JP2999418B2 - 糸状海藻類の異物除去・洗浄装置及び方法 - Google Patents

糸状海藻類の異物除去・洗浄装置及び方法

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JP2999418B2
JP2999418B2 JP8214859A JP21485996A JP2999418B2 JP 2999418 B2 JP2999418 B2 JP 2999418B2 JP 8214859 A JP8214859 A JP 8214859A JP 21485996 A JP21485996 A JP 21485996A JP 2999418 B2 JP2999418 B2 JP 2999418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、もずく,ひじき等
の糸状海藻類に混入する異物の除去と、その表面に付着
した汚れを洗浄する異物除去・洗浄装置及び方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、もずく,ひじき等の糸状海藻類
は、収穫したばかりのものに異物が混入したり、汚れが
付着している。この異物としては、ゴミ等の浮遊する異
物、小石や貝殻等の沈殿する異物及び微小生物の一種で
ある稚エビ等の中性浮力の異物がある。また、表面に付
着するゴミ等の汚れもある。
【0003】上記糸状海藻類に付着した異物や汚れを取
り除く洗浄作業は、水槽に水とともに投入した糸状海藻
類を作業者による手もみで洗浄する方法が最も原始的な
ものとして知られている。また、最近は、回転ドラムの
中に水と糸状海藻類を入れ、異物や汚れを攪拌するよう
にしたものや、水槽内に投入した糸状海藻類を、噴射水
流と気泡とで洗浄させ、洗浄後の糸状海藻類を無端ネッ
トコンベヤで水槽外へ搬出するものが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記糸状海藻類を作業
者による手もみで洗浄する方法では、手もみ作業を伴う
から、洗浄結果に熟練度合いが大きく影響するし、手も
みが重労働であり、生産性の高い洗浄が行えないという
問題点がある。
【0005】また、回転ドラムによる装置は、手もみの
ような労働から解放される。しかし、糸状海藻類に付着
した異物は単なる転がり運動による洗浄では充分に除去
できず、効果的な洗浄ができないという問題点がある。
【0006】他方、噴射水流と気泡とで洗浄する洗浄装
置では、糸状海藻類の洗浄作用はあるものの、糸状海藻
類の重ねられた繊維の奥部に付着する異物の除去ができ
ないという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、もずく等の糸
状海藻類に混入する異物の除去と表面の汚れの洗浄を効
果的にできる糸状海藻類の異物除去・洗浄装置及び異物
除去・洗浄装置方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の請求項1の糸状海藻類の異物除去・洗浄装
置は、糸状海藻類と水とを投入する洗浄槽と、上記洗浄
槽の上部開口に配置された多孔板と、洗浄槽の底面部か
ら内壁にかけて張設された多孔板と、上記洗浄槽の底部
に配置され気泡を混入した水を噴射する気泡水噴射手段
と、上記洗浄槽に配置され吸引口を洗浄槽内の上部に備
え、吐出口を洗浄槽内の気泡水噴射手段近くに備えるス
クリューコンベヤと、上記洗浄槽に配置され洗浄槽内の
水を排水する排水手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0009】本発明の請求項1によると、まず、洗浄槽
内に糸状海藻類を給水とともに投入する。次に、スクリ
ューコンベヤの正転と給水部内に備える気泡水噴射手段
の起動により洗浄槽内に給水するとともに、このジェッ
ト水流にエアを吸引させたバブリング水流を洗浄槽へ噴
射する。これにより、洗浄槽の表面近くにある糸状海藻
類がスクリューコンベヤに吸引されスクリュウの羽根に
よって繊維がほぐされ且つ攪拌作用を受けながら下降移
動する。そして、スクリューコンベヤから吐出した糸状
海藻類は、バブリング水流で攪拌・洗浄作用を受ける。
この後、再び上昇した糸状海藻類は、スクリューコンベ
ヤ,気泡噴射手段と循環し、攪拌・洗浄作用が繰り返さ
れて、異物の分離と汚れが洗浄される。同時に洗浄槽の
上部からオーバーフローする水により浮遊する異物・汚
水が多孔板を介して分離され、また、洗浄槽の底部から
沈殿する異物・汚水が多孔板を介して分離される。上記
攪拌・洗浄作用後、排水手段により洗浄槽内の水を排水
して糸状海藻類から分離した中性浮力の異物と汚水を除
去する。
【0010】本発明の請求項2の糸状海藻類の異物除去
・洗浄装置は、請求項1記載の糸状海藻類の異物除去・
洗浄装置において、上記洗浄槽の一方側に気泡水噴射手
段を配置するとともに、他方側に排水手段を配置し、ま
た、上記排水手段側の多孔板に開閉可能な洗浄ゲートを
設け、上記洗浄ゲートの背後に、糸状海藻類を搬出する
無端ネットコンベヤの昇り傾斜部の上面側を配置したこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項2によると、洗浄ゲートの開口と気
泡水噴射手段からの給水と排出手段からの排水と無端ネ
ットコンベヤの循環により、洗浄槽内にある糸状海藻類
は気泡水噴射手段から排出手段への水流によって無端ネ
ットコンベヤへ移動して掻き上げられ、同時に、中性浮
力を有する異物は無端ネットコンベヤのメッシュを通過
させて排水手段より排水とともに廃棄される。
【0012】請求項3の糸状海藻類の異物除去・洗浄装
置は、請求項2記載の糸状海藻類の異物除去・洗浄装置
において、上記無端ネットコンベヤは上昇端に続く水平
搬送部が選別水槽内を水没して通過するように配置し、
また、上記無端ネットコンベヤの上面側にシャワーを配
置したことを特徴とするものである。
【0013】請求項3によると、糸状海藻類は無端ネッ
トコンベヤの昇り傾斜部から水平搬送部へと排出され
る。この排出中に、噴水シャワーの洗浄により、中性浮
力の異物は無端ネットコンベヤのメッシュを通過させて
排水とともに分離落下される。また、上記無端ネットコ
ンベヤの上昇端に続く水平搬送部を選別水槽内を水没し
て通過させ、選別水槽で糸状海藻類を水に浮遊した状態
として他の種類の海藻や異物を取り除く。
【0014】請求項4の糸状海藻類の異物除去・洗浄方
法は、洗浄槽に外部から糸状海藻類の投入と給水を行う
原料・水投入工程と、洗浄槽に投入された糸状海藻類を
スクリューコンベヤの上側吸引口から吸引してスクリュ
ウでほぐし且つ攪拌して下部吐出口から排出し、ついで
糸状海藻類を気泡水噴射手段からのバブリング水流によ
って攪拌洗浄するとともにバブリング水流の上昇流で洗
浄槽内の上側へ移動させ再びスクリューコンベヤの上側
吸引口に導入し、同時に洗浄槽の上部からオーバーフロ
ーする水により浮遊する異物・汚水を多孔板を介して分
離し、また、洗浄槽の底部から沈殿する異物・汚水を多
孔板を介して分離する異物分離・洗浄工程と、排水手段
を開放して洗浄槽内の糸状海藻類から分離した中性浮力
の異物・汚水を排水とともに排出する排水分離工程と、
からなることを特徴とするものである。
【0015】上記請求項4によると、まず、洗浄槽内に
糸状海藻類を給水とともに投入する。次に、スクリュー
コンベヤの正転と給水部内に備える気泡水噴射手段の起
動により洗浄槽内に給水するとともに、このジェット水
流にエアを吸引させたバブリング水流を洗浄槽へ噴射す
る。これにより、洗浄槽の表面近くにある糸状海藻類が
スクリューコンベヤに吸引されスクリュウの羽根によっ
て繊維がほぐされ且つ攪拌作用を受けながら下降移動す
る。そして、スクリューコンベヤから吐出した糸状海藻
類は、バブリング水流で攪拌・洗浄作用を受ける。この
後、再び上昇した糸状海藻類は、スクリューコンベヤ,
気泡噴射手段と循環し、攪拌・洗浄作用が繰り返され
て、異物の分離と汚れが洗浄される。同時に洗浄槽の上
部からオーバーフローする水により浮遊する異物・汚水
が多孔板を介して分離され、また、洗浄槽の底部から沈
殿する異物・汚水が多孔板を介して分離される。上記攪
拌・洗浄作用後、排水手段により洗浄槽内の水を排水し
て糸状海藻類から分離した異物と汚水を除去する。
【0016】請求項5の糸状海藻類の異物除去・洗浄方
法は、請求項4記載の糸状海藻類の異物除去・洗浄方法
において、上記排水分離工程に続き、排水手段及び洗浄
ゲートを開口するとともに、気泡水噴射手段からの給水
を行なって糸状海藻類を無端ネットコンベヤ側に移動さ
せ、ついで、スクリューコンベヤを逆転して洗浄槽底部
の糸状海藻類をスクリューコンベヤの上部吸引口から吐
出させて無端ネットコンベヤ側に移動させる排出工程を
付加したことを特徴とするものである。
【0017】上記請求項5によると、洗浄槽内にある洗
浄後の糸状海藻類は、スクリューコンベヤの逆転と洗浄
ゲートの開口と、無端ネットコンベヤの循環により、円
滑にその昇り傾斜部から水平搬送部へと排出される。ま
た、洗浄槽底部の糸状海藻類は、スクリューコンベヤを
逆転することによりスクリューコンベヤの上部吸引口か
ら吐出させて無端ネットコンベヤ側に移動させ、排出を
完全にする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態についてに説明する。図1は本発明の第1実施形
態となる糸状海藻類の異物除去・洗浄装置の斜視図を示
し、図2,3はスクリューコンベヤの断面図を示し、図
4は気泡噴射手段を示す断面図を示す。
【0019】まず、本発明の糸状海藻類の異物除去・洗
浄装置100の概要を説明する。図1に示すように、水
槽1は、一方向に長くした長方形の箱形をなし、上面部
が開口している。上記水槽1の中央位置に洗浄槽3を形
成する。この洗浄槽3の長手方向の一方側を、隔壁板5
で斜め姿勢に仕切り、ここに給水部7を形成する。更
に、洗浄槽3の長手方向の他方側に、洗浄ゲート11を
配置して排水部9を形成する。
【0020】上記洗浄槽3には、図2,5,6に示すよ
うに、この底面部3Aの全体を被うように、底面部より
適宜の間隔をおいて多孔板(網目板)13を張設する。
上記多孔板13は、隔壁板5の底部5Aに連設するとと
もに、洗浄ゲート11の閉口時の底部11Aに連接す
る。そして、洗浄槽3の左右両内壁3Bの開口上部に
は、2枚の多孔板20,21が付設されている。これら
多孔板20,21は、左右両内壁3B,3Bからオーバ
ーフローする水Wと、泡や微小生物等の細かい異物のみ
を通過させる。上記オーバーフローした水W等は、通路
Sから排出口7Cに排出される。
【0021】更に、上記洗浄槽3の隔壁板5側には、2
組のスクリューコンベヤ15が設けられている。このも
のは吸引口15Aを上側に、また、吐出口15Bを下側
とし、吸引口15Aが洗浄槽3の上部に配置され、吐出
口15Bが洗浄槽3の下部に配置されている。スクリュ
ーコンベヤ15はモータMにより正逆転駆動され、羽根
15Cを正転すると吸引口15Aから吸引し、吐出口1
5Bから排出し、逆転すると、逆に吐出口15Bから吸
引し、吸引口15Bから排出するようになっている。ま
た、上記隔壁板5の底部5Aには、2組の気泡水噴射手
段30を設け、その噴水管39Aを洗浄槽3内に突出配
置する。噴水管39Aの噴出口39Bはスクリューコン
ベヤ15の吐出口15B近くに配置される。また、上記
噴出口39B及び吐出口15Bの上部に仕切板23を配
設してバブリング室25を形成する。他方、反対側の排
水部9には、その側壁9Aに排水手段としての排水弁2
7を備え、この閉口時は気泡水噴射手段30により給水
される水Wを多孔板20,21からオーバフローさせ、
開口時は、洗浄槽3内の水Wを低レベルLLまで排水す
るようになっている。
【0022】続いて、上記糸状海藻類の異物除去・洗浄
装置100の各部の詳細構成を説明する。まず、2組の
スクリューコンベヤ15は、図2,3に示すように、傾
設した隔壁板5の洗浄槽3側に配置され、モータMによ
り回転軸15Dを正逆方向へ回転駆動される。上記スク
リューコンベヤ15の吐出口15Bは、バブリング室2
5に突出する気泡水噴射手段30の噴出口39Bに向け
られている。これにより、スクリューコンベヤ15の正
転時には、下部の吐出口15Bから羽根15Cで攪拌さ
れた糸状海藻類K及び水Wを噴出口39Bに向け吐出す
る。また、逆転時には、下部の吐出口15Bから吸引し
て上部の吸引口15Aから糸状海藻類K及び水Wを吐出
する機能を持っている。
【0023】次に、上記気泡水噴射手段30は、図2,
4に示すように、給水部7から洗浄槽3の底面にわたっ
て水平に配置されている。上記気泡水噴射手段30の本
体は、高圧ポンプHPからの高圧給水HWを受ける給水
筒33と、ジェット水流JWとするノズル筒35と、空
気室37と、この先端に接続した噴水管39の平行筒部
の噴水管39Aと、拡径した噴出口39Bとからなる。
【0024】これにより、給水部7の外部に取り付けた
高圧ポンプHPからの高圧給水HWは、配管P1から給
水量調整弁V1と、電動弁V2を介して適量が給水筒3
3に送り込まれ、ノズル筒35でジェット水流JWとな
る。ノズル筒35を包囲する空気室37には、電磁弁V
3を介した配管P2から空気Eが送り込まれる。この空
気は、ジェット水流JWにより強力に水中に吸い込まれ
る。水中に吸い込まれた空気Eは、平行筒部の噴水管3
9A内で超微細気泡となり、噴出口39Bの拡大部で気
泡はさらに圧縮・増圧され、効果的に空気を水中に溶け
込ませた状態でバブリング水流BWとなる。即ち、上記
気泡水噴射手段30は、ジェット水流JWを形成すると
ともに、空気Eを供給することで、バブリング水流BW
を噴射する機能を持っている。尚、上記給水部7には、
外部からの給水Wが給水弁V4の開閉操作により供給さ
れる。
【0025】次に、上記洗浄ゲート11は、図1に示す
ように、洗浄槽3と排水部9との境界位置に配置され、
洗浄ゲート11の上部両側に付設する支軸11B,11
Cを排水部9の上部に枢着する。上記支軸11Bには、
開閉シリンダC1がレバー11Dを介して連結されてい
る。上記洗浄ゲート11は、開閉シリンダC1により垂
下姿勢の閉口状態と、図5に2点鎖線で示すように、反
時計方向へ90度回転させた水平姿勢の開口状態に制御
される。
【0026】次に、排水部9内に配置された無端ネット
コンベヤ40を説明する。上記無端ネットコンベヤ40
は、ネットを無端帯状とし、その表面に櫛状の掻き上げ
棒を間隔的に形成したものであって、その昇り傾斜部4
0Aの上面側40Bを洗浄ゲート11に対面させ、洗浄
ゲート11の閉口時に底部11Aと接触する構造とす
る。従って、洗浄ゲート11の閉口により、洗浄槽3と
この排水部9とを分離し、開口時に洗浄槽3と昇り傾斜
部40Aの上面側40Bとを連通させる。
【0027】また、上記無端ネットコンベヤ40は、昇
り傾斜部40Aの上昇端に続いて、水平搬送部40Cが
形成され、排水部9の外部へ延長形成される。この水平
搬送部40Cの上面側40Dはその一部が下方に窪んで
おり、これが選別水槽50内を通過するように配置され
ている。この選別水槽50には、排水弁V5を備えてい
る。また、上記昇り傾斜部40A及び水平搬送部40C
の上方には、複数列のシャワー60がその配管P3上に
配置され、昇り傾斜部40A及び水平搬送部40Cに対
し、水Wを一斉に噴射することができるようになってい
る。
【0028】上記無端ネットコンベヤ40を、その駆動
モータM2の起動で反時計方向へ循環させると、洗浄槽
3内の糸状海藻類Kは、無端ネットコンベヤ40の昇り
傾斜部40Aから掻き上げられ、水平搬送部40Cへと
移動される。選別水槽50は、排水弁V5の閉口時にシ
ャワー60からの給水Wを溜めて糸状海藻類Kの選別を
可能とし、また、排水弁V5の開口で汚水となつた水W
´を外部へ排出する。尚、無端ネットコンベヤ40によ
り排出される糸状海藻類Kは、次の工程(例えば脱水工
程)又は外部の貯留部に搬出されるようになっている。
【0029】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の
異物除去・洗浄装置100は、上記のように構成され、
以下のように作用する。先ず、図5,11に示すよう
に、洗浄槽3の低レベルLLに水Wを張る。これが「水
はり工程」(イ)となる。この時、スクリューコンベヤ
15,気泡水噴射手段30,無端ネットコンベヤ40の
停止と、洗浄ゲート11及び排水弁27を閉口する。こ
こで、回転ドラムDから糸状海藻類Kを洗浄槽3内へ投
入するとともに、気泡水噴射手段30の高圧ポンプHP
を起動して、給水部7の水Wを洗浄槽3へ給水する。こ
れが「糸状海藻類及び水の投入工程」(ロ)となる。
【0030】上記糸状海藻類Kの投入が終了すると、ス
クリューコンベヤ15の正転と、電磁弁V3の作動で空
気Eを供給し、気泡水噴射手段30がバブリング水流B
Wを発生する。これで、図2に示すように、洗浄槽3の
上部に位置する糸状海藻類K及び水Wは、スクリューコ
ンベヤ15の吸引口15Aから内部へ吸引され、正転す
る羽根15Cにより攪拌され十分に解されて下降移動す
る。上記解し作用で、糸状海藻類Kの繊維が解されると
ともに、この内部に付着する異物やゴミを機械的に分離
する。
【0031】上記スクリューコンベヤ15の吐出口15
Bから吐出された糸状海藻類Kは、図2,7に示すよう
に、バブリング水流BWを噴出する気泡水噴射手段30
の噴出口39Bに放出される。これにより、糸状海藻類
Kは、バブリング水流BWにより、バブリング室25で
攪拌・洗浄作用を受けつつ、洗浄ゲート11側へ移動
し、バブリング水流BWの上昇水流に乗って洗浄槽3の
上側へ移動する。
【0032】水面に上昇した糸状海藻類Kは、給水部7
からの給水Wにより、その水面が多孔板20,21にま
で上昇し、ここから泡や浮遊する異物がオーバーフロー
して、図6に示すように、排水口7Cから排出される。
また、糸状海藻類Kから分離した沈殿する異物は多孔板
13を通過して洗浄槽3の底部に蓄積される。水面に循
環してきた糸状海藻類Kは、スクリューコンベヤ15に
よる吸引作用を受けて、再びその吸引口15Aに吸引さ
れて攪拌・解し作用と、バブリング水流BWによる攪拌
・洗浄作用と、再び上昇する循環を通常数分間にわたる
洗浄時間内において、何回も継続する。これが「異物分
離・洗浄工程」(ハ)となる。
【0033】次に、スクリューコンベヤ15の停止,気
泡水噴射手段30の高圧ポンプHPの停止,空気Eの停
止をする。上記操作により、糸状海藻類Kを洗浄槽に浮
遊させる。そして、図8に示すように、排水弁27を開
口する。満水状態にある洗浄槽3内の汚水W´は、低レ
ベルLLまで、上記排水弁27の開口から一気に外部へ
放出される。この放出により、排水とともに、沈降する
稚エビ等の中性浮力を有する異物を排出する。これが
「洗浄槽の汚水を排出する排水分離工程」(ニ)とな
る。以上の工程(イ)〜(ニ)で、糸状海藻類Kの異物
除去・洗浄作用が終了し、「洗浄終了」(ホ)となる。
【0034】続いて、図9,10,12に示すように、
糸状海藻類Kの排出工程(へ)が開始される。まず、排
水弁27の閉口,洗浄ゲート11の開口,給水部7から
の給水Wと電磁弁V5の開口を行い、スクリューコンベ
ヤ15の正転及び無端ネットコンベヤ40を起動する。
これで、低レベルLLにある糸状海藻類Kは、スクリュ
ーコンベヤ15と気泡水噴射手段30からのジェット水
流JWによる流れで、無端ネットコンベヤ40の昇り傾
斜部40A側へ送り出され、無端ネットコンベヤ40に
掻き上げられて順次排出される。また、無端ネットコン
ベヤ40上よりのシャワー60によるシャワリングによ
り、稚エビ等の異物をメッシュより分離落下させる。こ
れが「糸状海藻類の排出移動工程」(ト)である。
【0035】上記工程中に、水位が再び上昇したところ
で、図9に示すように、排水弁27を開口する。これに
より気泡水噴射手段30より給水され、排水弁27側へ
排水される水流が生じ、糸状海藻類Kは無端ネットコン
ベヤ40の昇り傾斜部40A側へ送り出され、無端ネッ
トコンベヤ40に掻き上げられて順次排出される。ま
た、汚水W´及びこの水中の分離した異物がメッシュを
通過して排水弁27より廃棄される。これが、「汚水の
排出工程」(ル)となる。
【0036】また、上記工程に続いて、図10に示すよ
うに、スクリューコンベヤ15のモータMを逆転する。
これにより、スクリューコンベヤ15で洗浄槽3の下部
に堆積する糸状海藻類Kを吐出口15Bから吸い込んで
吸引口15Aから水面に放出する。この放出流で、糸状
海藻類Kは無端ネットコンベヤ40側へと送り出され、
無端ネットコンベヤ40に掻き上げられて順次排出され
る。これが、スクリューコンベヤ逆転による「排出移動
工程」(リ)である。
【0037】上記無端ネットコンベヤ40上の糸状海藻
類Kは、水平搬送部40Cにおいて選別水槽50内に浸
漬される。ここでは、作業者により、最終的に糸状海藻
類Kから他の種類の糸状海藻類Kを手で取り除く選別が
行われる。尚、上記選別水槽50に溜る汚水W´は、排
水弁V5により外部へ排水されるが、この時稚エビ等の
異物をメッシュより分離させ排水とともに廃棄される。
これが「排出洗浄工程」(ヌ)となる。そして、洗浄槽
3のすべての糸状海藻類Kがなくなると「糸状海藻類の
排出完了」(ル)となる。これで、高圧ポンプHP,ス
クリューコンベヤ15を停止し、洗浄ゲート11,電動
弁V2を閉じるが、全ての糸状海藻類Kを排出するま
で、無端ネットコンベヤ40は遅延動作を続け、無端ネ
ットコンベヤ40のコンベヤ端部から次工程または外部
の貯留部へと放出される。
【0038】以上のように、本実施の形態の異物除去・
洗浄装置によると、下記の効果を奏する。まず、糸状海
藻類Kの攪拌・解し工程にスクリューコンベヤ15を採
用したから、糸状海藻類Kの繊維を機械的に攪拌して十
分に解すことができ、異物や汚水を効率良く分離できる
効果がある。
【0039】更に、気泡水噴射手段による超微細気泡を
含むバブリング水流により、糸状海藻類Kに混入した異
物を分離し、また、表面に付着した汚れを完全に洗浄す
ることができる効果がある。また、上記バブリング水流
で洗浄後の糸状海藻類Kを再び水表面に浮上させ、スク
リューコンベヤへ送り込む循環作用が起き、その洗浄サ
イクルが設定時間内で何回も行え、異物と汚れを完全に
分離できる効果がある。
【0040】更に、上記洗浄工程中に、水面の汚れや分
解した異物をオーバーフローさせられるから、泡や浮遊
する異物を効率良く排出でき、また、小石等の沈殿する
異物を多孔板を介して分離し、洗浄槽底部へ除去する効
果がある。そして、排水弁の開口で、水中の中間層に浮
遊する稚エビ等の中性浮力を有する異物を一気に排出し
廃棄できる効果がある。
【0041】また、水流とスクリューコンベヤの逆転に
よる放出により、糸状海藻類Kを積極的に無端ネットコ
ンベヤ側へ移動させられるから、糸状海藻類Kの排出効
率を高められる効果がある。また、無端ネットコンベヤ
上でもシャワーによる洗浄と異物の除去が効果的に行え
る。
【0042】また、水平搬送部40Cにおいて糸状海藻
類Kを選別水槽50内に浸漬することにより、作業者に
よる選別ができるし、選別水槽50に溜る水の排水とと
もに稚エビ等の異物の除去が効果的に行える。
【0043】本発明は、上記第1実施形態に限定される
ことなく発明の要旨内において、設計変更を成し得るこ
と勿論である。例えば、スクリューコンベヤ15や気泡
水噴射手段30は、1組だけ配置しても良い。更に、無
端ネットコンベヤ40は、本発明の糸状海藻類Kの洗浄
に必ずしも必要ではなく、洗浄後の糸状海藻類Kをバッ
チ式で洗浄槽から排出するようにしても良い。
【0044】続いて、図13により、本発明の第2実施
形態である異物除去・洗浄装置200を説明する。この
第2実施形態による異物除去・洗浄装置200は、上記
第1実施形態における洗浄ゲート11と、無端ネットコ
ンベヤ40とを省略し、洗浄槽3底部に設けた多孔板1
3を支点13Aで回動可能に取り付けたものである。こ
の多孔板13は、スクリューコンベヤ15や気泡水噴射
手段30により異物を分離し、排水により除去した後、
回動させて糸状海藻類Kをバッチ式で洗浄槽3から排出
するとき使用する。その他の部材は、上記第1実施形態
と同一につき、同一符号を符して説明を省略する。
【0045】上記第2実施形態による異物除去・洗浄装
置200によると、まず、糸状海藻類Kの攪拌・解し工
程にスクリューコンベヤ15を採用したから、糸状海藻
類Kの繊維を機械的に攪拌して十分に解すことができ、
異物や汚水を効率良く分離できる効果がある。
【0046】更に、気泡水噴射手段による超微細気泡を
含むバブリング水流により、糸状海藻類Kに混入した異
物を分離し、また、表面に付着した汚れを完全に洗浄す
ることができる効果がある。また、上記バブリング水流
で洗浄後の糸状海藻類Kを再び水表面に浮上させ、スク
リューコンベヤへ送り込む循環作用が起き、その洗浄サ
イクルが設定時間内で何回も行え、異物と汚れを完全に
分離できる効果がある。
【0047】更に、上記洗浄工程中に、水面の汚れや分
解した異物をオーバーフローさせられるから、泡や浮遊
する異物を効率良く排出でき、また、小石等の沈殿する
異物を多孔板を介して分離し、洗浄槽底部へ除去する効
果がある。そして、排水弁の開口で、水中の中間層に浮
遊する稚エビ等の中性浮力を有する異物を一気に排出し
廃棄できる効果がある。また、この洗浄装置200をコ
ンパクトで且つローコストに製造し提供できる効果があ
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1による
と、スクリューコンベヤによる攪拌・解しの機械的作用
と、気泡噴射手段によるバブリング水流との攪拌・解し
による洗浄作用とを繰り返し行なうことができる糸状海
藻類の異物除去・洗浄装置をコンパクトで、且つローコ
ストに製造できる効果がある。更に、この洗浄装置によ
り、糸状海藻類の異物除去・洗浄作業を効率良くできる
効果がある。
【0049】本発明の請求項2の糸状海藻類の異物除去
・洗浄装置によると、洗浄ゲートと無端ネットコンベヤ
により、洗浄後の糸状海藻類を自動的に搬送できるとと
もに、中性浮力を有する異物を効果的に除去する効果が
ある。
【0050】本発明の請求項3の糸状海藻類の異物除去
・洗浄装置によると、無端ネットコンベヤによる排出中
に、噴水シャワーの洗浄により、中性浮力の異物を効果
的に除去する効果が発揮され、また、選別水槽で他の種
類の海藻を取り除くとともに、中性浮力の異物を効果的
に除去する効果がある。
【0051】本発明の請求項4の糸状海藻類の異物除去
・洗浄方法によると、糸状海藻類の異物除去・洗浄作業
を効率良くできる効果がある。
【0052】本発明の請求項5の糸状海藻類の異物除去
・洗浄方法によると、スクリューコンベヤの逆転操作に
より、糸状海藻類の排出を効率良くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
除去・洗浄装置の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態であるスクリューコンベ
ヤを示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態であるスクリューコンベ
ヤの逆転を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態である気泡水噴射手段を
示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
除去・洗浄装置の作用を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
除去・洗浄装置の作用を示す平面図である。
【図7】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
洗浄装置の作用を示す断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
除去・洗浄装置の作用を示す断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異物
除去・洗浄装置の作用を示す断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異
物洗浄装置の作用を示す断面図である。
【図11】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異
物除去・洗浄装置の作用工程を示すフローチャート図で
ある。
【図12】本発明の第1実施形態である糸状海藻類の異
物除去・洗浄装置の作用工程を示すフローチャート図で
ある。
【図13】本発明の第2実施形態である糸状海藻類の異
物除去・洗浄装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 水槽 3 洗浄槽 3A 底面部 3B 内壁 5 隔壁板 5A 底部 7 給水部 7C 排出口 9 排水部 11 洗浄ゲート 13 多孔板 15 スクリューコンベヤ 15A 吸引口 15B 吐出口 15C 羽根 20,21 多孔板 23 仕切板 25 バブリング室 27,27´ 排水手段(排水弁) 30 気泡水噴射手段 39 噴水管 39A 平行筒部 39B 噴出口 40 無端ネットコンベヤ 40A 昇り傾斜部 40B 上面側 40C 水平搬送部 50 先鞭水槽 60 シャワー C1 開閉シリンダ LL 低レベルの水位 M,M2 モータ K 糸状海藻類 S 通路 V1 給水量調整弁 V2 電動弁 V3 電磁弁 V4 給水弁 V5 排水弁 HP 高圧ポンプ HW 高圧給水 BW バブリング水流 JW ジェット水流 W 水 W´ 汚水 100,200 糸状海藻類の異物除
去・洗浄装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸状海藻類と水とを投入する洗浄槽と、
    上記洗浄槽の上部開口に配置された多孔板と、洗浄槽の
    底面部から内壁にかけて張設された多孔板と、上記洗浄
    槽の底部に配置され気泡を混入した水を噴射する気泡水
    噴射手段と、上記洗浄槽に配置され吸引口を洗浄槽内の
    上部に備え、吐出口を洗浄槽内の気泡水噴射手段近くに
    備えるスクリューコンベヤと、上記洗浄槽に配置され洗
    浄槽内の水を排水する排水手段と、を備えたことを特徴
    とする糸状海藻類の異物除去・洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の糸状海藻類の異物除去・
    洗浄装置において、上記洗浄槽の一方側に気泡水噴射手
    段を配置するとともに、他方側に排水手段を配置し、ま
    た、上記排水手段側の多孔板に開閉可能な洗浄ゲートを
    設け、上記洗浄ゲートの背後に、糸状海藻類を搬出する
    無端ネットコンベヤの昇り傾斜部の上面側を配置したこ
    とを特徴とする糸状海藻類の異物除去・洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の糸状海藻類の異物除去・
    洗浄装置において、上記無端ネットコンベヤは上昇端に
    続く水平搬送部が選別水槽内を水没して通過するように
    配置し、また、上記無端ネットコンベヤの上面側にシャ
    ワーを配置したことを特徴とする糸状海藻類の異物除去
    ・洗浄装置。
  4. 【請求項4】 洗浄槽に外部から糸状海藻類の投入と給
    水を行う原料・水投入工程と、洗浄槽に投入された糸状
    海藻類をスクリューコンベヤの上側吸引口から吸引して
    スクリュウでほぐし且つ攪拌して下部吐出口から排出
    し、ついで糸状海藻類を気泡水噴射手段からのバブリン
    グ水流によって攪拌洗浄するとともにバブリング水流の
    上昇流で洗浄槽内の上側へ移動させ再びスクリューコン
    ベヤの上側吸引口に導入し、同時に洗浄槽の上部からオ
    ーバーフローする水により浮遊する異物・汚水を多孔板
    を介して分離し、また、洗浄槽の底部から沈殿する異物
    ・汚水を多孔板を介して分離する異物分離・洗浄工程
    と、排水手段を開放して洗浄槽内の糸状海藻類から分離
    した中性浮力の異物・汚水を排水とともに排出する排水
    分離工程と、からなることを特徴とする糸状海藻類の異
    物除去・洗浄方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の糸状海藻類の異物除去・
    洗浄方法において、上記排水分離工程に続き、排水手段
    及び洗浄ゲートを開口するとともに、気泡水噴射手段か
    らの給水を行なって糸状海藻類を無端ネットコンベヤ側
    に移動させ、ついで、スクリューコンベヤを逆転して洗
    浄槽底部の糸状海藻類をスクリューコンベヤの上部吸引
    口から吐出させて無端ネットコンベヤ側に移動させる排
    出工程を付加したことを特徴とする糸状海藻類の異物除
    去・洗浄方法。
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