JPH09502588A - 信号化装置 - Google Patents

信号化装置

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JPH09502588A
JPH09502588A JP7515560A JP51556095A JPH09502588A JP H09502588 A JPH09502588 A JP H09502588A JP 7515560 A JP7515560 A JP 7515560A JP 51556095 A JP51556095 A JP 51556095A JP H09502588 A JPH09502588 A JP H09502588A
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ヘッドベルグ,マッツ,オロフ,ヨアキム
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テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
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    • H03K19/018571Coupling arrangements; Impedance matching circuits of complementary type, e.g. CMOS

Abstract

(57)【要約】 本発明は、デジタル信号に適合し、信号伝送器(70)、信号受信器(80)および伝送器を受信器に接続する接続とを含む信号化装置に関する。信号伝送器は、”0”電位または接地電位のような最も低いレベルの信号供給電圧(72)に接続された少なくとも1つのトランジスタ(71a)を有するバッファー回路(71’)を含む。受信した制御信号(74)に応答するトランジスタ(71a)の運転すなわち駆動により、前記トランジスタを高インピーダンス状態から、情報搬送出力信号(90)を形成するような、抵抗的または少なくとも抵抗的性質優位を示す低インピーダンス状態に切り換える。2つの直列接続トランジスタ(71a、71b)内の第1のトランジスタ(71a)が例えば”0”電位または接地電位に接続され、一方他のトランジスタ(71b)が信号供給電圧(72)に接続される。情報搬送信号が伝送される接続導体(90a)がトランジスタ(71a、71b)間に接続される。トランジスタ(71a、71b)は同時に異なる状態に変えられ、そして低インピーダンス状態においては、インピーダンス値が接続のインピーダンス値(抵抗値)に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 信号化装置技術分野 本発明は信号化装置に関連し、特に、限定的ではないが、デジタル関連信号、 特にデジタル情報搬送信号に適合する信号化装置に関する。 本明細書が関連する種類の信号化装置は、第1の電圧レベルを有する装置電圧 を介して電圧が印加される信号伝送器および信号受信器を採用し、また伝送器お よび受信器間の接続を含んでいる。 本願に適合する信号伝送器は駆動段および前記接続に属する1つまたは2つの 導体に接続された出力バッファーを含んでいる。 信号受信器は接続導体に接続された終端回路および1つまたは2つの受信回路 を含んでいる。 本発明の基本的特徴は、伝送器関連出力バッファー回路が駆動回路によって制 御されまたそこに供給電圧または電源から電流が供給される多くのトランジスタ を包含することである。 さらに詳細には、本発明の基本的特徴は、出力バッファー回路が、公知の方法 で、デジタル関連出力信号に対し高電圧レベルおよび低電圧レベル間に接続され た2つの直列接続のトランジスタから成ることである。 1つのデジタル値を対抗するデジタル値から識別するために、本発明はさらに 、前記デジタル信号伝送に関して、出力バッファーの直列接続トランジスタが好 ましくは1つの状態において高インピーダンスを示して電流の通過を阻止するよ うに動作し、またもう1つの状態においては低インピーダンスを示して電流を通 過させるように動作するということの実現に基づいている。上述の状態間の遷移 は、電圧または電流端部または側部を発生させ、それはデジタル情報の1ビット をデジタル情報の他の1ビットから分離する。 最短の電圧または電流端部間の時間間隔が指定された『パルス』である。 デジタル情報搬送信号の場合、最短の電圧または電流端部間の時間間隔は以下 においてパルスと呼ばれるが、それは変化する。背景技術の説明 先行技術においては、多数の上述の種類の信号方式が知られており、伝送器と 接続間また接続受信器間に使用されるインターフェースに対して選定された信号 の特性に関して多くの異なる設計において知られている。これらの信号の特性の あるものはまた標準化されている。 ほんの少しの公知の方式が技術の現状の説明のため、そして本発明の重要な性 質に関する説明のため記載される。 LVDS(低電圧差分信号) ECL(エミッター結合論理)、正の供給方式を備えた PECL(擬似エミッター結合論理) CML(電流モード論理) GTL(ガントランシーバ論理) LVDS方式に近い記述として、文献IEEE,P1596.3,Septe mber 9 1993、を引用する。また、PECL方式に近い記述として、 刊行物モトローラECL方式ハンドブックを引用する(ECL方式は+5V供給 方式または供給電圧までシフトされたときにPECLを与える)。GTL方式に 近い記述として、文献IEEE/ISSCC 92、WP 3,7,B.Gun ning、Xerox PARCを引用する。 これらの方式の各々は第1−6図を参照して以下に詳細に記述する。 しかしながら、この点について以下のように述べることができる。すなわち、 LVDS方式が、信号化の時に、接続を介する駆動電流がバッファー回路中に含 まれる2つの第1トランジスタの付勢による制御信号により付勢されるように、 構成される点である。これにより、受信器に含まれる終端抵抗またはインピーダ ンス間に正電圧を発生する電流パルスおよび方向(感知)を作り出す。 バッファー回路に含まれまたは伝送器に関連する2つの第2のトランジスタに よって、接続を介して駆動される電流が付勢されたとき、低電圧が得られる。こ れにより、終端抵抗間に負の電圧を発生する電流および方向(感知)を作り出す 。 これに関し、2つの第1および2つの第2トランジスタに加えて、この方式は 1つがトランジスタ(Cra)を介して供給電圧に接続され他の1つがトランジ スタ(Crb)を介して”0”電位すなわちアース電位に接続されたさらに2つ のトランジスタを必要とする点に注目される。 また、これら2つの第1および2つの第2トランジスタが、2−および−2が それらの個々の制御信号媒体を介して導通状態にされて『差分』信号パターンす なわち信号化を作り出すように、接続されることに注目される。 この『差分』信号パターンに加えて、トランジスタは、例外的に、『シングル エンド型』信号パターンすなわち信号化を得るために制御されてもよい。 これに関し、この方式は、トランジスタの0レベルすなわち接地レベルへの接 続を含まず、また4つのトランジスタの使用により『差分』信号パターンを作り 出す点に注目すべきである。 また、接続導体を介して制御信号によって付勢されるトランジスタにより、受 信器に結合される伝送器関連『一定』供給電流が使用されている。 トランジスタCraおよびCrbが、駆動回路に関連し、そして1つが、例え ば約4mAの所定の値内になるように電流値”I”を調整するように機能する2 つの内部制御回路に接続され、他方においては、他の制御回路が信号電圧の平均 値を調整することにより、前記電圧を例えば約1.2Vの値の所定の値内になるよ うにすることを、ここに述べることができる。 PECL信号方式は、2つのバッファー回路関連トランジスタ用のエミッター 出力から成る伝送器出力回路によって発生する信号化パターンを含み、このトラ ンジスタは『差分』信号パターンを発生するために動作できるものである。 この場合、4つのバイポーラトランジスタが使用され、その2つが実際のバッ ファー回路に用いられ、そして2つが必要な駆動回路に用いられる。 バッファー回路中のトランジスタの1つは駆動回路中のトランジスタによって 制御され、後者のトランジスタが第1の状態になるとバッファー回路中のトラン ジスタが他の状態に変えられ、またその逆となるように動作する。 したがって、これらのトランジスタは、信号伝送について2つおよび2つで制 御できる。 しかしながら、CMOS回路中のコンポーネントの助けにより実行できるバイ ポーラ的な解決法がここに示される。 駆動段は定電流発生器を備えている。 CML方式に従うと、必要な信号端部を作る時の電流低下出力信号によって信 号化が実行され、そして2つの出力トランジスタが配列され、そして差分対とし て相互に、”0”電位すなわち接地電位に接続された共通電流源に接続される。 このトランジスタ対用のバッファー回路は、信号を低いレベルにシフトするレベ ルシフターとして機能し、それにより駆動回路のCMレンジ(共通モード)を増 加させる。 GTL方式は、伝送器回路中に単一駆動トランジスタを使用し、そのトランジ スタは”0”レベルすなわち接地レベルに接続される。この方式は正の供給電圧 すなわち電源を使用する。 GTL方式は、いわゆるシングルエンド型信号化用に単独で適合し、そして接 続導体上の信号が2つの論理レベルに対して1.2Vと0.4Vの間で変動する 。 さらに、この方式は単に1つの電流レベルを低下させるために構成され、それ は何の適合インピーダンスも与えず、何ら内部終端を与えず、基本的にバスライ ン上に信号を伝送するように適合している。 上述の既に知られた信号化方式の全てのものの一般的特徴は、それらが、各内 部回路で形成された信号パルスを信号パルスまたは信号構造に変換でき、その信 号パルスまたは信号構造が簡単にそして確実に1つまたは複数の接続線上のパル ス化信号を受信器に転送でき、その受信器がこれらのパルス化信号を受信および 検出しそして前記パルスの各々を受信器に加えることができる内部回路信号パル スに変換することができる。 先に述べた先行技術から、単一線または2線接続が伝送器と受信器間に伸びて いることが解り、そして信号化パターンが、所謂シングルエンド型信号伝送に対 して、1つの導体上の電流を増加させまたは電圧レベルを上げるために、1つの 導体上の電流を増加させまたは電圧レベルを上げる原理に基づいており、また所 謂『差分』信号伝送を実行するために、他の導体上の電圧レベルを減少または低 下させ、またはその逆とする原理に基づいていることが解る。 また、1つの電圧レベル(1.2V)の近辺で、伝送器を介して、信号化を実行 するためのLVDSシステムに対し、バッファー回路のようなインターフェース 関連回路を適合させることが知られており、そして伝送器信号が特定の電圧レン ジまたは電圧『窓』(CMレンジ;0から2.4V)内で発生する時にこの伝送信 号を受信器で受信することが知られている。 この場合、信号受信器は端部関連電圧変動、または適合させたCMレンジ内で 発生する電圧ジャンプ(例えば0.4V)にたいして感応する。 シングルエンド型システムに従う信号伝送は、”0”レベルのような基準とな る周辺を備えた端部関連パルス、信号供給電圧および/または供給電圧を必要と する。実際、これは、システムが1つの導体を使用し、そして短い信号化距離に 対して使用でき、また好ましくは回路板または回路カード内部の短い信号化距離 に対して使用できることを意味している。 『差分』システムに従う信号伝送は、パルス信号に対して2つの導体を必要と し、そして受信器は、パルスエッジ間の発生電圧間の差が信号情報を持つように 、パルス化された信号の情報内容を評価し、そこにおいては、周辺に対する基準 が重要でなくなる。このシステムはより長い信号距離または通路にもまた使用で きる。1つの回路カードまたは回路板上で発生し、そして他の回路カードまたは 回路板上で受信される信号を防止するものはなにもない。このカードまたは板は 、供給電圧または供給システムそして/または信号供給電圧に関して異なる電圧 レベルを有してもよい。 以下の刊行物もまた先行技術の一部を成している。 WO−A1−82/03737 この刊行物は、電流制限駆動回路を備えた直列接続トランジスタ28、30を 含む出力バッファーの使用を教示しており、この駆動回路はトランジスタ18、 20、22を含むトランジスタ回路を有する。 情報所持出力信号は入力信号に従って選択された論理レベルに割り当てられる 。 この場合、出力バッファー回路は、第1のトランジスタ28がシステム電圧の 形の信号供給電圧に接続され、そして他のトランジスタ30が接地電位に接続さ れた2つの直列接続トランジスタ28、30として示される。 この方法で、入力信号は、出力信号を高レベル、システム電圧に対応するレベ ルおよび低レベル間で切り換えることができる。 この種の信号構造はCMOS信号またはCMOS回路関連信号として指定され る。 EP−A2−0,348,894 この刊行物はまた、システム電圧(Vdd)と接地電位73間に接続された2つ の直列接続トランジスタ70、72を含むバッファー関連回路装置を開示してい る。 この場合、トランジスタは異なる種類のものであり出力信号は、CMOS信号 として、システム電圧と接地電位間で切り換わる。 US−A−4,794,283 この刊行物はまた、システム電圧(Vdd)19と接地電位23間に接続された 2つの直列接続トランジスタ50、52を含むバッファー関連回路装置を開示し ている。 トランジスタは異なる種類のものであり出力信号は、CMOS信号として、シ ステム電圧と接地電位間で切り換わる。 EP−A2−0,315,473 この刊行物はまた、システム電圧(Vdd)と接地電位間に接続された2つの直 列接続トランジスタ20、42を含むバッファー回路を開示している。 トランジスタ20、42は異なる種類のものであり出力信号は、CMOS信号 として、システム電圧と接地電位間で切り換わる。 EP−A1−0,261,528 この刊行物は入力接続11、出力接続12および論理回路13を有する回路を 教示している。回路13は、出力接続12と基準電位間に接続された第1のNP Nバイポーラトランジスタ15、接地電位および出力接続12とシステム電圧間 に接続された第2のNPNバイポーラトランジスタ14を含んでいる。 出力信号はシステム電圧と接地電位間で切り換わる。 本発明に従うバイポーラ技術は使用できない。 IEEE Design&Test of Computers,Dec.1993 文献『シリコンオンシリコンマルチチップモジュール』(”Trends in Silico n-on-Silicon Multichip Modules”)Robert C.Fryes,et al,15頁、図8およ び関連テキストは、直列接続トランジスタを含みそしてシステム電圧以下の信号 供給電圧を使用する駆動回路を開示している。 駆動回路はまた2つの直列接続の類似のトランジスタを使用している。 IEEE Journal of Solid-State Circuits,Vol.28,No.4,April 1993 文献『将来の低電力ULSI用サブ−1−V揺れ内部バスアーキテクチャー』 (”Sub-1-V Swing Internal Bus Architecture for Future Low-Power ULSI's ”)Y.Nakagome,et al,中には、0.6Vと0.7V間で0.6Vふれる伝送さ れた情報搬送信号に対する電圧ジャンプを含む信号化システムと、伝送回路が異 なる種類の2つの直列接続トランジスタからなることを記載しまた描いている。 ここに用いられた『供給電圧』または『システム電圧』によって、回路板関連 回路が動作する電圧が意味され、一方、『信号供給電圧』によって、伝送器関連 バッファー回路および/または好ましくはまた受信器関連終端回路を駆動または 動作させる電圧を意味する。 終端回路を駆動するために受信器回路に要求される電圧は、伝送器内と同一か も知れないが異なっていても使用できる。発明の要約 技術的課題 上に説明した公知の技術を考慮すると、デジタル関連パルス信号を伝送するシ ステムであり、そして伝送器側に関しまた特にバッファー回路に関して、バッフ ァー回路に所属するトランジスタについての簡単な回路的解決法を提供すること が出来、かつ信号供給電圧または低電圧の信号供給源およびシステム電圧または 供給電圧の電圧値以下の電圧値を使用しながら電流低消費機能を提供するシステ ムであり、そしてバッファー回路関連トランジスタを接続に関するインピーダン ス適合回路として作用させることができるシステム、を提供するということが技 術的課題であろう。 他の技術的課題は、伝送器関連バッファー回路が、CMOS技術に従って作ら れた回路によって、対を成しておりそして一対のトランジスタ間または個々の直 列接続されたトランジスタ対に接続された個々の導体間に接続された接続導体を 有する2つまたはそれ以上のNMOSトランジスタから成ることを実現すること である。 さらに、これらのNMOSトランジスタの制御において達成できる簡略化が、 前記トランジスタを『差分』信号化処理により同様の方法でまた2つの電圧レベ ルで制御することにより実現されることが、技術的課題である。 類似のトランジスタ、または少なくとも選択された信号伝送用に相互に関連し て適合設計されたトランジスタの使用と関連する回路/技術利点を実現すること が、他の技術的課題である。 さらに、上述の方法で付勢されたトランジスタとの組み合わせにおいて、供給 電圧の電圧レベルよりもかなり低い電圧レベルの正の信号供給電圧または信号供 給源を簡単に利用出来るようにすることが、技術的課題である。 ”0”レベルより僅かに高いところから、原則として、使用される供給電圧の レベルまでの変動のような、広い作動範囲を有する、すなわち、バッファー回路 に含まれるトランジスタへの制御電圧の広い変動を許容出来、そして使用される トランジスタの全制御範囲を可能にする信号伝送回路を、簡単な手段によって、 提供することが他の技術的課題である。 信号伝送器に所属するバッファー回路に使用される電流を低下させ、そしてこ れらのトランジスタを働かせて電流を上げる状態を形成するために、通常の回路 切り換え処理に使用されるNMOSトランジスタを働かせることが、また技術的 課題である。 第1の接続導体(ソースおよびドレーン)を有する第1のNMOSトランジス タが信号供給電圧また信号供給源に接続され、そして他の接続導体が直接的に第 2のNMOSトランジスタの第1の接続導体(ソースおよびドレーン)に接続さ れ、また直接的に接続導体に接続される時に得られる利点を実現することが、ま た技術的課題である。 バッファー関連トランジスタが公知の方法で高インピーダンス状態から低イン ピーダンス状態(そしてまた低抵抗)に切り換わることが出来る時に、伝送器回 路のこれらのトランジスタのために必要な特定の付勢を実現し、また受信器回路 が”0”レベルすなわち接地レベルから上下に供給電圧の値まで電圧によって駆 動されている時においても、信号変化が受信器回路中で識別されるように、トラ ンジスタ回路用の他のパラメータの選択を実現することが、他の技術的課題であ る。 例えば50メガビット/秒以上の高伝送速度において、1.5V以下、好まし くは0.8V以下、さらに好ましくは可能なだけ低い電圧まで下げた信号供給電 圧を使用出来る信号化システムを提供することが、他の技術的課題である。 より高い伝送速度でのより高い電圧およびその逆のような、選択された伝送速 度における変動に基づいて許された信号供給電圧の変動を実現しまた検討するこ とが他の技術的課題である。 関連する低エッジ発生信号を備えた低い信号供給電圧が振れ、または、結果と しての低い電力要求により信号振幅が低い信号ノイズ比を与え、一方、関連する より高い信号を備えたより高い信号供給電圧の振れが、結果としてのより高い電 力要求によってより高い信号ノイズ比を与えることを実現し、また、伝送器回路 中の適切な信号供給電圧レベルが必要信号ノイズ比についての受信器の要求に関 連して選択されるという回路関連条件を考慮しつつ、それに基づいて実現するこ とが他の技術的課題である。 さらに他の技術的課題は、簡単な手段を使って伝送器関連出力回路を、そして 次には特にバッファー回路を作る事であり、差分信号供給電圧および駆動バッフ ァー回路関連トランジスタを次のように利用出来る、つまり1つのパルス端部ま たは信号端部を伝送すると、トランジスタが高インピーダンス性から低インピー ダンス性(明確な抵抗的性質を含む)に切り換わり、そして伝送器インピーダン ス(抵抗)が接続インピーダンス(抵抗および容量および/またはインダクタン ス)および受信器インピーダンス(抵抗)に適合する。 1またはそれ以上の上記技術的課題の解放を提供するばかりでなく、デジタル 信号についてより早いビット速度で、例えば50メガビット/秒以上好ましくは 100メガビット/秒以上で動作可能であり、そして伝送器回路、信号供給電圧 、接続および受信器回路を選択されたビット速度に適合させる信号化装置を提供 す ることが技術的課題であることがわかる。 簡単な手段を使って、比較的低い信号供給電圧レベルが選択出来、そしてビッ ト速度に適合する小さい電流または電圧差を加えることができる信頼性を備えた 低消費電力の信号化装置を提供することが技術的課題である。 以上を考慮すると、異なる回路技術で動作する信号化装置を提供するが技術的 課題であることが解る。 同一の回路技術から少なくとも信号伝送駆動およびバッファー回路を構成する 重要性、また1つのそして同一の回路技術から信号受信伝送回路および受信回路 を構成する重要性を認識し、これら2つの技術が必然的に同一技術である必要が ない、というところに他の技術的課題が存在する。 同一の技術から必ずしも構成されなくてもよいが、CMOS技術、BiCMO S技術、GaAs技術のような多くの技術から回路を構成させることができる信 号化装置を提供することに技術的課題が存在する。 CMOS技術に従って回路を構成する時に、BiCMOS技術またはバイポー ラ技術と同一の信号速度を達成する条件を少なくとも作り上げ、それにより出力 インピーダンスが低いために急速な伝送および受信手段を提供し、またそれと共 に、デジタル信号が伝送されるスピードを増加させることができる条件を作るこ とが技術的課題である。 CMOS技術に従う現在の技術を用いて作られた必要回路配列を備え、一方、 これに関し必要となる、バッファー回路に選択された数のNMOSトランジスタ を実現し、そしてその1対の直列接続トランジスタには『シングルエンド型』伝 送が要求され、また2つの対のトランジスタは『差分』信号伝送時に要求される 、このような発明的信号化装置を提供することが他の技術的課題である。 伝送器回路のバッファー回路および受信器回路の伝送および/または受信回路 の両方において正の信号供給電圧を利用するシステムに要求される適合およびそ れによってもたらされる利点を実現できる可能性に、技術的課題がある。 『シングルエンド型』信号化において2つのバッファー回路関連トランジスタ を含み、『差分』信号化において4つのバッファー回路関連トランジスタを含ん だシステムであって、これらトランジスタの1つまたは2つのいずれかが、通常 は”0”電位である最も低い電位の信号供給源に直接接続され、そして信号化導 体が信号供給電圧と接地電位および/または”0”電位間に直列接続された2つ のトランジスタ間に接続されているシステムに要求される適合およびそれによっ てもたらされる利点を実現することにまた技術的課題がある。 供給電圧の”0”電位および/または接地電位が信号供給電圧の”0”電位お よび/または接地電位とは異なるようにすることによって、外乱を少なくする環 境を駆動ユニットに与えることで、回路配列の性質を予期しそして選択すること に技術的課題がある。 受信器回路のインピーダンスまたは抵抗適合においてより早いビット速度への 要求を高め、それにより出力の利用をより良い範囲に抑え、そしてより高い信頼 性を得て、そして伝送器回路の選択抵抗優位値、接続のインピーダンス(抵抗) 値、および受信器回路のインピーダンスまたは抵抗値が相互に等しく低く保たれ るようにすることを実現することが、更に技術的課題である。 出力バッファー回路が4つのトランジスタを含むようにし、その2つが反転信 号に反応し応答するように共同しまた適合しており、さらに2つが、回路内関連 入力または制御信号から引き出した非反転共通位相信号に共同しまた適合してお り、同時に前記それぞれの信号を付勢させて2つのバッファー回路トランジスタ のそれぞれに影響するようにすることによって、『差分』信号伝送にて得ること のできる簡略化および信頼性の改善を実現することが技術的課題である。 伝送器の入力または制御信号が奇数個の信号増幅および/または信号反転段を 通って供給できることによって上記反転信号を形成する時に、そして偶数個(0 を含む)の信号増幅および/または信号反転段を通って供給できることによって 前記非反転信号を形成する時に、利点が得られるが、そこにおいて、バッファー 回路に所属するトランジスタの同時駆動のために前記信号が同時に発生するよう に、1つまたはそれ以上の時間遅延回路の補助により、反転信号と非反転信号を 共同させる必要性を実現することに課題が存在する。 受信器に適合しない時には信号供給電圧に届くことができ、また接続の両端に 適合する時にはその値の約半分に届くことができる接続導体上に、選択された信 号供給電圧が、デジタル化された信号電圧を発生させる条件を作り出しそしてそ れを実行することに技術的課題がある。 所望の応用に従って信号供給電圧のレベルを選択し、そしてまた最も低い信号 供給電圧および/または信号電圧レベルを負にさせることにさらに技術的課題が ある。 信号端部を伝送する時に高インピーダンス状態から低インピーダンス状態(さ らに抵抗的な状態)に切り換わるように、前記出力バッファーおよびそれと共に 関連NMOSトランジスタを設計および適合させる必要性を実現し、それによっ て、必要な時に、明確な抵抗的性質を有するライン関連直列インピーダンスに対 してまたは直列抵抗に対して、直列に接続または並列に接続される抵抗優位伝送 器インピーダンスを発生させることができることがわかる。 明確な抵抗的性質を示す終端ネットワークを信号受信器中に含む重要性、およ び最適なまたは少なくとも本質的に最適化された損失の少ない信号伝送を達成す るために、公知の方法で、選択された伝送器抵抗値、適性接続(インピーダンス )抵抗値および選択された受信器抵抗値を適合させることの重要性を上記信号化 装置内にて実現することがさらに技術的課題である。 接続導体上の情報搬送信号上の、非常に小さい信号振幅の、非常に低い電圧ま たは電圧レベルを選択する時に、受信器回路内で得られる利点を実現することに 技術的課題があることがわかる。 単独で1つの受信器関連差分段を利用できるようにするために、情報搬送、導 体関連信号を”0”電位または接地電位にする必要性を実現することが他の技術 的課題である。 また受信器に対してより低いCM範囲のみを選択する必要性の重要性実現する ことが技術的課題である。 単に僅かの時間誤差また全く誤差を与えず、また導体と”0”電位または接地 電位間の抵抗優位インピーダンス値を低電力消費型にし、または『差分』信号伝 送の場合の信号供給電圧に関しても低消費電力の受信器回路を構成することが他 の技術的課題である。 上記信号化装置の場合、受信器中の上記終端ネットワークが、その1つまたは 2つのNMOSトランジスタ等が明確な抵抗的性質を含むように適合されまた設 計されているような2つのトランジスタより成ることができることを実現するこ とが他の技術的課題である。 異なる信号化装置間で選択することにより、そして選択された制御信号によっ て付勢および消勢される制御可能なトランジスタを受信器回路中で使用すること により達成される自由度を実現し、またトランシーバ通信において得られる利点 およびそれによって期待できる電力削減を実現することが他の技術的課題である 。 バッファー関連トランジスタが終端ネットワークとして使用される時にトラン シーバ通信において得られるこれらの利点を実現することが他の技術的課題であ る。 終端ネットワークを介して受信した信号が、回路適合した信号として出力導体 上に現れる前に、信号増幅回路、信号変換回路およびゲートを通過させられるこ とを実現することがさらに他の技術的課題である。 信号受信器内で良好な応答性を備えた差分段を1つのみ使用できる可能性が技 術的課題であり、この段は小さい電圧ジャンプに対してまた低い電圧レベルに対 して適合されているものであり、そしてまたそのような差分段がCMOS技術を 使って作り出すことができ、また1対のPMOSトランジスタを含んでいること を特に実現することが技術的課題である。 『差分』信号化または『シングルエンド型』信号化の時に、いくつかの可能な 終端ネットワーク形体の中から1つの終端ネットワーク形体を選択する重要性を 実現することが技術的課題である。 バッファー回路が時間遅れまたは時間延長した立ち上がりパルス端部および類 似の降下パルス端部を与え、そして容量および/または寄生容量の補助によりパ ルス端部形状を制御するための信号伝送器を提供することが技術的課題である。 異なる付勢時間を有する異なるトランジスタを含むバッファー回路配列の場合 、異なる時間遅延を有するパルス端部を発生し、またこれらのパルス端部の時間 形状が正弦波曲線に一致するような条件が作られ、そしてそのような曲線形状が 調和スペクトルとさらに乱れ放射を減少させるという事実によって、受信器回路 内の受信を改善するということが技術的課題である。 バッファー回路内の切り換えの時に、信号供給電流の電流変化の派生を低下さ せることによりこれらの利点が得られることを実現することが技術的課題である 。 信号受信器内に、簡単な手段を用いて、終端回路による受信信号を選択された CM範囲に適合させる、すなわち受信信号の電圧レベルを受信器関連回路に適合 させるための条件を作り出すことが技術的課題である。 受信回路を簡単な手段を用いて低エネルギー回路に適合させることがさらに他 の技術的課題である。 簡単な手段を用いて、LVDS信号化に要求される2つの制御回路が、信号伝 送および信号受信に悪影響を及ぼさずに省略できる条件を作り出すことが技術的 課題である。 伝送器/受信器および受信器/伝送器、いわゆるトランシーバにおいて、1つ またはそれ以上の本発明の上記特徴を利用することが技術的課題であることがわ かる。解決法 1つまたはそれ以上の上記技術的課題を解決する発明により、本発明は、まず 、デジタル信号に適合し、そして信号伝送器および第1の電圧レベルが与えられ た装置電圧を通って電圧が供給される信号受信器を含み、さらに伝送器と受信器 を接続しまた1つまたは2つの導体を含む接続を含んでいる信号化装置において 、前記信号伝送器は、前記接続に接続されたバッファー回路を含み、かつ高い情 報搬送およびデジタル関連出力信号に適合した電圧と、少なくとも1つの前記ト ランジスタが”0”電位または接地電位のような最も低い信号供給電圧レベルに 接続されている低い情報搬送およびデジタル関連出力信号に適合した電圧との間 に接続された2つの直列接続トランジスタを含む前記のバッファー回路を含んで いる。 また本発明は、伝送器によって受信した制御信号に応答して、トランジスタを 高いインピーダンス状態から低いインピーダンス状態に切り換える公知の技術を 採用している。 本発明は公知の方法で2つの直列接続されたトランジスタを利用しており、そ の第1の2つのトランジスタが”0”電位または接地電位のような最も低いレベ ルの前記信号供給電圧に接続され、そして他の前記2つのトランジスタが信号供 給電圧の最も高いレベルに接続され、伝送器によって受信された制御信号に応答 する前記2つの直列接続されたトランジスタの共通の運転または駆動が次のよう に適合され、すなわち前記トランジスタが高インピーダンス状態から、抵抗的ま たは少なくとも抵抗的性質優位の抵抗インピーダンス状態に切り換わるように適 合され、情報搬送出力信号のパルス端部を形成する。 さらに、伝送器から前記情報搬送出力信号を伝送するための伝送器と受信器間 の接続導体は、2つの直列接続トランジスタの共通接合点に接続される。 本発明に従えば、高い情報搬送信号に適合した電圧は、装置電圧に割り当てら れた第1の電圧レベル以下である電圧レベルに選択され、そして前記情報搬送出 力信号を形成するため受信制御信号に応答する前記トランジスタの運転または駆 動により、前記トランジスタを高インピーダンス状態から低インピーダンス状態 に切り換える。 本発明に従えば、低インピーダンス状態の時、前記トランジスタは抵抗的に、 または接続のインピーダンス値に適合したインピーダンス値を備えた少なくとも 抵抗的性質優位を示し、そして直列接続トランジスタが相互に同一種類であり、 また制御信号によって異なる状態に同時に運転される。 本発明の概念中に入る提案された実施例に従えば、伝送器回路に所属するバッ ファー回路中前記2つのトランジスタの第1のトランジスタの1つの接続が、” 0”電位および/または接地電位に接続され、一方他の接続が直接前記導体およ び他のトランジスタの第1の接続に接続され、その第2の接続が直接正の信号供 給電圧に接続される。 1つの実施例に従えば、直列抵抗または並列抵抗のような、バッファー回路ト ランジスタの抵抗優位インピーダンス値(任意的に補足的抵抗を備えた)、接続 の抵抗またはインピーダンス値および受信器の抵抗優位インピーダンス値は同一 でありまたは全般的に同一である。 第2のトランジスタに加えられる信号供給電圧は、それ故、1.2V以下、通 常は0.8Vと0.4Vの間である。 本発明に従えば、信号供給電圧の値またはレベルの選択は、伝送速度の選択を 含んで、要求される最も小さい信号ノイズ比の受信器要求に依存する。 伝送器ユニット中の駆動およびバッファー回路は同一の技術から構成され、そ して受信器ユニット中の終端および受信器回路はまた同一の技術から構成され、 ただしこれらの技術は必ずしも同一ではない。 トランジスタがCMOS技術に従い製作され、バッファー回路中に使用された トランジスタがNMOSトランジスタから成ることが特に好ましい。 本願の場合、信号供給電圧が第2のトランジスタに接続され、そして正の電圧 である時に、利点が得られる。 1つの好適実施例に従えば、2つの直列接続トランジスタが『シングルエンド 型』信号化と共に使用でき、一方対として直列接続された4つのトランジスタが 『差分』信号化と共に使用できる。 CMOS技術を用いる場合、出力バッファー回路が4つのNMOSトランジス タを有し、その2つが反転信号によって制御および運転されるように共同および 適合され、2つが非反転信号によって制御および運転されるように共同および適 合され、2つのトランジスタが前記2つの制御信号のそれぞれ1つによって同時 に付勢されることが提案される。 入力信号または制御信号が送られる伝送器が、前記反転信号を形成するように 、奇数個の信号増幅および/または信号反転段を通して供給でき、そしてまた前 記非反転信号を形成するように、偶数個(0を含む)の信号増幅および/または 信号反転段を通して供給できる。 反転および非反転信号は、時間遅延回路によって、1対の包含されたトランジ スタのそれぞれのトランジスタ中において同時に発生する。 本発明の目的は、本発明の低消費電力である低レベル信号供給電圧により上記 NMOSトランジスタを駆動することであり、また実際の応用において、この電 圧レベルが1.0V以下、好ましくは約0.8−0.4Vの間程度の低さにある 。 本発明に1つの実施例に従えば、出力バッファー回路およびそのトランジスタ は、駆動段においてそしてパルスまたはパルス端部信号伝送において選択された 抵抗性優位伝送器インピーダンスが形成されるように、設計されまた適合される 。 最大限に適合され、また伝送器関連および受信器関連の抵抗優位インピーダン スとして駆動されるNMOSトランジスタを含む信号回路の場合、導体上の情報 搬送出力信号は、1つまたはそれ以上のパルス端部関連電圧ジャンプまたは電流 ジャンプが割り当てられ、これらジャンプは少なくとも通常は信号供給電圧のレ ベル以下であり、また適合されたインピーダンスおよび/または抵抗値において 二重終端の信号供給電圧の半分に対応または少なくとも対応する。 信号受信器が明確な抵抗的性質を示す終端ネットワークを含み、そしてまた選 択されたインピーダンス(抵抗)値を接続のインピーダンス値へ適合させること を含むことの効果について述べている。 本発明の1つの実施例に従えば、終端ネットワークは少なくとも2つのトラン ジスタから成ることができ、それらは好ましくはCMOS技術の場合におけるN MOSトランジスタから成る。 終端ネットワークを介して受信器回路で受信した信号は、好ましくは、回路適 合信号として出力ラインに発生する信号の前に、信号増幅回路、信号反転回路お よびゲートを通過される。 本発明は信号受信器に関連する構成及び範囲を決めるステップを含み、その場 合、前記信号受信器はまた、好ましくは異なる段を有し、それは低レベルの小さ い電圧ジャンプを備えた受信信号に適合されているものである。 差分段がCMOS技術に従って構成され、また1対のPMOSトランジスタか ら成る。 『差分』信号伝送の場合、終端ネットワークが、明確な抵抗的性質を示しそし て接続の個々の導体と”0”電位、接地電位、信号供給電圧または供給電圧との 間に接続された少なくとも2つの回路から成ることが提案される。 『シングルエンド型』信号伝送の場合、明確な抵抗的性質を示す2つの回路が 、接続の導体と一方において”0”電位または接地電位、他方においた信号供給 電圧または供給電圧との間に接続されている。 バッファー回路の関連トランジスタの別の配列が、立ち上がりパルス端部およ び/または降下パルス端部が多くのそのような配列の付勢によって連続的に時間 遅延されるように、時間遅延を伴って、付勢されることが提案される。 このように、遅延または延長されたパルス端部は容量によって正弦波に等化さ れる。 連続的に遅延されたトランジスタ対の複数の配列の場合、要求される制御信号 が同一の信号反転段の連鎖から取り出される。 受信器の終端回路は、受信信号が受信器回路に関する選択された低CM範囲内 に入るように設計されまた適合される。 本発明はまた伝送器/受信器および受信器/伝送器ユニットの使用を含む。利点 本発明に従うデジタル信号に適合する信号化装置によって得られる主な利点は 、デジタル信号が高速で低電力消費にて伝送されることである。 効果的な電気的適合が、低信号化レベル以下に装置電圧を選択し、デジタル信 号のパルス端部を形成するように小さい電流ジャンプおよび/または電圧ジャン プを選択することによって達成され、そして伝送器関連トランジスタによって発 生した抵抗優位伝送器インピーダンスを接続のインピーダンスおよび抵抗優位受 信器インピーダンスに適合させることによって達成される。 必要な伝送器および受信器回路配列は簡単であり、パルス信号伝送に信頼性が ある。 本発明はまた、両駆動回路を受信器回路のCM範囲として使用することにより 、伝送器および受信器それぞれの接地基準を互いに+/−供給電圧までそらすこ とが可能となる。 本発明の信号化装置の主要な特徴が特許請求の範囲の特徴項に記載されている 。図面の簡単な説明 先行技術および本発明に従い構成された信号伝送および信号受信回路の実施例 が付随の図面を参照することによりさらに詳細に説明される。 第1図は公知のLVDSシステムの機能の原理的回路図である。 第2図は『シングルエンド型』信号原理により第1図に示すシステムの機能を 表すための1.0Vと1.4V間の選択的電圧変化を示す。 第3図は『差分』信号原理により第1図に示すシステムの機能を表すための1 .0Vと1.4V間の選択的電圧変化を示す。 第4図は公知のPECLシステムの機能を示す原理的回路図である。 第5図は公知のCMLシステムの機能を示す原理的回路図である。 第6図は公知のGTLシステムの機能を示す原理的回路図である。 第7図は本発明の原理に従い構成された信号伝送ユニットであり、『シングル エンド型』信号化に適合する、一部詳細に示すブロック図である。 第8図は本発明の原理に従い構成された信号伝送ユニットであり、『差分』信 号化に適合する、一部詳細に示すブロック図である。 第9図は本発明の原理に従い構成された信号受信ユニットであり、『差分』( そしてまた『シングルエンド型』)信号化に適合する、一部詳細に示すブロック 図である。 第10図は伝送器の入力または制御ラインおよび接続上で発生する電圧変化の 時間遅れを示す。 第11図は、『差分』信号化の場合の、本発明の原理に従うパルス発生パルス 端部関連信号伝送位相における適正抵抗および/またはインピーダンス値を示す 。 第12図は低い電圧ジャンプまたは振幅の『差分』信号伝送において接続上の 時間関連信号パターンを示す。 第13図は選択された高い電圧ジャンプにおける相当信号パターンを示す。 第14図は、CMOS回路で乱された、時間関連信号供給電圧および”0”電 圧または接地電圧を示す。 第15図は『時間延長』パルス終端時間を備えた信号伝送の場合のバッファー 回路および駆動回路のトランジスタ配列を示す原理的な回路図である。 第16図は第15図に従う回路配列にけるパルスエッジ用の時間関連信号パタ ーンを示す。 第17図は第15図に従う時間関連信号パターンおよび倍増した回路を示す。 第18図は第15図に従うさらに拡張した回路を備えたパルスエッジ用の『理 想化』信号パターンを示す。 第19図は信号受信器の終端回路の第1の実施例を示す。 第20図は信号受信器の終端回路の第2の実施例を示す。 第21図は信号受信器の終端回路の第3の実施例を示す。 第22図は信号受信器の終端回路の第3の実施例を示す。 第23図は信号受信器の第1の実施例を示す。 第24図は信号受信器の第2の実施例を示す。 第25図は信号受信器の第3の実施例を示す。 第26図は第1の形体に従う補助抵抗を備えたバッファー回路を示す。 第27図は、第26図に与えた値とは異なる抵抗値を備えた、第1の形体に従 う補助抵抗を備えたバッファー回路を示す。 第28図はバッファー回路に含まれる全てのトランジスタを高インピーダンス 状態に向けることができる回路配列を示す。 第29図は受信器中の全ての終端関連トランジスタを高インピーダンス状態に 向けることができる回路配列を示す。 第30図は本発明の原理が適用できる伝送器/受信器、受信器/伝送器(トラ ンシーバ)の簡略化された回路図を示す。 第31図は両端で終端しているバス導体システム上に本発明の原理を適用した 例を示す。 第32図は伝送器が複数(3つ)の受信器と平行に情報所持デジタル信号を伝 送するように適合し、本発明の原理が適用された回路配列を示す。第1−6図に従う公知技術の説明 LVDSシステムが、第1図を参照してまた第2及び3図に示す時間式信号変 化を参照して、さらに詳細に説明される。 このシステムは、パルス伝送回路(T)、接続または伝送手段(TL)及びパ ルス受信回路(R)を必要とする。 図示された接続(TL)は、望ましくない放電電流に対して遮蔽する為に必要 な保護回路(S)を備えた2つのラインまたは導体から成る。 トランジスタCraは伝送器回路(T)に送られる電流Iを決定する。電流の 大きさはトランジスタCraのゲートに加えられる電圧によって決定される。 電流Iは2つの第1の調整トランジスタまたは2つの第2の調整トランジスタ を介し、そしてトランジスタCrbを介して接地電位に通じる。 この場合、『差分』信号伝送について述べると、制御信号+Aが2つの調整ト ランジスタに加わると、高いIH電流レベルおよび電圧レベルが発生し、それが 受信器回路(R)において、受信器中に設けた終端抵抗RTd間に正の電圧を発 生させる。 制御信号−Aが2つの調整トランジスタに加わると、低いIL電流レベルおよ び電圧レベルが発生し、それが受信器回路(R)において、終端抵抗RTd間に 負の電圧を発生させる電流を発生させる。 そのようなLVDSシステムは相補的差分CMOS出力信号に対応する性質を 示し、そして終端抵抗RTd間の両方向の電流、代表的には3mAを発生させる 。 この点に関し、システムが『シングルエンド型』信号システム(第2図に従う )または『差分』信号システム(第3図に従う)として使用できることに注意す べきである。 選択駆動電流IがトランジスタCra,Crbによって決定され、これらはま た信号および中央ラインである”Voa”および”Vob”を、第2および3図 による約1.2Vに調節するように適合されている。 この場合、信号特性の時間変化は、第2および3図に関して、分離した電圧エ ッジを有するデジタル”1”およびデジタル”0”として示され、これら図はピ ーク対ピークで0.4VのLVDS信号振幅を示している。 第1図に示すシステムは、CMOSおよびBiCMOS技術において使用でき 、従ってトランジスタはNMOSおよび/またはPMOS型である。 これに関し、これらのトランジスタがNMOSトランジスタおよびPMOSト ランジスタの形を有しているとしても、PMOSトランジスタは動作のための所 定の高信号供給電圧または駆動電圧を必要とし、これは駆動電圧を低くし過ぎる 事ができないと言う意味であることに注目すべきである。PMOSトランジスタ の機能は、多分2V以下の電圧において難しくなり、実際そのような回路の使用 が困難となる。 信号の1つの端部が第2図の”Fa”であり、また最も近い隣接端部が”Fb ”で示される。信号Fの高台すなわちレベルは”Fc”として示される。 第3図において、この信号の端部はFaおよびFa’として参照され、またこ の信号の他端部はFbおよびFb’として参照されている。この信号レベルはF cおよびFc’として参照されている。 第4図は公知のPECLシステムの原理を示しており、伝送器回路が2つの伝 送器関連トランジスタのエミッター回路を利用している。この場合、伝送器回路 (T)は2つのトランジスタと接地電位に接続された定電流電源を有する駆動回 路によって接続されてある。このシステムはまたCMOS技術に適合でき、接続 を介しまた終端抵抗(インピーダンス)を介する電流を駆動するように、駆動回 路Dの入力信号または制御信号が、2つのトランジスタ(1つが駆動回路内、ま た1つが信号伝送回路またはバッファー回路内)を付勢するという形で、対とし て働く4つのトランジスタを有している。 第5図は、とりわけ第4図に関して説明したものと本質的に同一のCML方式 の機能を示す原理的な回路図である。 しかしながら、この場合、伝送器回路の2つのトランジスタのコレクター回路 は、それぞれ接続(TL)の個々の導体に接続されている。 第6図に示すGTL方式に関し、1つの単一伝送器関連トランジスタが直接” 0”電位または接地電位に接続されているが、この方式はこのトランジスタを備 えた1つの単一終端信号化方式のみにより構成されていると言うことができる。 この装置は伝送器(T)および保護回路(S)、伝送器ライン(TL)および受 信器(R)を包含している。 伝送器トランジスタ(T1)は”0”電位または接地電位に接続され、そして トランジスタ(T1)は、『ゲート』で発生する制御信号に応答して、高インピ ーダンス状態から明確な抵抗的性質を有する低インピーダンス状態に切り換わり 、この変化によりパルスを導体すなわちライン(TL)により受信器(R)に送 る。この場合、パルスエッジFaおよびFbで限定されるパルスの時間図に従い 、電圧が信号供給電圧1.2Vから0.4Vに変化する。 さらに、この種の装置は選択された出力インピーダンスには適合できず、また 電流消費はおおよそ20−40mAである。 この方式の信号伝送は、単に接続(TL)上の選択信号電圧レベル(1.2V )を低下させることによって実行され、また受信器は内部終端を有していない。本発明の好適実施例の説明 本発明の信号化装置の実施例を、CMOS技術への適用および主にNMOSト ランジスタについて第7図およびその付随図を参照して説明する。 当業者は50オーム以外の終了値も選択できることに気づくあろうが、以下の 説明においては必要な終端値が50オームと選定する。 第7図は2つのバッファー回路関連NMOSトランジスタから成り、そしてシ ングルエンド型信号化に適合する信号伝送回路の詳細について示しており、第8 図は4つのバッファー回路関連NMOSトランジスタから成り、そして差分信号 化に適合する信号伝送(T)回路を詳細に示す。 第9図は差分信号化に主に適合する信号受信(R)回路を示す一部詳細ブロッ ク図である。終端回路81を備えたライン90bはシングルエンド型信号化のた めには除外され、そして基準電圧(Ref)が受信器回路82に加えられる。 したがって、デジタル信号に適合し、そして信号伝送器(T)70および信号 受信器(R)80を含む信号化装置、および伝送器を受信器に接続する接続(T L)90が示される。伝送器は駆動段71および出力バッファー回路71’に割 り当てられ、この出力バッファー回路は2つ(第7図に従う)または4つ(第8 図に従う)NMOSトランジスタを含んでいる。 第7図はただ1つの信号導体90aを有する伝送ライン90を備えたシングル エンド型信号化用の回路を示すものである。 この回路は2つの共同するトランジスタ71a、71bを有し、第1のトラン ジスタ71aはソース接続のような接続手段によって”0”電位または接地電位 に接続され、他のトランジスタ71bは、ドレーン接続のような第2の接続によ って、導体72上に発生する信号供給電圧の最も高い正のレベルに接続される。 ドレーン接続のような第1のトランジスタ71aの1つの接続は、第2のトラ ンジスタ71bのソース接続のような第2の接続に直接接続され、導体90aが この接続から伸びている。2つのNMOSトランジスタ71a、71bは受信制 御信号に応答して共通に駆動され、この回路で内部的に発生した信号は、図示の 場合、システム電圧すなわち供給電圧例えば3.3Vに応じた振幅を有するライ ン73上のCMOS関連信号から成る。トランジスタのこの共通の駆動は、前記 トランジスタの1つが抵抗優位性質を有する低インピーダンス状態を示し、一方 他のトランジスタが高インピーダンス状態を示し、またその逆となるように、適 合される。これは、選択されたインピーダンス値および/または抵抗値に関し、 第11図にさらに詳細に示されている。 駆動回路71は第8図に示す駆動回路に類似の構成であり、第8図のみを参照 して説明する。 制御信号が導体73上で受信されたとき、トランジスタ71aは導電性となり 、または閉じられ、そして低インピーダンス性質を示し、一方トランジスタ71 bは開かれ、そして高インピーダンス性質を示す。 さらに詳細には、第8図の実施例の場合、選択された出力バッファー71’は 、2つ(71a、71b)が共同しそしてライン74上で発生する反転信号に共 通に反応するように適合し、また残りの2つ(71c、71d)が共同しそして 導体74a上で発生する非反転信号に共通に反応するように適合する、4つのN MOSトランジスタを含んでいる。 個々の導体74および74a上の各々の信号は、それぞれのトランジスタ対7 1a、71dおよび71b、71cそれぞれを同時に付勢しかつ影響を与えるこ とを意図する。 入力信号または制御信号が導体またはライン73上に送られる伝送器70は、 導体73aを介して、駆動回路に所属する奇数の信号増幅および/または信号反 転段75を通過して供給出来、この段は反転信号を作る3つの逐次接続段75a 、75bおよび75cとして示される。さらにこの伝送器は導体73bを介して 、駆動回路に所属する偶数(0を含む)の信号増幅および/または信号反転段7 6を通過して供給出来、この偶数段76は非反転信号を作るような2つの逐次接 続段76a、および76bとして示される。これらの段の全ては、いわゆる駆動 段71中で共同し、駆動段を形成する。 実際、導体74a上の反転信号および導体74上の非反転信号が同時に発生す ることが必要であり、それは時間遅れ回路の助けにより達成される。これらの時 間遅れ回路は詳細には示されないが、回路76a’の形で段76aのような1つ またはそれ以上の上述の段に組み込まれてもよいし、または回路76aおよび7 6bまたは回路75a−75cの設計に従って組み込まれてもよい。 導体またはライン72上で発生し、そして出力バッファー回路71’に含まれ るNMOSトランジスタを駆動する信号供給電圧は、1.0V以下のレベルで好 ましくは約0.8−0.4Vのレベルに、図示の場合は0.5Vに設定されてい る。 上述の出力バッファー70’およびそこに含まれるNMOSトランジスタは、 実際上、可能な限り最も純粋な『抵抗』伝送器インピーダンスを形成するように 設計および適合され、そして明白な抵抗性質を有しそして受信器80に接続され た終端インピーダンスを有し、そしてまた後に第11図にて説明するように、信 号伝送を最適化可能にする相当のインピーダンス接続を有し、そしてそれと共に 非整列の端部関連回路から反射を減衰させる。そうでないと、この回路は歪み信 号を発生させ、それは時間誤差および乱れ発散増を引き起こす。 この最適化の結果、伝送器によって伝送されたそれぞれの信号は端部形成電圧 ジャンプに割り当てられ、それは通常は導体すなわちライン72上の信号供給電 圧以下であり、また十分に適合されそして最適化された抵抗および/またはイン ピーダンス値の場合には、導体72上の信号供給電圧の半分に相当または少なく とも本質的には相当する。 個々の信号反転段75a、75b、75cおよび76a、76bは2つのトラ ンジスタ78a、78bから成り、そして第7図または8図に従い接続されてい る。 段75a、75bで選択された時間遅れ75a’、75b’は段76aで選択 された時間遅れ76a’に対応しなければ成らない。 第9図は信号受信器(R)のブロック図であり、導体すなわちライン90a、 90b上の『差分』信号化のために適合された回路解決法に適合したCMOSに より、いくつかのブロックは明確になっている。 この場合、信号受信器80が、低インピーダンスの抵抗的性質を示し、そして 2つのトランジスタ好ましくはそれぞれが接続すなわち導体90a、90bを備 えた2つのトランジスタから成る終端ネットワークを有していることが特に重要 である。 第9図に示すトランジスタ81aおよび81bの接続は、受信器回路82の非 接続入力(Ref)に対する基準を提供するために、信号端部信号化の場合には 適切である。 差分信号化の場合、各導体90a,90bのトランジスタは”0”電位または 接地電位に接続されてもよく、または代わりに、第11図に示すような半分の値 ではあるが、供給電圧または信号供給電圧に接続されてもよい。これにより、高 い応答性の要求を損ねる事なく、受信回路中の消費電力を節約出来る。 終端ネットワーク81を介して受信した信号は、出力導体85上に、システム 電圧レベルと0レベルの間で変化するCMOSゲート適合および回路内部適合信 号パルスとして現れる前に、信号増幅回路82、公知の信号変換回路83および 公知の構成のCMOSゲート84を通過させる。 第10図は接続90の2つの導体90a、90b上の信号パターンを示し、こ こでは、平均値を作るピーク・ツ・ピーク電圧値が平均値を0.25Vとして0 .15Vと0.35Vの間で変化する。 第10図はCMOS適合入力または導体73上で発生する制御信号を示してい る。 導体85上のCMOS適合出力信号は、図示された導体73上の入力信号と同 一形を有している。 第11図は回路構造を示し、そこにおいては、伝送器回路中で付勢されたバッ ファー回路関連NMOSトランジスタが、伝送器関連出力回路と受信器関連入力 回路間の所望の抵抗および/またはインピーダンス適合を有し、そして接続90 のインピーダンスを有している。図示の状態は例示的な特定抵抗値を備えた理想 状態であることは言うまでもない。 第8図で与えられたトランジスタ識別基準はまた、明確化のため第11図にお いても与えられる。 第12図は、低電圧ジャンプすなわち振幅と低信号ノイズ比を備えた差分信号 伝送の場合における接続90の2つの導体90aおよび90b上の時間的信号パ ターンを示している。 この場合、信号ジャンプは0.1と0.4Vの間であり信号供給電圧72は0 .5Vである。 第13図は、大きい電圧ジャンプすなわち振幅と高い信号ノイズ比を備えた接 続90の2つの導体90aおよび90b上の時間的信号パターンを示している。 この場合、電圧ジャンプは0.2と0.6Vの間であり信号供給電圧72は0 .8Vである。 第12および13図に示す信号端部またはパルス端部は、第3図に使用したの と同じ参照符号で識別されている。 第14図は、0.8Vの平均値を備えた時間的に乱れた(CMOS回路による )信号供給電圧72を示す。第14図はまた、”0”電位または接地電位の時間 変化を示し、それもまた内部回路で乱される。 図示されたパルスおよび電圧の時間変動が回路内部スイッチに起因しており、 したがって、場合場合で変わることが分かる。 しかしながら、ここに示したものよりも小さい電圧変化の発生も異常とは言え ない。 第9図に示す受信器回路80に戻ると、このように、この回路が、小さい電圧 変動および/または0遷移の低い情報搬送電圧を受信しまた認識することが出来 るはずであることがわかるであろう。 したがって、受信器82は、公知の技術に従って、1対のPMOSトランジス タを含むことができる1つの単一差分段を含むことができる(第9図参照)。 この差分段は低いCM範囲で動作し、したがって、より少ない電力破壊であり また時間誤差も少ない。 ”0”以下のレベル、例えば−0.6Vのレベルも起こるが、低CMレンジは ”0”から僅かに半分を越える供給電圧を意味する。 もしトランジスタについて明白な抵抗性質を有する低いインピーダンス値が調 整を要求する場合、これは、第26および27図について後にさらに詳細に説明 するように直列抵抗または並列抵抗を接続90の導体90aおよび90bに接続 することによって達成出来る。 第15図はバッファー回路71’、トランジスタ配列および『時間遅れ』また は時間延長信号端部時間を備えた信号伝送のための駆動回路71を示す原理的回 路図である。 第7または8図に従う端部形成の時に、スイッチ時間が短かすぎて、立ち上が りおよび降下時間が短くなってしまい、発生した高調波が放射を作りそして反射 乱れの結果として受信を悪くすることが解った。 第15図はこの問題に対する解決法を示し、そこにおいては共同するトランジ スタ対がうまく付勢されている。 第15図に従うと、トランジスタ71a、71dが、導体74で発生するパル スによって、第16図に与えられた第1の時間区分t1中に付勢され、一方トラ ンジスタ71c、71bは導体74aで発生するパルスによって、同時に消勢さ れる。 次の時間区分t2間に、トランジスタ71b’および71c’が導体74’で 発生するパルスによって消勢され、一方トランジスタ71d’および71a’が 導体74a’で発生するパルスによって、同時に付勢される。 もし、付勢された状態のトランジスタが抵抗値またはインピーダンス値(例え ば100オーム)を有すると、伝送器回路からの総抵抗値は時間区分t1から時 間区分t2の上記値の半分に低下し、導体を通過する電流の増加をまねく。 付勢された容量79によって引き起こされた平滑されまたは等化された電圧上 昇が、第16図の破線で示される。 時間距離t2−t1は反転および/または時間遅延段75dおよび75cで選 択される。 第16図は、信号端部Fa、が選択された抵抗値またはインピーダンス値(1 00オーム)の2段階付勢のみによって、いくぶん正弦波形状になることを示す 。 第17図は、平滑にされた電圧上昇によって同一程度相互に遅延された4つの 段を使用する時の信号端部Faの形を示し、それは容易に理解出来るように第1 5図に示す回路を変更することによって簡単に達成される。 第18図は、複数の存在している段から個々に段を選択し、そして個々の段の 付勢間の時間距離を適合させることにより、一層正弦波適合した信号端部を形成 する可能性を示すことを意図している。 明らかに、逆の意味での対応手段は、詳細には述べないが、信号端部Fbの対 応時間延長を起こさせる。 第15図に示す回路装置は、このように、ゆっくり上昇しまたは下降する(示 さないが)適合化した信号端部を形成するための条件を提供するように意図され ており、そこにおいては、トランジスタ対71a、71dのインピーダンス値( 例えば100オーム)が付勢され、そしてもう1つのトランジスタ対71b、7 1cが消勢され(無限抵抗になり)、その後、別のトランジスタ対71a’、7 1d’が消勢され、そして別のトランジスタ対71b’、71c’が付勢され、 それと共に全体で抵抗値の半分を与える。 放射が減少出来、そして誘導供給の誘導効果がゆっくり上昇または下降する側 部によって減少出来る。 さらに、図示の容量79は信号端部を形成する時に起こる電圧変動を平滑化す る。 多くの区分が選択される(第18図に示すような)時は、トランジスタ対に対 する必要信号は、反転段75a−75d等の1つの単一連鎖から取り出す事が出 来る。 第19図は、信号受信器80に所属する終端回路81の第1の例示的実施例を 示す。 この場合、対称の100オーム抵抗器または抵抗が信号導体90aおよび接地 または”0”電位および信号供給電圧間に接続される。この場合、信号情報は0 .25Vの平均点のまわりで対称的に発生する。 ”0”電位は必然的に”0”すなわち接地電位である必要はないが、正であっ て、そして場合によっては負で、それに相当する平均値の変化があることが解る 。 第20図は、選択された60オームの抵抗および300オームの抵抗が信号情 報電圧レベルを上昇させている非対称適合を示すことを意図している。電圧レベ ルは反対の抵抗値では低下される。 シングルエンド型信号化および信号供給電圧の付勢の場合、供給電圧が信号供 給電圧(0.5V)に代えて使用できる。 選択された抵抗値は、勿論、別の電圧を作るように変化されてもよい。 第21図は差分信号化に対し”0”電位に接続された50オーム抵抗を示し、 そして第22図は、信号情報電圧レベルを”0”電位または信号供給電圧レベル (供給電圧レベル)に関連させるような、信号供給電圧に接続された50オーム 抵抗を示している。 この適合は、受信器が設計または適合される受信レベルに関して実行されねば ならない。 第19−22図に示した終端回路は回路内または回路外とされる。 第21および22図に示した回路はまた、内部電流供給無しで構成される。 第19−22図の例示的実施例に示した抵抗を、必要な場合に補足的抵抗を付 勢することによって、好ましくは明白な抵抗性質を示す低インピーダンス状態に 駆動されるトランジスタにより置き換えることは、本発明の範囲内に入る。 第23図は、遷移または切り換え電圧またはレベルに対する内部基準を有する 信号受信器の第1の例示的実施例を示す事を意図し、そこにおいては、伝送器側 で発生しそして制御信号によって起こる電圧変動が評価できる。 第24図は、第23図に示す回路が外部電圧基準を含んでもよいことを示すこ とを意図している。 第25図は、基準電圧が接地電位に関連し、または同一又は別の値を有する高 オーム抵抗R1、R2の媒体を通った電圧値に関連することを示す意図である。 第23−25図に示す非終端受信器は、第19−22図の1つに従うかまたは これらの図の組み合わせに従う選択された終端回路に接続されてもよい。 これにより、信号レベルが受信器の遷移または切り換えレベルについて対称に なるように、伝送器および受信器それぞれの信号供給電圧が適合されていること になる。 伝送器信号供給電圧は受信器信号供給電圧と同一または異なっていてもよい。 第26−27図は図示のバッファー回路および/または図示の終端回路81の 代替例を示すためのものである。 第26図は、使用トランジスタ71a、71bが選択された状態に応じて5オ ームの低インピーダンス値または無限インピーダンスを提供し、そして直列抵抗 R3(45オーム)が導体90と受信器適合(80)に対して接続され、例えば 50オームの選択値への適合を得ていることを示している。 第27図は、抵抗R4(40オーム)およびライン関連抵抗R5(5オーム) に直列に接続されたトランジスタ71a、71bを示している。 第26及び27図に示すように1つまたはそれ以上の抵抗を1つまたはそれ以 上のトランジスタと混合する原理は、信号受信器80の終端ネットワーク81と して加えられる。 より良い処理許容度が存在する、すなわち抵抗に関して低い時、付勢状態にあ るトランジスタの値に関してこれらが優位にある(大きい)ことを許容し、全体 の許容度を改善することは有益である。 駆動回路の供給電圧及びバッファー回路の信号供給電圧が異なる”0”電位お よび/または接地電位を有してもよいことが解る。 ”0”電位は、選択された抵抗(第20図のR10)上であれば、接地または 接地基板に接続されてもよい。 信号供給電圧が、接地電位または”0”電位に関して例えば0.2Vと−0. 2V間で代えられるように、信号供給電圧77を低下させることも可能である。 信号供給電圧の選択は、ある程度、スピードに依存し、ある種の好ましいCM OS技術および50メガビット以上の場合、その値が好ましくは0.3−0.4 Vであり、高スピードの場合、+0.2Vの低レベルであることを意味する。 選択された伝送器供給電圧および受信器供給電圧は、信号歩留まりおよび信号 伝送に影響せず、選択された信号供給電圧に影響する。 また、第23から25図に従い、非終端受信器回路に関して差分信号を働かせ ることは本発明の範囲中にある。 第28図は、バッファー回路の全てのトランジスタが高インピーダンス状態に される回路配列を示すことを意図している。 結果として、制御信号の媒体を介して高インピーダンス性を示す状態に持って 行くPMOSトランジスタ75eが使用され、段75cおよび段75bは、両方 とも、付勢された低抵抗75fおよび75f’を介して導体74および74a上 に”0”電位が発生する状態を取る事ができ、これにより、バッファー回路の全 てのトランジスタが高インピーダンス性を示す状態を採用する。 バッファー回路の全てのトランジスタが高インピーダンス性を示す状態の時、 選択されたトランジスタは別の回路71kによって影響され、明確に抵抗性を示 す。 これらのトランジスタは、今や必要な抵抗関連インピーダンス値を終端ネット ワークに与えるように選択される。 第29図は受信器中の終端ネットワーク81に所属する全てのトランジスタが 高インピーダンス状態にされる回路配列を示すことを意図している。 結果として、トランジスタを高インピーダンス状態にするトランジスタ75g 、75h、75iおよび75jに、制御信号が送られる。 補足的抵抗および/またはインピーダンスが先に説明したような方法で付勢さ れる。 第30図は伝送器/受信器ユニット(トランシーバ)の簡略化された回路図で あり、本発明に従い説明されたバッファー回路/終端ネットワーク(またはそれ なしに)が使用できる。 伝送器70は、接続90を介して、受信器80と共に伝送モードにあり、そし て受信器80’は信号受信に対し阻止され、すなわち信号受信に対し開放である 。 これに関し、バッファー回路関連トランジスタ(71a’、71b’、71c ’および71d’それぞれ)適合された終端ネットワークを形成するために包含 されてもよい。 このネットワークは信号受信側に接続される。 第31図は、両端に適合終端81を有するバス導体90’に適用された本発明 の原理を示す。第30図の実施例と同様に、伝送器70は情報搬送信号を1つま たはそれ以上の受信器80’および/または80’’に送ることができる。 終端ネットワーク81はまた受信器の回路内ネットワークでもある。 第32図は、伝送器70が情報搬送デジタル信号を、本発明の原理が適用でき る多くの受信器80、80’、および80’’に平行に送るように機能する回路 配列を示している。 これは、信号が意図した分配ネットワークに分岐する状態を提供する。 これは、信号レベル(第31図も参照)を維持するために、駆動容量の増加と 出力インピーダンスの減少を必要とする。 第28図に従う遮断可能な駆動ユニットはまた、可変駆動容量が望ましい駆動 ユニットに使用してもよい。 1つが第8図の単一駆動容量(すなわち50オーム)で、他の1つが二重駆動 容量(25オーム)のような駆動容量である、異なる駆動容量を有する2つのバ ッファー回路が得られる場合、駆動容量は、その駆動容量の組み合わせにより、 4段階0、1、2、3倍、Zut=無限大、50オーム、25オームまたは17 オームで変えることができる。 通常、簡単な補足的手段によって、さらに別の段が加えられてもよい。 上述の説明および以下の特許請求の範囲において、『抵抗的』性質が、本発明 の重要な性質を明確化する目的のために使用され、選択されたトランジスタの特 定段を定義するために使用されている。 選択された表現の通常の解釈に加えて、この表現がまた特定の解釈を与えられ なければならない。 このように、ドレーン接続とソース接続間の線形抵抗成分が優位となるように 、使用トランジスタの選択電圧値が相互に適合されねばならないということは、 本発明の範囲内にある。 さらに特定すれば、これは、NMOSトランジスタの抵抗値が、変動電圧のも とで、一定または少なくとも概ね一定であることも意味する。 本発明が上述のそして図面に示した例示的実施例には限定されず、またその変 更が以下の請求の範囲に定めた本発明の概念の範囲内にあることは言うまでもな い。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 値が接続のインピーダンス値(抵抗値)に対応する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.デジタル信号に適合する信号化装置であり、第1の電圧レベルのシステム 電圧を介して電圧が供給される信号伝送器および信号受信器と、伝送器を受信器 に接続する接続とを含み、信号伝送器には、高い情報搬送デジタル関連出力信号 に適合する電圧と、低い情報搬送デジタル関連出力信号に適合する電圧との間に 接続された2つの直列接続されたトランジスタを含む出力バッファー回路が割り 当てられ、前記トランジスタの1つ(71a)は、”0”電位または接地電位の ような最も低いレベルの信号供給電圧に接続され、他方のトランジスタ(71b )は最も高いレベルの前記信号供給電圧(72)に接続され、情報搬送信号を伝 送するように機能する接続(90)の1つの導体(90a)は、前記トランジス タ間に接続され、高い情報搬送信号に適合する前記信号供給電圧は、前記第1の 電圧レベルの装置電圧以下の電圧が選択され、そして前記情報搬送出力信号を形 成するように受信制御信号に応答する前記トランジスタ(71a、71b)の運 転すなわち駆動により、前記トランジスタを高インピーダンス状態から低インピ ーダンス状態に切り換える構成において、低インピーダンス状態にある時、トラ ンジスタが、接続インピーダンス値に適合するインピーダンス値を備えた抵抗的 または少なくとも抵抗的性質優位を示すように駆動され、直列接続トランジスタ が相互に同一型であり、前記制御信号が、1つのトランジスタを高インピーダン ス状態に、他のトランジスタを低インピーダンス状態にするように駆動するよう 適合されていることを特徴とする、前記の信号化装置。 2.第1のトランジスタ(71a)の1つの接続が”0”電位および/または 接地電位に接続され、一方第2の接続が前記導体(90a)と第2のトランジス タ(71b)の第1の接続に接続され、その第2の接続は正の信号供給電圧(7 2)に接続され、そして両トランジスタ(71a、71b)は受信した制御信号 (73)に応じて同時にそれらの状態を変化させるように構成されていることを 特徴とする、請求項(1)に従う信号化装置。 3.任意的に補足抵抗を備えたバッファー回路のトランジスタの選択された抵 抗優位インピーダンス値、接続インピーダンス値、および抵抗優位値を備えた受 信器インピーダンス値が同一または本質的に同一であることを特徴とする、請求 項(1)または(2)に従う信号化装置。 4.第2のトランジスタに加えられる信号供給電圧が1.5V以下であること を特徴とする、請求項(1)、(2)または(3)に従う信号化装置。 5.信号供給電圧の値が、最小の信号ノイズ比を要求する受信器に従って選択 されることを特徴とする、請求項(4)に従う信号化装置。 6.信号伝送駆動およびバッファー回路に対して相互に同一の技術を選択し、 そして信号受信終端および受信器回路に対して相互に同一の技術を選択されるこ とを特徴とする、請求項(1)に従う信号化装置。 7.バッファー回路関連トランジスタがCMOS技術に従って作られることを 特徴とする、請求項(1)に従う信号化装置。 8.トランジスタがNMOSトランジスタであることを特徴とする、請求項( 1)または(7)に従う信号化装置。 9.第2のトランジスタ(71b)に加えられる信号供給電圧が正の電圧であ ることを特徴とする、請求項(1)、(7)または(8)に従う信号化装置。 10.2つの直列接続トランジスタがシングルエンド型信号化のために使用され 、4つの対をなす直列接続トランジスタが差分信号化のために使用されることを 特徴とする、請求項(1)、(7)、(8)または(9)に従う信号化装置。 11.前記出力バッファー回路は、1つまたは2つが共同しそして反転制御信号 によって制御または運転されるように適合され、また1つまたは2つが共同しそ して非反転制御信号によって制御または運転されるように適合された少なくとも 2つのNMOSトランジスタを含み、そして前記2つの制御信号の各々が個々の トランジスタに同時に付勢および影響することを特徴とする、請求項(1)、( 7)、または(10)に従う信号化装置。 12.伝送器に送られる入力または制御信号が、前記反転信号を形成するように 、奇数の信号増幅および/または信号反転段によって供給することが出来、そし て前記非反転信号を形成するように、偶数(0を含む)の信号増幅および/また は信号反転段によっても供給することが出来ることを特徴とする、請求項(11 )に従う信号化装置。 13.反転信号および非反転信号が時間遅延回路によって同時に発生することを 特徴とする、請求項(12)に従う信号化装置。 14.前記NMOSトランジスタを通して駆動するための信号供給電圧が1.0 V以下、好ましくは約0.8−0.4Vであることを特徴とする、請求項(1) 、(9)または(11)に従う信号化装置。 15.前記出力バッファー回路が、個々のトランジスタ媒体を通して、信号伝送 において選択された抵抗優位伝送器インピーダンスを形成するように構成および 適合されたことを特徴とする、請求項(1)、(11)または(12)に従う信 号化装置。 16.情報搬送出力信号は、適合インピーダンス値において信号供給電圧の半分 に対応または少なくとも全般的に対応する1つまたはそれ以上の端部関連電圧ジ ャンプまたは電流ジャンプが割り当てられていることを特徴とする、請求項(1 )または(5)に従う信号化装置。 17.信号受信器が明確な抵抗的性質を示す終端ネットワークを含むことを特徴 とする、請求項(1)または(5)に従う信号化装置。 18.終端ネットワークが少なくとも2つのトランジスタ好ましくは2つのNM OSトランジスタから成ることを特徴とする、請求項(17)に従う信号化装置 。 19.終端ネットワークを介して受信した信号が、回路適合信号として出力導体 に発生する前記信号に先行して、信号増幅回路、信号変換回路およびゲートを通 過できることを特徴とする、請求項(17)に従う信号化装置。 20.信号受信器が、小さい電圧ジャンプおよび低い電圧レベルを備えた信号を 受信するように適合された差分段を含むことを特徴とする、請求項(1)に従う 信号化装置。 21.差分段が1対のPMOSトランジスタから成ることを特徴とする、請求項 (7)または(20)に従う信号化装置。 22.差分信号伝送の場合、終端ネットワークが、明確な抵抗的性質を示しそし て接続の個々の導体と”0”電位、接地電位、信号供給電圧または供給電圧との 間に接続された少なくとも2つの回路から成ることを特徴とする、請求項(17 )に従う信号化装置。 23.シングルエンド型信号伝送の場合、終端ネットワークが、明確な抵抗的性 質を示しそして接続の個々の導体と、一方において、”0”電位または接地電位 、他方において、信号供給電圧または供給電圧との間に接続された少なくとも2 つの回路から成ることを特徴とする、請求項(17)に従う信号化装置。 24.バッファー回路に含まれるトランジスタが、情報搬送信号の立ち上がり端 部および/または降下端部を遅延または延長するように時間遅れをもって付勢で きることを特徴とする、請求項(1)または(11)に従う信号化装置。 25.遅延信号端部が容量を用いて正弦波に等化されることを特徴とする、請求 項(24)に従う信号化装置。 26.複数対の連続的に時間遅延されたトランジスタ用の制御信号が、1つおよ びその信号反転段連鎖から取り出されることを特徴とする、請求項(24)また は(25)に従う信号化装置。 27.受信器の終端回路が、受信器回路の選択されたCM範囲中に存在する受信 信号を受信するように構成および適合されたことを特徴とする、請求項(1)に 従う信号化装置。 28.第1の伝送器/受信器ユニット(第30図の70、80’)、伝送器導体 またはライン(90)および第2の受信器/伝送器ユニット(90)を含んだ請 求項(1)に従う信号化装置において、伝送器が、2つの直列接続された低イン ピーダンスで導体適合されたトランジスタ(71a、71b)を有するバッファ ー回路を含むことを特徴とする、前記の信号化装置。 29.伝送器が対で直列接続された4つのトランジスタを含むことを特徴とする 、請求項(28)に従う信号化装置。 30.伝送器が、立ち上がり時間の長いパルス端部を形成するように対となった 直列接続トランジスタをさらに含むことを特徴とする、請求項(28)または( 29)に従う信号化装置。 31.バッファー回路(71’)に所属する全てのトランジスタが制御信号に応 じて高いインピーダンス値を採用するようにされ、伝送器回路を遮断することを 特徴とする、請求項(28)に従う信号化装置。 32.前記制御信号がトランジスタ(75e)付勢するように機能することを特 徴とする、請求項(1)に従う信号化装置。 33.選択された伝送器に所属するバッファー回路関連トランジスタ(71a’ 、71b’、71c’および71d’それぞれ)が、隣接する受信器に信号を受 信する時、適合した終端ネットワークを形成するような低インピーダンスおよび 抵抗優位値を示すために別の回路(71k)媒体を介して付勢されることを特徴 とする、請求項(31)または(32)に従う信号化装置。 34.多くの受信器/伝送器ユニット(70、80’)バス導体に接続され、そ して前記バス導体が終端ネットワークを含むことを特徴とする、請求項(31) に従う信号化装置。 35.少なくとも1つの終端ネットワークが信号受信器用の回路内ネットワーク から成ることを特徴とする、請求項(34)に従う信号化装置。 36.受信器回路に含まれ、そして明確な抵抗的性質を示すトランジスタ(75 g、75h、75i、75j)を有する終端ネットワークが、制御信号によって 付勢および消勢されることを特徴とする、請求項(28)に従う信号化装置。 37.消勢されたトランジスタが高インピーダンス値を与え、それにより受信器 が非終端性を示すことを特徴とする、請求項(36)に従う信号化装置。 38.伝送器および/または受信器が、第1、単一、駆動容量を有する配列およ び二重駆動容量のような第2を有する配列に調和するバッファー回路関連または 終端ネットワーク関連トランジスタを含み、そしてこれらの配列が制御信号媒体 を介して組合わされることを特徴とする、請求項(1)または(28)に従う信 号化装置。
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