JP3561048B2 - 果菜の洗浄方法とそれに使用される洗浄装置 - Google Patents

果菜の洗浄方法とそれに使用される洗浄装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の果菜の洗浄方法とそれに使用される果菜洗浄装置は、各種果菜の洗浄に関するものであり、特に、さつまいもなどの根菜類を洗浄するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】
さつまいもなどの根菜類は、泥がついたまま販売する場合もあるが、一般には水洗いして泥を落としてから出荷する。従来、さつまいも等の根菜類についてブラシを用いた自動洗浄器や、水圧を利用したジェットシャワー等の洗浄器はあった。しかしさつまいもを含め果菜は形が様々でまた表面に凹凸があるものもあるため、ブラシでは果菜の表面をきれいに洗浄することが難しかった。この場合、ブラシにこしをもたせる、ブラシを強く当てる、長い時間ブラシにかけるなどすれば、果菜をきれいに洗浄することもできるが、このようにすると果菜を痛めてしまう虞れがある。また水圧によって完全に汚れが取れないばかりか、水圧によってさつまいもの皮が剥げてしまったり、水量がかなり多く必要になることにより、経済的に不利であった。このような理由で、前記自動洗浄器は現在においてもあまり普及しておらず、殆どの農家は果菜を1個1個手洗いしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら果菜の手洗いには大変な労力と、時間がかかり、この解決が望まれていた。
【0004】
本発明の目的は、傷み易い果菜を安全に且つきれいに洗浄することができる果菜の洗浄方法とそれに使用される洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法は図1、2に示すように、水槽6内の液体2中に、果菜3に強く押しつけても果菜3の表面を凹ませたり傷付けたりしない洗浄用小体1を浮遊させ、前記液体2中にさつまいもなどの果菜3を投入し、前記液体2中の果菜3と洗浄用小体1とを浮遊させながら水槽6の投入部から取出し部側へ攪拌し又は流して、果菜3と洗浄用小体1とを液体2中で接触させて果菜3を洗浄し、水槽6内を流れる果菜3を、水槽6内にその投入部から取出し部に向けて上下の間隔が徐々に狭まるように上下に配置されたローラ群14間に導入して、重なり合っていた果菜3が上下のローラ群14間を流れる間に徐々に分離されるようにし、洗浄後の果菜3は引上げ機5により液体2の外に搬出し、水槽6の投入部から取出し部へ流された液体2と洗浄用小体1とを、水槽6の外側にその投入部と取出し部とをつないで設けた水路8により戻して循環させる方法である。
【0006】
【0007】
本発明の請求項記載の果菜の洗浄装置は、果菜洗浄用の水槽6と、水槽6内の液体中に浮遊させる多数の洗浄用小体1と、水槽6内に設けて液体2中の果菜3を液体2中で搬送する搬送体4と、液体中の果菜3を搬送体4に送り出すための水流発生機7と、前記搬送体4により搬送されてきた果菜3を水槽6の取出し部側で水槽6から引き上げる引上げ機5と、水槽6の外側にその投入部と取出し部とをつないで設けて、水槽6の取出し部側に到達した洗浄用小体1及び液体2を果菜3の投入部側に戻す水路8とを備え、前記搬送体4は水槽6の投入部から取出し部に向けて上下2段に配置したローラ群14と、上下2段のローラ群14の間に左右に対向して配置したガイド板11とを備えて果菜3を徐々に整列させることができるものであり、前記引上げ機5は搬送体4で整列された果菜3を引き上げることができるようにしたものである。
【0008】
【0009】
【0010】
本発明の請求項記載の果菜の洗浄装置は、請求項2記載の果菜の洗浄装置において、水槽6内に、沈殿する泥などを通過させても洗浄用小体1は通過させないネット9が設けられ、ネット9より下側に沈殿した泥等を水槽6の外部に排出する排水口10が形成された装置である。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法では、多数の洗浄用小体1を入れた液体2中にさつまいもなどの果菜3を投入し、液体2中で果菜3を洗浄用小体1と接触させながら洗浄するため、水だけでは落ちにくい汚れも洗浄用小体1によって落とすことができる。しかもこの洗浄用小体1は液体2中に浮遊されるなどしているため、果菜3に接触されても同果菜3の表面を傷付けるほど強く押しつけられることはなく、また洗浄用小体1を軟質に作ればより安全性が増す。さらに液体2中の洗浄用小体1が果菜3の周囲を取り囲むので、本洗浄方法を行うに当たって使用される各種機材に果菜3がぶつかる等して傷付くのも防ぐことができる。また、洗浄用小体1が浮遊する液体2を果菜3と共に攪拌又は流すため、この攪拌や流れで洗浄用小体1を果菜3に接触させて果菜3を洗浄することができる。
【0014】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法では、洗浄用小体1及び液体2を果菜3と共に流し、洗浄用小体1及び液体2のみを循環するようにしたため、同じ洗浄用小体1及び液体2で繰り返し果菜3を洗浄することができ、洗浄用小体1及び液体2の有効的な利用が図られる。
【0015】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法では、果菜3を液体2中の洗浄用小体1と共に搬送体4により搬送するため、搬送中に果菜3を洗浄することができる。
【0016】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法では、洗浄用小体1が循環の過程で攪拌されて同洗浄用小体1の汚れが落とされる。
【0017】
本発明の請求項1記載の果菜の洗浄方法では、液体2中の洗浄後の果菜3を引上げ機5により液体2の外に搬出するため、果菜3の取り上げに手間がかからない。
【0018】
本発明の請求項記載の果菜の洗浄装置では、多数の洗浄用小体1と液体2とを入れる水槽6と、水槽6内に投入された果菜3を液体2中において搬送させる水槽6内に設けた搬送体4と、前記投入された果菜3を搬送体4に送り出すための水流発生機7と、前記搬送体4の終端側において搬送されてきた果菜3を水槽6から引き上げる引上げ機5と、引上げ機5側に到達した洗浄用小体1及び液体2を果菜3の投入部側に戻す水路8とを備えてなるため、水槽6に投入した果菜3が自動的に液体2や洗浄用小体1により洗浄され、搬送体4により搬送され、引上げ機5で引き上げられて水槽6から取り出される。
【0019】
本発明の請求項記載の果菜の洗浄装置では、搬送体4が果菜3を徐々に整列させ、引上げ機5が整列された果菜3を引き上げるものであるため、洗浄された果菜3が整列された状態で取り出される。
【0020】
本発明の請求項記載の果菜の洗浄装置では、水槽6内に、沈殿する泥などを通過させても洗浄用小体1は通過させないネット9が設けられ、ネット9より下側に沈殿した泥等を水槽6の外部に排出する排水口10が形成されているため、洗浄用小体1が泥などと一緒に排出口10から排出されるのを防ぐことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の果菜の洗浄装置の第1の実施の形態を図1に基づいて説明する。図1に示す6は水槽である。同水槽6は全長約750cm、幅約90cm、深さ約150cmの直方体状に作製してある。この水槽6の長手方向における手前側部分は果菜(この場合はさつまいも)3の投入部となっており、先方端側部分は果菜3の引上げ部となっている。この水槽6には液体(この場合は水)2と後に詳しく説明する洗浄用小体1とを所望の割合で混合して入れてあり、洗浄用小体1は液体2中に浮遊されるようにしてある。
【0022】
前記水槽6の側面には果菜3の投入部と取出し部とをつなぐ水路8を取り付けてある。この水路8は投入部から取出し部へと流された液体2と洗浄用小体1を投入部へと戻し、循環させる。なお、この水路8には同水路8を流れる洗浄用小体1を攪拌する攪拌器(図示されていない)を設けてあり、同攪拌器で洗浄用小体1に付着した汚れを落とすことができるようにしてある。
【0023】
また前記水槽6の側面下部には排水口10を形成してある。この排水口10からは水槽6の底に沈殿して溜った泥やゴミ等を排出できる。
【0024】
さらに前記水槽6にはヒーター(図示されていない)も設けてある。このヒータは水槽6内の液体2と洗浄用小体1の温度を所望の温度に設定し保持することができる。例えば冬場のようにものが乾きにくい時期に、液体2の温度を高めると、液体2から取り出した果菜3を素早く乾燥することができる。
【0025】
図1に示す7は水流発生機(スクリュー)である。このスクリュー7は投入部側にある液体2と洗浄用小体1を取出し部側(搬送体4側)に押し流す。
【0026】
図1に示す4は搬送体である。この搬送体4は、水槽6の投入部から取出し部に向けて上下2段に配置したローラ14群と、上下2段のローラ14群の間に左右に対向して配置したガイド板11とで構成してある。この場合、上下のローラ14群は投入部側から取出し部側向かってその間隔を徐々に狭めてあり、また左右2枚のガイド板11は投入部側から取出し部側に向けてその間隔を徐々に狭めてあり、回転駆動される下段のローラ14群で果菜3が搬送体4内を搬送されると、最初重なり合っていた果菜3が徐々に分離されて最終的に一列になるようにしてある。なお、各ローラ14の表面には細かで柔らかい突起を多数形成してあり、ローラ14によっても果菜3が洗浄されるようにしてある。また前後のローラ14の間隔は洗浄用小体1の直径よりも大きくしてあり、ローラ14間に洗浄用小体1が挟み込まれないようにしてある。
【0027】
図1に示す15は液体2と空気の噴射装置である。この噴射装置15は水槽6の底近くに張ったネット9の下側に設けてある。この噴射装置15から噴射する液体2と空気で水槽6内の果菜投入部にある液体2と洗浄用小体1を攪拌し、果菜3の洗浄を促進する。
【0028】
図1に示す17も液体2と空気の噴射装置である。この噴射装置17は搬送体4を構成する各ガイド板11の側面に設けてある。この噴射装置17から噴射する液体2と空気で搬送体4内の液体2と洗浄用小体1を攪拌して果菜3の洗浄を促進すると共に、果菜3を果菜取出し部側に送り出す。図示されていないが搬送体4の下側にも同様の噴射装置を設けてある。
【0029】
図1に示す5は引上げ機である。この引上げ機5は、回転駆動される複数本のベルト18と、ベルト18の長手方向に沿って所定の間隔で取り付けられた爪19とからなり、各ベルト18の間には引継ぎ用の細ベルト16を配置してある。この引上げ機5では、爪19の上に果菜3が横向きにのると同果菜3が爪19に支持されて引き上げられ、横向き以外の果菜3は爪19に支持されずに落ちる。即ち、細ベルト16には横向きに整列された果菜3だけが搬送される。
【0030】
図1に示す12は金網である。この金網12は、搬送体4のガイド板11の先方位置で、且つ引上げ機5の両脇を挟む位置に配置してある。この金網12が搬送体4から出てくる果菜3をガイドして引上げ機5に送り出す。なお、左右に2枚ある金網12のうち水路8側の金網12は目を荒くしてあり、該金網12については洗浄用小体1が通過可能としてある。
【0031】
前記引上げ機5の上にはシャワー(図示されていない)を取り付けてあり、引上げ機5で引き上げられる果菜3に付着している洗浄用小体1を洗い落とす。
【0032】
前記洗浄用小体1はシリコンゴム等の軟質素材で作製してあり、前記液体2に近い比重を持たせて液体2中に浮遊できるようにしてある。また形状は図3(a)に示すように直径約10mmの球形に作製してある。この洗浄用小体1は果菜3に接触させてその表面に付着した泥やごみを落とすことができ、また強く押しつけても果菜3の表面を凹ませたり傷付けたりしないようにしてある。
【0033】
この洗浄用小体1は図3(a)に示した形状、大きさに限定されるものではなく、また素材もシリコンゴムに限定されるものではない。例えば、形状は図3(b)(c)に示すような形状でもよく、このような形にすればその尖った部分が果菜3の小さな凹みにも嵌まってその奥まで洗浄することができる。素材は液体2中に浮遊できるような比重を有し、且つある程度強く果菜3に押し付けても果菜3を傷付けず、液体2中に長期間入れておいても変質しない各種のものを使用することができる。なおこのような洗浄用小体1は単種類で構成してもよいし、異なる形状、大きさ、素材のものを組み合わせて使用してもよい。
【0034】
図1に示す20はコンテナ回動装置である。この装置20は、果菜3を収容したコンテナ21がセットされると、同コンテナ21を図中の矢印方向に回動して横に倒し、コンテナ21内に収容された果菜3を水槽6の投入部に投入する。そして果菜3が水槽6内に投入されると逆方向に回動してコンテナ21を縦に向ける。このコンテナ回動装置20には、同装置20に果菜3が収容されたコンテナ21を送り込む供給路(図示されていない)と、空になったコンテナ21を装置20から排出する排出路(図示されていない)とが接続されており、コンテナ21がコンテナ回動装置20に自動的に供給され、排出されるようにしてある。
【0035】
本発明の果菜の洗浄方法の実施の形態を、前記説明した果菜の洗浄装置を用いる場合について以下に説明する。
コンテナ21に収容した果菜(さつまいも)3を水槽6の投入部から水槽6内に投入する。投入部における液体2と洗浄用小体1を水流発生機7による水流で搬送体4側に押し流し、この流動する液体2と洗浄用小体1で果菜3を搬送しながら洗浄する。
【0036】
水流発生機7により搬送体4に送り込まれる果菜3を、ローラ14の回転により果菜取出し部側へと送り出し、その間にローラ14による回転、噴射装置17による水流及び泡で果菜3を搬送しながら液体2と洗浄用小体1により果菜3を洗浄する。搬送体4内の果菜3はその内部で徐々に一列に整列され、さらに横向きにされて搬送体4から排出される。
【0037】
搬送体4から排出される果菜3を金網12によりガイドし、引上げ機5に供給する。引上げ機5では横向きになった果菜3だけを水槽6から引き上げ、引継ぎ用のベルト16に載せ換え搬送する。このあとは果菜選別装置等によりその選別を行い、箱詰め等することができる。
【0038】
本発明の果菜の洗浄方法は、果菜3を多数の洗浄用小体1を入れた液体2中で洗浄するものであり、そのための装置は図1のものに限定されない。極端な例では、洗濯機のような回転するドラム内に果菜3と液体2と洗浄用小体1を入れて洗浄することもできるし、らせん状に構成したパイプ内に果菜3と液体2と洗浄用小体1を通し、このパイプを回転させて洗浄するようにしてもよい。液体2としては水を用いるのが基本であるが、水に洗浄性能を向上するために洗剤等を添加することもできる。また使用する液体2の比重を適宜調整して、果菜3が必要以上に沈み込んでしまったり、浮き上がってしまったりするのを防ぐことも可能である。またこの場合、液体2の比重に合わせて使用する洗浄用小体1の比重を調整することもよい。さらに、液体2と洗浄用小体1の混合する比率も適宜値にすることができる。
【0040】
また本発明の果菜の洗浄装置は、汚れの多い果菜3、例えばさつまいものような土がついているものは、図1の洗浄装置30を2段接続して図4に示すような構成にし、1段目の洗浄装置30でおおまかに泥汚れを落とし、2段目の洗浄装置30で仕上げの洗浄を行なうようにすることができる。この場合、1段目の装置30と2段目の装置30で異なる洗浄用小体1を用い、例えば1段目ではサイズの大きいものを使用して泥汚れを落とし、2段目ではサイズの小さいものを使用して果菜3の表面の細かな汚れを落とすようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
本発明の果菜の洗浄方法や装置を用いれば次のような効果がある。
1.形状が複雑な果菜とか、痛みやすくて機械洗浄が難しい果菜でもきれいに且つ傷をつけることなく洗浄することができる。
2.一度に大量の果菜を洗うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果菜の洗浄装置の実施形態の一例を示した斜視図。
【図2】本発明の果菜の洗浄方法の実施形態の一例を示した説明図。
【図3】(a)〜(c)は本発明の果菜の洗浄方法に使用する軟質小体の実施形態の異なる例を示した概略図。
【図4】本発明の果菜の洗浄装置の実施形態の他の例を示した斜視図。
【符号の説明】
1 洗浄用小体
2 液体
3 果菜
4 搬送体
5 引上げ機
6 水槽
7 水流発生機
8 水路
9 ネット
10 排水口

Claims (3)

  1. 水槽(6)内の液体(2)中に、果菜(3)に強く押しつけても果菜(3)の表面を凹ませたり傷付けたりしない洗浄用小体(1)を浮遊させ、前記液体(2)中にさつまいもなどの果菜(3)を投入し、前記液体(2)中の果菜(3)と洗浄用小体(1)とを浮遊させながら水槽(6)の投入部から取出し部側へ攪拌し又は流して、果菜(3)と洗浄用小体(1)とを液体(2)中で接触させて果菜(3)を洗浄し、水槽(6)内を流れる果菜(3)を、水槽(6)内にその投入部から取出し部に向けて上下の間隔が徐々に狭まるように上下に配置されたローラ群(14)間に導入して、重なり合っていた果菜(3)が上下のローラ群(14)間を流れる間に徐々に分離されるようにし、洗浄後の果菜(3)は引上げ機(5)により液体(2)の外に搬出し、水槽(6)の投入部から取出し部へ流された液体2と洗浄用小体1とを、水槽(6)の外側にその投入部と取出し部とをつないで設けた水路(8)により戻して循環させることを特徴とする果菜の洗浄方法。
  2. 果菜洗浄用の水槽(6)と、水槽(6)内の液体中に浮遊させる多数の洗浄用小体(1)と、水槽(6)内に設けて液体(2)中の果菜(3)を液体(2)中で搬送する搬送体(4)と、液体中の果菜(3)を搬送体(4)に送り出すための水流発生機(7)と、前記搬送体(4)により搬送されてきた果菜(3)を水槽(6)の取出し部側で水槽(6)から引き上げる引上げ機(5)と、水槽(6)の外側にその投入部と取出し部とをつないで設けて、水槽(6)の取出し部側に到達した洗浄用小体(1)及び液体(2)を果菜(3)の投入部側に戻す水路(8)を備え、前記搬送体(4)は水槽(6)の投入部から取出し部に向けて上下2段に配置したローラ群(14)と、上下2段のローラ群(14)の間に左右に対向して配置したガイド板(11)とを備えて果菜(3)を徐々に整列させることができるものであり、前記引上げ機(5)は搬送体(4)で整列された果菜(3)を引き上げるものであることを特徴とする果菜の洗浄装置。
  3. 請求項2記載の果菜の洗浄装置において、水槽(6)内に、沈殿する泥などを通過させても洗浄用小体(1)は通過させないネット(9)が設けられ、ネット(9)より下側に沈殿した泥等を水槽(6)の外部に排出する排水口(10)が形成されたことを特徴とする果菜の洗浄装置。
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