JPH0954864A - カード払出し装置用カセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード排出口から不用意にカードが滑り落ち
ることを防止する。 【解決手段】 一端に複数枚のカードを一度に挿入可能
なカード挿入口が形成され、他端にカード排出口が形成
された箱型ケース１０と、箱型ケース内の他端近傍に設
けられ、カード排出口から一度に排出可能なカード枚数
を１枚に制限するゲート１６と、箱型ケース内の他端近
傍に設けられ、カード排出口を開閉するシャッタ１７
と、箱型ケースがスロット部７内に挿入装着されていな
い状態で、シャッタをカード排出口方向に付勢して前記
カード排出口を閉状態に維持するばね部材１８と、シャ
ッタに設けられ、箱型ケースがスロット部内に挿入装着
された状態で、このスロット部内に突設された開放アー
ムが当接することによって、シャッタをばね部材の付勢
力に抗してカード排出口方向に対して反対方向へ移動さ
せてカード排出口を開放させる開放機構とで構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は各種カードを払出す
カード払出し装置内に装着されるカセットに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、交通機関における乗車券の自動券
売機や、公衆電話機のみならず、一般の商店や百貨店に
おいても、代金を前もって支払って購入したプリペイド
カードを用いて、商品を購入したり、各種サービスを受
けることが可能である。

【０００３】このように多数の種類のプリペイドカード
が存在し、かつ同一種類のプリペイドカードであっても
額面が異なる複数種類のカードが存在する。このような
複数種類のカードを販売する手法として、カード自体を
自動販売するカード自動販売装置で販売する手法と、通
常の商品と同様に、販売員が客から現金と引換えにカー
ドを販売する手法とがある。

【０００４】販売員が客に対して対面販売する場合、プ
リペイドカードは現金に近い機能を有しているので、販
売するまでの商品管理に対して細心の注意を払う必要が
ある。また、各種プリペイドカードは形状が似かよって
いるので、誤ったカードを客に手渡してしまう人為的ミ
スの発生確率が上昇する。

【０００５】このような不都合を解消するために、販売
員が操作するＰＯＳ端末機（会計装置）の隣接位置に配
設されるカード発行機能付カードターミナルが提唱され
ている（特開平４−３４７７９０号）。

【０００６】このカード発行機能付カードターミナルに
おいては、それぞれ発行額面が異なる複数枚のカードを
収納した複数のカートリッジのなかから、指定されたカ
ートリッジに収納されているカードを取出して、このカ
ードに磁気記録されたカード残高等の情報をカードリー
ダライタで読出して、この読出した情報が販売しようと
するカードの情報に一致することを確認する。その確認
後に、例えばカード発行日や使用可能等の情報を前記カ
ードリーダライタで書込んで排出する。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカード発行機能付カードターミナルにおいても、まだ
改良すべき次のような課題があった。このカード発行機
能付カードターミナルを用いてカードを販売する場合、
販売員は、カートリッジを装置から取出して、このカー
トリッジに複数枚のカードを収納する。複数枚のカード
が収納されたカートリッジを装置内に組込む。

【０００８】しかし、カートリッジには、このカートリ
ッジを装置内に装着して、このカートリッジ内に収納さ
れている各カードを１枚ずつ順番に取出すために、カー
ド排出口が設けられている。

【０００９】そのために、カートリッジへ追加のカード
を収納するために、カートリッジを装置から取外す作業
を行っている場合に、誤ってカードがカード排出口から
滑り落ちてしまう懸念がある。さらに、カードを収納し
た状態のカートリッジを不用意に傾けた場合において
も、カードがカード排出口から落下する懸念がある。

【００１０】前述したように、プリペイドカードは現金
に近い機能を有しているので、カードがカード排出口か
ら落下して紛失する事態は極力避ける必要がある。本発
明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、カー
ド払出し装置のスロット部から引抜くと自動的にカード
排出口が閉じ、カード払出し装置のスロット部内に挿入
装着すると自動的にカード排出口が開き、操作員に何等
操作上の負担を強いることなく、かつたとえ乱暴に取扱
っても、カードが滑り落ちることが防止され、カード払
出し装置全体の信頼性を向上できるカード払出し装置用
カセットを提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明のカード払出し装
置用カセットにおいては、カード払出し装置のスロット
部内に挿入装着された状態で、スロット部に対向して配
設されたカード繰出機構にて、内部に収納されたカード
が１枚ずつ外部へ排出される。

【００１２】そして、上記課題を解消するために本発明
のカード払出し装置用カセットにおいては、一端に複数
枚のカードを一度に挿入可能なカード挿入口が形成さ
れ、他端にカード排出口が形成された箱型ケースと、箱
型ケース内の他端近傍に設けられ、カード排出口から一
度に排出可能なカード枚数を１枚に制限するゲートと、
箱型ケース内の他端近傍に設けられ、カード排出口を開
閉するシャッタと、箱型ケースがスロット部内に挿入装
着されていない状態で、シャッタをカード排出口方向に
付勢してカード排出口を閉状態に維持するばね部材と、
シャッタに設けられ、箱型ケースがスロット部内に挿入
装着された状態で、このスロット部内に突設された開放
アームが当接することによって、シャッタをばね部材の
付勢力に抗してカード排出口方向に対して反対方向へ移
動させてカード排出口を開放させる開放機構とを備えて
いる。

【００１３】さらに、別の発明においては、前述したカ
ード払出し装置用カセットにおいて、箱型ケース内に、
押し板を介して箱型ケース内に収納された複数枚のカー
ドを、この各カードの端面がカード排出口に順次対向す
るように付勢する円錐状に形成されたコイルばねを収納
している。

【００１４】このように構成されたカード払出し装置用
カセットにおいては、カードを収納する箱型ケース内に
おけるカード排出口近傍にシャッタとゲートとが設けら
れている。そして、このシャッタは、カセットがスロッ
ト部内に挿入装着されていない状態においては、ばね部
材にて、カード排出口方向に付勢され、カード排出口は
閉状態を維持する。

【００１５】一方、カセットがスロット部内に挿入装着
されている状態においては、スロット部内に突設された
開放アームが、カセット内に設けられた開放機構に当接
することによって、シャッタが移動して、カード排出口
は開放される。

【００１６】すなわち、カセットをスロット部から引抜
くと自動的にカード排出口が閉じ、スロット部内に挿入
装着すると自動的にカード排出口が開く。また、別の発
明のおいては、カセット内に収納された複数のカードを
カード排出口側へ付勢しているので、収納枚数が少なく
なっても正常に排出される。さらに、円錐状のコイルば
ねを用いているので、圧縮した時の厚みが薄くなり、カ
セット内により多くのカードを収納可能となる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面を用
いて説明する。図１は一実施形態に係わるカード払出し
装置用カセット（以下カセットと略記する）の外観図で
あり、図２はこのカセットの断面模式図である。さら
に、図３は実施形態のカセットが装着されるカード払出
し装置の外観図である。

【００１８】図３のカード払出し装置において、上端開
口を有する箱型に形成されたケース１の前面１ａの下方
位置にカード払出口２が形成され、側面１ｂに内部機構
の点検補修を行うための扉３が設けられ、上端開口１ｃ
の一辺に蓋体４の一辺が枢支されている。

【００１９】ケース１内には、固定フレーム５が収納さ
れている。この固定フレーム５の上面には、複数のカー
ド９が収納されたカセット６を収納するための合計１０
個のスロット部７が直線的に形成されている。固定フレ
ーム５上における各スロット部７の近傍には、［１］〜
［１０］のカセット番号８が付されている。

【００２０】次に、図１及び図２を用いてカセット６の
詳細構成を説明する。透明のプラスチック材で形成され
た箱型ケース１０の長尺方向の一端開口にカード挿入口
１０ａが形成されており、一方面に長尺方向に延びる長
窓１０ｂが形成されている。さらに、箱型ケース１０の
長尺方向の他方の端面１０ｃにはカード排出口１０ｄが
穿設されている。

【００２１】箱型ケース１０の側面１０ｅには、このカ
セット６をスロット部７内へ導くためのガイド１１が突
設されている。さらに、この側面１０ｅには、各カセッ
ト６毎に、互いに異なるパターンを有する突起部１２ａ
が突設されている。また、箱型ケース１０の一方面及び
他方面には、カセット６内にカード９が存在するか否か
を検出するための検出穴１０ｆが穿設されている。カー
ド挿入口１０ａには開閉自在に蓋１３が取付けられてい
る。

【００２２】箱型ケース１０内には、カード９とほぼ同
一形状を有した押し板１４と、この押し板１４と箱型ケ
ース１０の長窓１０ｂ側に対する反対側の内面１０ｇと
の間に介挿された円錐状態のコイルばね１５とが収納さ
れている。そして、各カード９は、図２に示すように、
押し板１４を介してコイルばね１５によって、長窓１０
ｂ側の内面に付勢されている。

【００２３】箱型ケース１０内の端面１０ｃ近傍には、
カード排出口１０ｄから同時に１枚のカード９のみを排
出可能とするゲート１６が設けられている。さらに、こ
のゲート１６とカード排出口１０ｄとの間には、カード
排出口１０ｄを開閉するシャッタ１７が介挿されてい
る。このシャッタ１７は通常状態においては板ばね１８
によって、カード排出口１０ｄ方向へ付勢されており、
カード排出口１０ｄは閉状態を維持している。

【００２４】そして、このカセット６が自己に指定され
たスロット部７内の正規位置まで挿入装着されると、ス
ロット部７内の底部に突設された後述する開放アームが
端面１０ｃに穿設された作動穴１０ｈに挿入されること
によって、シャッタ１７が移動して、カード排出口１０
ｄが開放状態となる。

【００２５】図４は図３に示すカード払出し装置のケー
ス１内を扉３側から見た模式図である。図４において
は、ケース１内の固定フレーム５に形成された１０個の
スロット７部のうち５個のスロット部７が記載されてい
る。そして、５個のスロット部７のうち３個のスロット
部７内にカセット６が、スロット部７の底部に設けられ
たストッパー７ａ位置まで挿入装着されている。一方、
残り２個のスロット部７内にはカセット６は挿入装着さ
れていない。

【００２６】また、各スロット部７内の底部には、カセ
ット６がストッパー７ａ位置まで挿入装着されると、カ
セット６内のシャッタ１７を移動させてカード排出口１
０ｄを開放させる開放アーム１９が設けられている。

【００２７】各スロット部７内には、カセット６の側面
１０ｅに突設された突起部１２ａに係合する凹部１２ｂ
が刻設されている。各凹部１２ｂは互いに異なるパター
ンを有しており、自己に対応したカセット６の突起部１
２ａのみが係合する。したがって、他のカセット６が誤
って挿入されることが未然に防止される。

【００２８】ケース１内の固定フレーム５に形成された
各スロット部７内に挿入装着された状態の各カセット６
に対向する位置に、カセット６内に収納された各カード
９を１枚づつ下端の端面１０ｃに形成されたカード排出
口１０ｄから下方へ排出するカード繰出機構２０が設け
られている。

【００２９】各カード繰出機構２０の具体的に説明す
る。各カード繰出機構２０はカード払出し指令が入力す
ると、長窓１０ｂを介してカセット６に収納されている
各カード９のうち一番手前のカード９をゴムパッド２４
等で押える。そして、押えた状態でゴムパッド２４を下
方へ移動する。その結果、押えられた一番手前の１枚の
カード９がカード排出口１０ｄから下方へ排出される。

【００３０】各スロット部７内に挿入装着された各カセ
ット６の下方位置には、一対の駆動ローラ２２ａ，２２
ｂとコンベアベルト２２ｃとからなるカード搬送機構２
２が配設されている。各カセット６から下方へ排出され
た各カード９は一対のローラ２３ａ，２３ｂによって、
強制的にコンベアベルト２２ｃ上に載置される。その結
果、各カード９はコンベアベルト２２ｃ上を矢印Ａ方向
へ搬送されてカード払出口２へ排出される。

【００３１】このように構成されたカセット６における
シャッタ１７の具体的開閉動作を図５及び図６を用いて
説明する。図５はカセット６を側面１０ｅ側から見た断
面模式図であり、図６はカセット６を端面１０ｃ側から
見た模式図である。そして、図５（ａ）、図６（ａ）
は、カセット６がスロット部７内に挿入され、スロット
部７内の底部のストッパー７ａ位置に到達する直前の状
態を示し、図５（ｂ），図６（ｂ）はカセット６がスロ
ット部７内の底部のストッパー７ａ位置まで挿入装着さ
れた状態を示す。

【００３２】カセット６がスロット部７内の規定位置ま
で挿入されていない状態においては、図５（ａ），図６
（ａ）に示すように、カード排出口１０ｄは板ばね１８
に付勢されたシャッタ１７によって閉状態に維持されて
いる。

【００３３】カセット６がスロット部７内の規定位置ま
で挿入されると、図５（ｂ），図６（ｂ）に示すよう
に、開放アーム１９が端面１０ｃに穿設された作動穴１
０ｈを貫通して、シャッタ１７に穿設された移動穴１７
ａ内に挿入される。この移動穴１７ａの穿設位置と開放
アーム１９の位置が故意にずれているので、開放アーム
１９の先端の傾斜面１９ａが移動穴１７ａの縁を摺動す
る過程で、シャッタ１７が板ばね１８のばね力に抗して
カード排出口１０ｄと反対方向に移動する。その結果、
カード排出口１０ｄが開放される。

【００３４】したがって、シャッタ１７に穿設された移
動穴１７ａ及び端面１０ｃに穿設された作動穴１０ｈ
は、開放アーム１９に当接することによってカード排出
口１０ｄを開放させる開放機構を構成する。

【００３５】このように、カセット６がスロット部７内
に挿入装着されると、カード排出口１０ｄは自動的に開
放される。また、カセット６をスロット部７から引き抜
くとカード排出口１０ｄは自動的に閉じる。

【００３６】このように構成されたカセット６が用いら
れるカード払出し装置において、カード払出し装置に対
して新規にカード９を装着したり、追加のカード９を装
着する場合は、払出し装置全体の蓋体４を開いて、各ス
ロット部７に装着されている各カセット６を引抜く。

【００３７】そして、図１に示すように、カセット６の
蓋１３を開いて、カード挿入口１０ａから複数枚のカー
ド９をまとめて押し板１４と長窓１０ｂとの間に挿入す
る。そして、蓋１３を閉じる。次に、カード排出口１０
ｄが形成された端面１０ｃを下方にして、自己のカセッ
ト番号と同一のカセット番号８が付されたスロット部７
に挿入装着する。

【００３８】このように構成されたカセット６において
は、各カセット６からカード９が排出されるカード排出
口１０ｄに対して、シャッタ１７を設けている。さら
に、このシャッタ１７は、スロット部７内の正規位置ま
で挿入装着した時点で、自動的にカード排出口１０ｄを
開放し、カセット６をスロット部７から引き抜いた状態
においては、カード排出口１０ｄは閉状態を維持してい
る。したがって、たとえこのカセット６を不用意に振る
等の乱暴な扱いを行ったとしても、カード９がカード排
出口１０ｄから落下することはない。

【００３９】なお、カセット６をスロット部７内に挿入
装着した状態においても、コイルばね１５でカード９を
長窓１０ｂ側に付勢しているので、カード９がカード排
出口１０ｄから自然落下することはない。

【００４０】また、各カセット６内には、カード９をカ
ード排出口１０ｄが形成された長窓１０ｂ側に付勢する
ために、円錐状のコイルばね１５を収納している。この
円錐状のコイルばね１５は、最大圧縮した状態の厚みを
コイルを構成する線１本分の厚みまで短縮できるので、
円筒状の通常のコイルばねを組込んだ場合に比較して、
カセット６内の容積を有効に使用でき、収納カード枚数
を増加できる。

【００４１】さらに、各カセット６の側面１０ｅに互い
に異なるパータンの突起部１２ａを設け、各スロット部
７内に、上記各突起部１２ａのパターンに対応するパタ
ーンの凹部１２ｂが形成されている。したがって、各カ
セット６を誤ったスロット部７へ挿入することが未然に
防止できる。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように本発明のカード払出
し装置用カセットにおいては、カードを収納する箱型ケ
ース内に、カード払出し装置のスロット部から引抜くと
自動的にカード排出口を閉じ、カード払出し装置のスロ
ット部内に挿入装着すると自動的にカード排出口を開く
シャッタを組込んでいる。したがって、操作員に何等操
作上の負担を強いることなく、かつたとえ乱暴に取扱っ
ても、カードが滑り落ちることが防止され、カード払出
し装置全体の信頼性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態のカード払出し装置用カ
セットの概略構成を示す外観図

【図２】 同カセットの側断面図

【図３】 同カセットが用いられるカード払出し装置の
外観図

【図４】 同カード払出し装置の内部構成を示す一方面
側から見た断面模式図

【図５】 同カセット内に組込まれたシャッタの動作を
説明するための切欠断面図

【図６】 同シャッタの動作を説明するためのカセット
の一端面側から見た模式図

【符号の説明】

１…ケース、２…カード払出口、５…固定フレーム、６
…カセット、７…スロット部、９…カード、１０…箱型
ケース、１０ｄ…カード排出口、１２ａ…突起部、１２
ｂ…凹部、１３…蓋、１４…押し板、１５…コイルば
ね、１６…ゲート、１７…シャッタ、１８…板ばね、１
９…開放アーム、２０…カード繰出機構、２２…カード
搬送機構、２３ａ，２３ｂ…ローラ、２４…ゴムパッド

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カード払出し装置のスロット部(7) 内に
   挿入装着された状態で、前記スロット部に対向して配設
   されたカード繰出機構(20)にて、内部に収納されたカー
   ド(9) が１枚ずつ外部へ排出されるカード払出し装置用
   カセット(6)であって、 一端に複数枚のカードを一度に挿入可能なカード挿入口
   (10a) が形成され、他端にカード排出口(10d) が形成さ
   れた箱型ケース(10)と、 この箱型ケース内の前記他端近傍に設けられ、前記カー
   ド排出口から一度に排出可能なカード枚数を１枚に制限
   するゲート(16)と、 前記箱型ケース内の前記他端近傍に設けられ、前記カー
   ド排出口を開閉するシャッタ(17)と、 前記箱型ケースが前記スロット部内に挿入装着されてい
   ない状態で、前記シャッタを前記カード排出口方向に付
   勢して前記カード排出口を閉状態に維持するばね部材(1
   8)と、 前記シャッタに設けられ、前記箱型ケースが前記スロッ
   ト部内に挿入装着された状態で、このスロット部内に突
   設された開放アーム(19)が当接することによって、前記
   シャッタを前記ばね部材の付勢力に抗して前記カード排
   出口方向に対して反対方向へ移動させて前記カード排出
   口を開放させる開放機構(10h,17a) とを備えたカード払
   出し装置用カセット。
2. 【請求項２】 前記箱型ケース内に設けられ、押し板(1
   4)を介して前記箱型ケース内に収納された複数枚のカー
   ドを、この各カードの端面が前記カード排出口に順次対
   向するように付勢する円錐状に形成されたコイルばね(1
   5)を備えた請求項１記載のカード払出し装置用カセッ
   ト。