JP3941245B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器本体に回動可能な可動体を有する電子機器、例えば液晶表示パネル付きのビデオカメラ装置等に適用される電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオ機構部とカメラ機構部とを一体化した、いわゆるビデオカメラ装置が知られている。このビデオカメラ装置では、ビデオカメラ本体に液晶表示パネルを備え、この液晶表示パネルに映し出された撮影画像を見ながらビデオ撮影したり、ビデオ再生画像を液晶表示パネルに再生して見ることができる、液晶表示パネル付きビデオカメラ装置も普及している。
【0003】
図10〜図12は、従来の液晶表示パネル付きビデオカメラ装置の一例を示す。
このビデオカメラ装置1は、ビデオ機構部とカメラ機構部を一体化したビデオカメラ本体2と、このビデオカメラ本体2の一側面にヒンジ機構部3によって回動可能に取付けられた液晶表示パネル4とを有して構成される。液晶表示パネル4は、パネル表示面4a(図11参照)を裏側にしてビデオカメラ本体2に収納される。5は光学レンズ系、6はファインダーを示す。
【0004】
液晶表示パネル4は、図12に示すように、ヒンジ機構部3に内蔵された縦方向に沿う第1軸を中心に開閉し、開き角が90°の位置まで回動した状態において、液晶表示パネル4のパネル表示面4aに映し出された画像を見ながらビデオ撮影を行うことができる。
【0005】
また、液晶表示パネル4は、ヒンジ機構部3に内蔵された上記第1軸と直交する第2軸を中心として回動可能になされている。例えば−90°〜180°の範囲内、又は−90°〜210°の範囲内で回動可能になる。
図12の状態は回動角が0°の場合である。パネル表示面4aを下向きにしたときが回動角−90°であり、パネル表示面4aを上向きにしたときが回動角90゜であり、パネル表示面4aをファインダー6とは反対側(従って撮影側)に向かわせたときが回動角180°である。
【0006】
例えば180°の回動状態では、パネル表示面4aが撮影側を向くので、被撮影者に撮影画像を見せながらビデオ撮影をすることができる。
この状態から第1軸を中心に液晶表示パネル4を開閉角度0°の位置に戻した状態(即ち閉状態)とすることにより、ビデオカメラ装置1をコンパクトな状態にしてビデオ再生画像を見ることが可能となっている。
更に、液晶表示パネル4を第2軸を中心として回動角165°の位置に戻した状態、すなわちパネル表示面4aを少し上向き状態にして視認性を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような液晶表示パネル付きビデオカメラ装置においては、液晶表示パネルとビデオカメラ本体間の可動部、即ちヒンジ機構部の回動軌跡のために、液晶表示パネルを開いたときに、ヒンジ機構部とビデオカメラ本体間に空間が生じ、内部に収納されているハーネス(即ち液晶表示パネルとビデオカメラ本体を電気的に接続するための結線)や内部の基板、構造物が見えてしまい、商品としての美観を損ない、好ましくない。
【0008】
図12に示すビデオカメラ装置1のように上記の空間に固定式の目隠し部材7を配置する場合は、ヒンジ機構部3を含む部分の厚さd1 を十分大きく取らねばならず、ビデオカメラ装置1の全体が大きくなってしまう。
【0009】
一方、ビデオカメラ装置の小型化、薄型化を進めた場合には、例えば図13に示すように、液晶表示パネル4を開いた状態では、ヒンジ機構部3とビデオカメラ本体2間に空間8が生じ、この空間を目隠しすることができず、体裁が悪く、商品の美観が損なわれる。このため、黒いテープや、塗装などの処理で対応さぜるを得ない。
【0010】
なお、従来、可動式の目隠し機構も提案されているが、ヒンジ機構部の回動軌跡を確保するために、穴をあけざるを得ず、ハーネス等を隠すことができなかった。
【0011】
本発明は、上述の点に鑑み、電子機器本体と可動体との間の回動部分に生じる空間を完全に塞いで商品の美観を向上するようにした電子機器を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子機器は、電子機器本体に対して第1の回動軸及び前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸を中心として回動可能な可動体を有する電子機器であって、電子機器本体可動体間の回動部分の空間を塞ぐ目隠し部材を有する可動式目隠し機構が設けられ、電子機器本体と可動体とを電気的に結線するハーネスが配置され、目隠し部材の背面に取付けられた取付け部材によりハーネスの引き回し位置が規制されると共に、取付け部材が透明材料で作られていることを特徴とする。
【0013】
この構成においては、可動式目隠し機構が可動体の回動(開閉)に伴って開閉するので、回動部分の空間を完全に塞ぐことができ、内部のハーネス、基板、構造物が露出することがない。目隠し部材の背面に取付けられた取付け部材によりハーネスの引き回し位置が規制されるので、可動体の第1及び第2の回動軸を中心とする様々な回動によってもハーネスが乱れることがない。取付け部材が透明材料で作られるので、組立工程でキャビネットの裏面からハーネスの引き回し位置が確認できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の電子機器は、電子機器本体に開閉可能な可動体を有する電子機器であって、電子機器本体と可動体間の回動部分の空間を塞ぐ可動式目隠し機構が設けられた構成とする。
【0015】
可動式目隠し機構は可動体の開閉動作に伴って自動的に開閉するように構成される。
【0016】
本発明は、上記電子機器において、可動体の過度の開き状態時、即ち可動体が外力等により所定の角度を越えて開いた状態の時に、可動式目隠し機構を所定の位置で係止するためのストッパー機構が設けられた構成とする。
【0019】
本発明に係る電子機器は、電子機器本体をビデオカメラ本体とし、可動体を液晶表示パネルとしたいわゆるビデオカメラ装置に適用できる。
【0020】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
図1及び図2は、本発明の一実施の形態としての液晶表示パネル付きのビデオカメラ装置を示す。
本実施の形態に係るビデオカメラ装置11は、ビデオ機構部とカメラ機構部を一体化したビデオカメラ本体12と、このビデオカメラ本体12の一側面にヒンジ機構部13によって開閉可能に取付けられた液晶表示パネル14とを有して成る。17は光学レンズ系、18はファインダーを示す。
液晶表示パネル14は、パネル表示面14aを裏側にしてビデオカメラ本体12の側面に収納される。
【0022】
この液晶表示パネル14は、図2に示すように、ヒンジ機構部13に内蔵された縦方向に沿う第1の回動軸(以下、第1軸という)を中心に開閉可能とされ、また、ヒンジ機構部13に内蔵された第1軸と直交する第2の回動軸(以下、第2軸という)を中心に回動可能に構成される。
液晶表示パネル14の第2軸を中心とする回動範囲は、前述と同様に例えば−90°〜180°、或は−90°〜210°等にすることができる。
【0023】
本ビデオカメラ装置11においても、前述と同様に、液晶表示パネル14を図2のように90°の位置まで開いた状態にすると、パネル表示面14aに映し出された画像を見ながらビデオ撮影を行うことができる。
また、液晶表示パネル14を第2軸を中心に例えば180°の回動状態としたときには、パネル表示面14aが撮影側を向くので、被撮影者に撮影画像を見せながらビデオ撮影することができる。
【0024】
この状態から第1軸を中心に液晶表示パネル14を開閉角0°の位置に戻して本体12の側面に収納すれば、ビデオカメラ装置11をコンパクトな状態にしてビデオ再生画像を見ることが可能になる。更に、液晶表示パネル14を第2軸を中心として回動角165°の位置に戻し、パネル表示面14aを少し上向き状態にすれば、視認性が向上する。
【0025】
そして、本実施の形態においては、特に、液晶表示パネル14の回動部分に生じる空間、すなわち、開閉の際のヒンジ機構部13の回動軌跡のために構造上ヒンジ機構部13と本体12との間に形成される空間15を塞ぐ可動式目隠し機構16が設けられる。
【0026】
可動式目隠し機構16は、図3に示すように、可動式の目隠し部材21と、この目隠し部材21を可動するための巻ばね22から成る。この目隠し部材21に巻ばね22を装着した状態でビデオカメラ本体12のキャビネット24の裏面から前述の空間15を塞ぐように配置し、さらに背面から透明部材、即ち透明材料からなり、目隠し部材21の保持と後述するキャビネット24の開口部36を覆う取付け部材25にて保持されるようにして可動式目隠し機構16が構成される。
【0027】
即ち、目隠し部材21は、図4に示すように、前述の空間15に対応して例えば長方形の板状をなし、長手方向に沿う一側辺の両端より回動軸27〔27a及び27b〕が一体に形成され、さらに回動軸27の軸線上に対応する部分に開口28が設けられると共に、この開口28に臨むように上記軸線に沿って巻ばね22を装着するためのボス29が一体に形成されて成る。目隠し部材21の裏面21Bには、図4Cに示すように、巻ばね22の一端22aを係止する突起30が設けられ、また、目隠し部材21の表面21Aには、目隠し部材21の回動を制限するためのストッパー機構として作用する1対の突き当凸部31が設けられる。
【0028】
巻ばね22は、図4Cに示すように、目隠し部材21のボス29に挿入され、その一端22aを突起30に係止するようにして目隠し部材21に装着される。巻ばね22は、その一端22aが突起30に係止されることによってボス29から抜け出ることがない。
【0029】
一方、図6に示すように、本体12のキャビネット24の裏面には、1対の軸受部33が設けられる。目隠し部材21は、巻ばね22を装着した状態でその両回動軸27a及び27bが上記軸受部33に入るように配置される。そして、図9に示すように、目隠し部材21は、背面からの透明の取付け部材25によって回動軸27a及び27bが挟持されてキャビネット24に対して回動軸27a,27bを中心に回動可能に取付けられる。
【0030】
取付け部材25は、ビス34によってキャビネット24の裏面に固定される。このとき、巻ばね22の他端22bが取付け部材25の面に当接することにより、目隠し部材21は巻ばね22のばね力によって常に開く方向に付勢される。
また、目隠し部材21は、この状態でその回動軸27a,27bが設けられた反対側の側辺が、ヒンジ機構部13に当接し、ヒンジ機構部13に連結された液晶表示パネル14の開閉動作に伴って巻ばね22によって自動的に開閉されるようになされている。
【0031】
取付け部材25は、図5に示すように、キャビネット24の開口部36(図6参照)を気密的に覆う平面形状を有し、その裏面に後述するハーネス37(図9参照)の引き回し位置を規制して可動部材(ヒンジ機構部、目隠し部材等の部分)の誤動作防止機構となるリブ38が一体に設けられる。39は、本体12のキャビネット24の軸受部33の面に当接して回動軸27a,27bを保持するための抑え部である。
【0032】
キャビネット24の開口部36には、図9に示すように、ヒンジ機構部13、目隠し部材21、さらには本体12と液晶表示パネル14との電気的結線に利用されるハーネス37等が配置される。
取付け部材25が開口部36を覆うようにキャビネット24の裏面に固着された状態では、リブ38によってハーネス37は目隠し部材から離れた位置に引き回される。
【0033】
次に、図7〜図8を参照して本実施の形態に係る可動式目隠し機構16の動作を説明する。
【0034】
液晶表示パネル14が閉じられてビデオカメラ本体12の一側面に収納されている状態においては、図7Aに示すように、目隠し部材21はヒンジ機構部13に押さえられて閉じた位置に存している。
【0035】
次に、図7Bに示すように、ヒンジ機構部13と共に液晶表示パネル14が45°開かれると、液晶表示パネル14の回動に伴って、目隠し部材21はその一側辺をヒンジ機構部13に当接した状態で巻ばね22のばね力によって回動軸27a,27bを中心に同図において反時計方向に回動する。
【0036】
次に、図8Cに示すように、ヒンジ機構部13と共に液晶表示パネル14が90°開かれると、目隠し部材21もその一側辺をヒンジ機構部13に当接した状態で巻ばね22のばね力によって回動する。すなわち、液晶表示パネル14と同様にキャビネット24の面とのなす角が90°となる位置まで回動する。
【0037】
逆に、液晶表示パネル14を図8Cの開状態から図7Aの閉状態に戻すときは、目隠し部材21をヒンジ機構部13に押されて自動的に閉じられる。
【0038】
このように可動式の目隠し部材21によって、液晶表示パネル14の開閉時にヒンジ機構部13とキャビネット24間に形成される空間15が完全に塞がれ、キャビネット内部のハーネス37、基板、構造物等を外部から隠すことができる。
【0039】
また、図8Dに示すように、外力により液晶表示パネル14が所定の角度、この例では90°を越えて過度に開いた状態になると、目隠し部材21はヒンジ機構部13から離れる。このとき、目隠し部材21は、ヒンジ機構部13による押さえから解放されるために巻ばね22のばね力によってさらに同図において反時計方向に回動しようとするも、目隠し部材21に設けられた突き当凸部31がキャビネット24の開口部の端縁に当接し、開き角がほぼ90°(実際は90°より僅かに少ない角度)の状態で係止され、それ以上の回動が阻止される。
この状態では、目隠し部材21の端部21aがヒンジ機構部13の目隠し部材21との当接端13Aの回動軌跡の内側に位置している。
【0040】
従って、液晶表示パネル14に対する外力がなくなり、液晶表示パネル14が正常な位置(例えば図8Cの位置)に戻ったときには、目隠し部材21はヒンジ機構部13に押されて正常位置に戻る。それ以後、目隠し部材21はヒンジ機構部13の回動に伴って自動的に図7A〜図8Cで示す開閉が行われる。
【0041】
因みに、ストッパー機構となる突き当凸部31がないと、図8Dの外力により液晶表示パネル14が過度に開き、ヒンジ機構部13から離れた目隠し部材21が大きく反対時計方向に回動する。その後、液晶表示パネル12が正常な位置に戻り、閉状態とすると、ヒンジ機構部13の端部13Aが目隠し部材21の端部21aの内側に入り込み、目隠し部材21が正常に戻らず目隠し部材21やその他を破壊してしまう。
しかし、本実施の形態においては、突き当凸部31が設けられ、目隠し部材21の回動範囲が規制されることにより、目隠し部材21やその他の破壊が防止される。
【0042】
一方、液晶表示パネル14が閉じられた状態では、図9Aに示すように、ハーネス37の引き回し位置が取付け部材25のリブ38によって、規制される。そして、図9Bに示すように、液晶表示パネル14が90°開かれてハーネス37のヒンジ機構部13に接続される側が移動しても、ハーネス37はリブ38によって引き回し位置が保持される。従って、ハーネス37が目隠し部材21などに引っ掛かることがなく、液晶表示パネル14の開閉が損なわれる等の誤動作が防止される。
【0043】
上述の本実施の形態によれば、可動式の目隠し部材21を設けたことにより、液晶表示パネル14の開閉動作に際して構造上ヒンジ機構部13と本体12側のキャビネット24間に生じる空間を完全に塞ぐことができる。従って、空間に臨むキャビネット24内のハーネス37、その他の基板、構造物等を外部から隠すことができ、美しい外観を実現し、液晶表示パネル付きのビデオカメラ装置の商品価値を高めることができる。
【0044】
また、少ない部品点数で美観向上を図ることができる。そして、ヒンジ機構部13の部分の厚さを薄くし、全体として薄型化、小型化したビデオカメラ装置の美観を向上することができる。
【0045】
また、可動式の目隠し部材21にストッパー機能を有する付き当凸部31が設けられることによって、外力によって液晶表示パネル14が過度に開かれても、目隠し部材21の回動が所定位置で阻止され、液晶表示パネル14と共にヒンジ機構部13が正常位置に戻ると同時に目隠し部材21も正常位置に戻ることができ、目隠し部材21やその他の破損を回避することができる。
【0046】
また、目隠し部材21の回動軸27a,27bをキャビネット24側の軸受部33と共働して挟持的に保持する取付け部材25に、リブ38を一体に設け、このリブ38にてハーネス37の引き回し位置を規制するようにしているので、液晶表示パネル14の開閉動作によっても、ハーネス37を目隠し部材21に引っ掛けることがなく、液晶表示パネル14の回動の誤動作を防止することができる。
【0047】
また、取付け部材25はキャビネット24の開口部を気密的に覆って固着されるので、モータ、その他から発生する音、いわゆるメカノイズを、開口部を通じて外部に漏洩することを防止することができる。
【0048】
さらに、取付け部材25が透明材料で作られているので、ハーネス37の引き回しを確認しながら組み立てることができ、作業性を向上することができると共に、ハーネス37を誤ってかみ込むことがなく、不良発生を未然に防止することができる。
【0049】
尚、上述の実施の形態では、液晶表示パネル付きビデオカメラ装置に適用したが、その他の、電子機器本体に可動体を取付けてなる電子機器にも本発明は適用できるものである。
【0050】
【発明の効果】
本発明に係る電子機器によれば、電子機器本体と可動体間の回動部分の空間を塞ぐ可動式目隠し機構を設けたことにより、可動体の開閉に際しても上記空間に臨む本体内部のハーネスや基板、構造物等を確実に隠すことができる。従って、電子機器としての美観を向上することができ、商品価値を高めることができる。
電子機器本体と可動体間のハーネスの引き回し位置が規制され、可動体の第1及び第2の回動軸を中心とした回動においてもハーネスの引き回し位置が変動しないので、ハーネスの引っ掛かりによる可動体の回動の誤差動を防止できる。
取付け部材が透明材料で作られ、ハーネスの引き回しを確認しながら組み立て作業ができるので、組み立て作業性を向上することができる。
【0051】
可動式目隠し機構を可動体の開閉動作に伴って自動的に開閉するので、常に上記空間が露われることはなく、どの開閉状態でも美観を維持することができる。
【0052】
ストッパー機構を設け、可動体の過度の開き状態のときでも、可動式目隠し機構を所定の位置で係止するので、可動体を正常位置に戻したときに目隠し機構、その他の破壊を防止することができる。
【0054】
目隠し部材の背面に取付け部材を有することにより、電子機器本体内部のモータ、その他から発生するメカノイズの外部への漏洩を防止することができる。
本発明は、例えば液晶表示パネル付きビデオカメラ装置に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器をビデオカメラ装置に適用した場合の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態に係るビデオカメラ装置の液晶表示パネルを開いた使用態様の構成図である。
【図3】図1の実施の形態に係るビデオカメラ装置の要部の分解斜視図である。
【図4】A 本実施の形態に係る目隠し部材の正面図である。
B その側面図である。
C その背面図である。
【図5】A 本実施の形態に係る透明な取付け部材の側面図である。
B その正面図である。
【図6】目隠し部材を本体のキャビネットに取付けた組み立て図である。
【図7】A〜B 本実施の形態に係るビデオカメラ装置の動作図である(その1)。
【図8】C〜D 本実施の形態に係るビデオカメラ装置の動作図である(その2)。
【図9】A〜B 本実施の形態に係るビデオカメラの背面からみた動作図である。
【図10】従来のビデオカメラ装置の一例を示す斜視図である。
【図11】図10のビデオカメラ装置の一使用態様を示す斜視図である。
【図12】図10のビデオカメラ装置の他の使用態様を示す斜視図である。
【図13】従来のビデオカメラ装置の他の例の要部の構成図である。
【符号の説明】
11‥‥ビデオカメラ、12‥‥ビデオカメラ本体、13‥‥ヒンジ機構部、14‥‥液晶表示パネル、15‥‥空間、16‥‥目隠し機構、21‥‥目隠し部材、22‥‥巻ばね、25‥‥透明な取付け部材、31‥‥ストッパー機構、37‥‥ハーネス、38‥‥誤動作防止機構リブ

Claims (4)

  1. 電子機器本体に対して第1の回動軸及び前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸を中心として回動可能な可動体を有する電子機器であって、
    前記電子機器本体前記可動体間の回動部分の空間を塞ぐ目隠し部材を有する可動式目隠し機構が設けられ、
    前記電子機器本体と前記可動体とを電気的に結線するハーネスが配置され、
    前記目隠し部材の背面に取付けられた取付け部材により前記ハーネスの引き回し位置が規制されると共に、
    前記取付け部材が透明材料で作られている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記可動式目隠し機構は前記可動体の開閉動作に伴って自動的に開閉する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記可動体の過度の開き状態時に、前記可動式目隠し機構を所定の位置で係止するためのストッパー機構が設けられて成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器本体をビデオカメラ本体とし、
    前記可動体を液晶表示パネルとして成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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