JP2930205B1 - ワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱 - Google Patents
ワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱Info
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- JP2930205B1 JP2930205B1 JP2815898A JP2815898A JP2930205B1 JP 2930205 B1 JP2930205 B1 JP 2930205B1 JP 2815898 A JP2815898 A JP 2815898A JP 2815898 A JP2815898 A JP 2815898A JP 2930205 B1 JP2930205 B1 JP 2930205B1
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- Japan
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- conveyor
- roller
- wire
- wire rope
- intermediate support
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Abstract
【要約】
【課題】 コンベヤベルトとワイヤロープとを連結する
吊り具を痛めることなく、脱索は勿論、ワイヤロープの
内側へのずれ落ちもなく安定した搬送が可能なワイヤプ
ルコンベヤ装置の中間支柱を提供する。 【解決手段】 駆動ドラムと従動ドラム間においてコン
ベヤ本体を支持する複数の中間支柱を設けたワイヤプル
コンベヤにおいて、中間支柱に、コンベヤ本体(5、
7)のワイヤロープ(7)の積荷による撓み曲線に合せ
て数個のキャリアローラ(11)を高さを変えて配置
し、各キャリアローラ(11)の両側部にキャリアロー
ラ(11)より大径のタイア状ローラ(12)、次いで
外側傾斜のテーパローラ(13)を各別に回転できるよ
うに設ける。
吊り具を痛めることなく、脱索は勿論、ワイヤロープの
内側へのずれ落ちもなく安定した搬送が可能なワイヤプ
ルコンベヤ装置の中間支柱を提供する。 【解決手段】 駆動ドラムと従動ドラム間においてコン
ベヤ本体を支持する複数の中間支柱を設けたワイヤプル
コンベヤにおいて、中間支柱に、コンベヤ本体(5、
7)のワイヤロープ(7)の積荷による撓み曲線に合せ
て数個のキャリアローラ(11)を高さを変えて配置
し、各キャリアローラ(11)の両側部にキャリアロー
ラ(11)より大径のタイア状ローラ(12)、次いで
外側傾斜のテーパローラ(13)を各別に回転できるよ
うに設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤプルコンベ
ヤ装置の中間支柱に関する。
ヤ装置の中間支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】砕石、砂利、砂、土砂、セメント等のバ
ラ物の搬送装置として、堅牢であって、比較的安価に提
供できるワイヤプルコンベヤが使用されている。
ラ物の搬送装置として、堅牢であって、比較的安価に提
供できるワイヤプルコンベヤが使用されている。
【0003】図7において、ワイヤプルコンベヤは、大
別して、ヘッド部Hに設けた駆動ドラム1と、テール部
Tに設けた従動ドラム2と、両ドラム1、2に掛け渡さ
れたコンベヤ本体3とからなり、駆動ドラム1と従動ド
ラム2間には、中間においてコンベヤ本体3を支持する
複数の中間支柱4が設けられている。
別して、ヘッド部Hに設けた駆動ドラム1と、テール部
Tに設けた従動ドラム2と、両ドラム1、2に掛け渡さ
れたコンベヤ本体3とからなり、駆動ドラム1と従動ド
ラム2間には、中間においてコンベヤ本体3を支持する
複数の中間支柱4が設けられている。
【0004】図8及び図9において、コンベヤ本体3
は、金網、布、剛性ゴム等の可撓性材で構成されたコン
ベヤベルト5の両側端縁に、例えば1mの間隔毎に吊り
具6の一端がボルト結合され、その他端に抱え込むよう
にしてワイヤロープ7が取り付けらているものである。
は、金網、布、剛性ゴム等の可撓性材で構成されたコン
ベヤベルト5の両側端縁に、例えば1mの間隔毎に吊り
具6の一端がボルト結合され、その他端に抱え込むよう
にしてワイヤロープ7が取り付けらているものである。
【0005】図9に従来の中間支柱4を示し、ワイヤロ
ープ7を支持するワイヤ受けローラ(シーブ形式)8
と、そのローラ8と協同してワイヤロープ7の浮き上が
りを防止するタイヤローラ9とからなっている。
ープ7を支持するワイヤ受けローラ(シーブ形式)8
と、そのローラ8と協同してワイヤロープ7の浮き上が
りを防止するタイヤローラ9とからなっている。
【0006】Wは積荷を示す。
【0007】この形式の中間支柱4は、ワイヤロープ7
に掛かる鉛直加重A及び横方向力Bをワイヤ受けローラ
8で支持するものであるが、脱索の恐れがある。
に掛かる鉛直加重A及び横方向力Bをワイヤ受けローラ
8で支持するものであるが、脱索の恐れがある。
【0008】また、ワイヤ受けローラ8は、脱索しにく
いように及びガイドとなるように溝形状をしているた
め、図10でCとして示すように、コンベヤベルト5と
ワイヤロープ7とを連結する吊り具6をワイヤ受けロー
ラ8のツバの部分で痛める。
いように及びガイドとなるように溝形状をしているた
め、図10でCとして示すように、コンベヤベルト5と
ワイヤロープ7とを連結する吊り具6をワイヤ受けロー
ラ8のツバの部分で痛める。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のワイ
ヤプルコンベヤ装置の前記問題点を解決すべくなされた
もので、コンベヤベルトとワイヤロープとを連結する吊
り具を痛めることなく、脱索は勿論、ワイヤロープの内
側へのずれ落ちもなく安定した搬送が可能なワイヤプル
コンベヤ装置の中間支柱を提供することを目的とするも
のである。
ヤプルコンベヤ装置の前記問題点を解決すべくなされた
もので、コンベヤベルトとワイヤロープとを連結する吊
り具を痛めることなく、脱索は勿論、ワイヤロープの内
側へのずれ落ちもなく安定した搬送が可能なワイヤプル
コンベヤ装置の中間支柱を提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ヘッド
部に設けた駆動ドラムと、テール部に設けた従動ドラム
との間に、コンベヤベルトの両側端縁に吊り具を介して
ワイヤロープを取り付けたコンベヤ本体を掛け渡し、駆
動ドラムと従動ドラム間においてコンベヤ本体を支持す
る複数の中間支柱を設けたワイヤプルコンベヤにおい
て、前記中間支柱には、コンベヤ本体のワイヤロープの
積荷による撓み曲線に合せて数個のキャリアローラが高
さを変えて配置され、該各キャリアローラの両側部には
前記キャリアローラより大径のタイヤ状ローラがそれぞ
れ設けられ、それらのタイヤ状ローラの外側部には外側
に向って縮径するテーパローラがそれぞれ設けられ、そ
れらのタイヤ状ローラとテーパローラとは各別に回転で
きるようにして設けられている。
部に設けた駆動ドラムと、テール部に設けた従動ドラム
との間に、コンベヤベルトの両側端縁に吊り具を介して
ワイヤロープを取り付けたコンベヤ本体を掛け渡し、駆
動ドラムと従動ドラム間においてコンベヤ本体を支持す
る複数の中間支柱を設けたワイヤプルコンベヤにおい
て、前記中間支柱には、コンベヤ本体のワイヤロープの
積荷による撓み曲線に合せて数個のキャリアローラが高
さを変えて配置され、該各キャリアローラの両側部には
前記キャリアローラより大径のタイヤ状ローラがそれぞ
れ設けられ、それらのタイヤ状ローラの外側部には外側
に向って縮径するテーパローラがそれぞれ設けられ、そ
れらのタイヤ状ローラとテーパローラとは各別に回転で
きるようにして設けられている。
【0011】ワイヤロープの積荷による撓み曲線に合せ
て数個のキャリアローラを高さを変えて配置することに
より、ワイヤロープ及びコンベアベルトの折れ角が均等
になり、ベルトの変形を防ぐ。
て数個のキャリアローラを高さを変えて配置することに
より、ワイヤロープ及びコンベアベルトの折れ角が均等
になり、ベルトの変形を防ぐ。
【0012】また、キャリアローラの両側に設けた外側
傾斜のテーパローラ上にワイヤロープ部を配置すること
により、横下方向力によりワイヤロープを外側に行くよ
うにし、脱索、倒れ込み等によるベルトの変形を防ぐ。
傾斜のテーパローラ上にワイヤロープ部を配置すること
により、横下方向力によりワイヤロープを外側に行くよ
うにし、脱索、倒れ込み等によるベルトの変形を防ぐ。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図4に本発明の実施例
を示し、7はワイヤーセンター、5はベルト下面を示
す。中間支柱の架台10には、コンベヤ本体のワイヤロ
ープの積荷による撓み曲線に合せて数個のキャリアロー
ラが高さを変えて配置されており、図示の例では、4個
のキャリアローラ11が配置されている。各キャリアロ
ーラ11は、上下移動調整可能とされている。
を示し、7はワイヤーセンター、5はベルト下面を示
す。中間支柱の架台10には、コンベヤ本体のワイヤロ
ープの積荷による撓み曲線に合せて数個のキャリアロー
ラが高さを変えて配置されており、図示の例では、4個
のキャリアローラ11が配置されている。各キャリアロ
ーラ11は、上下移動調整可能とされている。
【0014】各キャリアローラ11の両側部には、図2
及び図3に示すように、キャリアローラ11より大径の
タイヤ状ローラ12、次いで外側傾斜のテーパローラ1
3が設けられている。タイヤ状ローラ12とテーパロー
ラ13は、分離独立して回転し、周速の差を吸収する。
タイヤ状ローラ12及びテーパローラ13は左右移動調
整可能とされている。
及び図3に示すように、キャリアローラ11より大径の
タイヤ状ローラ12、次いで外側傾斜のテーパローラ1
3が設けられている。タイヤ状ローラ12とテーパロー
ラ13は、分離独立して回転し、周速の差を吸収する。
タイヤ状ローラ12及びテーパローラ13は左右移動調
整可能とされている。
【0015】また、図示の例では、キャリアローラ11
間にガイドプレート14が設けられている。
間にガイドプレート14が設けられている。
【0016】更に、図1及び図4に示すように、ばね1
5で支持されたキャリアローラ11a及びタイヤ状ロー
ラ12が設けられている。
5で支持されたキャリアローラ11a及びタイヤ状ロー
ラ12が設けられている。
【0017】図5に支柱間のコンベヤ本体5、7(ベル
ト及びワイヤロープ)の形状を示す。
ト及びワイヤロープ)の形状を示す。
【0018】ワイヤロープ7の積荷による撓み曲線に合
せて数個(4個)のキャリアローラ11を高さを変えて
配置することにより、ワイヤロープ7及びコンベアベル
ト5の折れ角が均等になり、ベルトの変形を防ぐ。
せて数個(4個)のキャリアローラ11を高さを変えて
配置することにより、ワイヤロープ7及びコンベアベル
ト5の折れ角が均等になり、ベルトの変形を防ぐ。
【0019】また、キャリアローラ11の両側に設けた
外側傾斜したテーパローラ13上にワイヤロープ7部を
配置することにより、図6に示すように、横下方向力B
により、ワイヤロープ7を外側に行くようにし、脱索、
倒れ込み等によるベルトの変形を防ぐ。
外側傾斜したテーパローラ13上にワイヤロープ7部を
配置することにより、図6に示すように、横下方向力B
により、ワイヤロープ7を外側に行くようにし、脱索、
倒れ込み等によるベルトの変形を防ぐ。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤロープ及びコン
ベアベルトの折れ角を均等にして、ベルトの変形を防
ぎ、またワイヤロープを外側に行くようにして、脱索、
倒れ込み等によるベルトの変形を防ぎ、常に安定した搬
送を可能にする。また、機構的に小形シンプルなもので
あって、大量土工事に加え比較的小量土工事となる都市
部における土工事にも適用できるのである。
ベアベルトの折れ角を均等にして、ベルトの変形を防
ぎ、またワイヤロープを外側に行くようにして、脱索、
倒れ込み等によるベルトの変形を防ぎ、常に安定した搬
送を可能にする。また、機構的に小形シンプルなもので
あって、大量土工事に加え比較的小量土工事となる都市
部における土工事にも適用できるのである。
【図1】本発明の実施例に係る中間支柱の側面図
【図2】本発明の実施例に係る中間支柱の平面図
【図3】図2のA−A線矢視図。
【図4】図2のB−B線矢視図。
【図5】中間支柱間のベルト形状正面図。
【図6】テーパローラの作用を示す説明図。
【図7】ワイヤプルコンベヤ装置の全体を示す概略側面
図。
図。
【図8】ワイヤプルコンベヤ装置のベルト本体の斜視
図。
図。
【図9】従来の中間支柱の正面図。
【図10】ワイヤロープとコンベアベルトを接続しる吊
り具とワイヤ受けローラとの関係を示す説明図。
り具とワイヤ受けローラとの関係を示す説明図。
3・・・コンベヤ本体 4・・・中間支柱 5・・・コンベアベルト 6・・・吊り具 7・・・ワイヤロープ 10・・・中間支柱の架台 11・・・キャリアローラ 12・・・タイヤ状ローラ 13・・・テーパローラ 14・・・ガイドプレート 15・・・ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 17/02
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッド部に設けた駆動ドラムと、テール
部に設けた従動ドラムとの間に、コンベヤベルトの両側
端縁に吊り具を介してワイヤロープを取り付けたコンベ
ヤ本体を掛け渡し、駆動ドラムと従動ドラム間において
コンベヤ本体を支持する複数の中間支柱を設けたワイヤ
プルコンベヤにおいて、前記中間支柱には、コンベヤ本
体のワイヤロープの積荷による撓み曲線に合せて数個の
キャリアローラが高さを変えて配置され、該各キャリア
ローラの両側部には前記キャリアローラより大径のタイ
ヤ状ローラがそれぞれ設けられ、それらのタイヤ状ロー
ラの外側部には外側に向って縮径するテーパローラがそ
れぞれ設けられ、それらのタイヤ状ローラとテーパロー
ラとは各別に回転できるようにして設けられていること
を特徴とするワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2815898A JP2930205B1 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2815898A JP2930205B1 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2930205B1 true JP2930205B1 (ja) | 1999-08-03 |
JPH11227923A JPH11227923A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12240958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2815898A Expired - Fee Related JP2930205B1 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ワイヤプルコンベヤ装置の中間支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2930205B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX344659B (es) * | 2006-06-13 | 2017-01-04 | Z-Filter Pty Ltd | Manejo y tratamiento de materiales. |
US9381454B2 (en) | 2009-05-19 | 2016-07-05 | Z-Filter (Pty) Ltd | Materials handling and treatment |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP2815898A patent/JP2930205B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11227923A (ja) | 1999-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |