JPH0713273Y2 - 扉開閉機構 - Google Patents

扉開閉機構

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JPH0713273Y2
JPH0713273Y2 JP1989084665U JP8466589U JPH0713273Y2 JP H0713273 Y2 JPH0713273 Y2 JP H0713273Y2 JP 1989084665 U JP1989084665 U JP 1989084665U JP 8466589 U JP8466589 U JP 8466589U JP H0713273 Y2 JPH0713273 Y2 JP H0713273Y2
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JP
Japan
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lid
lock lever
engaging
lid body
lock
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JP1989084665U
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JPH0323975U (ja
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利行 星島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電子機器の扉開閉機構に関する。
(ロ)従来の技術 従来の電子機器の扉開閉機構は例えば実公昭62−2795号
公報(H05K5/03)に示されている。
上記従来技術においては、電子機器のキャビネットにロ
ック装置を設け、蓋体裏面に形成されている突起をロッ
ク装置の挟持片に係合されることにより閉蓋状態とな
り、また、閉蓋状態において、蓋体をキャビネット方向
に若干押圧することにより前記係合が解除され、開蓋さ
れる構成のロック機構が示されている。
第4図、第5図は従来の扉開閉機構の他の例を示す図で
あり、第4図においては、フロントパネル(31)に取付
けられたマグネット(32)と、蓋体(33)に設けた鉄板
(34)とによりロック機構が構成され、また第5図にお
いては、フロントパネル(35)に取付けられているフィ
クサー(36)と、蓋体(37)裏面に形成され、フィクサ
ー(36)に係合する突起(38)とによりロック機構が構
成されている。開蓋は、第4図、第5図何れの構成も、
蓋体(33)(37)を(A)方向に引くことにより為され
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来技術は何れも、キャビネットやフロン
トパネル、或いは蓋体に、ロック機構を設けるためのス
ペースを確保する必要があり、また、開蓋状態において
ロック機構が露出し、外観上好ましくないという問題が
ある。
また、第4図、第5図に示される様な扉開閉機構におい
ては、蓋体の開く速度を規制するダンパー機構が設けら
れることがあるが、一般に、ダンパー機構はロック機構
とは独立して設けられるため、配置スペース部品点数、
組立作業性等の点において問題となることがある。
本考案はロック機構とダンパー機構とが有効に配置さ
れ、また、外観が良好な扉開閉機構を提供するものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、両端をキャビネットに開閉可能に軸支される
蓋体と、該蓋体を前記キャビネットに軸支する支軸近傍
に配され、前記蓋体に一体的に成形される係合部材と、
該係合部材に一体成形される係合ギア及び係合突起と、
前記キャビネットに設けられ、前記係合ギアに係合する
ダンパーギアと、前記キャビネットに回動可能に支持さ
れると共にスプリングによりロック位置に付勢され、該
ロック位置において先端部が前記係合突起に係合し、開
蓋方向に付勢されている蓋体を閉蓋状態に保持するロッ
クレバーと、該ロックレバーに一体成形若しくは該ロッ
クレバーに当接可能に配され、前記スプリングに抗し
て、前記ロックレバーをロック位置からアンロック位置
に回動せしめる操作釦とからなり、前記蓋体に開蓋方向
の力が加わった時、前記ロックレバーによるロックが解
除され開蓋することを特徴とする。
(ホ)作用 本考案は以上の様に構成されているので、ロック位置に
あるロックレバー先端部と係合突起との係合により、蓋
体は閉蓋状態に保持され、操作釦の押圧により、ロック
レバーはアンロック位置に回動されると共に前記係合が
解除され、蓋体は開蓋される。
(ヘ)実施例 以下図面に従い本考案の実施例について説明する。本実
施例は、本考案の扉開閉機構をビデオテープレコーダに
採用するものである。
第1図乃至第3図は実施例の扉開閉機構に係る図であ
り、第1図は要部を示す分解斜視図、第2図は閉蓋状態
を示す断面図、第3図は開蓋状態を示す断面図である。
図において、(1)はキャビネットであり、キャビネッ
ト(1)にはブラケット(2)が固定されている。ボス
(3)が一体成形されているロックレバー(4)は、ブ
ラケット(2)に回動可能に支持され、第1スプリング
(5)により第2図、第3図における時計方向に付勢さ
れている。(6)はブラケット(2)に固定されている
ダンパーであり、抗力を持って回転するダンパーギア
(7)を備えている。(8)はブラケット(2)に植設
されている支軸である。
(11)はキャビネット(1)の全面に取付けられるフロ
ントパネルであり、ロックレバー(4)に形成されてい
るボス(3)に対向する位置には操作部材(12)が取付
けられており、操作部材(12)の操作釦(13)が透孔
(14)より突出している。
(21)は閉蓋状態において、フロントパネル(1)のカ
セット挿入口(15)等を含む部分を覆う蓋体であり、裏
面には機器本体を操作するための操作スイッチを備える
パネルスイッチ(22)が設けられている。(23)は円筒
部(24)、係合突起(25)、係合ギア(26)、及び固定
片(27)が一体成形された係合部材であり、固定片(2
7)部分を取付ネジ(28)によりパネルスイッチ(22)
に固定される。
蓋体(21)は円筒部(24)が支軸(8)に嵌合すると共
に、蓋体(21)の他端側(図示せず)においても軸支さ
れることにより、キャビネット(1)に開閉可能に支持
され、また、係合ギア(26)がダンパーギア(7)に係
合することにより、開蓋動作中における蓋体(21)の開
蓋速度が規制される。(29)は円筒部(24)に嵌合する
と共に、一端がブラケット(2)に形成されている切欠
部(9)に、他端が係合ギア(26)に形成されている切
欠部(30)に係合する第2スプリングであり、蓋体(2
1)の開蓋開始時から終了時にかけて、略一定した開蓋
速度が得られる様に作用する。
次に上記構成の動作について説明する。
閉蓋状態においては、第2図に示される様に、ロック位
置にあるロックレバー(4)の先端に係合突起(25)の
先端が係合し、ロックされた状態となっている。閉蓋状
態において、操作釦(13)を押圧すると、操作部材(1
2)の裏面に形成されているボス(16)がロックレバー
(4)のボス(3)を押圧し、ロックレバー(4)は、
第2図、第3図において反時計方向に回動し、ロックレ
バー(4)と係合突片(25)との係合が解除される。蓋
体(21)は重心の関係から(B)方向に付勢されてお
り、係合が解除されることにより開蓋される。
蓋体(21)はまた、閉蓋状態において、(B)方向の力
が加わった場合にも開蓋される様に、ロックレバー
(4)、係合突片(25)各々の先端部の形状、及び第1
スプリング(5)の強度が設定されている。よって、例
えばテープカセットのインジェクト時に、テープカセッ
トが蓋体(21)裏面を押圧することによっても開蓋され
る。
尚、閉蓋状態におけるロック力の強さは、第1スプリン
グ(5)を変更することにより、容易に最適な値に設定
することができる。
(ト)考案の効果 以上に述べた様に本考案によれば、ロック機構とダンパ
ー機構とが、蓋体を開閉可能に支持する支軸の片側付近
に近接して配置され、両機構が小さなスペースに配置さ
れると共に、配置スペースの割当て等を容易に行うこと
ができる。また、両機構を構成する構成部材の一部が、
例えば係合部材の様に、一体的に形成され、部品点数が
削減される。また、フロントパネルを取外した状態にお
いても、蓋体を閉蓋状態にロックすることができ、組立
作業性等が向上する。さらに、ロック機構、ダンパー機
構は、フロントパネルにより覆われ、開蓋状態において
も露出することがなく、良好な外観が得られる等、その
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は実施例の扉開閉機構に係る図であ
り、第1図は要部斜視図、第2図は閉蓋状態を示す断面
図、第3図は開蓋状態を示す断面図である。第4図及び
第5図は従来技術に係る図である。 (1)…キャビネット、(4)…ロックレバー、(5)
…第1スプリング(スプリング)、(7)…ダンパーギ
ア、(8)…支軸、(13)…操作釦、(21)…蓋体、
(23)…係合部材、(25)…係合突起、(26)…係合ギ
ア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端をキャビネットに開閉可能に軸支され
    る蓋体と、該蓋体を前記キャビネットに軸支する支軸近
    傍に配され、前記蓋体に一体的に成形される係合部材
    と、該係合部材に一体成形される係合ギア及び係合突起
    と、前記キャビネットに設けられ、前記係合ギアに係合
    するダンパーギアと、前記キャビネットに回動可能に支
    持されると共にスプリングによりロック位置に付勢さ
    れ、該ロック位置において先端部が前記係合突起に係合
    し、開蓋方向に付勢されている蓋体を閉蓋状態に保持す
    るロックレバーと、該ロックレバーに一体成形若しくは
    該ロックレバーに当接可能に配され、前記スプリングに
    抗して、前記ロックレバーをロック位置からアンロック
    位置に回動せしめる操作釦とからなり、前記蓋体に開蓋
    方向の力が加わった時、前記ロックレバーによるロック
    が解除され開蓋することを特徴とする扉開閉機構。
JP1989084665U 1989-07-19 1989-07-19 扉開閉機構 Expired - Lifetime JPH0713273Y2 (ja)

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JP1989084665U JPH0713273Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 扉開閉機構

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JP1989084665U JPH0713273Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 扉開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0323975U JPH0323975U (ja) 1991-03-12
JPH0713273Y2 true JPH0713273Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31633290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989084665U Expired - Lifetime JPH0713273Y2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 扉開閉機構

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203790A (ja) * 1984-03-27 1985-10-15 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 ドア開閉装置
JPS63153584U (ja) * 1987-03-30 1988-10-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0323975U (ja) 1991-03-12

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