JP2001048382A - ウェブ裁断装置およびその制御方法 - Google Patents
ウェブ裁断装置およびその制御方法Info
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- JP2001048382A JP2001048382A JP22847299A JP22847299A JP2001048382A JP 2001048382 A JP2001048382 A JP 2001048382A JP 22847299 A JP22847299 A JP 22847299A JP 22847299 A JP22847299 A JP 22847299A JP 2001048382 A JP2001048382 A JP 2001048382A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耳部の巻き取り作業を安定化させることが可能
なウェブ裁断装置を得る。 【解決手段】ウェブ裁断装置10を構成する耳巻取部2
0は、ボールねじ114を有する進退駆動機構110に
よってトラバースされるリール80a、80bを備えて
いる。リール80a、80bのトラバース位置は、該リ
ール80a、80bによって巻き取ろうとする耳部54
の幅寸法Ltに基づいて制御される。この場合、耳部5
4は、隣り合う耳部54の側端部が所定のオーバーラッ
プ幅αで互いに重なり合った状態でリール80a、80
bに巻き取られる。
なウェブ裁断装置を得る。 【解決手段】ウェブ裁断装置10を構成する耳巻取部2
0は、ボールねじ114を有する進退駆動機構110に
よってトラバースされるリール80a、80bを備えて
いる。リール80a、80bのトラバース位置は、該リ
ール80a、80bによって巻き取ろうとする耳部54
の幅寸法Ltに基づいて制御される。この場合、耳部5
4は、隣り合う耳部54の側端部が所定のオーバーラッ
プ幅αで互いに重なり合った状態でリール80a、80
bに巻き取られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブ裁断装置お
よびその制御方法に関し、一層詳細には、ウェブの原反
から裁断された耳部の巻き取り作業の安定化を図ること
が可能なウェブ裁断装置およびその制御方法に関する。
よびその制御方法に関し、一層詳細には、ウェブの原反
から裁断された耳部の巻き取り作業の安定化を図ること
が可能なウェブ裁断装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】幅広ウェブを裁断して幅狭ウェブを得る
ための裁断装置には、裁断の際に発生する耳部を巻き取
るための巻き取り装置が設けられている(例えば、特開
平7−257796号公報参照)。
ための裁断装置には、裁断の際に発生する耳部を巻き取
るための巻き取り装置が設けられている(例えば、特開
平7−257796号公報参照)。
【0003】この巻き取り装置は、耳部が巻き付けられ
る巻き芯が、耳部の搬送方向と直交する方向にトラバー
スされるように構成されている。この場合、巻き芯のト
ラバース位置は、幅広ウェブの搬送速度に基づいて制御
される。
る巻き芯が、耳部の搬送方向と直交する方向にトラバー
スされるように構成されている。この場合、巻き芯のト
ラバース位置は、幅広ウェブの搬送速度に基づいて制御
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
巻き取り装置では、幅広ウェブの搬送速度に基づいて巻
き芯のトラバース位置を制御するようにしているため、
耳部の幅寸法が裁断する幅広ウェブの種類に応じて変化
する場合には、耳部を巻き芯に均一に巻き付けることが
できない。
巻き取り装置では、幅広ウェブの搬送速度に基づいて巻
き芯のトラバース位置を制御するようにしているため、
耳部の幅寸法が裁断する幅広ウェブの種類に応じて変化
する場合には、耳部を巻き芯に均一に巻き付けることが
できない。
【0005】具体的には、巻き芯の軸線方向において、
耳部が厚く巻かれる部分(厚巻き部)と、耳部が薄く巻
かれる部分(薄巻き部)とが存在する、例えば、鼓巻き
状に耳部が巻き取られてしまう。
耳部が厚く巻かれる部分(厚巻き部)と、耳部が薄く巻
かれる部分(薄巻き部)とが存在する、例えば、鼓巻き
状に耳部が巻き取られてしまう。
【0006】この場合、巻き芯がトラバースされ、巻き
芯における耳部が巻き付けられる位置が前記厚巻き部と
前記薄巻き部との間を変位することによって、耳部に加
わる巻き取りテンションに変動が生じてしまうおそれが
ある。
芯における耳部が巻き付けられる位置が前記厚巻き部と
前記薄巻き部との間を変位することによって、耳部に加
わる巻き取りテンションに変動が生じてしまうおそれが
ある。
【0007】このような巻き取りテンションの変動によ
って、例えば、耳部が切断された場合には、裁断装置全
体の作業が停止されてしまうため、裁断作業の効率が著
しく低下するという問題が生じる。
って、例えば、耳部が切断された場合には、裁断装置全
体の作業が停止されてしまうため、裁断作業の効率が著
しく低下するという問題が生じる。
【0008】本発明は、前記の不都合を解決するために
なされたものであり、耳部を巻き取る作業を安定化さ
せ、それによって、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図
ることが可能なウェブ裁断装置およびその制御方法を提
供することを目的とする。
なされたものであり、耳部を巻き取る作業を安定化さ
せ、それによって、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図
ることが可能なウェブ裁断装置およびその制御方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウェブ裁断
装置は、幅広ウェブを供給する送出部と、前記幅広ウェ
ブを裁断して幅狭ウェブを得るスリット部と、前記幅狭
ウェブを巻き取る巻取部と、前記スリット部において前
記幅広ウェブを裁断する際に発生した耳部を巻き取る耳
巻取部と、前記送出部、前記スリット部、前記巻取部お
よび前記耳巻取部の動作を制御する制御部とを備え、前
記耳巻取部は、前記耳部が巻き付けられる巻き芯部と、
前記巻き芯部を回転駆動する回転駆動機構と、前記巻き
芯部をトラバースさせる進退駆動機構とを有している。
さらに、前記制御部は、前記進退駆動機構に対して、前
記巻き芯部に前記耳部が巻き付けられる際に、隣り合う
前記耳部の側端部が所定のオーバーラップ幅で互いに重
なり合うようにトラバース位置を制御するトラバース制
御手段を備えている(請求項1記載の発明)。
装置は、幅広ウェブを供給する送出部と、前記幅広ウェ
ブを裁断して幅狭ウェブを得るスリット部と、前記幅狭
ウェブを巻き取る巻取部と、前記スリット部において前
記幅広ウェブを裁断する際に発生した耳部を巻き取る耳
巻取部と、前記送出部、前記スリット部、前記巻取部お
よび前記耳巻取部の動作を制御する制御部とを備え、前
記耳巻取部は、前記耳部が巻き付けられる巻き芯部と、
前記巻き芯部を回転駆動する回転駆動機構と、前記巻き
芯部をトラバースさせる進退駆動機構とを有している。
さらに、前記制御部は、前記進退駆動機構に対して、前
記巻き芯部に前記耳部が巻き付けられる際に、隣り合う
前記耳部の側端部が所定のオーバーラップ幅で互いに重
なり合うようにトラバース位置を制御するトラバース制
御手段を備えている(請求項1記載の発明)。
【0010】この場合、前記トラバース制御手段は、前
記耳部の幅寸法に基づいて前記トラバース位置を求める
手段を有するように構成してもよい(請求項2記載の発
明)。
記耳部の幅寸法に基づいて前記トラバース位置を求める
手段を有するように構成してもよい(請求項2記載の発
明)。
【0011】また、前記制御部は、前記幅広ウェブおよ
び/または前記幅狭ウェブの搬送速度に基づいて前記回
転駆動機構による前記巻き芯部の回転速度を制御する手
段を有し、前記トラバース制御手段は、前記耳部の幅寸
法と、前記巻き芯部の回転速度とに基づいて前記トラバ
ース位置を求める手段を有するように構成してもよい
(請求項3記載の発明)。
び/または前記幅狭ウェブの搬送速度に基づいて前記回
転駆動機構による前記巻き芯部の回転速度を制御する手
段を有し、前記トラバース制御手段は、前記耳部の幅寸
法と、前記巻き芯部の回転速度とに基づいて前記トラバ
ース位置を求める手段を有するように構成してもよい
(請求項3記載の発明)。
【0012】このように構成することによって、巻き芯
部に耳部が巻き付けられる際に、耳部に蛇行が生じるこ
とが防止されるため、耳部の巻き取り作業が安定化され
る。
部に耳部が巻き付けられる際に、耳部に蛇行が生じるこ
とが防止されるため、耳部の巻き取り作業が安定化され
る。
【0013】また、巻き芯部に巻き取られた耳部の厚み
が巻き芯部の軸線方向に沿って均一化されるため、耳部
の巻き取りテンションに変動が生じることがない。従っ
て、耳部の巻き取り作業が一層安定化される。この場
合、巻き取りの際に耳部が切断されることが回避される
ため、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図ることができ
る。
が巻き芯部の軸線方向に沿って均一化されるため、耳部
の巻き取りテンションに変動が生じることがない。従っ
て、耳部の巻き取り作業が一層安定化される。この場
合、巻き取りの際に耳部が切断されることが回避される
ため、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図ることができ
る。
【0014】さらに、幅広ウェブを裁断する際に耳部に
加わっているテンションも安定化されるため、裁断によ
って得られる幅狭ウェブの高い寸法精度を確保すること
ができる。
加わっているテンションも安定化されるため、裁断によ
って得られる幅狭ウェブの高い寸法精度を確保すること
ができる。
【0015】本発明に係るウェブ裁断装置の制御方法
は、供給された幅広ウェブを裁断し、前記裁断によって
得られた幅狭ウェブを巻き取るとともに、前記裁断の際
に発生した耳部をトラバースされる巻き芯部によって巻
き取るウェブ裁断装置の制御方法であって、前記巻き芯
部のトラバース位置は、前記巻き芯部に前記耳部が巻き
付けられる際に、隣り合う前記耳部の側端部が所定のオ
ーバーラップ幅で互いに重なり合うように制御されるこ
とを特徴とする(請求項4記載の発明)。
は、供給された幅広ウェブを裁断し、前記裁断によって
得られた幅狭ウェブを巻き取るとともに、前記裁断の際
に発生した耳部をトラバースされる巻き芯部によって巻
き取るウェブ裁断装置の制御方法であって、前記巻き芯
部のトラバース位置は、前記巻き芯部に前記耳部が巻き
付けられる際に、隣り合う前記耳部の側端部が所定のオ
ーバーラップ幅で互いに重なり合うように制御されるこ
とを特徴とする(請求項4記載の発明)。
【0016】この場合、前記トラバース位置は、前記耳
部の幅寸法に基づいて求められる(請求項5記載の発
明)。
部の幅寸法に基づいて求められる(請求項5記載の発
明)。
【0017】また、前記巻き芯部の回転速度は、前記幅
広ウェブおよび/または前記幅狭ウェブの搬送速度に基
づいて求められ、前記トラバース位置は、前記耳部の幅
寸法と、前記巻き芯部の回転速度とに基づいて求められ
る(請求項6記載の発明)。
広ウェブおよび/または前記幅狭ウェブの搬送速度に基
づいて求められ、前記トラバース位置は、前記耳部の幅
寸法と、前記巻き芯部の回転速度とに基づいて求められ
る(請求項6記載の発明)。
【0018】このように構成することによって、巻き芯
部に耳部が巻き付けられる際に、耳部に蛇行が生じるこ
とが防止されるため、耳部の巻き取り作業が安定化され
る。
部に耳部が巻き付けられる際に、耳部に蛇行が生じるこ
とが防止されるため、耳部の巻き取り作業が安定化され
る。
【0019】また、巻き芯部に巻き取られた耳部の厚み
が巻き芯部の軸線方向に沿って均一化されるため、耳部
の巻き取りテンションに変動が生じることがない。従っ
て、耳部の巻き取り作業が一層安定化される。この場
合、巻き取りの際に耳部が切断されることが回避される
ため、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図ることができ
る。
が巻き芯部の軸線方向に沿って均一化されるため、耳部
の巻き取りテンションに変動が生じることがない。従っ
て、耳部の巻き取り作業が一層安定化される。この場
合、巻き取りの際に耳部が切断されることが回避される
ため、幅広ウェブの裁断作業の効率化を図ることができ
る。
【0020】さらに、幅広ウェブを裁断する際に耳部に
加わっているテンションも安定化されるため、裁断によ
って得られる幅狭ウェブの高い寸法精度を確保すること
ができる。
加わっているテンションも安定化されるため、裁断によ
って得られる幅狭ウェブの高い寸法精度を確保すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るウェブ裁断装置およ
びその制御方法について好適な実施の形態を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
びその制御方法について好適な実施の形態を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0022】図1は、本実施の形態に係るウェブ裁断装
置10の概略的な構成を示している。
置10の概略的な構成を示している。
【0023】ウェブ裁断装置10は、送出部12と、基
準部14と、スリット部16と、巻取部18と、耳巻取
部20とで構成されている。
準部14と、スリット部16と、巻取部18と、耳巻取
部20とで構成されている。
【0024】送出部12は、フイルム(例えば、磁気テ
ープのベースフイルム)、紙、金属箔等の幅広なウェブ
(幅広ウェブ)22がロール状に巻かれた原反24が装
着される巻戻装置26を備えている。この巻戻装置26
を駆動することによって原反24から巻き戻された幅広
ウェブ22は、ガイドロール28を介して基準部14に
供給される。
ープのベースフイルム)、紙、金属箔等の幅広なウェブ
(幅広ウェブ)22がロール状に巻かれた原反24が装
着される巻戻装置26を備えている。この巻戻装置26
を駆動することによって原反24から巻き戻された幅広
ウェブ22は、ガイドロール28を介して基準部14に
供給される。
【0025】基準部14は基準ロール32を備えてお
り、送出部12から送られた幅広ウェブ22は、ガイド
ロール34、テンションコントロール用のダンサロール
36およびガイドロール38を介してこの基準ロール3
2に供給される。そして、この基準ロール32によって
搬送された幅広ウェブ22は、ガイドロール39を介し
てスリット部16に供給される。
り、送出部12から送られた幅広ウェブ22は、ガイド
ロール34、テンションコントロール用のダンサロール
36およびガイドロール38を介してこの基準ロール3
2に供給される。そして、この基準ロール32によって
搬送された幅広ウェブ22は、ガイドロール39を介し
てスリット部16に供給される。
【0026】スリット部16はスリッタ刃46を備えて
おり、基準部14から搬送された幅広ウェブ22は、ガ
イドロール48を介してこのスリッタ刃46に供給され
る。そして、幅広ウェブ22をスリッタ刃46で裁断す
ることによって得られた幅狭ウェブ50は、ガイドロー
ル52を介して巻取部18に供給される。また、スリッ
タ刃46による幅広ウェブ22の裁断の際に生じた耳部
54は、ガイドロール56を介して耳巻取部20に供給
される。
おり、基準部14から搬送された幅広ウェブ22は、ガ
イドロール48を介してこのスリッタ刃46に供給され
る。そして、幅広ウェブ22をスリッタ刃46で裁断す
ることによって得られた幅狭ウェブ50は、ガイドロー
ル52を介して巻取部18に供給される。また、スリッ
タ刃46による幅広ウェブ22の裁断の際に生じた耳部
54は、ガイドロール56を介して耳巻取部20に供給
される。
【0027】巻取部18は、幅狭ウェブ50を巻き取る
ための巻取装置62を備えており、スリット部16から
送られた幅狭ウェブ50は、ガイドロール64を介して
この巻取装置62に供給され、この巻取装置62によっ
て巻き取られる。
ための巻取装置62を備えており、スリット部16から
送られた幅狭ウェブ50は、ガイドロール64を介して
この巻取装置62に供給され、この巻取装置62によっ
て巻き取られる。
【0028】耳巻取部20は、耳部54を巻き取るため
の耳巻取装置72を備えており、スリット部16から送
られた耳部54は、ガイドロール74、テンションコン
トロール用のダンサロール76およびガイドロール78
を介してこの耳巻取装置72に供給される。
の耳巻取装置72を備えており、スリット部16から送
られた耳部54は、ガイドロール74、テンションコン
トロール用のダンサロール76およびガイドロール78
を介してこの耳巻取装置72に供給される。
【0029】図2は、耳巻取装置72を示している。こ
の耳巻取装置72は、幅広ウェブ22の幅方向における
両端部(側端部)から生じた耳部54をそれぞれ巻き取
るためのリール80a、80bを備えている。これらリ
ール80a、80bは、軸部材82に同軸状に装着され
ている。
の耳巻取装置72は、幅広ウェブ22の幅方向における
両端部(側端部)から生じた耳部54をそれぞれ巻き取
るためのリール80a、80bを備えている。これらリ
ール80a、80bは、軸部材82に同軸状に装着され
ている。
【0030】耳巻取装置72は、軸部材82を支持する
ための可動支持体84を備えている。この可動支持体8
4は、板状に形成された基材86と、該基材86上に倒
立するよう固定された一組の支持部材88とで構成され
ている。基材86の下面にはスライド部材90が設けら
れており、このスライド部材90は、図示しない基台上
に取り付けられたレール92上に進退自在に載置されて
いる。すなわち、可動支持体84は、レール92に沿っ
て進退自在である。
ための可動支持体84を備えている。この可動支持体8
4は、板状に形成された基材86と、該基材86上に倒
立するよう固定された一組の支持部材88とで構成され
ている。基材86の下面にはスライド部材90が設けら
れており、このスライド部材90は、図示しない基台上
に取り付けられたレール92上に進退自在に載置されて
いる。すなわち、可動支持体84は、レール92に沿っ
て進退自在である。
【0031】一組の支持部材88にはそれぞれ軸受け部
材94が取り付けられており、この軸受け部材94に前
記軸部材82が回転自在に支持されている。また、一組
の支持部材88にはそれぞれモータ96が固定されてお
り、これらモータ96の図示しない駆動軸には、プーリ
98がそれぞれ取り付けられている。さらに、軸部材8
2にもプーリ102が取り付けられており、このプーリ
102とモータ96側のプーリ98とがベルト104に
よって連結されている。
材94が取り付けられており、この軸受け部材94に前
記軸部材82が回転自在に支持されている。また、一組
の支持部材88にはそれぞれモータ96が固定されてお
り、これらモータ96の図示しない駆動軸には、プーリ
98がそれぞれ取り付けられている。さらに、軸部材8
2にもプーリ102が取り付けられており、このプーリ
102とモータ96側のプーリ98とがベルト104に
よって連結されている。
【0032】この場合、モータ96を駆動することによ
って軸部材82が回転し、これに伴ってリール80a、
80bが回転する。そして、これらリール80a、80
bの回転に伴って、耳部54が該リール80a、80b
に巻き取られる。すなわち、軸部材82、モータ96、
プーリ98、102およびベルト104は、リール80
a、80bの回転駆動機構を構成している。
って軸部材82が回転し、これに伴ってリール80a、
80bが回転する。そして、これらリール80a、80
bの回転に伴って、耳部54が該リール80a、80b
に巻き取られる。すなわち、軸部材82、モータ96、
プーリ98、102およびベルト104は、リール80
a、80bの回転駆動機構を構成している。
【0033】モータ96には、該モータ96の回転角度
に応じたパルスを発生するパルス発生器(PG)106
がそれぞれ設けられている。なお、このパルス発生器1
06(後述するパルス発生器124においても同じであ
る。)には、エンコーダ、レゾルバ等が含まれるものと
する。
に応じたパルスを発生するパルス発生器(PG)106
がそれぞれ設けられている。なお、このパルス発生器1
06(後述するパルス発生器124においても同じであ
る。)には、エンコーダ、レゾルバ等が含まれるものと
する。
【0034】リール80a、80bの上流側近傍位置に
は、搬送される耳部54が幅方向に変動すること(すな
わち、耳部54が蛇行すること)を阻止するための一組
のサポートロール108がそれぞれ配置されている。
は、搬送される耳部54が幅方向に変動すること(すな
わち、耳部54が蛇行すること)を阻止するための一組
のサポートロール108がそれぞれ配置されている。
【0035】耳巻取装置72には、可動支持体84をレ
ール92に沿って進退させるための進退駆動機構110
が設けられている。この進退駆動機構110は、図示し
ない基台上に倒立するように固定された一組の支持部材
112と、該支持部材112に設けられた図示しない軸
受け部材に回転自在に支持されるボールねじ114とを
備えている。
ール92に沿って進退させるための進退駆動機構110
が設けられている。この進退駆動機構110は、図示し
ない基台上に倒立するように固定された一組の支持部材
112と、該支持部材112に設けられた図示しない軸
受け部材に回転自在に支持されるボールねじ114とを
備えている。
【0036】図示しない基台上にはモータ116が固定
されており、このモータ116の駆動軸にはプーリ11
8が取り付けられている。また、ボールねじ114にも
プーリ120が取り付けられており、このプーリ120
とモータ116側のプーリ118とがベルト122によ
って連結されている。
されており、このモータ116の駆動軸にはプーリ11
8が取り付けられている。また、ボールねじ114にも
プーリ120が取り付けられており、このプーリ120
とモータ116側のプーリ118とがベルト122によ
って連結されている。
【0037】モータ116には、該モータ116の回転
角度に応じたパルスを発生するパルス発生器(PG)1
24が設けられている。
角度に応じたパルスを発生するパルス発生器(PG)1
24が設けられている。
【0038】ボールねじ114には移動体であるナット
部材126が噛み合わされており、該ナット部材126
はボールねじ114の回転に伴って軸線方向に沿って進
退する。また、支持部材112の近傍には位置検出セン
サ128a、128bがそれぞれ設けられており、これ
ら位置検出センサ128a、128bによってナット部
材126の位置(具体的には、ナット部材126の移動
範囲のリミット位置)Xa、Xbが検出される。
部材126が噛み合わされており、該ナット部材126
はボールねじ114の回転に伴って軸線方向に沿って進
退する。また、支持部材112の近傍には位置検出セン
サ128a、128bがそれぞれ設けられており、これ
ら位置検出センサ128a、128bによってナット部
材126の位置(具体的には、ナット部材126の移動
範囲のリミット位置)Xa、Xbが検出される。
【0039】ナット部材126は、結合用部材130を
介して可動支持体84の基材86と結合されており、ナ
ット部材126と可動支持体84とは一体的に移動す
る。すなわち、進退駆動機構110のモータ116を駆
動させてボールねじ114を回転させ、ナット部材12
6をボールねじ114の軸線方向に沿って進退させるこ
とによって、可動支持体84がレール92に沿って進退
する。
介して可動支持体84の基材86と結合されており、ナ
ット部材126と可動支持体84とは一体的に移動す
る。すなわち、進退駆動機構110のモータ116を駆
動させてボールねじ114を回転させ、ナット部材12
6をボールねじ114の軸線方向に沿って進退させるこ
とによって、可動支持体84がレール92に沿って進退
する。
【0040】このとき、リール80a、80bも可動支
持体84と一体的に変位するため、リール80a、80
bにおける耳部54の巻き取り位置が横方向(幅方向)
に変動(トラバース)される。
持体84と一体的に変位するため、リール80a、80
bにおける耳部54の巻き取り位置が横方向(幅方向)
に変動(トラバース)される。
【0041】図3は、リール80a、80bに巻き付け
られた耳部54の一部を拡大して示している。耳部54
は、その一方の側端部が隣り合う耳部54の他方の側端
部と重なり合うようにしてリール80a、80bに巻き
取られる。このように、隣り合う耳部54の側端部同士
を互いに重ね合わせながら耳部54を巻き取ることによ
って、巻き取りの際に耳部54に蛇行等が生じることが
回避される。
られた耳部54の一部を拡大して示している。耳部54
は、その一方の側端部が隣り合う耳部54の他方の側端
部と重なり合うようにしてリール80a、80bに巻き
取られる。このように、隣り合う耳部54の側端部同士
を互いに重ね合わせながら耳部54を巻き取ることによ
って、巻き取りの際に耳部54に蛇行等が生じることが
回避される。
【0042】なお、図3中、符号Ltは、耳部54の幅
寸法を示し、符号mは、リール80a、80bのトラバ
ース量(リール80a、80bが1回転する間に該リー
ル80a、80bが移動する量)を示し、符号αは、耳
部54のオーバーラップ幅(隣り合う耳部54が互いに
重なっている部分の幅寸法)を示している。この場合、
耳部54の幅寸法Ltとオーバーラップ幅αとの関係
は、α/Lt≒1/3であることが好ましい。
寸法を示し、符号mは、リール80a、80bのトラバ
ース量(リール80a、80bが1回転する間に該リー
ル80a、80bが移動する量)を示し、符号αは、耳
部54のオーバーラップ幅(隣り合う耳部54が互いに
重なっている部分の幅寸法)を示している。この場合、
耳部54の幅寸法Ltとオーバーラップ幅αとの関係
は、α/Lt≒1/3であることが好ましい。
【0043】図4は、ウェブ裁断装置10の制御ブロッ
ク図である。ウェブ裁断装置10は制御部140を備え
ており、この制御部140は、送出部12、基準部1
4、スリット部16、巻取部18および耳巻取部20の
それぞれにおける駆動装置(モータ)、センサ等と電気
的に接続されている。特に、耳巻取部20においては、
モータ96、116(実際には、モータ96、116駆
動用のドライバ)、パルス発生器106、124、位置
検出センサ128a、128b等が制御部140と電気
的に接続されている。
ク図である。ウェブ裁断装置10は制御部140を備え
ており、この制御部140は、送出部12、基準部1
4、スリット部16、巻取部18および耳巻取部20の
それぞれにおける駆動装置(モータ)、センサ等と電気
的に接続されている。特に、耳巻取部20においては、
モータ96、116(実際には、モータ96、116駆
動用のドライバ)、パルス発生器106、124、位置
検出センサ128a、128b等が制御部140と電気
的に接続されている。
【0044】また、制御部140は、該制御部140に
対して各種の設定値等を入力するための操作部142と
電気的に接続されている。
対して各種の設定値等を入力するための操作部142と
電気的に接続されている。
【0045】図5は、制御部140における耳巻取部2
0を制御するための耳巻取部制御手段150を示す機能
ブロック図である。
0を制御するための耳巻取部制御手段150を示す機能
ブロック図である。
【0046】耳巻取部制御手段150は、リール表面速
度演算手段152と、リール回転指示速度演算手段15
4と、リール回転速度演算手段156とを有している。
度演算手段152と、リール回転指示速度演算手段15
4と、リール回転速度演算手段156とを有している。
【0047】リール表面速度演算手段152は、操作部
142から供給されるライン速度指令値Va(幅広ウェ
ブ22および/または幅狭ウェブ50の所望の搬送速度
であり、例えば、スリッタ刃46の回転速度)に基づい
て、リール80a、80bの巻き芯部(実際に耳部54
が巻き付けられる部位)の所望の表面速度Vbを求め、
この表面速度Vbをリール回転指示速度演算手段154
に供給する。
142から供給されるライン速度指令値Va(幅広ウェ
ブ22および/または幅狭ウェブ50の所望の搬送速度
であり、例えば、スリッタ刃46の回転速度)に基づい
て、リール80a、80bの巻き芯部(実際に耳部54
が巻き付けられる部位)の所望の表面速度Vbを求め、
この表面速度Vbをリール回転指示速度演算手段154
に供給する。
【0048】リール回転指示速度演算手段154は、リ
ール表面速度演算手段152からの表面速度Vbと、リ
ール回転速度演算手段156からの後述する実回転速度
Vdとに基づいて、リール80a、80bを回転駆動す
るためのモータ96の所望の回転速度(回転指示速度)
Vcを求める。そして、この回転指示速度Vcをモータ
96の図示しないドライバに供給してモータ96を回転
駆動させる。
ール表面速度演算手段152からの表面速度Vbと、リ
ール回転速度演算手段156からの後述する実回転速度
Vdとに基づいて、リール80a、80bを回転駆動す
るためのモータ96の所望の回転速度(回転指示速度)
Vcを求める。そして、この回転指示速度Vcをモータ
96の図示しないドライバに供給してモータ96を回転
駆動させる。
【0049】このモータ96の回転に伴って、リール8
0a、80bが所望の回転速度(巻き芯部の表面速度が
Vbとなる回転速度)で回転する。そして、リール80
a、80bに耳部54が巻き取られる。
0a、80bが所望の回転速度(巻き芯部の表面速度が
Vbとなる回転速度)で回転する。そして、リール80
a、80bに耳部54が巻き取られる。
【0050】リール回転速度演算手段156には、モー
タ96に設けられたパルス発生器106から、例えば、
図示しないA/D変換器等を介して、モータ96の回転
角速度に基づく周波数fa(パルス発生器106から出
力されるパルスの周波数)が供給される。リール回転速
度演算手段156は、この周波数faに基づいて、モー
タ96の実回転速度Vdを求める。
タ96に設けられたパルス発生器106から、例えば、
図示しないA/D変換器等を介して、モータ96の回転
角速度に基づく周波数fa(パルス発生器106から出
力されるパルスの周波数)が供給される。リール回転速
度演算手段156は、この周波数faに基づいて、モー
タ96の実回転速度Vdを求める。
【0051】また、耳巻取部制御手段150は、リール
80a、80bのトラバース位置を制御するためのトラ
バース制御手段として、トラバース量演算手段162
と、単位トラバース量演算手段164と、正転/逆転切
換手段166と、トラバース指令位置演算手段168
と、トラバース位置演算手段170とを有している。
80a、80bのトラバース位置を制御するためのトラ
バース制御手段として、トラバース量演算手段162
と、単位トラバース量演算手段164と、正転/逆転切
換手段166と、トラバース指令位置演算手段168
と、トラバース位置演算手段170とを有している。
【0052】トラバース量演算手段162は、操作部1
42から供給される耳部54の幅寸法Ltと、所望のオ
ーバーラップ幅αとに基づく計算処理{例えば、幅寸法
Ltからオーバーラップ幅αを減算する処理(Lt−
α)}を行うことによって、リール80a、80bの1
回転あたりのトラバース量mを求める。そして、このト
ラバース量mを単位トラバース量演算手段164に供給
する。
42から供給される耳部54の幅寸法Ltと、所望のオ
ーバーラップ幅αとに基づく計算処理{例えば、幅寸法
Ltからオーバーラップ幅αを減算する処理(Lt−
α)}を行うことによって、リール80a、80bの1
回転あたりのトラバース量mを求める。そして、このト
ラバース量mを単位トラバース量演算手段164に供給
する。
【0053】単位トラバース量演算手段164は、トラ
バース量演算手段162からのトラバース量mと、パル
ス発生器106からの周波数faとに基づいて、単位時
間あたりの所望のトラバース量(単位トラバース量)Δ
mを求める。そして、この単位トラバース量Δmを正転
/逆転切換手段166に供給する。
バース量演算手段162からのトラバース量mと、パル
ス発生器106からの周波数faとに基づいて、単位時
間あたりの所望のトラバース量(単位トラバース量)Δ
mを求める。そして、この単位トラバース量Δmを正転
/逆転切換手段166に供給する。
【0054】正転/逆転切換手段166には、位置検出
センサ128a、128bで検出されたナット部材12
6の位置Xa、Xb(実際には、ナット部材126が移
動範囲のリミット位置に到達したかどうかを示す情報)
が、例えば、図示しないA/D変換器等を介して供給さ
れる。正転/逆転切換手段166は、この位置Xa、X
bに基づいて、ナット部材126を移動させるべき方向
(トラバース方向)、すなわち、ボールねじ114の回
転駆動用のモータ116の回転指示方向diを求め、こ
の回転指示方向diを単位トラバース量Δmとともにト
ラバース指令位置演算手段168に供給する。
センサ128a、128bで検出されたナット部材12
6の位置Xa、Xb(実際には、ナット部材126が移
動範囲のリミット位置に到達したかどうかを示す情報)
が、例えば、図示しないA/D変換器等を介して供給さ
れる。正転/逆転切換手段166は、この位置Xa、X
bに基づいて、ナット部材126を移動させるべき方向
(トラバース方向)、すなわち、ボールねじ114の回
転駆動用のモータ116の回転指示方向diを求め、こ
の回転指示方向diを単位トラバース量Δmとともにト
ラバース指令位置演算手段168に供給する。
【0055】トラバース指令位置演算手段168は、正
転/逆転切換手段166からの回転指示方向diおよび
単位トラバース量Δmと、トラバース位置演算手段17
0からの後述する実回転角度(モータ116の回転角
度)θjとに基づいて、指令位置としてのモータ116
の所望の回転角度(指令回転角度)θiを求める。そし
て、この指令回転角度θiをモータ116の図示しない
ドライバに供給してモータ116を回転駆動させる。
転/逆転切換手段166からの回転指示方向diおよび
単位トラバース量Δmと、トラバース位置演算手段17
0からの後述する実回転角度(モータ116の回転角
度)θjとに基づいて、指令位置としてのモータ116
の所望の回転角度(指令回転角度)θiを求める。そし
て、この指令回転角度θiをモータ116の図示しない
ドライバに供給してモータ116を回転駆動させる。
【0056】このモータ116の回転に伴ってボールね
じ114が回転し、さらにナット部材126および該ナ
ット部材126に可動支持体84を介して連結されたリ
ール80a、80bが横方向(耳部54の幅方向)にト
ラバースされる。この場合、耳部54は、所望のオーバ
ーラップ幅αで重なり合った状態でリール80a、80
bに巻き取られる。
じ114が回転し、さらにナット部材126および該ナ
ット部材126に可動支持体84を介して連結されたリ
ール80a、80bが横方向(耳部54の幅方向)にト
ラバースされる。この場合、耳部54は、所望のオーバ
ーラップ幅αで重なり合った状態でリール80a、80
bに巻き取られる。
【0057】トラバース位置演算手段170には、モー
タ116に設けられたパルス発生器124から、例え
ば、図示しないA/D変換器等を介して、モータ116
の回転角度に基づくパルス数Naが供給される。トラバ
ース位置演算手段170は、このパルス数Naに基づい
て、モータ116が実際に回転した角度である実回転角
度θjを求める。
タ116に設けられたパルス発生器124から、例え
ば、図示しないA/D変換器等を介して、モータ116
の回転角度に基づくパルス数Naが供給される。トラバ
ース位置演算手段170は、このパルス数Naに基づい
て、モータ116が実際に回転した角度である実回転角
度θjを求める。
【0058】次に、制御部140における、主に、耳巻
取部20を制御するための処理について、図6のフロー
チャートを参照しながら説明する。
取部20を制御するための処理について、図6のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0059】まず、ステップS1において、操作部14
2から制御部140に対して、耳部54の幅寸法Ltお
よびオーバーラップ幅αが入力される(図5参照)。
2から制御部140に対して、耳部54の幅寸法Ltお
よびオーバーラップ幅αが入力される(図5参照)。
【0060】続くステップS2において、制御部140
の耳巻取部制御手段150を構成するトラバース量演算
手段162は、操作部142からの幅寸法Ltとオーバ
ーラップ幅αとに基づいて、リール80a、80bの1
回転あたりのトラバース量mを求める。
の耳巻取部制御手段150を構成するトラバース量演算
手段162は、操作部142からの幅寸法Ltとオーバ
ーラップ幅αとに基づいて、リール80a、80bの1
回転あたりのトラバース量mを求める。
【0061】次に、ステップS3において、制御部14
0(実際は、耳巻取部制御手段150のリール表面速度
演算手段152、リール回転指示速度演算手段154お
よびリール回転速度演算手段156)は、操作部142
から供給されたライン速度指令値Vaに基づいて求めた
回転指示速度Vcをモータ96の図示しないドライバに
供給する。そして、この回転指示速度Vcの供給に伴っ
てモータ96が回転駆動される。すなわち、耳巻取部2
0の駆動が開始される。
0(実際は、耳巻取部制御手段150のリール表面速度
演算手段152、リール回転指示速度演算手段154お
よびリール回転速度演算手段156)は、操作部142
から供給されたライン速度指令値Vaに基づいて求めた
回転指示速度Vcをモータ96の図示しないドライバに
供給する。そして、この回転指示速度Vcの供給に伴っ
てモータ96が回転駆動される。すなわち、耳巻取部2
0の駆動が開始される。
【0062】その後、ステップS4において、操作部1
42から供給される指示に基づいてウェブ裁断装置10
の送出部12、基準部14、スリット部16および巻取
部18の駆動が開始される。すなわち、ウェブ裁断装置
10のラインが始動される。
42から供給される指示に基づいてウェブ裁断装置10
の送出部12、基準部14、スリット部16および巻取
部18の駆動が開始される。すなわち、ウェブ裁断装置
10のラインが始動される。
【0063】次いで、ステップS5において、耳巻取部
制御手段150のトラバース制御手段を構成する単位ト
ラバース量演算手段164によって、リール80a、8
0bのトラバース位置が求められる。
制御手段150のトラバース制御手段を構成する単位ト
ラバース量演算手段164によって、リール80a、8
0bのトラバース位置が求められる。
【0064】具体的には、単位トラバース量演算手段1
64は、前記ステップS2で得られたトラバース量m
と、パルス発生器106で検出されたモータ96の回転
速度(実際には、周波数fa)とに基づいて、リール8
0a、80bの単位トラバース量Δmを求める。
64は、前記ステップS2で得られたトラバース量m
と、パルス発生器106で検出されたモータ96の回転
速度(実際には、周波数fa)とに基づいて、リール8
0a、80bの単位トラバース量Δmを求める。
【0065】また、ステップS6において、正転/逆転
切換手段166に位置検出センサ128a、128bか
らの位置Xa、Xbが供給されると、正転/逆転切換手
段166は、この位置Xa、Xbに基づいて、後述する
ステップS7またはS8の処理を選択的に行う。
切換手段166に位置検出センサ128a、128bか
らの位置Xa、Xbが供給されると、正転/逆転切換手
段166は、この位置Xa、Xbに基づいて、後述する
ステップS7またはS8の処理を選択的に行う。
【0066】具体的には、正転/逆転切換手段166
は、図2中、ナット部材126の右側に配された位置検
出センサ128aからの位置Xaが供給されると、ステ
ップS7において、ナット部材126を、図2中、ボー
ルねじ114の軸線方向に沿った左方向に移動させる指
示を回転指示方向diとして出力する。すなわち、リー
ル80a、80bのトラバース方向が左方向に設定され
る。
は、図2中、ナット部材126の右側に配された位置検
出センサ128aからの位置Xaが供給されると、ステ
ップS7において、ナット部材126を、図2中、ボー
ルねじ114の軸線方向に沿った左方向に移動させる指
示を回転指示方向diとして出力する。すなわち、リー
ル80a、80bのトラバース方向が左方向に設定され
る。
【0067】一方、図2中、ナット部材126の左側に
配された位置検出センサ128bからの位置Xbが供給
されると、正転/逆転切換手段166は、ステップS8
において、ナット部材126を、図2中、ボールねじ1
14の軸線方向に沿った右方向に移動させる指示を回転
指示方向diとして出力する。すなわち、リール80
a、80bのトラバース方向が右方向に設定される。
配された位置検出センサ128bからの位置Xbが供給
されると、正転/逆転切換手段166は、ステップS8
において、ナット部材126を、図2中、ボールねじ1
14の軸線方向に沿った右方向に移動させる指示を回転
指示方向diとして出力する。すなわち、リール80
a、80bのトラバース方向が右方向に設定される。
【0068】なお、位置検出センサ128a、128b
から位置Xa、Xbが供給されなかった場合には、前回
のステップS7またはS8の処理において得られた回転
指示方向diが維持される。
から位置Xa、Xbが供給されなかった場合には、前回
のステップS7またはS8の処理において得られた回転
指示方向diが維持される。
【0069】続くステップS9において、トラバース指
令位置演算手段168は、前記ステップS5で得られた
単位トラバース量Δmと、前記ステップS7またはS8
で得られた回転指示方向diとに基づいてモータ116
の指令回転角度θiを求め、この指令回転角度θiをモ
ータ116の図示しないドライバに供給する。
令位置演算手段168は、前記ステップS5で得られた
単位トラバース量Δmと、前記ステップS7またはS8
で得られた回転指示方向diとに基づいてモータ116
の指令回転角度θiを求め、この指令回転角度θiをモ
ータ116の図示しないドライバに供給する。
【0070】この指令回転角度θiの供給に基づいてモ
ータ116が回転駆動され、これに伴って、モータ11
6にボールねじ114、ナット部材126および可動支
持体84等を介して連結されたリール80a、80b
が、所望のトラバース位置にトラバースされる。
ータ116が回転駆動され、これに伴って、モータ11
6にボールねじ114、ナット部材126および可動支
持体84等を介して連結されたリール80a、80b
が、所望のトラバース位置にトラバースされる。
【0071】次のステップS10においては、例えば、
操作部142から制御部140に対して、ウェブ裁断装
置10の送出部12、基準部14、スリット部16およ
び巻取部18の駆動停止の指示が供給されたかどうかに
基づいて、ラインを停止するかどうかの判定が行われ
る。
操作部142から制御部140に対して、ウェブ裁断装
置10の送出部12、基準部14、スリット部16およ
び巻取部18の駆動停止の指示が供給されたかどうかに
基づいて、ラインを停止するかどうかの判定が行われ
る。
【0072】操作部142からライン停止指示が供給さ
れていない場合(NO)には、前記ステップS5〜S9
の処理が繰り返し行われる。一方、操作部142からラ
イン停止指示が供給された場合(YES)には、続くス
テップS11において、制御部140からの指示に基づ
いて、送出部12、基準部14、スリット部16および
巻取部18の駆動が停止される。すなわち、ウェブ裁断
装置10のラインが停止される。
れていない場合(NO)には、前記ステップS5〜S9
の処理が繰り返し行われる。一方、操作部142からラ
イン停止指示が供給された場合(YES)には、続くス
テップS11において、制御部140からの指示に基づ
いて、送出部12、基準部14、スリット部16および
巻取部18の駆動が停止される。すなわち、ウェブ裁断
装置10のラインが停止される。
【0073】その後、ステップS12において、制御部
140からモータ96に対する回転指示速度Vcの供給
が停止され、これに伴って耳巻取部20の駆動が停止さ
れる。
140からモータ96に対する回転指示速度Vcの供給
が停止され、これに伴って耳巻取部20の駆動が停止さ
れる。
【0074】このように、本実施の形態においては、リ
ール80a、80bによって耳部54を巻き取る際のリ
ール80a、80bのトラバース位置は、耳部54の幅
寸法Ltに基づいて制御されるため、耳部54は、隣り
合う該耳部54の側端部が互いに所定のオーバーラップ
幅αずつ重なり合った状態で巻き取られていく。
ール80a、80bによって耳部54を巻き取る際のリ
ール80a、80bのトラバース位置は、耳部54の幅
寸法Ltに基づいて制御されるため、耳部54は、隣り
合う該耳部54の側端部が互いに所定のオーバーラップ
幅αずつ重なり合った状態で巻き取られていく。
【0075】この場合、耳部54の蛇行等が防止される
ため、リール80a、80bに耳部54を安定して巻き
取ることができる。
ため、リール80a、80bに耳部54を安定して巻き
取ることができる。
【0076】また、オーバーラップ幅αが一定であるた
め、リール80a、80bに巻き取られた耳部54の厚
みがリール80a、80bの軸線方向に沿って均一化さ
れる。このため、耳部54の巻き取りテンションに変動
が生じることがない。従って、耳部54の巻き取り作業
が一層安定化される。この場合、巻き取りの際に耳部5
4が切断されることが回避されるため、作業が中断され
ることがなく、幅広ウェブ22の裁断作業の効率化を図
ることができる。
め、リール80a、80bに巻き取られた耳部54の厚
みがリール80a、80bの軸線方向に沿って均一化さ
れる。このため、耳部54の巻き取りテンションに変動
が生じることがない。従って、耳部54の巻き取り作業
が一層安定化される。この場合、巻き取りの際に耳部5
4が切断されることが回避されるため、作業が中断され
ることがなく、幅広ウェブ22の裁断作業の効率化を図
ることができる。
【0077】さらに、スリッタ刃46によって幅広ウェ
ブ22を裁断する際に耳部54に加わっているテンショ
ンも安定化されるため、スリッタ刃46による優れた裁
断精度を維持し、その結果、幅狭ウェブ50の高い寸法
精度を確保することができる。
ブ22を裁断する際に耳部54に加わっているテンショ
ンも安定化されるため、スリッタ刃46による優れた裁
断精度を維持し、その結果、幅狭ウェブ50の高い寸法
精度を確保することができる。
【0078】
【発明の効果】本発明に係るウェブ裁断装置およびその
制御方法によれば、幅広ウェブを裁断して幅狭ウェブを
得る際に発生する耳部を巻き芯部によって巻き取る際の
トラバース位置は、耳部の幅寸法に基づいて制御され
る。このため、巻き取りの際に耳部に加わるテンション
に変動が生じることを阻止し、その結果、耳部の巻き取
り作業を安定化させることができるとともに、幅狭ウェ
ブの高い寸法精度を確保することができる。
制御方法によれば、幅広ウェブを裁断して幅狭ウェブを
得る際に発生する耳部を巻き芯部によって巻き取る際の
トラバース位置は、耳部の幅寸法に基づいて制御され
る。このため、巻き取りの際に耳部に加わるテンション
に変動が生じることを阻止し、その結果、耳部の巻き取
り作業を安定化させることができるとともに、幅狭ウェ
ブの高い寸法精度を確保することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るウェブ裁断装置の構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図2】図1のウェブ裁断装置を構成する耳巻取部を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図2の耳巻取部を構成するリールに巻き付けら
れた耳部の一部を拡大して示す図である。
れた耳部の一部を拡大して示す図である。
【図4】図1のウェブ裁断装置のブロック図である。
【図5】図4のウェブ裁断装置の制御部を構成する耳巻
取部制御手段を示す機能ブロック図である。
取部制御手段を示す機能ブロック図である。
【図6】図4の制御部における、主に、耳巻取部を制御
するための処理を示すフローチャートである。
するための処理を示すフローチャートである。
10…ウェブ裁断装置 20…耳巻取部 22…幅広ウェブ 46…スリッタ刃 50…幅狭ウェブ 54…耳部 72…耳巻取装置 80a、80b…リ
ール 84…可動支持体 110…進退駆動機
構 140…制御部 152…リール表面
速度演算手段 154…リール回転指示速度演算手段 156…リール回転速度演算手段 162…トラバース
量演算手段 164…単位トラバース量演算手段 166…正転/逆転切換手段 168…トラバース
指令位置演算手段 170…トラバース位置演算手段
ール 84…可動支持体 110…進退駆動機
構 140…制御部 152…リール表面
速度演算手段 154…リール回転指示速度演算手段 156…リール回転速度演算手段 162…トラバース
量演算手段 164…単位トラバース量演算手段 166…正転/逆転切換手段 168…トラバース
指令位置演算手段 170…トラバース位置演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F055 AA01 AA06 AA10 BA01 BA15 BA16 BA23 BA25 CA01 DA01 FA01 FA05 3F056 AA00 AB01 AB06 AC06 DA00 GA01 GB02 GB05 GD11
Claims (6)
- 【請求項1】幅広ウェブを供給する送出部と、 前記幅広ウェブを裁断して幅狭ウェブを得るスリット部
と、 前記幅狭ウェブを巻き取る巻取部と、 前記スリット部において前記幅広ウェブを裁断する際に
発生した耳部を巻き取る耳巻取部と、 前記送出部、前記スリット部、前記巻取部および前記耳
巻取部の動作を制御する制御部とを備え、 前記耳巻取部は、 前記耳部が巻き付けられる巻き芯部と、 前記巻き芯部を回転駆動する回転駆動機構と、 前記巻き芯部をトラバースさせる進退駆動機構とを有
し、 前記制御部は、前記進退駆動機構に対して、前記巻き芯
部に前記耳部が巻き付けられる際に、隣り合う前記耳部
の側端部が所定のオーバーラップ幅で互いに重なり合う
ようにトラバース位置を制御するトラバース制御手段を
備えることを特徴とするウェブ裁断装置。 - 【請求項2】請求項1記載のウェブ裁断装置において、 前記トラバース制御手段は、前記耳部の幅寸法に基づい
て前記トラバース位置を求める手段を有することを特徴
とするウェブ裁断装置。 - 【請求項3】請求項1記載のウェブ裁断装置において、 前記制御部は、前記幅広ウェブおよび/または前記幅狭
ウェブの搬送速度に基づいて前記回転駆動機構による前
記巻き芯部の回転速度を制御する手段を有し、 前記トラバース制御手段は、前記耳部の幅寸法と、前記
巻き芯部の回転速度とに基づいて前記トラバース位置を
求める手段を有することを特徴とするウェブ裁断装置。 - 【請求項4】供給された幅広ウェブを裁断し、 前記裁断によって得られた幅狭ウェブを巻き取るととも
に、 前記裁断の際に発生した耳部をトラバースされる巻き芯
部によって巻き取るウェブ裁断装置の制御方法であっ
て、 前記巻き芯部のトラバース位置は、前記巻き芯部に前記
耳部が巻き付けられる際に、隣り合う前記耳部の側端部
が所定のオーバーラップ幅で互いに重なり合うように制
御されることを特徴とするウェブ裁断装置の制御方法。 - 【請求項5】請求項4記載のウェブ裁断装置の制御方法
において、 前記トラバース位置は、前記耳部の幅寸法に基づいて求
められることを特徴とするウェブ裁断装置の制御方法。 - 【請求項6】請求項4記載のウェブ裁断装置の制御方法
において、 前記巻き芯部の回転速度は、前記幅広ウェブおよび/ま
たは前記幅狭ウェブの搬送速度に基づいて求められ、 前記トラバース位置は、前記耳部の幅寸法と、前記巻き
芯部の回転速度とに基づいて求められることを特徴とす
るウェブ裁断装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22847299A JP2001048382A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | ウェブ裁断装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22847299A JP2001048382A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | ウェブ裁断装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048382A true JP2001048382A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16877024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22847299A Pending JP2001048382A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | ウェブ裁断装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001048382A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101503795B1 (ko) | 2014-12-16 | 2015-03-18 | 오켈케이블주식회사 | 케이블 권취장치 |
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-
1999
- 1999-08-12 JP JP22847299A patent/JP2001048382A/ja active Pending
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