JP2001034815A - カード発行装置 - Google Patents
カード発行装置Info
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Abstract
納と回収の機能を併せて実現する。 【解決手段】 カード収納部11と、このカード収納部
11に接して平行に配置されたカード一時保留部8と、
このカード一時保留部8に収納されたカードを前記カー
ド収納部11に移動させる収納手段19とを備え、前記
カード収納部11はカード14を押圧して積層する構造
としたことにより、台間で縦向きにカードを挿入排出す
る形のカード発行装置においても、実用上十分な枚数の
カードを安定した状態で収納、保留し、新規発行や再利
用に供することを可能にした。
Description
に接続して使用されるカード発行装置に関するものであ
る。
玉やゲームコインやトークンの類を貸し出す際に、現金
支払の代わりにカードを用いて精算するシステムが各種
提案されている。例えば、特定用途のプリペイドカード
として金券のごとく扱うものや、貸出残高をカードに記
録して窓口精算の際の預り証とするものや、カード自体
には残高を記録せず、店舗のホストコンピュータに設け
た口座に残高を記録し、カードはその口座にアクセスす
るためのIDコードを持つものなどである。
カードの販売機ないし発行装置を設置して客の利便を図
ることが必要になる。具体的な提案として、パチンコ店
用のカードシステムとしては、特開平5−212148
号公報、特開平9−81840号公報、特開平10−1
34230号公報、特開平10−203739号公報な
どがある。
ードシステムはその想定するカードリーダーライタない
しカード発行装置の機構的制約から、必ずしも店と客の
要求を十全に満たすものではなかった。遊技台の台間に
設置するカード発行装置において、カード切れを防ぐた
めに収納枚数を多くすると上下方向にカードを積層する
こととなり、この場合のカード発行装置の幅は80mm
程度で従来の現金専用システムの40mmよりも幅広と
なり、店舗の面積効率を低下させる。
においては、カード補給手段がないと収納枚数を十分に
確保できず、カード切れを起こす確率が高くなり、その
都度カード補充を行うため、店にも客にも機会損失が発
生する。これを補うためにカードの回収/配送装置を台
の背後に設置する提案もあるが、この回収/配送装置は
カードの配送コンベアなど大規模な設備を要するもので
あった。
で、台間40mmの寸法内で実用性の高いカード収納枚
数とカード回収機能を併せて実現することを目的とした
ものである。
め、本発明のカード発行装置は、カード収納部と、この
カード収納部に接して平行に配置されたカード一時保留
部と、このカード一時保留部に収納されたカードを前記
カード収納部に移動させる収納手段と、前記カード一時
保留部の延長線上に隣接して配置され、カードに対して
書き込みと読み取りを行うリードライト部と、このリー
ドライト部に対してカードを挿入排出するための挿入口
と、カードを搬送する搬送手段とを同一筐体内に配置し
て成り、前記カード収納部は積層したカードを前記カー
ド一時保留部側へ押圧する押圧手段を備えた構造とした
ものであり、台間で縦向きにカードを挿入排出する形の
カード発行装置においても、実用上十分な枚数のカード
を安定した状態で収納、保留し、新規発行や再利用に供
することを可能にするものである。
は、カード収納部と、このカード収納部に接して平行に
配置されたカード一時保留部と、このカード一時保留部
に収納されたカードを前記カード収納部に移動させる収
納手段と、カード一時保留部の延長線上に隣接して配置
され、カードに対して書き込みと読み取りを行うリード
ライト部と、このリードライト部に対してカードを挿入
排出するための挿入口と、カードを搬送するカード搬送
手段とを同一筐体内に配置して成り、カード収納部は積
層したカードを前記カード一時保留手段側へ押圧手段を
備えたカード発行装置であり、台間で縦にカードを挿入
排出する形のカード発行装置においても、押圧手段を有
しているので、実用上十分な枚数のカードを安定した状
態で収納、保留し、新規発行や再利用に供することを可
能にするものである。
搬送手段を、カードの挿入口からリードライト部までを
分担する第1の搬送手段と、リードライト部からカード
一時保留部での送り込みを担当する第2の搬送手段と、
カード収納部からリードライト部への送り出しを担当す
る第3の搬送手段とから構成され、前記第2の搬送手段
と前記第3の搬送手段とを機構要素で接続した請求項1
記載のカード発行装置としたものであり、薄型で短いス
ペース内に収納、保留、発行のための搬送手段を配置す
ることが可能になる。
搬送手段と第3の搬送手段を往復運動する爪とした構造
であり、特に薄型のカード発行装置を実現するものであ
る。
搬送手段に、その往復運動範囲の最も挿入口寄りの位置
でリードライト部のカード通路から外に退避する機構を
設けた請求項3記載のカード発行装置としたものであ
り、大がかりな通路切替を行わずに、小型の構造物の中
で収納、保留、発行を行うことを可能にするものであ
る。
搬送手段と第3の搬送手段とを接続する機構要素にエス
ケープ機構を設け、第2の搬送手段がその往復運動範囲
の最も挿入口寄りの位置で停止し、第3の搬送手段の動
作によって第2の搬送手段が移動しない動作領域を設け
た請求項3記載のカード発行装置としたものであり、請
求項4に記載した第2の搬送手段の退避機構が停止位置
のばらつきにより不安定な動作に陥ることを防止する効
果がある。
搬送手段をその往復運動範囲の最も挿入口寄りの位置か
ら、全ストロークの5%から50%行き過ぎた場所で停
止させる制御手段を備えた請求項3から5のいずれか一
つに記載のカード発行装置としたものであり、カードの
収納動作を第1から第3の搬送手段のいずれにも無理な
負荷をかけることなく円滑な動作にて行うことを可能に
するものである。
搬送手段が、その往復運動範囲の最も挿入口寄りの位置
で挿入口と反対の方向に全ストロークの5%から50%
のバックラッシを有する構造とした請求項3から5のい
ずれか一つに記載のカード発行装置としたものであり、
簡単な制御方法でカードの収納動作を第1から第3の搬
送手段のいずれにも無理な負荷をかけることなく円滑な
動作にて行うことを可能にするものである。
段はカード一時保留部とカード収納部の間を往復運動す
る収納スライダと、この収納スライダに摺動可能に連結
されたカード保持爪とを備え、前記カード保持爪は前記
カード一時保留部から前記カード収納部へ向かう行程で
は常にカード外形より内側に突出しており、前記往復運
動の前記カード収納部から前記カード一時保留部へ向か
う行程では、一時的にカード外形から外側に退避させる
カム動作機構に連結された請求項1記載のカード発行装
置としたものであり、カード外形から外側に爪が退避す
るので、小型でカードに傷を付けることなく収納動作を
可能にするものである。
作機構の一部を形成するブロックカムはカード保持爪に
設けられた第1のカム面に当接して、カード保持爪を摺
動させることにより、前記カード保持爪をカード外形よ
り外側に退避させる第2のカム面と、前記カード保持爪
が前記カード収納部から前記カード一時保留部へ向かう
行程において、収納スライダに設けられた第3のカム面
に当接し、前記カード保持爪から退避する第4のカム面
とを備えた請求項8記載のカード発行装置としたもので
あり、カム構造による円滑な動作を可能にするものであ
る。
動作機構の一部を形成するフォークガイドはカード保持
爪に設けられた第1のカム面に当接して、カード保持爪
を摺動させることにより、前記カード保持爪をカード外
形より外側に退避させる第2のカム面と、前記カード保
持爪が前記カード一時保留部から前記カード収納部へ向
かう行程において、軸を中心にして回動する掛爪を有す
る請求項8記載のカード発行装置としたものであり、カ
ム構造による円滑な動作および回動運動による省力化を
可能にしたものである。
ド収納部はカード収納箱と取付枠から成り、前記カード
収納箱と前記取付枠は着脱可能な結合手段を用いて結合
されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか
一つに記載のカード発行装置としたものであり、必要に
応じて筐体からカード収納箱を取り外し、容易にカード
一括取出や一括補給を行うことを可能とするものであ
る。
手段と、第2の搬送手段及び第3の搬送手段とを、共通
の駆動源にて切替駆動する請求項1から11のいずれか
一つに記載のカード発行装置としたものであり、大型で
高価な駆動源を集約して削減し、台間に収納するための
薄型で小さなカード発行装置を実現するものである。
態1について図1及び図2を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態1におけるカード発行装置を台間に取
付けた状態で上面から見た概略構成を示す。なお、この
実施の形態は非接触ICカードの発行装置であるが、本
発明の趣旨を同じくして磁気カード発行装置とすること
も可能である。
かって右側の接客面側にカードの挿入口2と、それに続
くカード搬送通路3が形成されている。カードの挿入口
2の奥には第1の搬送手段4(この場合はタイミングベ
ルト)と、それに対向する第1の押さえローラー5及び
第2の押さえローラー6が配設されている。
ルト4に対向して非接触ICカードに対するリードライ
ト部7(この場合はループコイルアンテナ)が配され
る。
く部分はカード一時保留部8となる。カード一時保留部
8の入口には第2の搬送手段9があり、カード一時保留
部8の奥には第3の搬送手段10がある。
にカード収納部11が配設される。カード収納部11は
筐体1に形成された取付枠12と着脱可能なカード収納
箱13から成り、カード収納箱13の中にはカード14
が積層収納されている。カード14はカード収納箱13
の中で、押圧手段15(この場合は押さえばね)により
押さえ板16を介してカード一時保留部8側に押圧され
ている。
客面に向かって左側面から見た図面である。図2にてカ
ード収納箱13の両側には一対の収納スライダ17、1
8が配設されている。収納スライダ17、18の中には
摺動自在に保持されたカード保持爪19、20があり、
積層されたカード14の端部を支えてカード一時保留部
8からカード収納部11へ移動させるために使用される
(図1)。
の一端に回動自在に支承され、起立ばね22の圧力によ
り、カード搬送通路3に開口した孔23を通してカード
搬送通路3に突出する(図1)。第3の搬送手段10を
搭載した送り出しスライダ24と取り込みスライダ21
とは、支点25を中心に揺動運動する取込アーム26と
それぞれピン27、ピン28を介して連結されている。
カード14にデータを書き込んで排出する動作について
図1から図9を用いて説明する。
14が積層収納されているが、搬送手段とは離れている
ため、このままではカード発行ができない。そのため、
通常はカード保持爪19をカード一時保留部8の方向に
寄せ、図3に示す位置に停止させておく。これを待機状
態とする。
示す図2において、収納モータ29を正転させるとウォ
ーム30、ウォームホイル31、ウォームホイル31と
連結された歯車32、二段歯車33、切替歯車34に至
るギア列が回転する。この切替歯車34はアーム35上
に回動自在に取り付けられており、二段歯車33の回転
方向にアーム35に乗って移動し、第1のクランク歯車
36または第2のクランク歯車37に噛み合う。よく知
られたギアクラッチ構造であり、収納モータ29の回転
方向によって動力伝達先を切り替えることができる。
計回りに回転するため、第1のクランク歯車36に動力
が伝達され、スライダークランク機構により送り出しス
ライダ24が図2の右方向に動き始める。送り出しスラ
イダ24に連結された第3の搬送手段10も図2の上方
向に動く。
枚の厚さよりも低い段差を持つため、積層されたカード
14の最もカード一時保留部8に近い側の1枚を右方向
に押し出す。カード搬送通路3には、カード1枚の厚さ
より広く、2枚の厚さよりは狭いシックネスゲージ38
が設けてあるため、必ず1枚のみ押し出され、図4に示
す通り、カード14の先端が第1の搬送手段4にかか
る。
ライダ24の移動量は、取込アーム26により拡大され
て取り込みスライダ21に伝達される。第2の搬送手段
9の移動量も拡大されているため、第2の搬送手段9は
カード14の端面から離れていき、孔23の端面に当た
って図4に示すとおり約90回転して畳み込まれる。こ
のとき第2の搬送手段9はカード搬送通路3の外に退避
しているため、第2の搬送手段9はカード14を搬送す
る妨げにはならない。
転させると、歯車40〜43が順に回転し、歯車43と
軸44を介して連結されたタイミングプーリ45が回転
する。タイミングプーリ45によって第1の搬送手段4
が送られるため、カード14は第1の搬送手段4により
図5に示すリードライト部7に対向する位置まで送られ
る。
ータ29を逆転させてギアクラッチを切り替え、第2の
クランク歯車37(図2)を駆動して、後述する収納ス
ライダ17(図1)の駆動機構によりカード保持爪19
を図5の右方向に動かす。これで図6の形になり、第3
の搬送手段10から積層収納されたカード14が離れる
ため、第3の搬送手段10を動かしてもカード14を傷
つける恐れがなくなる。
ッチを切り替え、第1のクランク歯車36(図2)を駆
動して第3の搬送手段10を待機状態に戻す。これで図
7の形になる。さらに再度収納モータ29を逆転させて
収納手段19を待機状態に戻す。その後、リードライト
部7にてカード14に対するデータの読み取り、書き込
みを行う。
には、図示しない返却ボタンを押すなどの操作により、
それを検知して第1の搬送手段4を駆動し、図8に示す
ようにカード14が挿入口2を通して排出される。
する過程を図8及び図10〜図15を用いて説明する。
図8にてカード14が接客面から挿入口2を通して挿入
されたとすると、図示しないセンサでそれを検知して搬
送モータ39を駆動し、第1の搬送手段4を用いてカー
ド14を引き込み、図10の位置に止める。ここでリー
ドライト部7とカード14との通信を行い、データの読
み取り、書き込みを行う。
合の動作は前述の通りであるが、使用期限が切れたり、
予め設定されていた残高がゼロになって、カード14を
引き続き使用しない場合には、図11に示すように収納
モータ29を逆転させてカード保持爪19を動かし、カ
ード一時保留部8のスペースを空ける。
送手段9と第3の搬送手段10(図14)を挿入口2側
に動かす。ここで図12及び図13に示すように、図示
しない位置検出センサなどを用いて第1のクランク歯車
36の停止位置を上死点から5°から90°進んだ位置
(図13の角A)に設定し、第3の搬送手段10を最も
挿入口2寄りの位置からやや図面下側に戻しておく。こ
うすると、図14に示すように第1の搬送手段4を用い
てカード14をカード一時保留部8に挿入しても、カー
ド14の先端が第3の搬送手段10に衝突することを防
止できる。
25に示すように送り出しスライダ24の溝孔62を部
分的に広げ、大きなバックラッシを取ることにより、カ
ード14が第3の搬送手段10に衝突しても軽い負荷で
逃すことができ、カード14を保護することができる。
みスライダ21を図15の下側に送ると、第2の搬送手
段9が孔23(図2)の縁から外れ、起立ばね22(図
2)の力により、90°回転してカード搬送路3内に突
出し、カード14の縁を押して完全にカード一時保留部
8の領域に入れる。
保持爪19をカード一時保留部8側に寄せると、図3の
初期状態に戻り、以後必要に応じてこのカード14を再
発行に使用することができる。
についてその詳細を説明する。収納手段19a、20a
はカード保持爪19、20と、収納スライダ17とそし
て、ブロックカム58とで構成されている。図16はカ
ード保持爪19、20をカード一時保留部8側に寄せた
状態を示している。収納モータ29が逆転して、切替歯
車34が第2のクランク歯車37に噛み合い、第2のク
ランク歯車37とスライダークランク機構でつながるス
ライダ46を図16の上方に送った状態である。
17である。図17の上下方向に移動するスライダ46
には、ガイド溝の他に2つの屈曲する溝47、48が切
ってあり、それぞれ係合ピン49、50が挿入されてい
る。スライダ46が移動すると、係合ピン49、50は
溝47、48に沿って図17の上下方向に移動する。
2のクランク歯車の回転につれスライダ46が反対側に
移動した状態が図18になる。このとき係合ピン49、
50は図18の最も右側に寄った状態になる。係合ピン
49、50の運動は、それぞれカード保持爪19、20
(図19)を動かす。
て説明する。図17の状態での当該機構部を図1と同じ
方向からみると、図19になる。図19にて筐体1に固
定された支点51、52を中心に揺動自在に支えられた
リンク53、54は収納スライダ17の長孔55、56
に係合する。また、リンク53、54はお互いに支点5
7にて回動自在に係合されている。ここで、係合ピンが
移動して図18の状態になると、リンク53、54は揺
動して収納スライダ17を図20に示すように図20の
下方へ平行に移動させる。これを反復して収納スライダ
17を往復平行運動させることができる。
との関係について説明する。図21(a)は図19の収
納スライダ17周辺の部分拡大図である。収納スライダ
17に摺動自在に保持されたカード保持爪19がカード
14を支える部分で断面図にすると図21(b)とな
る。この時、カード保持爪19はカード収納部11側に
突出しており、図21(a)にてブロックカム58はカ
ム面60で収納スライダ17に接しており、カード保持
爪19には接していない。
し、図15に相当する位置にあるときの状態が図22で
ある。図22(a)にてカム面60は収納スライダ17
から離れ、ばね59の圧力によりカード保持爪19に押
しつけられる。さらに図22(b)においてカム面61
も接触寸前の状態でカード保持爪19に対向している。
新たにカード14がカード一時保留部8に入っているた
め、収納スライダ17が図21の状態に戻るにはカード
保持爪19を一旦カード14の外形寸法よりも外に退避
させることが必要である。
のが図23である。図23(b)にてブロックカム58
のカム面61が接触してカード保持爪19を図の右方向
に押している。また、図23(a)ではカム面60がち
ょうど接触したところである。
の状態になる。図24(b)にてカム面61がカード保
持爪19を押してカード14の外形寸法よりも外に退避
させ、図22で新たに入ってきたカード14はもともと
収納されていた他のカードと積層される。図24(a)
でカム面60が接触してブロックカム58を図の左方向
に押すため、カム面61がカード保持爪19から次第に
離れて行くことが表されている。
移動すると図21の状態になり、ブロックカム58がカ
ード保持爪19から外れてカード保持爪19は図示しな
いばねの圧力によりカード14側へ突出する。
観図を図26に示す。
態2におけるカード発行装置について、図面を参照しな
がら説明する。図27はカード保持爪67をカード一時
保留部8側に寄せたときの断面図である。収納手段19
aはカード保持爪67と、収納スライダ17とそして、
フォークリフト62で構成されている。フォークリフト
62は軸66により取付枠12に回動可能に取付けられ
ている。
たときの状態が図28である。このとき、カード収納部
11側に突出したカード保持爪67の爪部67aにより
積層されたカード14を移動させ、カード一時保留部8
のスペースが生ずる。また、フォークリフト62に設け
られた掛爪63とカード保持爪67の後部67bとが当
接し、フォークリフト62は軸66を中心に時計回りに
回動する。
に最も振れ、図15に相当する位置にあるときの状態が
図29である。このとき、フォークリフト62の片端に
設けられた掛爪63はカード保持爪67の後部67bか
ら離れ、ばね64により元に戻り、カード一時保留部8
にスペースが生ずる。次に、このスペースに新たにカー
ド14が搬送されている。収納スライダ17が図27の
状態に戻るにはカード保持爪67を一旦カード14の外
形寸法よりも外側に退避させる必要がある。
ークリフト62片端に設けられたカム面65がカード保
持爪67に設けられたカム面67cと当接したときの状
態が図30である。このときカード保持爪67はカム面
65に沿って、図に向かって上方向、つまりカード収納
部11から退出する方向に移動する。
最も退出した状態が図31である。このようにカード保
持爪67はカード14に接することなくカム機構により
退避することができる。
方向へ移動し、フォークリフト62および、カード保持
爪67が外れた状態を図32に示す。このとき、カード
保持爪67は図示しないばねの圧力によりカード収納部
11側へ突出し、元の位置に戻る。
は、カード収納部と、このカード収納部に接して平行に
配置されたカード一時保留部と、このカード一時保留部
に収納されたカードを前記カード収納部に移動させる収
納手段と、前記カード一時保留部の延長線上に隣接して
配置され、カードに対して書き込みと読み取りを行うリ
ードライト部と、このリードライト部に対してカードを
挿入排出するための挿入口と、カードを搬送する搬送手
段とを同一筐体内に配置して成り、前記カード収納部は
前記収納されたカードを前記カード一時保留部側に押圧
する押圧手段を備えたものであり、押圧手段を有してい
るので、縦型に配置される遊技機台間に適合し、実用上
十分な枚数のカードを安定した状態で収納し(厚さ0.
76mmのカードの場合15枚から20枚が収納可能)
新規発行に供すると共に、さらに挿入されたカードを再
利用することが可能である。
の取付上面から見た概略構造図
の作用状態1を示す概略構造図
図
図
図
図
図
図
見た部分構造図 (b)同、作用状態7の詳細を示す部分断面図((a)
のA−A断面図)
ら見た部分構造図 (b)同、作用状態11の詳細を示す部分断面図
((a)のA−A断面図)
ら見た部分構造図 (b)同、作用状態12の詳細を示す部分断面図
((a)のA−A断面図)
ら見た部分構造図 (b)同、作用状態13の詳細を示す部分断面図
((a)のA−A断面図)
置の作用を示す側面から見た概略構造図
置の外観斜視図
置の収納手段の第1の状態を示す要部断面図
Claims (12)
- 【請求項1】 カード収納部と、このカード収納部に接
して平行に配置されたカード一時保留部と、このカード
一時保留部に収納されたカードを前記カード収納部に移
動させる収納手段と、前記カード一時保留部の延長線上
に隣接して配置され、カードに対して書き込みと読み取
りを行うリードライト部と、このリードライト部に対し
てカードを挿入排出するための挿入口と、カードを搬送
する搬送手段とを同一筐体内に配置して成り、前記カー
ド収納部は前記収納されたカードを前記カード一時保留
部側へ押圧する押圧手段を備えたカード発行装置。 - 【請求項2】 搬送手段は、カードの挿入口からリード
ライト部までを分担する第1の搬送手段と、前記リード
ライト部からカード一時保留部への送り込みを担当する
第2の搬送手段と、カード収納部から前記リードライト
部への送り出しを担当する第3の搬送手段とから構成さ
れ、前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段とを機構
要素で接続した請求項1記載のカード発行装置。 - 【請求項3】 第2の搬送手段と第3の搬送手段とは往
復運動する爪とした請求項2記載のカード発行装置。 - 【請求項4】 第2の搬送手段に、その往復運動範囲の
最も挿入口寄りの位置でリードライト部のカード搬送通
路から外に退避する機構を設けた請求項3記載のカード
発行装置。 - 【請求項5】 第2の搬送手段と第3の搬送手段とを接
続する機構要素にエスケープ機構を設け、前記第2の搬
送手段がその往復運動範囲の最も挿入口寄りの位置で停
止し、前記第3の搬送手段の動作によって前記第2の搬
送手段が移動しない動作領域を設けた請求項3記載のカ
ード発行装置。 - 【請求項6】 第3の搬送手段を、その往復運動範囲の
最もカード挿入口寄りの位置から、全ストロークの5%
から50%行き過ぎた場所で停止させる制御手段を備え
た請求項3から5のいずれか一つに記載のカード発行装
置。 - 【請求項7】 第3の搬送手段が、その往復運動範囲の
最もカード挿入口寄りの位置で、カード挿入口と反対の
方向に全ストロークの5%から50%のバックラッシを
有する構造とした請求項3から5のいずれか一つに記載
のカード発行装置。 - 【請求項8】 収納手段はカード一時保留部とカード収
納部の間を往復運動する収納スライダと、この収納スラ
イダに摺動可能に連結されたカード保持爪とを備え、前
記カード保持爪は前記カード一時保留部から前記カード
収納部へ向かう行程では常にカード外形より内側に突出
しており、前記往復運動の前記カード収納部から前記カ
ード一時保留部へ向かう行程では、一時的にカード外形
から外側に退避させるカム動作機構に連結された請求項
1記載のカード発行装置。 - 【請求項9】 カム動作機構の一部を形成するブロック
カムはカード保持爪に設けられた第1のカム面に当接し
て、カード保持爪を摺動させることにより、前記カード
保持爪をカード外形より外側に退避させる第2のカム面
と、前記カード保持爪が前記カード収納部から前記カー
ド一時保留部へ向かう行程において、収納スライダに設
けられた第3のカム面に当接し、前記カード保持爪から
退避する第4のカム面とを備えた請求項8記載のカード
発行装置。 - 【請求項10】 カム動作機構の一部を形成するフォー
クガイドはカード保持爪に設けられた第1のカム面に当
接して、カード保持爪を摺動させることにより、前記カ
ード保持爪をカード外形より外側に退避させる第2のカ
ム面と、前記カード保持爪が前記カード一時保留部から
前記カード収納部へ向かう行程において、軸を中心にし
て回動する掛爪を有する請求項8記載のカード発行装
置。 - 【請求項11】 収納部はカード収納箱と取付枠から成
り、前記カード収納箱と前記取付枠は着脱可能な結合手
段を用いて結合されていることを特徴とする請求項1か
ら8のいずれか一つに記載のカード発行装置。 - 【請求項12】 収納手段と、第2の搬送手段及び第3
の搬送手段とを、共通の駆動源にて切替駆動する請求項
1から11のいずれか一つに記載のカード発行装置。
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