JPH0938327A - 物品投出装置およびこれを備えた景品投出機 - Google Patents

物品投出装置およびこれを備えた景品投出機

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JPH0938327A
JPH0938327A JP19047495A JP19047495A JPH0938327A JP H0938327 A JPH0938327 A JP H0938327A JP 19047495 A JP19047495 A JP 19047495A JP 19047495 A JP19047495 A JP 19047495A JP H0938327 A JPH0938327 A JP H0938327A
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井 義 浩 櫻
Yosuke Ishihara
原 陽 介 石
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 物品の投出方向を前方または後方とする運用
に対し同一の機械により対応できる。 【解決手段】 物品投出装置2において、機体5の前後
方向略中央上部に形成され機体5内の収納部9から繰出
される物品を保留する保留部16と、前記機体5の上面
に結合手段を介して着脱可能に取付けられ前後方向中央
位置に前記保留部に連通する投出口60が開口された上
板6と、前記投出口60近傍に配設され該投出口60を
閉鎖し得る閉鎖位置および投出口から離間した開放位置
の間を駆動手段により移動可能とされた投出部材を有す
る投出手段17と、前記保留部16の下方位置から前記
投出口近傍の上方位置にわたり上下移動自在とされた底
板部材を有する昇降機構25とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納部に多数の物
品を収納し、投出指示に基づいて該物品を指示された個
数投出する物品投出装置、およびこの物品投出装置を備
えた景品投出機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ用の特殊景品のようなカ
ード状の物品(以下これを景品という)を機体内に収納
しておき、投出指令に基づいて上記景品を指示された数
だけ投出させる装置(物品投出機)として特開平3−2
36878号公報に記載のものがある。
【0003】上記従来の装置は、投出指示に基づいて投
出される景品は、押出し機構により機体の前部側(客
側)の台上へ押出され、この押出された景品を客が受取
ることにより投出動作が完了するようになされている。
また景品の補充は、機体の後部側(店員側)に設けられ
ている補充用開口部を通じて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
景品投出機とした場合、投出された景品を客が直接受取
る(前方投出運用)ようになされるが、客が直接機械か
ら受取ることを条例で規制している地域があり、この場
合には景品を店員側に投出して一旦店員が受取ったのち
客に手渡す(後方投出運用)ようにする必要がある。し
かるに前述の従来の装置では、前方投出運用のみにしか
用いることができず、後方投出運用に対応することがで
きなかった。さりとて機体を前後逆向きに設置して使用
するようにすると、機体の景品補充用開口部が客側に開
口してしまい、補充作業がやりにくいばかりでなく保安
上の問題があって実際上使用不可である。
【0005】このようなことから後方投出運用が強いら
れる地域に対しては、後方投出運用専用機を提供するこ
とにせざるを得ないが、これによるとコストが著しく高
くなってしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の装置に
おいて前方投出運用と後方投出運用とに対応することが
できなかったことを同一の機械により対応することがで
きるようにすることを課題としてなされたもので、機体
の上面を構成する上板の前後方向中央位置に物品の投出
口を設けるとともに機体側にはこの投出口に対応する保
留空間を設け、上板を取付ける向きが前後いずれであっ
ても機体内の保留空間に保留された物品を投出口を通じ
前方または後方に投出するようにしたことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して説明する。図示の実施形態において取扱う
物品は、パチンコホール等で利用される換金景品を指
し、店内の景品交換所において利用者が獲得したパチン
コ玉(またはメダル)と交換して受取り、通常店外の換
金所で現金と交換するためのものである。したがって以
下この物品を景品1と称して説明することとし、その形
態は、やや厚手(2〜3mm程度)のカード状をなし、換
金金額に応じて3種類(200円、1000円、500
0円相当)または他に1金種加えた4種類があり、外形
は同じで色分けされて用意されている。図示の景品投出
機2は、パチンコホールの景品交換所のカウンタ3に埋
込んで設置され、この投出機2を挟んで店員と客が向か
い合って利用されるものである。
【0008】図1は上記景品投出機2の店員側に位置す
る補充用開口部の扉4,4を開けて内部を現わした斜視
図を示しており、横長直方体形状の箱形の機体5の上部
に上板6が取付けられている。この上板6の上面にはそ
の長手方向一側寄りの位置に表示装置7が、また中央位
置には物品投出部8がそれぞれ配設されており、後述す
る結合手段を介して前後いずれの向きにも機体5の上面
に取付けられるようになっている。
【0009】上記表示装置7は、店員側に面すべき店員
用表示部7aと客側に面すべき客用表示部7bとを有
し、店員用表示部7aには景品1の種類、個数、機体5
内に収納されている景品1の残量、トラブル情報等が表
示され、客用表示部7bには投出された景品1の種類、
個数、投出総額等が表示される。
【0010】機体5の内部には、図示の例では7組の投
出装置が設けられている。
【0011】この投出装置は、景品1が集積状に収納さ
れる複数列の収納部9,9(図示の例では2列)を有し
各収納部9,9の内外を連通するスリット状に開口され
た連通部10,10を有する複数個(図では2個)の第
1カセット111 および第2カセット112 と、前記各
収納部9,9に相当する大きさを有し前記収納部数の小
空間に加え1つの収納部9に相当する小空間を一体的に
有する受入れ空間部12と、中央に位置する小空間に隣
接する小空間に設けられ前記連通部10,10を通じて
収納部9,9内に進入可能とされるとともに小空間の上
下方向略全域にわたり上下動可能とされたリフト部材1
3を有するリフト機構141 ,142 と、中央に位置す
る小空間に隣接する小空間の上方にそれぞれ設けられ各
小空間に位置する収納部9,9内の景品を最上位の景品
から順に中央の小空間側へ繰出す繰出し手段15,15
と、中央に位置する小空間の上方に設けられ前記繰出し
手段15により繰出される景品を受入れて一時保留する
保留部16と、この保留部16に保留された景品を外部
へ投出する投出手段17と、前記受入れ空間12に受入
れられたカセット111 ,112 を小空間の配設方向に
小空間1つ分スライドさせるスライド手段18とからな
っている。
【0012】前記カセット111 ,112 は、機体5に
スライドレール19を介して引出し可能に設けられたカ
セットキャリヤ20に上方から落し込むようにしてセッ
トするようになっている。このカセットキャリヤ20
は、スライドレール19にそって垂直に設けられる背板
21と、この背板21の下端にあってカセット111
112 の下端の幅方向両側を支持する受部22,22,
22とを有している。
【0013】上記カセット111 ,112 は、前述のよ
うに景品1が集積状とされて2列収納できるよう中央に
仕切板11aがあり、一側面にスリット状の連通部1
0,10が開口され、上端は上面に把手23を有する蓋
体24により開閉されるようになっており、景品1の装
填およびカセット111 ,112 をカセットキャリヤ2
0を介して装入するときは蓋体24をカセット111
112 の背面側に開けることができるようになってい
る。
【0014】図2は機体5の内部構造を示し、機体5の
長手方向に直交する略示断面図で、カセットキャリヤ2
0を引出した状態を示している。
【0015】上記第1および第2カセット111 ,11
2 を受入れる受入れ空間12の前後方向中央位置には昇
降機構25が、その前後には前述の第1カセット用およ
び第2カセット用の第1リフト機構141 、第2リフト
機構142 が配設されており、カセットキャリヤ20の
下部位置にはカセット111 ,112 の投出すべき景品
が収容されている収納部9,9を投出可能位置へ位置合
わせするためのスライド機構18が設けられている。
【0016】上記スライド機構18は、図3,図4に示
すように、カセットキャリヤ20の下面に固設されたラ
ック部材26とロック部材27とを有し、機体5側には
前記ラック部材26に噛合してカセットキャリヤ20を
スライドさせるギヤ28、およびこのギヤ28を駆動す
るためのモータ29と、前記ラック部材26の突起30
が接触することによりその位置を検知する位置検知セン
サS1 ,S2 と、前記ロック部材27の第1および第2
ロック用穴311 ,312 に係脱しカセットキャリヤ2
0の停止状態を維持するロックピン32、およびこのロ
ックピン32を上下方向に作動させるリンク機構33
と、前記位置検知センサS1 ,S2 の検知信号に基づい
て作動し前記リンク機構33を作動させるソレイノド3
4とで構成されている。
【0017】したがってラック部材26に噛合うギヤ2
8が回転することによりカセットキャリヤ20がスライ
ドし、位置検知センサS1 またはS2 が突起30を検知
するとカセットキャリヤ20が所定の位置に到達したと
判断してロック用穴311 または312 にロックピン3
2がソレノイド34の作動により挿入されてその位置に
ロックされる。これによりカセットのいずれか2つの収
納部9,9が投出可能な位置に位置決めされる。
【0018】前記リフト機構141 ,142 は、図5に
正面を、図6に平面を示すように、受入れ空間12の上
下方向略全域にわたる範囲に駆動ベルト35が上下のプ
ーリー36,37間に巻装され、駆動用モータ38によ
り下部のプーリー37を駆動して駆動ベルト35が無端
回動されるようになっており、このベルト35に移動体
39が固着されている。この移動体39は上下にガイド
ローラ40,40を有し、垂直に固設されたガイドレー
ル41に上記ガイドローラ40,40が係合されて上下
移動が案内される。
【0019】上記移動体39にはアーム42を介して前
述のリフト部材13が水平姿勢に取付けられており、こ
のリフト部材13はカセット111 ,112 の連通部1
0,10から収納部9,9内を上下動可能とされるもの
で、このリフト部材13はカセット111 ,112 の下
端より下位に位置する待機位置と、上方の繰出し手段1
5,15に近接する上昇位置とにわたり昇降されるよう
になっている。
【0020】上記リフト機構は、例えばカセット1
1 ,112 の一方の収納部9,9内の景品1の残量が
所定量以下になると、モータ38が駆動してリフト部材
13が待機位置まで下降し、次いで前記スライド機構1
8のソレノイド34が励磁されてロックピン32が抜け
るとともにモータ29が駆動してギヤ28、ラック部材
26を介しカセットキャリヤ20を移動させ、各カセッ
ト111 ,112 の他方の収納部9,9が投出位置へ移
行し、その位置で再びロックピン32によりロックされ
る。その後リフト機構141 ,142 が再起動し、その
リフト部材13が景品1を押し上げ、繰出し態勢をと
る。
【0021】前記昇降機構25は、機体5の前後方向中
央位置の小空間に設けられるもので、その上方の投出空
間へ上昇して景品1を受ける底板部材43を有し、この
底板部材43は図7に示すように保留部16の上部位置
側方および下部位置側方にわたり上下のプーリー44,
45間に巻装されたベルト46に固着の移動体47の垂
直に立上がるアーム48の上端に水平姿勢に取付けられ
ており、この底板部材43は図7の待機位置aから最上
昇位置bにわたり駆動モータ49により昇降されるよう
になっている。
【0022】繰出し手段15は、図8、図9に片側のみ
示しているように、カセット111,112 の景品1を
取出すべき収納部9の直上位置にある繰出し部15aの
上方位置に配設されたガイドロッド50と、このガイド
ロッド50にスライド自在に支持された繰出し部材51
と、この繰出し部材51を往復移動させる繰出し用モー
タ52と、このモータ52により回転するアーム53に
一端が連結され他端が前記繰出し部材51に連結された
リンク54と、基部が機体5に枢支され先端が前記リフ
ト機構14のリフト部材13上の景品1の上面に接触し
景品1の上昇を感知する圧力検知センサ55とからなっ
ており、前記繰出し部材51の押出し部51aの先端下
面には景品1の厚みより若干小なる段差部51bが形成
されていて、この段差部51bにより景品1を1枚ずつ
前記エレベータ機構25の昇降板43上の保留部16へ
送入するように構成されている。
【0023】上記保留部16の景品受入れ側の面には1
枚の景品1のみが通過可能な上下幅および横幅を有しか
つ前記押出し部51aが進入し得る凸形を有する通孔5
6が形成されたゲート部材57があり、このゲート部材
57の通孔56を塞ぐように揺動板58がその上端を軸
59により枢支して設けられ、景品1の進入により揺動
して保留部16内への景品1の進入を許容し、進入後は
図示しないバネの付勢により垂直姿勢になって前記通孔
56を塞ぐようになっている。
【0024】前記保留部16の直上位置の上板6には投
出口60が設けられ、この投出口60の側方には投出手
段17が配設されている。この投出手段17は、水平方
向にプーリー61,62間に巻装され投出駆動モータ6
3により駆動されるベルト64と、このベルト64に移
動体65を介して固定され前記投出口60の上部を横切
る方向に移動する投出部材66とで構成され、この投出
部材66は、投出口60の上面を閉鎖し得る大きさを有
していて投出口60のシャッタを兼ねる景品押動部67
と、前記移動体65の下部に取付けられ後述する底板部
材ロック部材68,68のロックを解除させるための押
圧部69が設けられている。
【0025】上記ロック部材68,68は、ピン70と
長孔71とで前記投出口60に出入自在に設けられてお
り、一方のロック部材68の下部にスライド部材72が
固定されて前記押圧部69の先端に正対する位置へ延び
ており、中間部が上板6側に軸73により枢支されたレ
バー74の一端が前記スライド部材72の中間部にピン
75により枢支され、このレバー74の他端は他方のロ
ック部材68に固定の連結部材76にピン77により連
結されていて、常時はバネ78の付勢によりロック部材
68が投出口60内へ突出する習性が与えられている
(図10)。
【0026】前記機体5には、1組以上の投出装置を駆
動して景品の投出を指示するための投出指示手段(図示
せず)が付帯されている。この投出指示手段による投出
指示は、店員用表示部7aに並設される操作部(テンキ
ーを含むボタン類)によって入力することにより行われ
る。例えば景品の種類(金額)と枚数を入力すれば、該
当する投出装置(1組以上)が駆動され、景品が投出さ
れる。また動作確認等のために特定の投出装置のみ駆動
させることも可能である。
【0027】但し通常においては、投出機に接続される
景品管理機によって投出の指示がなされ、客が景品交換
所に持ち込んだパチンコ玉を計数し、そのうち例えば4
8800円分を景品によって支払うことになった場合、
最も適切な景品パターン(最も合計枚数が少なくてすむ
パターン、すなわち5000円景品を9枚、1000円
景品を3枚、200円景品を4枚)が算出され、各景品
の投出が指示される。
【0028】前記上板6の結合手段は、図12〜図14
にその一例を示している。この実施形態においては、機
体5の左右の端板5a,5aの内面上方位置の前後部に
図13にその一つを示すように水平方向の溝79を有す
る凹形状の機体側の結合部材80,80が固設され、上
板5の両端部下面の前後方向一方には前記結合部材8
0,80の溝79にスライドして嵌合するようL形状を
なす上板側の結合部材81が、同他方には前記機体側結
合部材80と機体5の前後板5b,5bとの間の間隙8
2に嵌合し得る平板状の固定部材83がそれぞれ設けら
れている。
【0029】したがって上板6を機体5に取付けるとき
は、図12に示すように上板側結合部材81を矢印方向
から機体側結合部材80の溝79に嵌入させ、嵌入後上
板6の反対側を下方に下げてその固定部材83を前記間
隙82に落し込むことにより上板6は上方へは前記固定
部材80,81の嵌合により外れることなく取付けられ
る(図14(A),(B))。また上板6を取外すとき
は、固定部材83側から先に上方へ持ち上げ、ついで前
記とは逆に上板側固定部材81を機体側固定部材80か
ら抜き出せば上板6を外すことができる。これにより上
板6上での景品の投出方向を前側とする前方投出運用と
するか、あるいは投出方向を後側とする後方投出運用と
するかの機械の仕様に応じて上板6の取付方向を選択
し、前記の手順で取付けることにより上記仕様に対応す
ることができる。なお前記表示装置7は、上板6に対し
向きを変更可能とされており、上板6をいずれの向き
(前方投出運用、後方投出運用)に取付けても、常に店
員用表示部7aは店員側に、客用表示部7bは客側に向
けられる。
【0030】図15および図16は、前方投出運用とし
て上板6を取付けた状態の略示断面および平面を示して
おり、景品1は客側に投出される。図17および図18
は後方投出運用として上板6を取付けた状態の略示断面
および平面を示しており、景品1は店員側に投出され、
店員を介して景品1が客に手渡しされる形態となること
を示している。
【0031】次に作用を説明する。上記景品投出機2
は、景品交換所においてパチンコ玉計数機(カードリー
ダ、バーコードリーダでも可)および景品管理機と電気
的に接続されて設置される。
【0032】そして上記景品投出機2内にある7組の投
出装置のうち、例えば3組は5000円の景品、2組は
1000円の景品、残る2組は200円の景品を装填し
て使用される。これら景品の収納量は店員表示部7aに
表示され、投出可能な状態におかれる。このときすべて
の投出部材66はその景品押動部67が投出口60を塞
ぐ位置にある。
【0033】客が持ち込んだパチンコ玉をパチンコ玉計
数機によって計数し、景品管理機により例えば4880
0円分の景品を投出するよう指示がなされたとすると、
5000円の景品が収納されている投出装置から500
0円の景品が繰出し機構15によって9枚繰出され、保
留部16内の底板部材43上に集積され、1000円の
景品が収納されている投出装置から1000円の景品が
3枚、200円の景品の投出装置から200円の景品が
4枚それぞれ繰出され、同様に底板部材43上に集積さ
れる。
【0034】客用表示部7bには、投出される景品の種
類、個数および総額が表示され、店員表示部7aには投
出される景品の種類、個数が表示される。
【0035】投出すべき景品のすべてが底板部材43上
に集積されると、投出手段17の景品押動部67が後退
するとともに底板部材43が上昇し、最上昇位置に到達
すると投出手段17の景品押動部67が前進して底板部
材43上の景品1群を一括して上板6の客側へ押動する
とともに景品押動部67が投出口60の上面を塞ぐ。こ
の閉塞完了と同時に底板部材43は待機位置へ下降し、
次の投出に備える。
【0036】上記各投出装置に収納されている景品の投
出に伴い、一組の投出装置内の景品数が所定数以下にな
ると次の投出装置からの投出に切換わる。また各投出装
置に収納されている景品数の減少に伴い、各投出装置に
対応して店員表示部7bの残量表示部の表示残量が減少
し、その残量が店員に知らされる。また景品詰り等が発
生した場合もその旨が知らされる。
【0037】上記景品の投出において、その投出順序の
一例を示す。
【0038】例えば2組の投出装置(カセットの収納部
9は合計8個)に同一の景品が収納されている場合、そ
の投出順序は、第1番目の投出装置のリフト機構14
1 ,142 が配置されている小空間に位置する収納部9
の一方、同、収納部9の他方の順に行われ、次いでそ
の投出装置のスライド機構18が作動してカセット11
1 ,112 が1つの小空間分移動し、リフト機構14
1 ,142 のある小空間に位置した収納部9の一方、
同、収納部9の他方の順に行われる。
【0039】その投出が終わると、第2番目の投出装
置のカセット111 ,112 の収納部9の一方、同、
他方、カセット111 ,112 がスライドしたのちの
収納部9の一方、同、他方の順に行われる。
【0040】景品投出機2の仕様が客側へ景品1を投出
する前方投出運用とする場合には、図15,図16のよ
うに上板6の表示装置7が設けられている側が店員側に
位置するようにしてその下面の結合部材81を機体5側
の結合部材80の溝79にスライドさせるように嵌合さ
せ、ついで手元側の固定部材83を機体5と他端の結合
部材80との間の間隙82に落し込むように嵌めれば上
板6は浮き上がることなく取付けられる。
【0041】また店員側へ景品1を投出する後方投出運
用とする場合には、図17,図18のように前記前方投
出運用とは逆に表示装置7が設けられている側が客側に
位置するように前記の場合と同様な手順により機体5に
取付ければよい。
【0042】いずれの運用形態に上板6を取付けても、
上板6の投出口60は上板6の前後方向中央に位置する
ので、機体5内の投出装置と整合することになり、景品
1の投出は支障なく行われる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
体内に収納された物品(景品)の投出口を機体の上板の
前後方向中央位置に開口し、この投出口を通じて投出さ
れる物品の投出方向が機体の前方へ投出する前方投出運
用と後方へ投出する後方投出運用との二仕様に対し上板
を取付ける向きを前後に変えるだけで直ちに対応するこ
とができ、したがって投出装置は同一仕様のまま要求に
応じて上記二仕様の物品投出装置および景品投出機を内
部構造を変更することなくかつコストに影響を与えるこ
となく提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の扉を開けた状態を示す店
員側からみた斜視図。
【図2】同、断面図。
【図3】カセットのスライド機構の一例を示す正面図。
【図4】同、作動状態を示す正面図。
【図5】リフト機構の一例を示す側面図。
【図6】同、平面図。
【図7】エレベータ機構の一例を示す側面図。
【図8】繰出し手段の一例を示す側面図。
【図9】同、作動状態を示す側面図。
【図10】投出手段の一例を示す側面図。
【図11】同、作動状態を示す側面図。
【図12】上板の機体への結合手段の一例を示し、上板
の結合過程を示す説明図。
【図13】図12のA−A矢視図。
【図14】(A),(B)は上板が取付けられた状態
図。
【図15】前方投出運用の投出機とした場合の略示断面
図。
【図16】同、平面図。
【図17】後方投出運用の投出機とした場合の略示断面
図。
【図18】同、平面図。
【符号の説明】
1 景品(物品) 2 景品投出機(物品投出機) 3 カウンタ 5 機体 6 上板 7 表示装置 8 物品投出機構 9 収納部 10 連通部 11(111 ,112 ) カセット 12 受入れ空間部 13 リフト部材 14(141 ,142 ) リフト機構 15 繰出し手段 16 保留部 17 投出手段 18 スライド手段 19 スライドレール 20 カセットキャリヤ 23 把手 24 蓋体 25 昇降機構 26 ラック部材 27 ロック部材 311 ,312 ロック用孔 32 ロックピン 33 リンク機構 35 駆動ベルト 39 移動体 43 底板部材 46 ベルト 47 移動体 51 繰出し部材 55 圧力検知センサ 56 通孔 57 ゲート部材 58 揺動板 60 投出口 64 ベルト 66 投出部材 67 景品押動部 68 昇降板ロック部材 69 押圧部材 79 溝 80,81 結合部材 82 間隙 83 固定部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体の一面に物品補充用開口部を有し、機
    体内に収納された物品を投出指示に基づいて該物品を指
    示された個数投出する物品投出装置において、前記機体
    の前後方向略中央上部に形成され機体内の収納部から繰
    出される物品を保留する保留部と、前記機体の上面に結
    合手段を介して着脱可能に取付けられ前後方向中央位置
    に前記保留部に連通する投出口が開口された上板と、前
    記投出口の近傍に配設され該投出口を閉鎖し得る閉鎖位
    置および投出口から離間した開放位置の間を駆動手段に
    より移動可能とされた投出部材を有する投出手段と、前
    記保留部の下方位置から前記投出口近傍の上方位置にわ
    たり上下移動自在とされた底板部材を有する昇降機構と
    を具備することを特徴とする物品投出装置。
  2. 【請求項2】複数の前記物品投出装置が機体の幅方向中
    心線を軸として線対称位置に配設され、前記上板を前後
    反転してもその投出口が各物品投出装置に整合するよう
    にした請求項1記載の物品投出装置を備えた景品投出
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011143004A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Glory Ltd 景品払出装置、管理装置および景品払出システム

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