JP2000068170A - 帯状体の巻取装置 - Google Patents

帯状体の巻取装置

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JP2000068170A
JP2000068170A JP10231236A JP23123698A JP2000068170A JP 2000068170 A JP2000068170 A JP 2000068170A JP 10231236 A JP10231236 A JP 10231236A JP 23123698 A JP23123698 A JP 23123698A JP 2000068170 A JP2000068170 A JP 2000068170A
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Inventor
Hideharu Kawarabayashi
英晴 河原林
Teruhito Yonekura
輝人 米倉
Ikushi Oshima
育史 大島
Koji Inoue
浩司 井上
Hiroyuki Murashige
浩之 村重
Takahiro Kidoi
貴博 城土井
Eijiro Matsui
英治郎 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状体の破損や巻取ムラなどの不具合を抑制
し、帯状体の巻取速度が高速で、巻取時間が短縮できる
帯状体の巻取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 帯状体2、2a、2b、2cを巻回した
巻回リール1、1a、1b、1cと巻出駆動モータ3、
3a、3b、3cでなる巻出部と、前記帯状体を巻取る
巻取部と、搬送経路に配設した帯状体に張力を印加する
ダンサレバー4、4a、4b、4cでなるダンサ部と、
帯状体の搬送に同期し回転する回転体7、いずれか一つ
の帯状体の搬送経路に配置され、回転体7の回転を検知
する測長エンコーダ8でなる長さの検知部により構成さ
れ、被巻取素子12を形成する際、測長エンコーダ8の
出力のパルス信号14を巻取軸9の巻取軸サーボモータ
10の位置フィードバックパルスとして使用し、完全閉
ループ系の巻取り長さ制御を行うものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状体の部材の端
部を所定の巻取軸に把持して装着し、回転させて所定長
さを巻取りする帯状体の巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミニウム電解コンデンサや
小型の2次電池は、表面処理が施された陽極箔と陰極箔
の間に電解紙などを挟持して円筒形に巻取り、この円筒
形に巻取りした巻取素子に電解液などを含浸させてケー
スに収納して製品が形成される。
【0003】前記円筒形の巻取素子を形成する巻取装置
について種々の方法が提示されており、例えば帯状体の
巻取装置としては、特開平1−226657号公報に開
示されている。
【0004】これは巻取軸の回転速度を制御する帯状体
の巻取装置で、巻取軸の回転速度である複数の速度デー
タを記憶し、帯状体の巻取位置すなわち巻取長さを検出
して帯状体の巻始めから巻終りまでの複数箇所の巻取位
置で、前記複数の速度データの中から各々の巻取位置に
対応した速度データを読み出して巻取軸の回転速度を制
御するよう構成したものである。
【0005】その他にも、巻取速度制御方法とその装置
が特開昭61−3615号公報に開示されている。これ
は近接センサからの信号をカウントすることにより製品
の巻取長さを検出し、製品の巻取長さから被巻取体の累
積巻取直径を算出し、その直径に対応する理論巻取回転
数すなわち巻取回転速度を速度ボリューム群の中から選
択して巻取軸の回転速度を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アルミニウ
ム電解コンデンサや小型の2次電池のように、帯状体を
円筒形に巻取りして製品を形成する場合、帯状体の破損
やシワ、あるいは巻取形状のムラといった巻取りの品質
問題を抑制し、かつ生産性を向上させるためには巻取速
度を速くして、巻取時間を短縮する必要がある。
【0007】また、前記巻取りの品質不具合は、帯状体
の移動速度が急変して帯状体が搬送経路中のローラなど
から飛び跳ねる程度に弛むと発生しやすいことが判明し
ており、さらに帯状体の移動速度は巻取軸の回転速度
と、その時の被巻取体の巻取直径で決定され、被巻取体
の巻取直径は巻取長さと帯状体の厚みにより決定するの
である。
【0008】しかしながら、前記の特開平1−2266
57号公報に開示された方法は、巻始めから巻終りまで
の巻取軸の回転速度である複数の速度データを記憶し、
帯状体の巻取位置すなわち巻取長さに対応した速度デー
タを読み出して巻取軸の回転速度を制御するものであ
り、帯状体の移動速度を直接制御していないため、巻取
軸の回転の減速停止時における帯状体の急制動を回避し
た巻取軸の回転速度の設定は可能であるが、前記のよう
に帯状体の移動速度は巻取軸の回転速度とその時の被巻
取体の巻取直径で決るため、帯状体の移動速度が巻始め
から巻終りまでの全体で最適になるように(特に帯状体
の移動速度パターンを台形形状、あるいは台形形状の傾
斜部を滑らかな曲線としたS字台形形状など)巻取軸の
回転速度を選定することは困難であり、結果として帯状
体の移動速度を速くすることができないという課題を有
していた。
【0009】また、特開昭61−3615号公報に開示
された方法はプレスラインにおいて使用される巻取装置
の巻取速度の制御を、製品の巻取長さから被巻取体の累
積巻取直径を算出し、その直径に対応する理論巻取回転
数すなわち巻取回転速度を速度ボリューム群の中から選
択して行うものであり、帯状体の移動速度を制御するよ
うにはなっているが、被巻取体の累積巻取直径を算出し
て巻取軸の速度を選択するまでに動作遅れが発生するた
め、プレスラインのように被巻取体の累積巻取直径が漸
次変化する場合には有効であるが、アルミニウム電解コ
ンデンサや小型の2次電池を巻取る場合のように、被巻
取体の累積巻取直径が微少時間で大きく変化する場合は
帯状体の移動速度すなわち巻取速度を制御することがで
きず、結果として帯状体の移動速度すなわち巻取速度を
高速にすることができないという課題を有していた。
【0010】本発明は、前記従来の課題を解決しようと
するものであり、帯状体の破損や巻取形状のムラなどの
巻取品質の不具合を抑制し、かつ帯状体の移動速度すな
わち巻取速度を高速にして巻取時間を短縮できる帯状体
の巻取装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の帯状体の巻取装置は、帯状体を巻回した巻回
リールと巻回リールを回転駆動して帯状体を巻出し供給
するサーボモータなどでなる巻出駆動モータでなる1個
または複数の巻出部と、巻出部から巻出し供給された帯
状体を所定の巻取素子に巻取る巻取部と、巻取部への搬
送経路に配設した帯状体に所定の張力をトルクモータな
どの駆動により印加する1個または複数のダンサ部と、
外周面が前記帯状体と当接して帯状体の搬送に同期して
回転する回転体、前記巻出部から巻取部までのいずれか
一つの帯状体の搬送経路に配置され、回転体の回転状態
を検知する測長エンコーダでなる長さの検知部により構
成され、巻取部の巻取軸に帯状体を積層した端部を装着
し回転させて所定長さを巻取る際に、前記測長エンコー
ダの出力信号を巻取軸の回転駆動用の巻取軸サーボモー
タの位置フィードバックパルスとして使用して、巻取軸
における完全閉ループ系の巻取り長さ制御を行うことと
した帯状体の巻取装置としたものであり、帯状体の巻取
り長さと移動速度すなわち巻取速度を直接制御すること
ができ、帯状体の移動速度の急変を抑制して帯状体の移
動速度を高速にでき、巻取りの品質不具合の発生が無
く、巻取り時間の短縮を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、帯状体を巻回した巻回リールと巻回リールを回転駆
動して帯状体を巻出し供給する巻出駆動モータでなる1
個または複数の巻出部と、巻出部から巻出し供給された
帯状体を所定の巻取素子に巻取る巻取部と、巻取部への
搬送経路に配設した帯状体に所定の張力を印加する1個
または複数のダンサ部と、外周面が前記帯状体と当接し
て帯状体の搬送に同期して回転する回転体、前記巻出部
から巻取部までのいずれか一つの帯状体の搬送経路に配
置され、回転体の回転状態を検知する測長エンコーダで
なる長さの検知部により構成され、巻取部の巻取軸に帯
状体を積層した端部を装着し回転させて所定長さを巻取
る際に、前記測長エンコーダの出力信号を巻取軸の回転
駆動用の巻取軸サーボモータの位置フィードバックパル
スとして使用して、巻取軸における完全閉ループ系の巻
取り長さ制御を行うこととした帯状体の巻取装置とした
ものであり、数値制御の位置決め制御で帯状体の巻取り
長さと移動速度を直接制御できるという作用を有するも
のである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の巻取部における巻取り動作時は測長エンコーダ
の出力信号を巻取軸サーボモータの位置フィードバック
パルスとして使用し、巻取り動作以外の時は前記サーボ
モータ自身のモータエンコーダの出力信号を位置フィー
ドバックパルスとして使用するように、位置フィードバ
ックパルスの切換回路を設けてなるもので、巻取軸サー
ボモータに対して、同一の数値制御機構で帯状体の巻取
り長さ制御と巻取軸の回転数制御ができるという作用を
有するものである。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の回転トルクが設定および制御可能なト
ルクモータをダンサ部の張力印加手段としたもので、ダ
ンサレバーのあらゆる位置で帯状体への印加張力値を一
定にでき、またダンサレバーが帯状体に印加する張力値
を変更できて巻取動作中の帯状体の弛みの発生を防止す
るという作用を有するものである。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2に記載の長さの検知部の設置されていない帯状
体の巻取り長さを制御するために必要な巻取り長さの補
正量を、帯状体の厚みと巻取り長さから自動計算するよ
うにしてなるもので、搬送経路に長さの検知部が設置さ
れていない帯状体を所定の長さに巻取ることができると
いう作用を有するものである。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
または2に記載の巻出リールの巻出駆動モータにサーボ
モータを使用し、巻出リールに巻回された帯状体の巻回
直径を検出する巻回材料径検出手段を設け、巻出リール
に巻回された帯状体の巻回直径を検出して、帯状体の巻
出しと巻取りを同期させてなるもので、帯状体を巻取中
のダンサレバーの動きを最小に、かつダンサレバーを小
型化でき、またダンサレバーの動作で発生する巻取中の
帯状体の張力変動を少なくできるという作用を有するも
のである。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の巻出リールに巻回された帯状体の巻回材料径検
出手段として、ダンサ部のダンサレバーの変位を検出す
る変位検出部を設け、巻取り長さとダンサレバーの変位
および巻出軸の回転角度から計算して、巻出リールに巻
回された帯状体の巻回直径を随時求めるようにしてなる
もので、巻回リールに巻回された帯状体の直径を非接触
で、容易に検出できるという作用を有するものである。
【0018】以下、本発明の一実施の形態における帯状
体の巻取装置について、図面を用いて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態における帯状
体の巻取装置の構成概念図、図2は同巻取り動作を説明
する波形および速度パターン図、図3は同ダンサ部の印
加張力に関して説明する要部概念および波形図、図4は
同巻取り長さの周差に関して説明する要部断面図、そし
て図5は同巻出し動作を説明する波形および速度パター
ン図である。
【0020】図1において、1、1a、1b、1cは回
転自在な金属材あるいは絶縁材でなる巻回リールであ
り、絶縁体、導体、誘電体、磁性体あるいはそれらの複
合体などでなる帯状体2、2a、2b、2cを巻回して
おり、中心部の駆動軸の一端に結合したサーボモータな
どの巻出駆動モータ3、3a、3b、3cの回転駆動に
より帯状体2、2a、2b、2cを巻出し供給する。以
上により巻出部を構成している。
【0021】4、4a、4b、4cは揺動自在な金属材
などでなるダンサレバーであり、一端に結合されたトル
クモータ5、5a、5b、5cの駆動軸の回転駆動によ
り、トルクモータ5、5a、5b、5cで発生させた回
転トルクを、ダンサレバー4、4a、4b、4cの他端
に回転自在に取付けたローラ28、28a、28b、2
8cを介して帯状体2、2a、2b、2cに付加して所
定の張力を印加する。
【0022】そして、6、6a、6b、6cはダンサレ
バー4、4a、4b、4cの揺動変位を検出する光式、
電気式あるいは機械式のセンサーなどでなる変位検出部
である。
【0023】7は外周面が帯状体2bの片面に当接して
帯状体2bの搬送移動に同期して回転する金属材あるい
は絶縁材などでなる回転体、8は回転体7の回転軸の一
端に結合されて回転体7の回転状態を検知する光式、電
気式あるいは機械式などでなる測長エンコーダであり、
これらにより構成される長さの検出部は複数ある帯状体
2、2a、2b、2cのいずれか一つの帯状体(本実施
の形態では帯状体2b)の搬送経路に配置される。
【0024】回転体7の回転速度すなわち測長エンコー
ダ8の出力であるパルス信号14は、切換回路21を経
由して巻取軸サーボモータ10のサーボ機構における位
置フィードバックのパルス信号17として偏差カウンタ
23へ伝達される。
【0025】9は帯状体2、2a、2b、2cを積層し
てなる4層構造体の端部を把持して装着し、円筒形に巻
取る巻取軸、巻取軸9の一端は巻取軸サーボモータ10
に結合されて回転駆動される。
【0026】11は巻取軸サーボモータ10に内蔵ある
いは連結されたモータエンコーダ、12は前記の帯状体
2、2a、2b、2cが積層された4層構造体を円筒形
に所定長さを巻取りしてなる被巻取素子である。
【0027】巻取軸サーボモータ10の回転速度すなわ
ちモータエンコーダ11の出力であるパルス信号15
は、切換回路21を経由して巻取軸サーボモータ10の
サーボ機構における位置フィードバックのパルス信号1
7に対する入力として偏差カウンタ23および速度検出
器25へ伝達されている。
【0028】13は金属材あるいは絶縁体でなる回転自
在なガイドローラであり、帯状体2、2a、2b、2c
を規制しガイドして集合させ積層するために搬送経路終
端の所定箇所に一対あるいは複数個配設されており、帯
状体2、2a、2b、2cの搬送移動に同期して回転す
る。
【0029】22は帯状体2bあるいは巻取軸サーボモ
ータ10への位置指令パルス信号16を発生する位置指
令パルス発生器であり、偏差カウンタ23へ入力される
位置指令パルス信号16はパルス数で移動量を、そして
位置指令速度信号16aであるパルス周波数で帯状体の
移動速度すなわち巻取速度を検出あるいは設定する。
【0030】偏差カウンタ23は位置指令パルス信号1
6と位置フィードバックのパルス信号17のパルス数の
累積差をカウントするのであり、24は偏差カウンタ2
3からの出力信号を所定レベルまで増幅する位置誤差ア
ンプ、18は位置誤差アンプ24から出力される速度指
令電圧信号、19は速度検出器25から出力される速度
フィードバック電圧信号である。
【0031】26は速度指令電圧信号18と速度フィー
ドバック電圧信号19の相対あるいは絶対差を求める加
減算器、27は加減算器26からの出力信号を所定レベ
ルに増幅する速度誤差アンプであり巻取軸サーボモータ
10にモータ制御信号20を出力する。
【0032】なお、速度検出器25はモータエンコーダ
11のパルス信号15の周波数から巻取軸サーボモータ
10の回転速度を検出する。
【0033】次に、以上の構成でなる帯状体の巻取装置
の動作について図1〜図5を用いて説明する。図1にお
いて、まず、情報処理機構(図示せず、また以下CPU
と称する)からの指示により切換回路21をモータエン
コーダ11からのパルス信号15側から、測長エンコー
ダ8のパルス信号14側に切換えて、位置指令パルス発
生器22に対して位置と速度を設定してスタート指令を
与えると、位置指令パルス発生器22から図2(b)に
示す設定された速度形状パターン(本実施の形態では台
形状パターンの速度曲線)に対応した図2(a)に示す
位置指令パルス信号16が出力され始める。
【0034】なお、位置指令速度信号16aは位置指令
パルス信号16の速度成分を理解し易くするために、縦
軸を位置指令パルス信号16の速度成分であるパルス周
波数とし、横軸を経過時間とした位置指令の速度波形で
ある。
【0035】図1において、位置指令パルス信号16が
発生し出力されると、偏差カウンタ23、位置誤差アン
プ24、測長エンコーダ8、測長エンコーダ8のパルス
信号14、切換回路21および位置フィードバックのパ
ルス信号17からなるサーボの位置フィードバックルー
プにより、位置フィードバックのパルス信号17である
測長エンコーダ8のパルス信号14の速度形状が、位置
指令パルス信号16の速度形状パターンに追随するよう
に図2(c)の速度指令電圧信号18が発生する。
【0036】図2(c)に示すように速度指令電圧信号
18は実線の曲線パターンを描くが、これは帯状体2、
2a、2b、2cに厚みがあり巻取軸9において所定長
さを巻取る時に被巻取素子12の巻取直径が増加してい
くためである。
【0037】一般に、帯状体の移動速度すなわち巻取速
度は被巻取素子12の巻取直径と巻取軸9の回転速度で
決定され、帯状体の移動速度が同一のときは被巻取素子
12の巻取直径と巻取軸9の回転速度は反比例の関係
(被巻取素子12の巻取直径がn倍になると、巻取軸9
の回転速度は1/nでよい)にあるためである。
【0038】もし、帯状体2、2a、2b、2cの厚み
が無限小で巻取軸9において所定長さに巻取る時に被巻
取素子12の巻取直径が増加せず一定と仮定すると、速
度指令電圧信号18は二点鎖線の台形形状パターンにな
る。
【0039】速度指令電圧信号18が発生すると、加減
算器26、速度誤差アンプ27、モータ制御信号20、
巻取軸サーボモータ10、モータエンコーダ11、モー
タエンコーダ11のパルス信号15、速度検出器25お
よび速度フィードバック電圧信号19からなるサーボの
速度フィードバックループにより、速度フィードバック
電圧信号19の特性パターン形状である巻取軸サーボモ
ータ10の回転速度形状が速度指令電圧信号18に追従
するように巻取軸サーボモータ10を回転駆動させる。
【0040】位置指令パルス発生器22からの位置指令
パルス信号16の出力が全て終了し、位置指令パルス信
号16のパルス数と同数の測長エンコーダ8からの位置
フィードバックのパルス信号17が偏差カウンタ23へ
入力されると、偏差カウンタ23内のカウントパルス数
の累積差が0になるため、速度指令電圧信号18が0に
なり、巻取軸サーボモータ10の回転が停止して巻取り
動作が完了する。
【0041】巻取り動作が完了すると、前記の情報処理
機構からの指示により切換回路21をモータエンコーダ
11のパルス信号15側に切換える。
【0042】以上の動作により、測長エンコーダ8のパ
ルス数(移動量すなわち巻取長さ)とパルス周波数(移
動速度すなわち巻取速度)が位置指令パルス信号16の
パルス数(移動量すなわち巻取長さ)とパルス周波数
(移動速度すなわち巻取速度)に追従するように巻取軸
サーボモータ10を回転させることになるのである。
【0043】すなわち、位置指令パルス信号16により
帯状体2bの巻取り長さと移動速度すなわち巻取速度を
直接制御していることになり、帯状体2bを所定長さに
巻取ると同時に、帯状体2bの移動速度すなわち巻取速
度を台形状パターンの速度変化にすることができる。
【0044】なお、切換回路21により測長エンコーダ
8からのパルス信号14とモータエンコーダ11のパル
ス信号15を、時分割で切換えて位置フィードバックの
パルス信号17として使用することにより、巻取軸サー
ボモータ10に対して同一の数値制御機構としての位置
指令パルス発生器22により、帯状体を所定長さに巻取
る時の巻取り長さ制御と、原点復帰動作などの巻取軸の
回転数制御を行うことができる。
【0045】また、図3に示すように、ダンサレバー4
が帯状体2に印加する張力値は各位置における張力ベク
トル33の大きさであり、張力ベクトル33は回転トル
クベクトル34と軸力ベクトル35のベクトル和で表わ
せる。
【0046】従って、ダンサレバー4の位置を変位検出
部6で検出し、その位置における適切なトルク指令30
をトルクモータ5に印加し、回転トルクベクトル34の
大きさであるトルクモータ5の回転トルク31を可変す
ることにより、ダンサレバー4の位置に関係なくダンサ
レバー4が帯状体2に印加する張力値32を一定にする
ことができる。
【0047】さらに、必要に応じてトルクモータ5に与
えるトルク指令30を変更してダンサレバー4が帯状体
2に印加する張力値32の値を変更することにより、巻
取り動作中の帯状体2の弛みなどの発生を防止すること
ができる。
【0048】以上、帯状体2a、2b、2cも前記と同
じ動作により帯状体2a、2b、2cに印加する張力値
を一定、かつ帯状体2a、2b、2cの弛みなどの発生
を防止することができるのである。
【0049】さらにまた、図4に示すように、帯状体
2、2a、2b、2cの積層された4層構造体を一回転
巻取ると、帯状体の厚みT、Ta、Tb、Tcのために
周差が存在し、帯状体2bの内側にある帯状体2cの巻
取り長さは帯状体2bに比べ、 Δlc=π(Tb+Tc) 短くなり、帯状体2bの外側にある帯状体2、2aの巻
取り長さは帯状体2bに比べてそれぞれ、 Δl=π(T+2Ta+Tb) Δla=π(Ta+Tb) 長くなり、複数のn回転巻取る場合には、それぞれn倍
された巻取り長さの差になる。
【0050】このため、所定巻取り長さを巻取るために
必要な巻取り回転数nを、所定巻取り長さと帯状体の厚
みと巻取軸9の直径から近似的に計算で求めることによ
り、搬送経路に帯状体の長さ検出部である回転体7のあ
る帯状体2bと、搬送経路に帯状体の長さ検出部のない
帯状体2、2a、2cとの巻取り長さの差を計算で求め
ることが可能である。
【0051】この巻取り長さの差を情報処理機構(CP
U)で自動計算して、巻取り長さの補正量として帯状体
2bに対する巻取り長さ指令を補正することにより、搬
送経路に帯状体の長さ検出部のない帯状体2、2a、2
cにおいても必要な長さのみを巻取ることができる。
【0052】さらに、図1において、巻回リール1、1
a、1b、1cに巻回された帯状体2、2a、2b、2
cの直径は大きく、所定長さの被巻取素子12を一個分
を巻取るのに必要な帯状体2、2a、2b、2cを巻出
し供給しても、巻回リール1、1a、1b、1cに巻回
された帯状体2、2a、2b、2cにおける直径はほと
んど変化せず無視できるため、巻出駆動モータ3、3
a、3b、3cの速度形状パターンが帯状体2、2a、
2b、2cの巻出しの速度形状パターンとなり、巻出駆
動モータ3、3a、3b、3cを台形状パターンの速度
で駆動することにより、容易に帯状体2、2a、2b、
2cの巻出しの速度を台形状パターンにすることができ
る。
【0053】一方、帯状体2、2a、2b、2cの巻出
し供給を繰返すと、巻回リール1、1a、1b、1cに
巻回された帯状体2、2a、2b、2cにおける直径は
徐々に小さくなるが、巻出材料径検出手段(図示せず)
により、随時、前記直径を検出できるため、所定長さの
帯状体2、2a、2b、2cを巻出し供給するのに必要
な巻出駆動モータ3、3a、3b、3cの回転数を計算
で求めることができる。
【0054】以上のことから、図5に示すように、巻回
リール1、1a、1b、1cに巻回された帯状体2、2
a、2b、2cにおける巻回直径の変化に対応して、巻
出駆動モータ回転速度41の加速時間43と等速時間4
4そして減速時間45が帯状体の巻取速度40に等し
く、かつ最高速度46を速度波形と時間軸で囲まれた面
積47が前記計算で求めた巻出駆動モータ3、3a、3
b、3cの回転速度になるように、巻出駆動モータ回転
速度41の速度形状パターンを変化させることにより、
帯状体の巻出速度42が帯状体の巻取速度40に等しく
なるように巻出駆動モータ3、3a、3b、3cを駆動
することができる。
【0055】よって、帯状体の巻出しと巻取りを同期さ
せることができ、巻取り中のダンサレバー4、4a、4
b、4cの揺動を最小限にし、かつダンサレバー4、4
a、4b、4cを小型化することができる。
【0056】また、ダンサレバー4、4a、4b、4c
の揺動から発生する巻取り中の帯状体2、2a、2b、
2cの張力変動をも最小限にすることができる。
【0057】さらに、図1において、巻回リール1、1
a、1b、1cに巻回された帯状体2、2a、2b、2
cにおける巻回直径の初期値φ1、φa1、φb1、φ
c1を与えると、帯状体2、2a、2b、2cを所定巻
取り長さL、La、Lb、Lcで巻出すのに必要な巻出
軸の初回の回転角度θ1、θa1、θb1、θc1がそ
れぞれ、 θ1 =2×L /φ1 θa1=2×La/φa1 θb1=2×Lb/φb1 θc1=2×Lc/φc1 として求めることができる。
【0058】巻取りおよび巻出し動作を一回行った後、
ダンサレバー4、4a、4b、4cの変位検出部6、6
a、6b、6cにより、巻取り動作前後のダンサレバー
の変位を検出して、そのダンサレバー4、4a、4b、
4cの変位から帯状体2、2a、2b、2cの巻取り長
さと巻出し長さの差ΔL1、ΔLa1、ΔLb1、ΔL
c1を求めて、巻取り動作後の巻回リール1、1a、1
b、1cに巻回された帯状体2、2a、2b、2cにお
ける巻回直径φ2、φa2、φb2、φc2をそれぞれ φ2 =2×(L +ΔL1 )/θ1 φa2=2×(La+ΔLa1)/θa1 φb2=2×(Lb+ΔLb1)/θb1 φc2=2×(Lc+ΔLc1)/θc1 と変更し、前記巻回直径を基にして次回の巻出軸の回転
角度θ2、θa2、θb2、θc2を求める。
【0059】巻取り動作を行う毎に、以上と同じ計算を
繰返して行えば、徐々に減少していく巻回リール1、1
a、1b、1cに巻回された帯状体2、2a、2b、2
cにおける巻回直径を随時かつ任意に求めることがで
き、巻回リール1、1a、1b、1cに巻回された帯状
体2、2a、2b、2cにおける巻回直径を非接触で、
かつ容易で安価に求めることができる。
【0060】なお、本実施の形態では、台形状パターン
の速度で巻取りおよび巻出しを行ったが、台形状パター
ンの直線部をなめらかな曲線としたS字台形状パターン
の速度や、三角形状パターンの速度や、三角形状パター
ンの直線部をなめらかな曲線としたS字三角形状パター
ンの速度としても前記と同じく制御された巻出しおよび
巻取りが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明による帯状体の巻
取装置によれば、帯状体の巻取り長さと移動速度すなわ
ち巻取速度を直接制御することができ、帯状体の移動速
度の急変を抑制し、帯状体の移動速度を高速にでき、巻
取りの品質不具合を無くし、巻取り時間の短縮が図れる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における帯状体の巻取装
置の構成概念図
【図2】同実施の形態の巻取り動作を説明するための波
形図
【図3】同実施の形態のダンサ部の印加張力を説明する
ための説明図
【図4】同実施の形態の巻取り長さの周差を説明するた
めの説明図
【図5】同実施の形態の巻出し動作を説明するための波
形図
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 巻回リール 2、2a、2b、2c 帯状体 3、3a、3b、3c 巻出駆動モータ 4、4a、4b、4c ダンサレバー 5、5a、5b、5c トルクモータ 6、6a、6b、6c 変位検出部 7 回転体 8 測長エンコーダ 9 巻取軸 10 巻取軸サーボモータ 11 モータエンコーダ 12 被巻取素子 13 ガイドローラ 14 パルス信号 15 パルス信号 16 位置指令パルス信号 16a 位置指令速度信号 17 パルス信号 18 速度指令電圧信号 19 速度フィードバック電圧信号 20 モータ制御信号 21 切換回路 22 位置指令パルス発生器 23 偏差カウンタ 24 位置誤差アンプ 25 速度検出器 26 加減算器 27 速度誤差アンプ 28、28a、28b、28c ローラ 30 トルク指令 31 回転トルク 32 張力値 33 張力ベクトル 34 回転トルクベクトル 35 軸力ベクトル 40 巻取速度 41 巻出駆動モータ回転速度 42 巻出速度 43 加速時間 44 等速時間 45 減速時間 46 最高速度 47 面積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 育史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井上 浩司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村重 浩之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 城土井 貴博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松井 英治郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E082 AB04 AB09 BC38 BC40 EE03 KK02 LL05 MM11 MM21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体を巻回した巻回リールとこの巻回
    リールを回転駆動して帯状体を巻出し供給する巻出駆動
    モータでなる1個または複数の巻出部と、この巻出部か
    ら巻出し供給された帯状体を所定の巻取素子に巻取る巻
    取部と、この巻取部への搬送経路に配設した帯状体に所
    定の張力を印加する1個または複数のダンサ部と、外周
    面が前記帯状体と当接して帯状体の搬送に同期して回転
    する回転体、前記巻出部から巻取部までのいずれか一つ
    の帯状体の搬送経路に配置され、回転体の回転状態を検
    知する測長エンコーダでなる長さの検知部により構成さ
    れ、前記巻取部の巻取軸に帯状体を積層した端部を装着
    し回転させて所定長さを巻取る際に、前記測長エンコー
    ダの出力信号を前記巻取軸の回転駆動用の巻取軸サーボ
    モータの位置フィードバックパルスとして使用して、前
    記巻取軸における完全閉ループ系の巻取り長さ制御を行
    う帯状体の巻取装置。
  2. 【請求項2】 巻取部における巻取り動作時は、測長エ
    ンコーダの出力信号を巻取軸サーボモータの位置フィー
    ドバックパルスとして使用し、巻取り動作以外の時は前
    記サーボモータ自身のモータエンコーダの出力信号を位
    置フィードバックパルスとして使用するように、前記位
    置フィードバックパルスの切換回路を設けてなる請求項
    1に記載の帯状体の巻取装置。
  3. 【請求項3】 回転トルクが設定および制御可能なトル
    クモータをダンサ部の張力印加手段とした請求項1また
    は2に記載の帯状体の巻取装置。
  4. 【請求項4】 長さの検知部の設置されていない帯状体
    の巻取り長さを制御するために必要な巻取り長さの補正
    量を、帯状体の厚みと巻取り長さから自動計算するよう
    にしてなる請求項1または2に記載の帯状体の巻取装
    置。
  5. 【請求項5】 巻出リールの巻出駆動モータにサーボモ
    ータを使用し、巻出リールに巻回された帯状体の巻回直
    径を検出する巻回材料径検出手段を設け、巻出リールに
    巻回された帯状体の巻回直径を検出して、帯状体の巻出
    しと巻取りを同期させてなる請求項1または2に記載の
    帯状体の巻取装置。
  6. 【請求項6】 巻出リールに巻回された帯状体の巻回材
    料径検出手段として、ダンサ部のダンサレバーの変位を
    検出する変位検出部を設け、巻取り長さとダンサレバー
    の変位および巻出軸の回転角度から計算して、巻出リー
    ルに巻回された帯状体の巻回直径を随時求めるようにし
    てなる請求項5に記載の帯状体の巻取装置。
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