JP2958221B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2958221B2
JP2958221B2 JP22014593A JP22014593A JP2958221B2 JP 2958221 B2 JP2958221 B2 JP 2958221B2 JP 22014593 A JP22014593 A JP 22014593A JP 22014593 A JP22014593 A JP 22014593A JP 2958221 B2 JP2958221 B2 JP 2958221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機・鉄道用切
符販売機・カード公衆電話機などに使用されるカード処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動販売機・鉄道用切符販売機・
カード公衆電話機などに使用されるカード処理装置は、
価値に見合った度数情報が記録されたカードに対し、利
用度数に応じてカード残度数が減額処理されるようにな
っている。
【0003】そして、この種のカード処理装置では、最
初に挿入した1枚目のカードの残高が購入金額に不足す
る場合、引き続き2枚目のカードを挿入することで、所
望の物品を購入または通話などのサービスが受けられる
ようになっている。
【0004】ところで、この種のカード処理装置は、自
動販売機・鉄道用切符販売機・カード公衆電話機などの
筐体内に組み込まれて使用されるが、特に、自動販売機
は、路上に設置される事が多く、交通安全上も路上への
はみ出し量を少なくするため、奥行き方向の大きさを小
さくする事を要求されているうえ、内容物を縦に複数列
並べて収納する構造なので、この内容物の収納の邪魔に
ならずに大きな収納面積を確保してカード処理装置を組
み込むためには、カード処理装置が占める奥行き方向の
スペースを極力小さくする必要があった。
【0005】図8は実開昭62−117656号公報に
開示されたカード処理装置を示す図である。このカード
処理装置は、処理された複数枚のカードを顧客に返却す
る際、カードの引き取り忘れを防止するために、カード
挿入口70とは別にカード排出専用のカード排出口71
とカード排出路72を設け、複数のカード73を一時収
納するカード蓄積ボックス74に収納したカード73を
一括してカード排出路72へ排出する構成として、カー
ド蓄積ボックス74の底板75、リンク76およびプラ
ンジャマグネット77による一括排出手段を備えてい
る。
【0006】そして、このカード処理装置では、装置内
に挿入された複数枚のカード73の処理が終了すると、
プランジャマグネット77がオフし、リンク76が上方
に移動してカード蓄積ボックス74の底板75が支点を
中心として下方向に開いて傾斜する。これにより、収納
されていた複数枚のカード73は、一括してカード排出
路72に落ち、カード排出口71にまとまって導かれ顧
客に返却される。
【0007】また、図9は特開平3−214389号公
報に開示されたカード処理装置を示す図である。このカ
ード処理装置は、カードの挿入と排出が1か所で行なえ
るように、カード挿入口とカード返却口を同一の投入口
80とし、カード処理搬送路81から分岐するカード待
避路82を設け、投入口80より挿入されるカードの磁
気情報を、カード処理搬送路81上に配設された磁気ヘ
ッド83で読取処理するものである。
【0008】そして、このカード処理装置では、顧客カ
ードの引き取り忘れによる被害額を極力減らすため、磁
気ヘッド83が配設されたカード処理搬送路81を装置
の奥行き方向に延長して形成し、1枚目のカードを待機
させる搬送路84を設け、順次取り込まれる2枚のカー
ドの取り込み順に関係なく、保有価値の大きいカードか
ら先に返却し、その後、続けて保有価値の小さいカード
を返却していた。
【0009】このため、保有価値の小さなカードがカー
ド待避路82に一時待避されるようになっており、カー
ド処理が終了すると、これらのカードが1枚ずつ返却さ
れるようになっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すカード処理装置は、カード挿入口70とは別に排出
専用のカード排出口71を設け、カード搬送路とカード
排出口71との間にカード排出路72を形成する必要が
あるので、装置が大型化し、特に大きさが制限される自
動販売機のカード処理装置としては不向きであった。
【0011】また、図9に示すカード処理装置では、カ
ードの挿入・排出を行うためのカード挿入口を1つの投
入口80で構成できるが、保有価値の大きいカードが排
出されてから2枚目の保有価値の小さいカードが排出さ
れるまでに間があるので、この保有価値の小さいカード
を引き取り忘れる可能性があり、カードの抜き忘れを確
実に防止することができなかった。また、カード処理搬
送路81は、装置の奥行き方向に長く必要とするので、
図8のカード処理装置と同様に、特に大きさが制限され
る自動販売機のカード処理装置としては不向きであっ
た。
【0012】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、専用のカード排出口を
別に設けず、順次挿入されたカードを取引終了時に挿入
口から一括して返却でき、顧客によるカードの引き取り
忘れを確実に防止することができるカード処理装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるカード処理装置は、少なくとも2枚分
のカード4a,4bが通過可能なカード通路5bを有
し、前記カード4の挿入・排出を行なう1個のカード挿
入口5と、直線路16bと、前記カード挿入口に連通す
るとともに前記直線路に近づくに連れ幅広をなして前記
直線路に連通する1枚分のカードの長さに対応した湾曲
路16aとからなり、処理されたカードが自身の撓みに
よって前記湾曲路に待機されるカード搬送路16と、前
記直線路の一部に分岐して設けられたカード待避路25
と、前記カードを前記カード搬送路に沿って往復移動さ
せるカード搬送機構17と、前記カード挿入口に2枚目
のカード4bが挿入されるときに、1枚目のカード4a
を前記カード搬送路から前記カード待避路に待避させる
待避機構19と、前記カード挿入口と前記湾曲路との間
に設けられ、2枚のカードが処理中、あるいは前記1枚
目のカードが処理中で前記カード待避路に待避していな
いときに、前記湾曲路と前記カード挿入口との間で該カ
ード挿入口からのカードの挿入および内部からのカード
の排出を禁止し、前記2枚目のカードが減額処理を終え
て前記湾曲路まで搬送され、かつ前記1枚目のカードが
前記カード待避路から前記カード搬送路に戻され減額処
理を終えて前記湾曲路まで搬送され、2枚のカードが前
記湾曲路で重なったときに、該湾曲路に待機している前
記2枚のカードを前記カード挿入口に同時に排出するシ
ャッター機構18とを備えたことを特徴としている。
【0014】
【作用】カード挿入口5より挿入された1枚目のカード
4aは、その残高が読み出された後、待避機構19によ
ってカード待避路25に搬送されて待機する。この1枚
目のカード4aが処理中で、カード待避路25に待避す
るまでの間は、シャッター機構18がカード搬送路16
とカード挿入口5との間の連通を阻止しており、カード
挿入口5からのカード4の挿入および内部からの1枚目
のカード4aの排出を禁止する。1枚目のカード4aが
カード待避路25に待避した状態で、カード4aの残高
が購入金額に不足すると、シャッター機構18がカード
搬送路16とカード挿入口5との間を連通させる。この
状態でカード挿入口5より追加カードとして2枚目のカ
ード4bが挿入されると、この2枚目のカード4bは、
1枚目のカード4aと同様に、その残高が読み出されて
例えば不足分が減額処理される。この減額処理を終えた
2枚目のカード4bは、カード搬送路16の湾曲路16
aまで搬送され、カード自身の撓みによって湾曲路16
aに保持待機される。2枚目のカード4bが湾曲路16
aに待機すると、1枚目のカード4aをカード待避路2
5からカード搬送路16に戻して例えば残高金額を減額
した後に湾曲路16aまで搬送する。2枚のカード4
a,4bが湾曲路16aで重なると、シャッター機構1
8がカード搬送路16とカード挿入口5との間を連通さ
せ、湾曲路16aに待機している2枚のカード4a,4
bをカード挿入口5に同時排出する。
【0015】
【実施例】図1は本発明によるカード処理装置の一実施
例を示す図である。
【0016】カード処理装置の外形をなす筐体1は、上
部に突出部2を有する箱型に形成され、筐体1の上下壁
面には、L字状の取付具3が固設されている。この筐体
1は、固定手段であるネジを取付具3に取り付けること
により、突出部2が表面に現れるように自動販売機や公
衆電話機などの機器に組み込まれている。
【0017】筐体1の突出部2の前面には、カード4
(4a,4b)が挿入・排出される1個のカード挿入口
5が形成されている。
【0018】図2(a),(b)はカード挿入口の一実
施例であって、カード挿入時および排出時の動作を示す
断面図、図3(a),(b)は同カード挿入口に設けら
れた挿入口レバーの正面図および側面図である。
【0019】カード挿入口5は、外側に角度θ1の広い
開口5aを成しており、この開口5aより筐体1の上面
側に向かって所定角度傾斜した少なくとも2枚分のカー
ド4が通過可能なカード通路5bを形成している。この
カード挿入口5の下面5cは、装置内部側の傾斜角θ2
より小さい角度θ3の段差突起6を持つ傾斜面を成して
おり、この段差突起6により、カード挿入口5の内部か
ら排出されるカード4をわずかに屈曲させて保持し、カ
ード4の落下を防止している。
【0020】カード挿入口5の上部には、中心軸7と、
この中心軸7の両端で回動自在なレバー片8からなる挿
入口レバー9が設けられている。各レバー片8の先端の
外側部分は、カード挿入口5の下面5cと接離する所定
幅の突出部8aを形成している。この突出部8aの突出
量L1は1枚分のカード4の厚さL2よりやや大きく形
成されている(2枚分のカードの厚さよりは小さい)。
突出部8a間には、カード4の幅H1より大きい幅H2
のカード通路10を形成している。各レバー片8の上部
には、押圧突起8bが一体形成されている。この押圧突
起8bは、筐体1側に取り付けられた付勢手段としての
板バネ11によって各レバー片8の先端である突出部8
aがカード挿入口5の下面5cに押圧接触するように付
勢されている。なおこの時、各レバー片8の突出部8a
は、カード挿入口5の下面5cに接触し、それ以上装置
内部側に回動しないようになっている。
【0021】そして、板バネ11の付勢力が押圧突起8
bを介して各レバー片8に伝えられる。これにより、各
レバー片8の突出部8aがカード挿入口5の下面5cに
接触するように付勢され、外部からのカード4の挿入時
には、レバー片8間に形成されたカード通路10より1
枚のカード4のみが挿入可能となり、2枚以上のカード
4の挿入は阻止される(図2(a)参照)。
【0022】内部からのカード4の排出時には、各レバ
ー片8が装置の外側方向に回動し、板バネ11は、押圧
突起8bによって持ち上げられる。これにより、複数枚
(例えば2枚)のカード4が一括して排出可能となり、
所定量排出された所でカード挿入口5の段差突起6によ
り屈曲して保持される(図2(b)参照)。
【0023】なお、上述した構成において、板バネ11
に代えてコイルスプリングなどの弾性部材によって挿入
口レバー9を付勢する構成としてもよい。
【0024】カード挿入口5の奥には、段部15が形成
されており、この段部15は装置の底部に向かう逆J字
状のカード搬送路16に連通している。そして、筐体1
は、このカード搬送路16を境に前面側筐体1aと背面
側筐体1bの2つに分離できる構造になっている。これ
により、点検・修理などの作業を容易に行うことができ
る。
【0025】カード搬送路16は、カード挿入口5に連
通する1枚分のカード4の長さに対応した湾曲路16a
と、湾曲路16aに連通して筐体1の底部に垂下する直
線路16bとによって形成されている。湾曲路16a
は、直線路16bに近づくに連れて幅広に形成されてお
り、直線路16bとは段差16aaを介して連通してい
る。このカード搬送路16上には、カード搬送機構1
7、シャッター機構18、待避機構19、磁気ヘッド部
20、パンチユニット21が配設されている。
【0026】また、カード搬送路16には、磁気ヘッド
部20の前側の直線路16bよりカード待避路25が分
岐して形成されている。湾曲路16aは、直線路16b
に近づくに連れて幅広に形成されており、直線路16b
とは段差16aaを介して連通している。このカード待
避路25は、装置の奥行き方向にスペースを取らないよ
うに、湾曲路16aに近接して筐体1の上面側に延びて
おり、所望の物品の購入または通話などのサービスを受
けるにあたって、金額に不足が生じたときに、1枚目の
カード4aを待避させている。
【0027】カード搬送機構17は、搬送ローラ26、
カード搬送ベルト27、搬送モータ28を備えて構成さ
れている。
【0028】搬送ローラ26は、カード4の長手方向の
寸法より短い間隔でカード搬送路16上に複数配設され
ている。この搬送ローラ26は、主動ローラ26A(2
6Aa,26Ab,26Ac,26Ad,26Ae)と
従動ローラ26B(26Ba,26Bb,26Bc)で
構成されたもので、各主動ローラ26A間には、無端状
のカード搬送ベルト27が掛け渡されている。また、主
動ローラ26Adと同一軸上に設けられた図示しないプ
ーリと、装置の最奥部29に配設された搬送モータ28
との間に、図示しない無端状の搬送ベルトが掛け渡され
ている。
【0029】そして、搬送モータ28の駆動によって各
搬送ローラ26を回転制御し、カード搬送路16に沿っ
てカード4を往復移動させている。
【0030】シャッター機構18は、カード挿入口5か
らのカード4の挿入を停止・解除するもので、シャッタ
ー30、シャッター用ソレノイド31を備えて概略構成
されている。
【0031】シャッター30は、カード挿入口5の直後
でカード搬送路16上に配設されており、上シャッター
部材30aと下シャッター部材30bによって一体的に
構成されている。上シャッター部材30aと下シャッタ
ー部材30bとの間には、複数枚のカード4が通過可能
なカード通路32を形成している。
【0032】また、シャッター30には、主動ローラ2
6Aaと対向する従動ローラ26Baが一体に設けられ
ている。下シャッター部材30bの突出片30baは、
シャッター用ソレノイド31の作動片31aに対向して
おり、かつ、従動ローラ26Baの軸にはシャッター復
帰バネ33が取り付けられ、このシャッター復帰バネ3
3の付勢力により、シャッター30はシャッター用ソレ
ノイド31の方向に付勢されている。そして、シャッタ
ー30は、シャッター用ソレノイド31のオン・オフに
よって固定軸30cを中心に所定角度回動自在とされ、
このとき、従動ローラ26Baも主動ローラ26Aaと
接離するように連動して移動する。
【0033】図4はシャッター機構におけるシャッター
用ソレノイドがオン状態のときの動作図、図5はシャッ
ター用ソレノイドがオフ状態のときの動作図である。
【0034】シャッター用ソレノイド31がオン状態の
ときは、図4に示すように、下シャッター部材30bが
カード挿入口5とカード搬送路16との間の連通を阻止
する位置に移動し、カード挿入口5からのカード4の挿
入を禁止している。このとき、下シャッター部材30b
の先端部の上面は、カード挿入口5の段部15より手前
側の上面に当接している。これにより、シャッター30
のカード通路32は、カード挿入口5の段部15を境
に、カード挿入口5とは連通せずにカード搬送路16と
のみ連通している。またこのとき、従動ローラ26Ba
は主動ローラ26Aaから離れる。
【0035】シャッター用ソレノイド31がオフ状態
(カード挿入前の状態)のときは、図5に示すように、
シャッター30のカード通路32がカード挿入口5とカ
ード搬送路16との間を連通するように位置し、従動ロ
ーラ26Baは、シャッター復帰バネ33の付勢力によ
って主動ローラ26Aaに圧接している。
【0036】待避機構19は、金額が不足したときの1
枚目のカード4aをカード待避路25に待避させるもの
で、待避ガイド36、待避用ソレノイド37、プッシャ
ローラ38を備えて概略構成されている。
【0037】待避ガイド36は、シャッター機構18と
磁気ヘッド部20との間のカード搬送路16の直線路1
6bと平行に配設されており、一端の支軸36aを中心
に回動自在である。また、一端の突出片36bは、待避
用ソレノイド37の作動片37aに接続されている。
【0038】プッシャローラ38は、主動ローラ26A
cと対向する位置に配設され、アーム39の先端に回動
自在に軸支されている。アーム39は、待避ガイド36
の支軸36aに軸支されており、プッシャローラ38
は、支軸36aを中心として主動ローラ26Ac方向に
回動自在である。
【0039】待避ガイド36とアーム39との間には、
プッシャバネ40が設けられており、待避ガイド36の
回動時にプッシャローラ38を連動させている。
【0040】待避用ソレノイド37は、作動片37aに
コイルバネ41が設けられ、オン時に電磁力により作動
片37aが突出し、オフ時にコイルバネ41により復帰
する。
【0041】図6は待避機構における待避用ソレノイド
がオン状態のときの動作図、図7は待避用ソレノイドが
オフ状態のときの動作図である。
【0042】待避用ソレノイド37がオン状態のとき、
待避ガイド36は、図6に示すように、主動ローラ26
Ac方向に所定角度回動し、カード搬送路16上に突出
する。同時に、プッシャローラ38が主動ローラ26A
cに接触する。
【0043】この状態で、搬送モータ28の逆転によ
り、1枚目のカード4aをカード待避路25に自動的に
導くことができる。また、搬送モータ28の正転時に
は、待避されたカード4aをカード搬送路16の直線路
16bに戻す。
【0044】待避用ソレノイド37がオフ状態のとき
は、図7に示すように、待避ガイド36がカード搬送路
16上から待避し、かつ、プッシャローラ38が主動ロ
ーラ26Acから離れる。これにより、1枚目のカード
4aをカード待避路25に待避させることができる。こ
の待避用ソレノイド37がオフ状態のとき、待避ガイド
36は、直線路16bと平行な状態に位置している。こ
の状態で、搬送モータ28の正逆転により、カード搬送
路16の直線路16b上で2枚目のカード4bを搬送す
ることができる。
【0045】上述した待避機構19は、1枚のカード4
を待避させるカード待避路25が薄幅で形成でき、ま
た、カード待避路25に導く待避ガイド36およびプッ
シャローラ38が1か所にまとめて配置された構成であ
るため、機構を簡単化できる。また、この待避機構19
には、1枚目のカード4aをカード待避路25に搬送す
るための特別なモータを必要とせずに1つの搬送モータ
28で兼用できる。しかも、余計な突出部がなく装置の
幅も取らないので、装置全体のコンパクト化が図れる。
さらに、待避用ソレノイド37は、湾曲路16aの上部
位置において筐体1の空間部に設けられており、省スペ
ース化が図れる。
【0046】磁気ヘッド部20は、磁気ヘッド45と押
圧ローラ46を備えて構成されている。磁気ヘッド45
は、カード搬送路16上を搬送するカード4の磁気情報
を読み出して図示しない上位のホストコンピュータに出
力している。また、磁気ヘッド45は、所定のサービス
が行われたときに、磁気情報に基づいてホストコンピュ
ータが減額処理した結果に基づいてカード4の磁気情報
の書き換えを行っている。
【0047】パンチユニット21は、カード4の残高
(残度数)の目安として、所定額まで減額処理されたカ
ード4に対して返却時にさん孔処理を行っている。
【0048】上述したカード搬送路16上には、カード
4の搬送状態を検知する7種類のセンサ50〜56が配
設されている。さらに説明すると、挿入検知センサ50
は、シャッター機構18におけるシャッター30の先端
側に配設され、主として、カード挿入口5へのカード4
の挿入・排出を検知している。
【0049】待機検知センサ51は、カード搬送路16
の湾曲路16aの略中央に配設され、搬送モータ28の
正逆転により、湾曲路16a上を搬送するカード4を検
知している。
【0050】待避検知センサ52は、待避機構19にお
けるプッシャローラ38の後端側に配設され、主とし
て、1枚目のカード4aがカード待避路25に待避され
たか否かを検知している。
【0051】カウント用センサ53は、磁気ヘッド部2
0の前側に配設され、主として、2枚目のカード4bが
湾曲路16aに待機しているときに、直線路16b上を
搬送する1枚目のカード4aを検知している。このとき
の検知信号は、1枚目のカード4aが湾曲路16aに待
機している2枚目のカード4bと重なる位置まで搬送さ
れるように、搬送モータ28のパルス数を決定する上で
のタイミング信号として用いられる。
【0052】さん孔検知センサ54は、磁気ヘッド部2
0の後側に配設され、主として、カード4にさん孔され
たパンチ孔を検知している。
【0053】搬送位置確認センサ55は、さん孔検知セ
ンサ54に近接してパンチユニット21の前側に配設さ
れ、カード4が最奥部29まで搬送されたか否かを検知
している。
【0054】カード検知センサ56は、搬送モータ28
に近接してパンチユニット21の後側に配設され、カー
ド4が最奥部29にあるか否かを検知している。
【0055】なお、これらのセンサ50〜56は、カー
ド4の長手方向の寸法より短い間隔で配設されており、
すべてのセンサ50〜56の出力より、2枚のカード4
a,4bがカード待避路25を含めてカード搬送路16
に残留せずカード挿入口5に排出されたか否かのジャム
検出が行えるようになっている。
【0056】次に、上記のように構成されたカード処理
装置を自動販売機に適用した場合の動作について説明す
る。
【0057】まず、初期位置では、シャッター用ソレノ
イド31はオフしており、シャッター30は、図5に示
すように、シャッター30に備えられたシャッター復帰
バネ33により、カード挿入を許可する場所に位置して
いる。すなわち、シャッター30のカード通路32は、
カード挿入口5とカード搬送路16との間を連通し、従
動ローラ26Baは主動ローラ26Aaに接触してい
る。このとき、待避用ソレノイド37もオフしており、
待避ガイド36は、図7に示すように、待避用ソレノイ
ド37の作動片37aに設けられたコイルバネ41によ
り、カード搬送路16から引き込まれた場所に位置し、
プッシャローラ38は、カード搬送機構17とは離れた
場所に位置している。
【0058】ここで、顧客が1枚目のカード4aをカー
ド挿入口5に挿入すると、このカード挿入を挿入検知セ
ンサ50が検知し、搬送モータ28が正転してカード4
aは従動ローラ26Baと主動ローラ26Aaに挟まれ
て湾曲路16aに搬送され、その後、磁気ヘッド部20
まで搬送する。この1枚目のカード4aの挿入時に、カ
ード4aの後端が装置内に入ったことを挿入検知センサ
50が検知すると、シャッター用ソレノイド31がオン
し、図4に示すように、シャッター30に設けられたシ
ャッター復帰バネ33に抗してシャッター30を外部か
らの追加カードの挿入を禁止し、かつ装置内部からのカ
ード4aの排出を禁止する位置に移動させる。
【0059】次に、磁気ヘッド45は、1枚目のカード
4aの残高を読み取る。このときの残高情報は、図示し
ない上位のホストコンピュータに出力される。
【0060】1枚目のカード4aから残高が読み取られ
た状態で、顧客が自動販売機表面の購入ボタンを押し、
このときの購入金額に対して1枚目のカード4aの残高
が足りていれば、カード4aは、搬送モータ28の正転
により、装置の最奥部29である直線路16bの終端ま
で搬送される。その後、搬送モータ28の逆転により、
磁気ヘッド45まで搬送される。この状態で、カード4
aの残高は、ホストコンピュータからの指令により、購
入金額が減額されて新規の残高情報に書き換えられる。
【0061】そして、必要に応じてパンチユニット21
により、残高目視処理であるさん孔処理が行われた後、
カード4aは、搬送モータ28の逆転により、カード挿
入口5に排出される。顧客がカード4aを取り出すと、
図示しない筐体1の表示部には、次のカード取り込みが
可能な旨の表示が行われる。
【0062】次に、購入金額に対して1枚目のカード4
aの残高が不足する場合には、待避用ソレノイド37が
オンし、待避用ソレノイド37の作動片37aが吸引さ
れ、これに伴い、図6に示すように、待避ガイド36が
支点を中心に回転し、待避ガイド36の先端がカード搬
送路16を越える。このとき、プッシャローラ38も連
動して動作し、主動ローラ26Acに接触する。その
際、プッシャローラ38は、アーム39のプッシャバネ
40により、常に同じ圧力で主動ローラ26Acに押圧
接触する。
【0063】この状態で、搬送モータ28が逆転する
と、1枚目のカード4aがカード挿入口5側に逆送され
るが、1枚目のカード4aが主動ローラ26Acおよび
プッシャローラ38の位置まで搬送されると、これら両
ローラ26Ac,38の回転により、1枚目のカード4
aは、ローラ26Ac,38間に挟まれた状態で待避ガ
イド36によってカード待避路25に誘導される。
【0064】このカード待避時の駆動源は、搬送モータ
28の駆動によるものであり、プッシャローラ38が主
動ローラ26Acに接することにより、搬送モータ28
の駆動力がプッシャローラ38に付与され待避を行うこ
とができるようになっている。その後、筐体1の表示部
には、金額不足の旨を示す表示が行われる。
【0065】ここで、1枚目のカード4aがカード待避
路25に待避したことを待避検知センサ52が確認する
と、待避用ソレノイド37がオフし、待避ガイド36お
よびプッシャローラ38は、図7に示すように、待避用
ソレノイド37の作動片37aに設けられたコイルバネ
41によって初期位置に戻る。このとき、カード4aの
端部は、待避ガイド36およびプッシャローラ38間に
挟持された状態のまま待機する。同時にシャッター用ソ
レノイド31がオフし、シャッター30は、図5に示す
ように、シャッター復帰バネ33により、カード挿入を
許可する位置に移動する。この状態で、筐体1の表示部
には、追加カードとなる2枚目のカード4bの挿入を要
求する旨の表示が行われる。
【0066】次に、顧客が2枚目のカード4bをカード
挿入口5に挿入すると、このカード挿入を挿入検知セン
サ50が検知し、搬送モータ28の正転により、2枚目
のカード4bを磁気ヘッド部20まで搬送する。この状
態で、磁気ヘッド45は、2枚目のカード4bの残高を
読み取る。
【0067】なお、2枚目のカード4bの後端が装置内
に入ったことを挿入検知センサ50が検知すると、シャ
ッター用ソレノイド31がオンし、シャッター30は、
図4に示すように、再び追加カードの挿入を禁止し、か
つ装置内部からのカード排出を禁止する位置まで移動す
る。
【0068】そして、2枚目のカード4bの残高情報
は、ホストコンピュータに出力され、ホストコンピュー
タには、購入金額と両方のカード4a,4bの残額が記
憶される。この状態で、ホストコンピュータから指示さ
れたプログラムに従って、2枚目のカード4bの減額処
理を行った後、1枚目のカード4aの減額処理が行われ
る。
【0069】まず、減額処理として、2枚目のカード4
bの残高から不足金額を減額する。この減額処理が終了
すると、カード4bには、磁気ヘッド45により、減額
後の新規残高が磁気情報として書き込まれる。その後、
搬送モータ28の正転により、カード4bをさらに装置
の最奥部29である直線路16bの終端まで搬送する。
そして、カード4bの先端を搬送位置確認センサ55が
検知すると、カード4bには、搬送モータ28の逆転に
より、必要に応じてパンチユニット21によるさん孔処
理が行われた後、カード挿入口5側へ搬送される。
【0070】このとき、シャッター用ソレノイド31は
オン状態にあり、シャッター30は、図4に示すよう
に、装置内部からのカード4の排出を禁止する位置に移
動し、カード挿入口5とシャッター30内部のカード通
路32は繋がっていない。そして、カウント用センサ5
3が2枚目のカード4bの後端を検知し、搬送モータ2
8が所定パルス数逆転すると、2枚目のカード4bは、
後端がカード搬送路16の直線路16bから外れた位置
まで搬送され、湾曲路16aに待機状態となる。このと
き、シャッター用ソレノイド31がオンしているので、
2枚目のカード4bの両端は、主動ローラ26Aa,2
6Abと従動ローラ26Ba,26Bbに挟持されてい
ない。これにより、2枚目のカード4bは、湾曲路16
aの位置で待機することになる。
【0071】次に、2枚目のカード4bが待機状態にあ
ることを待機検知センサ51が検知すると、待避用ソレ
ノイド37がオンし、待避ガイド36内部のカード通路
がカード搬送路16と接続される。このとき、待避ガイ
ド36が支点を中心に回転し、待避ガイド36の先端が
カード搬送路16を越えるとともに、アーム39も連動
してプッシャローラ38が主動ローラ26Acに接触す
る。
【0072】この状態で、搬送モータ28が正転する
と、カード待避路25に待避していた1枚目のカード4
aは、端部が待避ガイド36およびプッシャローラ38
間に挟持された状態で、主動ローラ26Acおよびプッ
シャローラ38の回転により、カード待避路25からカ
ード搬送路16に取り出されて磁気ヘッド45まで搬送
される。このとき、湾曲路16aに待機している2枚目
のカード4bは、主動ローラ26Aa,26Abと従動
ローラ26Ba,26Bbに挟持されていないので、搬
送モータ28の駆動力が伝達されず、磁気ヘッド部20
側へ搬送されることはない。また、カード4bの後端
は、カード搬送路16から外れて段差16aaに位置し
ている。
【0073】次に、減額処理として、1枚目のカード4
aから残高全額が減額され、新規残高として0円がエン
コードされる。この減額処理が終了すると、カード4a
は、装置の最奥部29である直線路16bの終端まで搬
送される。この状態で、カード4aの位置を搬送位置確
認センサ55が検知すると、搬送モータ28が逆転し、
カード4aには、必要に応じてパンチユニット21によ
る穿孔処理が行われる。
【0074】そして、カウント用センサ53が1枚目の
カード4aの後端を検知し、搬送モータ28が所定パル
ス数逆転すると、1枚目のカード4aは、湾曲路16a
まで搬送され、2枚目のカード4bと重なって待機状態
となる。このとき、シャッター用ソレノイド31がオン
状態にあり、シャッター30は、図4に示すように、内
部からのカード4の排出を禁止する位置に移動してい
る。これにより、シャッター30のカード通路32上に
段部15が位置し、シャッター30のカード通路32
は、カード挿入口5とは連通せず、カード搬送路16と
のみ連通する。そして、カード通路32上に位置した段
部15の壁面により、先に待機していた2枚目のカード
4bは、湾曲路16aまで搬送されてきた1枚目のカー
ド4aに押されてカード挿入口5から排出されるのを防
止することができる。
【0075】次に、2枚のカード4a,4bが待機状態
になると、シャッター用ソレノイド31がオフし、図5
に示すように、シャッター30に設けられたシャッター
復帰バネ33により、シャッター30が移動し、シャッ
ター30内部のカード通路32とカード挿入口5が連通
する。このとき、シャッター機構18の従動ローラ26
Baも2枚のカード4a,4bを挟持して搬送可能にな
り、搬送モータ28の逆転に伴い、2枚のカード4a,
4bは、一括してカード挿入口5から所定量排出され
る。この際、カード挿入口5は、外部からは1枚のカー
ド4のみ挿入可能で、内部からは2枚のカード4が同時
に排出可能であり、しかも、カード挿入口5内の傾斜面
における段差突起6により、排出された2枚のカード4
a,4bは、わずかに屈曲し、カード挿入口5から落下
することなく保持される。
【0076】なお、上述した動作において、金額不足の
表示がなされたときに、顧客により筐体1の返却ボタン
が押された場合には、カード4がカード待避路25より
一旦装置の最奥部29である直線路16bの終端まで搬
送された後、シャッター30を解除してカード挿入口5
に排出される。
【0077】従って、上述した実施例によれば、後から
挿入された2枚目のカード4bを、カード自身の持つ撓
みによってカード搬送路16の湾曲路16aに保持して
待機させた後、先に挿入された1枚目のカード4aをカ
ード待避路25よりカード搬送路16に戻して湾曲路1
6aまで搬送し、2枚のカード4a,4bを重ねた状態
で排出する構成なので、カード挿入口5より1枚ずつ順
次挿入されたカードを同一のカード挿入口5より一括し
て返却することができ、従来のように、カードを排出す
るための専用のカード排出口を別に設ける必要がない
上、最初のカードが排出されてから次のカードが排出さ
れるまでの待ち時間がなく、顧客によるカード引き取り
忘れを確実に防止できる。しかも、カードの挿入と排出
は、同一のカード挿入口5より行われるので、顧客はカ
ードが何処から排出されるか迷うことなく一目で判断で
きる。
【0078】また、2枚のカード4a,4bを湾曲路1
6aに待機させるにあたって、2枚目のカードの後端
は、カード搬送路16の湾曲路16aから外れた段差1
6aaに位置しているので、1枚目のカードを湾曲路1
6aまで搬送する際、2枚目のカード4bの内側に重ね
て待機させることができる。しかも、シャッター用ソレ
ノイド31のオンにより、シャッター30のカード通路
32は、カード挿入口5と連通せず、カード搬送路16
とのみ連通しているので、先に待機していた2枚目のカ
ード4bは、カード通路32上に位置した段部15の壁
面により、後から湾曲路16aまで搬送されてきた1枚
目のカード4aに押されてカード挿入口5から排出され
るのを防止することができる。
【0079】さらに、カード搬送路16は、その一部が
カード挿入口5より湾曲して筐体1の底部に向かう直線
状に形成されているとともに、カード搬送路16の湾曲
路16aに近接して筐体1の上面側に延出してカード待
避路25が形成されているので、奥行き方向に対する装
置のコンパクト化が図れ、特に、奥行き方向の大きさに
制限のある自動販売機に組み込んだ場合でも、内容物の
収納面積を狭めることなく使用することができる。
【0080】ところで、上述した実施例では、まず後か
ら挿入された2枚目のカードの減額処理を行った後、続
いて1枚目のカードの減額処理を行なう構成であるが、
ホストコンピュータが購入金額と両方のカードの残額を
記憶しているので、1枚目のカードを0円にエンコード
する必要はなく、例えば2枚目のカードの残高の方が1
枚目の残高より低い場合には、この少ない残高のカード
から優先的に減額処理する他、2枚のカードから均等に
減額するなどの処理を行ってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード処
理装置によれば、カード挿入口より1枚ずつ順次挿入さ
れたカードを、同一のカード挿入口より一括して返却で
きる。その際、従来のように、カードを排出するための
専用のカード排出口を別に設ける必要がない上、最初の
カードが排出されてから次のカードが排出されるまでの
待ち時間がなく、顧客によるカード引き取り忘れを確実
に防止できる。しかも、カードの挿入と排出は、同一の
カード挿入口より行われるので、顧客はカードが何処か
ら排出されるか迷うことなく一目で判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカード処理装置の一実施例を示す
【図2】(a)カード挿入口の一実施例であって、カー
ド挿入時の動作を示す断面図 (b)同カード挿入口のカード排出時の動作を示す断面
【図3】(a)同カード挿入口に設けられた挿入口レバ
ーの正面図 (b)同カード挿入口に設けられた挿入口レバーの側面
【図4】同カード処理装置のシャッター機構におけるシ
ャッター用ソレノイドがオン状態のときの動作図
【図5】シャッター用ソレノイドがオフ状態のときの動
作図
【図6】同カード処理装置の待避機構における待避用ソ
レノイドがオン状態のときの動作図
【図7】待避用ソレノイドがオフ状態のときの動作図
【図8】従来のカード処理装置の構成を示す図
【図9】従来のカード処理装置の構成を示す図
【符号の説明】
1…筐体、4…カード、4a…1枚目のカード、4b…
2枚目のカード、5…カード挿入口、16…カード搬送
路、16a…湾曲路、17…カード搬送機構、18…シ
ャッター機構、19…待避機構、25…カード待避路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−48784(JP,A) 実開 平3−116458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 7/08 G06K 13/06 G07B 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2枚分のカード(4a,4
    b)が通過可能なカード通路(5b)を有し、前記カー
    ド(4)の挿入・排出を行なう1個のカード挿入口
    (5)と、直線路(16b)と、前記カード挿入口に連通するとと
    もに前記直線路に近づくに連れ幅広をなして前記直線路
    に連通する1枚分のカードの長さに対応した湾曲路(1
    6a)とからなり、処理されたカードが自身の撓みによ
    って前記湾曲路に待機される カード搬送路(16)と、前記直線路 の一部に分岐して設けられたカード待避路
    (25)と、 前記カードを前記カード搬送路に沿って往復移動させる
    カード搬送機構(17)と、前記カード挿入口に 2枚目のカード(4b)が挿入され
    るときに、1枚目のカード(4a)を前記カード搬送路
    から前記カード待避路に待避させる待避機構(19)
    と、前記カード挿入口と前記湾曲路との間に設けられ、 2枚
    のカードが処理中、あるいは前記1枚目のカードが処理
    中で前記カード待避路に待避していないときに、前記
    曲路と前記カード挿入口との間で該カード挿入口からの
    カードの挿入および内部からのカードの排出を禁止し、
    前記2枚目のカードが減額処理を終えて前記湾曲路まで
    搬送され、かつ前記1枚目のカードが前記カード待避路
    から前記カード搬送路に戻され減額処理を終えて前記湾
    曲路まで搬送され、2枚のカードが前記湾曲路で重なっ
    たときに、該湾曲路に待機している前記2枚のカードを
    前記カード挿入口に同時に排出するシャッター機構(1
    8)とを備えたことを特徴とするカード処理装置。
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