JPH094297A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
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- JPH094297A JPH094297A JP15803395A JP15803395A JPH094297A JP H094297 A JPH094297 A JP H094297A JP 15803395 A JP15803395 A JP 15803395A JP 15803395 A JP15803395 A JP 15803395A JP H094297 A JPH094297 A JP H094297A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- engagement pin
- door lock
- sector
- actuator
- Prior art date
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- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外力がかけられてもドアロック状態を確実に
保持することができるアクチュエータを提供する。 【構成】 デッドロックの状態で、係合ピン12が離脱
することによって第1のレバー10から分離する第2の
レバー11にロックノブが連結されるアクチュエータ
1。
保持することができるアクチュエータを提供する。 【構成】 デッドロックの状態で、係合ピン12が離脱
することによって第1のレバー10から分離する第2の
レバー11にロックノブが連結されるアクチュエータ
1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のドアのロック
をロック状態やアンロック状態に切換えるのに利用され
るドアロック用のアクチュエータに関する。
をロック状態やアンロック状態に切換えるのに利用され
るドアロック用のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアのロックをロック状態やア
ンロック状態に切換えるドアロック用のアクチュエータ
としては、ドアキーシリンダに差し込まれたドアキーが
ドアロック位置まで回されると、ドアロック用モータに
電源が接続されて回転するため、このドアロック用モー
タに連結されている出力ギヤがアンロック位置からロッ
ク位置まで回動することによってドアロックをロック状
態とする。そこで、ドアキーがドアロック位置からさら
に回されると、デッドロック用モータに電源が接続され
て回転するため、このデッドロック用モータに連結され
ている拘束レバーが移動してロック位置にある出力ギヤ
を拘束し、ロック位置にある出力ギヤの回動を阻止する
ことによって出力ギヤが外力で回動しないようにして盗
難の防止を図っていた。
ンロック状態に切換えるドアロック用のアクチュエータ
としては、ドアキーシリンダに差し込まれたドアキーが
ドアロック位置まで回されると、ドアロック用モータに
電源が接続されて回転するため、このドアロック用モー
タに連結されている出力ギヤがアンロック位置からロッ
ク位置まで回動することによってドアロックをロック状
態とする。そこで、ドアキーがドアロック位置からさら
に回されると、デッドロック用モータに電源が接続され
て回転するため、このデッドロック用モータに連結され
ている拘束レバーが移動してロック位置にある出力ギヤ
を拘束し、ロック位置にある出力ギヤの回動を阻止する
ことによって出力ギヤが外力で回動しないようにして盗
難の防止を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のアクチ
ュエータでは、デッドロック用モータにより作動する拘
束レバーで出力ギヤを拘束することによってドアロック
をロック状態に保持する構造であることから、大きな外
力によって強制的に出力ギヤが回動されないとは言い難
く、大きな外力によって拘束レバーが破壊されて出力ギ
ヤが回動してしまうと、ドアロックが外力によってロッ
ク状態からアンロック状態になることから、盗難のおそ
れがあるという問題点があった。
ュエータでは、デッドロック用モータにより作動する拘
束レバーで出力ギヤを拘束することによってドアロック
をロック状態に保持する構造であることから、大きな外
力によって強制的に出力ギヤが回動されないとは言い難
く、大きな外力によって拘束レバーが破壊されて出力ギ
ヤが回動してしまうと、ドアロックが外力によってロッ
ク状態からアンロック状態になることから、盗難のおそ
れがあるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるアクチュエータは、外
力がかけられてもドアのロックを確実に保持することが
でき、防犯性の高いアクチュエータを提供することを目
的としている。
力がかけられてもドアのロックを確実に保持することが
でき、防犯性の高いアクチュエータを提供することを目
的としている。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるアクチュエータは、アクチュエータケースと、アク
チュエータケース内に収容され、通電により回転するド
アロック用モータと、ドアロック用モータによってアク
チュエータケース上を回動可能に取付けられ、ドアロッ
ク側に結合されるセクタと、セクタに一端側が回動可能
に結合されたロッドと、セクタから離れたアクチュエー
タケース上において回動可能に取付けられているととも
に、ロッドの他端側が回動可能に結合され、セクタの回
動によって回動する第1のレバーと、第1のレバーの同
軸上に回動可能に配置されているとともに、第1のレバ
ーに弾性的に連結され、ロックノブ側に連結される第2
のレバーと、第1のレバー上を移動可能にして第1のレ
バーに保持され、第2のレバーに対し係合または離脱さ
れる係合ピンと、アクチュエータケース内に収容され、
通電により回転するデッドロック用モータと、デッドロ
ック用モータによってアクチュエータケース上を回動可
能に取付けられているとともに、係合ピンを第2のレバ
ーに対して係合可能且つ離脱可能に配置された第3のレ
バーを備えている構成としたことを特徴としている。こ
の発明の請求項2に係わるアクチュエータでは、アクチ
ュエータケースと、アクチュエータケース内に収容さ
れ、通電により回転するドアロック用モータと、ドアロ
ック用モータに入力側が結合された減速機構と、減速機
構の出力側に結合されていて、アクチュエータケース上
を回動可能に取付けられ、ドアロック側に結合されるセ
クタと、セクタに一端側が回動可能に結合されたロッド
と、係合ピンと、セクタから離れたアクチュエータケー
ス上において回動可能に支持された第1のレバー基部を
有するとともに、係合ピンを第1のレバー基部の径方向
に移動可能に支持し且つ第1のレバー基部の回動方向に
移動不能に保持した係合ピン挿入孔を有し、ロッドの他
端側が回動可能に結合されてセクタの回動によって回動
する第1のレバーと、第1のレバーに有する第1のレバ
ー基部の同軸上に回動可能に支持された第2のレバー基
部を有するとともに、第1のレバーとの間に配置された
フリーレバー付勢用ばねにより第1のレバーに弾性的に
連結され、係合ピンを係合可能に配置した係合孔を形成
し、ロックノブ側に連結される第2のレバーと、アクチ
ュエータケース内に収容され、通電により回転するデッ
ドロック用モータと、デッドロック用モータによってア
クチュエータケース上を回動可能に配置されているとと
もに、係合ピンを第2のレバーの係合孔に対して係合可
能且つ離脱可能に配置された係合ピン押圧部を形成した
第3のレバーを備えていることを特徴としている。
わるアクチュエータは、アクチュエータケースと、アク
チュエータケース内に収容され、通電により回転するド
アロック用モータと、ドアロック用モータによってアク
チュエータケース上を回動可能に取付けられ、ドアロッ
ク側に結合されるセクタと、セクタに一端側が回動可能
に結合されたロッドと、セクタから離れたアクチュエー
タケース上において回動可能に取付けられているととも
に、ロッドの他端側が回動可能に結合され、セクタの回
動によって回動する第1のレバーと、第1のレバーの同
軸上に回動可能に配置されているとともに、第1のレバ
ーに弾性的に連結され、ロックノブ側に連結される第2
のレバーと、第1のレバー上を移動可能にして第1のレ
バーに保持され、第2のレバーに対し係合または離脱さ
れる係合ピンと、アクチュエータケース内に収容され、
通電により回転するデッドロック用モータと、デッドロ
ック用モータによってアクチュエータケース上を回動可
能に取付けられているとともに、係合ピンを第2のレバ
ーに対して係合可能且つ離脱可能に配置された第3のレ
バーを備えている構成としたことを特徴としている。こ
の発明の請求項2に係わるアクチュエータでは、アクチ
ュエータケースと、アクチュエータケース内に収容さ
れ、通電により回転するドアロック用モータと、ドアロ
ック用モータに入力側が結合された減速機構と、減速機
構の出力側に結合されていて、アクチュエータケース上
を回動可能に取付けられ、ドアロック側に結合されるセ
クタと、セクタに一端側が回動可能に結合されたロッド
と、係合ピンと、セクタから離れたアクチュエータケー
ス上において回動可能に支持された第1のレバー基部を
有するとともに、係合ピンを第1のレバー基部の径方向
に移動可能に支持し且つ第1のレバー基部の回動方向に
移動不能に保持した係合ピン挿入孔を有し、ロッドの他
端側が回動可能に結合されてセクタの回動によって回動
する第1のレバーと、第1のレバーに有する第1のレバ
ー基部の同軸上に回動可能に支持された第2のレバー基
部を有するとともに、第1のレバーとの間に配置された
フリーレバー付勢用ばねにより第1のレバーに弾性的に
連結され、係合ピンを係合可能に配置した係合孔を形成
し、ロックノブ側に連結される第2のレバーと、アクチ
ュエータケース内に収容され、通電により回転するデッ
ドロック用モータと、デッドロック用モータによってア
クチュエータケース上を回動可能に配置されているとと
もに、係合ピンを第2のレバーの係合孔に対して係合可
能且つ離脱可能に配置された係合ピン押圧部を形成した
第3のレバーを備えていることを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるアクチュエ
ータにおいて、第1のレバーに保持された係合ピンが第
2のレバーに係合されると、第1のレバーと第2のレバ
ーとは一体的に結合され、係合ピンが第2のレバーから
離脱されると、第1のレバーと第2のレバーとは分離さ
れる。第1のレバーと第2のレバーとは同軸上に配置さ
れているため、ロックノブ側に連結される第2のレバー
が外力によって無理やり回動されても、第2のレバーの
同軸上にある第1のレバーは第2のレバーから外力を伝
達されることなく、回動することはない。それ故、大き
な外力が第2のレバー側にかけられたとしても、ドアロ
ックに動力を伝えることはない。この発明の請求項2に
係わるアクチュエータにおいて、第1のレバーの係合ピ
ン挿入孔に保持された係合ピンが第2のレバーの係合孔
に係合されると、第1のレバーと第2のレバーとは一体
的に結合され、係合ピンが第2のレバーの係合孔から離
脱されると、第1のレバーと第2のレバーとは分離され
る。第1のレバーと第2のレバーとは第1のレバー基部
と第2のレバー基部とが同軸上に配置されているため、
ロックノブ側に連結される第2のレバーが外力によって
無理やり回動されても、第2のレバーの同軸上にある第
1のレバーは第2のレバーからの外力が伝達されず、回
動することがない。それ故、大きな外力が第2のレバー
側にかけられたとしても、ドアロックに動力を伝えるこ
とはない。
ータにおいて、第1のレバーに保持された係合ピンが第
2のレバーに係合されると、第1のレバーと第2のレバ
ーとは一体的に結合され、係合ピンが第2のレバーから
離脱されると、第1のレバーと第2のレバーとは分離さ
れる。第1のレバーと第2のレバーとは同軸上に配置さ
れているため、ロックノブ側に連結される第2のレバー
が外力によって無理やり回動されても、第2のレバーの
同軸上にある第1のレバーは第2のレバーから外力を伝
達されることなく、回動することはない。それ故、大き
な外力が第2のレバー側にかけられたとしても、ドアロ
ックに動力を伝えることはない。この発明の請求項2に
係わるアクチュエータにおいて、第1のレバーの係合ピ
ン挿入孔に保持された係合ピンが第2のレバーの係合孔
に係合されると、第1のレバーと第2のレバーとは一体
的に結合され、係合ピンが第2のレバーの係合孔から離
脱されると、第1のレバーと第2のレバーとは分離され
る。第1のレバーと第2のレバーとは第1のレバー基部
と第2のレバー基部とが同軸上に配置されているため、
ロックノブ側に連結される第2のレバーが外力によって
無理やり回動されても、第2のレバーの同軸上にある第
1のレバーは第2のレバーからの外力が伝達されず、回
動することがない。それ故、大きな外力が第2のレバー
側にかけられたとしても、ドアロックに動力を伝えるこ
とはない。
【0008】
【実施例】図1ないし図7にはこの発明に係わるアクチ
ュエータの一実施例が示されている。
ュエータの一実施例が示されている。
【0009】図示するアクチュエータ1は、主として、
アクチュエータケースとなるケース2、このケース2に
収められたドアロック用モータ3、第1のウオーム4と
ウオームホイール5とピニオン6とからなる減速機構
7、セクタ8、ロッド9、第1のレバーとなるフリーレ
バー10、第2のレバーとなる出力レバー11、係合ピ
ン12、デッドロック用モータ13、第3のレバーとな
る係合ピン駆動用レバー14とから構成されている。
アクチュエータケースとなるケース2、このケース2に
収められたドアロック用モータ3、第1のウオーム4と
ウオームホイール5とピニオン6とからなる減速機構
7、セクタ8、ロッド9、第1のレバーとなるフリーレ
バー10、第2のレバーとなる出力レバー11、係合ピ
ン12、デッドロック用モータ13、第3のレバーとな
る係合ピン駆動用レバー14とから構成されている。
【0010】ケース2には、一方側が開放されたケース
本体2aおよびこのケース本体2aに被されたケースカ
バー2bが備えられている。
本体2aおよびこのケース本体2aに被されたケースカ
バー2bが備えられている。
【0011】ドアロック用モータ3はケース本体2aに
収められており、このドアロック用モータ3は、モータ
ケース3aの外側に配置されたブラシ端子3b、3cが
後述する位置スイッチ15に電気的に接続されており、
この位置スイッチ15は図示しないコネクタから図示し
ないドアロックコントローラを介してバッテリーである
電源にそれぞれ電気的に接続される。このドアロックコ
ントローラにはドアキーシリンダに内蔵されたキースイ
ッチが電気的に接続される。
収められており、このドアロック用モータ3は、モータ
ケース3aの外側に配置されたブラシ端子3b、3cが
後述する位置スイッチ15に電気的に接続されており、
この位置スイッチ15は図示しないコネクタから図示し
ないドアロックコントローラを介してバッテリーである
電源にそれぞれ電気的に接続される。このドアロックコ
ントローラにはドアキーシリンダに内蔵されたキースイ
ッチが電気的に接続される。
【0012】前述したドアキーシリンダに内蔵されたキ
ースイッチは、ドアキーが差し込まれた中立位置から正
方向に回されて第1のキー位置にくると、ドアロックコ
ントローラによりドアロック用モータ3の各ブラシ端子
3b、3cに正方向に電源を接続させるため、ドアロッ
ク用モータ3に備えた図示しないアーマチュアに有する
シャフト3dを正回転させ、ドアキーが第1の位置から
正方向にさらに回されて第2のキー位置にくると、ドア
ロックコントローラにより後述するデッドロック用モー
タ13に備えた各ブラシ端子13b、13cに正方向に
電源を接続させるため、このデッドロック用モータ13
に備えた図示しないアーマチュアに有するシャフト13
dを正回転させ、ドアキーが前記中立位置から逆方向に
回されて第3のキー位置にくると、ドアロックコントロ
ーラよりデッドロック用モータ13の各ブラシ端子13
b、13cに逆方向に電源を接続させてデッドロック用
モータ13のシャフト13dを逆回転させるとともに、
ドアロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに逆方
向に電源を接続させてドアロック用モータ3のシャフト
3dを逆回転させる機能をもつ。
ースイッチは、ドアキーが差し込まれた中立位置から正
方向に回されて第1のキー位置にくると、ドアロックコ
ントローラによりドアロック用モータ3の各ブラシ端子
3b、3cに正方向に電源を接続させるため、ドアロッ
ク用モータ3に備えた図示しないアーマチュアに有する
シャフト3dを正回転させ、ドアキーが第1の位置から
正方向にさらに回されて第2のキー位置にくると、ドア
ロックコントローラにより後述するデッドロック用モー
タ13に備えた各ブラシ端子13b、13cに正方向に
電源を接続させるため、このデッドロック用モータ13
に備えた図示しないアーマチュアに有するシャフト13
dを正回転させ、ドアキーが前記中立位置から逆方向に
回されて第3のキー位置にくると、ドアロックコントロ
ーラよりデッドロック用モータ13の各ブラシ端子13
b、13cに逆方向に電源を接続させてデッドロック用
モータ13のシャフト13dを逆回転させるとともに、
ドアロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに逆方
向に電源を接続させてドアロック用モータ3のシャフト
3dを逆回転させる機能をもつ。
【0013】ドアロック用モータ3のシャフト3dに
は、減速機構7の一部を構成する第1のウオーム4が結
合されており、この第1のウオーム4は、減速機構7の
他の一部を構成するウオームホイール5が噛合ってい
る。
は、減速機構7の一部を構成する第1のウオーム4が結
合されており、この第1のウオーム4は、減速機構7の
他の一部を構成するウオームホイール5が噛合ってい
る。
【0014】ウオームホイール5は、ケース本体2a上
に軸状に突出形成された枢支軸2cに回転可能に支持さ
れているとともに、ケース本体2aに取付けられたねじ
りコイルばねであるウオームホイール戻しばね16に係
止しているため、回転してから、図1に示される中立位
置に戻される。枢支軸2cは段付形状になっており、一
段目がウオームホイール5を支持し、二段目が後述する
ピニオン6を支持する。
に軸状に突出形成された枢支軸2cに回転可能に支持さ
れているとともに、ケース本体2aに取付けられたねじ
りコイルばねであるウオームホイール戻しばね16に係
止しているため、回転してから、図1に示される中立位
置に戻される。枢支軸2cは段付形状になっており、一
段目がウオームホイール5を支持し、二段目が後述する
ピニオン6を支持する。
【0015】ウオームホイール5は、第1のウオーム4
に噛合っているため、ドアロック用モータ3のシャフト
3dとともに第1のウオーム4が正回転すると、ケース
本体2a上で正回転し、これに反して、ドアロック用モ
ータ3のシャフト3dとともに第1のウオーム4が逆回
転すると、ケース本体2a上で逆回転する。
に噛合っているため、ドアロック用モータ3のシャフト
3dとともに第1のウオーム4が正回転すると、ケース
本体2a上で正回転し、これに反して、ドアロック用モ
ータ3のシャフト3dとともに第1のウオーム4が逆回
転すると、ケース本体2a上で逆回転する。
【0016】また、ウオームホイール5の裏面とケース
本体2aとのあいだに形成される空間には、位置スイッ
チ15が配置されている。位置スイッチ15は図示しな
いコンタクトプレートおよびコンタクトプレートに電気
的に接続可能に配置されたコンタクタから構成されてお
り、後述するセクタ8に連動して予め定められた角度回
動することによって、セクタ8がドアロックのアンロッ
ク位置Aにあると、ドアロック用モータ3の各ブラシ端
子3b、3cに対する正方向の電源の接続を可能とし、
これに反して、セクタ8がドアロックのアンロック位置
Aからドアロックのロック位置Bまで回動されると、ド
アロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに対する
正方向の電源の接続を遮断するとともに、ドアロック用
モータ3の各ブラシ端子3b、3cに対する逆方向の電
源の接続を可能とし、且つデッドロック用モータ13の
各ブラシ端子13b、13cに対する正方向の電源の接
続を可能とする機能をもつ。
本体2aとのあいだに形成される空間には、位置スイッ
チ15が配置されている。位置スイッチ15は図示しな
いコンタクトプレートおよびコンタクトプレートに電気
的に接続可能に配置されたコンタクタから構成されてお
り、後述するセクタ8に連動して予め定められた角度回
動することによって、セクタ8がドアロックのアンロッ
ク位置Aにあると、ドアロック用モータ3の各ブラシ端
子3b、3cに対する正方向の電源の接続を可能とし、
これに反して、セクタ8がドアロックのアンロック位置
Aからドアロックのロック位置Bまで回動されると、ド
アロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに対する
正方向の電源の接続を遮断するとともに、ドアロック用
モータ3の各ブラシ端子3b、3cに対する逆方向の電
源の接続を可能とし、且つデッドロック用モータ13の
各ブラシ端子13b、13cに対する正方向の電源の接
続を可能とする機能をもつ。
【0017】そして、ウオームホイール5の表面上の外
周寄りには、矩形の突起状に形成されたピニオン押圧用
凸部5aが備えられているため、ウオームホイール5が
回転する際に、このピニオン押圧用凸部5aは減速機構
7の残りの一部を構成するピニオン6を回転させる。
周寄りには、矩形の突起状に形成されたピニオン押圧用
凸部5aが備えられているため、ウオームホイール5が
回転する際に、このピニオン押圧用凸部5aは減速機構
7の残りの一部を構成するピニオン6を回転させる。
【0018】ピニオン6は、ケース本体2a上に形成さ
れた枢支軸2cの二段目に回転可能に支持されており、
外周側に向けて矩形に突出した凸部6aが前述したウオ
ームホイール5のピニオン押圧用凸部5aに係合可能に
配置されているため、ウオームホイール5の回転によっ
てピニオン押圧用凸部5aに凸部6aが押圧されながら
回転する。ピニオン6はセクタ8に噛合っている。
れた枢支軸2cの二段目に回転可能に支持されており、
外周側に向けて矩形に突出した凸部6aが前述したウオ
ームホイール5のピニオン押圧用凸部5aに係合可能に
配置されているため、ウオームホイール5の回転によっ
てピニオン押圧用凸部5aに凸部6aが押圧されながら
回転する。ピニオン6はセクタ8に噛合っている。
【0019】セクタ8は、基部8aがケース本体2a上
に回動可能に支持され、ケース本体2aの外側において
ドアロック側スイングアーム17に結合されており、こ
のドアロック側スイングアーム17は、図示しないドア
ロックロッドに連結される。
に回動可能に支持され、ケース本体2aの外側において
ドアロック側スイングアーム17に結合されており、こ
のドアロック側スイングアーム17は、図示しないドア
ロックロッドに連結される。
【0020】セクタ8には、前述した位置スイッチ15
が連動可能に取付けられているとともにピニオン6が噛
合っているため、ウオームホイール5の回転によって押
動されたピニオン6とともにケース本体2a上をドアロ
ックのアンロック位置Aとロック位置Bとのあいだでの
ストローク内で回動される。
が連動可能に取付けられているとともにピニオン6が噛
合っているため、ウオームホイール5の回転によって押
動されたピニオン6とともにケース本体2a上をドアロ
ックのアンロック位置Aとロック位置Bとのあいだでの
ストローク内で回動される。
【0021】また、セクタ8の表面上には軸状に突出し
たロッド連結部8bが形成されており、このロッド連結
部8bにロッド9の一端側に形成された丸孔状のセクタ
連結部9aが回動可能に連結されている。
たロッド連結部8bが形成されており、このロッド連結
部8bにロッド9の一端側に形成された丸孔状のセクタ
連結部9aが回動可能に連結されている。
【0022】ロッド9は、セクタ連結部9aから離れた
他端側に丸孔状のフリーレバー連結部9bが形成されて
おり、このフリーレバー連結部9bはフリーレバー10
に回動可能に連結されているため、セクタ8の回動運動
をフリーレバー10に伝達する。
他端側に丸孔状のフリーレバー連結部9bが形成されて
おり、このフリーレバー連結部9bはフリーレバー10
に回動可能に連結されているため、セクタ8の回動運動
をフリーレバー10に伝達する。
【0023】フリーレバー10は、矩形板状をなすレバ
ー本体10aの基部(第1のレバー基部)10bがケー
ス本体2aに設けられた第1のレバー支持部2dに回動
可能に支持されており、フリーレバー本体10a上に軸
状に形成されたロッド連結部10cがロッド9のフリー
レバー連結部9bに回動可能に連結されているため、セ
クタ8の回動とともにケース本体2a上をアンロック位
置Cとロック位置Dとのあいだでのストローク内で回動
される。
ー本体10aの基部(第1のレバー基部)10bがケー
ス本体2aに設けられた第1のレバー支持部2dに回動
可能に支持されており、フリーレバー本体10a上に軸
状に形成されたロッド連結部10cがロッド9のフリー
レバー連結部9bに回動可能に連結されているため、セ
クタ8の回動とともにケース本体2a上をアンロック位
置Cとロック位置Dとのあいだでのストローク内で回動
される。
【0024】また、フリーレバー10には、図3に示さ
れるように、フリーレバー本体10aの長さ方向に沿っ
て基部10b側から端部まで長寸状をなすものとして断
面がT字をなす溝状に形成した係合ピン挿入孔10dが
形成されている。この係合ピン挿入孔10d内には、基
部10b側から後述する係合ピン12および係合ピン戻
しばね18が順次挿入され、嵌着されたキャップ22が
係合ピン挿入孔10dを閉塞しているため、係合ピン1
2を係合ピン挿入孔10dの溝方向に沿って移動可能に
支持している。
れるように、フリーレバー本体10aの長さ方向に沿っ
て基部10b側から端部まで長寸状をなすものとして断
面がT字をなす溝状に形成した係合ピン挿入孔10dが
形成されている。この係合ピン挿入孔10d内には、基
部10b側から後述する係合ピン12および係合ピン戻
しばね18が順次挿入され、嵌着されたキャップ22が
係合ピン挿入孔10dを閉塞しているため、係合ピン1
2を係合ピン挿入孔10dの溝方向に沿って移動可能に
支持している。
【0025】フリーレバー10の係合ピン挿入孔10d
に挿入された係合ピン12は、フリーレバー本体10a
の長さ方向に沿って挿入され、フリーレバー10の係合
ピン挿入孔10dに挿入された係合ピン戻しばね18
は、一端が係合ピン12に係止し且つ他端が係合ピン挿
入孔10dの端部に取付けられた図示しないストッパに
係止しているため、係合ピン戻しばね18の弾性反発力
によって係合ピン挿入孔10dの溝方向に沿って移動可
能にしてフリーレバー10の基部10b側に付勢され、
フリーレバー10の回動方向には移動を阻止されてい
る。
に挿入された係合ピン12は、フリーレバー本体10a
の長さ方向に沿って挿入され、フリーレバー10の係合
ピン挿入孔10dに挿入された係合ピン戻しばね18
は、一端が係合ピン12に係止し且つ他端が係合ピン挿
入孔10dの端部に取付けられた図示しないストッパに
係止しているため、係合ピン戻しばね18の弾性反発力
によって係合ピン挿入孔10dの溝方向に沿って移動可
能にしてフリーレバー10の基部10b側に付勢され、
フリーレバー10の回動方向には移動を阻止されてい
る。
【0026】そして、フリーレバー10には、図3に示
されるように、フリーレバー本体10aの基部10bに
形成されたばね係止部10eにフリーレバー付勢用ばね
19が係止されている。このフリーレバー付勢用ばね1
9は、フリーレバー10に係止されているとともに、後
述する出力レバー11にも係止されているため、フリー
レバー10と出力レバー11とを弾性的に一体的に付勢
する。
されるように、フリーレバー本体10aの基部10bに
形成されたばね係止部10eにフリーレバー付勢用ばね
19が係止されている。このフリーレバー付勢用ばね1
9は、フリーレバー10に係止されているとともに、後
述する出力レバー11にも係止されているため、フリー
レバー10と出力レバー11とを弾性的に一体的に付勢
する。
【0027】出力レバー11は、略T字の板状をなす出
力レバー本体11aの基部11b(第2のレバー基部)
がケース本体2aの第1のレバー支持部2dに回動可能
に支持されているため、前述したフリーレバー10と同
軸状に配置されているので、出力レバー11とフリーレ
バー10とを支持する部位は単一の第1のレバー支持部
2dでよい。
力レバー本体11aの基部11b(第2のレバー基部)
がケース本体2aの第1のレバー支持部2dに回動可能
に支持されているため、前述したフリーレバー10と同
軸状に配置されているので、出力レバー11とフリーレ
バー10とを支持する部位は単一の第1のレバー支持部
2dでよい。
【0028】出力レバー11には、図3に示されるよう
に、出力レバー本体11aの基部11bの反対側である
先端部に、円弧状をなす係合ピン摺接部11cが形成さ
れているとともに、この係合ピン摺接部11cの中央に
基部11bに向けて凹状に切除された係合孔11dが形
成されている。この係合孔11dは、孔径が前述した係
合ピン12の外径よりもわずかに大きく、係合ピン摺接
部11cとの間に円弧状の面取りが施されているため、
係合ピン12が係合可能になっている。
に、出力レバー本体11aの基部11bの反対側である
先端部に、円弧状をなす係合ピン摺接部11cが形成さ
れているとともに、この係合ピン摺接部11cの中央に
基部11bに向けて凹状に切除された係合孔11dが形
成されている。この係合孔11dは、孔径が前述した係
合ピン12の外径よりもわずかに大きく、係合ピン摺接
部11cとの間に円弧状の面取りが施されているため、
係合ピン12が係合可能になっている。
【0029】また、出力レバー11には、図3に示され
るように、出力レバー本体11aの基部11b側に、前
述したフリーレバー付勢用ばね19を係止させるための
ばね係止部11eが形成されている。
るように、出力レバー本体11aの基部11b側に、前
述したフリーレバー付勢用ばね19を係止させるための
ばね係止部11eが形成されている。
【0030】そして、出力レバー11には、ケース本体
2aの外側においてロックノブ側スイングアーム20が
結合されており、ロックノブ側スイングアーム20は図
示しないインサイドロックノブロッドに連結されるた
め、インサイドロックノブのアンロック位置Eとロック
位置Fとのあいだでのストローク内で回動される。
2aの外側においてロックノブ側スイングアーム20が
結合されており、ロックノブ側スイングアーム20は図
示しないインサイドロックノブロッドに連結されるた
め、インサイドロックノブのアンロック位置Eとロック
位置Fとのあいだでのストローク内で回動される。
【0031】このとき、ロックノブ側スイングアーム2
0に結合された出力レバー11は、ばね係止部11eに
フリーレバー付勢用ばね19が係止されていることによ
ってフリーレバー10に弾性的に結合され、係合ピン戻
しばね18の弾性反発力によって係合孔11dに係合ピ
ン12が係合されていると、フリーレバー10と一体で
回動され、これに反して、係合ピン戻しばね18の弾性
反発力に抗して係合孔11dから係合ピン12が離脱す
るとフリーレバー10と分離し、独立して回動する。係
合ピン12は後述する係合ピン駆動用レバー14によっ
て係合孔11dから離脱される。
0に結合された出力レバー11は、ばね係止部11eに
フリーレバー付勢用ばね19が係止されていることによ
ってフリーレバー10に弾性的に結合され、係合ピン戻
しばね18の弾性反発力によって係合孔11dに係合ピ
ン12が係合されていると、フリーレバー10と一体で
回動され、これに反して、係合ピン戻しばね18の弾性
反発力に抗して係合孔11dから係合ピン12が離脱す
るとフリーレバー10と分離し、独立して回動する。係
合ピン12は後述する係合ピン駆動用レバー14によっ
て係合孔11dから離脱される。
【0032】一方、デッドロック用モータ13はケース
本体2aにおいてドアロック用モータ3から離れて配置
されており、このデッドロック用モータ13は、モータ
ケース13aの外側に配置されたブラシ端子13b、1
3cが図示しないコネクタから図示しないドアロックコ
ントローラを介して電源に電気的に接続される。ドアロ
ックコントローラは、前述したように、ドアキーが差し
込まれた中立位置から正方向に回されてキースイッチの
第1のキー位置を過ぎてキースイッチの第2のキー位置
にくると、デッドロックモータ13の各ブラシ端子13
b、13cに正方向に電源を接続するため、ドアキーが
キースイッチの第2のキー位置にくることによってデッ
ドロック用モータ13のシャフト13dを正回転させ、
これに反して、ドアキーが差し込まれた中立位置から逆
方向に回されてキースイッチの第3のキー位置にくる
と、デッドロックモータ13の各ブラシ端子13b、1
3cに逆方向に電源を接続するため、デッドロック用モ
ータ13のシャフト13dを逆回転させる。
本体2aにおいてドアロック用モータ3から離れて配置
されており、このデッドロック用モータ13は、モータ
ケース13aの外側に配置されたブラシ端子13b、1
3cが図示しないコネクタから図示しないドアロックコ
ントローラを介して電源に電気的に接続される。ドアロ
ックコントローラは、前述したように、ドアキーが差し
込まれた中立位置から正方向に回されてキースイッチの
第1のキー位置を過ぎてキースイッチの第2のキー位置
にくると、デッドロックモータ13の各ブラシ端子13
b、13cに正方向に電源を接続するため、ドアキーが
キースイッチの第2のキー位置にくることによってデッ
ドロック用モータ13のシャフト13dを正回転させ、
これに反して、ドアキーが差し込まれた中立位置から逆
方向に回されてキースイッチの第3のキー位置にくる
と、デッドロックモータ13の各ブラシ端子13b、1
3cに逆方向に電源を接続するため、デッドロック用モ
ータ13のシャフト13dを逆回転させる。
【0033】デッドロック用モータ13のシャフト13
dには、第2のウオーム21が結合されており、この第
2のウオーム21は、第3のレバーである係合ピン駆動
用レバー14に噛合っている。
dには、第2のウオーム21が結合されており、この第
2のウオーム21は、第3のレバーである係合ピン駆動
用レバー14に噛合っている。
【0034】係合ピン駆動用レバー14には、基部14
aの外側に歯部14bが形成されているとともに、基部
14aの外側に向けて湾曲した舌片状にして突出した係
合ピン押圧部14cが形成されている。基部14aはケ
ース本体2a上において第1のレバー支持部2dから離
れた位置に設けられた第2のレバー支持部2eによって
回動可能に支持され、歯部14bはデッドロック用モー
タ13の第2のウオーム21に噛合っているため、デッ
ドロック用モータ13のシャフト13dが回転すること
によって係合ピン非駆動位置Gと係合ピン駆動位置Hと
のあいだでのストローク内で回動する。
aの外側に歯部14bが形成されているとともに、基部
14aの外側に向けて湾曲した舌片状にして突出した係
合ピン押圧部14cが形成されている。基部14aはケ
ース本体2a上において第1のレバー支持部2dから離
れた位置に設けられた第2のレバー支持部2eによって
回動可能に支持され、歯部14bはデッドロック用モー
タ13の第2のウオーム21に噛合っているため、デッ
ドロック用モータ13のシャフト13dが回転すること
によって係合ピン非駆動位置Gと係合ピン駆動位置Hと
のあいだでのストローク内で回動する。
【0035】係合ピン駆動用レバー14は、係合ピン押
圧部14cが前述した出力レバー11の下方において、
フリーレバー10に基端部が支持されている係合ピン1
2の先端部と同一面上に配置されているため、係合ピン
非駆動位置Gにあると、係合ピン12から離れて配置さ
れ、これに反し、デッドロック用モータ13のシャフト
13dの正回転によって、係合ピン非駆動位置Gから係
合ピン駆動位置Hまで回動すると、係合ピン12をフリ
ーレバー10の基部10bとは反対側に向けて押圧し
て、この係合ピン12を出力レバー11の係合孔11d
から離脱させ、出力レバー11とともにロックノブ側ス
イングアーム20をフリーにするデッドロック状態とす
る。
圧部14cが前述した出力レバー11の下方において、
フリーレバー10に基端部が支持されている係合ピン1
2の先端部と同一面上に配置されているため、係合ピン
非駆動位置Gにあると、係合ピン12から離れて配置さ
れ、これに反し、デッドロック用モータ13のシャフト
13dの正回転によって、係合ピン非駆動位置Gから係
合ピン駆動位置Hまで回動すると、係合ピン12をフリ
ーレバー10の基部10bとは反対側に向けて押圧し
て、この係合ピン12を出力レバー11の係合孔11d
から離脱させ、出力レバー11とともにロックノブ側ス
イングアーム20をフリーにするデッドロック状態とす
る。
【0036】このような構造を有するアクチュエータ1
は、ドアロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cが
位置スイッチ15を介してドアロックコントローラに接
続され、デッドロック用モータ13の各ブラシ端子13
b、13cがドアロックコントローラに接続され、セク
タ8にケース本体2aの外側で結合されたドアロック側
スイングアーム17がドアパネル内でドアロックロッド
に連結され、出力レバー11にケース本体2aの外側で
結合されたロックノブ側スイングアーム20がドアパネ
ル内でインサイドロックノブに連結され、ケース2がド
アインナーパネルに取付けられる。
は、ドアロック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cが
位置スイッチ15を介してドアロックコントローラに接
続され、デッドロック用モータ13の各ブラシ端子13
b、13cがドアロックコントローラに接続され、セク
タ8にケース本体2aの外側で結合されたドアロック側
スイングアーム17がドアパネル内でドアロックロッド
に連結され、出力レバー11にケース本体2aの外側で
結合されたロックノブ側スイングアーム20がドアパネ
ル内でインサイドロックノブに連結され、ケース2がド
アインナーパネルに取付けられる。
【0037】乗員が車両に乗っている際、ドアロックは
アンロックの位置にあるため、ドアロック側スイングア
ーム17はセクタ8がドアロックのアンロック位置Aに
あり、係合ピン駆動用レバー14は係合ピン非駆動位置
Gにあるため、係合ピン押圧部14cが係合ピン12か
ら離れており、係合ピン12は出力レバー11の係合孔
11dに係合しているため、フリーレバー10はアンロ
ック位置Cにあり、出力レバー11は係合ピン12によ
ってフリーレバー10と一体的に結合されるので、アン
ロック位置Cにあり、また、この時、ロックノブ側スイ
ングアーム20は出力レバー11と一体的に固着されて
いるので、インサイドロックノブのアンロック位置Eに
ある。
アンロックの位置にあるため、ドアロック側スイングア
ーム17はセクタ8がドアロックのアンロック位置Aに
あり、係合ピン駆動用レバー14は係合ピン非駆動位置
Gにあるため、係合ピン押圧部14cが係合ピン12か
ら離れており、係合ピン12は出力レバー11の係合孔
11dに係合しているため、フリーレバー10はアンロ
ック位置Cにあり、出力レバー11は係合ピン12によ
ってフリーレバー10と一体的に結合されるので、アン
ロック位置Cにあり、また、この時、ロックノブ側スイ
ングアーム20は出力レバー11と一体的に固着されて
いるので、インサイドロックノブのアンロック位置Eに
ある。
【0038】車内から乗員によって、インサイドロック
ノブがロック位置に手動で切換えられると、図4中に矢
印で示されるように、ロックノブ側スイングアーム20
はアンロック位置Eからロック位置Fに回動されるた
め、ロックノブ側スイングアーム20に固着されている
出力カバー11が回動し、かつ、出力レバー11と係合
ピン12により係合されているフリーレバー10も一体
的に回動されるので、フリーレバー10はアンロック位
置Cからロック位置Dまで回動される。
ノブがロック位置に手動で切換えられると、図4中に矢
印で示されるように、ロックノブ側スイングアーム20
はアンロック位置Eからロック位置Fに回動されるた
め、ロックノブ側スイングアーム20に固着されている
出力カバー11が回動し、かつ、出力レバー11と係合
ピン12により係合されているフリーレバー10も一体
的に回動されるので、フリーレバー10はアンロック位
置Cからロック位置Dまで回動される。
【0039】フリーレバー10がアンロック位置Cから
ロック位置Dまで回動することによって、ロッド9を介
しドアロック側スイングアーム17とともにセクタ8が
ドアロックのアンロック位置Aからロック位置Bまで回
動するため、ドアロックは手動によりロック状態にな
る。
ロック位置Dまで回動することによって、ロッド9を介
しドアロック側スイングアーム17とともにセクタ8が
ドアロックのアンロック位置Aからロック位置Bまで回
動するため、ドアロックは手動によりロック状態にな
る。
【0040】また、ドアロックがアンロックの状態にあ
って、乗員が車両から降りてドアを閉め、ドアのキーシ
リンダに差し込まれたドアキーが中立位置から正方向に
キースイッチの第1のキー位置まで回されると、位置ス
イッチ15を介してドアロックコントローラからドアロ
ック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに正方向に電
源が接続されるため、ドアロック用モータ3のシャフト
3dが正回転して第1のウオーム4を介しウオームホイ
ール5を正回転させるので、図5に示されるように、セ
クタ8をドアロック側スイングアーム17とともにアン
ロック位置Aからロック位置Bまで回動させ、セクタ8
がドアロック側スイングアーム17とともにロック位置
Bまで回動することによって、ドアロックをロック状態
とする。
って、乗員が車両から降りてドアを閉め、ドアのキーシ
リンダに差し込まれたドアキーが中立位置から正方向に
キースイッチの第1のキー位置まで回されると、位置ス
イッチ15を介してドアロックコントローラからドアロ
ック用モータ3の各ブラシ端子3b、3cに正方向に電
源が接続されるため、ドアロック用モータ3のシャフト
3dが正回転して第1のウオーム4を介しウオームホイ
ール5を正回転させるので、図5に示されるように、セ
クタ8をドアロック側スイングアーム17とともにアン
ロック位置Aからロック位置Bまで回動させ、セクタ8
がドアロック側スイングアーム17とともにロック位置
Bまで回動することによって、ドアロックをロック状態
とする。
【0041】このとき、デッドロック用モータ13には
電源が接続されていないので、係合ピン駆動用レバー1
4は係合ピン非駆動位置Gにあって係合ピン押圧部14
cが係合ピン12から離れているため、出力レバー11
をフリーレバー10に一体的に結合させており、セクタ
8がロック位置Bまで回動するのに連動してロッド9を
介しフリーレバー10はアンロック位置Cからロック位
置Dまで回動し、このフリーレバー10と出力レバー1
1とが一体で回動するので、ロックノブ側スイングアー
ム20はインサイドロックノブのアンロック位置Eから
ロック位置Fまで回動して、インサイドロックノブをロ
ック位置に切換えるロック作動を行う。
電源が接続されていないので、係合ピン駆動用レバー1
4は係合ピン非駆動位置Gにあって係合ピン押圧部14
cが係合ピン12から離れているため、出力レバー11
をフリーレバー10に一体的に結合させており、セクタ
8がロック位置Bまで回動するのに連動してロッド9を
介しフリーレバー10はアンロック位置Cからロック位
置Dまで回動し、このフリーレバー10と出力レバー1
1とが一体で回動するので、ロックノブ側スイングアー
ム20はインサイドロックノブのアンロック位置Eから
ロック位置Fまで回動して、インサイドロックノブをロ
ック位置に切換えるロック作動を行う。
【0042】セクタ8がロック位置Bまで回動すること
によって、位置スイッチ15がドアロック用モータ3に
対する正方向の電源の接続をカットオフするため、ドア
ロック用モータ3はセクタ8をロック位置Bまで回動さ
せたところでシャフト3dの回転を停止し、セクタ8を
ロック位置Bで停止させる。
によって、位置スイッチ15がドアロック用モータ3に
対する正方向の電源の接続をカットオフするため、ドア
ロック用モータ3はセクタ8をロック位置Bまで回動さ
せたところでシャフト3dの回転を停止し、セクタ8を
ロック位置Bで停止させる。
【0043】そして、ドアのキーシリンダに差し込まれ
たドアキーがキースイッチの第1のキー位置から第2の
キー位置まで回されると、図6に示されるように、ドア
ロックコントローラよりドアロック用モータ3に対する
電源の接続は行わずに、デッドロック用モータ13の各
ブラシ端子13b、13cに対して正方向の電源を接続
するため、デッドロック用モータ13はシャフト13d
が正回転するので、係合ピン駆動用レバー14は係合ピ
ン非駆動位置Gから係合ピン駆動位置Hまで回動し、係
合ピン押圧部14cが出力レバー11の係合孔11dに
係合されている係合ピン12を係合ピン戻しばね18の
弾性反発力に抗してフリーレバー10の係合ピン挿入孔
10dに沿って押圧して出力レバー11の係合孔11d
から離脱させるため、フリーレバー10がロック位置D
にあるままで、出力レバー11とフリーレバー10との
あいだでの結合を解除させるデッドロック作動を行う。
たドアキーがキースイッチの第1のキー位置から第2の
キー位置まで回されると、図6に示されるように、ドア
ロックコントローラよりドアロック用モータ3に対する
電源の接続は行わずに、デッドロック用モータ13の各
ブラシ端子13b、13cに対して正方向の電源を接続
するため、デッドロック用モータ13はシャフト13d
が正回転するので、係合ピン駆動用レバー14は係合ピ
ン非駆動位置Gから係合ピン駆動位置Hまで回動し、係
合ピン押圧部14cが出力レバー11の係合孔11dに
係合されている係合ピン12を係合ピン戻しばね18の
弾性反発力に抗してフリーレバー10の係合ピン挿入孔
10dに沿って押圧して出力レバー11の係合孔11d
から離脱させるため、フリーレバー10がロック位置D
にあるままで、出力レバー11とフリーレバー10との
あいだでの結合を解除させるデッドロック作動を行う。
【0044】この状態で、図7に示されるように、ドア
パネルの外側からの外力によって、ロックノブ側スイン
グアーム20に連結されたインサイドロックノブロッド
を作動させて、フリーレバー10をロック位置Dからア
ンロック位置Cに強制的に回動させることにより、セク
タ8をドアロック側スイングアーム17とともにロック
位置Bからアンロック位置Aまで回動させようとして
も、出力レバー11はロックノブ側スイングアーム20
とともにフリーレバー10に非連結の状態にあることか
ら、外力によってアンロック位置Eまで回動させたとし
ても、ロックノブ側スイングアーム20に固着されてい
る出力レバー11には回動力が伝達されることとなる
が、その回動力はフリーレバー10に伝達されることは
ないので、セクタ8は回動しない。
パネルの外側からの外力によって、ロックノブ側スイン
グアーム20に連結されたインサイドロックノブロッド
を作動させて、フリーレバー10をロック位置Dからア
ンロック位置Cに強制的に回動させることにより、セク
タ8をドアロック側スイングアーム17とともにロック
位置Bからアンロック位置Aまで回動させようとして
も、出力レバー11はロックノブ側スイングアーム20
とともにフリーレバー10に非連結の状態にあることか
ら、外力によってアンロック位置Eまで回動させたとし
ても、ロックノブ側スイングアーム20に固着されてい
る出力レバー11には回動力が伝達されることとなる
が、その回動力はフリーレバー10に伝達されることは
ないので、セクタ8は回動しない。
【0045】出力レバー11はフリーレバー付勢用ばね
19によってフリーレバー10に弾性的に結合されてい
るが、このフリーレバー付勢用ばね19は出力レバー1
1が外力によってロックノブ側スイングアーム20とと
もに回動されてもフリーレバー10を回動させるだけの
付勢力はないので、出力レバー11のみ空振りすること
になる。
19によってフリーレバー10に弾性的に結合されてい
るが、このフリーレバー付勢用ばね19は出力レバー1
1が外力によってロックノブ側スイングアーム20とと
もに回動されてもフリーレバー10を回動させるだけの
付勢力はないので、出力レバー11のみ空振りすること
になる。
【0046】そしてまた、ドアのキーシリンダに差し込
まれたドアキーがキースイッチの中立位置から逆方向に
第3のキー位置まで回されると、図6に示されるデッド
ロックの作動状態において、ドアロックコントローラよ
りデッドロック用モータ13の各ブラシ端子13b、1
3cに逆方向の電源が接続されるため、係合ピン駆動用
レバー14は係合ピン駆動位置Hから係合ピン非駆動位
置Gまで戻り回動するので、係合ピン押圧部14cが係
合ピン12から離れ、係合ピン駆動用レバー14によっ
て押圧されなくなった係合ピン12は係合ピン戻しばね
18の弾性力によって出力レバー11の係合孔11dに
係合され、フリーレバー10と出力レバー11とは結合
される。
まれたドアキーがキースイッチの中立位置から逆方向に
第3のキー位置まで回されると、図6に示されるデッド
ロックの作動状態において、ドアロックコントローラよ
りデッドロック用モータ13の各ブラシ端子13b、1
3cに逆方向の電源が接続されるため、係合ピン駆動用
レバー14は係合ピン駆動位置Hから係合ピン非駆動位
置Gまで戻り回動するので、係合ピン押圧部14cが係
合ピン12から離れ、係合ピン駆動用レバー14によっ
て押圧されなくなった係合ピン12は係合ピン戻しばね
18の弾性力によって出力レバー11の係合孔11dに
係合され、フリーレバー10と出力レバー11とは結合
される。
【0047】同時に、位置スイッチ15を介してドアロ
ックコントローラからドアロック用モータ3の各ブラシ
端子3b、3cに逆方向の電源が接続されるため、ドア
ロック用モータ3は、シャフト3dが逆回転してドアロ
ック側スイングアーム17とともにセクタ8をロック位
置Bからアンロック位置Aまで回動させ、アンロックの
状態に復帰するものとなる。
ックコントローラからドアロック用モータ3の各ブラシ
端子3b、3cに逆方向の電源が接続されるため、ドア
ロック用モータ3は、シャフト3dが逆回転してドアロ
ック側スイングアーム17とともにセクタ8をロック位
置Bからアンロック位置Aまで回動させ、アンロックの
状態に復帰するものとなる。
【0048】ドアロック作動およびデッドロック作動を
行う際、フリーレバー10および出力レバー11は同軸
上にして単一のレバー支持部2dにおいて支持されなが
ら回動するものとなる。
行う際、フリーレバー10および出力レバー11は同軸
上にして単一のレバー支持部2dにおいて支持されなが
ら回動するものとなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるアクチュエータによれば、第1のレバー
に保持された係合ピンが第2のレバーに係合されると、
第1のレバーと第2のレバーとは一体的に結合され、係
合ピンが第2のレバーから離脱されると、第1のレバー
と第2のレバーとは分離される。第1のレバーと第2の
レバーとは同軸上に配置されているため、ロックノブ側
に連結される第2のレバーが外力によって無理やり回動
されても、第2のレバーの同軸上にある第1のレバーは
第2のレバーから力を伝達されることなく、独立して回
動するので、大きな外力が第2のレバー側にかけられた
としても、ドアロックに外力は伝達されず、それによっ
て、ドアロックのロック状態は確実に保持される。この
発明の請求項2に係わるアクチュエータによれば、第1
のレバーの係合ピン挿入孔に保持された係合ピンが第2
のレバーの係合孔に係合されると、第1のレバーと第2
のレバーとは一体的に結合され、係合ピンが第2のレバ
ーの係合孔から離脱されると、第1のレバーと第2のレ
バーとは分離される。第1のレバーと第2のレバーとは
第1のレバー基部と第2のレバー基部とが同軸上に配置
されているため、ロックノブ側に連結される第2のレバ
ーが外力によって無理やり回動されても、第2のレバー
の同軸上にある第1のレバーは第2のレバーからの力が
伝達されず、独立して回動する。それ故、大きな外力が
第2のレバー側にかけられたとしても、ドアロックに外
力は伝達されず、それによって、ドアロックのロック状
態は確実に保持され、上記請求項1、2に係わるアクチ
ュエータによれば、盗難を確実に防止することができる
という優れた効果を奏する。
求項1に係わるアクチュエータによれば、第1のレバー
に保持された係合ピンが第2のレバーに係合されると、
第1のレバーと第2のレバーとは一体的に結合され、係
合ピンが第2のレバーから離脱されると、第1のレバー
と第2のレバーとは分離される。第1のレバーと第2の
レバーとは同軸上に配置されているため、ロックノブ側
に連結される第2のレバーが外力によって無理やり回動
されても、第2のレバーの同軸上にある第1のレバーは
第2のレバーから力を伝達されることなく、独立して回
動するので、大きな外力が第2のレバー側にかけられた
としても、ドアロックに外力は伝達されず、それによっ
て、ドアロックのロック状態は確実に保持される。この
発明の請求項2に係わるアクチュエータによれば、第1
のレバーの係合ピン挿入孔に保持された係合ピンが第2
のレバーの係合孔に係合されると、第1のレバーと第2
のレバーとは一体的に結合され、係合ピンが第2のレバ
ーの係合孔から離脱されると、第1のレバーと第2のレ
バーとは分離される。第1のレバーと第2のレバーとは
第1のレバー基部と第2のレバー基部とが同軸上に配置
されているため、ロックノブ側に連結される第2のレバ
ーが外力によって無理やり回動されても、第2のレバー
の同軸上にある第1のレバーは第2のレバーからの力が
伝達されず、独立して回動する。それ故、大きな外力が
第2のレバー側にかけられたとしても、ドアロックに外
力は伝達されず、それによって、ドアロックのロック状
態は確実に保持され、上記請求項1、2に係わるアクチ
ュエータによれば、盗難を確実に防止することができる
という優れた効果を奏する。
【図1】この発明に係わるアクチュエータの一実施例の
一部破断平面図である。
一部破断平面図である。
【図2】図1に示したアクチュエータにおいての各レバ
ーの組み付け関係を説明する外観斜視図である。
ーの組み付け関係を説明する外観斜視図である。
【図3】図1に示したアクチュエータにおいての両レバ
ーまわりの断面図である。
ーまわりの断面図である。
【図4】図1に示したアクチュエータにおいてのアンロ
ック状態の一部破断平面図である。
ック状態の一部破断平面図である。
【図5】図1に示したアクチュエータにおいてのロック
状態の一部破断平面図である。
状態の一部破断平面図である。
【図6】図1に示したアクチュエータにおいてのデッド
ロック状態の一部破断平面図である。
ロック状態の一部破断平面図である。
【図7】図1に示したアクチュエータにおいてのデッド
ロック状態の一部破断平面図である。 1 アクチュエータ 2 アクチュエータケース 3 ドアロック用モータ 7 減速機構 8 セクタ 9 ロッド 10 (第1のレバー)フリーレバー 10b (第1のレバー基部)基部 10d 係合ピン挿入孔 11 (第2のレバー)出力レバー 11b (第2のレバー基部)基部 11d 係合孔 12 係合ピン 13 デッドロック用モータ 14 (第3のレバー)係合ピン駆動用レバー 14c 係合ピン押圧部 19 フリーレバー付勢用ばね
ロック状態の一部破断平面図である。 1 アクチュエータ 2 アクチュエータケース 3 ドアロック用モータ 7 減速機構 8 セクタ 9 ロッド 10 (第1のレバー)フリーレバー 10b (第1のレバー基部)基部 10d 係合ピン挿入孔 11 (第2のレバー)出力レバー 11b (第2のレバー基部)基部 11d 係合孔 12 係合ピン 13 デッドロック用モータ 14 (第3のレバー)係合ピン駆動用レバー 14c 係合ピン押圧部 19 フリーレバー付勢用ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 アクチュエータケースと、 上記アクチュエータケース内に収容され、通電により回
転するドアロック用モータと、 上記ドアロック用モータによってアクチュエータケース
上を回動可能に取付けられ、ドアロック側に結合される
セクタと、 上記セクタに一端側が回動可能に結合されたロッドと、 上記セクタから離れたアクチュエータケース上において
回動可能に取付けられているとともに、上記ロッドの他
端側が回動可能に結合され、セクタの回動によって回動
する第1のレバーと、 上記第1のレバーの同軸上に回動可能に配置されている
とともに、該第1のレバーに弾性的に連結され、ロック
ノブ側に連結される第2のレバーと、 上記第1のレバー上を移動可能にして該第1のレバーに
保持され、上記第2のレバーに対し係合または離脱され
る係合ピンと、 上記アクチュエータケース内に収容され、通電により回
転するデッドロック用モータと、 上記デッドロック用モータによってアクチュエータケー
ス上を回動可能に取付けられているとともに、上記係合
ピンを第2のレバーに対して係合可能且つ離脱可能に配
置された第3のレバーを備えていることを特徴とするア
クチュエータ。 - 【請求項2】 アクチュエータケースと、 上記アクチュエータケース内に収容され、通電により回
転するドアロック用モータと、 上記ドアロック用モータに入力側が結合された減速機構
と、 上記減速機構の出力側に結合されていて、アクチュエー
タケース上を回動可能に取付けられ、ドアロック側に結
合されるセクタと、 上記セクタに一端側が回動可能に結合されたロッドと、 係合ピンと、 上記セクタから離れたアクチュエータケース上において
回動可能に支持された第1のレバー基部を有するととも
に、上記係合ピンを第1のレバー基部の径方向に移動可
能に支持し且つ該第1のレバー基部の回動方向に移動不
能に保持した係合ピン挿入孔を有し、上記ロッドの他端
側が回動可能に結合されてセクタの回動によって回動す
る第1のレバーと、 上記第1のレバーに有する第1のレバー基部の同軸上に
回動可能に支持された第2のレバー基部を有するととも
に、該第1のレバーとの間に配置されたフリーレバー付
勢用ばねにより第1のレバーに弾性的に連結され、上記
係合ピンを係合可能に配置した係合孔を形成し、ロック
ノブ側に連結される第2のレバーと、 上記アクチュエータケース内に収容され、通電により回
転するデッドロック用モータと、 上記デッドロック用モータによってアクチュエータケー
ス上を回動可能に配置されているとともに、上記係合ピ
ンを第2のレバーの係合孔に対して係合可能且つ離脱可
能に配置された係合ピン押圧部を形成した第3のレバー
を備えていることを特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15803395A JPH094297A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15803395A JPH094297A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094297A true JPH094297A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15662813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15803395A Pending JPH094297A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH094297A (ja) |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP15803395A patent/JPH094297A/ja active Pending
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