JP2010075847A - 乾式排ガス処理装置のコンベヤシステム - Google Patents

乾式排ガス処理装置のコンベヤシステム Download PDF

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Abstract

【課題】乾式排ガス処理装置において使用する粒状の吸着材を搬送するコンベヤシステムを改善し、排ガス処理装置の稼動率と信頼性を向上させる。
【解決手段】吸着材を吸着塔10の塔底から再生塔20の塔頂へ搬送する第1ラインと、吸着材を再生塔20の塔底から吸着塔10の塔頂へ搬送する第2ラインとからなる通常の循環ラインを備えると共に、これに代わって運転される、吸着材を吸着塔10の塔底から塔頂へ搬送する自己循環ラインを備えている。また、吸着材を再生塔20の塔底から塔頂へ搬送する自己循環ラインを備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は乾式排ガス処理装置において、有害物質の除去に使用する吸着材を搬送するコンベヤシステムに関し、特に、排ガス処理装置の信頼性を向上させるためのコンベヤシステムに関する。
排ガス中に含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物等を除去するために、粒状の吸着材が充填された吸着塔を用いる乾式排ガス処理装置が用いられている。吸着材としては、炭素質のものが比較的低温での処理が可能であり、各種の有害物質を同時に除去できるので優れている。特許文献1には、炭素質吸着材を用いる排ガス処理装置の概要が示されている。
図15に示すように、この排ガス処理装置は、吸着塔10、再生塔20、篩設備61、吸着材貯槽62、副生品回収設備63等を具えている。吸着塔10は、その内部に粒状の吸着材からなる移動層が形成され、100〜200℃の排ガスを移動層の吸着材と接触させることにより、排ガス中の有害物質を吸着除去することができる。また、排ガス中の窒素酸化物は、排ガス中にアンモニアを添加することにより、吸着材の触媒作用によって窒素と水に分解される。特許文献1には、吸着塔10の構造に関しても詳しく記載されている。
再生塔20は、吸着材を加熱再生するものである。ダスト等が付着し、有害物質を吸着した吸着材は次第に性能が低下する。そこで、吸着材を吸着塔10の塔底から抜き出して、コンベヤライン41を介して再生塔20の塔頂に搬送し、無酸素雰囲気にて400〜500℃に加熱し、有害物質を吸着材から脱離させて再生する。再生した吸着材は、100℃程度に冷却した後に、コンベヤライン42を介して再び吸着塔10の塔頂に返送される。特許文献2には、再生塔20の一例が記載されている。
篩設備61は、再生塔20と吸着塔10との間に設けられ、微粉を除去するものである。微粉としては、吸着材が吸着塔10と再生塔20との間を循環する過程で摩耗して粉化したもの、及び吸着塔10で排ガスから分離されて吸着材に付着したダスト等がある。篩設備61で除去された微粉は、ホッパ65に貯えられ、系外に排出される。
吸着材貯槽62は、新しい吸着材を貯えておく槽である。吸着材は、一部が粉化して系外に排出され、一部は反応により消耗されるので、常時新しいものを補給する必要がある。処理された排ガスは、煙突64から大気へ排出される。再生塔20から排出される硫黄酸化物を主とする有害物質は、副生品回収設備63で処理され、例えば硫酸が製造される。
以上のように、吸着材を用いる乾式排ガス処理装置は、吸着材が吸着塔10と再生塔20との間を循環し、その循環量は、およそ1週間で一巡する程度の量である。吸着塔10、再生塔20及び吸着材循環ラインは互いに連動して排ガス処理を行っているので、一箇所でもトラブルが発生すると、復旧作業のために吸着材を循環させるコンベヤライン41、42を停止することになる。このため、乾式排ガス処理装置にトラブルが発生すると排ガスの発生源であるボイラや焼結炉等の設備において、稼働率の低下や運転の停止を招く要因となっている。
例えば、再生塔20は、無酸素雰囲気且つ高温下において吸着材を再生処理するものであり、外部からの酸素の流入及び外部への脱離物質の流出を完全に防ぐ必要がある。したがって、装置の一部に細孔が一つ発生しても、直ちにこれを補修しなければならない。また、コンベヤライン41、42は、コンベヤ、フィーダー等の搬送機器、篩設備61等の機器、及びシュート等で構成されているが、粉粒体である吸着材を取り扱うことから、詰まり、噛み込み、摩耗等のトラブルが発生することがある。中でも、垂直コンベヤは、その高さが50m〜70m程度もある場合があり、トラブルを起こすと復旧作業に長時間を要する。
再生塔20又は吸着材循環ラインにおいてトラブルが発生した場合でも、排ガスの発生源であるボイラや焼結炉等の設備が稼働率の低下や運転の停止に至らぬように、吸着塔10における排ガス処理はできる限り継続することが好ましい。したがって、トラブルが発生した場合の従来からの運転方法としては、コンベヤライン41、42を停止した状態で吸着塔10に排ガスを流して、排ガス処理を継続する方法が採用されている。つまり、移動層である吸着塔10を一時的に固定層として使用しながら、トラブルの復旧に努めている。
しかしながら、吸着塔10を固定層として使用した場合には、有害物質の吸着によって次第に吸着材の吸着能力が低下すると共に、吸着材層の排ガス導入部において吸着材に排ガス中のダストが付着して堆積し、吸着材層における排ガスの圧力損失が短時間に上昇し、遂には排ガスを吸着材層に通じることができなくなる。このため、再生塔20及び吸着材循環ラインを停止して固定層の状態になっている場合の排ガス処理運転は、長時間継続することが難しいという問題がある。
また、トラブルの状況や原因を明らかにするために、再生塔20の内部を開放点検したい場合には、安全確保のために、吸着材を再生処理して吸着された有害物質を系外に放出する作業が必要となる。ところが、再生塔20は吸着材循環ラインと連動して処理を行うものであり、再生塔20内にある吸着材だけを再生処理することはできない。
そして、吸着材循環ラインと連動して処理しなければならないために、再生塔20内の吸着材のみならず、吸着塔10内及び吸着材循環ラインにある全ての吸着材を一巡させて、有害物質を脱離する再生処理を行うことが必要となる。すなわち、再生塔20の内部を開放点検するためには、内部の安全性を確保するために長時間を費やすという問題がある。
特開平11−9944号公報 特開平01−70141号公報
この発明の目的は、粒状の吸着材を用いる排ガス処理装置において、再生塔又は吸着材循環ラインにトラブルが発生しても、排ガス処理を継続して行うことができるシステムを構築し、稼働率の高い、信頼性の高い排ガス処理システムとすることである。また、再生塔における開放点検作業を行う場合に、短時間で安全確保が可能となるシステムを構築することである。さらに、吸着材の循環システムを構成するコンベヤ等の搬送機器についても信頼性を高めることである。
本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕 粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、前記移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔と、有害物質を吸着した前記吸着材を加熱して再生する再生塔とを備える乾式排ガス処理装置の前記吸着材の移動に使用するコンベヤシステムであって、
第1垂直コンベヤを備えると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔の塔頂に供給する第1ラインと、
第2垂直コンベヤを備えると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔の塔頂に供給する第2ラインと、
第1垂直コンベヤの出口側の第1ラインに第1切替弁を介装すると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第1切替弁から分岐して吸着塔の塔頂に供給する第1分岐ライン、及び/又は
第2垂直コンベヤの出口側の第2ラインに第2切替弁を介装すると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第2切替弁から分岐して再生塔の塔頂に供給する第2分岐ライン、とを有するコンベヤシステム。
〔2〕 粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、前記移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔と、有害物質を吸着した前記吸着材を加熱して再生する再生塔とを備える乾式排ガス処理装置の前記吸着材の移動に使用するコンベヤシステムであって、
第1垂直コンベヤを備えると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔の塔頂に供給する第1ラインと、
第2垂直コンベヤを備えると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔の塔頂に供給する第2ラインと、
予備垂直コンベヤとを備えるコンベヤシステムであり、
第1垂直コンベヤの入口側の第1ラインに第3切替弁を介装すると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第3切替弁から分岐して前記予備垂直コンベヤの入口側に供給する第3分岐ラインと、
第2垂直コンベヤの入口側の第2ラインに第4切替弁を介装すると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第4切替弁から分岐して前記予備垂直コンベヤの入口側に供給する第4分岐ラインと、
予備垂直コンベヤの出口側に第5切替弁を設けると共に、前記第5切替弁の2つの出口の一方の出口から第1垂直コンベヤ出口側の第1ラインに吸着材を供給する第5分岐ライン、及び前記第5切替弁の他方の出口から第2垂直コンベヤ出口側の第2ラインに吸着材を供給する第6分岐ラインと、を有するコンベヤシステム。
本発明のコンベヤシステムは、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を吸着塔の塔頂に供給する自己循環ラインを形成することができる。このため、再生塔又は吸着材循環ラインがトラブルを起こした場合でも、吸着塔の塔底から塔頂へ直接吸着材を搬送する運転を行うことができる。すなわち、吸着塔の自己循環運転を行うことにより移動層が形成されるので、排ガス導入部においてダストが堆積する問題が解消され、排ガス処理運転を長時間継続することができる。
また、本発明のコンベヤシステムは、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を再生塔の塔頂に供給する自己循環ラインを形成することができる。このため、再生塔の内部を開放点検したい場合には、吸着塔を経由することなく再生塔の塔底から塔頂へ直接吸着材を搬送して再生処理運転を行うことができる。すなわち、再生塔の自己循環による再生運転を行うことにより再生塔及び自己循環ラインにある吸着材を再生処理することができる。この場合には、吸着塔内の吸着材やコンベヤシステム内の全ての吸着材を処理する必要がないので、処理する吸着材が20分の1程度に減少する。その結果、再生処理に要する時間が大幅に短縮されることとなり、短時間で開放点検に必要な安全性を確保することができる。
また、本発明のコンベヤシステムにおいて、予備垂直コンベヤを備える場合は、吸着塔の塔底から再生塔の塔頂へ吸着材を搬送する第1ラインの予備ラインを形成することができる。さらに、再生塔の塔底から吸着塔の塔頂へ吸着材を搬送する第2ラインの予備ラインを形成することができる。これらによって、吸着材の循環システムについても、各々独立した予備ラインを設けることなく、信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。以下の説明において「垂直コンベヤ」とは、少なくとも垂直方向への搬送機能を備えたコンベヤを意味し、垂直方向のみに搬送するコンベヤとは限定しない。したがって、斜めに上昇するコンベヤや、垂直部分と水平部分とを備えたコンベヤもこれに含まれる。
図1及び図2は、この発明による第1の実施例であるコンベヤシステム1を示す流れ図である。コンベヤシステム1は、粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔10と、有害物質を吸着した吸着材を加熱して再生する再生塔20とを備える乾式排ガス処理装置において、吸着材の移動に使用するものである。
そして、第1垂直コンベヤ12を備えると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ライン51を備えている。また、第2垂直コンベヤ22を備えると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ライン52を備えている。
さらに、第1垂直コンベヤ12の出口側の第1ライン51に第1切替弁14を介装すると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を第1切替弁14から分岐して吸着塔10の塔頂に供給する第1分岐ライン53を有している。
上記の構成により、図1に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第1垂直コンベヤ12及び第1切替弁14を経て再生塔20の塔頂に至る第1ライン51を使用すると同時に、再生塔20の塔底から第2垂直コンベヤ22を経由して吸着塔10の塔頂に至る第2ライン52を使用することが可能である。第1ライン51及び第2ライン52を同時に使用することにより、通常の排ガス処理運転を行うことができる。
そして、第1切替弁14を切り替えることによって、第1切替弁14から吸着塔10の塔頂に至る第1分岐ライン53を使用することができる。第1分岐ライン53は、第1切替弁14から単独のラインで形成することも可能であるが、この実施例では、第2垂直コンベヤ22の出口側の第2ライン52を一部使用することにより形成されている。
第1分岐ライン53を使用することにより、図2に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第1垂直コンベヤ12及び第1切替弁14を経由して吸着塔10の塔頂に吸着材を搬送することができる。すなわち、通常の運転に代わって、吸着塔10の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば、再生塔20が使用できないトラブルが生じた場合でも、吸着塔10の自己循環運転を行うことにより移動層が形成されるので、排ガス導入部においてダストが堆積する問題が解消される。この結果、トラブル中であっても、排ガス処理運転を長時間継続することができる。また、自己循環ラインに篩設備を設けて吸着材から微粉を除去できるようにすれば、さらに排ガス処理時間を延長することができる。
図3及び図4は、この発明による第2の実施例であるコンベヤシステム2を示す流れ図である。コンベヤシステム2は、粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔10と、有害物質を吸着した吸着材を加熱して再生する再生塔20とを備える乾式排ガス処理装置において、吸着材の移動に使用するものである。
そして、第1垂直コンベヤ12を備えると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ライン51を備えている。また、第2垂直コンベヤ22を備えると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ライン52を備えている。
さらに、第2垂直コンベヤ22の出口側の第2ライン52に第2切替弁24を介装すると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を第2切替弁24から分岐して再生塔20の塔頂に供給する第2分岐ライン54を有している。
上記の構成により、図3に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第1垂直コンベヤ12を経て再生塔20の塔頂に至る第1ライン51を使用すると同時に、再生塔20の塔底から第2垂直コンベヤ22及び第2切替弁24を経由して吸着塔10の塔頂に至る第2ライン52を使用することが可能である。第1ライン51及び第2ライン52を同時に使用することにより、通常の排ガス処理運転を行うことができる。
そして、第2切替弁24を切り替えることによって、第2切替弁24から再生塔20の塔頂に至る第2分岐ライン54を使用することができる。第2分岐ライン54は、第2切替弁24から単独のラインで形成することも可能であるが、この実施例では、第1垂直コンベヤ12の出口側の第1ライン51を一部使用することにより形成されている。
第2分岐ライン54を使用することにより、図4に太線で示すように、再生塔20の塔底から第2垂直コンベヤ22及び第2切替弁24を経由して再生塔20の塔頂に吸着材を搬送することができる。すなわち、通常の運転に代わって、再生塔20の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば再生塔20の内部を開放点検したい場合には、吸着塔10を経由することなく再生塔20の塔底から塔頂へ直接吸着材を搬送して再生処理運転を行うことができる。再生塔20の自己循環による再生処理運転を行うことにより再生塔20及び自己循環ラインにある吸着材を再生処理することができる。この結果、処理する吸着材が20分の1程度に減少するので、再生処理に要する時間が大幅に短縮されることとなり、短時間で開放点検に必要な安全性を確保することができる。
図5〜図7は、この発明による第3の実施例であるコンベヤシステム3を示す流れ図である。コンベヤシステム3は、粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔10と、有害物質を吸着した吸着材を加熱して再生する再生塔20とを備える乾式排ガス処理装置において、吸着材の移動に使用するものである。
そして、第1垂直コンベヤ12を備えると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ライン51を備えている。また、第2垂直コンベヤ22を備えると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ライン52を備えている。
さらに、第1垂直コンベヤ12の出口側の第1ライン51に第1切替弁14を介装すると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を第1切替弁14から分岐して吸着塔10の塔頂に供給する第1分岐ライン53を有している。また、第2垂直コンベヤ22の出口側の第2ライン52に第2切替弁24を介装すると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を第2切替弁24から分岐して再生塔20の塔頂に供給する第2分岐ライン54を有している。
上記の構成により、図5に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第1垂直コンベヤ12及び第1切替弁14を経て再生塔20の塔頂に至る第1ライン51を使用すると同時に、再生塔20の塔底から第2垂直コンベヤ22及び第2切替弁24を経由して吸着塔10の塔頂に至る第2ライン52を使用することが可能である。第1ライン51及び第2ライン52を同時に使用することにより、通常の排ガス処理運転を行うことができる。
そして、第1切替弁14を切り替えることによって、第1切替弁14から吸着塔10の塔頂に至る第1分岐ライン53を使用することができる。第1分岐ライン53は、第1切替弁14から単独のラインで形成することも可能であるが、この実施例では、第2垂直コンベヤ22の出口側の第2ライン52を一部使用することにより形成されている。
第1分岐ライン53を使用することにより、図6に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第1垂直コンベヤ12及び第1切替弁14を経由して吸着塔10の塔頂に吸着材を搬送することができる。すなわち、通常の運転に代わって、吸着塔10の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば、再生塔20が使用できないトラブルが生じた場合でも、吸着塔10の自己循環運転を行うことにより移動層が形成されるので、排ガス導入部においてダストが堆積する問題が解消される。この結果、トラブル中であっても、排ガス処理運転を長時間継続することができる。また、自己循環ラインに篩設備を設けて吸着材から微粉を除去できるようにすれば、さらに排ガス処理時間を延長することができる。
さらに、第2切替弁24を切り替えることによって、第2切替弁24から再生塔20の塔頂に至る第2分岐ライン54を使用することができる。第2分岐ライン54は、第2切替弁24から単独のラインで形成することも可能であるが、この実施例では、第1垂直コンベヤ12の出口側の第1ライン51を一部使用することにより形成されている。
第2分岐ライン54を使用することにより、図7に太線で示すように、再生塔20の塔底から第2垂直コンベヤ22及び第2切替弁24を経由して再生塔20の塔頂に吸着材を搬送することができる。すなわち、通常の運転に代わって、再生塔20の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば再生塔20の内部を開放点検したい場合には、吸着塔10を経由することなく再生塔20の塔底から塔頂へ直接吸着材を搬送して再生処理運転を行うことができる。再生塔20の自己循環による再生処理運転を行うことにより再生塔20及び自己循環ラインにある吸着材を再生処理することができる。この結果、処理する吸着材が20分の1程度に減少するので、再生処理に要する時間が大幅に短縮されることとなり、短時間で開放点検に必要な安全性を確保することができる。
図8は、この発明によるコンベヤシステム4を示し、第3の実施例として示したコンベヤシステム3について、さらに具体的な構成を示している。すなわち、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ラインの構成は、ベルトコンベヤである第1下部コンベヤ11、バケットコンベヤである第1垂直コンベヤ12及びベルトコンベヤである第1上部コンベヤ13を備えている。
また、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ラインの構成は、ベルトコンベヤである第2下部コンベヤ21、バケットコンベヤである第2垂直コンベヤ22及びベルトコンベヤである第2上部コンベヤ23を備えている。第1切替弁14及び第2切替弁24については、コンベヤシステム3と同様である。
図9〜図13は、この発明による第4の実施例であるコンベヤシステム5を示す流れ図である。コンベヤシステム5は、粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔10と、有害物質を吸着した吸着材を加熱して再生する再生塔20とを備える乾式排ガス処理装置において、吸着材の移動に使用するものである。
そして、第1垂直コンベヤ12を備えると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ライン51を備えている。また、第2垂直コンベヤ22を備えると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ライン52を備えている。
さらに、予備垂直コンベヤ30を備えている。そして、第1垂直コンベヤ12の入口側の第1ライン51に第3切替弁15を介装すると共に、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を第3切替弁15から分岐して予備垂直コンベヤ30の入口側に供給する第3分岐ライン55を備えている。また、第2垂直コンベヤ22の入口側の第2ライン52に第4切替弁25を介装すると共に、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を第4切替弁25から分岐して予備垂直コンベヤ30の入口側に供給する第4分岐ライン56を備えている。
また、予備垂直コンベヤ30の出口側に第5切替弁31を設けると共に、第5切替弁31の2つの出口の一方の出口から第1垂直コンベヤ12出口側の第1ライン51に吸着材を供給する第5分岐ライン57を備えている。さらに、第5切替弁31の他方の出口から第2垂直コンベヤ22出口側の第2ライン52に吸着材を供給する第6分岐ライン58を備えている。
上記の構成により、図9に太線で示すように、吸着塔10の塔底から第3切替弁15及び第1垂直コンベヤ12を経て再生塔20の塔頂に至る第1ライン51を使用すると同時に、再生塔20の塔底から第4切替弁25及び第2垂直コンベヤ22を経由して吸着塔10の塔頂に至る第2ライン52を使用することが可能である。第1ライン51及び第2ラインを52同時に使用することにより、通常の排ガス処理運転を行うことができる。
そして、図10に太線で示すように、第3切替弁15の第3分岐ライン55及び第5切替弁31の第6分岐ライン58を使用することにより、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を、第3切替弁15、予備垂直コンベヤ30及び第5切替弁31を経由して吸着塔10の塔頂に供給することができる。すなわち、通常の運転に代わって、吸着塔10の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば、再生塔20が使用できないトラブルが生じた場合でも、吸着塔10の自己循環運転を行うことにより移動層が形成されるので、排ガス導入部においてダストが堆積する問題が解消される。この結果、トラブル中であっても、排ガス処理運転を長時間継続することができる。また、自己循環ラインに篩設備を設けて吸着材から微粉を除去できるようにすれば、さらに排ガス処理時間を延長することができる。
また、図11に太線で示すように、第4切替弁25の第4分岐ライン56及び第5切替弁31の第5分岐ライン57を使用することにより、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を、第4切替弁25、予備垂直コンベヤ30及び第5切替弁31を経由して再生塔20の塔頂に供給することができる。すなわち、通常の運転に代わって、再生塔10の塔底から塔頂に吸着材を直接循環する自己循環運転を行うことができる。
したがって、例えば再生塔20の内部を開放点検したい場合には、吸着塔10を経由することなく再生塔20の塔底から塔頂へ直接吸着材を搬送して再生処理運転を行うことができる。再生塔20の自己循環による再生処理運転を行うことにより再生塔20及び自己循環ラインにある吸着材を再生処理することができる。この結果、処理する吸着材が20分の1程度に減少するので、再生処理に要する時間が大幅に短縮されることとなり、短時間で開放点検に必要な安全性を確保することができる。
また、図12に太線で示すように、第3切替弁15の第3分岐ライン55及び第5切替弁31の第5分岐ライン57を使用することにより、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を、第3切替弁15、予備垂直コンベヤ30及び第5切替弁31を経由して再生塔20の塔頂に供給することができる。したがって、通常の運転において第1垂直コンベヤ12が故障した場合には、予備垂直コンベヤ30を用いることにより第1ライン51を使用することができる。
また、図13に太線で示すように、第4切替弁25の第4分岐ライン56及び第5切替弁31の第6分岐ライン58を使用することにより、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を、第4切替弁25、予備垂直コンベヤ30及び第5切替弁31を経由して吸着塔10の塔頂に供給することができる。したがって、通常の運転において第2垂直コンベヤ22が故障した場合には、予備垂直コンベヤ30を用いることにより第2ライン52を使用することができる。
以上のように、予備垂直コンベヤ30は、第1垂直コンベヤ12及び第2垂直コンベヤ22の予備として使用することができる。したがって、コンベヤシステムの信頼性を経済的に向上させることができる。さらには、乾式排ガス処理装置の信頼性を経済的に向上させることができる。
図14は、この発明によるコンベヤシステム6を示しており、第4の実施例として示したコンベヤシステム5について、さらに具体的な構成を示している。すなわち、吸着塔10の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔20の塔頂に供給する第1ラインの構成は、ベルトコンベヤである第1下部コンベヤ11、バケットコンベヤである第1垂直コンベヤ12及びベルトコンベヤである第1上部コンベヤ13を備えている。
また、再生塔20の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔10の塔頂に供給する第2ラインの構成は、ベルトコンベヤである第2下部コンベヤ21、バケットコンベヤである第2垂直コンベヤ22及びベルトコンベヤである第2上部コンベヤ23を備えている。第3切替弁15、第4切替弁25及び第5切替弁31については、コンベヤシステム5と同様である。
なお、吸着材としては特に制限がないが、炭素質吸着材、アルミナ質吸着材、シリカ質吸着材等が例示される。炭素質吸着材としては、活性炭、活性コークス等が例示される。特に、1〜4cm程度のペレット化した吸着材が好ましい。これらは公知の吸着材である。
排ガスとしては、ボイラー排ガス、キルン排ガス、高炉排ガス、焼却炉排ガス等が例示される。
本発明のコンベヤシステムの第1の実施例において、通常の運転を示す流れ図である。 第1の実施例において、吸着塔の自己循環を示す流れ図である。 本発明のコンベヤシステムの第2の実施例において、通常の運転を示す流れ図である。 第2の実施例において、再生塔の自己循環を示す流れ図である。 本発明のコンベヤシステムの第3の実施例において、通常の運転を示す流れ図である。 第3の実施例において、吸着塔の自己循環を示す流れ図である。 第3の実施例において、再生塔の自己循環を示す流れ図である。 第3の実施例について、具体的な構成を示す流れ図である。 本発明のコンベヤシステムの第4の実施例において、通常の運転を示す流れ図である。 第4の実施例において、吸着塔の自己循環を示す流れ図である。 第4の実施例において、再生塔の自己循環を示す流れ図である。 第4の実施例において、予備垂直コンベヤを第1ラインの予備に用いる場合を示す流れ図である。 第4の実施例において、予備垂直コンベヤを第2ラインの予備に用いる場合を示す流れ図である。 第4の実施例について、具体的な構成を示す流れ図である。 従来の乾式排ガス処理装置の概要を示す流れ図である。
符号の説明
1、2、3、4、5、6 コンベヤシステム
10 吸着塔
11 第1下部コンベヤ
12 第1垂直コンベヤ
13 第1上部コンベヤ
14 第1切替弁
15 第3切替弁
20 再生塔
21 第2下部コンベヤ
22 第2垂直コンベヤ
23 第2上部コンベヤ
24 第2切替弁
25 第4切替弁
30 予備垂直コンベヤ
31 予備切替弁
41、42 コンベヤライン
51 第1ライン
52 第2ライン
53 第1分岐ライン
54 第2分岐ライン
55 第3分岐ライン
56 第4分岐ライン
57 第5分岐ライン
58 第6分岐ライン
61 篩設備
62 吸着材貯槽
63 副生品回収設備
64 煙突
65 ホッパ

Claims (2)

  1. 粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、前記移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔と、有害物質を吸着した前記吸着材を加熱して再生する再生塔とを備える乾式排ガス処理装置の前記吸着材の移動に使用するコンベヤシステムであって、
    第1垂直コンベヤを備えると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔の塔頂に供給する第1ラインと、
    第2垂直コンベヤを備えると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔の塔頂に供給する第2ラインと、
    第1垂直コンベヤの出口側の第1ラインに第1切替弁を介装すると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第1切替弁から分岐して吸着塔の塔頂に供給する第1分岐ライン、及び/又は
    第2垂直コンベヤの出口側の第2ラインに第2切替弁を介装すると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第2切替弁から分岐して再生塔の塔頂に供給する第2分岐ライン、とを有するコンベヤシステム。
  2. 粒状の吸着材からなる移動層をその内部に形成してなり、前記移動層に排ガスを供給して排ガス中の有害物質を吸着除去する吸着塔と、有害物質を吸着した前記吸着材を加熱して再生する再生塔とを備える乾式排ガス処理装置の前記吸着材の移動に使用するコンベヤシステムであって、
    第1垂直コンベヤを備えると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して再生塔の塔頂に供給する第1ラインと、
    第2垂直コンベヤを備えると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を搬送して吸着塔の塔頂に供給する第2ラインと、
    予備垂直コンベヤとを備えるコンベヤシステムであり、
    第1垂直コンベヤの入口側の第1ラインに第3切替弁を介装すると共に、吸着塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第3切替弁から分岐して前記予備垂直コンベヤの入口側に供給する第3分岐ラインと、
    第2垂直コンベヤの入口側の第2ラインに第4切替弁を介装すると共に、再生塔の塔底から抜き出された吸着材を前記第4切替弁から分岐して前記予備垂直コンベヤの入口側に供給する第4分岐ラインと、
    予備垂直コンベヤの出口側に第5切替弁を設けると共に、前記第5切替弁の2つの出口の一方の出口から第1垂直コンベヤ出口側の第1ラインに吸着材を供給する第5分岐ライン、及び前記第5切替弁の他方の出口から第2垂直コンベヤ出口側の第2ラインに吸着材を供給する第6分岐ラインと、を有するコンベヤシステム。
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