロックプレートに回動不能に固定
    し、前記ハンドルロッドを回動させることにより、前記
    ロックプレートを前記ビーム杆の内壁に当接させて、前
    記スキャナ装置が固定されるようにした固定装置を設け
    たことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のチ
    ェックアウトカウンター装置。
  10. 【請求項10】 スキャナ装置に、前記天板の下方に配
    設した水平な軸回りに回動しうるカムに連設したレバー
    を上下に移動させることにより、前記カムのカム面をも
    って天板または天板に固定された部材の下面を圧接し
    て、前記スキャナ装置が固定されるようにした固定装置
    を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載のチェックアウトカウンター装置。
  11. 【請求項11】 スキャナ装置の下部に、天板の下側に
    位置するようにボックス状の収納ケースを垂設したこと
    を特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のチェッ
    クアウトカウンター装置。
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