JPH0940239A - 輪転機の紙送り装置 - Google Patents

輪転機の紙送り装置

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JPH0940239A
JPH0940239A JP19200395A JP19200395A JPH0940239A JP H0940239 A JPH0940239 A JP H0940239A JP 19200395 A JP19200395 A JP 19200395A JP 19200395 A JP19200395 A JP 19200395A JP H0940239 A JPH0940239 A JP H0940239A
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JP
Japan
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paper
web
speed
roll paper
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP19200395A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Iwamoto
太郎 岩本
Teruaki Shiromoto
輝昭 城本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コストを低減し、広い取付けスペースを不要
にし、巻取紙の損傷を防止し、ウエブの張力を一定に保
持する。 【解決手段】 給紙部1に設置した巻取紙支持軸5aを
加速する新巻取紙加速装置31と、巻取紙直径検出装置
28と、巻取紙から送り出されるウエブの速度を2段に
切り換える紙送り速度切り換え装置30とを具え、巻取
紙直径検出装置28で検出した巻取紙の直径と新巻取紙
加速装置31の回転数とにより巻取紙の回転速度、即
ち、巻取紙から送出されるウエブの速度を演算する。こ
の結果により、紙送り速度切り換え装置30を作動し
て、新巻取紙加速装置31の回転数を高速及び低速に切
り換えて、紙送り装置51の巻取紙から送出されるウエ
ブの平均速度と紙通し装置の紙通し速度とを一致させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転機の給紙部に
設けた紙送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輪転機には、図3に一例を示す紙通し通
路があり、給紙部1の回転アーム4の巻取紙支持軸5に
装着した巻取紙から送出した(巻戻した)ウエブを紙通
し装置(図1の61参照)の紙通し通路により、ガイド
ローラ21→フローテングローラ22→張力検出ローラ
23→インフイード装置24→印刷ユニット25等へ搬
送する。
【0003】このとき、給紙部1の回転アーム4の巻取
紙支持軸5に装着した巻取紙を紙通し装置61のウエブ
搬送速度に合わせて回転させるために、同巻取紙の外周
面をコロ或いは走行ベルトにより駆動する紙送り装置を
給紙部1に設置している。図5は、コロ13による紙送
り装置11を示している。同紙送り装置11は、交流モ
ータ12と、同交流モータ12により駆動されるコロ1
3と、同コロ13を回転可能に支持するスイングアーム
14と、同スイングアーム14を軸15を中心に揺動さ
せるロータリアクチュエータ16と、同ロータリアクチ
ュエータ16を設置する走行台17とにより構成されて
いる。
【0004】走行台17及びスイングアーム14は、給
紙部1の一対の機脚2を連結するステー10(図1参
照)に敷設したレール(リニアガイド)18に沿って巻
取紙の幅及び一対の機脚2間(幅方向)の装着位置に応
じて走行し、スイングアーム14及びコロ13は、巻取
紙の幅方向端部付近に当接して、巻取紙の直径に応じて
スイングする。
【0005】紙送り速度を決めるコロ13の回転数は、
交流モータ12をインバータ制御して、周波数を高低2
段に切り換えることより、2段階に変速される。切り換
えは、図4に示すように紙通し装置61により走行して
いるウエブの張力が設定値よりも大きくなると、フロー
テングローラ22が揺動し、同フローテングローラ22
に取付けた作動片19が固定側(フレーム)に設置した
近接スイッチ20位置を矢印方向に越えると(実線位置
→一点鎖線位置参照)、コロ13の送り速度が紙通し速
度よりも速い高速に切り換わって、ウエブの張力が減少
する。
【0006】それとは逆に紙通し装置61により走行し
ているウエブの張力が設定値よりも小さくなると、フロ
ーテングローラ22が逆方向に揺動し、同フローテング
ローラ22に取付けた作動片19が固定側(フレーム)
に設置した近接スイッチ20位置を反矢印方向に越える
と(一点鎖線位置参照→実線位置)、コロ13の送り速
度が紙通し速度よりも遅い低速に切り換わって、ウエブ
の張力が増大する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記図3〜図5に示す
従来の紙送り装置では、(1)コロ13と駆動(回転)
装置と幅方向移動装置とスイング装置とが設置されるの
で、コストが嵩む上に、広い取付けスペースが必要にな
る。(2)コロ13(或いは走行ベルト)が巻取紙の表
面に当接するので、巻取紙が損傷する。(3)巻取紙の
回転数をウエブの紙通し速度に合わせて自在に変えるこ
とができないので、ウエブの張力を略一定に保持できな
いという問題があった。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、コストを低減できる上
に、広い取付けスペースを不要にでき、巻取紙の損傷
を防止でき、ウエブの張力を略一定に保持できる輪転
機の紙送り装置を提供しようとする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の輪転機の紙送り装置は、輪転機の給紙部
に設置した巻取紙支持軸を加速する新巻取紙加速装置
と、巻取紙直径検出装置と、巻取紙から送り出されるウ
エブの速度を2段に切り換える紙送り速度切り換え装置
とを具えている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の輪転機の紙送り装置
の一実施形態を図1、図2により説明すると、1が新聞
輪転印刷機の給紙部で、同給紙部1は、一対のY型機脚
2a、2bと、同Y型機脚2a、2bの間に回転可能に
支持した主軸3と、同主軸3に回転方向には係合し軸方
向には移動可能に取付けた一対の3本腕をもつアーム4
a、4bと、同アーム4a、4bのそれぞれに回転可能
に且つ軸方向には移動可能に取付けた3組の巻取紙支持
軸(5a1 、5b1 )(5a2 、5b2 )(5a3 、5
3 )とより構成されている。
【0011】ターニング装置(図示せず)により主軸3
を回転すると、一対のアーム4a、4bが主軸3を中心
に回転して、巻取紙支持軸(5a1 、5b1 )(5
2 、5b2 )(5a3 、5b3 )の中心が巻取紙の直
径により変わるペースタ位置P1、P2 、及び通常の運
転位置(固定位置)Rなどに移動する。一方、エアシリ
ンダ9により待機位置(上昇位置)と紙継ぎ位置(下降
位置)との間に揺動する紙継ぎ装置6が設置されてい
る。
【0012】直径の異なる次の巻取紙の外周面が一定位
置に設定した紙継ぎポイントMに回動すると、センサ
(図示せず)により紙継ぎ装置6が紙継ぎ位置で作動し
て、ペースタローラ7により先行の巻取紙からのウエブ
が次の巻取紙の外周面に貼着され、貼着後、カツタ8に
より先行の巻取紙からのウエブが切断されて、紙継ぎが
完了する。
【0013】図1の28が巻取紙の直径を検出する巻取
紙直径検出装置、26が同巻取紙直径検出装置のセンサ
で、同センサ26は、上記紙継ぎポイントMから距離G
(以下、ギヤツプと称する)だけ離れた位置Nに設けら
れており、巻取紙の外周面が位置Nにくると、センサ2
6が作動し、アーム4aの基準位置(垂直位置)からの
回転角度θ(N’位置)が主軸3に取付けたロータリエ
ンコーダ27により検出され、演算装置(図示せず)に
より巻取紙の直径が演算される。
【0014】図2の31が巻取紙支持軸5aを加速する
新巻取紙加速装置で、同新巻取紙加速装置31は、アー
ム4aとともに軸方向に移動するように支持された架台
32と、同架台32に固定したブラケット33と、同ブ
ラケット33に取付けたACサーボモータ34と、同A
Cサーボモータ34の出力軸に取付けた歯付ベルトプー
リ35と、同プーリ35及び歯付ベルトにより駆動され
る歯付ベルトプーリ36及び歯車37と、同歯車37の
軸28を回転可能に支持する軸受台39と、歯車37に
噛合した歯車40と、同歯車40を回転可能に支持する
ブラケット41と、同ブラケット41を揺動するエアシ
リンダ42とにより構成されている。
【0015】従ってアーム4aが新巻取紙加速位置に回
動すると、センサ(図示せず)からの検出信号により作
動するエアシリンダ42により、ブラケット41が揺動
し、歯車40が実線位置(待機位置)→一点鎖線位置に
移動して、この歯車40が巻取紙支持軸5aの軸端に固
定した歯車43に噛合して、巻取紙支持軸5aがACサ
ーボモータ34の回転数に応じて回転して、巻取紙支持
軸5aに装着した巻取紙から送出された(巻戻された)
ウエブの速度もACサーボモータ34の回転数に比例し
て変わる。
【0016】図1において、巻取紙から送出された(巻
戻された)ウエブは、前記図3の場合と同様に、ガイド
ローラ21→フローテングローラ22→張力検出ローラ
23等を経て印刷ユニット25等へ搬送される。このウ
エブの経路に沿って紙通し装置61の走行体を走行させ
る軌道(図4の一点鎖線参照)が敷設されている。
【0017】図1の30が紙送り速度切り換え装置で、
同紙送り速度切り換え装置30では、張力検出ローラ2
3によりウエブの張力が検出され、この検出結果により
図4に示すようにフローテングローラ22が実線位置と
一点鎖線位置との間に揺動し、このフローテングローラ
22の揺動位置がフローテングローラ22に取付けた作
動片19と近接スイッチ20とにより検出され、フロー
テングローラ22が実線位置にあるときには、新巻取紙
加速装置31のACサーボモータ34が低速回転し、フ
ローテングローラ22が一点鎖線位置にあるときには、
新巻取紙加速装置31のACサーボモータ34が高速回
転する。
【0018】このACサーボモータ34の高速回転は、
一定に設定した紙通し速度よりも5%程度速くし、低速
回転は、13%程度遅くしており、巻取紙直径検出装置
28と新巻取紙加速装置31と紙送り速度切り換え装置
30とにより構成された紙送り装置51では、高速2速
に回転するACサーボモータ34により、巻取紙から送
出された(巻戻された)ウエブの平均速度と紙通し装置
61の紙通し速度とが略一致して、ウエブの張力が略一
定に保持される。
【0019】次に前記図1、図2に示す輪転機の紙送り
装置の作用を具体的に説明する。 (1)新巻取紙加速装置31により巻取紙支持軸5aが
回転するので、前記従来のようにコロ13が巻取紙に当
接して、巻取紙が回転する場合のように巻取紙から送出
されるウエブに傷が入らない。 (2)紙送り速度切り換え装置30には、ACサーボモ
ータ34が使用されているので、巻取紙の回転速度が紙
通し速度に相当するウエブの送り出し速度になるように
調整される。このときの巻取紙の直径は、次の巻取紙の
直径を検出する巻取紙直径検出装置28により検出され
る。 (3)巻取紙直径検出装置28では、アーム紙継ぎポイ
ントMからギヤツプGだけ離れた位置Nで巻取紙の直径
を検出する。この巻取紙直径検出装置28には、センサ
26が設けられており、巻取紙の外周面が位置Nにくる
と、センサ26が作動し、アーム4aの基準位置(垂直
位置)からの回転角度θ(N’位置)が主軸3に取付け
たロータリエンコーダ27により検出されて、演算装置
(図示せず)により巻取紙の直径が演算される。 (4)紙送り速度切り換え装置30では、ウエブの張力
により揺動するフローテングローラ22の回動位置がセ
ンサより検出され、ウエブの送り出し速度が紙通し速度
よりも速い高速または紙通し速度よりも遅い低速の2段
階に変速される。そのため、ウエブの張力が略一定に保
持される。
【0020】
【発明の効果】本発明の輪転機の紙送り装置は前記のよ
うに構成されており、コロと駆動(回転)装置と幅方向
移動装置とスイング装置とを設置する必要がなくて、コ
ストを低減できる上に、広い取付けスペースを不要にで
きる。また巻取紙支持軸を加速する新巻取紙加速装置を
設けたので、前記従来のようにコロを巻取紙に当接させ
て、巻取紙を回転させる場合のように巻取紙から送出さ
れるウエブの損傷を防止できる。
【0021】また巻取紙直径検出装置により検出した巻
取紙の直径と新巻取紙加速装置の回転数とにより巻取紙
の回転速度、即ち、巻取紙から送出されるウエブの速度
を演算し、この結果により、紙送り速度切り換え装置を
作動して、新巻取紙加速装置の回転数を高速及び低速の
2速に切り換えるので、巻取紙直径検出装置と新巻取紙
加速装置と紙送り速度切り換え装置とにより構成した紙
送り装置の巻取紙から送出されるウエブの平均速度と紙
通し装置の紙通し速度とを略一致できて、巻取紙から送
出されるウエブの張力を略一定に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輪転機の紙送り装置の一実施形態を示
す側面図である。
【図2】同紙送り装置の新巻取紙加速装置を示す側面図
である。
【図3】従来の輪転機の紙通し通路の一例を示す側面図
である。
【図4】同輪転機の紙送り速度切り換え装置を示す側面
図である。
【図5】同輪転機のコロによる紙送り装置を示す側面図
である。
【符号の説明】 1 給紙部 2a、2b 機脚 3 主軸 4a、4b アーム 5a、5b 巻取紙支持軸 6 紙継ぎ装置 19 作動片 20 近接スイッチ 22 フローテングローラ 23 張力検出ローラ 26 センサ 27 ロータリエンコーダ 28 巻取紙直径検出装置 30 紙送り速度切り換え装置 31 新巻取紙加速装置 34 ACサーボモータ 40、43 歯車 51 紙送り装置 61 紙通し装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転機の給紙部に設置した巻取紙支持軸
    を加速する新巻取紙加速装置と、巻取紙直径検出装置
    と、巻取紙から送り出されるウエブの速度を2段に切り
    換える紙送り速度切り換え装置とを具えていることを特
    徴とした輪転機の紙送り装置。
JP19200395A 1995-07-27 1995-07-27 輪転機の紙送り装置 Pending JPH0940239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19200395A JPH0940239A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 輪転機の紙送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19200395A JPH0940239A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 輪転機の紙送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0940239A true JPH0940239A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16283994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19200395A Pending JPH0940239A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 輪転機の紙送り装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0940239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108341297A (zh) * 2018-01-26 2018-07-31 徐雪华 三辊式开料机自动上料控制系统

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210