JPH0246880Y2 - - Google Patents

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JPH0246880Y2
JPH0246880Y2 JP1987130539U JP13053987U JPH0246880Y2 JP H0246880 Y2 JPH0246880 Y2 JP H0246880Y2 JP 1987130539 U JP1987130539 U JP 1987130539U JP 13053987 U JP13053987 U JP 13053987U JP H0246880 Y2 JPH0246880 Y2 JP H0246880Y2
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shirt
air
sleeves
torso
hot
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JP1987130539U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、洗濯されたワイシヤツや作業上衣
などのシヤツを、プレス及び乾燥仕上げするシヤ
ツ仕上げ機に関するものである。
〔従来の技術〕
洗濯されたシヤツを仕上げる仕上機として、従
来、実公昭54−28559号公報及び実公昭54−44638
号公報に提案されるように、膨張可能な人体型袋
を備え、その人体型袋にシヤツを被せた状態で人
体型袋に熱風や蒸気を導入して膨張させることに
より、シヤツをふくらませて乾燥仕上げするよう
にしたものがある。
上記提案の仕上げ機では、人体型袋にシヤツの
袖内部に挿入される袖部を形成し、その袖部の先
端にフアスナで開閉される開口を設けて、長袖や
半袖のシヤツの仕上げに対応できるようにしてい
る。すなわち、長袖のシヤツを仕上げる場合は、
シヤツの両袖を人体型袋に向かつて回動するロツ
トにより袖を左右に膨張させた状態で、袖部の開
口から熱風を吹き出して袖を仕上げ、半袖のシヤ
ツの場合は、袖部の開口を閉じ、人体型袋の膨張
によつて仕上げることにより、両者を効率良く仕
上げることができるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記提案の仕上げ機のように、シヤ
ツを膨らませて乾燥仕上げするだけでは、シヤツ
にしわが残つたり、光沢のある仕上げ面を得るこ
とはできず、このため、光沢のある美しい仕上げ
面を得るには、仕上げ機からシヤツを取外した後
改めてアイロン仕上げを行なう必要がある。
特に、シヤツの両袖のタツク部は、熱風により
膨張させるだけでは仕上げることができず、アイ
ロン加工によりタツクの折り目を確実に付ける必
要があるため、仕上げの上で熱風による膨張仕上
げの工程が無駄になる欠点がある。
さらに、長袖のシヤツにおいて、シヤツの布地
が通気性の大きいものである場合、袖の先端を把
持する提案の構造では、人体型袋の袖部から把持
位置までの距離が長くなるために、吹き出した熱
風の大部分が布地を挿通してしまい、このためシ
ヤツの袖が十分に膨張されずに、しわが残つた状
態で仕上げられやすいという欠点がある。
そこで、この考案は、長袖や半袖のシヤツをそ
れぞれ効率的に仕上げることができると共に、シ
ヤツの各部分を同時にアイロン仕上げすることが
でき、作業工程を大きく減少させることができる
シヤツ仕上げ機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案のシヤ
ツ仕上げ機は、人体の上半身形状を模した胴立本
体と、その胴立本体の両側面の肩口部に取付けら
れ、内部に熱風が導入される膨張可能な空気パツ
ドとを備える胴立と;この胴立の前後面全体を圧
着する一対の熱板と;上記胴立の両側面に向かつ
て回動可能に設けられる一対の支持腕と;を具備
し、上記一対の支持腕に、胴立に被せたシヤツの
両袖の先端を把持する把持具及びその袖のタツク
部を圧着するアイロン台とタツク部用熱板をそれ
ぞれ設け、上記胴立本体の空気パツドを上記シヤ
ツの肩口から袖内の肘部に達する大きさに形成す
ると共に、この空気パツドの先端部にフアスナで
開閉される開口を設けた構造としたものである。
〔作用〕
長袖のシヤツの場合は、胴立にシヤツを被せ、
そのシヤツの袖を支持腕の把持具で把持して左右
両方向に緊張させる。この状態で、胴立の空気パ
ツドを膨張させ、空気パツドの開口から袖内部に
熱風を吹き出しつつ、シヤツの前後面を熱板で圧
着すると共に、袖のタツク部を支持腕のアイロン
台とタツク部用熱板の間で圧着する。
これによりシヤツの胴部、胸部、背中部とタツ
ク部がアイロン仕上げされると共に、空気パツド
とタツク部の間は熱風により膨張仕上げされる。
この場合、タツク部がアイロン加工されることに
より、その圧着位置と空気パツドの開口との距離
が短かくなるため、通気性の大きいシヤツでも空
気パツドから吹き出した熱風により袖は十分に膨
張され、良好に仕上げられる。
一方、半袖のシヤツの場合は、空気パツドの開
口を閉じ、空気パツドを膨張させてシヤツの袖を
仕上げると共に、シヤツの前後面を熱板で圧着し
てアイロン仕上げする。
〔実施例〕
以下、この考案のシヤツを添付図面に基づいて
説明する。
第1図に示すように、基台1の上部には、一対
の熱板2,2が圧着面を向かい合わせて取付けら
れており、この熱板2,2は開閉機構3の作動に
より、互いに接近離反される。
また、基台1上部には、移動台4が、熱板2,
2間の中央を移動可能となるように取付けられ、
その移動台4の上部に胴立5が直立して取付けら
れている。
胴立5は、その両脇部と両肩部及び両側面のシ
ヤツの袖に臨む部分にそれぞれ空気パツド6,
7,8が取付けられており、この空気パツド6,
7,8を含む形状が人間の上半身形状に模して立
体的に形成されている。胴立5の内部には、第3
図及び第4図に示すように、各空気パツド6,
7,8に連通する熱風の導通路5′が設けられ、
導通路5′は、胴立5の下部において、任意の熱
風の送風機に連結している。
各空気パツド6,7,8は、収縮性(弾力性)
と適当な通気性を有する材料で形成されており、
内部に熱風が導入されると、均一に膨張すると共
に、若干量の熱風がパツド材を通して外部に漏出
するようになつている。
上記空気パツドのうち、両袖部に設けられた空
気パツド8は、第2図乃至第4図に示すように、
シヤツの肩口から袖内部に挿入されるように円筒
状に形成され、最大膨張時の大きさが、通常のシ
ヤツの袖の断面形より大きくなるように形成され
ている。また、その長さは、第4図に示すよう
に、肩口から袖内の肘部に達する大きさに形成さ
れ、半袖シヤツを被せた場合、パツドの先端がシ
ヤツの袖口より若干突出するようになつている。
また、上記空気パツド8の先端面には、パツド内
部と外部を連通させる開口9が形成されており、
この開口9の両側に開口する開閉するスライドフ
アスナ10が取付けられている。
胴立5の上部には、シヤツのカラー部を固定す
るカラー押え具11が設けられており、襟立て1
2にセツトしたカラーの前側を、エアシリンダ1
3が駆動される押え板14で固定する。
一方、移動台4には、胴立5に被せたシヤツの
前見頃を固定するための前押え具15が取付けら
れている。この前押え具15は、T字形のバネで
成り、板バネの下端を移動台4に固着し、その板
バネの上端が自身のバネ力により胴立5の前面に
圧着してシヤツの前身頃を固定するようになつて
いる。
また移動台4の両端には、胴立5の両側に位置
するように、ピン16を介して一対の支持腕1
7,17が回動可能に取付けられており、この支
持腕17,17の上部に、両袖のカフス部を把持
するカフス把持具18と、袖のタツク部をプレス
するアイロン台19とタツク部用熱板20が取付
けられている。上記カフス把持具18はエアシリ
ンダ21の作動によりカフス部をアイロン台19
に圧着して固定する。なお、22は、熱板20を
アイロン台19に圧着させるエアシリンダであ
る。
この実施例は、上記のような構成であり、次に
作用を説明する。
シヤツが長袖の場合、第3図に示すように、両
袖の空気パツド8の開口9を開放した状態で、シ
ヤツを胴立5に装着する。シヤツは胴立5に被せ
た後、カラー部と前見頃の下部を、それぞれカラ
ー押え具11と前押え具15で固定し、また、右
袖のカフス部を右側の支持腕17のカフス把持具
18で支持する。この場合、支持腕17,17′
は、胴立5に最も接近した位置にあり、カフス部
は、袖をたるませた状態で取り付けられる。
このようにシヤツを胴立5にセツトした後、移
動台4を移動させて、胴立5を熱板2,2の間の
プレス位置aに移動させる。この状態で、シヤツ
の左袖のカフス部を左側の支持腕17′のカフス
把持具18で固定し、次に、各空気パツド6,
7,8内に熱風を導入して膨張させ、シヤツをし
わのない状態に緊張させると共に、熱板2,2を
胴立5の前後面に圧着してシヤツの胴部と胸部及
び背中部をアイロン仕上げする。
ついで、支持腕17,17′を左右に回動させ
てシヤツの両袖を引き延ばし、その状態でタツク
部をアイロン台19とタツク部用熱板20との間
で挟んでアイロン仕上げする。この作業中、両袖
の空気パツド8の開口からは、第3図に示すよう
に、熱風が袖内に吹き出しており、その熱風が袖
部を内側から膨らませて表面のしわを延ばすと共
に、シヤツの布地を挿通して外部に吹き出すこと
により袖を乾燥させる。
また、袖部の肩から肘部にかけて部分は、熱風
の吹き出しによる空気パツド8の膨張によりしわ
が除去されるように緊張させると共に、熱風のも
つ熱気により乾燥される。
このように、熱風の吹き出しだけでなく空気パ
ツド8の膨張により袖部を緊張させて仕上げるよ
うにしたことにより、シヤツ布地の通気性に関係
なくシヤツの袖を十分に引き延ばすことができ、
袖をしわのない状態で美しく仕上げることができ
る。
一方、シヤツの半袖の場合は、第2図及び第4
図に示すように、フアスナ10を閉じて空気パツ
ド8を密閉状態にし、上記と同様の操作を行な
う。この場合、第4図に示すように、空気パツド
8から熱風が逃げず、空気パツド8内に充満して
パツドを膨張させるために、シヤツの袖部は強く
緊張されてしわが十分に引き延ばされると共に、
空気パツド8から伝わる熱風の風により乾燥され
る。
なお、空気パツド8の開口9を開閉するフアス
ナ10は、図示のようなスライド式に代えて、面
フアスナを用いるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成し、長袖シヤツ
の場合は、空気パツドの膨張とパツドからの熱風
の吹き出しにより、半袖シヤツの場合は、熱風の
逃げをなくした空気パツドの膨張によりシヤツの
袖を仕上げるようにしたので、シヤツの袖を、半
袖、長袖の形状に合わせて効率良く仕上げること
ができる。
また、シヤツの前後面を圧着する熱板と、袖の
タツク部を圧着するアイロン台と熱板を設けたの
で、シヤツの大部分を同時にアイロン仕上げする
ことができ、光沢のある美しい仕上げ面と作業工
程の短縮を図ることができる。特に、袖のタツク
部をアイロン仕上げすることにより、タツクを一
度に仕上げることができ、従来の膨張仕上げとア
イロン仕上げを行なう場合に比べて工程の無駄を
省くことができる。
さらに、タツク部をアイロン台と熱板で圧着す
ることにより、空気パツドから吹き出す熱風によ
つて仕上げる袖の長さが短かくなるので、通気性
の大きいシヤツでも熱風により袖を十分に膨張さ
せて仕上げることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るシヤツ仕上げ機の斜視
図、第2図は同上の空気パツドを示す斜視図、第
3図及び第4図は同上の作用を説明する側断面図
である。 2……熱板、5……胴立、6,7,8……空気
パツド、9……開口、10……フアスナ、17…
…支持腕、18……カフス把持具、19……アイ
ロン台、20……タツク部用熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 人体の上半身形状を模した胴立本体と、その胴
    立本体の両側面の肩口部に取付けられ、内部に熱
    風が導入される膨張可能な空気パツドとを備える
    胴立と;この胴立の前後面全体を圧着する一対の
    熱板と;上記胴立の両側面に向かつて回動可能に
    設けられる一対の支持腕と;を具備し、上記一対
    の支持腕に、胴立に被せたシヤツの両袖の先端を
    把持する把持具及びその袖のタツク部を圧着する
    アイロン台とタツク部用熱板をそれぞれ設け、上
    記胴立本体の空気パツドを上記シヤツの肩口から
    袖内の肘部に達する大きさに形成すると共に、こ
    の空気パツドの先端部にフアスナで開閉される開
    口を設けたことを特徴とするシヤツ仕上げ機。
JP1987130539U 1987-08-26 1987-08-26 Expired JPH0246880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987130539U JPH0246880Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987130539U JPH0246880Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6434000U JPS6434000U (ja) 1989-03-02
JPH0246880Y2 true JPH0246880Y2 (ja) 1990-12-10

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ID=31385797

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JP1987130539U Expired JPH0246880Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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