JPH0939836A - 車両用ラジエータグリル配設構造 - Google Patents
車両用ラジエータグリル配設構造Info
- Publication number
- JPH0939836A JPH0939836A JP19163995A JP19163995A JPH0939836A JP H0939836 A JPH0939836 A JP H0939836A JP 19163995 A JP19163995 A JP 19163995A JP 19163995 A JP19163995 A JP 19163995A JP H0939836 A JPH0939836 A JP H0939836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- hood
- radiator grille
- opening
- positioning rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
付けた状態での外観品質の向上を図る車両用ラジエータ
グリル配設構造を提供することにある。 【解決手段】 車体前部に開閉自在に配設されたフード
11の前端部11aに、エンジンルームを開放する開口
部12aが形成され、開口部12a内に、合成樹脂製の
ラジエータグリル14が配設された車両用ラジエータグ
リル配設構造において、開口部12aの上側周縁部12
cには、エンジンルーム側に向けて折曲して略水平方向
に延びる水平面部12dが形成されると共に、水平面部
12dのエンジンルーム側の先端から下方に折曲する爪
部12eが形成され、一方、ラジエータグリル14の上
端縁部14eには、爪部12eの前面に当接又は接近し
て車両前後方向の位置決めを行う前後方向位置決めリブ
14cを上方に向けて突設すると共に、前後方向位置決
めリブ14cの両側に、爪部12eの車幅方向の両側縁
部12fに当接又は接近して車幅方向の位置決めを行う
車幅方向位置決めリブ14dを上方に向けて突設した。
Description
されたフードの前端部にラジエータグリルを配設する構
造に関するものである。
図8に示すようなものがある(平成6年8月日産自動車
(株)発行「セフィーロA32新型車解説書」D−16
頁〜D−17頁、D−23頁及びDー25頁参照)。
れたフードで、このフード1の前端部1aは一対のヘッ
ドランプ2,2の間で、フロントバンパー3の上側近傍
まで延長され、図示省略のラジエータの前側に位置して
いる。
をそのラジエータに導入するために開口部1bが形成さ
れ、この開口部1bにラジエータグリル4が配設されて
いる。
1cとこの裏側に配設された図示省略のフードインナと
から構成されており、このラジエータグリル4は、見栄
え等との関係からそのフードインナにネジ止めされると
共に、このラジエータグリル4と開口周縁部1dとの間
の、上側,下側,横側のそれぞれに、スポンジ5,6,
7が介在されて、このラジエータグリル4と開口周縁部
1dとの間隙Cを一定に保つようにしている。
うな従来のものにあっては、スポンジ5,6,7が全周
に渡って計6ヶ所配設されているため、特に横に配設さ
れたスポンジ7が見え易く外観品質の低下を招く。ま
た、周囲にスポンジ5,6,7が配設された状態のラジ
エータグリル4を、開口部1b内に挿入して取り付ける
場合に、ラジエータグリル4と開口周縁部1dとの間隙
Cが狭いと、これらのスポンジ5,6,7が車外側には
み出してしまい、品質の悪化を招き、このはみ出し防止
のため、隙間Cを大きく設定すると、見栄えが悪くな
る。さらに、工具でラジエータグリル4をフード1のフ
ードインナに締め付ける際に、全面を手で押えないと、
回転して抜けてしまう。
取付け性の向上と、取り付けた状態での外観品質の向上
を図る車両用ラジエータグリル配設構造を提供すること
を課題としている。
されたもので、請求項1に記載された発明は、車体前部
に開閉自在に配設されたフードの前端部に、エンジンル
ームを開放する開口部が形成され、該開口部内に、合成
樹脂製のラジエータグリルが配設された車両用ラジエー
タグリル配設構造において、前記フードの開口部の上側
周縁部には、エンジンルーム側に向けて折曲して略水平
方向に延びる水平面部が形成されると共に、該水平面部
のエンジンルーム側の先端から下方に折曲する爪部が形
成され、一方、前記ラジエータグリルの上端縁部には、
前記爪部の前面に当接又は接近して車両前後方向の位置
決めを行う前後方向位置決めリブを上方に向けて突設す
ると共に、該前後方向位置決めリブの両側に、前記爪部
の車幅方向の両側縁部に当接又は接近して車幅方向の位
置決めを行う車幅方向位置決めリブを上方に向けて突設
したことを特徴としている。
取付ける場合に、このラジエータグリルの前後方向位置
決めリブの後端面が、フードアウタ爪部の前面に当接又
は接近して、車両前後方向の位置決めがなされる。
ブが、爪部の両側縁部に当接又は接近することにより、
車幅方向の位置決めがなされる。
をフードに対して車両前後方向,車幅方向の位置決めが
できるため、従来のように全周にスポンジを配設する必
要がない。従って、特に側部にスポンジ7を配設する必
要がなく、このスポンジ7が見えて外観品質の低下を招
くことがないと共に、スポンジがはみ出すこともない。
その後、このラジエータグリルをフードにボルト等に
より固定するのであるが、この場合には、上記のように
リブにより、車両前後方向,車幅方向の位置決めがなさ
れて、ラジエータグリルが仮止めできるため、ネジ止め
作業を簡単に行うことができる。
記載された構成に加え、前記車幅方向位置決めリブは、
上面部が前記開口部上側周縁部の水平面部に当接するこ
とを特徴としている。
ブの上面部が、フードの水平面部に当接しているため、
前側に倒れることが防止されることとなる。
いて説明する。
一例を示すものである。従来と同一乃至均等な部材につ
いては同一符号を付して説明する。
車両前部に開閉自在に設けられたフードで、このフード
11の前端部11aは一対のヘッドランプ2,2の間
で、フロントバンパー3の上側近傍まで延長され、図示
省略のラジエータの前側に位置している。
12とこの内側に配設されたフードインナ13とを有
し、フード前端部11aのフードアウタ12には、外気
をそのラジエータに導入するために開口部12aが形成
され、この開口部12aにラジエータグリル14が配設
されている。
2bの上側周縁部12cに、図1,図5及び図7等に示
すように、エンジンルームE側に向けて折曲して略水平
方向に延びる水平面部12dが形成されると共に、この
水平面部12dのエンジンルームE側の先端から下方に
折曲する爪部12eが形成されている。
製で、開口部12aに適合した形状に形成され、外気を
導入する導入開口14aが形成されると共に、図2及び
図4に示すように、裏側の両端部には取付部14bが形
成され、これら取付部14bにボルト15が配設され、
これらボルト15がフードインナ13に挿通されて図示
省略のナットに螺合されることにより、ラジエータグリ
ル14が取り付けられるようになっている。
部14eには、一対の前後方向位置決めリブ14c及び
一対の車幅方向位置決めリブ14dがそれぞれ上方に向
けて突設されている。
は、図5に示すように、後端面が、前記フードアウタ1
2の爪部12eの前面にスポンジ17を介して当接して
車両前後方向の位置決めを行うようになっている。勿
論、前後方向位置決めリブ14cをフードアウタ12の
爪部12eの前面に直接当接させても良い。
は、前後方向位置決めリブ14cの両側に形成され、爪
部12eの車幅方向の両側縁部12fに当接(微小間隙
となるように接近させても良い。)させて車幅方向の位
置決めを行うようになっている。しかも、この車幅方向
位置決めリブ14dは、上面部が、図6に示すように、
前記水平面部12dのエンジンルームE側の先端に当接
するようになっている。
縁部14fには、図2に示すように、フードアウタ12
開口周縁部12bとの間に介在するスポンジ16が配設
されている。
ついて説明する。
配設されたスポンジ16をフードアウタ開口周縁部12
bの下側周縁部12gに当接させて、ラジエータグリル
14の下部側を開口部12aに嵌め、次に、上部側を嵌
める。上部側には、複数のリブ14c,14dが形成さ
れており、前後方向位置決めリブ14cの後端面がフー
ドアウタ爪部12eの前面に、図5に示すように、スポ
ンジ17を介して当接する。これにより、車両前後方向
の位置決めがなされる。
ブ14dが、図1及び図7に示すように、爪部12eの
両側縁部12fに当接することにより、車幅方向の位置
決めがなされる。また、この車幅方向位置決めリブ14
dの上面部が、図6に示すように、前記水平面部12d
のエンジンルームE側の先端に当接しているため、矢印
方向(車両前方)への前倒れが防止されることとなる。
ジエータグリル14をフードアウタ12に対して車両前
後方向,車幅方向の位置決めができるため、従来のよう
に全周にスポンジ5,6,7を配設する必要がない。従
って、特に側部にスポンジ7を配設する必要がないと共
に、下側のスポンジ16は見え難いため、外観品質を確
保することができる。また、この下側のスポンジ16
は、ラジエータグリル14上部側により先に開口部12
aに挿入されて開口周縁部12bとの間に挟持されるた
め従来のようにはみ出すことがなく、従って、間隙Cも
大きくする必要なく、見栄えを向上させることができ
る。
螺合させて、ラジエータグリル14の取付部14bをフ
ードインナ13に取り付ける。この場合には、上記のよ
うにリブ14c,14dにより、車両前後方向,車幅方
向の位置決めがなされて、ラジエータグリル14が仮止
めできるため、ネジ止め作業を簡単に行うことができ
る。
載された発明によれば、ラジエータグリルを取付ける場
合に、このラジエータグリルの前後方向位置決めリブ及
び車幅方向位置決めリブにより、ラジエータグリルをフ
ードに対して車両前後方向,車幅方向の位置決めができ
るため、従来のように全周にスポンジを配設する必要が
ない。従って、特に側部にスポンジ7を配設する必要が
なく、このスポンジ7が見えて外観品質の低下を招くこ
とがないと共に、スポンジがはみ出すこともない。 ま
た、このラジエータグリルをフードにボルト等により固
定する場合にも、上記のようにリブにより、車両前後方
向,車幅方向の位置決めがなされて、ラジエータグリル
が仮止めできるため、ネジ止め作業を簡単に行うことが
できる。
項1に記載された効果に加え、車幅方向位置決めリブの
上面部が、フードの水平面部に当接しているため、車両
前方への抜けを防止することができる、という実用上有
益な効果を発揮する。
図である。
図である。
ある。
る。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体前部に開閉自在に配設されたフード
の前端部に、エンジンルームを開放する開口部が形成さ
れ、該開口部内に、合成樹脂製のラジエータグリルが配
設された車両用ラジエータグリル配設構造において、 前記フードの開口部の上側周縁部には、エンジンルーム
側に向けて折曲して略水平方向に延びる水平面部が形成
されると共に、該水平面部のエンジンルーム側の先端か
ら下方に折曲する爪部が形成され、 一方、前記ラジエータグリルの上端縁部には、前記爪部
の前面に当接又は接近して車両前後方向の位置決めを行
う前後方向位置決めリブを上方に向けて突設すると共
に、該前後方向位置決めリブの両側に、前記爪部の車幅
方向の両側縁部に当接又は接近して車幅方向の位置決め
を行う車幅方向位置決めリブを上方に向けて突設したこ
とを特徴とする車両用ラジエータグリル配設構造。 - 【請求項2】 前記車幅方向位置決めリブは、上面部が
前記開口部上側周縁部の水平面部に当接することを特徴
とする請求項1記載の車両用ラジエータグリル配設構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19163995A JP3293418B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 車両用ラジエータグリル配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19163995A JP3293418B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 車両用ラジエータグリル配設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0939836A true JPH0939836A (ja) | 1997-02-10 |
JP3293418B2 JP3293418B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=16278009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19163995A Expired - Fee Related JP3293418B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 車両用ラジエータグリル配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293418B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872946B1 (ko) * | 2007-11-21 | 2008-12-08 | 현대자동차주식회사 | 차량의 후드래치 커버 구조 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19163995A patent/JP3293418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872946B1 (ko) * | 2007-11-21 | 2008-12-08 | 현대자동차주식회사 | 차량의 후드래치 커버 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3293418B2 (ja) | 2002-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3820423B2 (ja) | 車両用ランプの取付け構造 | |
US20040202000A1 (en) | Vehicle rear gate | |
JPH0939836A (ja) | 車両用ラジエータグリル配設構造 | |
JP3280134B2 (ja) | 自動車のフードヒンジ取付構造 | |
JPH11263246A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP3846079B2 (ja) | 自動車のアンダーカバー構造 | |
JP2002326585A (ja) | 自動車における車体前部構造 | |
JP2562102Y2 (ja) | 自動車のルーフレール及びルーフキャリヤ取付部構造 | |
JPH11245661A (ja) | 車両のウィンドガラス構造 | |
JPS584726Y2 (ja) | 自動車のテ−ルゲ−ト | |
JP2002347660A (ja) | 車両用装飾部品の取付構造 | |
JPH0747985A (ja) | 自動二輪車のシートカウル | |
JP3105731B2 (ja) | テールゲートディフレクタの取付構造 | |
JP2004106585A (ja) | フラップの取付構造 | |
JP3865177B2 (ja) | 樹脂部品の構造 | |
JPH09267778A (ja) | ドラグフォイラ | |
JPH07329577A (ja) | 自動車のバックドア構造 | |
JPS6114018B2 (ja) | ||
JPS5848888Y2 (ja) | 自動車のエアエクストラクタグリル取付部構造 | |
JP2501813Y2 (ja) | 自動車の前部構造 | |
JPH057851Y2 (ja) | ||
JPS5819087Y2 (ja) | 自動車用デフロスタノズルの取付装置 | |
JP2532381Y2 (ja) | 自動車のフロントグリル取付構造 | |
JPS6111091Y2 (ja) | ||
JP3343590B2 (ja) | 自動車のドアミラー取着構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |