JPH0514547B2 - - Google Patents
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- JPH0514547B2 JPH0514547B2 JP1433987A JP1433987A JPH0514547B2 JP H0514547 B2 JPH0514547 B2 JP H0514547B2 JP 1433987 A JP1433987 A JP 1433987A JP 1433987 A JP1433987 A JP 1433987A JP H0514547 B2 JPH0514547 B2 JP H0514547B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は冷凍品の解凍、生鮮食料品の鮮度保持
処理等に用いて好適な自動冷塩水処理装置に関す
る。
処理等に用いて好適な自動冷塩水処理装置に関す
る。
一般に、生鮮食料品(鮮魚、精肉等)の鮮度を
良好に保持する手段として冷塩水処理が知られて
おり、このような処理を行う冷塩水処理装置も実
用化されている。
良好に保持する手段として冷塩水処理が知られて
おり、このような処理を行う冷塩水処理装置も実
用化されている。
従来の冷塩水処理装置は単一の水槽に調製され
た冷塩水を収容し、必要により冷塩水の攪拌を行
うとともに、この水槽内に被処理物である生鮮食
料品等を入れたバスケツトを一定時間浸漬して冷
塩水処理を行うものである。
た冷塩水を収容し、必要により冷塩水の攪拌を行
うとともに、この水槽内に被処理物である生鮮食
料品等を入れたバスケツトを一定時間浸漬して冷
塩水処理を行うものである。
しかし、このような従来の処理装置は冷塩水処
理を行うに際し、人手によりバスケツトの出し入
れを行う必要があり、また、機能も冷塩水処理機
能のみであるため、他の必要な処理、例えば洗浄
等の前処理は別途行わなければならず、多大な労
力が費やされ、しかも工数も増大する不具合があ
る。
理を行うに際し、人手によりバスケツトの出し入
れを行う必要があり、また、機能も冷塩水処理機
能のみであるため、他の必要な処理、例えば洗浄
等の前処理は別途行わなければならず、多大な労
力が費やされ、しかも工数も増大する不具合があ
る。
また、処理時間の管理等を正確に行うことがで
きないとともに、上記のように冷塩水処理機能の
みであるため、短時間に殺菌等の必要な処理を施
すことができず、結局、最適な鮮度保持のための
処理を行うことができない問題がある。
きないとともに、上記のように冷塩水処理機能の
みであるため、短時間に殺菌等の必要な処理を施
すことができず、結局、最適な鮮度保持のための
処理を行うことができない問題がある。
本発明は上述した従来技術に存在する諸問題を
解決した自動冷塩水処理装置の提供を目的とする
もので、以下に示す処理装置1によつて達成され
る。
解決した自動冷塩水処理装置の提供を目的とする
もので、以下に示す処理装置1によつて達成され
る。
即ち、本発明に係る自動冷塩水処理装置1は生
鮮食料品等である被処理物をコンベア2上に載せ
て搬送する搬送部3と、内部に冷塩水Sを収容
し、かつ当該コンベア2を通過させて被処理物を
冷塩水処理する例えば前処理用第一水槽4及び本
処理用第二水槽5、さらには殺菌用シヤワー6を
備えた冷塩水処理部7と、冷塩水S中にエジエク
タ8によりオゾンOの気泡を噴出させ、かつ冷塩
水Sを攪拌させるオゾン供給部9を備えてなるこ
とを特徴としている。
鮮食料品等である被処理物をコンベア2上に載せ
て搬送する搬送部3と、内部に冷塩水Sを収容
し、かつ当該コンベア2を通過させて被処理物を
冷塩水処理する例えば前処理用第一水槽4及び本
処理用第二水槽5、さらには殺菌用シヤワー6を
備えた冷塩水処理部7と、冷塩水S中にエジエク
タ8によりオゾンOの気泡を噴出させ、かつ冷塩
水Sを攪拌させるオゾン供給部9を備えてなるこ
とを特徴としている。
次に、本発明に係る自動冷塩水処理装置1の作
用について説明する。
用について説明する。
まず、被処理物はコンベア2によつて搬送され
る。搬送中の被処理物は冷塩水処理部7を構成す
る前処理用第一水槽4、本処理用第二水槽5、殺
菌用シヤワー6を順次通過し、必要な洗浄処理、
冷塩水処理、殺菌処理等が行われる。この場合、
処理時間はコンベア2の移動速度で決定されるた
め、正確でしかも常に一定となる。
る。搬送中の被処理物は冷塩水処理部7を構成す
る前処理用第一水槽4、本処理用第二水槽5、殺
菌用シヤワー6を順次通過し、必要な洗浄処理、
冷塩水処理、殺菌処理等が行われる。この場合、
処理時間はコンベア2の移動速度で決定されるた
め、正確でしかも常に一定となる。
一方、冷塩水Sにはオゾン供給部9からオゾン
Oが供給され、本来の冷塩水処理と合わせて殺
菌、洗浄が行われるとともに、冷塩水とオゾンに
よる相乗作用によつて鮮度保持効果が高められ
る。
Oが供給され、本来の冷塩水処理と合わせて殺
菌、洗浄が行われるとともに、冷塩水とオゾンに
よる相乗作用によつて鮮度保持効果が高められ
る。
以下には本発明に係る好適な実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
づき詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動冷塩水処理装置の外
観正面図、第2図は同処理装置の外観平面図、第
3図は同処理装置のブロツク系統図、第4図は同
処理装置におけるエジエクタの原理的構造を示す
断面図、第5図は同処理装置における水流を明示
する平面視模式図である。
観正面図、第2図は同処理装置の外観平面図、第
3図は同処理装置のブロツク系統図、第4図は同
処理装置におけるエジエクタの原理的構造を示す
断面図、第5図は同処理装置における水流を明示
する平面視模式図である。
まず、第1図及び第2図を参照して自動冷塩水
処理装置1の全体的構成について説明する。
処理装置1の全体的構成について説明する。
全体の構造は複数のフレームメンバ11…を枠
組みすることによつてフレーム12を構成し、こ
のフレーム12の内側にコンベア2を配した搬送
部3を装備する。コンベア2は例えばステンレス
ネツトを利用したエンドレスコンベアであり、コ
ンベア2の外面には一定間隔置きにパンチング加
工した仕切板13…を当該外面に対して略直角に
取付ける。これにより、任意の仕切板13と相隣
る仕切板13によつて被処理物の収容部が形成さ
れる。コンベア2はその縁部にチエーン2aを一
体に取付け、このチエーンにギヤモータを利用し
た駆動部の駆動ギヤ14を噛合させて、コンベア
2を循環移動させるとともに、ガイドギヤ15…
によつて移動経路を形成し、水槽内に位置する低
位置部L1,L2と水槽の前後に位置する高位置
部h1,h2,h3を有する。
組みすることによつてフレーム12を構成し、こ
のフレーム12の内側にコンベア2を配した搬送
部3を装備する。コンベア2は例えばステンレス
ネツトを利用したエンドレスコンベアであり、コ
ンベア2の外面には一定間隔置きにパンチング加
工した仕切板13…を当該外面に対して略直角に
取付ける。これにより、任意の仕切板13と相隣
る仕切板13によつて被処理物の収容部が形成さ
れる。コンベア2はその縁部にチエーン2aを一
体に取付け、このチエーンにギヤモータを利用し
た駆動部の駆動ギヤ14を噛合させて、コンベア
2を循環移動させるとともに、ガイドギヤ15…
によつて移動経路を形成し、水槽内に位置する低
位置部L1,L2と水槽の前後に位置する高位置
部h1,h2,h3を有する。
一方、フレーム12の内部であつて、コンベア
2の内側には前段側から前処理用第一水槽4、本
処理用第二水槽5、さらに冷塩水調製用の第三水
槽16を設ける。各水槽4,5,16には冷塩水
Sが収容され、特に、各水槽は水路によつてそれ
ぞれ相連通し、第三水槽16から冷塩水Sが第二
水槽5へ流れ込み、さらに第一水槽4へ流れ込
む。また、第一水槽4の内部にはコンベア2の低
位置部L1が、さらに第二水槽5の内部には低位
置部L2がそれぞれ位置し、コンベア2上の被処
理物は各水槽4,5に収容された冷塩水S内を通
過することになる。
2の内側には前段側から前処理用第一水槽4、本
処理用第二水槽5、さらに冷塩水調製用の第三水
槽16を設ける。各水槽4,5,16には冷塩水
Sが収容され、特に、各水槽は水路によつてそれ
ぞれ相連通し、第三水槽16から冷塩水Sが第二
水槽5へ流れ込み、さらに第一水槽4へ流れ込
む。また、第一水槽4の内部にはコンベア2の低
位置部L1が、さらに第二水槽5の内部には低位
置部L2がそれぞれ位置し、コンベア2上の被処
理物は各水槽4,5に収容された冷塩水S内を通
過することになる。
また、コンベア2の高位置部h1及びh2の上
方には洗浄用シヤワー17及び18を配設する。
シヤワー17は投入された被処理物の洗浄を行う
もので、洗浄水が第一水槽4へ流れ込まないよう
にその位置が設定され、また、シヤワー18は第
一水槽4から取出された被処理物の洗浄を行うも
ので洗浄水は第二水槽5へ流れ込まないようにそ
の位置が設定される。
方には洗浄用シヤワー17及び18を配設する。
シヤワー17は投入された被処理物の洗浄を行う
もので、洗浄水が第一水槽4へ流れ込まないよう
にその位置が設定され、また、シヤワー18は第
一水槽4から取出された被処理物の洗浄を行うも
ので洗浄水は第二水槽5へ流れ込まないようにそ
の位置が設定される。
さらにまた、コンベア2の高位置部h3の上方
には殺菌用シヤワー19,20を配設する。
には殺菌用シヤワー19,20を配設する。
なお、本装置1の前方には被処理物を投入した
際に当該被処理物を自動的にコンベア2上へ載せ
るホツパ(不図示)を配するとともに、本装置1
の後方には被処理物を受け取るシユータ21を配
する。
際に当該被処理物を自動的にコンベア2上へ載せ
るホツパ(不図示)を配するとともに、本装置1
の後方には被処理物を受け取るシユータ21を配
する。
次に、第3図を参照して本装置1のブロツク系
統図について説明する。
統図について説明する。
まず、31は冷塩水供給器である。この供給器
31は不図示の冷凍機で冷却された−2℃〜0℃
程度の冷水と塩水をそれぞれポンプ32,33で
送り出し、両者を合流させることにより、所定濃
度の冷塩水を調製し、前記第三水槽16へ供給す
る。第三水槽16内の冷塩水は所定量に達する
と、水路を通して第二水槽5へ流れ込み、第二水
槽5が所定量に達すると水路を通して第一水槽4
へ流れ込むように構成する。
31は不図示の冷凍機で冷却された−2℃〜0℃
程度の冷水と塩水をそれぞれポンプ32,33で
送り出し、両者を合流させることにより、所定濃
度の冷塩水を調製し、前記第三水槽16へ供給す
る。第三水槽16内の冷塩水は所定量に達する
と、水路を通して第二水槽5へ流れ込み、第二水
槽5が所定量に達すると水路を通して第一水槽4
へ流れ込むように構成する。
他方、34はオゾン供給部9を達成するオゾン
発生器である。このオゾン発生器34で得たオゾ
ンOは第一水槽4のエジエクタ35と第二水槽5
のエジエクタ36、さらに前記殺菌用シヤワー1
9,20へ供給される。また、37は第一水槽4
へ圧力エアを供給するコンプレツサである。よつ
て、第一水槽4においては底部のエアブローから
気泡が噴出するとともに、側部からエジエクタ3
5によつてオゾンOを含む冷塩水が噴出する。
発生器である。このオゾン発生器34で得たオゾ
ンOは第一水槽4のエジエクタ35と第二水槽5
のエジエクタ36、さらに前記殺菌用シヤワー1
9,20へ供給される。また、37は第一水槽4
へ圧力エアを供給するコンプレツサである。よつ
て、第一水槽4においては底部のエアブローから
気泡が噴出するとともに、側部からエジエクタ3
5によつてオゾンOを含む冷塩水が噴出する。
なお、エジエクタ35によるオゾンの噴出原理
は次のようになる。まず、第一水槽4内の冷塩水
Sの一部はキヤツチヤ38に入り、このキヤツチ
ヤ38内の冷塩水Sはポンプ39によつてエジエ
クタ35へ送られる。この際、ポンプ39から出
た冷塩水Sはフイルタ40によつてゴミ等が除去
される。エジエクタ35自身は第4図のような原
理構造になつており、冷塩水Sの流れの中途に前
記オゾン発生器34からのオゾンOを合流させる
ことにより、先端ノズル41からはオゾンOの気
泡を含む冷塩水Sが勢いよく噴出する。
は次のようになる。まず、第一水槽4内の冷塩水
Sの一部はキヤツチヤ38に入り、このキヤツチ
ヤ38内の冷塩水Sはポンプ39によつてエジエ
クタ35へ送られる。この際、ポンプ39から出
た冷塩水Sはフイルタ40によつてゴミ等が除去
される。エジエクタ35自身は第4図のような原
理構造になつており、冷塩水Sの流れの中途に前
記オゾン発生器34からのオゾンOを合流させる
ことにより、先端ノズル41からはオゾンOの気
泡を含む冷塩水Sが勢いよく噴出する。
そして、この噴出の際に超音波が発生し洗浄効
果がより高められる。また、エジエクタ35の噴
出口は第5図中35a,35bのように位置を異
ならせて複数設け、水槽4内に水流W1を形成し
て冷塩水Sが攪拌されるようにする。
果がより高められる。また、エジエクタ35の噴
出口は第5図中35a,35bのように位置を異
ならせて複数設け、水槽4内に水流W1を形成し
て冷塩水Sが攪拌されるようにする。
他方、第二水槽5においても第一水槽4と同様
にキヤツチヤ42、ポンプ43、フイルタ44を
備え、エジエクタ36からオゾンOを含む冷塩水
Sを水槽側部から噴出させる。また、第5図に示
すように位置を異ならせた複数の噴出口36a,
36b,36c…36gから噴出させ、水槽5内
に水流W2を形成して冷塩水Sの攪拌を行う。一
方、フイルタ44から出た冷塩水Sは前記洗浄用
シヤワー17,18に供給され、洗浄水となる。
にキヤツチヤ42、ポンプ43、フイルタ44を
備え、エジエクタ36からオゾンOを含む冷塩水
Sを水槽側部から噴出させる。また、第5図に示
すように位置を異ならせた複数の噴出口36a,
36b,36c…36gから噴出させ、水槽5内
に水流W2を形成して冷塩水Sの攪拌を行う。一
方、フイルタ44から出た冷塩水Sは前記洗浄用
シヤワー17,18に供給され、洗浄水となる。
また、第三水槽16においてはキヤツチヤ4
5、ポンプ46、フイルタ47を介して第三水槽
16内の冷塩水Sが前記殺菌用シヤワー19,2
0へ供給される。この際、前記エジエクタ35と
同様の原理によつて冷塩水S内にオゾンOが含有
する。
5、ポンプ46、フイルタ47を介して第三水槽
16内の冷塩水Sが前記殺菌用シヤワー19,2
0へ供給される。この際、前記エジエクタ35と
同様の原理によつて冷塩水S内にオゾンOが含有
する。
次に、本装置1の全体の動作及び使用方法につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、不図示のホツパから被処理物(鮮魚、精
肉、冷凍品、青果等)を投入すると、コンベア2
で搬送され、最初に水抜き、血抜きが行われると
ともに、洗浄用シヤワー17によつて洗浄が行わ
れる(予備処理)。この後、被処理物は第一水槽
4へ搬送され、前処理が行われる。つまり、被処
理物に付着しているヌメリ、血、ゴミ等をオゾン
水気泡群とエアレーシヨン効果によつて剥離す
る。なお、オゾン反応有機物、剥離されたゴミ等
は合泡され水槽外へ排除される。そして、第一水
槽4で処理された被処理物は第二水槽5へ搬送さ
れる。なお、この際に途中の洗浄用シヤワー18
によつて被処理物に付着している不純物が第二水
槽5へ持ち込まれないように洗浄され、かつ水切
りが行われる。一方、第二水槽5では本処理であ
る、被処理物の芯温調整、表面処理、洗浄、解
凍、自己消化作用を遅らせるための殺菌処理が行
われ、オゾン反応有機物、ゴミ等は第一水槽4と
同様に水槽外へ排除される。第二水槽5で処理さ
れた被処理物はコンベア2の移動とともに、第二
水槽5内から取出され、前記殺菌用シヤワー1
9,20によつて殺菌処理が行われる。殺菌用シ
ヤワー19,20へは前記のように第三水槽16
から新たに調製された未使用の冷塩水Sが供給さ
れ、常に一定の殺菌処理が行われる。よつて、最
終工程で殺菌処理された被処理物は自動的にシユ
ータ21から搬出される。
肉、冷凍品、青果等)を投入すると、コンベア2
で搬送され、最初に水抜き、血抜きが行われると
ともに、洗浄用シヤワー17によつて洗浄が行わ
れる(予備処理)。この後、被処理物は第一水槽
4へ搬送され、前処理が行われる。つまり、被処
理物に付着しているヌメリ、血、ゴミ等をオゾン
水気泡群とエアレーシヨン効果によつて剥離す
る。なお、オゾン反応有機物、剥離されたゴミ等
は合泡され水槽外へ排除される。そして、第一水
槽4で処理された被処理物は第二水槽5へ搬送さ
れる。なお、この際に途中の洗浄用シヤワー18
によつて被処理物に付着している不純物が第二水
槽5へ持ち込まれないように洗浄され、かつ水切
りが行われる。一方、第二水槽5では本処理であ
る、被処理物の芯温調整、表面処理、洗浄、解
凍、自己消化作用を遅らせるための殺菌処理が行
われ、オゾン反応有機物、ゴミ等は第一水槽4と
同様に水槽外へ排除される。第二水槽5で処理さ
れた被処理物はコンベア2の移動とともに、第二
水槽5内から取出され、前記殺菌用シヤワー1
9,20によつて殺菌処理が行われる。殺菌用シ
ヤワー19,20へは前記のように第三水槽16
から新たに調製された未使用の冷塩水Sが供給さ
れ、常に一定の殺菌処理が行われる。よつて、最
終工程で殺菌処理された被処理物は自動的にシユ
ータ21から搬出される。
以上、実施例について詳細に説明したが、その
他コンベア2の速度を可変設定する速度設定部、
オゾンOの濃度を可変設定するオゾン量設定部、
冷塩水の流量、濃度、温度等を可変設定する冷塩
水調整部等の必要な調製及び設定を行う制御部を
備えている。また、本発明はこのような実施例に
限定されるものではなく、例えば水槽は二つの場
合を示したが一つまたは必要により三以上設けて
もよい。その他、細部の構成、形状、配列、数
量、素材等において本発明の要旨を逸脱しない範
囲で任意に変更実施できる。
他コンベア2の速度を可変設定する速度設定部、
オゾンOの濃度を可変設定するオゾン量設定部、
冷塩水の流量、濃度、温度等を可変設定する冷塩
水調整部等の必要な調製及び設定を行う制御部を
備えている。また、本発明はこのような実施例に
限定されるものではなく、例えば水槽は二つの場
合を示したが一つまたは必要により三以上設けて
もよい。その他、細部の構成、形状、配列、数
量、素材等において本発明の要旨を逸脱しない範
囲で任意に変更実施できる。
このように、本発明に係る自動冷塩水処理装置
は被処理物をコンベア上に載せて搬送し、オゾン
と冷塩水によつて被処理物の処理を行うため、次
のような効果を得る。
は被処理物をコンベア上に載せて搬送し、オゾン
と冷塩水によつて被処理物の処理を行うため、次
のような効果を得る。
作業者は被処理物を本装置へ投入するのみで
全て自動で行われるため、作業能率の大幅向上
と作業コストの低減を達成できる。しかも、人
手が入らないため、衛生的見地からも最良とな
る。
全て自動で行われるため、作業能率の大幅向上
と作業コストの低減を達成できる。しかも、人
手が入らないため、衛生的見地からも最良とな
る。
コンベアで被処理物を搬送するため設定時間
通りに確実に処理を行うことができ、処理品質
の均一化を図れる。
通りに確実に処理を行うことができ、処理品質
の均一化を図れる。
冷塩水とオゾン噴流によつて処理するため、
両者の相乗作用によつて冷塩水処理効果、洗浄
効果、殺菌効果等をより高めることができ、被
処理物に対し最適な鮮度保持のための処理を行
うことができる。
両者の相乗作用によつて冷塩水処理効果、洗浄
効果、殺菌効果等をより高めることができ、被
処理物に対し最適な鮮度保持のための処理を行
うことができる。
第1図:本発明に係る自動冷塩水処理装置の外
観正面図、第2図:同処理装置の外観平面図、第
3図:同処理装置のブロツク系統図、第4図:同
処理装置におけるエジエクタの原理的構造を示す
断面図、第5図:同処理装置における水流を明示
する平面視模式図。 尚図面中、1:自動冷塩水処理装置、2:コン
ベア、3:搬送部、4:第一水槽、5:第二水
槽、6:殺菌用シヤワー、7:冷塩水処理部、
8:エジエクタ、S:冷塩水、O:オゾン。
観正面図、第2図:同処理装置の外観平面図、第
3図:同処理装置のブロツク系統図、第4図:同
処理装置におけるエジエクタの原理的構造を示す
断面図、第5図:同処理装置における水流を明示
する平面視模式図。 尚図面中、1:自動冷塩水処理装置、2:コン
ベア、3:搬送部、4:第一水槽、5:第二水
槽、6:殺菌用シヤワー、7:冷塩水処理部、
8:エジエクタ、S:冷塩水、O:オゾン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被処理物をコンベアに載せて搬送する搬送部
と、内部に冷塩水を収容し、かつ前記コンベアを
通過させて被処理物を冷塩水処理する一または二
以上の水槽を少なくとも備えた冷塩水処理部と、
前記冷塩水中にオゾンを供給するオゾン供給部を
備えてなる自動冷塩水処理装置。 2 前記水槽は少なくとも前処理用第一水槽と、
本処理用第二水槽を備えてなる特許請求の範囲第
1項記載の自動冷塩水処理装置。 3 前記コンベアは長手方向に対し所定間隔毎に
仕切板を備えることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の自動冷塩水処理装置。 4 前記コンベアは前記水槽内に位置する低位置
部と、水槽間または水槽前後に位置する高位置部
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項又は第3項記載の自動冷塩水処理装
置。 5 前記冷塩水処理部はコンベアの高位置部にお
いて被処理物の洗浄を行う一または二以上のシヤ
ワーを備えることを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第4項記載の自動冷塩水処理装置。 6 前記シヤワーのうち最終段のシヤワーはオゾ
ンを含有した殺菌用シヤワーであることを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載の自動冷塩水処理
装置。 7 前記オゾン供給部はエジエクタによりオゾン
の気泡を冷塩水内へ噴出させ、冷塩水を攪拌する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自
動冷塩水処理装置。 8 前記冷塩水処理部は冷塩水が後段の水槽から
前段の水槽へ流れる流路が形成されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動冷塩
水処理装置。 9 前記被処理物は生鮮食料品であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の自動冷塩水処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433987A JPS63181989A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 自動冷塩水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433987A JPS63181989A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 自動冷塩水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63181989A JPS63181989A (ja) | 1988-07-27 |
JPH0514547B2 true JPH0514547B2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=11858307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1433987A Granted JPS63181989A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 自動冷塩水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63181989A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02231066A (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-13 | Family Kk | 野菜、果実等の洗滌装置 |
JPH074158B2 (ja) * | 1990-03-01 | 1995-01-25 | 稔 石田 | 加工に適したいかの解凍方法 |
JPH04169150A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Shintou Unie Kk | 漬物用連続脱塩装置 |
JP2791542B2 (ja) * | 1994-06-22 | 1998-08-27 | 小嶺機械株式会社 | 食品殺菌装置 |
US6521822B2 (en) | 2000-03-21 | 2003-02-18 | Citizen Watch Co., Ltd. | Electronic unit |
CN108814350A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-11-16 | 浙江欧琳生活健康科技有限公司 | 一种具有解冻功能的清洗设备 |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP1433987A patent/JPS63181989A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63181989A (ja) | 1988-07-27 |
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