JPH08155Y2 - カツター装置 - Google Patents

カツター装置

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JPH08155Y2
JPH08155Y2 JP1990057270U JP5727090U JPH08155Y2 JP H08155 Y2 JPH08155 Y2 JP H08155Y2 JP 1990057270 U JP1990057270 U JP 1990057270U JP 5727090 U JP5727090 U JP 5727090U JP H08155 Y2 JPH08155 Y2 JP H08155Y2
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俊夫 島田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、巻取紙の仕立装置等に設置され、紙の走行
速度と連動した所定のタイミングで紙の走行と直角方向
へ移動させる事によって、所定の角度をもった裁断がで
きるように構成した切断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、従来型自動仕立装置の概略構造の説明図で
ある。新聞輪転機等、巻取紙1を供給し所定の加工(印
刷)を施す機械に於いては、巻取紙を連続して給送すべ
く、印刷中の旧印刷用紙(先行紙)に対して新印刷用紙
(後続紙)を自動的に接続できる事が望ましい。このた
め巻取紙を接続するに当って、後続紙である新巻取紙の
先端に紙継ぎ準備、いわゆる仕立作業が必要となってく
る。該仕立作業としては、主に製紙工場或いは搬送途上
に於いて傷、汚れ、シワ等が発生した巻取紙1の表皮層
部不良紙の切断除去、表紙層の除去後良紙部先端へのサ
イドテープ18貼り、該サイドテープ18に沿った略V状の
切断と紙前端V状頂部の幅方向切断、良紙部先端に発生
する不要紙の除去及び先端粘着テープ19や中央タブ(T
タブ)20の貼付等々各種の作業がある。第3図に一例を
示す如く、これ迄の装置は前記した各工程の作業を施す
装置が水平方向に設備した仕立テーブル21を基準として
平面的に配設されたもので、巻取紙1の先端を該仕立テ
ーブル21上に繰り出し、かつ保持した状態で仕立を行う
形式のものが採用されていた。従来型仕立装置の構造、
作用について簡単に説明すると次のようになる。
先ず、巻取紙1は搬送用台車によって仕立装置の下方
所定位置に搬入された後、両側からチャック先端金具に
よって軸心を挟持され、持上げ装置22を介して所定の位
置へ設定される。
次に汚れ、キズ等の残る表皮層紙約7〜8枚を巻取紙
軸方向に切断し、該不良紙部をベルトとローラから構成
される受渡しベルト23及びフィードロール24によって下
流の排紙部へ排出し、次いで現われた新良紙部前端を仕
立テーブル21上に繰り出し固定する。
その後、略V状にサイドテープ18を貼付し、並行して
該サイドテープ18に沿って外側を裁断する。又、残った
先端頂部は、図示省略の仕立ユニットによって幅方向に
切断すると共に先端粘着テープ19中央タブ20を貼付する
(第4図)。前記作業が完了した後、巻取紙先端は、受
渡しベルト23のローラによって押え付けられた状態で、
巻取紙側に巻取られ前記中央タブ20によって巻取紙周表
面に固定される。一方、切断された不要紙は、図示せぬ
巻取装置により巻取られて、装置外へ排出される。
ところで本形式の仕立装置に設備される略V状切断装
置は、走行体2に於いて位置固定的に設けられたもの
で、回転刃物6の回転と前記走行体2の走行に伴う回転
刃物6直径方向への移動によって巻取紙前端を所定形状
に裁断するものであり、V状左右の両側に於いて専用的
に配設した2組の切断装置に加え、巻取紙幅方向に移動
すべく構成したもう1組の切断装置が必要である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の従来技術には次のような問題点がある。
これ迄の紙切断装置は、各走行体に於いて切断方向に
沿って位置固定的に設けられたもので、回転刃物の回転
と前記走行体の走行による回転刃物の移動によって巻取
紙前端を所定形状に裁断するものであり、略V状の切断
に当っては、左右両側へ専用的に配設した2組の切断装
置の他に、最先端部の裁断用として巻取紙幅方向に移動
すべく構成したもう1組の切断装置が必要である。
又、略V状に裁断すべく仕立テーブル上に繰り出して
固定した巻取紙の紙面に対し切断装置を平行、かつ斜め
に走行させる為、広い敷設スペースを必要としている。
本考案は、これらの問題点に対処すべく提案するもの
で、巻取紙仕立装置等に設置する小型で構造の簡単なカ
ッター装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
巻取紙の軸線方向に往復動する走行体と、同走行体に
支持され巻取紙軸線に直交する方向に往復動するスライ
デングブロックと、同スライデングブロックに支持され
巻取紙軸線に直交する軸線まわりに回動可能なモータブ
ラケットと、同モータブラケットに支持され前記スライ
デイングブロックの往復動方向に直交する回転軸を有す
る回転刃物と、同回転刃物を前記回転軸回りに回動する
アクチユエータと、前記モータブラケットの回動角を三
方向位置に規制する位置決め部材と巻取紙の回動と走行
体の移動を同期してコントロールする制御装置とを具
え、巻取紙前端部に略V状の裁断を行うように構成した
ことを特徴とする。
〔作用〕
前記構造のカッタ装置を設備し、回転刃物を所定の方
向へセットして巻取紙の軸方向(横幅方向)へ移動させ
ると共に、この回転刃物の移動に連動して巻取紙前端を
略垂直方向に繰出す、或いはロール側へ巻取る事によっ
て往復走行させれば、紙と回転刃物の相対的移動によっ
て斜めに裁断する事ができる。又、巻取紙の走行を停止
した状態で、横幅方向にセットした回転刃物のみを巻取
紙軸方向へ移動すれば、横幅方向の裁断もできる。この
ように巻取紙の走行とカッタ装置の相対的移動によっ
て、1組のカッタ装置でもって、仕立に於いて必要とさ
れる紙前端部略V状総ての裁断が可能になる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図において、1は巻取紙、2は走行
体、3はスライディングブロック、4は前後進シリン
ダ、5はブラケット、6は回転刃物、7はモータ、8は
モータブラケット、9は舌付面板(位置決め用プレー
ト)、10は回転シャフト、11はロータリアクチュエー
タ、12はストッパピン、13はストッパシリンダ、14は案
内金具、15は位置決め金具、16はセットボルト、17は制
御装置、18はサイドテープ、19は先端粘着テープ、20は
中央タブ(Tタブ)、21は仕立テーブル、22は持上げ装
置、23は受渡しベルト、24はフィードロールである。
本装置は、第1図に示す如く、ローディング装置を介
して水平に保持した巻取紙1の軸方向に沿って走行すべ
く構成された走行体2に設備されるもので、該走行体2
にはスライディングブロック3によって摺動可能に支承
され前後進シリンダ4の作動によって巻取紙1の半径方
向へ往復動するブラケット5が取付けられており、回転
刃物6を軸端に固着したモータ7は、モータブラケット
8を介して舌付面板9と共に前記ブラケット5に軸支さ
れた回転シャフト10の先端に取付けられている。又、該
回転シャフト10の他端(後端)部はブラケット5の一部
に固着したロータリアクチュエータ11等回動手段の軸に
連結されている。したがって、ロータリアクチュエータ
11を作動させる事によって回転シャフト10、舌付面板
9、モータブラケット8を回動でき、モータブラケット
8に固着したモータ7及び回転シャフト10の回転中心に
対応して取付けられている回転刃物6を任意の方向(図
中左、右)へ回転する事ができる。図中12は、前記ブラ
ケット5に設けた支持台に取付けたストッパシリンダ13
の作動によって伸縮するストッパピンであり、14はスト
ッパピン12の伸縮をガイドする案内金具である。又、位
置決め金具15a,15bにそれぞれ螺合した16a,16bは、回転
刃物6部の回動限界位置を規制するセットボルトで、舌
付面板9の舌(突起部)が当接する位置(角度)を調整
し、回転刃物6部の微妙な設定角度が調整できるように
なっている。
次に回転刃物6を水平、右傾斜及び左傾斜の三方向位
置に設定する操作について説明する。回転刃物6を(1
−a)図中傾斜位置にセットする場合は、ストッパシリ
ンダ13を入側に作動させ、ストッパピン12を引き込んだ
後、ロータリアクチュエータ11を対応する方向に回転さ
せ、舌付面板9の舌部を位置決め金具15のセットボルト
16a又は16bに当接させる。尚水平位置にセットする場合
は、舌付面板9を時計方向に回転させ舌部(突起部)を
一旦左側に戻し、かつストッパシリンダ13を作動する事
によってストッパピン12を前方側ストッパピン案内金具
14の孔に挿入した後、改めてロータリアクチュエータ11
を反時計方向に回転させ前記舌付面板9の舌部をストッ
パピン12に当接させる。
次にカッタ装置の設定及び駆動制御方法について説明
する。例示した装置は回転刃物6の角度設定及び前後進
作動に加え、第2図に示す如く、巻取紙1の回動と走行
体2の移動を同期してコントロールする制御装置17を具
備させる事によって、巻取紙先端の走行条件と切断装置
を取付けた走行体2の幅方向移動条件とを同時に制御
し、巻取紙1に対する走行体2の相対的位置を斜めに移
動させ得るよう構成したもので、上記構成、機能により
通常略V状(台形)に形成する巻取紙1前端の裁断がで
きるようになっている。つまり、同図に示す如く、繰り
出した巻取紙前端を所定の条件でロール側に巻戻し走行
S0させると共に、回転刃物6を所定方向に切替、かつ前
進設定した後、取付けた走行体2を巻取紙の幅方向中央
側へ連動して移動Sすれば、両側に、図中θ=tan−1S/
S0=tan−1P.N/π.D.N0の傾斜した裁断ができる。尚、
巻取紙1前端部(略V形状頂部)の裁断は、巻取紙1の
走行を停止し、水平方向に設定した回転刃物6を走行体
2によって巻取紙1幅方向へ移動する事によって行う。
本考案型カッタ装置は以上の如く構成、機能するもの
で、1台の装置を具備する事によって、略V状左右両側
及び頂部の裁断ができる。
〔考案の効果〕
このように本考案によるときは巻取紙の軸線方向に往
復動する走行体に取付けられて巻取紙軸線に直交する方
向に往復動するスライデングブロックには、巻取紙軸線
に直交する軸線まわりに回動可能なモータブラケットを
支持し、同モータブラケットに支持され、前記スライデ
ングブロックの往復動方に直交する回転軸を有する回転
刃物と、動回転刃物を前記回転軸回りに回動させるアク
チエータと、前記モータブラケットの回動角を三方位置
に規制する位置決め部材と、巻取紙の回動と走行体の移
動を同期してコントロールする制御装置とを具えたもの
であるから回転端物の角度を位置決め部材により所定の
三方向に設定した後、制御装置により巻取紙を繰出し、
同調してカッター装置を紙の横幅方向へ走行させ、次に
紙の走行を停止しておき回転刃物を紙の横方向に設定し
たのちカッター装置のみを紙の横方向へ走行させること
により、巻取紙の先端部を略V状に裁断することができ
従って1台のカッター装置で巻取紙の前端部に三方向の
切断を行うことができてカッター装置を含め巻取紙仕立
装置の全体を小型かつ簡素な構造とすることができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカッター装置の構造説明図で、
(1−a)は平面図、(1−b)は正面図、(1−c)
は側面図。第2図は本考案型カッタ装置の設定及び駆動
制御方法の説明図。第3図は従来型巻取紙仕立装置の概
略構造及び該装置に設備しているカッタ装置の説明図、
第4図は仕立状態を示す斜視図である。 1……巻取紙、2……走行体 3……スライディングブロック 6……回転刃物、8……モータブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取紙の軸線方向に往復動する走行体と、
    同走行体に支持され巻取紙軸線に直交する方向に往復動
    するスライデングブロックと、同スライデングブロック
    に支持され巻取紙軸線に直交する軸線まわりに回動可能
    なモータブラケットと、同モータブラケットに支持され
    前記スライデイングブロックの往復動方向に直交する回
    転軸を有する回転刃物と、同回転刃物を前記回転軸回り
    に回動するアクチユエータと、前記モータブラケットの
    回動角を三方向位置に規制する位置決め部材と巻取紙の
    回動と走行体の移動を同期してコントロールする制御装
    置とを具え、巻取紙前端部に略V状の裁断を行うように
    構成したことを特徴とするカッター装置。
JP1990057270U 1990-06-01 1990-06-01 カツター装置 Expired - Fee Related JPH08155Y2 (ja)

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JP5890439B2 (ja) * 2014-01-09 2016-03-22 出光工業株式会社 切断装置及び絶縁スペーサの生産方法

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