JPS6130450B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6130450B2
JPS6130450B2 JP52094101A JP9410177A JPS6130450B2 JP S6130450 B2 JPS6130450 B2 JP S6130450B2 JP 52094101 A JP52094101 A JP 52094101A JP 9410177 A JP9410177 A JP 9410177A JP S6130450 B2 JPS6130450 B2 JP S6130450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock pulse
delay
delay circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52094101A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5428559A (en
Inventor
Gozo Kage
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP9410177A priority Critical patent/JPS5428559A/ja
Publication of JPS5428559A publication Critical patent/JPS5428559A/ja
Publication of JPS6130450B2 publication Critical patent/JPS6130450B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、デイジタル信号方式による移動通信
の回線網に使用される信号遅延装置に関する。
最近、デイジタル信号方式による広域移動通信
においては、複数の基地局を結ぶ回線間で生ずる
信号位相のずれを簡単な構成で合わせることので
きる信号遅延装置の使用が不可欠となつてきた。
一般に、この種の遅延回路は、基本的には、高速
のクロツク・パルスによりシフトレジスタに加え
られたデイジタル信号の位相を予め決められた設
定値へシフトすることによつて遅延出力が得られ
るように構成されているが、実際の使用に際して
は、その調整範囲が大きく、かつ細かく要求され
るので、おのずから構成が複雑となる。さらに、
遅延量の設定値を幾段にも設け、必要に応じて切
替えられることが望ましい。この要求に適合する
ための従来の装置は、デイジタル信号の位相をシ
フトする単位遅延量の同じシフトレジスタと、単
位遅延量の異なるシフトレジスタとをそれぞれ何
種類か用意し、これ等のシフトレジスタのうち異
種のものをまとめて直列に接続したり、同種のも
のと異種のものとをそれぞれまとめて直列に接続
したりすることによつて、切替回路を介して選択
的に遅延信号が得られるようになつている。しか
し乍ら、このような構成においては、全てのシフ
トレジスタがそれぞれの入力側に加えられたデイ
ジタル信号を遅延するように動作しており、その
ために、後述する具体例によつて明らかなよう
に、単位遅延量の異なるシフトレジスタを駆動す
るべく予め用意された周期の違うクロツク・パル
スの印加が同期的に制約されたり、切替回路が複
雑になる等の欠点があつた。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、クロツ
ク・パルスの駆動が容易にして、かつ切替回路の
簡単な広範囲、高精度の信号遅延装置を提供する
にある。
本発明によれば、短い周期のクロツク・パルス
でより長い周期のクロツク・パルスを遅延し、該
遅延されたクロツク・パルスで更に長い周期のク
ロツク・パルスを順次遅延するように段階的に設
けられたn個(nは1を含む、それ以上の正の整
数)のクロツク・パルス遅延回路と、該n個のう
ちの最終段クロツク・パルス遅延回路の出力で入
力信号を遅延する前段信号遅延回路と、前記n個
のうちの少なくとも1つのクロツク・パルス遅延
回路の出力パルスで直接に、若しくは、該出力パ
ルスを同期的にはたらく別に備えた少なくとも1
つのクロツク・パルス遅延回路を介して更に遅延
したのち、前記前段信号遅延回路の出力信号を遅
延する少なくとも1つの縦続信号遅延回路と、前
記前段信号遅延回路の出力と前記縦続信号遅延回
路の出力とを受け、別に加えられる切り替え信号
の制御により、該前段信号遅延回路の出力と該縦
続信号遅延回路の出力とのうちからどちらかを選
択的に切り替えて出力する切替回路とから構成さ
れた信号遅延装置が得られる。
先ず、従来技術と本発明との比較を容易にする
ために、本発明を説明する前に従来例をより具体
的に説明しよう。第1図は従来の信号遅延装置の
1つの具体的な構成を示したもので、図におい
て、1〜6は遅延回路であり、例えば、縦続接続
されたD型フリツプ・フロツプにより構成された
シフトレジスタを示している。7〜9はゲート回
路で、それぞれナンド回路7a〜7c,8a〜8
c,および9a〜9cによつて構成されている。
それぞれのシフトレジスタは、回路1,4が周波
数f3の高速クロツクパルスC3で、回路2,5が周
波数8×f3の高速クロツクパルスC2で、回路3,
6が周波数64×f3の高速クロツクパルスC1で動作
する。ここでC2とC1をf3の8倍および64倍に選ん
だのは、一例として8進のシフトレジスタに適合
させたためである。これによつて、回路1,4は
大きなステツプ1/f3で遅延量の設定ができる
し、回路3,6は最も小さなステツプ1/(64×
f3)で遅延量の設定が出来る。ここで、f3は入力の
デイジタル信号x0の信号速度の整数倍の周波数で
あり、各高速クロツクパルスC1,C2およびC3
位相はデイジタル信号x0の変化点に対して同期し
ている。ゲート回路7〜9はそれぞれ切り替え回
路として動作し、端子11からの入力x0に対して
端子16へ導かれる出力x3の遅延量は、切り替え
信号Sが高レベルを示すときは、回路1〜3の全
ての設定値の和となり、信号Sが低レベルを示す
ときは、回路1〜6の全ての設定値の和となる。
このように、信号Sにより2通りの遅延量が切り
替えられる。しかしながら、この例では、回路1
〜3と回路4〜6が独立していないために、回路
1と4,2と5および3と6をそれぞれ切り替え
るゲート回路7〜9が必要となる。したがつて、
設定値の切り替え数が多くなつたり、あるいは切
り替え段数が増大すればするほど、ゲート回路の
数が増大して、各遅延回路の切り分けが複雑にな
ると言う欠点がある。
そこで、遅延量を設定値単位に分けた場合の従
来技術として、他の具体例を第2図により示す。
図において、21〜26はそれぞれ遅延回路を示
しており、全てシフトレジスタが用いられてい
る。このうち、シフトレジスタ21は入力デイジ
タル信号x0の信号速度の整数倍の周波数f3を有す
る高速クロツクパルスC3により駆動して、入力
信号を遅延し、シフトレジスタ22および23は
それぞれf3の整数倍の周波数8×f3および64×f3
を有する高速クロツクパルスC2およびC1により
駆動している。シフトレジスタ24,25および
26もシフトレジスタ21,22および23を動
作させるのと同様な周波数、すなわち、それぞれ
f3,8×f3および64×f3を有する高速クロツクパ
ルスC3′,C2′およびC1′を用いている。この例に
おいては、遅延回路の設定値を切り替えるための
ゲート回路は29によつて示されるように1つで
用足りる。ここでデイジタル信号x0に対して、高
速クロツクパルスC3,C2およびC1の位相同期が
とれていれば、シフトレジスタ21,22および
23により遅延した出力x1の遅延量はC3の周期
の整数倍と、C2の周期の整数倍と、C1の周期の
整数倍の総和となる。
次に、x1の信号をシフトレジスタ24,25お
よび26で正常に遅延させるためには、信号x1
高速クロツクパルスC3′,C2′およびC1′とが全て
位相同期していなければならない。例えば、シフ
トレジスタ24を動作させるクロツクパルスとし
て、シフトレジスタ21を動作させるものと同じ
クロツクパルスC3を用いたとすると、シフトレ
ジスタ22および23により既に設定した遅延量
に無関係に、シフトレジスタ21の入力からシフ
トレジスタ24の出力までの遅延量は高速クロツ
クパルスC3の整数倍となつてしまう。そこで、
高速クロツクパルスC3′,C2′およびC1′は全て信
号x1と位相同期する必要がある。回路27と28
はそのために設けられた手段であり、先ず、回路
27で信号x1の変化点を検出して、この結果を用
いて回路28により発生している高速クロツクパ
ルスC3′およびC2′をリセツト(位相同期)してい
る。なお、C1′はシフトレジスタ21,22およ
び23を動作させる中で最小周期であり、信号x1
の変化点に対して位相同期しているので、結果的
にはC1と同じクロツクパルスが用いられる。以
上述べたごとく、この例によれば、信号x1と位相
同期した高速クロツクパルスを得るための手段と
して、回路27および28が余分に必要となる。
本発明は、上記のごとき従来の欠点を除去する
ために考えられたもので、以下に図面を参照して
本発明の詳細を説明する。第3図は本発明の第1
の実施例を構成図によつて示したものであり、参
照記号101〜106は遅延回路を示し、それぞ
れシフトレジスタで構成される。端子109〜1
11に加えられる高速クロツクパルスC3,C2
よびC1はそれぞれ従来例の場合と全く同じf3,8
×f3および64×f3の周波数を有するものとする。
ゲート回路107も第2図の回路29と同じ遅延
量設定値を切り替えるための切り替え回路であ
る。まず、端子110に加えられた高速クロツク
パルスC2は端子111からの高速クロツクパル
スC1によつてシフトレジスタ101で遅延され
る。次に、シフトレジスタ101により遅延され
た高速クロツクパルスC2aを用いて、端子109
からの高速クロツクパルスC3をシフトレジスタ
102により遅延する。この遅延された出力C3a
の遅延量は回路101の遅延設定値と回路102
の遅延設定値との和になる。さらに、この高速ク
ロツクパルスC3aを用いて、シフトレジスタ10
3により、デイジタル信号入力端子108からの
入力信号x0を遅延させると、遅延出力x1の遅延量
は各シフトレジスタ101,102および103
の遅延設定値の総和となる。この場合、シフトレ
ジスタ103は高速クロツクパルスC3aにより動
作しているから、出力x1の信号変化点に対して、
高速クロツクパルスC3aは位相的に同期がとれて
いる。同様な理由で、C3aの変化点はC2aと、C2
の変化点はC1とそれぞれ位相同期がとれてい
る。すなわち、信号x1に対して、それぞれの高速
クロツクパルスC3a,C2aおよびC1は位相的に同
期状態にあるから、前段の信号遅延用シフトレジ
スタ103に直列に接続されたシフトレジスタ1
04,105および106をそれぞれC3a,C2a
およびC1により直接駆動することによつて、そ
れぞれ設定された遅延量に従つて前に遅延された
信号x1をさらに遅延させ、かくして2通りの遅延
信号x1とx2を得ることができる。
第4図は本発明の第2の実施例を構成図によつ
て示したものである。図において、第3図に見ら
れるものと同じ信号は、その機能が同じであり、
よつて説明を繰り返さない。この実施例において
は、シフトレジスタ114,115および116
が、シフトレジスタ101,102,および10
3の出力側に同じような構成で段階的に接続され
ている。すでに、第3図で説明したように、シフ
トレジスタ101と102の出力における高速ク
ロツクパルスC2aおよびC3aはC1とともに遅延さ
れた信号x1と位相同期がとれているから、これと
同じ形態によるシフトレジスタ114,115お
よび116によつて遅延量をさらに設定すれば、
シフトレジスタ116の出力から信号x1のさらに
遅延された信号x2を得ることができる。なお、こ
の実施例においては、所要値に設定された遅延信
号をx1とx2の2通りに選んだが、シフトレジスタ
116の後段にシフトレジスタ114,115お
よび116と同じく段階的に構成されたシフトレ
ジスタ群を必要な段数だけ縦続接続することによ
つて、遅延量の多段切替えが可能であることは言
うまでもない。
以上、実施例の説明によつて判るごとく、本発
明の信号遅延装置によれば、同じ、または異つた
遅延量の設定範囲を有する遅延回路を多段に接続
するときに、各遅延回路は遅延量設定値単位で回
路的に区別できるから遅延された信号を抽出する
ための切替回路が簡単であるとともに、各段の遅
延回路ごとに同期した高速クロツクパルスを再生
しなおす必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号遅延装置の第1の具体例を
示す構成図、第2図は同じく従来の第2の具体例
を示す構成図、第3図は本発明による信号遅延装
置の第1の実施例を示す構成図、第4図は本発明
の第2の実施例を示す構成図である。 図において、101〜106,114〜116
は遅延回路、107はゲート回路、x0は入力デイ
ジタル信号、x1,x2は遅延されたデイジタル信
号、C1〜C3,C2a,C2b,C3a,C3bはクロツク
パルスである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 短い周期のクロツク・パルスでより長い周期
    のクロツク・パルスを遅延し、該遅延されたクロ
    ツク・パルスで更に長い周期のクロツク・パルス
    を順次遅延するように段階的に設けられたn個
    (nは1を含む、それ以上の正の整数)のクロツ
    ク・パルス遅延回路と、該n個のうちの最終段ク
    ロツク・パルス遅延回路の出力で入力信号を遅延
    する前段信号遅延回路と、前記n個のうちの少な
    くとも1つのクロツク・パルス遅延回路の出力パ
    ルスで直接に、若しくは、該出力パルスを同期的
    にはたらく別に備えた少なくとも1つのクロツ
    ク・パルス遅延回路を介して更に遅延したのち、
    前記前段信号遅延回路の出力信号を遅延する少な
    くとも1つの縦続信号遅延回路と、前記前段信号
    遅延回路の出力と前記縦続信号遅延回路の出力と
    を受け、別に加えられる切り替え信号の制御によ
    り、該前段信号遅延回路の出力と該縦続信号遅延
    回路の出力とのうちからどちらかを選択的に切り
    替えて出力する切替回路とから構成された信号遅
    延装置。
JP9410177A 1977-08-08 1977-08-08 Signal delay device Granted JPS5428559A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9410177A JPS5428559A (en) 1977-08-08 1977-08-08 Signal delay device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9410177A JPS5428559A (en) 1977-08-08 1977-08-08 Signal delay device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5428559A JPS5428559A (en) 1979-03-03
JPS6130450B2 true JPS6130450B2 (ja) 1986-07-14

Family

ID=14101043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9410177A Granted JPS5428559A (en) 1977-08-08 1977-08-08 Signal delay device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5428559A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473336U (ja) * 1990-11-01 1992-06-26

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143825A (en) * 1979-04-25 1980-11-10 Nec Corp Digital phase shifter
JPS55166331A (en) * 1979-06-12 1980-12-25 Nec Corp Digital phase variable circuit
JPS5647125A (en) * 1979-09-26 1981-04-28 Toshiba Corp Delay circuit
JPS6296879A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 Nec Corp タイミング制御回路
JPS62176344A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Nec Corp タイミング位相補正回路
JPH0246880Y2 (ja) * 1987-08-26 1990-12-10

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473336U (ja) * 1990-11-01 1992-06-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5428559A (en) 1979-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0519892A (ja) 可変クロツク分周回路
US5510742A (en) Multiplexer receiving at its input a plurality of identical, but out of phase, signals
JP2576366B2 (ja) 可変遅延バッファ回路
US5483540A (en) Demultiplexer for demultiplexing serial multiplexed signal into bits
JPS6130450B2 (ja)
JPH0946197A (ja) 可変遅延回路
KR970024568A (ko) 위상 조정 회로, 그 회로를 포함하는 시스템 및 위상 조정 방법
US4644568A (en) Timing signal distribution arrangement
US6282255B1 (en) Frequency divider with variable modulo
CA1266535A (en) Multiplexer
US3505478A (en) Clock frequency converter for time division multiplexed pulse communication system
JPS59221115A (ja) クロツク信号切換回路
JPH0214813B2 (ja)
JPH05258589A (ja) 可変長シフトレジスタ
JP2897682B2 (ja) 遅延時間調整回路
JPH0774654A (ja) 多重化回路
JPH04276936A (ja) フレーム同期回路
JP3145016B2 (ja) セレクタ回路及びセレクタ装置
JP2692476B2 (ja) フレーム同期システム
JPS6248319B2 (ja)
JPS61208923A (ja) デイジタルpll回路
JP3005997B2 (ja) 同期多重方式
JPH1168726A (ja) クロック切替え回路
JP2595103Y2 (ja) 差動ゲートによるタイミング調整回路
JPH03245608A (ja) クロックデューティ制御回路