JPH0945544A - コイルのマグネットワイヤー結線構造 - Google Patents
コイルのマグネットワイヤー結線構造Info
- Publication number
- JPH0945544A JPH0945544A JP22445095A JP22445095A JPH0945544A JP H0945544 A JPH0945544 A JP H0945544A JP 22445095 A JP22445095 A JP 22445095A JP 22445095 A JP22445095 A JP 22445095A JP H0945544 A JPH0945544 A JP H0945544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- magnet wire
- shaped
- pin
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】コイルとリード線の結線接続方法にＬ型ピン又
はストレートピン等を用いて、リード線を間接的に結線
して、難しい工程を省き、自動化とする。 【解決手段】ボビンに、Ｌ型ピン又はストレートピンを
それぞれ２本を取付ける。
はストレートピン等を用いて、リード線を間接的に結線
して、難しい工程を省き、自動化とする。 【解決手段】ボビンに、Ｌ型ピン又はストレートピンを
それぞれ２本を取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、あらゆる産業に使用さ
れる電磁クラッチのコイルの結線接続に関するものであ
る。
れる電磁クラッチのコイルの結線接続に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の電磁クラッチのコイルの結線方法
は、ボビンにマグネットワイヤーを巻付けてその端末
を、結線する相手のリード線の結線部と直接に結線して
いた。そのためリード線のはみ出し防止用の溝を、ボビ
ン端に、設けなければならなかった。そして、その結線
部をハンダ付するわけであるが、その下側に絶縁体のマ
イラーテープを別に張り付けてからハンダ付を行い、
又、ハンダ付けをした後に再びマイラーテープを外周に
張り付けて絶縁を行うものである。そのため自動化が出
来ないと言う欠点もある。
は、ボビンにマグネットワイヤーを巻付けてその端末
を、結線する相手のリード線の結線部と直接に結線して
いた。そのためリード線のはみ出し防止用の溝を、ボビ
ン端に、設けなければならなかった。そして、その結線
部をハンダ付するわけであるが、その下側に絶縁体のマ
イラーテープを別に張り付けてからハンダ付を行い、
又、ハンダ付けをした後に再びマイラーテープを外周に
張り付けて絶縁を行うものである。そのため自動化が出
来ないと言う欠点もある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の方法であ
ると、ボビンにマグネットワイヤーを巻き付けて、その
巻終りのマグネットワイヤーは、端末を相手のリード線
の結線部と結線するわけであるが、そのリード線を必ず
ボビン端に設けられている溝に確実に収める必要があ
る。そしてその端末と、リード線の結線部を結線してか
ら、その結線部のハンダ付を行うが、その前にハンダ付
する部分がボビンに巻付けられたマグネットワイヤーに
密着しているためハンダ付する下側にマイヤーテープを
張り付けると言う困難な工程が含まれる。又、ハンダ付
後もマイラーテープをボビンにマグネットワイヤーを巻
付けた全周を包む様に張り付けるものである。片方の巻
上げ方のリード線は、溝に収める必要はないが、結線方
法等は、巻終りのマグネットワイヤーと全く同じであ
る。以上の様な工程のためコスト低減しようとする自動
化が非常に困難である。
ると、ボビンにマグネットワイヤーを巻き付けて、その
巻終りのマグネットワイヤーは、端末を相手のリード線
の結線部と結線するわけであるが、そのリード線を必ず
ボビン端に設けられている溝に確実に収める必要があ
る。そしてその端末と、リード線の結線部を結線してか
ら、その結線部のハンダ付を行うが、その前にハンダ付
する部分がボビンに巻付けられたマグネットワイヤーに
密着しているためハンダ付する下側にマイヤーテープを
張り付けると言う困難な工程が含まれる。又、ハンダ付
後もマイラーテープをボビンにマグネットワイヤーを巻
付けた全周を包む様に張り付けるものである。片方の巻
上げ方のリード線は、溝に収める必要はないが、結線方
法等は、巻終りのマグネットワイヤーと全く同じであ
る。以上の様な工程のためコスト低減しようとする自動
化が非常に困難である。
【０００４】本発明は、前記した欠点を改良して、確実
に結線が出来る構造として、コスト低減のための自動
化、省力化を実現出来ることを目的としている。
に結線が出来る構造として、コスト低減のための自動
化、省力化を実現出来ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の方法はボビンに巻付けた巻上げと巻終りの
２本のマグネットワイヤーの結線する端末を、接続する
相手のリード線の結線部と直接に結線しないで途中に各
種ピンを間接用とし設置して、そのピンを利用して適当
な位置に巻付け圧着して結線する。そしてピンの結線部
とリード線の結線部を金具にて結線させる。すると、マ
グネットワイヤーをピンに巻付けて結線する工程の自動
化が可能となる。尚、ハンダ付も結線部が、ボビン本体
より浮いた所で行えるため、難題であった結線部の下に
張るマイラーテープの張り付けも不要でやはり自動化が
出来る。又、その間接用に用いる各種ピンは、形状を変
えることに依ってリード線の取付方向も自由に変化させ
ることが出来る。
に、本発明の方法はボビンに巻付けた巻上げと巻終りの
２本のマグネットワイヤーの結線する端末を、接続する
相手のリード線の結線部と直接に結線しないで途中に各
種ピンを間接用とし設置して、そのピンを利用して適当
な位置に巻付け圧着して結線する。そしてピンの結線部
とリード線の結線部を金具にて結線させる。すると、マ
グネットワイヤーをピンに巻付けて結線する工程の自動
化が可能となる。尚、ハンダ付も結線部が、ボビン本体
より浮いた所で行えるため、難題であった結線部の下に
張るマイラーテープの張り付けも不要でやはり自動化が
出来る。又、その間接用に用いる各種ピンは、形状を変
えることに依ってリード線の取付方向も自由に変化させ
ることが出来る。
【０００６】
【作用】マグネットワイヤーの巻上がりと巻終りの端末
を、Ｌ型ピン又はストレートピンの、リード線の結線す
るところと、ボビンに圧入したところの中間に、３〜４
巻位を圧着するように巻付ける。そしてハンダ付をする
と各ピンの強度は高まりしっかりとする。そして、リー
ド線の結線部と各ピンの結線部を金具で固定しても安定
した接続とすることが出来る。Ｌ型ピン又はストレート
ピンは、角型であって、ボビンの穴の角穴に圧入するた
め左右には動かない様に固定されている。
を、Ｌ型ピン又はストレートピンの、リード線の結線す
るところと、ボビンに圧入したところの中間に、３〜４
巻位を圧着するように巻付ける。そしてハンダ付をする
と各ピンの強度は高まりしっかりとする。そして、リー
ド線の結線部と各ピンの結線部を金具で固定しても安定
した接続とすることが出来る。Ｌ型ピン又はストレート
ピンは、角型であって、ボビンの穴の角穴に圧入するた
め左右には動かない様に固定されている。
【０００７】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する
と、図１、図３に図示したＬ型ピン（４）は、材料は通
電性の高い材質として、角型でＬ型に曲げられる。そし
てボビン（２）に明けられている深い角穴に深く圧入す
る。Ｌ型ピン（４）は、マグネットワイヤー（３）の巻
上げ用と巻終り用の２本のため、図３に示す様に間をお
いて２本を取付ける。その時どちらを巻上げ用として
も、巻終り用としても差しつかえない。中間に巻付ける
マグネットワイヤー（３）は、３〜４巻として、ある程
度密着させる様にかたく巻いてハンダ付をする。
と、図１、図３に図示したＬ型ピン（４）は、材料は通
電性の高い材質として、角型でＬ型に曲げられる。そし
てボビン（２）に明けられている深い角穴に深く圧入す
る。Ｌ型ピン（４）は、マグネットワイヤー（３）の巻
上げ用と巻終り用の２本のため、図３に示す様に間をお
いて２本を取付ける。その時どちらを巻上げ用として
も、巻終り用としても差しつかえない。中間に巻付ける
マグネットワイヤー（３）は、３〜４巻として、ある程
度密着させる様にかたく巻いてハンダ付をする。
【０００８】ボビン（２）とマグネットワイヤー（３）
及び金具（５）とリード線（６）は、従来と同じ材質等
で巻く方法や取付方法も同じである。図４に示すストレ
ートピン（７）は、Ｌ型に曲げないで、ストレートとし
たピンであって、Ｌ型ピン（４）の結線接続方法等は全
く同じである。
及び金具（５）とリード線（６）は、従来と同じ材質等
で巻く方法や取付方法も同じである。図４に示すストレ
ートピン（７）は、Ｌ型に曲げないで、ストレートとし
たピンであって、Ｌ型ピン（４）の結線接続方法等は全
く同じである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に構成されて
いるので以下に記載される様な効果を奏する。
いるので以下に記載される様な効果を奏する。
【００１０】ボビンに、リード線用の溝加工を設ける必
要がなくなったため、形状が簡素化された。
要がなくなったため、形状が簡素化された。
【００１１】ハンダ付部の下側と、マグネットワイヤー
をボビンに巻付けた全周の外側にマイラーテープを張付
ける工程が省かれた。
をボビンに巻付けた全周の外側にマイラーテープを張付
ける工程が省かれた。
【００１２】ハンダ付部が、適当な箇所で行えるため、
自動化に適しているので省力化が出来た。
自動化に適しているので省力化が出来た。
【００１３】以上の様に、いろいろ長所が生じてはかり
知れない効果を発揮することが出来てコスト低減に役立
つことが出来た。
知れない効果を発揮することが出来てコスト低減に役立
つことが出来た。
【図１】 コイルのボビンにＬ型ピンを取付けて、リー
ド線を接続結線した部分の拡大した詳細図
ド線を接続結線した部分の拡大した詳細図
【図２】 コイル全体のＬ型ピンを取付けた右側面図
【図３】 コイル全体のＬ型ピンを取付けた正面図
【図４】 Ｌ型ピンと違ってストレートピンを取付けて
マグネットワイヤーを巻付けたところの拡大した部分の
図
マグネットワイヤーを巻付けたところの拡大した部分の
図
【図５】 コイル全体のストレートピンを取付けた正面
図
図
１ コイル本体 ２ ボビン ３ マグネットワイヤー ４ Ｌ型ピン ５ 金具 ６ リード線 ７ ストレートピン
Claims (2)
- 【請求項１】コイル本体（１）のボビン（２）に、マグ
ネットワイヤー（３）の巻上げ用と、巻終り用のそれぞ
れの結線端を巻付けて配線を行う２本のＬ型ピン（４）
を取付けた構成からなる、コイルのマグネットワイヤー
結線構造。 - 【請求項２】コイル本体（１）のボビン（２）に、マグ
ネットワイヤー（３）の巻上げ用と、巻終り用のそれぞ
れの結線端を巻付けて配線を行う２本のストレートピン
（７）を取付けた構成からなるコイルのマグネットワイ
ヤー結線構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22445095A JPH0945544A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | コイルのマグネットワイヤー結線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22445095A JPH0945544A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | コイルのマグネットワイヤー結線構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0945544A true JPH0945544A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16813969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22445095A Pending JPH0945544A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | コイルのマグネットワイヤー結線構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0945544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107424786A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-12-01 | 太仓市变压器有限公司 | 一种铜片 |
| CN108490207A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-04 | 航天科技控股集团股份有限公司 | 一种车速传感器线轴 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP22445095A patent/JPH0945544A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107424786A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-12-01 | 太仓市变压器有限公司 | 一种铜片 |
| CN108490207A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-04 | 航天科技控股集团股份有限公司 | 一种车速传感器线轴 |
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