JPH094664A - エンジンマウント装置 - Google Patents

エンジンマウント装置

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JPH094664A
JPH094664A JP17681295A JP17681295A JPH094664A JP H094664 A JPH094664 A JP H094664A JP 17681295 A JP17681295 A JP 17681295A JP 17681295 A JP17681295 A JP 17681295A JP H094664 A JPH094664 A JP H094664A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インシュレータへの熱伝播を防ぐようにす
る。 【構成】 エンジン9側に連結される上側連結部材1を
鋼板等の金属製部材にて形成する。上側連結部材1は、
V字状に上側に開いた形態からなるものであり、締結手
段5を介してエンジン9側に取り付けられる連結部15
と、連結部15に連続して形成される放熱部11と、放
熱部11に連続して設けられるインシュレータ設置部1
3とからなる。これら放熱部11及びインシュレータ設
置部13とエンジン9側の取付ブラケット99との間に
は、空隙からなる断熱部6が形成される。また、車体側
メンバ8に取り付けられる下側連結部材2を設け、これ
ら上下両連結部材1、2の間に、ゴム状弾性体からなる
インシュレータ3を、加硫接着手段等により一体的に設
ける。 【効果】 放熱部及び断熱部の作用によりインシュレー
タには熱が伝わり難くなり、インシュレータの耐久性が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンを車両に搭載
する際に用いられるエンジンマウント装置に関するもの
であり、特に、上記エンジンからの熱が、当該エンジン
マウント装置を形成するインシュレータの部分に伝播さ
れ難いようにした、車両用エンジンマウント装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンマウント装置、例えば、
図3に示すようなエンジンの後方部に設けられるトラン
スミッションを支持するリヤマウント装置等において
は、エンジン(トランスミッション)側に取り付けられ
る上側連結部材10と、車体側メンバ80等に取り付け
られる下側連結部材20と、これら両連結部材10、2
0の間に設けられるゴム状弾性体からなるインシュレー
タ30とからなることを基本とするものである。このよ
うな基本構成において、上記上側連結部材10は、ボル
ト等の締結手段50を介して上記トランスミッション
(エンジン)のエクステンション部90に取り付けられ
るとともに、下側連結部材20は、ボルト・ナット等の
締結手段40にて車体側メンバ80に取り付けられるよ
うになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成か
らなる従来のものにおいては、図3に示す如く、上記上
側連結部材10は、トランスミッションのエクステンシ
ョン部90に直接取り付けられており、しかも、上記エ
クステンション部90とは面接触をするように取り付け
られているものである。従って、エンジンからの熱は、
上記エクステンション部90から、直接、熱伝導によ
り、上記上側連結部材10へと伝達される。また、上記
エクステンション部90と面接触する上側連結部材10
の上記エクステンション部90側と反対の側には、イン
シュレータ30が設けられるようになっている。その結
果、上記エクステンション部90から上側連結部材10
へ伝達された熱は、直接上記インシュレータ30へと伝
播されることとなる。すなわち、従来のエンジンマウン
ト装置におけるインシュレータ30の部分は、エンジン
からの高温の熱に常に晒されていることとなり、ゴム材
等からなる本インシュレータ30は、熱による耐久性の
劣化のおそれがある。このような問題点を解決するため
に、エンジンからの熱が、直接インシュレータのところ
に伝播されることの無いようにしたエンジンマウント装
置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、エンジン側に連結される上側連結部材
と、車体側メンバに連結される下側連結部材と、これら
上下連結部材の間に設けられるものであってゴム状弾性
体からなるインシュレータと、からなるエンジンマウン
ト装置に関して、上記上側連結部材を金属製部材にて形
成するとともに、当該上側連結部材の上記エンジン側へ
の連結部と上記インシュレータの設置される部分(イン
シュレータ設置部)との間に、上記エンジン側から上記
連結部に設けられた締結手段を介して伝達される伝達熱
を放散させるための放熱部を設けるようにした構成を採
ることとした。
【0005】また、上記構成のエンジンマウント装置に
おいて、上記上側連結部材を金属製部材にて形成すると
ともに、当該上側連結部材のエンジン側への連結部と上
記インシュレータの設置される部分(インシュレータ設
置部)との間に、上記エンジン側からの伝達熱を放散さ
せる放熱部を設け、更に、上記上側連結部材であって上
記放熱部及び上記インシュレータの設けられる部分(イ
ンシュレータ設置部)と上記エンジン側部材との間に、
空隙からなる断熱部を設けることとした構成を採ること
とした。
【0006】また、上記構成に加えて、上記断熱部を形
成する空隙内に、熱伝導率の低い素材からなる遮熱材を
充填することとした構成を採ることとした。
【0007】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明においては
次のような作用を呈することとなる。すなわち、請求項
1記載の発明においては、エンジンが作動を開始する
と、当該エンジンの爆発燃焼等によって生ずる熱が、当
該エンジン側の取付ブラケット等を介して上記上側連結
部材の連結部へと伝達されて来る。しかしながら、本発
明においては、上側連結部材が上記連結部とインシュレ
ータ設置部との間に放熱部を有する構成となっているの
で、上記連結部から伝達された熱は、上記放熱部のとこ
ろで周囲の空間へと放散されることとなる。従って、上
記エンジン側の取付ブラケットから上側連結部材へと伝
達されたエンジン側からの高温の熱は、上記インシュレ
ータのところまでは伝播されない。従って、本エンジン
マウント装置を形成するゴム状弾性体からなるインシュ
レータの耐久性が向上することとなる。
【0008】また、請求項2記載の発明においては、上
記放熱部の他に、エンジン側部材と上記上側連結部材と
の間に空隙からなる断熱部(断熱空間)が設けられてい
る構成となっているので、エンジン側からの熱は、直接
接触による伝達が少なくなり、より断熱作用が発揮され
ることとなる。すなわち、従来のものに比べて、エンジ
ン側部材との直接接触部分が少ない構成となっており、
わずかに連結部において、ボルト等の締結手段を介して
接触している構成となっている。従って、この締結手段
を介してのみ、接触伝達による熱伝導が行なわれること
となる。しかしながら、本発明においては、この締結手
段の設けられる連結部とインシュレータ設置部との間に
は放熱部が設けられていることより、上記締結手段のと
ころから熱伝導により伝達された熱は、上記放熱部にて
周りの空間に放散されることとなる。従って、インシュ
レータのところへはほとんど熱が伝播されて来ない。す
なわち、本発明においては、インシュレータへの熱伝播
がより制限されることとなる。
【0009】次に、請求項3記載の発明においては、上
記断熱部を形成する空隙内に、熱伝導率の低い遮熱材が
充填されている構成となっているので、エンジン側から
の直接接触に基づく熱伝導は少ないようになっている。
そして、この空隙からなる断熱部には遮熱材が充填され
ていることより、この遮熱材が強度部材を形成すること
となるため、放熱部を形成する上側連結部材の板厚を薄
くすることができるようになる。そして、この薄い板厚
の部分が、放熱フィンの機能を発揮することとなり、よ
り効率的な熱放散作用が行なわれることとなる。これに
よって、本発明のエンジンマウント装置はインシュレー
タの耐久性を向上させることができるようになるととも
に、その軽量化をも図ることができるようになる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、図1及び図2を基
に説明する。本実施例の構成は、図1及び図2に示す如
く、エンジン9側に、ボルト等の締結手段5を介して取
り付けられる上側連結部材1と、車体側メンバ等に取り
付けられる下側連結部材2と、これら上下連結部材1、
2の間にあって、上記エンジン9からの振動を遮断する
役目を果たすインシュレータ3と、からなることを基本
とするものである。
【0011】このような基本構成において、本実施例の
うちの第一の実施例(第一実施例)のものは、更に次の
ような構成からなるものである。すなわち、図1に示す
如く、エンジン9側に取り付けられる上側連結部材1
は、鋼板等の金属製板材からなるものであり、その全体
の形状は、V字状に上側に開いた形態からなるものであ
る。そして、その両端部付近には、ボルト等からなる締
結手段5を介して上記エンジン9に連結される連結部1
5が形成されるようになっているものである。また、こ
のような構成からなる上側連結部材1の上記V字状に開
いた部分の下側のところには、インシュレータ3が設け
られるようになっているものである。そして更に、これ
らインシュレータ3の設けられるところ、すなわち、イ
ンシュレータ設置部13と上記連結部15との間には、
上記締結手段5を介して上記エンジン9側から伝達され
た熱を放散させるための放熱部11が設けられている構
成となっている。
【0012】このような構成において、上記上側連結部
材1の放熱部11及びインシュレータ設置部13と対向
するエンジン9側との間には空隙が設けられるようにな
っている。すなわち、図1に示す如く、エンジン9側に
取り付けられる取付ブラケット99と、当該取付ブラケ
ット99にワッシャ55及びボルト等の締結手段5を介
して取り付けられる上側連結部材1の、その放熱部11
及びインシュレータ設置部13との間には、空隙からな
る断熱部6が形成されるようになっている。この断熱部
6を形成する空隙(空気層)によって、エンジン9から
の熱が直接上記インシュレータ3のところへは伝達され
ないようになっている。すなわち、熱伝導が行なわれ無
いようになっている。
【0013】また、これら構成からなる本エンジンマウ
ント装置を、車体側メンバ8にボルト・ナット等の締結
手段(図示せず)を介して連結する下側連結部材2は、
図1に示す如く、ほぼV字状の形態からなるものであ
り、鋼板等の金属製板材、あるいはプラスチック成形品
等からなるものである。そして、これら構成からなる上
記上側連結部材1と下側連結部材2との間には、ゴム材
等の弾性体からなるインシュレータ3が加硫接着手段等
により、上記上下両連結部材1、2と一体的に設けられ
るようになっている。
【0014】このような構成において、上記下側連結部
材2の一部には、図1に示す如く、ストッパ部25が設
けられており、エンジン9及び上側連結部材1に設けら
れたスタビライザ95との間に相互作用が行なわれるよ
うになっている。すなわち、エンジン9からの大変位
(大振幅)の振動が上記インシュレータ3のところに入
力したときに、当該インシュレータ3の変位を抑える役
目を果たすように、上記スタビライザ95とストッパ部
25とが設けられている構成となっている。
【0015】次に、このような構成からなる本実施例の
作用等について説明する。すなわち、図1に示すような
構成のエンジンマウント装置において、エンジン9側か
らの熱は、ワッシャ55及びボルト等からなる締結手段
5を介して、上側連結部材1の連結部15のところへと
伝達されて来るが、この熱の大部分は、当該連結部15
に連続して形成されている放熱部11のところで、周り
の空間へと放散されてしまう。従って、当該放熱部11
を隔てて設けられているインシュレータ3のところへ
は、上記連結部15からは、ほとんど熱が伝播されな
い。また、当該インシュレータ3の設けられるインシュ
レータ設置部13のところには、エンジン9側の取付ブ
ラケット99との間に、空気層を有する空間部からなる
断熱部6が設けられていることより、上記取付ブラケッ
ト99からは、直接接触に基づく熱伝導が行なわれな
い。すなわち、上側連結部材1のインシュレータ設置部
13は、空気層からなる断熱部6によって遮熱されてい
る。これらのことから、上記インシュレータ3へは、上
記エンジン9からの熱は、ほとんど伝播されない。従っ
て、本インシュレータ3の耐久性は向上することとな
る。
【0016】また、この他に、上記エンジン9から伝播
される振動に対しては、インシュレータ3が、そのほと
んどを吸収し、車体側メンバ8へは伝播させないように
している。なお、大振幅の振動に対しては、上記スタビ
ライザ95とストッパ部25との相互作用により、これ
らを抑え込むこととしている。
【0017】次に、本実施例のうちの第二の実施例(第
二実施例)について、図2を基に説明する。なお、本実
施例のものも、その基本的構成は、上記第一実施例のも
のと同じである。異なるところは、図2に示す如く、エ
ンジン9側の取付ブラケット99と上側連結部材1の上
記放熱部11及びインシュレータ設置部13との間に、
熱伝導率の低い遮熱材7が設けられていることである。
この遮熱材7は、ゴム状弾性体等からなるものであり、
上記インシュレータ3の成形と同時に、同じ金型内に
て、当該インシュレータ3と一体的に、加硫接着手段等
により形成されるようになっているものである。
【0018】このような遮熱材7を設けることによっ
て、エンジン側の取付ブラケット99と上側連結部材1
の放熱部11及びインシュレータ設置部13との間に
は、クッション材が挿入されたのと同様の機能が発揮さ
れることとなり、これによって上記放熱部11及びイン
シュレータ設置部13の部分の板厚を薄くすることがで
きるようになる。その結果、上記放熱部11は放熱フィ
ンあるいはヒートシンクの役割を果すようになり、熱放
散機能がより発揮されるようになる。従って、エンジン
9との結合部を成す締結手段5を介して伝達されたエン
ジン9からの熱は、上記放熱部11の放熱フィン作用に
よって、より多く、周りの空間へと放散されることとな
り、インシュレータ3のところへは、ほとんど熱が伝播
されないようになる。また、上記放熱部11を初めとし
た上側連結部材1全体を薄肉状に形成することができる
ようになり、これによって上側連結部材1の質量軽減化
を図ることができるようになり、延いては、本エンジン
マウント装置全体の軽量化を図ることができるようにな
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン側に連結され
る上側連結部材と、車体側メンバに連結される下側連結
部材と、これら上下連結部材の間に設けられるものであ
ってゴム状弾性体からなるインシュレータと、からなる
エンジンマウント装置に関して、上記上側連結部材を金
属製部材にて形成するとともに、当該上側連結部材の上
記エンジン側への連結部と上記インシュレータの設置さ
れる部分との間に、上記エンジン側から上記連結部を介
して伝達される伝達熱を放散させるためのフィン状の放
熱部を設けることとした構成を採ることとしたので、上
記エンジンからの熱は、上記放熱部のところで周りの空
間へと放散されてしまい、インシュレータのところへ
は、ほとんど、その熱が伝播されないようになった。そ
の結果、ゴム状弾性体からなるインシュレータの熱劣化
等が防止され、インシュレータの耐久性を向上させるこ
とができるようになった。
【0020】また、上記構成のエンジンマウント装置に
関して、上記上側連結部材を金属製部材にて形成すると
ともに、当該上側連結部材のエンジン側への連結部と上
記インシュレータの設置される部分との間に、上記エン
ジン側から伝達される伝達熱を放散させる放熱部を設
け、更に上側連結部材であって上記放熱部及び上記イン
シュレータの設けられる部分と上記エンジン側部材との
間に、空隙からなる断熱部を設けることとした構成を採
ることとしたので、エンジン側との直接接触部分は、エ
ンジン側との連結部に設けられる締結手段の部分のみと
なり、インシュレータの取り付けられるインシュレータ
設置部へは、直接接触による熱伝導が行なわれ難くなっ
た。すなわち、空気層からなる断熱部の形成によって、
エンジン側部材との直接接触が無くなり、熱伝導が遮断
されるようになった。また、上記締結手段を介して伝達
される熱は、上記放熱部のところで周りの空間へと放散
されるようになったので、インシュレータへの熱伝播は
ほとんど無い状態となった。その結果、インシュレータ
の耐久性を向上させることができるようになった。
【0021】また、上記構成に加えて、上記断熱部を形
成する空隙内に、熱伝導率の低い素材からなる遮熱材を
充填することとした構成を採ることとしたので、この遮
熱材の作用により、インシュレータへの熱伝導が遮られ
ることとなり、インシュレータの遮熱を図ることができ
るようになった。その結果、インシュレータの熱劣化等
が防止されるようになり、インシュレータの耐久性を向
上させることができるようになった。また、上記空隙内
への遮熱材の充填によって、上側連結部材の板厚を薄く
することができるようになり、本エンジンマウント装置
全体の質量軽減化を図ることができるようになった。ま
た、上記上側連結部材の薄肉化にともなって、放熱部の
板厚をも薄くすることができるようになり、この部分が
放熱フィンあるいはヒートシンクとしての機能を発揮す
るようになり、放熱効果をより高めることができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及びその第一実施例の全体構成を示す縦
断面図である。
【図2】本発明にかかる第二実施例の全体構成を示す縦
断面図である。
【図3】従来例の全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 上側連結部材 11 放熱部 13 インシュレータ設置部 15 連結部 2 下側連結部材 25 ストッパ部 3 インシュレータ 5 締結手段 55 ワッシャ 6 断熱部 7 遮熱材 8 車体側メンバ 9 エンジン 95 スタビライザ 99 取付ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン側に連結される上側連結部材
    と、車体側メンバに連結される下側連結部材と、これら
    上下連結部材の間に設けられるものであってゴム状弾性
    体からなるインシュレータと、からなるエンジンマウン
    ト装置において、上記上側連結部材を金属製部材にて形
    成するとともに、当該上側連結部材の上記エンジン側へ
    の連結部と上記インシュレータの設置される部分との間
    に、上記エンジン側から上記連結部を介して伝達される
    伝達熱を放散させるための放熱部を設けるようにした構
    成からなることを特徴とするエンジンマウント装置。
  2. 【請求項2】 エンジン側に連結される上側連結部材
    と、車体側メンバに連結される下側連結部材と、これら
    上下連結部材の間に設けられるものであってゴム状弾性
    体からなるインシュレータと、からなるエンジンマウン
    ト装置において、上記上側連結部材を金属製部材にて形
    成するとともに、当該上側連結部材のエンジン側への連
    結部と上記インシュレータの設置される部分との間に、
    上記エンジン側からの伝達熱を放散させる放熱部を設
    け、更に、上記上側連結部材であって上記放熱部及び上
    記インシュレータの設けられる部分と上記エンジン側部
    材との間に、空隙からなる断熱部を設けることとした構
    成からなることを特徴とするエンジンマウント装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のエンジンマウント装置に
    おいて、上記断熱部を形成する空隙内に、熱伝導率の低
    い性状を有する遮熱材を充填することとした構成からな
    ることを特徴とするエンジンマウント装置。
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