JPH0941773A - ロック機構 - Google Patents

ロック機構

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JPH0941773A
JPH0941773A JP19851395A JP19851395A JPH0941773A JP H0941773 A JPH0941773 A JP H0941773A JP 19851395 A JP19851395 A JP 19851395A JP 19851395 A JP19851395 A JP 19851395A JP H0941773 A JPH0941773 A JP H0941773A
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JP
Japan
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lock piece
lock
housing
spring
hole
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JP19851395A
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Tetsuya Ono
哲哉 大野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル面に突起や穴を設けることなく面
一で処理でき、かつロック後の筐体のがたつきを無く
す。 【構成】 第1の筐体1は回動軸5により矢印D方向に
回動自在となっており、第1の筐体1を閉じた時、ロッ
ク片2は第2のバネ11により上方向へ付勢され、ロッ
ク穴4と嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等の磁気記
録再生装置の筐体どうしのロック機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大型カラー液晶モニターを備えた
磁気記録再生装置が商品の主流となってきている中で、
モニターを有する筐体とVTR本体部の筐体を固定する
ためのロック構造物が、モニター画面側の面に突起や穴
等として存在するものであった。
【0003】以下に従来の機構の動作について説明す
る。図5,6は従来技術の斜視図である。図5ではVT
R本体部23を横型に配置し、VTR本体部23の一方
の端に取り付けられた回動軸25を介して矢印A方向に
回動自在に取り付けられた液晶パネル21のモニター画
面側にロック片22がむき出しで取り付けられており、
このロック片22はVTR本体部23に設けられたロッ
ク穴24に挿入されロック片22はロック穴24の内側
に引っ掛かりロックされる。また、ロック解除の時はロ
ック解除釦27を矢印B方向へスライドさせることによ
りロック片22をロック穴24からはずすという方式で
ある。
【0004】図6ではVTR本体部33を縦型に配置
し、VTR本体部33の一方の端に取り付けられた回動
軸35を介して矢印C方向に回動自在に取り付けられた
液晶パネル31のモニター画面側にロック片32が穴の
中に取り付けられており、このロック片32はVTR本
体部33に設けられた突起部38にあるロック穴34に
はまり込みロックされる。また、ロック解除の時はロッ
ク解除釦37を押し込むことによりロック片32をロッ
ク穴34からはずすという方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の機構では、液晶パネル面に見苦しい突起や穴が存在
するため、デザイン性を損うほか、ユーザーがモニター
画面を見る時に目障りに感じてしまう。また、ロックす
るためのオーバーストローク分だけロック片とロック穴
に隙間が生じ回動方向のがたつきが必ず発生し、筐体ロ
ック後の商品としての品格が悪くなるほか、そのオーバ
ーストローク分の隙間を減らすための設計的な微調整作
業を必要とする。そのために商品の製造過程における部
品寸法のばらつきや、作り込みのばらつきによってはロ
ック不良をまねく場合が多かった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解消し、
液晶パネル面に突起や穴を設けることなく同一面で処理
でき、かつ、ロック後の筐体のがたつきを無くすことの
できる品格の高いロック機構を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のロック機構は、モニター画面を備えた第2の
筐体に、その筐体と同一面にあるロック片とロック片を
動作させるためのロック釦及びロックを解除するための
ロック解除釦と、ロック片及びロック釦を押し付けるた
めの二つのバネ材から成る機構を有している。また、V
TR本体部を有する第1の筐体には第2の筐体のロック
片をむかえ入れてロックさせるためのロック穴を有して
いる。
【0008】
【作用】この機構によって本発明はモニター画面側に見
苦しい突起物や穴を設けることなく、更にロック後の筐
体どうしのがたつきを無くすことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1において、VTR本体を縦型に配置し
た第2の筐体3の一方の端に回動軸5を介して、モニタ
ー画面を備えた第1の筐体1が取り付けられている。こ
の第1の筐体1は回動軸5により矢印D方向に回動自在
となっており、本図においては第1の筐体1は開いてお
り、モニター画面を見ることが可能な状態にある。ま
た、第1の筐体1を矢印D方向に閉じた時、第1の筐体
1の正面にあるロック片2と第2の筐体3に設けられた
ロック穴4は同位置に合致する。
【0011】図2は、第1の筐体1を完全に閉じた状態
の図であり、筐体どうしをロックさせる場合はロック釦
7を、ロックを解除して開けたい場合はロック解除釦8
を押すと任意の動作を得ることができる。
【0012】以上は本機構の外観及び基本操作について
の説明であるが、次に第2の筐体3及び第1の筐体1の
内部構造について図面をもとに説明する。
【0013】図3(a)はロック片2を通り回動軸5に
垂直方向に切った断面図である(但し、この時はまだロ
ックはされていない)。この図の如く第1の筐体1の内
部においてロック片2は、それに設けられた回動軸12
によってロック片ホルダー9に保持,ガイドされてい
る。また、ロック片2とロック片ホルダー9の間には常
にロック片2を下に押し下げている第1のバネ10が取
り付けられている。これらが第1の筐体1に固定されて
いる。また、ロック釦7は上記の第1の筐体1に取り付
けられロック片2の下部と接触しており、ロック片2と
ロック釦7の間にはロック釦7を常に押し下げている第
2のバネ11がはまっている。ロック解除釦8は第1の
筐体1に取り付けられ、その左側に設けられた突起部は
ロック片ホルダー9の穴を通してロック片2に接触可能
である。また、第2の筐体3には引っ掛け爪形状を有す
るロック穴4が設けられている。図3(b)は図3
(a)の縦断面を現わしたものである。
【0014】次に図4(a)〜図4(d)の図面を参照
しながら本機構でのロック及びロック解除の動作原理を
説明する。
【0015】図4(a)は前述の図3(a)と同じであ
り、第1の筐体1を単に閉じた時の状態である。この状
態からロック動作に移る。図4(b)は図4(a)の状
態からロック釦7を上へ押している時の図である。この
時ロック片2の先端部はロック穴4の爪形状部に沿って
ロック片2の回動軸12を中心として回転しながら上へ
移動する。更にあるストロークだけロック釦7を押し続
けるとロック片2にかかる第1のバネ10によるモーメ
ント力によってロック片2の切欠き部とロック穴の爪形
状部が嵌まり合い筐体1,3は完全に固定される。その
後ロック釦7から指を離すと第2のバネ11の反力によ
って図4(c)の如くロック釦7は元の位置に戻る。
【0016】次にロックを解除する時は、ロック解除釦
8を左方向に押し込むことによりロック解除釦8の突起
部がロック片2の下部先端を押し、ロック片2はロック
片回動軸12を中心に時計方向へ回転し、ロック穴4の
爪形状部からロック片2の切欠き部がはずれ、第1のバ
ネ10の反力によってロック片2は図4(a)の状態ま
で押し戻され、第1の筐体1を開けることが可能とな
る。
【0017】ここで設計条件として、第1のバネ10の
バネ定数をka,最小たわみ寸法をla、第2のバネ1
1のバネ定数をkb,最大たわみ寸法をlbとするとk
a・la>kb・lbとすることが必要である。
【0018】以上のように本実施例によれば、ロック片
2は、ロックしていない時は常に第1の筐体1の面に位
置することができ、ロック後は図4(c)の如く常に第
1のバネ10による反力が働き、ロック片2は第1の筐
体1を下方へ引き込もうとする力となって筐体どうしの
がたつきを無くすことができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明のロック機構は、モ
ニター画面側のパネル外観の美観を損うことなく、ロッ
ク後の筐体のがたつきを寸法微調整することなくゼロに
することができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す第1の筐体を開けた状
態の斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す第1の筐体を閉じた状
態の斜視図
【図3】本発明の一実施例を示すロック機構の断面図
【図4】本発明の一実施例を示すロック機構の動作原理
を表わした断面図
【図5】従来の液晶モニター付ビデオの第2の筐体を開
けた状態の斜視図
【図6】従来の液晶モニター付ビデオカメラの第2の筐
体を開けた状態の斜視図
【符号の説明】
1 第1の筐体 2 ロック片 3 第2の筐体 4 ロック穴 5 回動軸 7 ロック釦 8 ロック解除釦 9 ロック片ホルダー 10 第1のバネ 11 第2のバネ 12 ロック片回動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニター画面を有する第1の筐体と、前
    記第1の筐体の一端が回動自在に取り付けられ記録再生
    手段を有する第2の筐体と、前記第1の筐体を前記第2
    の筐体側へ回動させて閉じた時に前記第1の筐体を前記
    第2の筐体に固定するように前記第1の筐体内に設けら
    れたロック片と、前記ロック片が係合するように前記第
    2の筐体に設けられた穴部と、前記ロック片を常に係合
    方向へ付勢する第1のバネと、前記ロック片を係合方向
    とは逆方向へ付勢する第2のバネとを備え、前記第1の
    筐体を前記第2の筐体側へ閉じた時に前記ロック片が前
    記第1のバネにより付勢され前記穴部に係合し、前記第
    2のバネにより固定されることを特徴とするロック機
    構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448201B1 (ko) * 2002-07-02 2004-09-13 기아자동차주식회사 자동차의 어퍼트레이 커버 잠금구조

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KR100448201B1 (ko) * 2002-07-02 2004-09-13 기아자동차주식회사 자동차의 어퍼트레이 커버 잠금구조

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