JPH0680234A - 反転装置 - Google Patents

反転装置

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JPH0680234A
JPH0680234A JP23707592A JP23707592A JPH0680234A JP H0680234 A JPH0680234 A JP H0680234A JP 23707592 A JP23707592 A JP 23707592A JP 23707592 A JP23707592 A JP 23707592A JP H0680234 A JPH0680234 A JP H0680234A
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JP
Japan
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belt
belt conveyor
shaped
conveyed
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP23707592A
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English (en)
Inventor
Takao Nakano
隆雄 中野
Mamoru Maenaka
衛 前中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0680234A publication Critical patent/JPH0680234A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被搬送物に衝撃力が作用せず且つ軽量物や薄
い物でも確実に反転させ得る反転装置を提供すること。 【構成】 搬送路が側面視略U字状に形成された搬送面
を有するループ状のベルトコンベア1と、前記ベルトコ
ンベア1における略U字状の搬送面のうち少なくとも略
円弧状部分の外方域に、これと並設状態にある搬送面を
有したループ状のベルトコンベア2と、両方のベルトコ
ンベアの搬送面のうち少なくとも一方に設けた軟質弾性
層20bとを具備し、前記した両方のベルトコンベアの
搬送面における少なくとも略円弧状部分により被搬送物
を挟持搬送するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移送途中において被
搬送物を逆向にするための装置(この明細書では反転装
置という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記反転装置としては、例えば、複数の
コンベアを利用して成るものがあり、図4に示す如く、
被搬送物Hをコンベア90→ガイド91→コンベア92
の経路で落下させながら反転させるようにしている。し
かしながら、上記装置で被搬送物Hを反転した場合、落
下時における被搬送物への衝撃力により被搬送物Hが破
損(傷が付く)したり、被搬送物Hが軽くて薄いプラス
ッチクや箱等の場合には反転が不確実となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、被搬送物に衝撃力が作用せず且つ軽量物や薄い物で
も確実に反転させ得る反転装置を提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の反転装置は、
搬送路が側面視略U字状に形成された搬送面を有するル
ープ状のベルトコンベアと、前記ベルトコンベアにおけ
る略U字状の搬送面のうち少なくとも略円弧状部分の外
方域に、これと並設状態にある搬送面を有したループ状
のベルトコンベアと、両方のベルトコンベアの搬送面の
うち少なくとも一方に設けた軟質弾性層とを具備し、前
記した両方のベルトコンベアの搬送面における少なくと
も略円弧状部分により被搬送物を挟持搬送するようにし
ている。
【0005】又、この発明の反転装置は、搬送路が上面
視略U字状に形成された搬送面を有するループ状のベル
トコンベアと、前記ベルトコンベアにおける略U字状の
搬送面のうち少なくとも略円弧状部分の外方域に、これ
と並設状態にある搬送面を有したループ状のベルトコン
ベアと、両方のベルトコンベアの搬送面のうち少なくと
も一方に設けた軟質弾性層とを具備し、前記した両方の
ベルトコンベアの搬送面における少なくとも略円弧状部
分により被搬送物を挟持搬送するようにしている。
【0006】上記反転装置において、軟質弾性層を厚く
設定したものとすることもできる。
【0007】
【作用】この発明は次のように作用する。被搬送物は、
両方のベルトコンベアによって挟持搬送されながらこれ
の円弧状部分ではその姿勢が徐々に変化していき、前記
円弧状部分の始端部と終端部では被搬送物の姿勢は逆向
き(以下、反転という)となる。
【0008】そして、両方のベルトコンベアの挟持搬送
面のうち少なくとも一方には軟質弾性層を設けてあるか
ら被搬送物への挟持力は比較的小さいが、その挟持は安
定したものとなっている。即ち、この発明の反転装置で
は被搬送物は上記態様で反転せしめられるから、反転途
中において被搬送物へ衝撃力が作用することは無いもの
となり、又、被搬送物が軽い物や薄いものでも確実に反
転する。
【0009】尚、上記軟質弾性層を厚く設定したものと
すれば、軟質弾性層が被搬送物の外形に倣って無理なく
変形することとなり、その結果、被搬送物の大きさに多
少の大小があったとしても安定した状態(被搬送物が大
きい場合には軟質弾性層に包みこまれるようになり、特
に安定した状態)で挟持搬送される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。 (実施例1・・・請求項1記載の発明と対応する)この
実施例の反転装置は、容器の蓋Fを上下方向に反転(裏
返し)させるためのものであり、基本的には図1に示す
ように、側面視略U字状に形成された搬送面を有するル
ープ状のベルトコンベア1と、前記ベルトコンベア1に
おける略U字状の搬送面のうち少なくとも略円弧状部分
の外方域に、これと並設状態にある搬送面を有したルー
プ状のベルトコンベア2と、前記ベルトコンベア1の下
方に位置する搬入用コンベア3と、前記ベルトコンベア
1の終端部に連設された排出用コンベア4とから構成さ
れている。
【0011】ベルトコンベア1は、図1に示すように、
ベルト車11,12,13,14及び多数の小ローラを
円弧状に配列して成る小ローラ群15と、これらに掛け
渡すようにして張設されたベルト10とから構成されて
おり、前記ベルト車14を回転駆動させるようにしてあ
る。前記ベルト10は、芯体となる帆布の面にウレタン
(その他塩ビの樹脂等でもよい)をコートした構造のも
のが使用されている。尚、前記ベルト10としては、プ
ラスチック成型によりモジュール化されたものをリンク
の如く継いだもの(公知技術)も使用することができ
る。
【0012】ベルトコンベア2は、図1に示すように、
ベルト車21,22,23,24及び円弧状に配列され
ている多数の支持具5と、これらに支持又は掛け渡され
るようにして張設されたベルト20とから構成されてお
り、前記ベルト車24を回転駆動させるようにしてあ
る。ベルト20は、図2に示すように、上記したベルト
10の両端に弾性合成樹脂製のビード20aを具備させ
た構成としてあり、ベルトの搬送面側にスポンジ20b
(手段の欄の軟質弾性層と対応)を張設してある。
【0013】支持具5は、図2に示すように、対向配設
された一対の略コ字状の基台50と、それぞれの内側に
横ハ字状に取付けられた二つの回転体51(ベアリング
等)とから構成され、双方の二つの回転体51によりベ
ルト20のビード20aを抜止状態に挟持する構成とし
てある。尚、上記したベルト10,20における略円弧
状部分の搬送面の角速度はほぼ同一となるように設定さ
れている。
【0014】搬入用コンベア3は、図1に示すように、
一対のプーリ30,31相互間に公知の構造のベルト3
2を張設して成るもので、前記プーリ30を回転駆動さ
せるような構成としてある。排出用コンベア4は、図1
に示すように上記搬入用コンベア3と同様の構造として
あり、一対のプーリ40,41とベルト42とから構成
されていて前記プーリ40を回転駆動させるようにして
ある。
【0015】この実施例の反転装置は上記の如く構成さ
れているから、蓋Fはベルトコンベア10のベルトの搬
送面とベルトコンベア20のスポンジ20b面によって
挟持された態様で搬送されていく。そして、これらベル
トコンベアの円弧状部分では蓋Fの姿勢は徐々に変化し
ていき、前記円弧状部分の始端部と終端部では蓋Fの姿
勢は逆向きとなる。 (実施例2・・・請求項2記載の発明と対応する)この
実施例の反転装置は、図3に示すように、水平テーブル
T上で箱Bを横にした状態で反転させるものであり、基
本的には、搬送路が上面視略U字状に形成された搬送面
を有しているベルトコンベア6と、前記ベルトコンベア
6における略U字状の搬送面のうち略円弧状部分の外方
域に、これと並設状態にある搬送面を有したループ状の
ベルトコンベア7と、前記ベルトコンベア6,7の挟持
部分に箱Bを搬入する水平コンベア8と、前記ベルトコ
ンベア6,7の挟持部分から排出された箱Bを搬送する
水平コンベア9とから構成されている。
【0016】尚、ベルトコンベア6,7の各々は、実施
例1のベルトコンベア1,2と同様の構成としてあり、
他方、水平コンベア8,9の搬送面と上記した水平テー
ブルTの上面とはほぼ同一レベルに設定してある。した
がって、箱Bは、水平コンベア8→ベルトコンベア6,
7→水平コンベア9の経路で搬送され、上記実施例1と
同様にその搬送途中で反転せしめられる。
【0017】尚、上記実施例では手段の欄に記載した被
搬送物を蓋や箱としたが、これに限定されるものではな
い。又、上記実施例では、ベルトコンベア1の円弧状部
分をつくるために小ローラ群15を採用したが、これに
限定されることなく、大径のベルト車を採用してもよ
い。
【0018】更に、上記実施例では、ベルトコンベア2
のベルト面にのみスポンジを張設したが、ベルトコンベ
ア1のベルト面にのみスポンジを張設するようにしても
よいし、双方にスポンジを張設するようにしてもよい。
そして、上記実施例のスポンジを厚く設定したものとす
れば、蓋や箱の外形に倣って無理なく変形することとな
り、その結果、蓋や箱の大きさに多少の大小があったと
しても安定した状態(特に、蓋等が大きい場合には軟質
弾性層に包みこまれるようになり安定した状態)で挟持
搬送される。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。作用の欄に記載した内容から、
被搬送物に衝撃力が作用せず且つ軽量物や薄い物でも確
実に反転させ得る反転装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の反転装置の説明図。
【図2】前記反転装置のA−A断面図。
【図3】この発明の他の実施例の反転装置の説明図。
【図4】従来の反転装置の説明図。
【符号の説明】
B 箱 F 蓋 1 ベルトコンベア 2 ベルトコンベア 6 ベルトコンベア 7 ベルトコンベア 20b スポンジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路が側面視略U字状に形成された搬
    送面を有するループ状のベルトコンベアと、前記ベルト
    コンベアにおける略U字状の搬送面のうち少なくとも略
    円弧状部分の外方域に、これと並設状態にある搬送面を
    有したループ状のベルトコンベアと、両方のベルトコン
    ベアの搬送面のうち少なくとも一方に設けた軟質弾性層
    とを具備し、前記した両方のベルトコンベアの搬送面に
    おける少なくとも略円弧状部分により被搬送物を挟持搬
    送するようにしたことを特徴とする反転装置。
  2. 【請求項2】 搬送路が上面視略U字状に形成された搬
    送面を有するループ状のベルトコンベアと、前記ベルト
    コンベアにおける略U字状の搬送面のうち少なくとも略
    円弧状部分の外方域に、これと並設状態にある搬送面を
    有したループ状のベルトコンベアと、両方のベルトコン
    ベアの搬送面のうち少なくとも一方に設けた軟質弾性層
    とを具備し、前記した両方のベルトコンベアの搬送面に
    おける少なくとも略円弧状部分により被搬送物を挟持搬
    送するようにしたことを特徴とする反転装置。
  3. 【請求項3】 軟質弾性層を厚く設定してあることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の反転装置。
JP23707592A 1992-09-04 1992-09-04 反転装置 Pending JPH0680234A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0858937A (ja) * 1994-08-17 1996-03-05 Maruyasu Kikai Kk 垂直搬送コンベア
DE19711761A1 (de) * 1997-03-21 1998-09-24 Basler Gmbh Wendevorrichtung für im wesentlichen flache Gegenstände
JP2007290194A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Taihei Mach Works Ltd 板体の搬送方法及びその装置
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CN108820803A (zh) * 2018-07-09 2018-11-16 武汉轻工大学 用于陶瓷衬垫组自动化生产的翻转装置及方法

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