JPH0943795A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH0943795A
JPH0943795A JP19062895A JP19062895A JPH0943795A JP H0943795 A JPH0943795 A JP H0943795A JP 19062895 A JP19062895 A JP 19062895A JP 19062895 A JP19062895 A JP 19062895A JP H0943795 A JPH0943795 A JP H0943795A
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JP
Japan
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roller
water
photosensitive material
squeeze
film
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JP19062895A
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English (en)
Inventor
Naritoshi Inoue
斉逸 井上
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続処理時でもキャリーオーバー量が少な
く、感光材料後端付着水や、スクイズムラ、汚れ、傷つ
き等を生じさせない感光材料処理装置を提供する。 【解決手段】 水洗後のフィルムFを、撥水性の絞りロ
ーラ50,52でスクイズした後、上側を親水性のロー
ラ、下側を撥水性のローラとした絞りローラ54でスク
イズする。処理を続けると、水分が絞りローラ54のロ
ーラ間上流側に除々に溜まって行くが、ローラ54Bの
表面が撥水性であるため、水分がある程度溜まるとこの
水分は滴となって落下する。一方、上側の親水性である
ローラ54Aは、圧着部分を過ぎた部分では、殆ど水分
が無い状態であり、水分を引きつけ易い状態である。こ
のため、絞りローラ54からフィルムFが離間する際
に、フィルムFの後端に乗り移る水分は極めて少量に抑
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材料処理装置に
係り、特に、感光材料を処理液で処理した後に、感光材
料の表面に付着した処理液をスクイズし、乾燥部への処
理液持ち込み量を低減することのできる感光材料処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム等の感光材料を現像処理する感
光材料処理装置では、感光材料が、例えば、現像液、定
着液等に順次浸漬された後、水洗水によって水洗処理さ
れて乾燥部へと搬送される。
【0003】ところで、この感光材料処理装置では、乾
燥部で感光材料を乾燥させ易くするため、感光材料に付
着した水分を、水洗工程の最後にスクイズローラ対にて
除去するようになっている。
【0004】このスクイズローラ対としては、一般に、
撥水性、適度の弾性及び適度の表面粗さを備えた例えば
シリコンゴムローラが用いられている。所定の力でニッ
プしたスクイズローラ対は、スクイズ後のキャリーオー
バー量を小さく抑えることが可能である。また、ローラ
自身が吸水しないため、汚れが付着しにくく洗浄し易
い、という利点がある。
【0005】しかし、撥水性により、ローラ表面上の水
分が水玉状となり、スクイズムラが生じたり、また、水
玉状水分が乾燥するとその部分に水分中の不純物が析出
し、それが感光材料に転写したり、感光材料を傷つけた
りする場合がある。
【0006】更に、撥水性のため、感光材料がスクイズ
ローラを通過し、その後端がローラから離れる時に、感
光材料後端に液体溜まりが生じ、スクイズムラが生じる
だけでなく、乾燥効率を極度に低下させてしまうことが
ある。
【0007】次に、感光材料後端に生じる液体溜まりの
発生メカニズムを説明する。図14に示すように、水分
100を付着させた感光材料102がスクイズローラ対
104のローラ104Aとローラ104Bとの間を挟持
されて搬送されると、絞り取られた水分100は、ロー
ラ表面及びローラ間には殆ど溜まらずに、下側のローラ
104Bより滴となって落下する。
【0008】しかし、図15に示すように、スクイズロ
ーラ対104と感光材料102とで形成される感光材料
102の両サイドの略三角形空間を通してローラ下流側
へ絞った水分100が移動する。その後、図16に示す
ように、感光材料102がスクイズローラ対104から
離間するとき、感光材料102とスクイズローラ対10
4により形成される略三角形の空間部内の水分100
は、ローラ104A及びローラ104Bの表面の撥水性
が良いため、図17及び図18に示すように感光材料1
02の後端に付着して持ち去られる。
【0009】一方、撥水性のスクイズローラ対とは異な
って、親水性のローラによるスクイズローラ対がある。
この親水性のローラによるスクイズローラ対は、ローラ
表面上の水分が水玉状にならないため、前述したスクイ
ズムラ、汚れ、傷つき等が生じ難い。また、スクイズ後
も感光材料後端に液体溜まりが生じ難くいだけでなく、
感光材料上の水分が均一に散らされ、付着水分表面積が
大きくなるため、乾燥効率も良い。
【0010】しかし、図19に示すように、親水性のロ
ーラ106A及びローラ106Bからなるスクイズロー
ラ対106で連続して処理を続けると、ローラ表面が水
分100で全面濡れとなり、図20に示すように感光材
料102の全面に多量の水分100が付着することにな
りスクイズ性能が著しく悪化してしまう。特に、ローラ
106A及びローラ106Bが吸水性ローラの場合に
は、液中不純物が除々に吸水性ローラ中に濃縮し、この
結果、スクイズムラが発生することもある。
【0011】また、上記の撥水性のスクイズローラ対を
前段に、親水性のスクイズローラ対を後段に配置したも
のがある。これは、スクイズ性も良く、感光材料の後端
付着水も少なく、スクイズムラも少なくなる優れた構成
であるが、連続処理により親水性のスクイズローラ対の
保持する水分量が増えると、前述したように全面濡れ状
態となりスクイズ性が悪化する問題がある。
【0012】また、特開平4−253056号では、ス
クイズローラ対の下流側に、感光材料に付着した後端付
着水のみを吸い取る吸水性ローラを配置したものであ
る。しかし、感光材料の後端付着水を減らすことができ
るが、この吸水性ローラが接触した部分と接触しない部
分とでムラを生じる可能性がある。また、吸水性ローラ
であるため、連続処理時、水分が飽和すると吸水力が低
下し、また、長期の使用により液中不純物がローラ中に
濃縮することがあり、汚れムラを発生し易い。
【0013】さらに、図21に示すように、上側のロー
ラ108Aが撥水性ローラ、下側のローラ108Bが親
水性ローラとされたスクイズローラ対108がある。こ
のスクイズローラ対108では、ローラ表面が乾燥して
いれば、撥水性ローラによるスクイズローラ対に近いス
クイズ効果を得ることができる。しかし、連続処理を行
うと、除々に親水性ローラである下側のローラ108B
が濡れて行く。ローラ108Bが親水性ローラであるた
め、滴が落ち難く、ローラ間上流側に先ず水溜まりが出
来、その後、ローラ間下流側にも水溜まりが出来る。こ
の状態となると、これ以上ローラ108Bは水分を保持
出来ず、図22に示すように感光材料102の表面に多
くの水分が付着し、スクイズ性能が低下する。また、上
側のローラ108Aが撥水性ローラであるため、感光材
料102の後端にも水分が付着することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、連続処理時でもキャリーオーバー量が少なく、感
光材料後端付着水や、スクイズムラ、汚れ、傷つき等を
生じさせることのない感光材料処理装置を提供すること
が目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料を処理液が貯留された処理槽内へ浸漬した
後、少なくとも一対のスクイズローラ対で感光材料に付
着した処理液をスクイズし、その後に乾燥部で乾燥処理
する感光材料処理装置であって、搬送方向下流側のスク
イズローラ対の少なくとも1つは、感光材料を重力方向
と交差する方向に搬送し、上側に配置されるローラの表
面が親水性であり、下側に配置されるローラの表面が撥
水性であることを特徴としている。
【0016】請求項1に記載の感光材料処理装置によれ
ば、感光材料が処理液が貯留された処理槽へ浸漬され、
多量の水分を付着させたままで乾燥部へ送り込まれる
と、乾燥効率が低下するため、処理液外にでた感光材料
を乾燥部へ送り込む前に少なくとも一対のスクイズロー
ラ対によって挟持搬送し、スクイズする。
【0017】搬送方向下流側のスクイズローラ対では、
感光材料を重力方向と交差する方向に搬送し、上側に配
置されるローラの表面が親水性であり、下側に配置され
るローラの表面が撥水性である。
【0018】感光材料を処理し続けると、感光材料に付
着している水分がスクイズローラ対のローラ間上流側に
除々に溜まって行く。しかし、下側のローラの表面が撥
水性であるため、水分がある程度溜まるとこの水分は滴
となって落下する。
【0019】一方、上側のローラと下側のローラとは圧
着されているので、上側のローラの表面は、圧着部分を
過ぎた部分では、殆ど水分が無い状態であり、かつ親水
性であるため、水分を引きつけ易い状態である。
【0020】このため、搬送方向下流側のスクイズロー
ラ対から感光材料が離間する際に、感光材料とスクイズ
ローラ対とで形成される略三角形空間内に水分が有った
としても、その水分は親水性の上側のローラの表面に引
き寄せられ、感光材料の後端に乗り移る水分は極めて少
量に抑えられる。
【0021】また、親水性のローラは撥水性のローラの
上側に設けられているので、撥水性のローラの下側に親
水性のローラを設けた場合と比較して水分の付着は極め
て少量となる(撥水性のローラの下側に設けられた親水
性のローラでは、絞り取った水分が滴となって落ちにく
いためローラ表面に多量に付着したままとなる。)。
【0022】したがって、請求項1に記載の感光材料処
理装置では、感光材料を連続して処理し続けても、キャ
リーオーバー量は少なく、感光材料後端付着水、スクイ
ズムラ等を解消することができる。
【0023】また、上側のローラが親水性であるため、
上側のローラに付着した水分は撥水ローラのように水玉
状とならない。したがって、画像が露光されている面を
親水ローラ側にして感光材料を搬送すれば、画像面への
水玉ムラを防止することができ、より好ましい。この場
合、該親水ローラを非吸水性の親水ローラとすることが
汚れ、傷つき防止の上からはより好ましい。また、感光
材料付着水が均一に散らされ、水分表面積が大きくなる
ため、乾燥効率も大幅に向上する。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料処理装置において、搬送方向下流側のスクイ
ズローラ対の少なくとも1つは、表面が撥水性であるロ
ーラの外径が、表面が親水性であるローラの外径よりも
小さいことを特徴としている。
【0025】請求項2に記載の感光材料処理装置によれ
ば、表面が撥水性である下側のローラの外径が上側のロ
ーラの外径よりも小さいので、ローラ間上流側に溜まる
水分が滴としてより落下し易くなる。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の感光材料処理装置において、上流側のス
クイズローラ対は、表面が撥水性であり、かつ感光材料
を上方に向けて搬送することを特徴としている。
【0027】請求項3に記載の感光材料処理装置によれ
ば、水分を付着させた感光材料が上流側のスクイズロー
ラに挟持されて搬送されると、感光材料に付着した水分
が絞りとられる。この上流側のスクイズローラ対は、表
面が撥水性であり、かつ感光材料を上方に向けて搬送す
るように配置されているので、絞り取られた水分は、直
ぐに滴となって落下する。
【0028】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の感光材料処理装置におい
て、表面が親水性であるローラは、感光材料と接触する
部分が所定の弾性力を有する独立気泡発泡材料から形成
され、前記独立気泡発泡材料は、外周面側の気泡が開放
されていることを特徴としている。
【0029】請求項4に記載の感光材料処理装置によれ
ば、独立気泡発泡材料の表面の気泡を開放させると、微
細な凹凸形状となりその部分は保水量は少ないが保水性
となる。このため、前記ローラは、感光材料付着水の一
部を吸水し、ローラ表面の微細な凹凸部に保水するとと
もに、感光材料表面に水玉等を生じさせることもない。
さらに、絞り出した水分をローラ内部へ吸収しないた
め、一般の吸水ローラの如くローラ自身が汚れる心配が
ない。すなわち、感光材料から吸い取った水分は、親水
性ローラの表面を流動して、軸線方向両端部へ移行して
排出され、効率よく感光材料を処理することができる。
なお、このような、親水性ローラは特に感光材料の乳剤
面側に配設することにより、より一層効果がある。
【0030】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の感光材料処理装置におい
て、搬送方向下流側のスクイズローラ対の少なくとも1
つの内の少なくとも何れか一方のローラを乾燥させる乾
燥手段を備えたことを特徴としている。
【0031】請求項5に記載の感光材料処理装置によれ
ば、乾燥手段が少なくとも搬送方向下流側のスクイズロ
ーラ対の少なくとも1つの内の少なくとも何れか一方の
ローラを乾燥させる。このため、乾燥工程へ送りだす感
光材料の付着水分量を更に減らすことができる。
【0032】請求項6に記載の発明は、感光材料を処理
液が貯留された処理槽内へ浸漬した後、乾燥部で乾燥処
理する感光材料処理装置であって、所定の弾性力を有す
る独立気泡発泡材料から形成され、かつ、外周面側の気
泡が開放されている表面保水ローラを少なくとも1本備
えた感光材料搬送手段と、前記表面保水ローラを乾燥す
る乾燥手段と、を有することを特徴としている。
【0033】請求項6に記載の感光材料処理装置によれ
ば、感光材料が処理液が貯留された処理槽へ浸漬され、
多量の水分を付着させたままで乾燥部へ送り込まれる
と、乾燥効率が低下するため、処理液外にでた感光材料
を乾燥部へ送り込む前に、所定の弾性力を有する独立気
泡発泡材料から形成され、かつ、外周面側の気泡が開放
されている表面保水ローラを少なくとも1本備えた感光
材料搬送手段によって搬送し、スクイズする。
【0034】ここで、独立気泡発泡材料の表面の気泡を
開放させると、微細な凹凸形状となりその部分は保水量
は少ないが保水性となる。このため、表面保水ローラは
感光材料付着水の一部を吸収し、ローラ表面の微細な凹
凸部に保水するとともに、感光材料表面に水玉等を生じ
させることもなく、さらに、絞り出した水分をローラ内
部へ吸収しないため、一般の吸水ローラの如くローラ自
身が汚れる心配がない。すなわち、感光材料から吸い取
った水分は、表面保水ローラの表面を流動して、軸線方
向両端部へ移行して排出され、効率よく感光材料を処理
することができる。また、一般の吸水ローラの如くロー
ラ内部へ吸水するわけではないので乾燥手段によってロ
ーラ表面の水分を容易に蒸発させることができ、表面保
水ローラの水分吸収性を高めることができる。なお、こ
のような、表面保水ローラは特に感光材料の乳剤面側に
配設することにより、より一層効果がある。
【0035】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の感光材料処理装置において、前記乾燥手段は、
前記表面保水ローラと接触するヒートローラであること
を特徴としている。
【0036】請求項7に記載の感光材料処理装置によれ
ば、ヒートローラが表面保水ローラを加熱することでロ
ーラ表面の水分を蒸発させる。
【0037】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]図1には、本実施形態に係る自動
現像処理装置10が示されている。
【0038】自動現像処理装置10は、ケーシング12
内に処理部11及び乾燥部20が設けられている。処理
部11は感光材料(以下「フィルムF」という)の搬送
方向に沿って隔壁13によって区画された処理槽である
現像槽14、定着槽16及び水洗槽18を備えている。
自動現像処理装置10のケーシング側面(図1の左側側
面)には、挿入口15が設けられ、フィルムFは、この
挿入口15から挿入されるようになっている。
【0039】この挿入口15の下流側には、一対の搬送
ローラ19が設けられ、挿入口15から送り込まれたフ
ィルムFは、この搬送ローラ19に挟持され、前記処理
部11へと搬送される構成である。
【0040】現像槽14、定着槽16及び水洗槽18内
には、図示しない駆動手段によって駆動されてフィルム
Fを搬送する搬送ローラ22、26、30を有する搬送
ラック24、28、32が各処理液に浸漬された状態で
配設されている。
【0041】処理部11の上部には、クロスオーバラッ
ク34が配設されている。このクロスオーバラック34
は、フィルムFの搬送方向上流側の処理槽から下流側の
処理槽へフィルムFを案内するガイド板38を備えてい
る。また、このガイド板38の搬送方向上流側には、搬
送ローラ39が設けられており、フィルムFを処理する
処理液をスクイズし、キャリーオーバ量を軽減するよう
にしている。
【0042】従って、挿入口15から自動現像処理装置
10内に送り込まれたフィルムFは、現像槽14内の搬
送ローラ22で現像液中を搬送されて現像処理される。
現像処理されたフィルムFはクロスオーバラック34で
定着槽16に送られ、そこで搬送ローラ26で定着液中
を搬送されて定着処理される。定着処理されたフィルム
Fは、クロスオーバラック34で水洗槽18へ送られ、
そこで搬送ローラ30で水洗水中を搬送されて水洗処理
される。
【0043】水洗処理されたフィルムFは、乾燥部20
へ送り込まれ、乾燥処理されるようになっている。
【0044】図2に示される如く、乾燥部20の上流側
には、絞りローラ50、52、54が配設されている。
【0045】フィルムFは、絞りローラ50、52、5
4の間を乳剤面を上にして斜め上方に向けて搬送され
る。
【0046】ところで、絞りローラ50、52は、乳剤
面側のローラ50A、52Aと非乳剤面側のローラ50
B、52Bにローラ表面が撥水性とされた撥水性ローラ
を適用している。
【0047】この撥水性ローラは、表面の水に対する接
触角が90度以上、好ましくは100度以上である。
【0048】撥水性ローラとしては、シリコンゴムロー
ラ、シリコン被覆ローラ、フッ素系樹脂被覆ローラ等を
用いることができるがこれら以外であっても良いのは勿
論である。なお、撥水性ローラの表面粗さに関しては、
平滑であればある程、水に対する接触角度は大きくな
る。表面粗さは、中心線平均粗さRaで6.3μm以
下、より好ましくは1.6μm以下であることが好まし
い。
【0049】一方、絞りローラ54には、乳剤面側のロ
ーラ54Aに親水性表面を有する親水性ローラが適用さ
れ、非乳剤面側のローラ54Bに撥水性ローラが適用さ
れている。
【0050】ここで、親水性ローラとしては、吸水性を
有していてもよく、吸水性を有していなくても良い(非
吸水性でも良い)が、親水性ローラの表面は、水に対す
る接触角度が90度未満、好ましくは60度以下であ
る。
【0051】親水性ローラとしては、例えば以下の表1
に示されるローラを用いることができるが、これら以外
であっても良い。
【0052】
【表1】
【0053】素材そのものの水に対する接触角度が90
度以上だとしても、表面を適度に粗したり(例えば、梨
地加工)、コロナ放電処理を施すことで、接触角度を下
げることが可能である。
【0054】なお、フィルムFの乳剤面側のローラ50
A,52A,54Aは、軸直角方向に移動可能とされ、
各々対向するローラ50B,52B,54Bに接触する
方向に図示されないバネで付勢されている。
【0055】図1に示される如く、乾燥部20には、水
平方向に沿って搬送ローラ44が設けられ、フィルムF
の搬送路が形成されている。また、搬送ローラ44の搬
送路とは反対側には、搬送ローラ44へ乾燥風を吹き付
けるスリット孔が設けられたチャンバ46が配設されて
いる。
【0056】搬送ローラ44は、フィルムFの幅方向に
沿ってフィルムFに緊密に接触するように配置されてい
る。これらの搬送ローラ44は、図示しない駆動手段の
駆動力が伝達されて回転し、フィルムFを挟持しながら
搬送するようになっている。
【0057】乾燥部20での乾燥処理が終了したフィル
ムFは、自動現像処理装置10のケーシング12に設け
られた排出口13から排出されるようになっている。
【0058】以下に、本実施形態の作用を説明する。フ
ィルムFが挿入口15から送り込まれると、搬送ローラ
19に挟持されて現像槽14へ案内される。現像槽14
では、現像液中を搬送されて現像処理される。
【0059】現像処理されたフィルムFは、定着槽16
内に送り込まれる。定着槽16において、定着液中を搬
送されて定着処理されたフィルムFは、水洗槽18へ送
り込まれる。水洗槽18において水洗処理され、多量の
水分が付着したフィルムFは、絞りローラ50、52、
54によって挟持搬送されることにより、水分が絞り取
られる。
【0060】その後、フィルムFは乾燥部20内へ送り
込まれる。乾燥部20内では、フィルムFが搬送ローラ
44により挟持されながら搬送される。乾燥部20で
は、チャンバ46のスリット孔から乾燥風が吹き出して
おり、この乾燥風によってフィルムFが加熱され乾燥さ
れる。その後、乾燥部20から送り出されたフィルムF
は、排出口13から排出され、現像処理が終了する。
【0061】ここで、水洗槽18から送りだされたフィ
ルムFには多量の水分が付着しており、このフィルムF
は、先ず絞りローラ50によって挟持搬送されることに
より表面に付着した水分が絞り取られる。
【0062】絞りローラ50は乳剤面側のローラ50A
及び非乳剤面側のローラ50Bが撥水性ローラであるた
め、図3に示すように絞り取った水分100はローラ間
に殆ど溜まることなく滴となって水洗槽18内へ落下す
る。
【0063】絞りローラ50を通過したフィルムFは、
絞りローラ52によって挟持搬送されることにより、残
っている水分が更に絞り取られる。絞りローラ52も乳
剤面側のローラ52A及び非乳剤面側のローラ52Bが
撥水性ローラであるため、絞り取った水分100はロー
ラ間に殆ど溜まることなく滴となって水洗槽18内へ落
下する。
【0064】絞りローラ52を通過したフィルムFは、
次に絞りローラ54によって挟持搬送される。
【0065】フィルムFを処理し続けると、フィルムF
に残っている水分が絞りローラ54のローラ間上流側に
除々に溜まって行く。しかし、下側のローラ54Bの表
面が撥水性であるため、水分がある程度溜まるとこの水
分は滴となって落下する。
【0066】一方、上側のローラ54Aが親水性である
ため、上側のローラ54Aに付着した水分は水玉状とな
らない。上側のローラ54Aと下側のローラ54Bとは
圧着されているので、上側のローラ54Aの表面は、圧
着部分を過ぎた部分では、殆ど水分が無い状態であり、
かつ親水性であるため、水分を引きつけ易い状態であ
る。
【0067】このため、絞りローラ54から離間する際
に、フィルムFの後端に乗り移る水分量は従来よりも極
めて少量に抑えられる。また、フィルムF表面に水玉む
らを生じることもない。
【0068】したがって、フィルムFを連続して処理し
続けても、キャリーオーバー量は極めて少なく、乾燥効
率を向上させることができ、また、フィルムFの後端付
着水、スクイズムラ、汚れ、傷つき等を解消することが
できる。 [第2の実施の形態]次に本発明の第2の実施の形態を
説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成に関して
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0069】図4に示すように、本実施形態の絞りロー
ラ54では、上側のローラ54Aに比較して下側のロー
ラ54Bの径を小さくしている。
【0070】これにより、ローラ54Bのローラ表面に
付着した水分100や、ローラ間に溜まった水分100
が滴として落下し易くなる。
【0071】ここで、ローラ54Bの外径は、ローラ5
4Aの外径の20%〜90%が好ましく、40%〜70
%が更に好ましい。なお、ローラ54Bの外径がローラ
54Aの外径の20%よりも小さくなると、実際の装置
に組み込む際に、ローラ54Bの外径が小さくなり過ぎ
たり、ローラ54Aの外径が大きくなり過ぎる。また、
ローラ54Aの外径がローラ54Bの外径の90%を超
えると、径の差があまりないために、効果が期待できな
い。
【0072】なお、絞りローラ50、絞りローラ52及
び絞りローラ54の位置関係は、図2に示す例に限ら
ず、本発明の主旨を逸脱しない限り変更が可能である。
一例として、絞りローラ50、絞りローラ52及び絞り
ローラ54の位置関係を図5乃至図8に示す。
【0073】図5に示す例では、フィルムFが水平方向
に搬送されるように絞りローラ50、絞りローラ52及
び絞りローラ54が配置されており、ローラ50A、ロ
ーラ50B、ローラ52A及びローラ52Bを撥水性ロ
ーラとし、ローラ54Aを親水性ローラとし、ローラ5
4Bを小径の撥水性ローラとしたものである。
【0074】図6に示す例では、フィルムFが水平方向
に搬送されるように絞りローラ50、絞りローラ52及
び絞りローラ54が配置されており、ローラ50A及び
ローラ50Bを撥水性ローラとし、ローラ52Aを親水
性ローラ、ローラ52Bを撥水性ローラ、ローラ54A
を親水性ローラ、ローラ54Bを小径の撥水性ローラと
したものである。
【0075】図7に示す例では、フィルムFが垂直方向
(重力方向に沿った方向)に搬送された後に水平方向に
搬送されるように構成されたものであり、ローラ50
A、ローラ50B、ローラ51A、ローラ51B及びロ
ーラ54Bが撥水性ローラであり、ローラ54Aが親水
性ローラである。
【0076】図8に示す例では、フィルムFが水平方向
に搬送された後に垂直方向に搬送されるように構成され
たものであり、ローラ52A、ローラ52B及びローラ
53Bが撥水性ローラであり、ローラ53Aが親水性ロ
ーラである。
【0077】なお、図7に示す例では、撥水性のローラ
50A及び50Bが水平方向に配置され、フィルムFの
搬送方向が垂直方向となっている。
【0078】このため、フィルムFを水平方向に搬送し
ているものに比較して、絞った水を落下させ易い。
【0079】また、撥水性のローラ54Bの硬度を親水
性のローラ54Aの硬度よりも低く設定し、かつ、ニッ
プ圧を上げても同様の効果を得ることができる。 [第3の実施の形態]次に本発明の第3の実施の形態を
説明する。なお、前述した実施の形態と同一構成に関し
ては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0080】図9に示すように、本実施形態では、絞り
ローラ54の上流側に、熱風吹出ノズル58、60が設
けられている。熱風吹出ノズル58は、フィルムFの搬
送経路の下側に配置されローラ54B及びローラ間に向
けて熱風を吹き付けるようになっており、熱風吹出ノズ
ル60は、フィルムFの搬送経路の上側に配置されロー
ラ54A及びローラ間に向けて熱風を吹き付けるように
なっている。これにより、絞りローラ54に付着した水
分を蒸発させてローラ表面の付着水分量を低減し、ま
た、ローラ表面を乾燥させることが可能となり、送り出
すフィルムFの水分を更に減らすことができる。
【0081】なお、熱風は、ヒータ及びファンによって
生成しても良く、乾燥部20の乾燥風を利用しても良
い。
【0082】なお、本実施例形態では、ローラ54A,
54Bに熱風を吹き付けてローラ54A,54Bを乾燥
させるようにしたが、図10に示すように、ローラ54
Aを、パイプ62の外周に親水性の表面を有するローラ
部材64を設け、その中に棒状のランプヒータ66を配
置して、ローラ表面を乾燥させる構成としても良く、図
11に示すように、ローラ54Aにヒートローラ68を
接触させても良い。なお、このヒートローラ68は、パ
イプ70の内部にランプヒータ66を配置したものであ
る。 [第4の実施の形態]次に本発明の第4の実施の形態を
説明する。なお、前述した実施の形態と同一構成に関し
ては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0083】本実施形態では、図12に示される如く、
フィルムFが回転軸72の周りに独立気泡発泡樹脂製の
ローラ部材74を形成したローラ54Aと撥水性のロー
ラ54Bとで挟持され、ローラ54Aがヒートローラ6
8によって乾燥される構成である。
【0084】この独立気泡発泡樹脂としては、例えば、
発泡ハイパロン(昭和電工デュポン社製)を用いること
が好ましい。このローラ部材74の外周面は切削加工が
施されている。この切削加工によって、表面の独立気泡
が開放され、表面の連続するポアが形成されることにな
る。
【0085】発泡ハイパロン自身には保水性は殆どない
が、表面を切削加工によって、表面のみが保水性を持つ
ことになる。
【0086】このため、本実施形態のローラ54Aは、
スポンジローラの如くフィルムFから水分を素早く吸い
取ることができ、吸い取った水分はローラ内に吸収され
ずに、表面を流動して一様に拡散する。ローラ54Aは
ヒートローラ68によって加熱されるため、ローラ表面
の水分は短時間で蒸発する。これにより、キャリーオー
バー量をより低減することができる。
【0087】即ち、本実施形態では、水分が水玉となっ
てローラ54Aの上に残ることはなく、スクイズむらを
発生し難い。このため、間欠処理を行っても、次回のス
クイズ時にむらを発生させることがない。
【0088】また、長時間使い続けていても、吸水性ロ
ーラの保水量が極めて少ないため、液が濃縮することが
なく、スクイズむらが発生することがない。
【0089】なお、図13に示すように、独立気泡発泡
樹脂製のローラ部材74を有するローラ54Aとヒート
ローラ68とでフィルムFを挟持してスクイズしても良
い。
【0090】この場合、ヒートローラ68の表面は撥水
性とすることが好ましい。なお、前記実施形態では、処
理する感光材料をフィルムとして説明を行ったが、フィ
ルムに限らず、ペーパー(印画紙)等、薄膜状の感光材
料ならば全て適用可能である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
感光材料処理装置は上記の構成としたので、連続処理時
でもキャリーオーバー量が少なく、感光材料後端付着
水、感光材料のスクイズムラ、汚れ、傷つきを防止でき
る、という優れた効果を有する。
【0092】また、キャリーオーバー量が少ないため、
乾燥効率が向上する。請求項2に記載の感光材料処理装
置は上記の構成としたので、最下流側のスクイズローラ
対のローラ間上流側に溜まる水分が滴としてより落下し
易くなる、という優れた効果を有する。
【0093】請求項3に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、絞り取った水分をただちに滴として
落下できる、という優れた効果を有する。
【0094】請求項4に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、キャリーオーバ量を大きく軽減する
ことができ、またローラ自身の汚れも防止することがで
きるという優れた効果を有する。これにより、乾燥効率
を更に向上させることができる。
【0095】請求項5に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、キャリーオーバー量を更に減らすこ
とができる。
【0096】請求項6に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、連続処理時でもキャリーオーバー量
が少なく、感光材料後端付着水、感光材料のスクイズム
ラ、汚れ、傷つきを防止できる、という優れた効果を有
する。また、キャリーオーバー量が少ないため、乾燥効
率が向上する。
【0097】また、請求項7に記載の感光材料処理装置
は上記の構成としたので、表面保水ローラの水分を効率
良く蒸発できる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る自動現像処理装置の概
略構成図である。
【図2】絞りローラ近傍の拡大図である。
【図3】上流側のローラ近傍の拡大図である。
【図4】第2の実施の形態に係る最下流側の絞りローラ
近傍の拡大図である。
【図5】他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配置図で
ある。
【図6】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配置
図である。
【図7】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配置
図である。
【図8】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配置
図である。
【図9】第3の実施の形態に係る絞りローラ近傍の拡大
図である。
【図10】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配
置図である。
【図11】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配
置図である。
【図12】第4の実施の形態に係る絞りローラ近傍の配
置図である。
【図13】更に他の実施形態に係る絞りローラ近傍の配
置図である。
【図14】一対の撥水性ローラによるスクイズの状態を
示す撥水性ローラの側面図である。
【図15】図14に示す撥水性ローラを感光材料の搬送
方向下流側から見た撥水性ローラの正面図である。
【図16】感光材料が撥水性ローラから離間する際の状
態を示す撥水性ローラの側面図である。
【図17】感光材料が撥水性性ローラから離間した状態
を示す感光材料及び撥水性ローラの側面図である。
【図18】図17に示す感光材料の平面図である。
【図19】一対の吸水性ローラによるスクイズの状態を
示す吸水性ローラの側面図である。
【図20】図19に示す感光材料の平面図である。
【図21】上側が撥水性ローラで下側が吸水性ローラと
されたスクイズローラ対によるスクイズの状態を示すス
クイズローラ対の側面図である。
【図22】図21に示す感光材料の平面図である。
【符号の説明】
10 自動現像処理装置(感光材料処理装置) F フィルム(感光材料) 14 現像槽(処理槽) 16 定着槽(処理槽) 18 水洗槽(処理槽) 20 乾燥部 50 絞りローラ(スクイズローラ対) 51A ローラ 51B ローラ 52 絞りローラ(スクイズローラ対) 52A ローラ 52B ローラ 53A ローラ 53B ローラ 54 絞りローラ(スクイズローラ対) 54A ローラ 54B ローラ 58 ノズル(乾燥手段) 60 ノズル(乾燥手段) 68 ヒートローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を処理液が貯留された処理槽内
    へ浸漬した後、少なくとも一対のスクイズローラ対で感
    光材料に付着した処理液をスクイズし、その後に乾燥部
    で乾燥処理する感光材料処理装置であって、 搬送方向下流側のスクイズローラ対の少なくとも1つ
    は、感光材料を重力方向と交差する方向に搬送し、上側
    に配置されるローラの表面が親水性であり、下側に配置
    されるローラの表面が撥水性であることを特徴とした感
    光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 搬送方向下流側のスクイズローラ対の少
    なくとも1つは、表面が撥水性であるローラの外径が、
    表面が親水性であるローラの外径よりも小さいことを特
    徴とする請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 上流側のスクイズローラ対は、表面が撥
    水性であり、かつ感光材料を上方に向けて搬送すること
    を特徴とした請求項1又は請求項2に記載の感光材料処
    理装置。
  4. 【請求項4】 表面が親水性であるローラは、所定の弾
    性力を有する独立気泡発泡材料から形成され、かつ、外
    周面側の気泡が開放されていることを特徴とした請求項
    1乃至請求項3の何れか1項に記載の感光材料処理装
    置。
  5. 【請求項5】 搬送方向下流側のスクイズローラ対の少
    なくとも1つの内の少なくとも何れか一方のローラを乾
    燥させる乾燥手段を備えたことを特徴とした請求項1乃
    至請求項4の何れか1項に記載の感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】 感光材料を処理液が貯留された処理槽内
    へ浸漬した後、乾燥部で乾燥処理する感光材料処理装置
    であって、 所定の弾性力を有する独立気泡発泡材料から形成され、
    かつ、外周面側の気泡が開放されている表面保水ローラ
    を少なくとも1本備えた感光材料搬送手段と、前記表面
    保水ローラを乾燥する乾燥手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  7. 【請求項7】 前記乾燥手段は、前記表面保水ローラと
    接触するヒートローラであることを特徴とした請求項6
    に記載の感光材料処理装置。
JP19062895A 1995-07-26 1995-07-26 感光材料処理装置 Pending JPH0943795A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1030217A1 (en) * 1999-02-18 2000-08-23 Konica Corporation Processing method of silver halide photographic light-sensitive material

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Effective date: 20040622