JPH09507824A - ワインダ - Google Patents
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- JPH09507824A JPH09507824A JP8504664A JP50466496A JPH09507824A JP H09507824 A JPH09507824 A JP H09507824A JP 8504664 A JP8504664 A JP 8504664A JP 50466496 A JP50466496 A JP 50466496A JP H09507824 A JPH09507824 A JP H09507824A
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Abstract
(57)【要約】
複数の巻成部を備えたワインダでは、各巻成部は1つの羽根形トラバース装置を装備している。該羽根形トラバース装置は、2つの互いに逆向きに駆動可能なロータを有し、各ロータは少なくとも2枚のプロペラ状に配置された羽根(13A,13B,14A,14B)を有している。巻成部(A,B)は近接して並列配置されているので、隣り合った巻成部(A,B)の羽根(13A,13B,14A,14B)の回転円は互いに交差し、かつ隣り合った巻成部(A,B)のトラバース運動領域間には狭い間隙しか存在しない。このために本発明によれば、ロータの軸線が傾斜されている。これによって、羽根(13A,14A,13B,14B)が回転する回転平面(15A,16A,15,16B)の交線は鋭角に上り勾配を成す。隣り合った巻成部(A,B)の回転平面(15A,16A,15B,16B)は鱗状にオーバーラップすることになる。またロータ軸線の傾斜によって得られる利点は、各巻成部(A,B)において、下位回転平面(15A,15B)の羽根(13A,13B)が糸を供給する反転点で、トラクト長さ、すなわち羽根の端部と接触ローラにおける乗り上げ点との間の糸長さが、上位回転平面(16A,16B)の羽根(14A,14B)が糸を供給する他方の反転点におけるトラクト長さに等しくなることである。
Description
【発明の詳細な説明】
ワインダ
技術分野
本発明は、請求の範囲の請求項1、請求項4及び請求項5に上位概念として記
載した通り、パッケージ管用の緊締装置とトラバース装置と、前記の緊締装置と
トラバース装置との間に配置されている接触ローラとから夫々成る少なくとも2
つの巻成部を備え、しかも前記トラバース装置が、伝動装置によって連結された
2つの互いに逆向きに駆動可能なロータを備え、前記の両ロータが、プロペラ状
に配置された少なくとも2枚の羽根を夫々有し、かつ、前記の一方のロータの羽
根が下位回転平面内で回転し、また他方のロータの羽根が、前記下位回転平面よ
り上方に短い間隔dをおいて位置している上位回転平面内で回転し、トラバース
運動の両反転点間に間隔Hが存在し、トラバース運動三角形の平面が反転点にお
いて、前記回転平面に対して角度αを形成しており、かつ隣り合った巻成部の前
記ロータの回転円が互いに交差している形式のワインダに関するものである。
背景技術
羽根形トラバース装置は、高いトラバース運動周波数の場合に使用するのに特
に適している。慣用のトラ
バース装置とは異なり、糸の交互綾振り運動は、往復動する単一の糸ガイドエレ
メントによって行われるのではなくて、互いに逆向きに回転する羽根が交互に糸
を掴んでガイドすることによって行われる。羽根はトラバース運動領域の終端点
で加速も減速もされないので、糸の反転時における糸ガイド機構の慣性質量の影
響は完全に排除される。
両ロータの逆向きに運動する羽根の尖端は特定の出会い点において相会する。
該出会い点は、回転円上に均等な角度間隔で配分されている。この角度間隔は1
つのロータの羽根の枚数に関連している。ロータが例えば2枚の羽根を有してい
る場合には、角度間隔は90°である。ロータが3枚の羽根を有している場合に
は、該角度間隔は60°である。出会い点によって形成される多角形の角隅点位
置は、両ロータの相対的な位相位置に関連しており、かつ、互いに隣接した2つ
の出会い点が、接触ローラの表面の近傍で、該接触ローラの軸線に対して平行な
線上に位置するように選ばれている。前記の両出会い点はトラバース運動の反転
点である。両反転点間の区分内で夫々運動する羽根が糸をガイドする。前記区分
の端部において前記羽根は、該羽根から糸を引取る他方のロータの羽根に出会う
。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3307915号明細書に基づいて公
知になっているワインダで
は、トラバース装置は傾斜して配置されているので、両回転平面とトラバース運
動三角形の平面との間には、接触ローラの軸線方向で見て、鋭角αが形成されて
いる。トラバース運動三角形は、3つの角隅点によって規定されている。2つの
底辺角隅点は、糸が接触ローラに乗り上げる線の終端点である。第3の角隅点は
、実地では大抵はワインダの上方に装着された定置の糸ガイドエレメントである
。このように規定されたトラバース運動三角形の平面は概して、トラバース運動
中に糸が通過する面と正確には合致していない。この面は羽根形トラバース装置
の場合には大抵は湾曲されている。トラバース装置の傾斜によって、その都度糸
をガイドする羽根と、トラバース装置の下に配置された接触ローラとの間の自由
な糸長さを可成り小さくすることが可能である。これによって、パッケージ周面
における糸の正確なセッティングが助成される。
トラバース運動三角形の平面と両回転平面との間の交線は、公知のワインダの
場合には接触ローラ面とトラバース運動三角形との接線に対して平行に位置し、
要するに接触ローラの軸線に対しても平行に位置している。前記接線からの両交
線の距離が異なることに応じて、上位回転平面の羽根が糸を供給する反転点にお
けるトラクト長さは、下位回転平面の羽根が糸を供給する反転点におけるトラク
ト長さよりも大である。ここで云う「トラクト長さ」とは、糸を反転点へガイド
する羽根と、糸が接触ローラ周面に乗り上げる点との間の自由な糸長さである。
両反転点におけるトラクト長さ間の差は、操業中にパッケージの両端部における
パッケージ構造の品質を異ならせることになる。
公知のワインダでは、1つの巻成部の両ロータは互いに偏心的に支承されてい
る。この手段は、トラバース運動ストローク端部での申し分のない糸引渡しを保
証するためのものであり、かつ羽根形トラバース装置では汎用されている。隣り
合った巻成部のロータ羽根は同一の両回転平面内に配置されている。隣り合った
巻成部のロータは互いに逆向きに駆動され、かつ一方の回転平面ではより小さな
軸線間隔を有し、他方の回転平面では、偏心距離の2倍分だけ大きくされた軸線
間隔を有している。3つ又はそれ以上の巻成部が互いに並列配置されている場合
には、羽根が同一の回転平面内に位置しているところの、隣り合った巻成部のロ
ータは、巻成部から巻成部へ、交互に小さい軸線間隔と、偏心距離の2倍分だけ
大きくされた軸線間隔とを有している。
ただ2つの回転平面に全ての羽根を配置することは有利と見做される。それと
いうのは、羽根間の距離も、接触ローラ周面における糸の乗り上げ線との間の距
離つまりトラクト長さも、可能な限り小さくすることが可能だからである。羽根
が同一の回転平面内に配置されているところの、隣り合った巻成部のロータを逆
向きに駆動することによって、隣り合ったロータの回転円は、いわば互いに噛み
合う歯車のように、互いにぶつかり合うことなく、或いは互いに妨害し合うこと
なく、最大限にオーバーラップすることができる。ロータの軸線間隔の交替によ
って奏せられる利点は、伝動装置の構造が単純になり、特にストロークからスト
ロークへのトラバース運動の同期化が得られることである。ロータの軸線間隔の
交替は勿論、ロータが互いに偏心支承されているところの、隣り合った巻成部の
羽根の逆向きの回転から必然的に生じる。
前述の背景技術から確認できることは、要するに2つの利点(短いトラクト長
さと隣り合った巻成部の短い間隔)が、トラバース運動ストロークの両端部にお
けるトラクト長さが異なるという欠点と、操業中に異なったパッケージ構造を惹
起することになる隣り合った巻成部の幾何学的形状が異なるという欠点を甘受し
てしか得られないことである。
明らかにただ1つの巻成部しか有していない、羽根形トラバース装置を装備し
たワインダが、ドイツ連邦共和国特許出願公開第1710068号明細書に基づ
いて公知になっている。この場合両ロータの回転軸線は接触ローラの回転軸線に
対して、90°から僅かに偏位した角度を形成しており、この角度値は、両回転
平面間に存在する間隔dとストローク距離Hとに関連している。従って両羽根の
回転平面は、ストロークの
一方の端部におけるトラクト長さがストロークの他方の端部におけるトラクト長
さに全く等しくなるように、トラバース運動三角形の平面に鋭角に交わっている
。
発明の開示
本発明の課題は、請求項1、請求項4及び請求項5に上位概念として記載した
ワインダを改良して、両反転点におけるトラクト長さ間の差を、両回転平面がト
ラバース運動三角形の平面と交わる2本の交線間の間隔よりも小さくし、かつ複
数の巻成部が互いに並列配置されている場合には、幾何学的的に合致させるよう
にすることである。
前記課題を解決する本発明の構成手段は、請求項1、請求項4及び請求項5に
特徴部分として記載した通りである。すなわち:
請求項1に記載した本発明の第1の構成手段は、巻成部における両回転平面と
トラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータの羽根が両反転点間を運
動する方向で、同一方向及び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次の関係
式:
を満たし、回転平面の交線が隣接した他方の巻成部の方へ向かって上り勾配を成
すところの、一方の巻成部
の下位回転平面が、前記他方の巻成部の回転平面間に位置し、かつ前記他方の巻
成部の上位回転平面が、一方の巻成部の回転平面間に位置しており、かつ回転平
面が、全ての羽根を互いに独立して回転させ得るような間隔をおいて配置されて
いる点にある。
請求項4に記載した本発明の第2の構成手段は、巻成部における両回転平面と
トラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータの羽根が両反転点間を運
動する方向で、同一方向及び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次の関係
式:
を満たし、回転平面の交線が隣接した他方の巻成部の方へ向かって上り勾配を成
すところの、一方の巻成部の下位回転平面が、前記他方の巻成部の上位回転平面
の羽根と噛み合っている点にある。
請求項5に記載した本発明の第3の構成手段は、全ての巻成部における両回転
平面とトラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータの羽根が両反転点
間を運動する方向で、同一方向及び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次
の関係式:
を満たし、回転平面の交線が隣接した他方の巻成部の方へ向かって上り勾配を成
すところの、一方の巻成部の下位回転平面が、前記他方の巻成部の上位回転平面
よりも上方に位置し、かつ回転平面が、該回転平面内で回転する羽根を互いに独
立して回転させ得るような間隔をおいて配置されている点にある。
なお下位ロータの羽根が両反転点間を運動する方向は、構造上の構成手段によ
って、例えば以下に説明する実施例では、羽根における糸ガイド縁の配置と、上
位ロータの軸線が下位ロータの軸線に対してずらされる方向とによって、規定さ
れている。ロータと、該ロータの羽根が糸を放出する反転点との間の配設関係は
、別の構造上の構成手段によって、例えば糸ガイド用の直定規部材の形状又は反
転点において糸引き渡しに影響を及ぼす特別の機構によって付加的に規定するこ
とができる。
本発明の全部で3つの構成は、互いに並列配置された巻成部の斜向した回転平
面を互いに鱗状にオーバーラップさせるという共通の基本思想に基づいている。
それ自体としては公知の回転平面を斜向させるという構成手段は、本発明によれ
ば、複数の巻成部を1列に並列されて狭い空間に収容するために利用されるので
、個々のトラバース運動領域間には狭い間隙が介在するにすぎなくなる。従来技
術によって公知になっている前記のように斜向させることによって奏せられる効
果、つまりトラバース運動領域の両端側でのトラクト長さを少なくとも実質的に
均等化するという効果が付加的に実現される。交線の上り勾配は、選択した寸法
条件及び本発明の選択された実施形態に応じて勾配角度が僅かに異なってはいる
が、この勾配角度で、トラバース運動領域の両端部におけるトラクト長さは正確
に等しくなる。下位回転平面の羽根が糸を引き渡す反転点の高さ、つまりトラバ
ース運動三角形の底辺線から測定された前記反転点の高さは、何れにしても、上
位回転平面の羽根が糸を引き渡す他方の反転点の高さに近似することになる。
請求項1に記載した有利な構成によって得られる利点は、隣り合った巻成部の
全てのロータの羽根が別個の回転平面内で互いに無関係に回転することである。
従って、公知のワインダでは例えば1つの巻成部の1つの駆動ベルトが切れた場
合に発生し、このベルト切れに伴って、コスト高の機械損傷及び操業トラブルを
惹起することになるロータ羽根の衝突は排除されている。回転平面間の間隔の増
大によって生じるところの、両反転点におけるトラクト長さの差は、前記傾斜に
よって無害な寸法に戻される。
請求項1による回転平面間の増大した間隔は、請求項2に記載した通り各巻成
部において直定規部材を回転平面間に配置するという有利な構成手段を提供する
。これによって、糸をガイドする羽根と前記直定規部
材との間の間隔は、一方のロータの羽根が糸をガイドするか、それとも他方のロ
ータの羽根が糸をガイドするかの如何に関わらず、常に等しい大きさである。こ
れによってパッケージ形成が助成される。また請求項2に記載した構成手段は、
前記直定規部材を固定かつ調整するための機構に接近し易くなるという利点も有
している。個々のケースの事情に応じて、請求項3に記載したように、各巻成部
に夫々独自の駆動装置を装備するのが有利である。これによって、個々の巻成部
の羽根を互いに無関係に回転させることが可能になる。
請求項4に記載した構成では、全ての反転点におけるトラクト長さがほぼ等し
い大きさになる。
請求項5に記載した構成手段によって、トラクト長さがほぼ等しくなるという
利点が、隣り合った巻成部の羽根が別個の回転平面内で互いに無関係に回転する
という利点と合体される。
図面の簡単な説明
図1aは或る特定の時点で示した本発明によるワインダの側面図である。
図1bは別の時点で示した図1a相当の側面図である。
図2はロータの斜視図である。
図3はトラバース運動に対して平行に位置している1平面に沿って示した各巻
成部の断面図である。
図4は2つの巻成部を備えたワインダについての図3相当の断面図である。
図5は図4に示した実施例におけるロータ配置の平面図である。
図6は図4に示した実施例のために適した駆動装置の斜視図である。
図7は別の実施例についての図4相当の断面図である。
図8は更に別の実施例についての図4相当の断面図である。
発明を実施するための最良の形態
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
丁度巻成状態にあるパッケージ3のパッケージ管2が緊締されている巻成スピ
ンドル1は、図1a及び図1bでは図示を省いた機械架台と公知の形式で結合さ
れている。巻成スピンドル1より上位では、糸ガイド5を介して上方から垂直に
供給される糸Fのためのトラバース装置4が、やはり機械架台に装着されている
。巻成スピンドル1とトラバース装置4との間には接触ローラ6が配置されてお
り、該接触ローラの軸線は、水平にかつ巻成スピンドル1の軸線に対して平行に
方位づけられている。
トラバース装置4には、ケーシング9内に回転自在に軸支された2つのロータ
7,8が所属している。回転軸線10,11は、例えばドイツ連邦共和国登録実
用新案第9307746号明細書に基づいて公知のように、短い相互間隔をおい
て平行に配置されている。図1a及び図1bではロータ7に所属した歯列付きデ
ィスク12だけを図示したにすぎない駆動装置によって、ロータ7,8は逆方向
に等しい回転数で駆動される。ロータ7は、図2から判る通り、プロペラ状に配
置された3枚の羽根13を有し、またロータ8は、前記と同様に配置された3枚
の羽根14を有している。図2によれば各羽根13は、回転方向7aで見て前方
に位置している側に、羽根尖端近傍に糸ガイド縁13aを有している。同等の事
項は羽根14についても該当する。
前記ロータ7の羽根13は下位回転平面15内で回転し、前記ロータ8の羽根
14は上位回転平面16内で回転する。この場合の「下位回転平面」とは、接触
ローラ6に近接した回転平面を意味している。このことは、場合によっては糸走
行方向及びワインダのロータ傾斜方位が図1a及び図1bとは異なって構成され
ている別のワインダについても当て嵌まる。両回転平面15と16との間の短い
間隔は符号dで示されている。回転軸線10,11は斜向されているので、両回
転軸線10,11は、図1a及び図1bの図平面内に形成されるトラバース運動
三角形の平面と鋭角αを成している。前記上位回転平面16から上方に短い間隔
をおいて、慣用のように直定規部材17が配置されて
おり、該直定規部材に沿って糸Fはトラバース運動距離にわたって往復ガイドさ
れる。
図3には1実施例のための(図1a及び図1bでは確認できなかった)細部が
図示されている。機械架台に所属する基板18がケーシング9を支持している。
該ケーシング内に偏心ブシュ19が配置されており、該偏心ブシュの円筒外周面
に前記ロータ8が支承されている。該ロータ8は実質的に、リング状のベース体
20と、該ベース体上に座着した歯環21と羽根14とから成っている。偏心ブ
シュ19は1つの孔を有し、該孔の軸線10は円筒形外周面の軸線11に対して
平行にシフトされている。前記孔内にロータ7の軸22が支承されている。該軸
22の一方の端部は、上位回転平面16を超えて下向きに突出し、かつ、プロペ
ラ状に配置された羽根13を支持している。前記軸22の他方の端部には、歯列
付きディスク12が装着されている。ロータ対7,8の傍には、軸24と第1の
歯車25と第2の歯車26とから成るローラ23が軸支されている。軸24は、
ケーシング9とねじ締結された軸受ブシュ27内に回転可能に位置している。前
記軸24の端部と結合された第1の歯車25及び第2の歯車26は、歯列付きデ
ィスク12もしくは歯環21に配設されている。O形歯付きベルトが、1種の平
行掛けベルト伝動装置の形式で歯環21及び第2の歯車26に巻掛けられている
。図3では図示を省いた両
面に歯列を有する駆動ベルトが、ほぼS字状に歯列付きディスク12と第1の歯
車25とに交互に巻掛けられているので、ロータ7,8は等回転数でかつ一定の
相対位相位置で逆向きに駆動される。
図3に示した構成では運転中、下位のロータ7は、羽根13の尖端が左側で図
平面から出現し、矢印28で示したように左から右へ向かって運動しかつ右側で
再び図平面内へ没するように回転する。羽根14を備えたロータ8は、前記とは
逆方向に回転する。
両ロータ7,8間の相対位相位置は、羽根13の尖端が羽根14の尖端に出会
うことになる2つの出会い点29,30が、糸ガイド5を含みかつ接触ローラ6
に接する垂直な平面内に少なくとも位置するように選ばれている。該垂直な平面
はトラバース運動三角形の平面である。両出会い点29,30は反転点であり、
両出会い点の間隔はトラバース運動ストローク距離Hである。図示の実施例では
両ロータ7,8が夫々3つの羽根を有しているので、トラバース運動ストローク
距離Hは、羽根尖端の運動軌跡が描く円の直径の1/2にほぼ等しい。
両ロータの軸線が、接触ローラの軸線に対して平行に又は斜向して位置してい
る方向に相対的にずらされているトラバース装置では、夫々糸をガイドする羽根
は、羽根の回転円の中心から見てトラバース運動範囲の対称平面Mの他方の側に
位置している反転点へ向か
って運動する。その結果、図3について云えば、下位のロータ7の羽根13は糸
を反転点29へ導き、ロータ8の羽根14は糸を反転点30へ導くことになる。
軸線10が傾斜されているので、該軸線10は仮想垂直線31に対して小さな
角度βを形成している。軸線11は軸線10に対して平行であり、従って同じ度
合で傾斜されている。これに相応して回転平面15,16も傾斜されているので
、該回転平面がトラバース運動三角形の平面に交わる交線は水平線に対して角度
βを形成する。従って前記回転平面は、反転点29の方に向かって、つまり下位
のロータ7の羽根13が矢印28に従って反転点30から反転点29へ向かって
運動する方向に、上り勾配を成している。両交線は相互に、間隔 d:sinαを
有している。最適の角度β0の場合、回転平面15の交線は反転点29で水平線
32と交わり、回転平面16の交線は交点30で同一の水平線32と交わる。単
純な幾何学的考量から、角度β0は次の条件式を満たさねばならないことが判る
。すなわち:
この条件式は、考慮される角度β0が小さい場合、極めて近似的に次のように
簡略にされる。
回転平面15,16が角度β0で上り勾配を成す場合、トラクト長さS(29
)とS(30)は両反転点で正確に等しい。以下に説明する本発明の変化態様で
は、複数の巻成部の並列化によって、単純な幾何学的理由に基づいて最適の角度
β0から偏位した角度βが生じる。該角度βが角度β0よりも小さい場合には、回
転平面15と16との間隔に基づいて両反転点29,30において生じるトラク
ト長さS(29)とS(30)との差ΔSは部分的にしか補償されない。角度β0
と2β0と間に角度βがある場合には、該角度は過補償される。とは云え、何れ
の場合にも差ΔSは、回転平面15,16とトラバース運動三角形の平面との交
線が水平に位置している構成の場合に対比して減少される。
図4に示した互いに並列に配置された等構造の両巻成部A,Bは、図3に示し
た巻成部に大体において一致しているので、この一致点に関する重複的な説明は
省略する。等構造の両巻成部A,Bの回転軸線間の間隔aは羽根尖端の回転円の
直径よりも著しく小さく、トラバース運動ストローク距離Hよりも約20〜30
%大である。従って両巻成部の回転円は広い範囲で交わる。
図3に対比して羽根13A,14Aの回転する回転平面15Aと16Aとの間
の間隔並びに回転平面15
Bと16Bとの間隔は拡大されている。回転平面15Aは回転平面15Bと16
Bとの間に、また回転平面16Bは回転平面15Aと16Aとの間に位置してい
る。両巻成部の羽根は、従って相互に妨害し合うことなしに互いに無関係に交差
範囲内を運動することができる。
両巻成部の並置と回転平面の鱗状オーバーラップとに基づいて生じる幾何学的
条件の故に、角度βは最適の角度β0よりも小さい。しかしこの角度βは、両反
転点におけるトラクト長さ間の差ΔSを著しく小さくするためには充分である。
図3とは異なって、図4及び図5に示した実施例では直定規部材17A,17
B(図4では分かり易くするために図示せず)回転平面15A,16A;15B
,16B間に配置されている。前記直定規部材は両端に接合板33を有し、該接
合板は、回転円の外域でねじ34によって機械架台に固着されている。
図5では、軸線10A,11Aのずらし配置を確認することが可能である。軸
線11Aは軸線10Aに対して、トラバース運動三角形の平面から見て、斜め後
方にずらされている。トラバース運動範囲の対称平面Mに関して軸線10Aは反
転点30Aと同じ側に、また軸線11Aは反転点29Aと同じ側に位置している
。同等の事項は、巻成部Bについても当て嵌まる。
図6によれば、ロータが夫々2枚の羽根を有する2
つの並列配置された巻成部のための共通の駆動装置は、多軸式伝動装置として構
成されている。
歯列付きの駆動ディスク36と噛み合う両面に歯列を有する駆動ベルト35は
、歯列付きディスク12A、歯車25A、歯列付きディスク12B及び歯車25
Bに交互に巻掛けられる。該歯車25Bに並んで配置された歯列付きの変向ガイ
ドディスク37を経て、該駆動ベルト35は前記駆動ディスク36に戻される。
この構成の場合には、下位の羽根13Aは、隣接した巻成部の下位の羽根13B
と同じ方向に回転し、また上位の羽根14Aは上位の羽根14Bと同じ方向に回
転する。
隣り合った巻成部の羽根は互いに無関係に運動可能であるので、隣り合った巻
成部の位相位置を互いに調和させる必要はない。同じ理由に基づいて、個々の巻
成部に、独立した単独駆動装置を装備すること、或いは、それ自体公知のように
隣り合った巻成部の対応するロータを逆向きに回転させるように一緒に駆動する
ことも可能である。
図7に図示した、等構造の2つの巻成部C,Dを互いに並列に配置した実施例
が、図4の実施例と異なっている点は特に、回転平面15C,16C;15D,
16Dが互いに、ほぼ図3の場合のように、より近接して配置されていることで
ある。下位回転平面15Cは、隣接した巻成部の上位回転平面16Dと合致して
いる。これによって、回転円の交差範囲において羽根13Cは、さながら2つの
歯車の歯のように羽根14Dと噛み合うことが可能になる。その場合の前提条件
は、羽根13Cが羽根14Dに対して逆向きに回転することである。図6に示し
た駆動装置を使用する場合、位相位置は、1つの羽根13Cが2つの羽根14D
の間隙内へ係合し、またその逆に1つの羽根14Dが2つの羽根13Cの間隙内
へ係合するように調和されている。角度βは最適の角度β0に近いので、両反転
点におけるトラクト長さはほぼ等しい大きさである。
また図8に示した実施例の場合も、巻成部Eに並んで、等構造の別の巻成部F
が配置されている。この場合は図7の場合とは異なって、巻成部Eの下位回転平
面15Eは、他方の巻成部Fの上位回転平面16Fよりも上方に、しかも羽根1
3Eと14Fとが両巻成部E,Fの交差範囲で互いに衝突することなく互いに独
立して回転できるような間隔をおいて位置している。夫々2つの回転平面16E
と15E;16Fと15Fとの間の間隔はすべて等しい大きさであるのが有利で
ある。単純な幾何学的関係に基づいて回転平面15E,16E,15F,16F
と水平線32との成す角度βは本実施例では、前記の実施例の場合よりも大きく
なる。該角度βは最適の角度β0よりも幾分大きくなるので、回転平面15Eと
16E及び15Fと16Fとの間に存在する高さ差はトラクト長さに関して過補
償
される。下位の羽根13E,13Fが糸を放出する図面右手の反転点におけるト
ラクト長さは、上位の羽根14E,14Fが糸を供給する他方の反転点における
よりも僅かに大である。その差ΔSはd:sinαよりも著しく小である。
図8から判る通り、水平に位置している基板18に対してやはり角度βを形成
している平面内で駆動ベルト35は循環する。これは、歯列付きディスク12E
,12F及び歯車25E,25Fを、歯列付きベルト35よりも(軸線の方向で
測定して)大きな幅に設計することによって、簡単に可能になる。従って前記歯
列付きベルトは下縁近くで歯列付きディスク12Eと歯車25Eと歯車25Fと
に、下縁からの距離を増大させつつ巻掛けられる。
図4乃至図8については、簡略化のために、夫々2つの巻成部しか有していな
い実施例が選ばれている。説明の必要はないが、図4乃至図8について3つ又は
それ以上の巻成部を、困難なく同様に互いに並列に配置することが可能である。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
の端部と接触ローラにおける乗り上げ点との間の糸長さ
が、上位回転平面(16A,16B)の羽根(14A,
14B)が糸を供給する他方の反転点におけるトラクト
長さに等しくなることである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. パッケージ管(2)用の緊締装置(1)とトラバース装置(4)と、前記の 緊締装置(1)とトラバース装置(4)との間に配置されている接触ローラ(6 )とから夫々成る少なくとも2つの巻成部(A,B)を備え、しかも 前記トラバース装置(4)が、伝動装置によって連結された2つの互いに逆 向きに駆動可能なロータ(7,8)を備え、 前記の両ロータ(7,8)が、プロペラ状に配置された少なくとも2枚の羽 根(13,14;13A,14A;13B,14B)を夫々有し、かつ、前記の 一方のロータ(7)の羽根(13,13A,13B)が下位回転平面(15,1 5A,15B)内で回転し、また他方のロータ(8)の羽根(14,14A,1 4B)が、前記下位回転平面より上方に短い間隔dをおいて位置している上位回 転平面(16,16A,16B)内で回転し、 トラバース運動の両反転点(29,30)間に間隔Hが存在し、 トラバース運動三角形の平面が反転点(29,30)において、前記回転平 面(15,16;15A,16A;15A,16B)に対して角度αを形成して おり、かつ 隣り合った巻成部(A,B)の前記ロータ(7,8)の回転円が互いに交差 している形式の ワインダにおいて、 巻成部(A,B)における両回転平面(15A,16A,15B,16B) とトラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータ(7)の羽根(13A ,13B)が両反転点(30,29)間を運動する方向(28)で、同一方向及 び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次の関係式: を満たし、 回転平面(15A,16A)の交線が隣接した他方の巻成部(B)の方へ向 かって上り勾配を成すところの、一方の巻成部(A)の下位回転平面(15A) が、前記他方の巻成部(B)の回転平面(15B,16B)間に位置し、かつ前 記他方の巻成部(B)の上位回転平面(16B)が、一方の巻成部(A)の回転 平面(15A,16A)間に位置しており、かつ回転平面(16A,16B,1 5A,15Bの順序で)が、全ての羽根(13A,14A,13B,14B)を 互いに独立して回転させ得るような間隔をおいて配置されていることを特徴とす る、ワインダ。 2. 各巻成部(A,B)で回転平面(15A,16A;15B,16B)間に直 定規部材(17A,17B)が配置されており、かつ両側で、回転円の範囲外で 機械架台に固定された接合板(33)を有している、請求項1記載のワインダ。 3. 個々の巻成部(A,B)が、別個の駆動装置を装備している、請求項1又は 2記載のワインダ。 4. パッケージ管(2)用の緊締装置(1)とトラバース装置(4)と、前記の 緊締装置(1)とトラバース装置(4)との間に配置されている接触ローラ(6 )とから夫々成る少なくとも2つの巻成部(C,D)を備え、しかも 前記トラバース装置(4)が、伝動装置によって連結された2つの互いに逆 向きに駆動可能なロータ(7,8)を備え、 前記の両ロータ(7,8)が、プロペラ状に配置された少なくとも2枚の羽 根(13,14;13C,14C;13D,14D)を夫々有し、かつ、前記の 一方のロータ(7)の羽根(13,13C,13D)が下位回転平面(15,1 5C,15D)内で回転し、また他方のロータ(8)の羽根(14,14C,1 4D)が、前記下位回転平面より上方に短い間隔dをおいて位置している上位回 転平面(16,16C,16D)内で回転し、 トラバース運動の両反転点(29,30)間に間 隔Hが存在し、 トラバース運動三角形の平面が反転点(29,30)において、前記回転平 面(15,16;15C,16C;15D,16D)に対して角度αを形成して おり、かつ 隣り合った巻成部(C,D)の前記ロータ(7,8)の回転円が互いに交差 している形式の ワインダにおいて、 巻成部(C,D)における両回転平面(15C,16C,15D,16D) とトラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータ(7)の羽根(13C ,13D)が両反転点(30,29)間を運動する方向(28)で、同一方向及 び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次の関係式: を満たし、 回転平面(15C,16C)の交線が隣接した他方の巻成部(D)の方へ向 かって上り勾配を成すところの、一方の巻成部(C)の下位回転平面(15C) が、前記他方の巻成部(D)の上位回転平面(16D)の羽根(14D)と噛み 合っていることを特徴とする、ワインダ。 5. パッケージ管(2)用の緊締装置(1)とトラバ ース装置(4)と、前記の緊締装置(1)とトラバース装置(4)との間に配置 されている接触ローラ(6)とから夫々成る少なくとも2つの巻成部(E,F) を備え、しかも 前記トラバース装置(4)が、伝動装置によって連結された2つの互いに逆 向きに駆動可能なロータ(7,8)を備え、 前記の両ロータ(7,8)が、プロペラ状に配置された少なくとも2枚の羽 根(13,14;13E,14E;13F,14F)を夫々有し、かつ、前記の 一方のロータ(7)の羽根(13,13E,13F)が下位回転平面(15,1 5E,15F)内で回転し、また他方のロータ(8)の羽根(14,14E,1 4F)が、前記下位回転平面より上方に短い間隔dをおいて位置している上位回 転平面(16,16E,16F)内で回転し、 トラバース運動の両反転点(29,30)間に間隔Hが存在し、 トラバース運動三角形の平面が反転点(29,30)において、前記回転平 面(15,16;15E,16E;15F,16F)に対して角度αを形成して おり、かつ 隣り合った巻成部(E,F)の前記ロータ(7,8)の回転円が互いに交差 している形式の ワインダにおいて、 全ての巻成部(E,F)における両回転平面(15E,16E,15F,1 6F)とトラバース運動三角形の平面との交線が、下位のロータ(7)の羽根( 13E,13F)が両反転点(30,29)間を運動する方向(28)で、同一 方向及び同一角度βで上り勾配を成し、前記角度が次の関係式: を満たし、 回転平面(15E,16E)の交線が隣接した他方の巻成部(F)の方へ向 かって上り勾配を成すところの、一方の巻成部(E)の下位回転平面(15E) が、前記他方の巻成部(F)の上位回転平面(16F)よりも上方に位置し、か つ 回転平面(15E,16F)が、該回転平面内で回転する羽根(13E,1 4F)を互いに独立して回転させ得るような間隔をおいて配置されていることを 特徴とする、ワインダ。
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