JPH09511535A - 軽質オレフィンの製造方法および装置 - Google Patents

軽質オレフィンの製造方法および装置

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JPH09511535A JP7525430A JP52543095A JPH09511535A JP H09511535 A JPH09511535 A JP H09511535A JP 7525430 A JP7525430 A JP 7525430A JP 52543095 A JP52543095 A JP 52543095A JP H09511535 A JPH09511535 A JP H09511535A
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ファゲルストルト,クリスター
ウーティ クラウス,
カリアイネン,カリ
ルツ,セポ
ハルメ,アリ
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ネステ ウユ
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Abstract

(57)【要約】 接触時間の短い循環流動床反応器を用いて触媒存在下で炭化水素を軽質オレフィンへ分解するための方法および装置。固体触媒を含む反応領域1に炭化水素原料を供給し、反応領域1で炭化水素を軽質オレフィンに分解するのに適した条件下で炭化水素原料を触媒と接触させ、触媒分解後に、得られた反応生成物を反応領域1から分離し、触媒を回収し、失活した触媒を再生器3内で再生させる。炭化水素原料は循環流動床反応器1内で0.1〜3秒の滞留時間で触媒と接触する。従来型または改良型のFCC触媒を用いてLGO、HGO、VGOまたはナフサを触媒分解してプロピレン、ブチレンおよびペンテンおよび高オクタン価・低ベンゼンガソリン画分に調製できる。また、従来型または改良型の流動床用脱水素触媒を用いた脱水素反応によってプロパン、イソプタンまたはナフサからプロピレン、イソブチレンまたはイソアミレンに富んだ生成物を得るためにも使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 軽質オレフィンの製造方法および装置 発明の背景 発明の分野 本発明は軽質オレフィンの製造方法に関するものであり、特に請求項1の前提 部分に記載の軽質オレフィンの製造方法すなわち軽質、重質、真空ガスオイル、 ナフサ、プロパン、ブタンあるいは軽質凝縮物等を含む炭化水素からなる供給原 料からプロピレン、ブチレンおよびアミレン等の軽質オレフィンを製造する方法 に関するものである。 本発明はさらに、請求項17の前提部分に記載の装置すなわち上記炭化水素供給 原料から軽質オレフィンを製造する装置に関するものである。従来の技術 石油をベースとした各種炭化水素原料からプロピレン、ブチレンまたはアミレ ンを製造する商業的方法はいくつか知られており、蒸気分解法、流動床接触分解 法、脱水素法等がある。これら公知方法には下記のような欠点がある: 〔蒸気分解法〕 蒸気分解法の主生成物はエチレンであり、最も重要な副生成物はプロピレンと より重質なオレフィンで、操作条件を変えても収率を大きく上昇させることはで きない。他の副生成物は燃料ガス、芳香族タールおよびコークスであるが、これ らは操作上有害で、経済的価値はほとんどあるいは全くない。 〔従来の流動床接触分解法(FCC)〕 軽質オレフィンの収率が低く、主生成物成分であるFCCガソリンの品質はオ クタン価が低く、ベンゼンと重質オレフィンの含有率が高いため将来的に満足な ものではない。軽質オレフィンの生成を増加させるには温度を高くし、滞留時間 を短くする必要があるが、下記の理由で現在の反応器では現実が困難である。再 生塔の温度を上げると触媒の品質が低下するため再生塔の温度を上げることはで きず、温度を上げると反応がより吸熱的になり、反応塔と再生塔との間の温度差 が減少する。必要なエネルギー全てを供給するには触媒/オイル比を上げるか、 エネルギーの一部を他のなんらかの方法で移動させなければならない。 〔触媒脱水素法〕 炭化水素の脱水素反応は比較的高温で起こり、この脱水素反応は極めて大きな 吸熱反応であり、反応領域に十分に制御された熱量を入力する必要がある。従っ て、反応器/再生塔の構成が複雑、高価なものになってしまう。 炭化水素の変換プロセスで現在用いられている反応器は下記の2種類に分類す ることができる: 1.固定床反応器 2.流動床反応器 流動速度が非常に速い場合には、流動床の表面を明確に規定することはできな くなり、その代わりに固体含有率が高さ方向に沿って除々に低下する一つの領域 で規定できる。粒子が細かい場合には流動が高速になる。そうした高い速度では 固体が随伴されるため一般にはサイクロンを用いて随伴した固体を回収し、再循 環させない限り高速の流動床を維持することはできな い。この種の系は循環流動床CFBとよばれる。 最も広く用いられている反応系は流動床接触分解FCCシステムである。その 主要構成要素は高速流動流領域で運転されるライザーと、低濃度の懸濁液相で運 転される大容量反応器と、流動床領域で運転される再生器とでである。この形式 の反応系では、反応器上部とライザー下部との間の位置でライザー/反応器集合 体に再生器を連結できるようにするために、一般に再生器に比べて30〜40m高い ライザーを有しており、系の流体力学的運動を確保するためにはライザーは再生 器よりも明らかに高い位置になければならない。そのため、滞留時間と装置設計 に制約があり、その結果プロセス条件が制約される。こうした制約条件は反応器 内での滞留時間が短く、固体含有率が高いことが要求される場合には不都合なも のであり、滞留時間および固体含有率が制約される。すなわち、FCCシステム では極めて短い滞留時間や高い固体含有率にすることはできない。 米国特許第4,980,053号には、フィードとして重質炭化水素画分、例えば真空 ガスオイルを用い、FCCよりは厳しく且つ蒸気分解よりは緩い運転条件下で試 験した結果、プロピレンとブチレンの収率がエチレンよりも高くなったというこ とが記載されている。この方法はディープ(deep)触媒クラッキングプロセス(D CC)として知られており、FCC設備を改造したパイロットプラントおよび商 業プラントで試験が行われている。この改造設備は実際にはFCC設備であり、 運転パラメータを変え、触媒を変えたものである。 欧州特許第395,645号にはゼオライト触媒を用い、炭化水素分圧を低くして500 ℃〜700℃の温度で飽和炭化水素を軽いオレフィン、特にプロピレンに変換する 方法が記載されている。 この特許の実施例では固定床反応器を用いて滞留時間を短くしているが、この方 法は流動床系で実行することもできる。この方法の目的は従来型の蒸気分解より コストを低くし、プロピレンおよびブチレンの選択性を良くすることにある。 しかし、この反応系には反応器内での滞留時間が短く且つ固体含有率が高いこ とが要求されるプロセスでの利用が制限されるという重大な欠点がある。すなわ ち、そうしたプロセスではライザーが再生器より低くなければならず、再生器と ライザーとの間に大きい圧力差が存在する場合には問題はより深刻になる。この 場合にはライザーのサイクロンに再生器を連結することができないので、触媒を 循環させるための複雑なシステムが必要になる。実際には反応器とライザーを非 現実的な高さに設計しなければならず、その場合にはガスの速度が速くなり過ぎ てライザー内の触媒容積分率が低下して最適操作条件が達成できなくなる。すな わち、FCCシステムには、プロセス内の他の変数を変えずに触媒の容積分率を 自由にコントロールできないという制限がある。 発明の要約 本発明の目的は、従来法の上記欠陥を克服した炭化水素原料から軽いオレフィ ンを製造する方法および反応装置を提供することにある。 本発明は、滞留時間を短くすることによって炭化水素原料の触媒分解(catalyt ic conversion)を循環流動床(CFB)反応器を用いて行うという考えに基づい ている。使用済の触媒は循環流動床(CFB)再生器で再生し、吸熱分解反応に 必要な熱エネルギーは全て再生済みの再循環触媒粒子によって供給する のが好ましい。 本発明方法は、特に請求項1の特徴部分に記載の点に特徴がある。 本発明の反応装置は、炭化水素原料を供給するノズルと再循環された触媒粒子 を供給するノズルとを備えた炭化水素の触媒分解用循環流動床からなる反応器ユ ニット(CFB反応器)を少なくとも1つ含んでいる。このCFB反応器は生成 物から使用済触媒を分離するためのサクロンまたはそれに類似した分離装置を備 えている。このサイクロンは軽質オレフィンを取出すための生成物出口と分離さ れた触媒粒子を取出すための固体出口とを有している。本発明の反応装置はさら に、燃焼によって触媒を再生する循環流動床からなる再生器ユニットを少なくと も1つ備えている。この再生器ユニットは再生すべき使用済触媒を導入するノズ ルと再生された触媒を燃焼プロセスの煙道ガスから分離するサクロンまたはそれ に類似した分離装置とを備えている。再生器ユニットの供給ノズルは反応器ユニ ットのサイクロンの固体出口に連結されている。 特に、本発明の反応装置は請求項17に記載のもので特徴付けられる。 図面の簡単な説明 添付図面は本発明の好ましい具体例の単純化されたプロセスの概念図である。 発明の詳細な説明 定義 「使用済触媒」および「失活触媒」とは、どららも同じ意味 を有し、触媒の活性を低下させるコークス、その他の不純物が付着した触媒粒子 を意味する。 「CFB」という略語は「循環流動床」を意味し、このCFBでは固体は鉛直 パイプ内を高速のガス流によって鉛直方向に運ばれる。このCFBはガス流から 固体を分離するためのサイクロンを備えているのが好ましい。このサクロンには 固体を再循環させるための戻しパイプが連結されることが多い。このような戻し パイプは本発明のCFBの1つの好ましい具体例ではあるが、下記のCFBユニ ットは戻しパイプなしでも運転可能である。CFB反応器内でのガスの見掛け速 度は通常約2〜約10m/sである。この範囲速度での固体(触媒粒子)の生産量 は非常に高く、従って、反応器の直径を最小にすることができる。触媒を再循環 させて触媒の再生に必要な滞留時間を確保することができるので、CFB再生器 内でのガスの見掛け速度に臨界的な意味はない。 「軽質オレフィン」とは炭素数1〜6のオレフィン、好ましくはエチレン、プ ロピレン、ブチレンおよびペンテンを意味する。 「短い接触」という用語は、原料と触媒との間の接触に関して使用する時には 滞留時間が0.1〜3秒であることを意味する。この滞留時間は2秒以下あるいは 1秒以下、特に0.5秒以下でもよい。プロセスの説明 炭化水素を軽質オレフィンへ触媒分解する本発明方法は固体触媒を含む反応領 域に炭化水素より成る原料を導入する通常の供給段階を含む。炭化水素と触媒と は反応領域で炭化水素から 軽質オレフィンへの触媒分解に適した条件下で接触される。反応後、生成した軽 質オレフィンおよび未反応の原料が触媒粒子から分離される。失活した使用済触 媒は回収され、再生器内で触媒粒子に付着したコークスを燃焼させることによっ て触媒が再生される。 本発明では、循環流動床(CFB反応器)内で炭化水素原料と触媒とが滞留時 間0.1〜3秒で接触される。本発明のCFBシステムは下記の点で従来のFCC システムと異なっている: 1) 大容量反応器の代わりに小型の外部サイクロンを備えたライザーが用いられ 、反応はライザーの中だけで起こる。 2) バブリングベッド再生器の代わりにCFB再生器が用いられる。 これら2つの改良点によって滞留時間をより良く制御でき、反応器の構造が簡 単になる。 循環流動床反応器(CFBR)はこれまでは主として触媒によらない方法に用 いられてきたが、ブタンの触媒酸化による無水マレイン酸の製造に循環流動床反 応器(CFB)を用いることは知られている(Pugsley,T.他、Ind.Eng.Chem. Res.31(1992),2652-2660)。しかし、この反応器には、プロセスの他のパラメ ータに影響を与えずに反応器内の触媒の容積分率を自由に制御することができな いという一般のCFB構造と同様にな欠点がある。また、分解反応または軽質オ レフィンの製造にこの種の装置を使用することができるということを示唆する文 献はない。 本発明では使用済触媒はCFB反応器に連結された外部サイクロン内で炭化水 素原料および生成物から分離される。再生器を反応器と類似の部品で構成して、 使用済触媒の再生を第2の 循環流動床内で行うのが好ましい。もちろん、他の形式の再生器を用いることも できる。 本発明では2台(またはそれ以上)の反応器ユニットを直列に配置でき、1つ 前の反応器から出た生成物流を次の反応器のフィードとして用いることができる 。この場合、各反応器は異なる温度および圧力で運転することができ、そうする ことによって大抵の種類の炭化水素原料に本発明を適応させることができる。 本発明の特に好ましい1つの実施例の反応器システムは一つのCFB反応器と 、一つのCFB再生器とを備え、分離された失活触媒の少なくとも一部が再生器 の下端部と連結した第1パイプ(使用済触媒用パイプ)を介して再生器へ導入さ れる。失活触媒の再生器への供給はこのパイプの供給ノズルと接続した弁を用い て、このパイプを実質的に密封状態に保つのに必要な最低量の触媒がパイプ内に 存在するように、調節するのが好ましい。このパイプ内の触媒が「プラグ」を形 成することによって反応領域から再生器へガスが入ることが完全に防止され、爆 発の危険がなくなる。 反応器内で再循環を全く行わずに分離した失活触媒の全量を再生器へ導入する ことも本発明の範囲に入る。 失活した触媒は、第2の循環流動床中で、650℃〜800℃の温度で、好ましくは 高温の空気、場合によっては追加の燃料からの高温煙道ガスを再生器内へ送り込 むことによって、表面に蓄積したコークスを燃焼することによって再生させるの が好ましい。既に述べたように、他の形式の再生器、例えば従来のバブリングベ ッド型の再生器を用いることもできる。 以下で詳細に説明する本発明反応器システムの一つの重要な 利点は反応器内で触媒濃度が高レベルに維持され、それによって炭化水素反応物 と触媒との間に広い接触面が保証される点にある。従って、本発明反応器システ ムにはサイクロンで分離された触媒を反応器へ再循環させる第2パイプ(「触媒 再循環パイプ」)を備えているのが好ましい。 再生・再循環される使用済触媒の流量は炭化水素原料、供給量、使用する触媒 および処理条件によって決まる。 CFB反応器の場合と同様に、触媒の一部を再循環パイプを介してCFB再生 器へ再循環し、触媒の残りの部分すなわち再生触媒をCFB反応器の底部に連結 された触媒再循環パイプを介してCFB反応器へ流すのが好ましい。 本発明は分解条件および脱水素条件下で炭化水素を軽質オレフィンへ変換する のに使用することができる。本発明の触媒分解で用いられる炭化水素原料は、軽 質ガスオイル(LGO)、重質ガスオイル(HGO)、真空ガスオイル(VGO )またはナフサで構成することができる。蒸気、その他のガスを希釈剤として用 いることができる。生成する軽質オレフィンはエチレン、プロピレン、ブチレン 、アミレンおよび高オクタン価・低ベンゼンのガソリン画分で構成される。固体 触媒としては従来の(FCC)分解触媒や改良型分解触媒を使用することができ る。触媒の種類としては天然および合成の珪酸アルミニウム、ゼオライト、粘度 等を例示することができる。XおよびYゼオライトを含む従来型のゼオライト( 希土類金属で安定化させることができる)でよい。本発明反応器システムの触媒 分解のプロセス条件は下記の通りである: 反応温度: 520〜700℃、 圧力 : 105〜500kPa、 滞留時間: 0.1〜3秒、特に0.2〜1秒。 滞留時間は0.5秒以下(例えば0.2〜0.49秒)でよい。 本発明方法は炭化水素原料、例えばプロパン、イソブタンおよび軽質凝縮物を 脱水素してそれぞれプロピレン、イソブチレン、および混合ブチレンへ変換する のにも利用することができる。反応温度は通常580℃〜750℃であり、上記と同じ 滞留時間を採用することができる。公知の脱水素触媒、例えばクロム/アルミナ を使用することができる。 本発明では反応を促進するために反応器中に空気を供給することができる。空 気の供給量は0〜50%にする。追加の空気を反応器に供給する場合の空気量は炭 化水素重量に基づいて計算し、約0.1〜50%、特に10〜40%にするのが好ましい 。 公知方法と比較した本発明の最も重要な利点は下記の点である: 触媒を1つのユニットから別のユニットへ運搬するために機械式または空気圧 式の複雑な移送システムを使用しないで、短い滞留時間と高い触媒容積分率とを 維持することができる。 炭化水素原料の触媒分解に必要な全ての熱が循環流動床再生器内で再生された 再循環触媒によって供給される。なお、反応器に空気を追加導入した場合には、 原料と反応生成物との酸化によって反応器によっても所定の熱が供給される。 反応器内の触媒の容積分率をプロセス内の他の流れとは無関係に触媒の内部循 環によって所望値に設定できる。 反応器と再生器との圧力レベルを互いに独立して調節することができる。この ことによって固有の最適パラメータおよび原料を用いて運転される複数の反応器 を1つの共通再生器と組み合わせることができる。 本発明プロセスは、従来の分解プロセスに比べてオレフィン収率が高く、ガソ リン画分の品質に優れ、変換率が高く、反応器の構造が簡単、安価になる。 本発明は、現在の脱水素方法に比べて極めて簡単・安価な反応器/再生器構造 を提供する。 再生器はFCC型ユニットと比べて小さくなり、触媒装填量も少量ですむ。従 って、適当な設計を採用することによって現在のような大型の耐火装置は不要に なり、単純、軽量で、保守が容易な低コストの外部断熱構造を使用することがで きる。 CFB反応器全体の平均分解温度は反応器の入口温度を上げずに上昇させるこ とができる。従って、予備流動化ガスとして空気を使用すると、反応領域で吸熱 分解と同時に発熱燃焼反応が起こるため軽質オレフィンの収率が上昇する。 添付図面は本発明の好ましい具体例を示しており、所望のプロセス条件を得る ために接触時間が短い反応器/再生器システムを用いている。2つのCFBユニ ットを相互に操作する基本原理はフィンランド国特許出願第924438号(Einco Oy) に詳細に記載されている。 本発明では加熱された触媒と混合された炭化水素原料が短時間接触型CFB反 応器1内で温度520〜700℃で分解される。炭化水素は供給ノズル24から供給され る。反応器の運転圧力は105〜500kPa(a)で、滞留時間は0.1〜3秒、好ましくは0 .2〜2秒である。触媒/オイル比は1〜120、好ましくは10〜50にする。蒸気、 その他の希釈用ガス、例えばユニットからの再循環ガスを加えることによって炭 化水素フィードの分圧を低げることができるが、希釈ガスの使用はこのプロセス の運転にとって必要条件ではない。供給原料はパイプ17から入り、予備流 動ガスはパイプ18から噴射される。 分解反応後、流動床反応器の外部に位置したサイクロン2内で使用済触媒を生 成物から分離する。使用済触媒に吸着されている炭化水素は使用済触媒上に残っ た状態で再生器3に入りそこでで燃焼されるか、サイクロン下部のストリッピン グ領域で蒸気21で除去される(除去操作が経済的に見合う場合)。生成物はパイ プ19を介してユニットを出る。使用済触媒の一部は使用済み触媒用パイプ16を介 してサクロン2から再生器3へ送られる。この触媒粒子流はパイプ16の再生器3 底部に連結された供給ノズル8'の近くに設けられた弁8によって調節される。 使用済触媒の一部は制御バルブ6を有する触媒再循環用パイプ12を介して内部循 環量として反応器へ戻すことができる。弁6を調節して触媒の再循環率を調節す ることによって反応器内での触媒の容積分率および温度プロフィールを調節する ことができる。反応器のガスと再生器のガスとが混合するのを防ぐために弁8は パイプ16が常に触媒で満たされた状態となるように触媒流を調節する。表面レベ ルの制御はLで表示される。 再生器3は基本的に循環型流動床反応器である。この再生器は2つの機能を有 し、再生器内で加熱された触媒によって吸熱分解反応に必要な熱を反応器に供給 して使用済触媒に付着したコークスを再生器内で燃焼する。触媒の再生は、予備 加熱された空気を空気導入用パイプ22を介して吹き込み、パイプ23を介して再生 器の下側端部に追加の燃料を注入することによって、650〜800℃の温度で行われ る。あるいは追加の燃料を別の燃焼チャンバで燃焼させ、そのチャンバからパイ プ22を介して高温の煙道ガスを再生器の下端部に導入することもできる。再生さ れた高温の触媒は再生器のサイクロン4で燃焼ガスから分離 され、燃焼ガスは出口パイプ20を介してユニットから排出される。再生された触 媒は再生触媒用パイプ15を通って反応器1へ再循環される。再生触媒の流れは弁 9によって調節される。再生された触媒の残りの部分は内部再循環量として触媒 再循環用パイプ14を介して再生器へ戻される。 定常状態条件ではパイプ15、16内の触媒の流量は等しい。触媒は弁5を介して システムに加えられ、再生器の頭部と底部との間の圧力差で制御される。 2つ以上の反応器を炭化水素の流れに対して直列に配置したり、2つ以上の反 応器を並列に配置し、それぞれに独立に原料を供給することもできる。 反応器のサイクロンで触媒から分離された生成物を標準的または改良型のFC Cプロセスの生成物回収システムを用いて処理して中間生成物画分にすることが できる。 以下、本発明の具体例として、パイロットプラントを用いてガスオイルをオレ フィンに変換した試験結果を示す。実施例1 このシステムは1つのCFB反応器と、1つのCFB再生器とで構成されてい る。反応器に流入する再生済触媒は窒素を用いて予め流動化した。軽質ガスオイ ル(LGO)を少量の分散エアと一緒にノズルを介して反応器に供給した。この 試験では触媒の内部循環は行わなかった。 主要パラメータは下記の通り: 反応器: 高さ 1.85 m 直径 0.030m オイル流量 1.13 g/s 外部から導入される触媒/オイル比 27 g/g 内部で再循環される触媒/オイル比 0 % 触媒の容積分率 2 〜7 % 予備流動化パイプの高さ 0.25 m 予備流動化パイプの直径 0.018m 再生器: 高さ 3.1m 直径 0.08 m 出口ガスのO2濃度 4〜5 % 触媒容量分率 4%実施例2 反応器の構造および原料は実施例1と同一であるが、内部触媒/オイル比と外 部触媒/オイル比をいずれも約15にした。内部循環される触媒の反応器への入口 はオイル注入位置の直ぐ上にした。実施例3 反応器の構造および原料は実施例2と同一であるが、原料の拡散のための空気 を使用せず、触媒の内部再循環分を約8にした。実施例4 反応器の構造および原料は実施例1と同一であるが、予備流動化のために空気 を使用し、原料を分散させるためのガスは使用しなかった。この試験でのライザ ーの直径は0.042mにした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AM,AT,AU,BB,B G,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK ,EE,ES,FI,GB,GE,HU,JP,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MN,MX,NL,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SE,SI,SK,TJ,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 カリアイネン,カリ フィンランド国 01300 ヴァンタ リル ジャティー 9 エイ 4 (72)発明者 ルツ,セポ フィンランド国 48800 カルフラ ウコ ンケロンカツ 23 (72)発明者 ハルメ,アリ フィンランド国 48700 キミンリナ パ イバタレンカツ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記a)〜e): a) 固体触媒を収容した反応領域(1)へ炭化水素原料を供給し、 b) 炭化水素を軽質オレフィンに分解するのに適した条件下で反応領域(1)内で 炭化水素原料を触媒と接触させ、 c) 触媒分解後に反応領域(1)から得られた反応生成物を分離し、 d) 触媒を回収し、 e) 失活した触媒を再生器(3)で再生させる 段階で構成される炭化水素を軽質オレフィンへ分解する方法において、 循環流動床反応器(1)中で0.1〜3秒の滞留時間で炭化水素原料を触媒と接触さ せることを特徴とする方法。 2.再生器が循環流動床(3)で構成され、さらに下記f)、g): f) 循環流動床反応器(1)から使用済触媒の少なくとも一部を抜き出し、それを 循環流動床再生器(3)に導入して燃焼により再生し、 g) 再生された触媒を循環流動床反応器(1)へ再循環させ、 段階を有し、 炭化水素原料の触媒分解に必要な熱のほぼ全量が循環流動床再生器(3)内で再 生され、再循環された触媒によって供給される請求項1に記載の方法。 3.循環流動床反応器(1)からの使用済触媒の全量を抜き出して再生器(3)に導入 し、そこで燃焼により再生する請求項2に 記載の方法。 4.循環流動床反応器(1)と連結された外部サイクロン(2)で反応器(1)から使用 済触媒を分離し、触媒の少なくとも一部を循環流動床再生器(3)の下端部と連結 された使用済触媒用パイプ(16)を介して再生器(3)へと導入する請求項1〜3の いずれか一項に記載の方法。 5.分離された触媒の全量を再生器(3)へ導入する請求項4に記載の方法。 6.使用済触媒用パイプ(16)を介して再生器(3)へ流れる使用済触媒の流れを、 使用済触媒用パイプ(16)が常に触媒で満たされるように、使用済触媒用パイプ(1 6)に設けた弁(8)によって調節して反応器ガスと再生器ガスとが互いに混合する のを防止する請求項4または5に記載の方法。 7.反応器内の濃度および反応器(1)内部の温度プロフィールを触媒再循環用パ イプ(12)を介して反応器に再循環される触媒の流量を調節することによって制御 する請求項3〜6に記載の方法。 8.再生された触媒を、循環流動床再生器(3)の外部に設けたサイクロン(3)で再 生器(3)から分離し、その触媒の一部を触媒再循環用パイプ(14)を介して循環流 動床再生器(3)へ再循環させ、残りの触媒を再生済触媒用のパイプ(15)を介して 反応器(1)の下端部へ導入する請求項1〜7のいずれか一項に記載 の方法。 9.軽質ガスオイル、重質ガスオイル、真空ガスオイルまたはナフサ等の炭化水 素原料を、希釈ガスを用いないか、蒸気、その他のガスを希釈物として用いて触 媒接触分解条件下で処理して炭化水素原料を軽質オレフィン、例えばプロピレン 、ブチレン、アミレンおよび高オクタン価・低ベンゼンガソリンへ分解する請求 項1に記載の方法。 10.固体触媒が従来型または改良型の分解用触媒である請求項9に記載の方法。 11.循環流動床反応器(1)内で温度520〜700℃、圧力105〜500kPa、滞留時間0.1 〜3秒で原料を触媒とを接触させる請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。 12.プロパン、イソブタンまたは軽質凝縮物等の炭化水素原料を脱水素触媒の存 在下で脱水素条件で処理して炭化水素原料をプロピレン、ブチレンまたはアミレ ンに変換する請求項1に記載の方法。 13.循環流動床反応器(1)内で温度580〜750℃で原料を触媒と滞留時間0.1〜3秒 で接触させる請求項12に記載の方法。 14.炭化水素原料重量に対して0.1〜50%の空気を反応器(1)に導入する請求項1 〜13のいずれか一項に記載の方法。 15.失活した触媒を、循環流動床再生器(3)中で高温の空気と追加の燃料を用い て温度650〜800℃で触媒表面に付着したコークスを燃焼させることによって再生 させる請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。 16.滞留時間を0.2〜2秒、好ましくは0.2〜1秒にする請求項1に記載の方法。 17.下記a)〜f)で構成される触媒を用いて炭化水素を軽質オレフィンに変換する ための装置: a) 少なくとも1つの流動床反応器(1)、 b) 炭化水素原料と再循環された触媒(6')とを循環流動床反応器(1)の下部へ供 給するためのノズル(24)、 c) 使用済触媒を反応器の生成物から分離するための流動床反応器(1)の出口に 設けられた生成物出口(19)と触媒用固体出口(12,16)とを有する触媒分離用サイ クロン(2)、 d) 触媒を再生するための1つの循環流動床再生器(3)、 e) 第2の循環流動床再生器(3)の下側部分に設けられた再生すべき使用済触媒 用のノスル(8')、 f) 再生された触媒を再生器の煙道ガスから分離するための触媒分離用サイクロ ン(4)。
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