JP7218160B2 - ベルト反転装置及びベルトコンベヤ - Google Patents

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Description

本開示は、ベルト反転装置及びベルトコンベヤに関する。
ベルトコンベヤには、ベルトに被搬送物を載せて搬送するキャリヤ側と、キャリヤ側と反対方向にベルトを戻すリターン側と、がある。
一般的にベルトコンベヤのリターン側では、キャリヤ側でベルトの表面(搬送面)に付着して残存した被搬送物(例えば、ばら物貨物、粒状貨物、紛状貨物)が、リターンローラに付着する等して落下するといった問題がある。このような問題を解消するため、ベルトコンベヤのリターン側には、ベルトの表面と裏面とを反転させるベルト反転装置が設けられる場合がある。
ベルト反転装置としては、例えば、水平方向に延びるベルトを幅方向の断面形状が円筒状または円弧状になるように丸めて反転させる装置が知られている(特許文献1,2を参照)。
特開2001-72221号公報 特開平11-116020号公報
しかしながら、上記のようなベルト反転装置では、表面と裏面とを反転させるための水平方向のベルトの長さが必要になる。また、リターン側の上流側で反転させたベルトは、下流側で反転させて元に戻す必要がある。そのため、ベルトの水平方向の長さが大きくなければ、ベルト反転装置を適用できない。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ベルトの水平方向の長さにかかわらず適用できるベルト反転装置及びベルトコンベヤを提供することを目的とする。
本開示の一態様によれば、ベルトコンベヤのリターン側でベルトの表面と裏面とを反転させるベルト反転装置であって、互いに平行に設けられ、それぞれ水平方向に延びる第1及び第2ベンドプーリと、前記第1及び第2ベンドプーリの下方に設けられ、水平方向且つ前記第1及び第2ベンドプーリと垂直に延びる反転プーリと、を備え、前記ベルトは、前記第1ベンドプーリ、前記反転プーリ、前記第2ベンドプーリの順に架設されると共に、前記第1ベンドプーリから前記第2ベンドプーリに至るまでの間に、前記反転プーリを介して表面と裏面とが反転されることを特徴とするベルト反転装置が提供される。
また、前記第1及び第2ベンドプーリの外周面には、前記ベルトの異なる面がそれぞれ当接されることが好ましい。
また、前記反転プーリの外周面には、前記ベルトコンベヤの被搬送物が接触する前記ベルトの表面が当接されることが好ましい。
また、本開示の一態様によれば、前記ベルト反転装置が設けられたことを特徴とするベルトコンベヤが提供される。
また、前記ベルト反転装置は、前記リターン側の上流側と下流側にそれぞれ設けられ、上流側の前記ベルト反転装置では、前記ベルトコンベヤの被搬送物が接触する前記ベルトの表面が前記第1ベンドプーリの外周面に当接され、前記ベルトの裏面が前記第2ベンドプーリの外周面に当接され、下流側の前記ベルト反転装置では、前記ベルトの裏面が前記第1ベンドプーリの外周面に当接され、前記ベルトの表面が前記第2ベンドプーリの外周面に当接されることが好ましい。
本開示は、ベルトの水平方向の長さにかかわらず適用できるベルト反転装置及びベルトコンベヤを提供する。
ベルト反転装置が設けられたベルトコンベヤの全体を示す概略側面図である。 図1に示す上流側ベルト反転装置の拡大図である。 図2の前面視概略図である。 図2の後面視概略図である。 第1変形例を示す前面視概略図である。 図5の後面視概略図である。 第2変形例を示す概略側面図である。 図7の前面視概略図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、図中に示す前後左右方向は、説明の便宜上定められたものに過ぎないものとする。また、本開示は、下記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施できるものとする。
図1は、ベルトコンベヤ1の全体を示す概略側面図である。また、図2は、図1に示す上流側ベルト反転装置100の拡大図であり、図3は、図2の前面視概略図であり、図4は、図2の後面視概略図である。
先ず、図1を参照して、ベルトコンベヤ1の全体構成を簡単に説明する。本実施形態において、ベルトコンベヤ1は、港湾等で使用されるアンローダから、火力発電所等の搬送先に向けて、ばら物貨物、粒状貨物、紛状貨物等の被搬送物Aを搬送するための地上コンベヤである。図1中、符号S1は、アンローダからベルトコンベヤ1に被搬送物Aを投入するための投入シュートであり、符号S2は、ベルトコンベヤ1から被搬送物Aが排出される排出シュートである。但し、ベルトコンベヤ1の用途、種類等は任意であって良い。
図1に示すように、ベルトコンベヤ1には、ベルト10に被搬送物Aを載せて搬送するキャリヤ側1aと、キャリヤ側1aの下方にて、キャリヤ側1aと反対方向にベルト10を戻すリターン側と1bと、がある。なお、本実施形態では、キャリヤ側1aの搬送方向を前方、リターン側1bの戻り方向を後方とする。
ベルトコンベヤ1は、前端に配置されたヘッドプーリ2と、後端に配置されたテールプーリ3と、ヘッドプーリ2及びテールプーリ3に掛け回された無端状のベルト10と、を備える。図示しないが、ヘッドプーリ2は、モータ等の駆動源によって回転駆動される。
ヘッドプーリ2とテールプーリ3の間の位置には、キャリヤ側1aでベルト10を下方から支持する複数のキャリヤローラ4と、リターン側1bでベルト10を下方から支持する複数のリターンローラ5と、が設けられる。また、ヘッドプーリ2とリターンローラ5の間の位置には、ヘッドプーリ2にベルト10を巻き付けるためのスナッププーリ6が設けられる。
また、本実施形態において、リターンローラ5とスナッププーリ6の間の位置には、リターン側1bの上流側から順に第1~第4ベンドプーリB1~B4が設けられる。但し、第3及び第4ベンドプーリB3,B4は、任意の位置に設けられて良く、例えば、リターンローラ5よりも下流側に配置されて良い。
第3及び第4ベンドプーリB3,B4の下方には、ベルト10に張力を加えるためのテンションプーリDが設けられる。また、第1及び第2ベンドプーリB1,B2の下方には、後述する反転プーリCが設けられる。
詳細は後述するが、第1及び第2ベンドプーリB1,B2と反転プーリCとは、リターン側1bの上流側でベルト10の表面11と裏面12とを反転させるベルト反転装置(上流側ベルト反転装置100)を構成する。他方、リターンローラ5とテールプーリ3の間の位置には、リターン側1bの下流側でベルト10の表面11と裏面12とを反転させるベルト反転装置(下流側ベルト反転装置200)が設けられる。但し、下流側ベルト反転装置200は、上流側ベルト反転装置100に対して、反転方向が逆向きである以外は同じ構成であるので、詳しい説明は省略する。
本実施形態において、ヘッドプーリ2、テールプーリ3、キャリヤローラ4、リターンローラ5、スナッププーリ6、第1~第4ベンドプーリB1~B4、及びテンションプーリDは、略円柱状に形成され、それぞれ左右方向に延びて配置される。
また、ヘッドプーリ2、テールプーリ3、キャリヤローラ4、リターンローラ5、スナッププーリ6、及び第1~第4ベンドプーリB1~B4は、ベルトコンベヤ1のフレーム7(図2を参照)によって支持される。また、テンションプーリDには、ウェイト9が取り付けられる。
他方、反転プーリCは、略円柱状に形成され、前後方向に延びて配置される。また、詳細は後述するが、反転プーリCは、地上Gに設置された支持台8によって支持される。
ベルト10は、キャリヤ側1aでキャリヤローラ4に支持されて前方に延び、ヘッドプーリ2でキャリヤ側1aからリターン側1bに折り返される。また、ベルト10は、リターン側1bでリターンローラ5に支持されて後方に延び、テールプーリ3でリターン側1bからキャリヤ側1aに折り返される。なお、ベルト10は、スナッププーリ6に架設されることで、ヘッドプーリ2に巻き付くように調整される。
また、ベルト10は、リターン側1bで第3ベンドプーリB3、テンションプーリD、第4ベンドプーリB4の順に架設されることで、テンションプーリD及びウェイト9の重力による張力が加えられる。
次に、図2~図4を参照して、上流側ベルト反転装置100を詳しく説明する。なお、本実施形態では、被搬送物Aが接触する搬送面を表面11とし、被搬送物Aが接触しない非搬送面を裏面12とする。
図2~図4に示すように、上流側ベルト反転装置100は、第1及び第2ベンドプーリB1,B2と、反転プーリCと、を備える。
第1及び第2ベンドプーリB1,B2は、互いに平行に設けられ、それぞれ水平方向に延びる。また、反転プーリCは、第1及び第2ベンドプーリB1,B2の下方に設けられ、水平方向且つ第1及び第2ベンドプーリB1,B2と垂直に延びる。なお、本実施形態において、「平行」とは、完全な平行のみならず、完全な平行に対し若干傾斜した実質的な平行をも含む用語とする。また、「水平方向」とは、完全な水平方向のみならず、完全な水平方向に対し若干傾斜した実質的な水平方向をも含む用語とする。また、「垂直」とは、完全な垂直のみならず、完全な垂直に対し若干傾斜した実質的な垂直をも含む用語とする。
第1ベンドプーリB1の回転軸ba1及び第2ベンドプーリB2の回転軸ba2は、同じ高さ位置でそれぞれ左右方向に延び、ベルトコンベヤ1のフレーム7の下面に設けられた軸受部7aに回転可能に支持される。但し、回転軸ba1,ba2は、同じ高さ位置でなくても良い。
反転プーリCの回転軸caは、前後方向に延び、支持台8の上面に設けられた軸受部8aに回転可能に支持される。また、前後左右方向において、反転プーリCの中心xは、第1及び第2ベンドプーリB1,B2の中心に位置される。
ベルト10は、第1ベンドプーリB1、反転プーリC、第2ベンドプーリB2の順に架設される。
すなわち、ベルト10は、スナッププーリ6(図1を参照)から水平方向後方に延びた後、第1ベンドプーリB1の上面側で下方に曲げられて下方に延びる。また、下方に延びたベルト10は、反転プーリCの下面側で上方に折り返される。そして、折り返されたベルト10は、上方に延びた後、第2ベンドプーリB2の上面側で後方に曲げられる。
また、ベルト10は、第1ベンドプーリB1から第2ベンドプーリB2に至るまでの間に、反転プーリCを介して表面11と裏面12とが反転される。すなわち、上流側ベルト反転装置100では、第1ベンドプーリB1の外周面bf1に、ベルト10の表面11が当接され、第2ベンドプーリB2の外周面bf2に、ベルト10の裏面12が当接される。
具体的には、ベルト10は、第1ベンドプーリB1から反転プーリCにかけて、鉛直方向に対して右回り(時計回り)に90°の角度で捻られる。そして、ベルト10は、反転プーリCに左側から巻き付けられて折り返された後、反転プーリCから第2ベンドプーリB2にかけて、鉛直方向に対して更に右回りに90°の角度で捻られる。これにより、ベルト10は、第1ベンドプーリB1から第2ベンドプーリB2に至るまでの間に、反転プーリCで折り返されながら、鉛直方向に対して右回りに180°の角度で捻られ、表面11と裏面12とが反転される。但し、ベルト10の反転方向は、左回りであっても良い。
他方、反転プーリCの外周面cfには、ベルト10の表面11が当接され、裏面12が当接されない。すなわち、ベルト10は、反転プーリCで折り返される前後に亘って、表面11同士が対向するように折り返される。
また、第1及び第2ベンドプーリB1,B2から反転プーリCまでの距離Hは、ベルト10の表面11と裏面12とが緩やかに反転する最小限の大きさに設定される。また、第1及び第2ベンドプーリB1,B2同士の間隔L、並びに反転プーリCの外径Mは、上下方向に折り返される前と後のベルト10が互いに接触しない最小限の大きさにそれぞれ設定される。
他方、図1に示すように、下流側ベルト反転装置200では、第1ベンドプーリB1の外周面に、ベルト10の裏面12が当接され、第2ベンドプーリB2の外周面に、ベルト10の表面11が当接される。また、下流側ベルト反転装置200では、ベルト10が上流側ベルト反転装置100の場合と反対方向(左回り)に捻られて反転される。
次に、本実施形態のベルトコンベヤ1及びベルト反転装置100,200の作用について説明する。
図1に示したように、ベルトコンベヤ1のキャリヤ側1aにおいて、ベルト10は、投入シュートS1から投入された被搬送物Aを搬送すると共に、ヘッドプーリ2で折り返される際に被搬送物Aを排出シュートS2に排出する。
また、ベルトコンベヤ1のリターン側1bにおいて、ベルト10は、キャリヤ側1aと反対方向に戻され、テールプーリ3でキャリヤ側1aに折り返される。
ところで、一般的に、ベルトコンベヤでは、キャリヤ側でベルトの表面に付着して残存した被搬送物が、リターン側でリターンローラに付着して落下するといった問題がある。
これに対して、上流側ベルト反転装置100によれば、ベルト10の表面11と裏面12とを反転させることで、ベルト10の表面11に付着して残存した被搬送物Aがリターンローラ5に付着して落下するのを抑制できる。また、上流側ベルト反転装置100で反転されたベルト10は、下流側ベルト反転装置200で反対方向に反転させて元に戻すことができる。
他方、図示しないが、ベルト反転装置としては、例えば、水平方向に延びるベルトを幅方向の断面形状が円筒状または円弧状になるように丸めて反転させる装置が知られている(特許文献1,2を参照)。
しかしながら、このようなベルト反転装置では、表面と裏面とを反転させるための水平方向のベルトの長さが必要になる。また、リターン側の上流側で反転させたベルトは、下流側で反転させて元に戻す必要がある。そのため、ベルトの水平方向の長さが大きくなければ、このようなベルト反転装置を適用できない。
これに対して、本実施形態であれば、ベルト10が上下方向に折り返されつつ、表面11と裏面12とが反転されるので、ベルト10の水平方向に長さが大きくなくても、ベルト10の表面11と裏面12とを反転できる。すなわち、ベルト10を折り返すための第1及び第2ベンドプーリB1,B2の間隔L(図2を参照)があれば、上流側でベルト10の表面11と裏面12とを反転させ、更に下流側で元に戻すことが可能である。よって、ベルト10の水平方向の長さにかかわらず、ベルト反転装置100,200を適用することが可能である。
また、本実施形態によれば、第1ベンドプーリB1から第2ベンドプーリB2に至るまでの間にベルト10が折り返されるので、特許文献1,2のようにベルトが折り返されずに水平方向に延びる場合と比較して、反転に必要な距離を半分にできる。
また、特許文献1,2のようなベルト反転装置では、水平方向に延びるベルトを円滑に反転させるために、テンションプーリのウェイトを増量して、ベルトの張力を増大させなければならない。また、ベルトの張力を増大させると、それに伴って、各プーリの軸径及び強度、フレームの強度、または駆動動力の増大が要求される場合がある。
これに対して、本実施形態では、第1及び第2ベンドプーリB1,B2から反転プーリCに向かってベルト10が下方に延びるので、ベルト10の重力を利用して、ベルト10の張力を維持できる。そのため、ベルト10を円滑に反転させるために、テンションプーリDのウェイト9を増量する必要はなく、また、プーリの軸径や強度を増大させる等の必要もない。その結果、ベルトコンベヤ1の生産コストの増大を抑制することが可能になる。
また、特許文献1,2のようなベルト反転装置では、水平方向に延びるベルトを幅方向の断面形状が円筒状または円弧状になるように丸めて反転させるために、少なくとも6本以上のローラ等が必要になる。そのため、部品点数が増大してしまう。
これに対して、本実施形態であれば、ベルト10を反転させるのに必要な部品は、2本のベンドプーリB1,B2と1本の反転プーリC1のみである。従って、部品点数の増大を抑えて、ベルトコンベヤ1の生産コストを抑制できる。また、部品点数が少なくなることで、メンテナンスも容易になる。
また、図2~図4に示したように、本実施形態では、反転プーリCの外周面cfに、ベルト10の表面11が当接される。そのため、ベルト10が反転プーリCで折り返される際に、表面11に付着した被搬送物Aが落下するのを抑制できる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示は以下のような他の実施形態またはその組み合わせとすることも可能である。なお、下記の説明においては、上記の基本実施形態と同一または対応する構成要素に同じ符号を用い、それらの詳細な説明は省略する。
(1)反転プーリCは、1本に限られず、複数本(例えば、2本)設けられても良い。
具体的には、図5及び図6に示すように、第1変形例の上流側ベルト反転装置100では、左側の第1反転プーリC1と右側の第2反転プーリC1,C2とが、左右方向に所定の間隔L’を空けて、互いに平行に配置される。また、ベルト10は、第1ベンドプーリB1、第1反転プーリC1、第2反転プーリC2、第2ベンドプーリB2の順に架設されて、上下方向に折り返される。
すなわち、第1変形例では、ベルト10は、第1ベンドプーリB1から第1反転プーリC1にかけて、鉛直方向に対して右回りに90°の角度で捻られた後、第1反転プーリC1の下面側で下方から右方向に曲げられる。また、ベルト10は、第1反転プーリC1から第2反転プーリC2にかけて、表面11を上側にして右方向に延びた後、第2反転プーリC2の下面側で上方に曲げられる。そして、第2反転プーリC2から第2ベンドプーリB2にかけて、鉛直方向に対して右回りに90°の角度で捻られる。
また、第1及び第2反転プーリC1,C2の間隔L’は、上下方向に折り返される前と後のベルト10が互いに接触しない最小限の大きさに設定される。
第1変形例によれば、2本の反転プーリC1,C2が左右方向に間隔L’を空けて設けられたことで、上下方向に折り返される前と後のベルト10同士の接触を防止し易くできる。
(2)上述した基本実施形態では、反転プーリCの回転軸caは、支持台8の上面に設けられた軸受部8aに回転可能に支持される。
これに対して、第2変形例では、図7及び図8に示すように、反転プーリCにウェイト9が取り付けられる。そして、ベルト10を介して第1及び第2ベンドプーリB1,B2から反転プーリCが垂下される。
また、第2変形例では、反転プーリCが水平方向且つ第1及び第2ベンドプーリB1,B2と垂直に延びるように、反転プーリCの向きを保持する保持機構20が設けられる。
具体的には、反転プーリCの回転軸caは、ウェイト9の上面に設けられた軸受部9aに回転可能に支持される。保持機構20は、ウェイト9の側面(図示例では、前面及び後面)に設けられたガイド部21と、地上Gから上方に延びる複数(図示例では、2本)のフレーム部22と、を備える。
ガイド部21は、横断面コ字状に形成された金属板等からなり、上下方向に延びる溝21aが画成される。ガイド部21の底面21bは、ウェイト9の側面に固定される。フレーム部22は、金属製のパイプ等で形成され、ガイド部21の溝21aに対して上下方向に摺動可能に挿通される。
第2変形例によれば、反転プーリCにテンションプーリDの機能を持たせることができる。その結果、テンションプーリDと第3及び第4ベンドプーリB3,B4とを省略して、ベルトコンベヤ1の生産コストを抑えることが可能になる。
1 ベルトコンベヤ
1a キャリヤ側
1b リターン側
2 ヘッドプーリ
3 テールプーリ
4 キャリヤローラ
5 リターンローラ
6 スナッププーリ
7 フレーム
8 支持台
9 ウェイト
10 ベルト
11 表面
12 裏面
100 上流側ベルト反転装置(ベルト反転装置)
200 下流側ベルト反転装置(ベルト反転装置)
A 被搬送物
B1 第1ベンドプーリ
B2 第2ベンドプーリ
B3 第3ベンドプーリ
B4 第4ベンドプーリ
C 反転プーリ
D テンションプーリ
G 地上

Claims (4)

  1. ベルトコンベヤのリターン側でベルトの表面と裏面とを反転させるベルト反転装置であって、
    互いに平行に設けられ、それぞれ水平方向に延びる第1及び第2ベンドプーリと、
    前記第1及び第2ベンドプーリの下方に設けられ、水平方向且つ前記第1及び第2ベンドプーリと垂直に延びる反転プーリと、を備え、
    前記ベルトは、前記第1ベンドプーリ、前記反転プーリ、前記第2ベンドプーリの順に架設されると共に、前記第1ベンドプーリから前記第2ベンドプーリに至るまでの間に、前記反転プーリを介して表面と裏面とが反転され
    前記第1及び第2ベンドプーリの外周面には、前記ベルトの異なる面がそれぞれ当接される
    ことを特徴とするベルト反転装置。
  2. 前記反転プーリの外周面には、前記ベルトコンベヤの被搬送物が接触する前記ベルトの表面が当接される
    請求項に記載のベルト反転装置。
  3. 請求項1または2に記載のベルト反転装置が設けられたことを特徴とするベルトコンベヤ。
  4. 前記ベルト反転装置は、前記リターン側の上流側と下流側にそれぞれ設けられ、
    上流側の前記ベルト反転装置では、前記ベルトコンベヤの被搬送物が接触する前記ベルトの表面が前記第1ベンドプーリの外周面に当接され、前記ベルトの裏面が前記第2ベンドプーリの外周面に当接され、
    下流側の前記ベルト反転装置では、前記ベルトの裏面が前記第1ベンドプーリの外周面に当接され、前記ベルトの表面が前記第2ベンドプーリの外周面に当接される
    請求項に記載のベルトコンベヤ。
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