JPH0946197A - 可変遅延回路 - Google Patents
可変遅延回路Info
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- JPH0946197A JPH0946197A JP7212378A JP21237895A JPH0946197A JP H0946197 A JPH0946197 A JP H0946197A JP 7212378 A JP7212378 A JP 7212378A JP 21237895 A JP21237895 A JP 21237895A JP H0946197 A JPH0946197 A JP H0946197A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/0805—Details of the phase-locked loop the loop being adapted to provide an additional control signal for use outside the loop
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- H03L7/081—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
- H03L7/0812—Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望する任意の分解能をもつ可変遅延回路を
提供する。 【解決手段】 クロック入力端子1およびデータ入力端
子2にそれぞれ接続され、データ入力端子2のデータ信
号2Aに遅延処理した後、データ信号2Aを出力するそ
れぞれが異なる遅延時間を備えた複数の遅延回路5と、
複数の遅延回路5に接続され、遅延回路5からの出力の
うちいずれか1つをデータ出力端子3に選択出力するセ
レクタ9をもつ。各遅延回路5はクロック入力端子1と
接続された位相比較回路6および遅延手段7と、データ
入力端子2に接続された遅延手段8とを備える。位相比
較回路6はクロック信号1Aと遅延手段7から遅延され
たクロック信号を入力すると、遅延されたクロック信号
の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるよう
に制御する遅延時間制御信号6Aを遅延手段7・8に出
力する。
提供する。 【解決手段】 クロック入力端子1およびデータ入力端
子2にそれぞれ接続され、データ入力端子2のデータ信
号2Aに遅延処理した後、データ信号2Aを出力するそ
れぞれが異なる遅延時間を備えた複数の遅延回路5と、
複数の遅延回路5に接続され、遅延回路5からの出力の
うちいずれか1つをデータ出力端子3に選択出力するセ
レクタ9をもつ。各遅延回路5はクロック入力端子1と
接続された位相比較回路6および遅延手段7と、データ
入力端子2に接続された遅延手段8とを備える。位相比
較回路6はクロック信号1Aと遅延手段7から遅延され
たクロック信号を入力すると、遅延されたクロック信号
の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるよう
に制御する遅延時間制御信号6Aを遅延手段7・8に出
力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変遅延回路、と
くに論理回路に用いられ、位相調整等に用いられる可変
遅延回路に関する。
くに論理回路に用いられ、位相調整等に用いられる可変
遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】次に、従来の技術による可変遅延回路の
構成図を図6に示す。図6の2はデータ入力端子、3は
データ出力端子、4は遅延設定データ入力端子、84は
ゲート、9はセレクタ、2Aはデータ信号、4Aはセレ
クト信号である。図6でデータ入力端子2に入力したデ
ータ信号2Aはセレクタ9の一方のデータ入力に接続さ
れるとともに、ゲート84を介してセレクタ9のもう一
方のデータ入力に接続されている。セレクタ9は遅延設
定データ入力端子4より入力されるセレクト信号4Aに
応じてデータ入力信号あるいはゲート84の出力を選択
して、データ出力端子3に出力する。
構成図を図6に示す。図6の2はデータ入力端子、3は
データ出力端子、4は遅延設定データ入力端子、84は
ゲート、9はセレクタ、2Aはデータ信号、4Aはセレ
クト信号である。図6でデータ入力端子2に入力したデ
ータ信号2Aはセレクタ9の一方のデータ入力に接続さ
れるとともに、ゲート84を介してセレクタ9のもう一
方のデータ入力に接続されている。セレクタ9は遅延設
定データ入力端子4より入力されるセレクト信号4Aに
応じてデータ入力信号あるいはゲート84の出力を選択
して、データ出力端子3に出力する。
【0003】また、他の従来の技術による可変遅延回路
の構成図を図7に示す。図7の2はデータ入力端子、3
はデータ出力端子、4は遅延設定データ入力端子、83
はゲート、84はゲート、9はセレクタ、2Aはデータ
信号、4Aはセレクト信号である。図7でデータ入力端
子2に入力したデータ信号2Aはゲート83を介してセ
レクタ9の一方のデータ入力に接続されるとともに、ゲ
ート84を介してセレクタ9のもう一方のデータ入力に
接続されている。ゲート83とゲート84には遅延時間
の異なるゲートを用い、セレクタ9は遅延設定データ入
力端子4より入力されるセレクト信号4Aに応じてゲー
ト83の出力あるいはゲート84の出力を選択してデー
タ出力端子3に出力する。
の構成図を図7に示す。図7の2はデータ入力端子、3
はデータ出力端子、4は遅延設定データ入力端子、83
はゲート、84はゲート、9はセレクタ、2Aはデータ
信号、4Aはセレクト信号である。図7でデータ入力端
子2に入力したデータ信号2Aはゲート83を介してセ
レクタ9の一方のデータ入力に接続されるとともに、ゲ
ート84を介してセレクタ9のもう一方のデータ入力に
接続されている。ゲート83とゲート84には遅延時間
の異なるゲートを用い、セレクタ9は遅延設定データ入
力端子4より入力されるセレクト信号4Aに応じてゲー
ト83の出力あるいはゲート84の出力を選択してデー
タ出力端子3に出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来の技術によ
る可変遅延回路では、ゲート84の遅延時間が可変遅延
回路の遅延時間の分解能となり、ゲート84の遅延時間
以下の分解能で遅延時間を設定することはできない。
る可変遅延回路では、ゲート84の遅延時間が可変遅延
回路の遅延時間の分解能となり、ゲート84の遅延時間
以下の分解能で遅延時間を設定することはできない。
【0005】また、図7の他の従来の技術による可変遅
延回路では、遅延時間の分解能はゲート83の遅延時間
とゲート84の遅延時間の差による特定の値に限定され
るという欠点がある。
延回路では、遅延時間の分解能はゲート83の遅延時間
とゲート84の遅延時間の差による特定の値に限定され
るという欠点がある。
【0006】この発明はこのような従来技術の欠点を解
消し、所望する任意の分解能をもつことのできる可変遅
延回路を提供することを目的とする。
消し、所望する任意の分解能をもつことのできる可変遅
延回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するために、データ入力端子2より入力したデータ
信号2Aに所望の遅延を行いデータ出力端子3より出力
する可変遅延回路は、クロック入力端子1およびデータ
入力端子2にそれぞれ接続され、データ入力端子2より
入力したデータ信号2Aに遅延処理を行った後、このデ
ータ信号2Aを出力するそれぞれが異なる遅延時間を備
えた複数の遅延回路5と、複数の遅延回路5に接続さ
れ、これら遅延回路5からの出力のうちいずれか1つを
データ出力端子3に選択出力するセレクタ9とを有す
る。各遅延回路5はクロック入力端子(1) と接続された
位相比較回路6および遅延手段7と、データ入力端子2
に接続され、遅延手段7の一定倍の遅延時間のもつ遅延
手段8とを備える。遅延手段7はクロック入力端子1よ
り入力したクロック信号1Aを遅延した後に位相比較回
路6に出力する。位相比較回路6は、クロック信号1A
と遅延手段7から遅延されたクロック信号を入力し、遅
延されたクロック信号の遅延時間をクロック信号1Aの
周期と等しくなるように制御する遅延時間制御信号6A
を遅延手段7および遅延手段8に出力する。遅延手段8
は遅延時間制御信号6Aにより制御される遅延時間によ
りデータ入力端子2より入力したデータ信号2Aの遅延
を行う。
解決するために、データ入力端子2より入力したデータ
信号2Aに所望の遅延を行いデータ出力端子3より出力
する可変遅延回路は、クロック入力端子1およびデータ
入力端子2にそれぞれ接続され、データ入力端子2より
入力したデータ信号2Aに遅延処理を行った後、このデ
ータ信号2Aを出力するそれぞれが異なる遅延時間を備
えた複数の遅延回路5と、複数の遅延回路5に接続さ
れ、これら遅延回路5からの出力のうちいずれか1つを
データ出力端子3に選択出力するセレクタ9とを有す
る。各遅延回路5はクロック入力端子(1) と接続された
位相比較回路6および遅延手段7と、データ入力端子2
に接続され、遅延手段7の一定倍の遅延時間のもつ遅延
手段8とを備える。遅延手段7はクロック入力端子1よ
り入力したクロック信号1Aを遅延した後に位相比較回
路6に出力する。位相比較回路6は、クロック信号1A
と遅延手段7から遅延されたクロック信号を入力し、遅
延されたクロック信号の遅延時間をクロック信号1Aの
周期と等しくなるように制御する遅延時間制御信号6A
を遅延手段7および遅延手段8に出力する。遅延手段8
は遅延時間制御信号6Aにより制御される遅延時間によ
りデータ入力端子2より入力したデータ信号2Aの遅延
を行う。
【0008】また、この発明によれば、データ入力端子
2より入力したデータ信号2Aに所望の遅延を行いデー
タ出力端子3より出力する可変遅延回路は、クロック入
力端子1に接続される位相比較回路61、遅延手段7
1、位相比較回路62、遅延手段72、および位相比較
回路61と62の遅延時間制御信号61A,62Aを入
力する複数のゲート回路13とを有する。位相比較回路
61はクロック信号1Aと遅延手段71により遅延され
た第1の遅延クロック信号とを入力し、第1の遅延クロ
ック信号の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しく
なるように制御する遅延時間制御信号61Aをゲート回
路13に出力する。また、位相比較回路62はクロック
信号1Aと遅延手段72により遅延された第2の遅延ク
ロック信号とを入力し、第2の遅延クロック信号の遅延
時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように制御
する遅延時間制御信号62Aをゲート回路13に出力す
る。ゲート回路13はそれぞれ、遅延時間制御信号61
Aにより制御され、遅延手段71の一定倍の遅延時間を
もつ第1の遅延素子と遅延時間制御信号62Aにより制
御され、遅延手段72の一定倍の遅延時間をもつ第2の
遅延素子を備え、隣接するゲート回路13の第1の遅延
素子と第2の遅延素子は互いに直列接続されるととも
に、これらゲート回路13のいずれか1つが選択される
と、データ入力端子1とデータ出力端子3間の接続経路
がこの選択に応じてこれらゲート回路(13)の前記第1の
遅延素子と第2の遅延素子で形成され、この接続経路に
応じた遅延時間によりデータ入力端子(1) より入力した
データ信号(2A)が遅延される。
2より入力したデータ信号2Aに所望の遅延を行いデー
タ出力端子3より出力する可変遅延回路は、クロック入
力端子1に接続される位相比較回路61、遅延手段7
1、位相比較回路62、遅延手段72、および位相比較
回路61と62の遅延時間制御信号61A,62Aを入
力する複数のゲート回路13とを有する。位相比較回路
61はクロック信号1Aと遅延手段71により遅延され
た第1の遅延クロック信号とを入力し、第1の遅延クロ
ック信号の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しく
なるように制御する遅延時間制御信号61Aをゲート回
路13に出力する。また、位相比較回路62はクロック
信号1Aと遅延手段72により遅延された第2の遅延ク
ロック信号とを入力し、第2の遅延クロック信号の遅延
時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように制御
する遅延時間制御信号62Aをゲート回路13に出力す
る。ゲート回路13はそれぞれ、遅延時間制御信号61
Aにより制御され、遅延手段71の一定倍の遅延時間を
もつ第1の遅延素子と遅延時間制御信号62Aにより制
御され、遅延手段72の一定倍の遅延時間をもつ第2の
遅延素子を備え、隣接するゲート回路13の第1の遅延
素子と第2の遅延素子は互いに直列接続されるととも
に、これらゲート回路13のいずれか1つが選択される
と、データ入力端子1とデータ出力端子3間の接続経路
がこの選択に応じてこれらゲート回路(13)の前記第1の
遅延素子と第2の遅延素子で形成され、この接続経路に
応じた遅延時間によりデータ入力端子(1) より入力した
データ信号(2A)が遅延される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照してこの発明
による可変遅延回路の実施例を詳細に説明する。
による可変遅延回路の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は第1の発明による可変遅延回路の実
施の形態を示す原理図である。図1の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4は
遅延設定データ入力端子、5は遅延回路、6は位相比較
回路、7は遅延手段、8は遅延手段、9はセレクタ、1
Aはクロック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレクト
信号、6Aは遅延時間制御信号である。
施の形態を示す原理図である。図1の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4は
遅延設定データ入力端子、5は遅延回路、6は位相比較
回路、7は遅延手段、8は遅延手段、9はセレクタ、1
Aはクロック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレクト
信号、6Aは遅延時間制御信号である。
【0011】クロック入力端子1に入力したクロック信
号1Aとデータ入力端子2に入力したデータ信号2A
は、複数個備えたそれぞれ遅延時間の異なる遅延回路5
に供給される。
号1Aとデータ入力端子2に入力したデータ信号2A
は、複数個備えたそれぞれ遅延時間の異なる遅延回路5
に供給される。
【0012】遅延回路5では、位相比較回路6がクロッ
ク信号1Aと、クロック信号1Aを遅延手段7で遅延し
た信号の位相とを比較し、遅延時間制御信号6Aによ
り、遅延手段7の遅延時間をクロック信号1Aの周期と
等しくなるように制御する。
ク信号1Aと、クロック信号1Aを遅延手段7で遅延し
た信号の位相とを比較し、遅延時間制御信号6Aによ
り、遅延手段7の遅延時間をクロック信号1Aの周期と
等しくなるように制御する。
【0013】遅延手段8は、遅延手段7とともに遅延時
間制御信号6Aにより制御され、遅延手段7の遅延時間
と比例した遅延時間を持つので、遅延手段8の遅延時間
は固定される。
間制御信号6Aにより制御され、遅延手段7の遅延時間
と比例した遅延時間を持つので、遅延手段8の遅延時間
は固定される。
【0014】遅延手段8はデータ入力端子2に入力した
データ信号2Aを遅延する。
データ信号2Aを遅延する。
【0015】複数個ある遅延回路5の、遅延手段7と遅
延手段8の遅延時間の比をそれぞれで異なるものにする
ことにより、それぞれの遅延手段8の出力の位相は異な
ったものとなる。
延手段8の遅延時間の比をそれぞれで異なるものにする
ことにより、それぞれの遅延手段8の出力の位相は異な
ったものとなる。
【0016】セレクタ9は、それぞれの遅延手段8の出
力を、遅延設定データ入力端子4に入力したセレクト信
号4Aにしたがい選択し、データ出力端子3に出力す
る。セレクト信号4Aを変えることによって、選択され
る遅延回路5が変わり、可変遅延回路の遅延時間を変化
させることができる。
力を、遅延設定データ入力端子4に入力したセレクト信
号4Aにしたがい選択し、データ出力端子3に出力す
る。セレクト信号4Aを変えることによって、選択され
る遅延回路5が変わり、可変遅延回路の遅延時間を変化
させることができる。
【0017】図2は第1の発明による可変遅延回路の実
施の形態例を示す構成図である。図2の1はクロック入
力端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4
は遅延設定データ入力端子、51は遅延回路、52は遅
延回路、61は位相比較回路、62は位相比較回路、7
1は遅延手段、710はゲート、72は遅延手段、72
0はゲート、81は遅延手段、810はゲート、82は
遅延手段、820はゲート、9はセレクタ、1Aはクロ
ック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレクト信号、6
1Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延時間制御信号で
ある。
施の形態例を示す構成図である。図2の1はクロック入
力端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4
は遅延設定データ入力端子、51は遅延回路、52は遅
延回路、61は位相比較回路、62は位相比較回路、7
1は遅延手段、710はゲート、72は遅延手段、72
0はゲート、81は遅延手段、810はゲート、82は
遅延手段、820はゲート、9はセレクタ、1Aはクロ
ック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレクト信号、6
1Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延時間制御信号で
ある。
【0018】遅延手段71はゲート710を直列に10
段接続したもので構成している。遅延手段81はゲート
810で構成している。ゲート710とゲート810は
同一の構成とし、ともに遅延時間制御信号61Aにより
遅延時間を制御される。よって遅延手段81の遅延時間
は遅延手段71の遅延時間の1/10である。
段接続したもので構成している。遅延手段81はゲート
810で構成している。ゲート710とゲート810は
同一の構成とし、ともに遅延時間制御信号61Aにより
遅延時間を制御される。よって遅延手段81の遅延時間
は遅延手段71の遅延時間の1/10である。
【0019】クロック入力端子1に周期90nsのクロック
信号を入力する。位相比較回路61はクロック信号1A
とクロック信号1Aを遅延手段71で遅延した信号の位
相を比較し遅延時間制御信号61Aにより、遅延手段7
1の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるよ
うに制御するとともに、遅延手段81の遅延時間を制御
する。よって遅延手段71の遅延時間は90ns、遅延手段
81の遅延時間は9nsに固定される。
信号を入力する。位相比較回路61はクロック信号1A
とクロック信号1Aを遅延手段71で遅延した信号の位
相を比較し遅延時間制御信号61Aにより、遅延手段7
1の遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるよ
うに制御するとともに、遅延手段81の遅延時間を制御
する。よって遅延手段71の遅延時間は90ns、遅延手段
81の遅延時間は9nsに固定される。
【0020】遅延手段72はゲート720を直列に9段
接続したもので構成している。遅延手段82はゲート8
20で構成している。ゲート720とゲート820は同
一の構成とし、ともに遅延時間制御信号62Aにより遅
延時間を制御される。よって遅延手段82の遅延時間は
遅延手段72の遅延時間の1/9である。
接続したもので構成している。遅延手段82はゲート8
20で構成している。ゲート720とゲート820は同
一の構成とし、ともに遅延時間制御信号62Aにより遅
延時間を制御される。よって遅延手段82の遅延時間は
遅延手段72の遅延時間の1/9である。
【0021】位相比較回路62はクロック信号1Aとク
ロック信号1Aを遅延手段72で遅延した信号の位相を
比較し遅延時間制御信号62Aにより、遅延手段72の
遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように
制御するとともに、遅延手段82の遅延時間を制御す
る。よって遅延手段72の遅延時間は90ns、遅延手段8
2の遅延時間は10nsに固定される。
ロック信号1Aを遅延手段72で遅延した信号の位相を
比較し遅延時間制御信号62Aにより、遅延手段72の
遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように
制御するとともに、遅延手段82の遅延時間を制御す
る。よって遅延手段72の遅延時間は90ns、遅延手段8
2の遅延時間は10nsに固定される。
【0022】データ入力端子2に入力したデータ信号2
Aを、遅延手段81と遅延手段82に送り、それぞれ9
nsまたは10ns遅延する。セレクタ9は遅延設定データ入
力端子4に入力したセレクト信号4Aにしたがって、遅
延手段81あるいは遅延手段82の出力を選択してデー
タ出力端子3に送る。この可変遅延回路の分解能は1ns
となる。
Aを、遅延手段81と遅延手段82に送り、それぞれ9
nsまたは10ns遅延する。セレクタ9は遅延設定データ入
力端子4に入力したセレクト信号4Aにしたがって、遅
延手段81あるいは遅延手段82の出力を選択してデー
タ出力端子3に送る。この可変遅延回路の分解能は1ns
となる。
【0023】また、図3は第1の発明による可変遅延回
路の他の実施の形態例である。図3の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4は
遅延設定データ入力端子、43は遅延設定データ入力端
子、51は遅延回路、52は遅延回路、61は位相比較
回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、710は
ゲート、72は遅延手段、720はゲート、81は遅延
手段、810はゲート、831はゲート、832はゲー
ト、82は遅延手段、820はゲート、841はゲー
ト、842はゲート、9はセレクタ、91はセレクタ、
1Aはクロック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレク
ト信号、61Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延時間
制御信号である。
路の他の実施の形態例である。図3の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4は
遅延設定データ入力端子、43は遅延設定データ入力端
子、51は遅延回路、52は遅延回路、61は位相比較
回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、710は
ゲート、72は遅延手段、720はゲート、81は遅延
手段、810はゲート、831はゲート、832はゲー
ト、82は遅延手段、820はゲート、841はゲー
ト、842はゲート、9はセレクタ、91はセレクタ、
1Aはクロック信号、2Aはデータ信号、4Aはセレク
ト信号、61Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延時間
制御信号である。
【0024】なお、ゲート831、832はゲート81
0と、またゲート841、842はゲート820と、そ
れぞれ同一の構成となっている。このため、ゲート83
1、832はそれぞれ遅延時間制御信号61Aにより9
nsの遅延を行い、またゲート841、842は遅延時間
制御信号62Aにより、10nsの遅延を行う。
0と、またゲート841、842はゲート820と、そ
れぞれ同一の構成となっている。このため、ゲート83
1、832はそれぞれ遅延時間制御信号61Aにより9
nsの遅延を行い、またゲート841、842は遅延時間
制御信号62Aにより、10nsの遅延を行う。
【0025】図3の実施の形態では、セレクタ9の出力
がさらにゲート831、832とゲート841、842
に送られる。これにより、選択可能な遅延時間を1nsの
間隔で4通りに増やすことが可能となる。なお、この実
施の形態ではセレクタを複数段接続することにより、選
択可能な遅延時間の数を増やすことができる一例を示し
たものであり、その構成はとくに図示したものに限定さ
れるものではない。
がさらにゲート831、832とゲート841、842
に送られる。これにより、選択可能な遅延時間を1nsの
間隔で4通りに増やすことが可能となる。なお、この実
施の形態ではセレクタを複数段接続することにより、選
択可能な遅延時間の数を増やすことができる一例を示し
たものであり、その構成はとくに図示したものに限定さ
れるものではない。
【0026】図4は第2の発明による実施の形態を示す
可変遅延回路の原理図である。図4の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、40
は遅延設定データ入力端子、41は遅延設定データ入力
端子、42は遅延設定データ入力端子、61は位相比較
回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、72は遅
延手段、811は遅延手段、812はオアゲート、82
1はゲート、822はゲート、10はアンドゲート、1
1はアンドゲート、12はアンドゲート、13はゲート
回路、14はオアゲート、1Aはクロック信号、2Aは
データ信号、61Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延
時間制御信号である。
可変遅延回路の原理図である。図4の1はクロック入力
端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、40
は遅延設定データ入力端子、41は遅延設定データ入力
端子、42は遅延設定データ入力端子、61は位相比較
回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、72は遅
延手段、811は遅延手段、812はオアゲート、82
1はゲート、822はゲート、10はアンドゲート、1
1はアンドゲート、12はアンドゲート、13はゲート
回路、14はオアゲート、1Aはクロック信号、2Aは
データ信号、61Aは遅延時間制御信号、62Aは遅延
時間制御信号である。
【0027】位相比較器61はクロック入力端子1に入
力したクロック信号1Aと、クロック信号1Aを遅延手
段71で遅延した信号の位相を比較し、遅延手段71の
遅延時間をクロック信号の1Aの周期と等しくなるよう
に制御するとともに、遅延手段811、オアゲート81
2の遅延時間を制御する。遅延手段811、オアゲート
812の遅延時間はそれぞれ遅延手段71の遅延時間に
比例するので、遅延手段811、オアゲート812の遅
延時間はそれぞれクロック信号1A周期の何倍かに固定
される。
力したクロック信号1Aと、クロック信号1Aを遅延手
段71で遅延した信号の位相を比較し、遅延手段71の
遅延時間をクロック信号の1Aの周期と等しくなるよう
に制御するとともに、遅延手段811、オアゲート81
2の遅延時間を制御する。遅延手段811、オアゲート
812の遅延時間はそれぞれ遅延手段71の遅延時間に
比例するので、遅延手段811、オアゲート812の遅
延時間はそれぞれクロック信号1A周期の何倍かに固定
される。
【0028】同様に、位相比較器62はクロック信号1
Aとクロック信号1Aを遅延手段72で遅延した信号の
位相を比較し、遅延手段72の遅延時間をクロック信号
1Aの周期と等しくなるように制御するとともに、ゲー
ト821、ゲート822の遅延時間を制御する。ゲート
821、ゲート822の遅延時間はそれぞれ遅延手段7
2の遅延時間に比例するので、ゲート821、ゲート8
22の遅延時間はそれぞれクロック信号1Aの周期の何
倍かに固定される。
Aとクロック信号1Aを遅延手段72で遅延した信号の
位相を比較し、遅延手段72の遅延時間をクロック信号
1Aの周期と等しくなるように制御するとともに、ゲー
ト821、ゲート822の遅延時間を制御する。ゲート
821、ゲート822の遅延時間はそれぞれ遅延手段7
2の遅延時間に比例するので、ゲート821、ゲート8
22の遅延時間はそれぞれクロック信号1Aの周期の何
倍かに固定される。
【0029】遅延設定データ入力端子40、遅延設定デ
ータ入力端子42、または複数個ある遅延設定データ入
力端子41のうちのいずれかひとつにHレベルを入力
し、その他にはLレベルを入力することにより、データ
入力端子2に入力したデータ信号2Aと、データ信号2
Aをゲート821で遅延した信号と、データ信号2Aを
ゲート821とゲート822何個かで遅延した信号のう
ちのいずれかひとつをアンドゲート10またはアンドゲ
ート11またはアンドゲート12に通し、さらに遅延手
段811と複数個あるオアゲート812すべて、または
ゲート812いく段かで遅延し、オアゲート14を通し
てデータ出力端子3に出力する。
ータ入力端子42、または複数個ある遅延設定データ入
力端子41のうちのいずれかひとつにHレベルを入力
し、その他にはLレベルを入力することにより、データ
入力端子2に入力したデータ信号2Aと、データ信号2
Aをゲート821で遅延した信号と、データ信号2Aを
ゲート821とゲート822何個かで遅延した信号のう
ちのいずれかひとつをアンドゲート10またはアンドゲ
ート11またはアンドゲート12に通し、さらに遅延手
段811と複数個あるオアゲート812すべて、または
ゲート812いく段かで遅延し、オアゲート14を通し
てデータ出力端子3に出力する。
【0030】このとき、遅延設定データ入力端子40、
遅延設定データ入力端子42、または複数個ある遅延設
定データ入力端子41のうちのどの端子にHレベルを入
力するかにより、可変遅延回路の遅延時間を変化させる
ことができる。
遅延設定データ入力端子42、または複数個ある遅延設
定データ入力端子41のうちのどの端子にHレベルを入
力するかにより、可変遅延回路の遅延時間を変化させる
ことができる。
【0031】図5は第2の発明による可変遅延回路の実
施の形態例を示す構成図である。図5の1はクロック入
力端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4
0は遅延設定データ入力端子、41は遅延設定データ入
力端子、42は遅延設定データ入力端子、61は位相比
較回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、711
はオアゲート、72は遅延手段、720はゲート、81
1は遅延手段、8110はオアゲート、812はオアゲ
ート、821はゲート、822はゲート、10はアンド
ゲート、11はアンドゲート、12はアンドゲート、1
3はゲート回路、14はオアゲート、1Aはクロック信
号、2Aはデータ信号、61Aは遅延時間制御信号、6
2Aは遅延時間制御信号である。ゲート回路13は2個
直列としている。
施の形態例を示す構成図である。図5の1はクロック入
力端子、2はデータ入力端子、3はデータ出力端子、4
0は遅延設定データ入力端子、41は遅延設定データ入
力端子、42は遅延設定データ入力端子、61は位相比
較回路、62は位相比較回路、71は遅延手段、711
はオアゲート、72は遅延手段、720はゲート、81
1は遅延手段、8110はオアゲート、812はオアゲ
ート、821はゲート、822はゲート、10はアンド
ゲート、11はアンドゲート、12はアンドゲート、1
3はゲート回路、14はオアゲート、1Aはクロック信
号、2Aはデータ信号、61Aは遅延時間制御信号、6
2Aは遅延時間制御信号である。ゲート回路13は2個
直列としている。
【0032】遅延手段71は一方の入力をLレベルとし
たオアゲート711を直列に10段接続したもので構成
している。遅延手段811は一方の入力をLレベルとし
たオアゲート8110で構成している。遅延手段71と
遅延手段811と、オアゲート812はいずれも遅延時
間制御信号61Aにより遅延時間を制御される。また、
オアゲート711とオアゲート8110とオアゲート8
12は同じもので構成してあり、遅延手段811とオア
ゲート812の遅延時間は遅延手段71の遅延時間の1
/10である。
たオアゲート711を直列に10段接続したもので構成
している。遅延手段811は一方の入力をLレベルとし
たオアゲート8110で構成している。遅延手段71と
遅延手段811と、オアゲート812はいずれも遅延時
間制御信号61Aにより遅延時間を制御される。また、
オアゲート711とオアゲート8110とオアゲート8
12は同じもので構成してあり、遅延手段811とオア
ゲート812の遅延時間は遅延手段71の遅延時間の1
/10である。
【0033】クロック入力端子1に周期90nsのクロック
信号を入力する。位相比較回路61はクロック信号1A
とクロック信号を遅延手段71で遅延した信号の位相を
比較し遅延時間制御信号61Aにより、遅延手段71の
遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように
制御するとともに、遅延手段811とオアゲート812
の遅延時間を制御する。よって遅延手段71の遅延時間
は90ns、また遅延手段811とオアゲート812の遅延
時間は9nsに固定される。
信号を入力する。位相比較回路61はクロック信号1A
とクロック信号を遅延手段71で遅延した信号の位相を
比較し遅延時間制御信号61Aにより、遅延手段71の
遅延時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように
制御するとともに、遅延手段811とオアゲート812
の遅延時間を制御する。よって遅延手段71の遅延時間
は90ns、また遅延手段811とオアゲート812の遅延
時間は9nsに固定される。
【0034】遅延手段72はゲート720を直列に9段
接続したもので構成している。遅延手段72とゲート8
21と、ゲート822はいずれも遅延時間制御信号62
Aにより遅延時間を制御される。また、ゲート720と
ゲート821とゲート822は同じもので構成してあ
り、ゲート821とゲート822の遅延時間は遅延手段
72の遅延時間の1/9である。
接続したもので構成している。遅延手段72とゲート8
21と、ゲート822はいずれも遅延時間制御信号62
Aにより遅延時間を制御される。また、ゲート720と
ゲート821とゲート822は同じもので構成してあ
り、ゲート821とゲート822の遅延時間は遅延手段
72の遅延時間の1/9である。
【0035】位相比較回路62はクロック信号1Aとク
ロック信号を遅延手段72で遅延した信号の位相を比較
し遅延時間制御信号62Aにより、遅延手段72の遅延
時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように制御
するとともに、ゲート821とゲート822の遅延時間
を制御する。よって遅延手段72の遅延時間は90ns、ま
たゲート821とゲート822の遅延時間は10nsに固定
される。
ロック信号を遅延手段72で遅延した信号の位相を比較
し遅延時間制御信号62Aにより、遅延手段72の遅延
時間をクロック信号1Aの周期と等しくなるように制御
するとともに、ゲート821とゲート822の遅延時間
を制御する。よって遅延手段72の遅延時間は90ns、ま
たゲート821とゲート822の遅延時間は10nsに固定
される。
【0036】遅延設定データ入力端子40と遅延設定デ
ータ入力端子41と遅延設定データ入力端子42のうち
のひとつにHレベルを入力し、他にLレベルを入力する
ことにより、データ入力端子2からデータ出力端子3ま
での遅延時間は分解能1nsで設定される。
ータ入力端子41と遅延設定データ入力端子42のうち
のひとつにHレベルを入力し、他にLレベルを入力する
ことにより、データ入力端子2からデータ出力端子3ま
での遅延時間は分解能1nsで設定される。
【0037】
【発明の効果】このように、この発明によれば、クロッ
ク信号の周期に比した遅延時間をもつ複数の経路を切り
替えることにより所望する任意の分解能をもち、遅延時
間や分解能の精度の良い可変遅延回路を得ることができ
る。また、クロック信号と基準となる遅延手段での遅延
処理されたクロック信号との周期を合わせることにより
遅延時間制御信号を出力し、これにより遅延時間が決定
されるので、温度や電源電圧等の影響を受けにくいとい
う利点がある。
ク信号の周期に比した遅延時間をもつ複数の経路を切り
替えることにより所望する任意の分解能をもち、遅延時
間や分解能の精度の良い可変遅延回路を得ることができ
る。また、クロック信号と基準となる遅延手段での遅延
処理されたクロック信号との周期を合わせることにより
遅延時間制御信号を出力し、これにより遅延時間が決定
されるので、温度や電源電圧等の影響を受けにくいとい
う利点がある。
【図1】第1の発明による可変遅延回路の原理図であ
る。
る。
【図2】第1の発明による可変遅延回路の実施の形態例
の構成図である。
の構成図である。
【図3】第1の発明による可変遅延回路の他の実施の形
態例の構成図である。
態例の構成図である。
【図4】第2の発明による可変遅延回路の原理図であ
る。
る。
【図5】第2の発明による可変遅延回路の実施の形態例
の構成図である。
の構成図である。
【図6】従来の技術による可変遅延回路の構成図であ
る。
る。
【図7】他の従来の技術による可変遅延回路の構成図で
ある。
ある。
1 クロック入力端子 2 データ入力端子 3 データ出力端子 4,40,41,42 遅延設定データ入力端子 5 遅延回路 6,61,62 位相比較回路 7,8,71,72,811 遅延手段 9 セレクタ 10,11,12,13 アンドゲート 14 オアゲート
Claims (5)
- 【請求項1】 データ入力端子(2) より入力したデータ
信号(2A)に所望の遅延を行いデータ出力端子(3) より出
力する可変遅延回路において、 クロック入力端子(1) およびデータ入力端子(2) にそれ
ぞれ接続され、データ入力端子(2) より入力したデータ
信号(2A)に遅延処理を行った後、このデータ信号(2A)を
出力するそれぞれが異なる遅延時間を備えた複数の遅延
回路(5)と、 前記複数の遅延回路(5) に接続され、これら遅延回路
(5) からの出力のうちいずれか1つをデータ出力端子
(3) に選択出力するセレクタ(9)とを有し、 前記各遅延回路(5) はクロック入力端子(1) と接続され
た位相比較回路(6) および遅延手段(7) と、データ入力
端子(2) に接続され、遅延手段(7) の一定倍の遅延時間
をもつ遅延手段(8) とを備え、 遅延手段(7) はクロック入力端子(1) より入力したクロ
ック信号(1A)を遅延した後に位相比較回路(6) に出力
し、 位相比較回路(6) は、クロック信号(1A)と遅延手段(7)
から遅延されたクロック信号を入力し、前記遅延された
クロック信号の遅延時間をクロック信号(1A)の周期と等
しくなるように制御する遅延時間制御信号(6A)を遅延手
段(7) および遅延手段(8) に出力し、 遅延手段(8) は遅延時間制御信号(6A)により制御される
遅延時間によりデータ入力端子(2) より入力したデータ
信号(2A)の遅延を行うことを特徴とする可変遅延回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可変遅延回路におい
て、遅延手段(8) は1つの遅延素子により構成されると
ともに、遅延手段(7) は遅延手段(8) の遅延素子がn
(nは2以上の自然数)段縦続接続されることにより構
成され、 遅延手段(8) は遅延手段(7) の遅延時間の1/nの遅延
時間に制御されることを特徴とする可変遅延回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載の可変遅延回路におい
て、この可変遅延回路は、 セレクタ(9) の出力側に位相比較回路(6) の遅延時間制
御信号(6A)制御を受ける遅延回路(5) 毎に設けられた遅
延手段と、 前記遅延手段の出力を入力し、これら出力のいずれか1
つを選択出力するセレクタ(91)とを有することを特徴と
する可変遅延回路。 - 【請求項4】 データ入力端子(2) より入力したデータ
信号(2A)に所望の遅延を行いデータ出力端子(3) より出
力する可変遅延回路において、 クロック入力端子(1) に接続される位相比較回路(61)、
遅延手段(71)、位相比較回路(62)、遅延手段(72)、およ
び位相比較回路(61)と(62)の遅延時間制御信号(61A),(6
2A) を入力する複数のゲート回路(13)とを有し、 位相比較回路(61)はクロック信号(1A)と遅延手段(71)に
より遅延された第1の遅延クロック信号とを入力し、前
記第1の遅延クロック信号の遅延時間をクロック信号(1
A)の周期と等しくなるように制御する遅延時間制御信号
(61A) をゲート回路(13)に出力し、 位相比較回路(62)はクロック信号(1A)と遅延手段(72)に
より遅延された第2の遅延クロック信号とを入力し、前
記第2の遅延クロック信号の遅延時間をクロック信号(1
A)の周期と等しくなるように制御する遅延時間制御信号
(62A) をゲート回路(13)に出力し、 ゲート回路(13)はそれぞれ、遅延時間制御信号(61A) に
より制御され、遅延手段(71)の一定倍の遅延時間をもつ
第1の遅延素子と遅延時間制御信号(62A) により制御さ
れ、遅延手段(72)の一定倍の遅延時間をもつ第2の遅延
素子を備え、隣接するゲート回路(13)の前記第1の遅延
素子と第2の遅延素子は互いに直列接続されるととも
に、これらゲート回路(13)のいずれか1つが選択される
と、データ入力端子(1) とデータ出力端子(3) 間の接続
経路がこの選択に応じてこれらゲート回路(13)の前記第
1の遅延素子と第2の遅延素子で形成され、この接続経
路に応じた遅延時間によりデータ入力端子(1) より入力
したデータ信号(2A)が遅延されることを特徴とする可変
遅延回路。 - 【請求項5】 第1の遅延設定データ入力端子(41)と、
第1の遅延設定データ入力端子(41)からの信号を一方の
入力とする第1のアンドゲート(11)と、第1のアンドゲ
ート(11)の出力を一方の入力とし、第1の遅延時間制御
信号(61A) により遅延時間を制御される第1のオアゲー
ト(812) と、第2の遅延時間制御信号(62A) により遅延
時間を制御される第1のゲート(822) からなるゲート回
路(13)を複数個備え、 前段のゲート回路(13)の第1のオアゲート(812) の出力
を後段のゲート回路(13)の第1のオアゲート(812) のも
う1方の入力、前段のゲート回路(13)の第1のゲート(8
22) の出力を後段のゲート回路(13)の第1のゲート(82
2) の入力と後段のゲート回路(13)の第1のアンドゲー
ト(11)のもう一方の入力とするように直列に接続し、 データ入力端子(2) に入力したデータ信号(2A)を入力と
し第2の遅延時間制御信号(62A) により遅延時間を制御
され、遅延時間が第1のゲート(822) と比例して変化
し、出力を初段のゲート回路(13)の第1のゲート(822)
の入力と第1のアンドゲート(11)のもう一方の入力に送
る第2のゲート(821) と、 データ入力信号(2A)と第2の遅延設定データ入力端子(4
0)からの信号を入力とする第2のアンドゲート(10)と、 第2のアンドゲート(10)の出力を入力とし、第1の遅延
時間制御信号(61A) により遅延時間を制御され、遅延時
間が第1のオアゲート(812) と比例して変化し、出力を
初段のゲート回路(13)の第1のオアゲート(812) のもう
一方の入力に送る第1の遅延手段(811) と、 第3の遅延設定データ入力端子(42)からの信号と最終段
のゲート回路(13)の第1のゲート(822) の出力を入力と
する第3のアンドゲート(12)と、 第3のアンドゲート(12)の出力と最終段のゲート回路(1
3)の第1のオアゲート(812) の出力を入力とし出力をデ
ータ出力端子(3) に送る第2のオアゲート(14)と、 クロック入力端子(1) に入力したクロック信号(1A)を入
力とし、第1の遅延時間制御信号(61A) により遅延時間
を制御され、遅延時間が第1のオアゲート(812) と比例
して変化する第2の遅延手段(71)と、 クロック信号(1A)と第2の遅延手段(71)の出力を入力と
し、 遅延時間制御信号(61A)を出力し、第2の遅延手段(71)
の遅延時間をクロック信号(1A)の周期と等しくなるよう
に制御するとともに第1のオアゲート(812) と第1の遅
延手段(811) の遅延時間を制御する位相比較回路(61)
と、 クロック信号(1A)を入力とし、第2の遅延時間制御信号
(62A) により遅延時間を制御され、遅延時間が第1のゲ
ート(822) と比例して変化する第3の遅延手段(72)と、 クロック信号(1A)と第3の遅延手段(72)の出力を入力と
し、遅延時間制御信号(62A)を出力し、第3の遅延手段
(72)の遅延時間をクロック信号(1A)の周期と等しくなる
ように制御するとともに第1のゲート(822) と第2のゲ
ート(821) の遅延時間を制御する位相比較回路(62)を備
え、第2の遅延手段(71)の遅延時間に対する第1の遅延
手段(811) の遅延時間の比と第3の遅延手段(72)の遅延
時間に対する第2のゲート(821) の遅延時間の比を異な
るものとし、第2の遅延手段(71)の遅延時間に対する第
1のオアゲート(812) の遅延時間の比と第3の遅延手段
(72)の遅延時間に対する第1のゲート(822) の遅延時間
の比を異なるものとすることを特徴とする可変遅延回
路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7212378A JPH0946197A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 可変遅延回路 |
US08/687,037 US5801562A (en) | 1995-07-28 | 1996-07-25 | Variable delay circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7212378A JPH0946197A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 可変遅延回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946197A true JPH0946197A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16621585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7212378A Pending JPH0946197A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 可変遅延回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5801562A (ja) |
JP (1) | JPH0946197A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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JP3931477B2 (ja) * | 1998-12-03 | 2007-06-13 | 三菱電機株式会社 | クロック再生/識別装置 |
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