JP7018233B1 - 海藻の異物除去方法及び異物除去装置 - Google Patents

海藻の異物除去方法及び異物除去装置 Download PDF

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Abstract

【課題】髪の毛、プラスチック片、木片、木の葉、羽毛などが除去できる海藻の異物除去方法及び異物除去装置を提供する。【解決手段】本発明の海藻の異物除去方法は、海藻を塩水の処理槽に投入し、気泡を供給して攪拌し、気泡に第1の異物を付着させる異物付着段階と、浮上した泡に空気を吹き付けて除去する泡除去段階と、水切りした海藻を海藻受けタンクで受け、ポンプで充填機に送り込む移し替え段階と、充填機から海藻を所定量取り出して、順次コンベアに載せる充填段階と、コンベア上の塊状態の海藻を薄く広げる均し段階と、薄く広げた海藻を撮像して、画像による色彩選別を行ない、第2の異物の有無を検査する色彩選別段階と、第2の異物を検出した海藻の塊を吸引により除去する異物除去段階と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明はモズク、青のりなどの海藻の異物除去方法及び異物除去装置に関し、より詳細には、髪の毛、貝殻、プラスチック片、木片、木の葉、羽毛などが除去できる海藻の異物除去方法及び異物除去装置に関する。
特許文献1の異物除去装置は、水槽内に設けられた仕切板に沿って粗切りした原藻を流し、水槽からあふれさせて傾斜水路に導き、傾斜水路の下側から光を透過させ、撮像した画像から原藻に付着した異物を検出する。異物が検出されると傾斜水路端部のバイパス板を回動させ、搬送先を良品排出箱から異物排出箱とする異物除去装置が示される。貝殻、プラスチック片、木片、木の葉、羽毛などを除去する。髪の毛は、径が0.06~0.1mmと細いので画像での判別が難しく除去ができていない。
実開平6-23493号公報
本発明の目的は、髪の毛、プラスチック片、木片、貝殻、木の葉、羽毛などが除去できる海藻の異物除去方法及び異物除去装置を提供することにある。
本発明による海藻の異物除去方法は、海藻を塩水の処理槽に投入し、気泡を供給して攪拌し、気泡に第1の異物を付着させる異物付着段階と、浮上した泡に空気を吹き付けて除去する泡除去段階と、水切りした海藻を海藻受けタンクで受け、ポンプで充填機に送り込む移し替え段階と、前記充填機から海藻を所定量取り出して、順次コンベアに載せる充填段階と、前記コンベア上の塊状態の海藻をローラで薄く広げる均し段階と、前記薄く広げた海藻を撮像して、画像による色彩選別を行ない、第2の異物の有無を検査する色彩選別段階と、前記第2の異物を検出した海藻の塊を吸引により除去する異物除去段階と、を備えていることを特徴とする。
前記移し替え段階は、前記処理槽を水切り板からオーバーフローさせ、前記水切り板の湾曲部で塩水の落下方向と海藻の落下方向を異ならせることを特徴とする。
本発明による海藻の異物除去装置は、海藻が投入される塩水の処理槽と、前記処理槽に気泡を供給し撹拌する気泡供給撹拌手段と、ブロアーが備えられ、前記処理槽の表面に浮上した泡に空気を吹き付けて、泡と泡に付着した第1の異物を除去する泡除去手段と、水切りした海藻を一時蓄える海藻受けタンクと、前記海藻受けタンクの海藻を充填機に移すポンプとからなる移し替え手段と、前記海藻受けタンクから送り込まれる海藻を受ける上部タンクと、前記上部タンクから所定量の海藻を取り出し、順次コンベアに載せる定量取り出し部と、を備える充填機と、コンベア上の海藻を薄く広げる均し手段と、前記薄く広げた海藻を撮像し、画像による色彩選別を行ない、混入している第2の異物の有無を検査する色彩選別機と、前記第2の異物を検出した海藻の塊を吸引により除去する異物除去手段と、を備えていることを特徴とする。
前記均し手段は、2本の均しローラと1本の耐圧ローラからなることを特徴とする。
本発明による海藻の異物除去方法及び異物除去装置は、次の効果がある。
(1)塩水の処理槽に投入した海藻に気泡を供給し、塩水を攪拌して異物を泡に付着させ、異物を泡と共に除去するので、髪の毛や羽毛などの軽い異物(第1の異物)を確実に除去できる。
(2)木片、プラスチック片などの第2の異物は、海藻を処理槽から水切りしてコンベアに移し、海藻を撮像し画像解析により検出するので、的確な検出ができる。海藻をコンベア上に薄く広げるので、海藻の重なりがなく確実に異物を検出できる。
(3)海藻を所定量ずつ取り出してコンベアに載せ、異物を検出すると、所定量の海藻の塊を除去するので、異物の取り残しがない。異物が海藻に取れないように付着していても海藻を含めて除去することによる。
(4)石などの重い異物は、処理槽の底部に沈むので、色彩選別機による異物検出の負荷を減らすことができる。
移し替え段階は、処理槽を水切り板からオーバーフローさせ、水切り板の湾曲部で塩水の落下方向と海藻の落下方向を異ならせたので簡単に水切りできる。水切りは、塩水中の小さなゴミを塩水と一緒に除去できるメリットもある。
均し手段は、2本の均しローラと1本の耐圧ローラからなるとしたので、厚みのある塊状態の海藻をコンベア上に薄く広げることができる。薄く広げることで海藻の重なりがなくなり、撮像して異物を検出するのに有利である。
本発明による海藻の異物除去装置の概略図である。 本発明による海藻の異物除去装置の全体構成図である。 第1異物除去装置の正面図である。 第1異物除去装置の平面図である。 第1異物除去装置の左側面図である。 第1異物除去装置の右側面図である。 図5の拡大図である。 図3の水切り板の拡大図である。 第1異物除去装置と第2異物除去装置の繋ぎ部分を示す図である。 第2異物除去装置の正面図である。 充填機の動作説明図である。 第2異物除去装置の平面図である。 本発明の海藻の異物除去方法のフローチャートである。
図面を参照して、本発明による海藻の異物除去方法及び海藻の異物除去装置を詳しく説明する。
図1は、本発明による海藻4の異物除去装置100の概略図である。異物除去装置100は、気泡による第1異物除去装置100aと、色彩選別による第2異物除去装置100bとからなる。第1異物除去装置100aは、髪の毛や羽毛など軽い異物(第1の異物18a)を泡に付着させ泡と共に除去する。第2異物除去装置100bは、色彩選別機31を備え、ラインセンサで撮像した画像を解析し、色や形を判別して海藻と異物を区別し、木片、プラスチック片などの異物(第2の異物18b)を検出する。検出した異物は、吸引手段20で吸引して除去する。
図2は、本発明による海藻の異物除去装置100の全体構成図である。異物除去装置100は、気泡による塩水洗浄を行なう第1異物除去装置100aと、色彩選別による第2異物除去装置100bとからなる。第1異物除去装置100aは海藻が投入される塩水の処理槽1を備える。処理槽1の表面には泡が溜まるので、泡と泡に付着した異物(第1の異物)を吹き飛ばすブロアー5が備えられる。塩水洗浄が終わると海藻は、移し替え手段30である海藻受けタンク29に移される。続いてポンプで、第2異物除去装置100bの充填機13の充填タンク13aに移される。
図2に示すように、第2異物除去装置100bには、巡回走行するコンベア14が備えられる。充填機13で海藻の所定量が取り出され、順次コンベア14に投入される。海藻は色彩選別機31で撮像され、画像解析により異物(第2の異物)が検出されると、吸引ノズル20aで吸引され、異物回収箱20bに回収される。異物が検出されなかった海藻は、良品回収箱21に回収される。
図3は、第1異物除去装置100aの正面図である。処理槽1には塩水12と、投入された海藻4の混合物が貯留されている。処理槽1の内部には気泡噴射ノズル2が設けられる。具体的には、処理槽1の内部の前側上部には12本の第2気泡噴射ノズル2aが設けられ、ノズルの先端が後方を向いている。処理槽1の内部の後側下部には12本の第2気泡噴射ノズル2bが設けられ、ノズル先端が前方を向いている。処理槽1の左側上部には4本の第3気泡噴射ノズル2cが設けられ、ノズル先端は右方向を向いている。
図3に示すように、処理槽1の底部には排水口8がある。処理槽1の右側端には水切り板6がある。処理槽1の右手前の上部にはブロアー5が設けられる。ブロアー5からエアー噴射パイプ9が左方向に延びて配置され、泡24を処理槽1の上部前方側から後方側に向けて吹き飛ばす。気泡噴射ノズル2への空気はエアーポンプ3から送られる。気泡22は、海藻を攪拌する攪拌流を生じさせる。そして、気泡22は、塩水12の中を上昇して泡24となる。
図4は、第1異物除去装置100aの平面図である。前側上部の第1気泡噴射ノズル2aは、ノズルの先端が後方を向いている。第1気泡噴射ノズル2aへの空気は第1エアーポンプ3aから送られる。後側下部の第2気泡噴射ノズル2bは、ノズルの先端が前方を向いている。第2気泡噴射ノズル2bへの空気は第2エアーポンプ3bから送られる。処理槽1の上部後方には、泡回収側溝10が設けられる。泡24は、エアー噴射パイプ9で吹き飛ばされ、後側の泡回収側溝10に集められ、右端から排出される。処理槽1への給水は、底部中央の左右方向に延びるパイプから行なわれる。
図5は、第1異物除去装置100aの左側面図である。泡24は、上部のエアー噴射パイプ9のエアーで吹き飛ばされ、後側上部の泡回収側溝10に集められる。エアー噴射パイプ9のエアーは、矢印のように、やや下向きに泡24を後方に押し出すように噴射される。エアー噴射パイプ9のノズル穴は、細長い楕円形とした。処理槽1の左側上部には、4本の第3気泡噴射ノズル2cが設けられる。第3気泡噴射ノズル2cから気泡を噴射すると、右方向に塩水12の流れを作ることができる。第3気泡噴射ノズル2cは海藻を海藻受けタンク29に移す場合に使用できる。
図6は、第1異物除去装置100aの右側面図である。上部には水切り板6が設けられる。前側下部には、第1気泡噴射ノズル2aと第3気泡噴射ノズル2cへ空気を送る第1エアーポンプ3aが設けられる。後側下部には、第2気泡噴射ノズル2bへ空気を送る第2エアーポンプ3bが設けられる。
図7は、図5の拡大図である。泡24は、上部前側のエアー噴射パイプ9のエアーで吹き飛ばされ、後方上部の泡回収側溝10に集められる。泡24には、髪の毛などの軽い第1の異物18aが付着するので、泡24と一緒に除去する。泡回収側溝10の上方には、左右方向に延びるシャワー11を設けて、消泡を行なっている。処理槽1の内部には、側面視で湾曲したガイド25を設け、第1気泡噴射ノズル2aと第2気泡噴射ノズル2bから噴射される気泡22の流れをガイドし、塩水12と海藻4を矢印のように回動して攪拌できる。なお、給水口7から処理槽1の内部の中央底部に給水できる。
図8は、図3の水切り板6の拡大図である。水切り板6には、湾曲部6aが設けられる。処理槽1に給水してオーバーフローさせた塩水12は湾曲部6aに沿って回り込み、回り込んだ方向に落下する。海藻4は回り込まず真下方向に落下する。これにより海藻4の水切りができる。水切り手段としては、水切り板6によらず、例えば水切り板6の底部をパンチングメタルにすることでもよい。水切りされた海藻4は、海藻受けタンク29へ投入される。
図9は、第1異物除去装置100aと第2異物除去装置100bの繋ぎ部分を示す図である。海藻受けタンク29へ投入された海藻は、その底部からポンプ29aで充填機13の充填タンク13aに移される。充填機13は、コンベア14の真上ではなく、後方側のコンベア14より高い位置に設置される。海藻受けタンク29とポンプ29aは、海藻の移し替え手段30となる。海藻は、移し替え手段30により、第1異物除去装置100aから第2異物除去装置100bに移される。
図10は、第2異物除去装置100bの正面図である。海藻受けタンク29からの海藻は、充填タンク13aに蓄積され、定量取り出し部23で所定量の海藻4が取り出され、コンベア14に投下される。コンベア14で搬送される海藻4は、色彩選別機31の光源16の光が照射され、反射した光がラインセンサ17に入り、撮像した画像が解析されて、木片、プラスチック片などの第2の異物18bが検出される。本実施形態では、ラインセンサ17はCCD(charge coupled devices)の撮像素子で、フルカラーの撮像ができる。
図11は、充填機13の動作説明図である。充填機13には、所定量の海藻を取り出し、コンベア14に順次送り出す定量取り出し部23が設けられる。図11(a)は、ピストン・シリンダ26のピストンが左方向に動いて、充填タンク13aから海藻をシリンダ内に引き込んでいることを示す。この時、弁27は、充填ノズル28への出口を塞ぎ、海藻タンク13aとピストン・シリンダ26を連通させている。図11(b)は、ピストン・シリンダ26のピストンが右方向に動き、ピストン・シリンダ26に引き込んだ海藻4が、充填ノズル28に押し出されることを示す。この時、弁27は、海藻タンク13aの出口を塞ぎ、充填ノズル28とピストン・シリンダ26を連通させている。図11に示すように、均し手段15は2本の均しローラ15a、15aと、下側の1本の耐圧ローラ15bからなる。海藻が均しローラ15a、15aで下方向に押されても、コンベア14が下方向に下がらないよう耐圧ローラ15bで支えている。
図12は、第2異物除去装置100bの平面図である。充填機13が投下された所定量の海藻4は、厚みがあり塊状態の海藻4aなので、均し手段15の均しローラ15a、15aで薄く広げる。これにより海藻4は、厚みのある塊状態の海藻4aから、薄く広げた状態の海藻4bにでき、ラインセンサ17による第2の異物18bの検出が容易となる。プラスチック片や木片は、海藻4とは色が異なるので色で区別できる。また異物の形状も判定に加えることができる。コンベア14の後方には、異物除去手段20としての吸引ノズル20aが設けられており、色彩選別機31で第2の異物18bが検出されると、吸引ノズル20aがコンベア14上の異物を含む薄く広げた状態の海藻4bを全体に吸引して、異物回収箱20bに回収する。異物の検出されなかった海藻4は、コンベア14の端から落下して、良品回収箱21に回収される。吸引ノズル20aは複数のノズル(本実施例では26個)が密に並んでいる。吸引ノズル20cから異物回収箱20bに接続するホースは図示を省略した。図10に示すように、異物回収箱20bに吸引された海藻4と異物18bは、異物回収箱20bの底部に落下し、空気は吸引ポンプ20cで外部に排出される。
図13は、本発明による海藻の異物除去方法のフローチャートである。S1は、海藻4を塩水の処理槽1に投入し、気泡を供給して攪拌し、気泡22に第1の異物18aを付着させる異物付着段階である。S2は、処理槽1の表面に浮上した泡24に空気を吹き付けて除去する泡除去段階である。気泡は塩水の表面に浮き出ても壊れずに泡となる。S3は、水切りした海藻を海藻受けタンク29で受け、ポンプ29aで充填機13に送り込む移し替え段階である。S4は、充填機13から海藻を所定量取り出して、順次コンベア14に載せる充填段階である。S5はコンベア14上の塊状態の海藻をローラで薄く広げる均し段階である。S6は、薄く広げた海藻を撮像して、画像による色彩選別を行ない、第2の異物18bの有無を検査する色彩選別段階である。S7は、第2の異物18bを検出した海藻の塊を除去する異物除去段階である。
S1の異物付着段階では、気泡2によって処理槽1の塩水と海藻の混合物を攪拌し、髪の毛や鳥に羽毛などの第1の異物18aを気泡2に付着させ、泡24として表層に浮上させる。塩水12は0~60℃の温度域に調整する。この温度域は、泡立ちが良好となると共に海藻4の変質が抑制できる。混合物を攪拌するための気泡22は、処理槽1の塩水12に向けて空気噴射ノズルから空気を噴射することで生成する。
S2の泡除去段階では、泡24は壊れにくく異物を保持して表層に浮くので、泡24に空気を吹き付けることで除去する。泡24と一緒に泡24に付着した第1の異物18aも除去される。吹き付ける空気は、空気流の断面が細く圧力の強い空気流ではなく、層状に広がって押し出すような空気流で、これにより処理槽1の表面の泡を除去できる。
S3段階では、処理槽1に給水し、塩水と海藻をオーバーフローさせ、水切り板6の湾曲部6aで塩水12の落下方向と海藻4の落下方向を異ならせることで水切りを行なう。S3段階は、海藻4を処理槽1から取り出すもので、S1とS2の段階を所定時間の運転した後に行なう。
本実施例では、コンベア14には1台の充填機13を配置したが、コンベア14の幅を広くして、複数台の充填機13を配置してもよい。
本発明は、海藻に付着した異物を除去できる異物除去方法及び異物除去装置として好適である。
1 処理槽
2 気泡噴射ノズル
2a 第1気泡噴射ノズル(前側上部)
2b 第2気泡噴射ノズル(後側下部)
2c 第3気泡噴射ノズル(左側上部)
3 エアーポンプ
3a 第1エアーポンプ
3b 第2エアーポンプ
4 海藻
4a 海藻(所定量の厚みのある塊状態)
4b 海藻(薄く広げた状態)
5 ブロアー
6 水切り板
6a 湾曲部
7 給水口
8 排水口
9 エアー噴射パイプ
10 泡回収側溝
11 シャワー
12 塩水
13 充填機
13a 充填タンク
14 コンベア
15 均し手段
15a 均しローラ
15b 耐圧ローラ
16 光源
17 ラインセンサ
18 異物
18a 第1の異物(髪の毛など)
18b 第2異物(木片、プラスチック片など)
20 異物除去手段
20a 吸引ノズル
20b 異物回収箱
20c 吸引ポンプ
21 良品回収箱
22 気泡
23 定量取り出し部
24 泡
25 ガイド
26 ピストン・シリンダ
27 弁
28 充填ノズル
29 海藻受けタンク
29a ポンプ
30 移し替え手段
31 色彩選別機
100 異物除去装置
100a 第1異物除去装置
100b 第2異物除去装置
S1 異物付着段階
S2 気泡除去段階
S3 移し替え段階
S4 充填段階
S5 均し段階
S6 色彩選別段階
S7 異物除去段階

Claims (4)

  1. 海藻を塩水の処理槽に投入し、気泡を供給して攪拌し、気泡に第1の異物を付着させる異物付着段階と、
    浮上した泡に空気を吹き付けて除去する泡除去段階と、
    水切りした海藻を海藻受けタンクで受け、ポンプで充填機に送り込む移し替え段階と、
    前記充填機から海藻を所定量取り出して、順次コンベアに載せる充填段階と、
    前記コンベア上の塊状態の海藻を薄く広げる均し段階と、
    前記薄く広げた海藻を撮像して、画像による色彩選別を行ない、第2の異物の有無を検査する色彩選別段階と、
    前記第2の異物を検出した海藻の塊を吸引により除去する異物除去段階と、を備えていることを特徴とする海藻の異物除去方法。
  2. 前記移し替え段階は、前記処理槽を水切り板からオーバーフローさせ、前記水切り板の湾曲部で塩水の落下方向と海藻の落下方向を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の異物除去方法。
  3. 海藻が投入される塩水の処理槽と、
    前記処理槽に気泡を供給し撹拌する気泡供給撹拌手段と、
    ブロアーが備えられ、前記処理槽の表面に浮上した泡に空気を吹き付けて、泡と泡に付着した第1の異物を除去する泡除去手段と、
    水切りした海藻を一時蓄える海藻受けタンクと、前記海藻受けタンクの海藻を充填機に移すポンプとからなる移し替え手段と、
    前記海藻受けタンクから送り込まれる海藻を受ける上部タンクと、前記上部タンクから所定量の海藻を取り出し、順次コンベアに載せる定量取り出し部とを備える充填機と、
    コンベア上の海藻を薄く広げる均し手段と、
    前記薄く広げた海藻を撮像し、画像による色彩選別を行ない、混入している第2の異物の有無を検査する色彩選別機と、
    前記第2の異物を検出した海藻の塊を吸引により除去する異物除去手段と、を備えていることを特徴とする海藻の異物除去装置。
  4. 前記均し手段は、2本の均しローラと1本の耐圧ローラからなることを特徴とする請求項3に記載の異物除去装置。
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