JPH0952612A - ワイヤプルコンベヤ装置のテール部 - Google Patents

ワイヤプルコンベヤ装置のテール部

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JPH0952612A
JPH0952612A JP20866295A JP20866295A JPH0952612A JP H0952612 A JPH0952612 A JP H0952612A JP 20866295 A JP20866295 A JP 20866295A JP 20866295 A JP20866295 A JP 20866295A JP H0952612 A JPH0952612 A JP H0952612A
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JP
Japan
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tail
conveyor
frame
path portion
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP20866295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Manabe
鍋 正 広 真
Toshiharu Fukui
井 敏 治 福
Toshiya Muro
俊 也 室
Masabumi Haba
場 正 文 羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUDAYA KENKI KOGYO KK
Kajima Corp
Original Assignee
TOKUDAYA KENKI KOGYO KK
Kajima Corp
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Publication date
Application filed by TOKUDAYA KENKI KOGYO KK, Kajima Corp filed Critical TOKUDAYA KENKI KOGYO KK
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積込み量が多く、安価なコンベヤを提供す
る。 【解決手段】 支持シュー(21)に立設したフレーム
(22)に、テールドラム(23)と、搬送方向(F)
に縮幅される複対のラインプーリ(15)と、同方向に
中央部の深さ(H)が深くなるキャリヤローラ(16)
と、復路部分(2b)を支持するキャリヤローラ(2
4)とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤプルコンベ
ヤ装置のテール部に関する。
【0002】
【従来の技術】砕石、砂利、砂、土砂、セメント等のバ
ラ物の従来のベルトコンベヤによる搬送は、搬送ライン
の全線に亘って剛性の高いフレームを設置する必要があ
る。したがって、高価な装置となり大量・長期間に亘る
工事など充分な償却が期待できる工事にしか適用できな
い。
【0003】また、コンベヤベルトは、キャリヤローラ
に支持されるので、積込み量には限度があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、積込み量が
多く、かつ、安価なワイヤプルコンベヤ装置のテール部
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、移動・
固定自在なヘッド部及びテール部と、これらヘッド部及
びテール部の間に張設されたコンベヤ本体と、前記ヘッ
ド部及びテール部の間に移動・固定自在に配設されて前
記コンベヤ本体を支持する中間支柱とからなり、前記コ
ンベヤ本体は可撓性部材で構成され両端縁に複数の吊り
金具を介して紐状体が取付けられ、前記ヘッド部、テー
ル部、中間支柱には前記紐状体を上下から挟持する複数
組のローラが設けられたワイヤプルコンベヤ装置におい
て、前記テール部は、支持シューと、該支持シューに立
設された枠状のフレームと、該フレームの搬送方向後部
に設けられコンベヤ本体に従動して回転するテールドラ
ムと、前記フレームの上面に設けられ前記テールドラム
側から搬送方向に縮幅される複対のラインプーリ及び該
方向に中央部の深さが深くなる複組のキャリヤローラ
と、前記コンベヤ本体の復路部分を支持するキャリヤロ
ーラとを備えている。
【0006】したがって復路部分では平らな状態で送ら
れてくるコンベヤ本体はテール部において反転され、そ
して複数組のキャリヤローラにより順次中央部の深さが
深くなるように案内される。それ故にテール部およびそ
の下流側では積載することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0008】図1及び図2において、ワイヤプルコンベ
ヤは、ヘッド部10と、テール部20と、これらヘッド
部10とテール部20との間を走行されるコンベヤ本体
1とからなり、両者10、20の間隔が大きい場合に
は、中間においてコンベヤ本体1を支持する中間支柱3
0、30が設けられ、また、中間において積込みを行う
場合は、積込み用の中間支柱30Aが設けられる。
【0009】図3及び図4において、コンベヤ本体1の
コンベヤベルト2は、金網、布、剛性ゴム等の可撓性部
材で構成されている。そのコンベヤベルト2の両端縁に
は、間隔D(例えば1m)毎に吊り金具3の一端がボル
ト結合されている。そして、これら複数の吊り金具3の
他端には、抱え込むようにして紐状体すなわちワイヤロ
ープ4が取付けられている。
【0010】図5ないし図7において、、ヘッド部10
のベース11には、コンベヤ本体1に直交するずれ止め
用の複数のビーム11aが設けられており、そのベース
11の上には、枠状のフレーム12が立設されている。
このフレーム12の一端上部の搬送方向Fの前側には、
駆動モータ13で駆動される駆動ドラム14が設けら
れ、コンベヤベルト2は、駆動ドラム14を巻回して反
転されている。そして、フレーム12には、協働してワ
イヤロープ4を支持し、搬送物Wの重量で下方に凹状の
コンベヤベルト2の往路部分2aを徐々に広げ平にして
駆動ドラム14に移行させる後記する3対のキャリヤロ
ーラ16及びラインプーリ15の組が設けられている。
そして、コンベヤベルト2の復路部分2bのワイヤロー
プ4、4には、駆動力をワイヤロープ4、4に有効に伝
えるための押えローラ17、17が下方から圧接されて
いる。なお、図5の符号18は駆動ドラム14を前後に
移動してワイヤロープ4、4に作用する張力を一定に保
つためのワイヤロープ張力修正装置で、図示しないロー
ドセルで張力を常時測定して張力を修正している。ま
た、図7の符号19はキャリヤローラである。
【0011】図8ないし図10において、テール部20
には、移動・固定が自在な支持シュー21が設けられ、
その支持シュー21の上には、枠状のフレーム22が立
設されている。このフレーム22の後端上部には、コン
ベヤベルト2に追従して回転するテールドラム23が設
けられている。
【0012】そのフレーム22の上面には、テールドラ
ム23側から搬送方向F側に縮幅される複対(図示の例
では3対)のラインプーリ15と、同じく搬送方向Fに
向けて中央部の深さH(図8)が深くなる複組(図示の
例では3組)のキャリヤローラ16とが設けられてい
る。また、フレーム22の下部には、コンベヤベルトの
復路部分2bを支持するストレートなキャリヤローラ2
4が設けられている。そして、復路部分2bはキャリヤ
ローラ24にガイドされてテールドラム23に導かれ、
テールドラム23で反転される。次いで、復路部分2a
はラインプーリ15とキャリヤローラ16とで逐次搬送
方向に縮幅され、搬送物Wを積んだ後に安定した形、凹
状に変形されるようになっている。そして、フレーム2
2の後端には、ブラケット22aが突設され、必要に応
じて図示しないブルトーザで矢印方向Rに牽引してワイ
ヤロープ4、4に張力を与えるようになっている。な
お、図中の符号25は積込み部を構成する板状体であ
る。
【0013】図11ないし図13において、中間支柱3
0には、移動、固定が自在な一対の支持シュー31が設
けられ、これら支持シュー31、31の上には枠状のフ
レーム32が立設されている。そのフレーム32の上面
には、コンベヤベルト2の往路部分2aを支持する2対
のガイド装置33が設けられ、下部には、コンベヤベル
ト2の復路部分2bを支持するキャリヤローラ36が設
けられている。
【0014】図3及び図4をも参照し、前記ガイド装置
33は、ワイヤロープ4を支持する2個のワイヤ受けロ
ーラ34と、そのローラ34と協働してワイヤロープ4
を挟持する1個のワイヤ浮き上り防止用のタイヤローラ
35とが設けられている。そして、両ローラ34、34
及び35は図示しない手段で外側方に付勢されており、
搬送物Wによりコンベヤベルト2の往路部分2aの撓み
に応じ、距離Lだけ移動できるようになっている。
【0015】図14において、積み込み用の中間支柱3
0Aには、受けホッパ37と、3個のキャリヤローラ1
9が複数列設けられている。
【0016】次に作用について説明する。
【0017】復路部分2bでは平らな状態で送られてく
るコンベヤベルト2はテールドラム23で反転される。
そして搬送物Wを積むために複数組のキャリヤローラ1
6とにより中央部が深くなるように湾曲される。したが
って図3に示すように湾曲する。ワイヤロープ4はライ
ンプーリ15により巾が狭くなってコンベヤベルト2が
湾曲しやすくなるようになっている。そして積込み部2
5があるので、必要に応じてこの積込み部の上方にシー
ト等を設けて搬送物Wを落下させても板状体の積込み部
25により搬送物Wが側方に落下することがない。
【0018】このようにコンベヤベルト2の反転をスム
ーズに行うことができる。またワイヤロープ4にも無理
な力が生じない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るワイヤプルコンベヤ装置が、スムーズに作動するべく
工夫されたものであり、以下に記載されるような効果を
奏する。 (1) 本テール部装置により、搬送物の重みでベルト
本体が急に凹状に変形することを防ぎ、ワイヤプルコン
ベヤのスムーズな作動が確保される。 (2) 本テール部装置により、ワイヤロープとコンベ
ヤベルト本体が一体となって作動することができる。 (3) 搬送物が包み込まれるので、下流側のコンベヤ
本体の傾斜角が急でも搬送物の保持が確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したテール部を備えたワイヤプル
コンベヤ装置を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】ベルト本体を示す巾方向の断面図。
【図4】図3の斜視図。
【図5】ヘッド部を示す側面図。
【図6】図5の上面図。
【図7】図1のA−A矢視断面図。
【図8】本発明の実施の一形態を示す側面図。
【図9】図8の上面図。
【図10】図8の後面図。
【図11】中間支柱を示す側面図。
【図12】図11の正面図。
【図13】搬送物を積んだ状態の図11の正面図。
【図14】積込み用の中間支柱を示す正面図。
【符号の説明】
1・・・コンベヤ本体 2・・・コンベヤベルト 2a・・・コンベヤベルトの往路部分 2b・・・コンベヤベルトの復路部分 3・・・吊り金具 4・・・ワイヤロープ 10・・・ヘッド部 11・・・ベース 11a・・・ビーム 12、22、32・・・フレーム 13・・・駆動モータ 14・・・駆動ドラム 15・・・ラインプーリ 16、19、24、36・・・キャリヤローラ 17・・・押えローラ 18・・・ワイヤロープ張力修正装置 20・・・テール部 21、31・・・支持シュー 22a・・・ブラケット 23・・・テールドラム 25・・・積込み部 30・・・中間支柱 30A・・・積込み用の中間支柱 33・・・ガイド装置 34・・・ワイヤ受けローラ 34a・・・環状溝 35・・・タイヤローラ 37・・・受けホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室 俊 也 新潟県新潟市万代1丁目3番4号 鹿島建 設株式会社北陸支店内 (72)発明者 羽 場 正 文 東京都小平市小川東町2602番地11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動・固定自在なヘッド部及びテール部
    と、これらヘッド部及びテール部の間に張設されたコン
    ベヤ本体と、前記ヘッド部及びテール部の間に移動・固
    定自在に配設されて前記コンベヤ本体を支持する中間支
    柱とからなり、前記コンベヤ本体は可撓性部材で構成さ
    れ両端縁に複数の吊り金具を介して紐状体が取付けら
    れ、前記ヘッド部、テール部、中間支柱には前記紐状体
    を上下から挟持する複数組のローラが設けられたワイヤ
    プルコンベヤ装置において、前記テール部は、支持シュ
    ーと、該支持シューに立設された枠状のフレームと、該
    フレームの搬送方向後部に設けられコンベヤ本体に従動
    して回転するテールドラムと、前記フレームの上面に設
    けられ前記テールドラム側から搬送方向に縮幅される複
    対のラインプーリ及び該方向に中央部の深さが深くなる
    複組のキャリヤローラと、前記コンベヤ本体の復路部分
    を支持するキャリヤローラとを備えていることを特徴と
    するワイヤプルコンベヤ装置のテール部。
JP20866295A 1995-08-16 1995-08-16 ワイヤプルコンベヤ装置のテール部 Pending JPH0952612A (ja)

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