JPH0937752A - 果菜の洗浄方法とそれに使用される洗浄装置 - Google Patents

果菜の洗浄方法とそれに使用される洗浄装置

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JPH0937752A
JPH0937752A JP21002195A JP21002195A JPH0937752A JP H0937752 A JPH0937752 A JP H0937752A JP 21002195 A JP21002195 A JP 21002195A JP 21002195 A JP21002195 A JP 21002195A JP H0937752 A JPH0937752 A JP H0937752A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 いたみ易い果菜を安全に洗浄する方法および
装置。 【解決手段】 多数の洗浄用小体1を入れた液体2中に
果菜3を投入し、液体2中で果菜3を洗浄用小体1と接
触させながら洗浄する。また,洗浄用小体1が浮遊する
液体2を果菜3と共に攪拌又は流す。洗浄用小体1及び
液体2を果菜3と共に流し、洗浄用小体1及び液体2の
みを循環する。洗浄用小体1と液体2とを入れる水槽6
と、水槽6に投入した果菜3を搬送する搬送体4と、果
菜3を搬送体4に送り出す水流発生機7と、果菜3を水
槽6から引き上げる引上げ機5と、引上げ機5側に到達
した洗浄用小体1及び液体2を果菜3の投入部側に戻す
水路8とを備える。水槽6内に沈殿する泥などを通過さ
せても洗浄用小体1は通過させないネット9を設け、水
槽6に泥等を排出する排水口10を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の果菜の洗浄方法とそ
れに使用される果菜洗浄装置は各種果菜の洗浄に関する
ものであり、特にさつまいもなどの根菜類を洗浄するの
適したものである。
【0002】
【従来の技術】さつまいもなどの根菜類は、泥がついた
まま販売する場合もあるが、一般には水洗いして泥を落
としてから出荷する。従来、さつまいも等の根菜類につ
いてブラシを用いた自動洗浄器や、水圧を利用したジェ
ットシャワー等の洗浄器はあった。しかしさつまいもを
含め果菜は形が様々でまた表面に凹凸があるものもある
ため、ブラシでは果菜の表面をきれいに洗浄することが
難しかった。この場合、ブラシにこしをもたせる、ブラ
シを強く当てる、長い時間ブラシにかけるなどすれば、
果菜をきれいに洗浄することもできるが、このようにす
ると果菜を痛めてしまう虞れがある。また水圧によって
完全に汚れが取れないばかりか、水圧によってさつまい
もの皮が剥げてしまったり、水量がかなり多く必要にな
ることにより、経済的に不利であった。このような理由
で、前記自動洗浄器は現在においてもあまり普及してお
らず、殆どの農家は果菜を1個1個手洗いしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら果菜の手
洗いには大変な労力と、時間がかかり、この解決が望ま
れていた。
【0004】本発明の目的は、傷み易い果菜を安全に且
つきれいに洗浄することができる果菜の洗浄方法とそれ
に使用される洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の果菜の洗浄方法は図1、2に示すように、多数の洗
浄用小体1を入れた液体2中にさつまいもなどの果菜3
を投入し、液体2中で果菜3を洗浄用小体1と接触させ
ながら洗浄するものである。
【0006】本発明のうち請求項2記載の果菜の洗浄方
法は、洗浄用小体1が浮遊する液体2を果菜3と共に攪
拌又は流すようにしたものである。
【0007】本発明のうち請求項3記載の果菜の洗浄方
法は、洗浄用小体1及び液体2を果菜3と共に流し、洗
浄用小体1及び液体2のみを循環するようにしたもので
ある。
【0008】本発明のうち請求項4記載の果菜の洗浄方
法は、果菜3を液体2中の洗浄用小体1と共に搬送体4
により搬送するものである。
【0009】本発明のうち請求項5記載の果菜の洗浄方
法は、洗浄用小体1をその循環の過程で攪拌して同洗浄
用小体1の汚れを落とすようにしたものである。
【0010】本発明のうち請求項6記載の果菜の洗浄方
法は、液体2中の洗浄後の果菜3を引上げ機5により液
体2の外に搬出するようにしたものである。
【0011】本発明のうち請求項7記載の果菜の洗浄装
置は図1に示すように、多数の洗浄用小体1と液体2と
を入れる水槽6と、水槽6内に投入された果菜3を液体
2中において搬送させる水槽6内に設けた搬送体4と、
前記投入された果菜3を搬送体4に送り出すための水流
発生機7と、前記搬送体4の終端側において搬送されて
きた果菜3を水槽6から引き上げる引上げ機5と、引上
げ機5側に到達した洗浄用小体1及び液体2を果菜3の
投入部側に戻す水路8とを備えてなるものである。
【0012】本発明のうち請求項8記載の果菜の洗浄装
置は、搬送体4が果菜3を徐々に整列させるものであ
り、引上げ機5が整列された果菜3を引き上げるもので
ある。
【0013】本発明のうち請求項9記載の果菜の洗浄装
置は、水槽6内に、沈殿する泥などを通過させても洗浄
用小体1は通過させないネット9が設けられ、ネット9
より下側に沈殿した泥等を水槽6の外部に排出する排水
口10が形成されているものである。
【0014】
【作用】本発明のうち請求項1記載の果菜の洗浄方法で
は、多数の洗浄用小体1を入れた液体2中にさつまいも
などの果菜3を投入し、液体2中で果菜3を洗浄用小体
1と接触させながら洗浄するため、水だけでは落ちにく
い汚れも洗浄用小体1によって落とすことができる。し
かもこの洗浄用小体1は液体2中に浮遊されるなどして
いるため、果菜3に接触されても同果菜3の表面を傷付
けるほど強く押しつけられることはなく、また洗浄用小
体1を軟質に作ればより安全性が増す。さらに液体2中
の洗浄用小体1が果菜3の周囲を取り囲むので、本洗浄
方法を行うに当たって使用される各種機材に果菜3がぶ
つかる等して傷付くのも防ぐことができる。
【0015】本発明のうち請求項2記載の果菜の洗浄方
法では、洗浄用小体1が浮遊する液体2を果菜3と共に
攪拌又は流すようにしたため、この攪拌や流れで洗浄用
小体1を果菜3に接触させて洗浄することができる。
【0016】本発明のうち請求項3記載の果菜の洗浄方
法では、洗浄用小体1及び液体2を果菜3と共に流し、
洗浄用小体1及び液体2のみを循環するようにしたた
め、同じ洗浄用小体1及び液体2で繰り返し果菜3を洗
浄することができ、洗浄用小体1及び液体2の有効的な
利用が図られる。
【0017】本発明のうち請求項4記載の果菜の洗浄方
法では、果菜3を液体2中の洗浄用小体1と共に搬送体
4により搬送するため、搬送中にも果菜3を洗浄するこ
とができる。
【0018】本発明のうち請求項5記載の果菜の洗浄方
法は、洗浄用小体1をその循環の過程で攪拌して同洗浄
用小体1の汚れを落とすようにしたものである。
【0019】本発明のうち請求項6記載の果菜の洗浄方
法では、液体2中の洗浄後の果菜3を引上げ機5により
液体2の外に搬出するため、果菜3の取り上げに手間が
かからない。
【0020】本発明のうち請求項7記載の果菜の洗浄装
置では、多数の洗浄用小体1と液体2とを入れる水槽6
と、水槽6内に投入された果菜3を液体2中において搬
送させる水槽6内に設けた搬送体4と、前記投入された
果菜3を搬送体4に送り出すための水流発生機7と、前
記搬送体4の終端側において搬送されてきた果菜3を水
槽6から引き上げる引上げ機5と、引上げ機5側に到達
した洗浄用小体1及び液体2を果菜3の投入部側に戻す
水路8とを備えてなるため、水槽6に投入した果菜3が
自動的に液体2や洗浄用小体1により洗浄され、搬送体
4により搬送され、引上げ機5で引き上げられて水槽6
から取り出される。
【0021】本発明のうち請求項8記載の果菜の洗浄装
置では、搬送体4が果菜3を徐々に整列させるものであ
り、引上げ機5が整列された果菜3を引き上げるもので
あるため、洗浄された果菜3が整列された状態で取り出
される。
【0022】本発明のうち請求項9記載の果菜の洗浄装
置では、水槽6内に、沈殿する泥などを通過させても洗
浄用小体1は通過させないネット9が設けられ、ネット
9より下側に沈殿した泥等を水槽6の外部に排出する排
水口10が形成されているため、洗浄用小体1が泥など
と一緒に排出口10から排出されるのを防ぐことができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の果菜の洗浄装置の第1の
実施の形態を図1に基づいて説明する。図1に示す6は
水槽である。同水槽6は全長約750cm、幅約90c
m、深さ約150cmの直方体状に作製してある。この
水槽6の長手方向における手前側部分は果菜(この場合
はさつまいも)3の投入部となっており、先方端側部分
は果菜3の引上げ部となっている。この水槽6には液体
(この場合は水)2と後に詳しく説明する洗浄用小体1
とを所望の割合で混合して入れてあり、洗浄用小体1は
液体2中に浮遊されるようにしてある。
【0024】前記水槽6の側面には果菜3の投入部と取
出し部とをつなぐ水路8を取り付けてある。この水路8
は投入部から取出し部へと流された液体2と洗浄用小体
1を投入部へと戻し、循環させる。なお、この水路8に
は同水路8を流れる洗浄用小体1を攪拌する攪拌器(図
示されていない)を設けてあり、同攪拌器で洗浄用小体
1に付着した汚れを落とすことができるようにしてあ
る。
【0025】また前記水槽6の側面下部には排水口10
を形成してある。この排水口10からは水槽6の底に沈
殿して溜った泥やゴミ等を排出できる。
【0026】さらに前記水槽6にはヒーター(図示され
ていない)も設けてある。このヒータは水槽6内の液体
2と洗浄用小体1の温度を所望の温度に設定し保持する
ことができる。例えば冬場のようにものが乾きにくい時
期に、液体2の温度を高めると、液体2から取り出した
果菜3を素早く乾燥することができる。
【0027】図1に示す7は水流発生機(スクリュー)
である。このスクリュー7は投入部側にある液体2と洗
浄用小体1を取出し部側(搬送体4側)に押し流す。
【0028】図1に示す4は搬送体である。この搬送体
4は、水槽6の投入部から取出し部に向けて上下2段に
配置したローラ14群と、上下2段のローラ14群の間
に左右に対向して配置したガイド板11とで構成してあ
る。この場合、上下のローラ14群は投入部側から取出
し部側向かってその間隔を徐々に狭めてあり、また左右
2枚のガイド板11は投入部側から取出し部側に向けて
その間隔を徐々に狭めてあり、回転駆動される下段のロ
ーラ14群で果菜3が搬送体4内を搬送されると、最初
重なり合っていた果菜3が徐々に分離されて最終的に一
列になるようにしてある。なお、各ローラ14の表面に
は細かで柔らかい突起を多数形成してあり、ローラ14
によっても果菜3が洗浄されるようにしてある。また前
後のローラ14の間隔は洗浄用小体1の直径よりも大き
くしてあり、ローラ14間に洗浄用小体1が挟み込まれ
ないようにしてある。
【0029】図1に示す15は液体2と空気の噴射装置
である。この噴射装置15は水槽6の底近くに張ったネ
ット9の下側に設けてある。この噴射装置15から噴射
する液体2と空気で水槽6内の果菜投入部にある液体2
と洗浄用小体1を攪拌し、果菜3の洗浄を促進する。
【0030】図1に示す17も液体2と空気の噴射装置
である。この噴射装置17は搬送体4を構成する各ガイ
ド板11の側面に設けてある。この噴射装置17から噴
射する液体2と空気で搬送体4内の液体2と洗浄用小体
1を攪拌して果菜3の洗浄を促進すると共に、果菜3を
果菜取出し部側に送り出す。図示されていないが搬送体
4の下側にも同様の噴射装置を設けてある。
【0031】図1に示す5は引上げ機である。この引上
げ機5は、回転駆動される複数本のベルト18と、ベル
ト18の長手方向に沿って所定の間隔で取り付けられた
爪19とからなり、各ベルト18の間には引継ぎ用の細
ベルト16を配置してある。この引上げ機5では、爪1
9の上に果菜3が横向きにのると同果菜3が爪19に支
持されて引き上げられ、横向き以外の果菜3は爪19に
支持されずに落ちる。即ち、細ベルト16には横向きに
整列された果菜3だけが搬送される。
【0032】図1に示す12は金網である。この金網1
2は、搬送体4のガイド板11の先方位置で、且つ引上
げ機5の両脇を挟む位置に配置してある。この金網12
が搬送体4から出てくる果菜3をガイドして引上げ機5
に送り出す。なお、左右に2枚ある金網12のうち水路
8側の金網12は目を荒くしてあり、該金網12につい
ては洗浄用小体1が通過可能としてある。
【0033】前記引上げ機5の上にはシャワー(図示さ
れていない)を取り付けてあり、引上げ機5で引き上げ
られる果菜3に付着している洗浄用小体1を洗い落と
す。
【0034】前記洗浄用小体1はシリコンゴム等の軟質
素材で作製してあり、前記液体2に近い比重を持たせて
液体2中に浮遊できるようにしてある。また形状は図2
(a)に示すように直径約10mmの球形に作製してあ
る。この洗浄用小体2は果菜3に接触させてその表面に
付着した泥やごみを落とすことができ、また強く押しつ
けても果菜3の表面を凹ませたり傷付けたりしないよう
にしてある。
【0035】この洗浄用小体1は図2(a)に示した形
状、大きさに限定されるものではなく、また素材もシリ
コンゴムに限定されるものではない。例えば、形状は図
2(b)(c)に示すような形状でもよく、このような
形にすればその尖った部分が果菜3の小さな凹みにも嵌
まってその奥まで洗浄することができる。素材は液体2
中に浮遊できるような比重を有し、且つある程度強く果
菜3に押し付けても果菜3を傷付けず、液体2中に長期
間入れておいても変質しない各種のものを使用すること
ができる。なおこのような洗浄用小体2は単種類で構成
してもよいし、異なる形状、大きさ、素材のものを組み
合わせて使用してもよい。
【0036】図1に示す20はコンテナ回動装置であ
る。この装置20は、果菜3を収容したコンテナ21が
セットされると、同コンテナ21を図中の矢印方向に回
動して横に倒し、コンテナ21内に収容された果菜3を
水槽6の投入部に投入する。そして果菜3が水槽6内に
投入されると逆方向に回動してコンテナ21を縦に向け
る。このコンテナ回動装置20には、同装置20に果菜
3が収容されたコンテナ21を送り込む供給路(図示さ
れていない)と、空になったコンテナ21を装置20か
ら排出する排出路(図示されていない)とが接続されて
おり、コンテナ21がコンテナ回動装置20に自動的に
供給され、排出されるようにしてある。
【0037】本発明の果菜の洗浄方法の実施の形態を、
前記説明した果菜の洗浄装置を用いる場合について以下
に説明する。コンテナ21に収容した果菜(さつまい
も)3を水槽6の投入部から水槽6内に投入する。投入
部における液体2と洗浄用小体1を水流発生機7による
水流で搬送体4側に押し流し、この流動する液体2と洗
浄用小体1で果菜3を搬送しながら洗浄する。
【0038】水流発生機7により搬送体4に送り込まれ
る果菜3を、ローラ14の回転により果菜取出し部側へ
と送り出し、その間にローラ14による回転、噴射装置
17による水流及び泡で果菜3を搬送しながら液体2と
洗浄用小体1により果菜3を洗浄する。搬送体4内の果
菜3はその内部で徐々に一列に整列され、さらに横向き
にされて搬送体4から排出される。
【0039】搬送体4から排出される果菜3を金網12
によりガイドし、引上げ機5に供給する。引上げ機5で
は横向きになった果菜3だけを水槽6から引き上げ、引
継ぎ用のベルト16に載せ換え搬送する。このあとは果
菜選別装置等によりその選別を行い、箱詰め等すること
ができる。
【0040】本発明の果菜の洗浄方法は、果菜3を多数
の洗浄用小体1を入れた液体2中で洗浄するものであ
り、そのための装置は図1のものに限定されない。極端
な例では、洗濯機のような回転するドラム内に果菜3と
液体2と洗浄用小体1を入れて洗浄することもできる
し、らせん状に構成したパイプ内に果菜3と液体2と洗
浄用小体1を通し、このパイプを回転させて洗浄するよ
うにしてもよい。液体2としては水を用いるのが基本で
あるが、水に洗浄性能を向上するために洗剤等を添加す
ることもできる。また使用する液体2の比重を適宜調整
して、果菜3が必要以上に沈み込んでしまったり、浮き
上がってしまったりするのを防ぐことも可能である。ま
たこの場合、液体2の比重に合わせて使用する洗浄用小
体2の比重を調整することもよい。さらに、液体2と洗
浄用小体1の混合する比率も適宜値にすることができ
る。
【0041】また本発明の果菜の洗浄装置は、汚れの多
い果菜3、例えばさつまいものような土がついているも
のは、図1の洗浄装置30を2段接続して図4に示すよ
うな構成にし、1段目の洗浄装置30でおおまかに泥汚
れを落とし、2段目の洗浄装置30で仕上げの洗浄を行
なうようにすることができる。この場合、1段目の装置
30と2段目の装置30で異なる洗浄用小体1を用い、
例えば1段目ではサイズの大きいものを使用して泥汚れ
を落とし、2段目ではサイズの小さいものを使用して果
菜3の表面の細かな汚れを落とすようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の果菜の洗浄方法や装置を用いれ
ば次のような効果がある。 1.形状が複雑である、痛みやすい、等機械洗浄が難し
い果菜でもきれいに且つ安全に洗浄することができる。 2.一度に大量の果菜を洗うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果菜の洗浄装置の実施形態の一例を示
した斜視図。
【図2】本発明の果菜の洗浄方法の実施形態の一例を示
した説明図。
【図3】(a)〜(c)は本発明の果菜の洗浄方法に使
用する軟質小体の実施形態の異なる例を示した概略図。
【図4】本発明の果菜の洗浄装置の実施形態の他の例を
示した斜視図。
【符号の説明】
1 洗浄用小体 2 液体 3 果菜 4 搬送体 5 引上げ機 6 水槽 7 水流発生機 8 水路 9 ネット 10 排水口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の洗浄用小体(1)を入れた液体
    (2)中にさつまいもなどの果菜(3)を投入し、液体
    (2)中で果菜(3)を洗浄用小体(1)と接触させな
    がら洗浄することを特徴とする果菜の洗浄方法。
  2. 【請求項2】洗浄用小体(1)が浮遊する液体(2)を
    果菜(3)と共に攪拌又は流すようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の果菜の洗浄方法。
  3. 【請求項3】前記洗浄用小体(1)及び液体(2)を果
    菜(3)と共に流し、洗浄用小体(1)及び液体(2)
    のみを循環するようにしたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の果菜の洗浄方法。
  4. 【請求項4】果菜(3)を液体(2)中の洗浄用小体
    (1)と共に搬送体(4)により搬送することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の果菜の洗
    浄方法。
  5. 【請求項5】洗浄用小体(1)を、その循環の過程で攪
    拌して同洗浄用小体(1)の汚れを落とすようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の果菜の洗浄方法。
  6. 【請求項6】液体(2)中の洗浄後の果菜(3)を引上
    げ機(5)により液体(2)の外に搬出するようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の果菜の洗浄方法。
  7. 【請求項7】多数の洗浄用小体(1)と液体(2)とを
    入れる水槽(6)と、水槽(6)内に投入された果菜
    (3)を液体(2)中において搬送させる水槽(6)内
    に設けた搬送体(4)と、前記投入された果菜(3)を
    搬送体(4)に送り出すための水流発生機(7)と、前
    記搬送体(4)の終端側において搬送されてきた果菜
    (3)を水槽(6)から引き上げる引上げ機(5)と、
    引上げ機(5)側に到達した洗浄用小体(1)及び液体
    (2)を果菜(3)の投入部側に戻す水路(8)とを備
    えてなることを特徴とする果菜の洗浄装置。
  8. 【請求項8】前記搬送体(4)が果菜(3)を徐々に整
    列させるものであり、引上げ機(5)が整列された果菜
    (3)を引き上げるものであることを特徴とする請求項
    7記載の果菜の洗浄装置。
  9. 【請求項9】前記水槽(6)内に、沈殿する泥などを通
    過させても洗浄用小体(1)は通過させないネット
    (9)が設けられ、ネット(9)より下側に沈殿した泥
    等を水槽(6)の外部に排出する排水口(10)が形成
    されていることを特徴とする請求項7又は請求項8記載
    の果菜の洗浄装置。
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