JP2765926B2 - 巻取機の制御装置 - Google Patents

巻取機の制御装置

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JP2765926B2
JP2765926B2 JP1064757A JP6475789A JP2765926B2 JP 2765926 B2 JP2765926 B2 JP 2765926B2 JP 1064757 A JP1064757 A JP 1064757A JP 6475789 A JP6475789 A JP 6475789A JP 2765926 B2 JP2765926 B2 JP 2765926B2
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達 長井
光仁 安部
正登 山口
山川  昇
俊彦 森田
秀樹 吉川
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、第1の電動機によって駆動される原反から
フィルムを繰り出し、第2の電動機によって駆動される
巻芯にダンサローラを介してフィルムを巻取る巻取機の
制御装置に関する。
(従来の技術) 第3図に従来の巻取機の制御装置を示す。この制御装
置は変位検出器21、速度制御手段22、速度パターン記憶
手段25、および速度制御手段26とを備えている。そして
この制御装置は、電動機41によって駆動される原反42か
らフィルム50を繰り出し、このフィルム50を、ガイドロ
ーラ43,44、ダンサローラ45、およびガイドローラ46を
介して、電動機48によって駆動される巻芯47に巻取る巻
取機に用いられる。
変位検出器21はダンサローラ45の変位(上下の移動
量)を検出する。速度パターン記憶手段25は、フィルム
50を巻取る巻芯47の周速度を記憶する。速度制御手段26
は、記憶パターン記憶手段25の記憶値に基づいて、巻芯
47によって巻取られるフィルム50の巻取り速度が所定値
vwとなるように電動機48の回転速度を制御する。速度制
御手段22は変位検出器21の検出値に基づいて原反42によ
って送り出されるフィルム50の送り出し速度が所定値vu
となるように制御する。これによってフィルム50の張力
が所定値となるように制御される。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の制御装置によって制御されるフィル
ム50の巻取り速度、すなわち巻取り側周速度を第4図
(a)に示し、この時のダンサローラの変位を第4図
(b)に示す。そして、フィルム50の送り出し速度、す
なわち送り出し側周速度を第4図(c)に示す。従来の
制御装置においては、ダンサローラ45の変位に基づいて
送り出し側、すなわち原反の回転速度を制御しているた
め、フィルム50の状態(張力、パス長等)が変化し(第
4図(a),および(b),ならびに(c)参照)、巻
取側において巻ズレ(蛇行)やシワ等が発生するという
問題があった。
本発明は上記問題点を考慮してなされたものであっ
て、巻ズレおよびシワの発生を防止することのできる巻
取機の制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明による巻取機の制御装置は、第1の電動機によ
って駆動される原反からフィルムを繰り出し、第2の電
動機によって駆動される巻芯にダンサローラを介して前
記フィルムを巻取る巻取機において、原反の現在の巻径
を検出する原反径検出手段と、速度指令に基づいて第1
の電動機の回転速度を制御する第1の速度制御手段と、
速度指令に基づいて第2の電動機の回転速度を制御する
第2の速度制御手段と、第2の電動機の速度パターンを
記憶する速度パターン記憶手段と、この速度パターン記
憶手段に記憶された速度パターンに基づいて第2の速度
制御手段に速度指令を出力するとともに、原反径検出手
段によって検出された原反の現在の巻径に基づいて原反
から送り出されるフィルムの速度が巻芯に巻取られるフ
ィルムの速度に等しくなるような速度指令を第1の速度
制御手段に出力する速度指令出力手段とを備えているこ
とを特徴とする。
(作用) このように構成された本発明による巻取機の制御装置
によれば、原反径検出手段の検出値および速度パターン
記憶手段の記憶値に基づいて原反および巻芯の周速度が
所定値となるような速度指令が速度指令出力手段から第
1および第2の速度制御手段に出力される。そして、こ
の速度指令に基づいて第1および第2の電動機が第1お
よび第2の速度制御手段によってそれぞれ制御されるこ
とによりフィルムの張力およびパス長等が変化せず、巻
ズレやシワの発生を防止することができる。
(実施例) 第1図に本発明による巻取機の制御装置の実施例を示
す。この実施例の制御装置は原反径検出手段1と、速度
パターン記憶手段2と、速度指令出力手段3と、速度制
御手段4,5とを備えており、電動機41、原反42、ガイド
ローラ43,44、ダンサローラ45、ガイドローラ46、巻芯4
7、および電動機48とを有している巻取機に用いられ
る。この巻取機においては、電動機41によって駆動され
る原反42からフィルム50を繰り出し、このフィルム50
を、ガイドローラ43,44、ダンサローラ45、およびガイ
ドローラ46を介して、電動機48によって駆動される巻芯
47に巻取る。
原反径検出手段1は原反42の現在の巻径を検出する。
また、速度パターン記憶手段2は巻芯47の周速度、すな
わち巻芯47によって巻取られるフィルム50の巻取り速度
を所定値とすべく電動機48の速度パターンを記憶する。
速度指令出力手段3は、原反径検出手段1の検出出力
に基づいて演算し、原反42から送り出されるフィルムの
速度が巻芯47に巻取られるフィルムの速度と等しくなる
ような速度指令を速度制御手段4に出力するとともに、
速度パターン記憶手段2に記憶された速度パターンを速
度指令として速度制御手段5に出力する。速度制御手段
4および5は、速度指令出力手段3から出力される速度
指令に基づいてそれぞれ電動機41および48の回転速度を
制御する。
このようにして制御される巻取機の巻芯47の周速度を
第2図(a)に、原反42の周速度を第2図(b)に、フ
ィルム50の移動速度を第2図(c)に示す。また、この
時のダンサローラ45の変位(上下方向)を第2図(d)
に示す。第2図(a),(b),および(c)から巻芯
47および原反42の周速度ならびにフィルム50の移動速度
は、それぞれ所定の値に制御されていることがわかる。
また、第2図(d)からダンサローラ45は基準の位置か
らほとんど変位していないことがわかる。
以上説明したように、本実施例によれば、フィルム50
の張力やパス長が変化しないことにより、巻ズレやシワ
の発生を防止することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば巻ズレやシワの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による巻取機の制御装置の実施例を示
すブロック図、第2図は第1図に示す制御装置の作用を
説明するグラフ、第3図は従来の巻取機の制御装置を示
すブロック図、第4図は従来の制御装置の作用を説明す
るグラフである。 1……原反径検出手段、2……速度パターン記憶手段、
3……速度指令出力手段、4,5……速度制御手段、41,48
……電動機、42……原反、45……ダンサローラ、47……
巻芯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 正登 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山川 昇 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 森田 俊彦 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 吉川 秀樹 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−174066(JP,A) 特開 昭56−127957(JP,A) 実開 昭54−167983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 23/18 - 23/198 B65H 59/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電動機によって駆動される原反から
    フィルムを繰り出し、第2の電動機によって駆動される
    巻芯にダンサローラを介して前記フィルムを巻取る巻取
    機において、 前記原反の現在の巻径を検出する原反径検出手段と、速
    度指令に基づいて前記第1の電動機の回転速度を制御す
    る第1の速度制御手段と、速度指令に基づいて前記第2
    の電動機の回転速度を制御する第2の速度制御手段と、
    前記第2の電動機の速度パターンを記憶する速度パター
    ン記憶手段と、この速度パターン記憶手段に記憶された
    速度パターンに基づいて前記第2の速度制御手段に速度
    指令を出力するとともに、前記原反径検出手段によって
    検出された前記原反の現在の巻径に基づいて前記原反か
    ら送り出されるフィルムの速度が前記巻芯に巻取られる
    フィルムの速度に等しくなるような速度指令を前記第1
    の速度制御手段に出力する速度指令出力手段とを備え、 前記第1の電動機は前記原反を前記フィルムの繰り出し
    方向に回転動させ、前記第2の電動機は前記巻芯を前記
    フィルムの巻取り方向に回転動させることを特徴とする
    巻取機の制御装置。
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JP5422920B2 (ja) * 2008-05-23 2014-02-19 セイコーエプソン株式会社 記録装置
CN111122079B (zh) * 2020-01-10 2021-11-19 山东金达汽车部件制造股份有限公司 一种基于撑架加固数据双测试的织物弹力回复测试仪

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