JPH0225260Y2 - - Google Patents

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JPH0225260Y2
JPH0225260Y2 JP6803884U JP6803884U JPH0225260Y2 JP H0225260 Y2 JPH0225260 Y2 JP H0225260Y2 JP 6803884 U JP6803884 U JP 6803884U JP 6803884 U JP6803884 U JP 6803884U JP H0225260 Y2 JPH0225260 Y2 JP H0225260Y2
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JP
Japan
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lid
protrusion
guide member
opening
sliding portion
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JP6803884U
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JPS60179085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ビデオテープレコーダ(VTR)の
タイマ設定部を開閉する開閉蓋の係止機構に関す
る。
(ロ) 従来技術 従来、電気機器の操作摘み等を収納する開閉蓋
であつて、閉鎖位置と開放位置の2位置に節度的
に係止されるものとしては、実公昭35−25014号
公報に示されるようなものがあるが、この例で
は、蓋の支点部分近くにバネ体を押し当てて、こ
の蓋が2位置に節度的に係止されるようにしてい
る。しかし、このような構造では、蓋が大きい場
合に、バネ体の弾力も大きくしなくてはならず、
このためバネ体の大型化をまねく虞れがある。
(ハ) 考案の目的 本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであ
り、閉鎖位置と開放位置の2位置に節度的に係止
される蓋体を備える開閉蓋係止機構に於いて、小
型化に適した開閉蓋係止機構を提供するものであ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は、蓋体の側面に形成した突起と、基体
側にこの突起の回動経路に対向する位置に弾性的
に突出形成されるガイド部材とを夫々配し、 この突起をこのガイド部材の両端に節度的に係
止することを特徴とする開閉蓋係止機構である。
(ホ) 実施例 本考案の開閉蓋の一例を実施したVTRを説明
しつつその機構を説明する。
まず、第2図は、そのVTRであり、1はタイ
マーセツト用摘み等を収納する蓋体であり、開蓋
時には、第3図に示すように、タイマーセツト用
摘み2が露出する。尚第2図及び第3図に於い
て、3はカセツトテープを挿入するテープ挿入
口、4は時計及びカウンタとして動作する表示
部、5はチヤンネル選択釦群である。
そして、この蓋体1は、VTRの前面板6(基
体)を表わす第4図に示される突出部7と係合し
て、この突出部7を中心として開閉している。
尚、第4図では突出部7を1個しか図示してい
ないが、第4図のAで示す裏側にも、存在する。
尚、8は凹部であり後述する突起と当接する。
ところでこの突出部7と係合する蓋体1の孔を
第5図を参照しつつ説明する。第5図は、タイマ
プリセツト摘み2が設けられた操作摘み部9と蓋
体1等の分解斜視図を示しており、前述の孔10
は蓋体1の両側面1a,1bに設けられている。
11は、この蓋体1の回転範囲を規制する突起で
ある。
尚、第5図に於いて、孔12は操作摘み部9の
突片13が挿入され、この蓋体1と操作摘み部9
を連結するものである。又14は、板体であり、
タイマセツト用の説明書きがなされている(図示
せず)。
ところで、蓋体1の両側面1a,1bに設けら
れた突起11による回転範囲の規制を第6図を参
照しつつ説明する。第6図は蓋体1が設けられる
部分の側面図を示している。この図から分るよう
に蓋体1が突出部7を中心に回動すれば、突起1
1が、凹部8に当接し、回動が規制される。
尚、第7図a,bは、蓋体1の開閉時の状態を
示す図である。尚、15はVTR本体側に取り付
けられ軸17を介してタイマセツト摘み部9と連
結されるプリント基板である。
さて、ここで、本願の要旨である。蓋体1の開
状態と閉状態を節度的に係止する機構について述
べる。
本実施例では、第8図に示すガイド部材18と
前述の突起11によつて、蓋体1を開と閉の2位
置に節度的に係止している。ところで、このガイ
ド部材18はポリエチレン等の軟質性樹脂より成
り弾性ヒンジ部19a,19b、案内傾斜20
a,20b、摺動部21等より成る。このガイド
部材18は第4図に示す矢印Aの裏側付近に配さ
れる。
この状態を第1図を参照しつつ説明する。第1
図は、蓋体1の開の状態を示す図である。このガ
イド部材18はヒンジ部19a,19bのために
突起11方向に付勢されている。このため突起1
1は案内傾斜20aの部分に保持されている。つ
まり蓋体1を閉じようとすれば、ガイド部材18
を前記付勢とは反対方向に押圧しなければならな
いため、大きな力が必要となるので開蓋状態が保
たれる。しかし、一旦ガイド部材18が突起11
により押圧され突起11が摺動部21上を摺動す
るようになると、この蓋体1の回動は円滑にな
る。そして、前記蓋体1を閉じるために、蓋体1
を大きく回動させると、案内傾斜20b側に突起
11が、はまり込み、この状態が保持される。こ
の状態から蓋体1を開けるには、大きな力が必要
となる。このように、ガイド部材18の両端20
a,20bでガイド部材18と突起11が節度的
に係止されている。
尚、第9図は蓋体1を外した図、第10図はガ
イド部材18を取り外した図である。尚、図に於
いて、22はガイド部材18の取り付けを案内す
るための突条部である。
又、第11図a,b,c,d,eは、蓋体1の
閉状態から開状態までのガイド部材18の動き
(特に摺動部21)を図示するものであり、第8
図D方向より見た概略図である。
このように、本実施例では、蓋体1の回転を規
制する突起11とガイド部材18を係合して、突
起11に節度的な力を与えると共に、組み立て
も、前面板6に蓋体1を設けた後にガイド部材1
8を挿入固定すればよく、容易に実施出来構造も
簡単となる。又、突条22を設けてガイド部材1
8の取り付を容易としている。
(ヘ) 考案の効果 上記の如く、本考案は、蓋体の突起に対向する
基体側の位置に弾性的に突出形成されるガイド部
材を配し、この突起をガイド部材の両端に節度的
に係止しているので、構成が容易で強度な蓋開閉
機構が実現出来有用である。
【図面の簡単な説明】
図は全て本考案の一実施例に係り、第1図はガ
イド部材の取り付けを示す図、第2図は閉蓋時の
VTRの斜視図、第3図は開蓋時のVTRの斜視
図、第4図は前面板の斜視図、第5図は操作摘み
部と蓋体の斜視図、第6図は蓋体の側面図、第7
図は蓋体の側断面図、第8図はガイド部材の斜視
図、第9図及び第10図はガイド部材と蓋体の取
り外しを夫々説明する図、第11図は摺動部の動
きを説明するための図である。 1……蓋体、1a,1b……側面、6……前面
板(基体)、11……突起、18……ガイド部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋体を閉鎖位置と開放位置の2位置に節度的に
    係止する開閉蓋係止機構に於いて、 前記蓋体の側面に突起11を形成し、 前記突起11の回動経路に対向して位置する円
    弧状の摺動部21と、この摺動部21の両端を弾
    性的に保持するヒンジ部19a,19bとを備え
    るガイド部材18を基体側に配し、 前記突起11を前記摺動部21の両端の傾斜部
    20a,20bで節度的に係止することを特徴と
    する開閉蓋係止機構。
JP6803884U 1984-05-09 1984-05-09 開閉蓋係止機構 Granted JPS60179085U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6803884U JPS60179085U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 開閉蓋係止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6803884U JPS60179085U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 開閉蓋係止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60179085U JPS60179085U (ja) 1985-11-28
JPH0225260Y2 true JPH0225260Y2 (ja) 1990-07-11

Family

ID=30602418

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6803884U Granted JPS60179085U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 開閉蓋係止機構

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JP (1) JPS60179085U (ja)

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JPS60179085U (ja) 1985-11-28

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