JPH0935093A - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JPH0935093A
JPH0935093A JP18715795A JP18715795A JPH0935093A JP H0935093 A JPH0935093 A JP H0935093A JP 18715795 A JP18715795 A JP 18715795A JP 18715795 A JP18715795 A JP 18715795A JP H0935093 A JPH0935093 A JP H0935093A
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JP
Japan
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ticket issuing
opening
operation surface
ticket
issuing
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JP18715795A
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English (en)
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Yoshinori Tanaka
吉則 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】稼働効率が高く、省スペース化および処理速度
の向上を図ることのできる発券装置を提供することにあ
る。 【解決手段】装置本体10は互いに対向した第1の操作
面16aおよび第2の操作面16bを有し、第1の操作
面側には係員によって操作可能な表示部18a、18b
およびキーボード22が設けられ、第2の操作面側には
利用者によって操作可能な表示部18cが設けられてい
る。係員によって第1の操作面側の表示部あるいはキー
ボードが操作されると、また、利用者によって第2の操
作面側の表示部が操作されると、発券機構によって定期
券が形成され、共通の発券口32に発券される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道等の駅に設置さ
れた発券装置、特に、券として定期券を発行する発券装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発券装置として、例えば、鉄道の
駅に設置された定期券発行装置が広く知られている。こ
の種の定期券発行装置としては、駅係員の操作により所
望の定期券を発行する定期券発行装置と、利用客の操作
によりいわゆる継続定期券を発行する自動発行装置と、
の2機種が提供されている。
【0003】通常、定期券発行装置は、駅係員によって
入力された乗車区間、有効期間、乗車経路、利用者氏名
等の種々の情報に応じて定期券を作成し発行する。入力
操作は作業に慣れた駅係員によって行なわれるととも
に、現金の受渡しは駅係員と定期券購入者との間で行な
われるため、発券処理は比較的短時間で行なうことがで
きる。しかしながら、この定期券発行装置は、駅係員に
よる入力操作が必要であることから、駅の窓口に設置さ
れ、かつ、窓口の営業時間中にのみ稼働される。
【0004】一方、自動発行装置は、利用者から使用中
の定期券を受け取ってこの定期券から情報を読み取る機
構、および現金を受け取って計数処理、釣銭の払い戻し
等を行なう現金処理機構を備えて構成されている。そし
て、自動発行装置においては、乗車区間、乗車経路、利
用者等の変更不要な情報は、投入された定期券から読み
取られ、利用者が有効期間等の変更を必要とする情報を
入力するとともに購入金を投入することにより、定期券
を自動的に発行する。
【0005】このような自動発行装置は、駅係員の入力
操作が不要なため、窓口の営業時間外においても使用す
ることができる。その反面、自動発行装置は、入力操作
に不慣れな購入者が操作するとともに、現金の処理が必
要であることから、発券処理に比較的時間が掛かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
定期券発行装置および自動発行装置は、上述した入力操
作者の相違、稼働時間帯の相違等の理由により、通常、
独立した装置として構成され別々の場所に設置されてい
る。
【0007】しかしながら、この場合、多くの設置スペ
ースおよび設備費用を必要とするとともに、各装置の稼
働効率が低いという問題がある。また、自動発行装置に
おいては、発券処理速度が遅いことから、利用者の多い
時間帯には利用者の渋滞を招きサービス性に劣るという
問題がある。
【0008】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、稼働効率が高く、省スペース化および
処理速度の向上を図ることのできる発券装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るこの発明の発券装置は、第1の操作
面および第1の操作面に対向した第2の操作面を有する
装置本体と、上記第1の操作面側に設けられ係員によっ
て操作可能な第1の操作手段と、上記第2の操作面側に
設けられ利用者によって操作可能な第2の操作手段と、
上記装置本体に設けられた共通の発券口と、上記装置本
体内に配設され、上記第1あるいは第2の操作手段の操
作に応じて上記発券口に券類を発券する発券手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項2に係るこの発明の発券装置
は、第1の操作面および第1の操作面に対向した第2の
操作面を有する装置本体と、上記第1の操作面側に設け
られ係員によって操作可能な第1の操作手段と、上記第
2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能な第2
の操作手段と、上記装置本体に設けられた共通の発券口
と、上記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の
位置と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第
2の位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた
開閉部材と、上記装置本体内に配設され、上記第1ある
いは第2の操作手段の操作に応じて上記発券口に券類を
発券する発券手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項7に係るこの発明の発券装置は、第
1の操作面および第1の操作面に対向した第2の操作面
を有する装置本体と、上記第1の操作面側に設けられ係
員によって操作可能な第1の操作手段と、上記第2の操
作面側に設けられ利用者によって操作可能な第2の操作
手段と、上記装置本体に設けられた共通の発券口と、上
記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の位置
と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第2の
位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた開閉
部材と、上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは
第2の操作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券
する発券手段と、上記開閉部材が上記第1の位置に移動
した際に上記第1の操作手段による上記発券手段の動作
を可能とする第1の発券モードを設定し、上記開閉部材
が上記第2の位置に移動した際に上記第2の操作手段に
よる上記発券手段の動作を可能とする第2の発券モード
を設定する制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項8に係るこの発明の発券装置は、第
1の操作面および第1の操作面に対向した第2の操作面
を有する装置本体と、上記第1の操作面側に設けられ係
員によって操作可能な第1の操作手段と、上記第2の操
作面側に設けられ利用者によって操作可能な第2の操作
手段と、上記第1の操作面に設けられた第1の発券口
と、上記第2の操作面に設けられた第2の発券口と、上
記第2の発券口を開閉する開閉部材と、上記装置本体内
に配設され、上記第1の操作手段の操作に応じて上記第
1の発券口に券類を発券するとともに、上記第2の操作
手段の操作に応じて上記第2の発券口に券類を発券する
発券手段と、上記第1の操作手段により上記第1の発券
口に発券する際、上記開閉部材により上記第2の発券口
を閉塞する開閉機構と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記のように構成された請求項1に係る発券装
置によれば、係員による第1の操作手段の操作によって
所望の情報、命令等が入力されると、発券手段によって
形成された券類が発券口に発券される。また、利用者に
よる第2の操作手段の操作によって所望の情報が入力さ
れると、発券手段によって形成され券類が発券口に発券
される。
【0014】また、請求項2に係るこの発明の発券装置
によれば、係員による第1の操作手段の操作によって所
望の情報、命令等が入力されると、発券手段によって券
類が形成され発券口に発券される。また、利用者による
第2の操作手段の操作によって所望の情報が入力される
と、発券手段によって券類が形成され発券口に発券され
る。そして、発券口は、第1の操作手段による操作の
際、開閉部材によって第1の操作面側に開放され、第2
の操作手段による操作の際、開閉部材によって第2の操
作面側に開放される。
【0015】請求項7に係るこの発明の発券装置によれ
ば、発券口は、第1の操作手段による操作の際、開閉部
材によって第1の操作面側に開放され、第2の操作手段
による操作の際、開閉部材によって第2の操作面側に開
放される。そして、開閉部材が第1の位置に移動された
際、制御手段により、第1の操作手段の操作による発券
動作を可能とする第1の発券モードが設定され、逆に、
開閉部材が第2の位置に移動した際、制御手段により、
第2の操作手段による発券動作を可能とする第2の発券
モードが設定される。
【0016】更に、請求項8に係るこの発明の発券装置
によれば、係員による第1の操作手段の操作によって所
望の情報、命令等が入力されると、発券手段によって形
成された券類が第1の発券口に発券される。また、利用
者による第2の操作手段の操作によって所望の情報が入
力されると、発券手段によって形成され券類が第2の発
券口に発券される。第1の操作手段による操作の間、第
2の発券口は開閉部材によって閉塞される。
【0017】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明の一実施
例に係る定期券発行装置について詳細に説明する。定期
券発行装置は、駅係員および定期券購入者の両方によっ
て操作可能な2ウェイ方式の発券装置として構成されて
いる。詳細には、図1に示すように、この発明の第1の
実施例に係る定期券発行装置は装置本体10を備え、こ
の装置本体10は、矩形箱状の基台部12および基台部
上に位置し台形状の横断形状を有する操作部14を有し
て構成されている。
【0018】操作部14は、第1の操作面を構成する係
員面16aおよび第2の操作面を構成する接客面16b
を有し、これら係員面16aおよび接客面16bは互い
に対向して、かつ、その上端部が互いに接近する方向に
傾斜して設けられている。そして、定期券発行装置は、
係員面16aが駅係員側を向き接客面が定期券購入者側
を向くように、例えば、駅窓口の近傍に設置される。
【0019】図1に示すように、係員面16aには、そ
れぞれタッチパネルを兼ねた第1および第2の表示部1
8a、18bが設けられている。更に、係員面16aの
下端部には係員側に突出したテーブル20が設けられ、
このテーブル20の上面には種々の情報および指令を入
力するためのキーボード22が、下面には現金等を収納
するための引出し24が設けられている。そして、第1
および第2の表示部18a、18bおよびキーボード2
2は、駅係員によって操作可能であり、この発明におけ
る第1の操作手段を構成している。
【0020】一方、接客面16bには、定期券購入者に
よって操作可能なタッチパネルを兼ねた第3の表示部1
8c、紙幣投入口26、使用中の定期券、プリペイドカ
ード等のカードを投入するためのカード投入口27、硬
貨投入口28、釣銭返却口30が設けられている。第3
の表示部18cは、種々の情報を入力および表示する第
2の操作手段として作用する。
【0021】係員面16aおよび接客面16bに連続し
た操作部14の一方の側面16cには、定期券が発券さ
れる共通の発券口32が設けられている。また、側面1
6cには、発券口32に隣接して、受け皿を兼ねた開閉
部材としてのシャッタ34が設けられている。
【0022】シャッタ34は、一端が閉塞された半円筒
形状に形成され、側面16cからほぼ垂直に延出してい
る。また、シャッタ34は、発券口32を接客面側に対
して遮蔽し係員面側に開放する図1および図2に示す第
1の位置と、発券口32を係員側に対して遮蔽し接客面
側に開放する図3に示す第2の位置と、の間を回動自在
に設けられている。
【0023】図4に示すように、装置本体10内には、
紙幣投入口26から投入された紙幣の読み取り、計数等
を行なう紙幣処理機構40、硬貨投入口27から投入さ
れた紙幣の計数等を行なう硬貨処理機構42、カード投
入口から投入されたカードの読み取り、書き込み等を行
なうカード処理機構44、電源46、モータあるいはソ
レノイド等によってシャッタ34を第1および第2の位
置間で移動させるシャッタ開閉機構47、シャッタ34
の位置を検出するセンサ48、外部機器との間で種々の
情報通信を行なう通信ユニット49が設けられている。
【0024】また、装置本体10内には、発券手段を構
成する発券機構50が設けられ、この発券機構50は、
定期券素材に所望の情報を印字する印字部51、定期券
素材に磁気情報を書き込むとともに書き込んだ磁気情報
を読み取る磁気書込み読取り部52、所望の情報が印字
および書込まれて形成された定期券を発券口42まで搬
送して発券する搬送機構54を備えている。
【0025】定期券発行装置は装置全体の動作を制御す
る制御部58を備え、この制御部58に、上述した表示
部18a、18b、18c、キーボード22、紙幣処理
機構40、硬貨処理機構42、カード処理機構44、電
源46、シャッタ開閉機構47、センサ48、通信ユニ
ット49、発券機構50がそれぞれ接続されている。
【0026】次に以上のように構成された定期券発行装
置の動作について説明する。まず、定期券発行装置は、
駅係員により係員面16a側から入力操作を実施可能な
第1の発券モードと、購入者により接客面16b側から
入力操作を実施可能な第2の発券モードと、に切り換え
て作動される。発券モードの切換えは、係員面16aに
設けられた表示部18a、18bあるいはキーボード2
2の図示しない切換えキーを駅係員が操作することによ
って行なわれる。
【0027】なお、発券モードの切換えは、シャッタ3
4の位置に応じて自動的に行なうようにしてもよい。つ
まり、駅係員の操作に応じてシャッタ開閉機構47によ
り、あるいは、手動によりシャッタ34が第1の位置に
移動された際、センサ48からの検出信号に応じて自動
的に第1の発券モードを設定し、また、シャッタ34が
第2の位置に移動された際には、センサ48からの検出
信号に応じて自動的に第2の発券モードに切換えるよう
にしてもよい。
【0028】第1の発券モードにおいて、シャッタ34
は第1の位置に移動して発券口32を駅係員側に開放す
るとともに、表示部18a、18bおよびキーボード2
2を介して種々の情報を入力可能となる。
【0029】そして、駅係員により、乗車区間、有効期
間、使用者氏名等の必要な情報が入力されると、発券機
構50によって所望の新たな定期券が形成され、発券口
32からシャッタ34内に発券される。そして、この定
期券は、駅係員と購入者との間の現金の受渡し終了後、
駅係員によってシャッタ34上から取り出され購入者に
渡される。この場合、駅係員の操作に応じてシャッタ開
閉機構47によりシャッタ34を第2の位置へ移動さ
せ、定期券を購入者へ渡すようにしてもよい。
【0030】一方、第2の発券モードにおいて、シャッ
タ34は第2の位置に移動して発券口32を接客面16
b側に開放するとともに、表示部18cを介して種々の
情報を入力可能となる。
【0031】第2の発券モードにおいては、定期券の購
入者の操作により継続定期券が自動的に発券される。ま
ず、購入者によりカード投入口27から使用中の定期券
が投入されるとともに、紙幣投入口26および/あるい
は硬貨投入口28から所定の現金が投入され、更に、表
示部18cを介して有効期間等の所定の情報が入力され
る。
【0032】使用中の定期券が投入されると、カード処
理機構44によってこの定期券から乗車区間、利用者氏
名等の変更不要な磁気情報が読み取られ、制御部58へ
送られる。また、投入された現金は、紙幣処理機構40
あるいは硬貨処理機構42によって計数処理等が施され
る。そして、所定の金額以上の現金が投入されている場
合には、定期券から読み取られた磁気情報および購入者
によって入力された情報に基づき、発券機構50によっ
て継続定期券が形成される。この継続定期券は、搬送機
構54により搬送され、発券口32からシャッタ34上
に発券される。なお、釣銭がある場合には、釣銭返却口
30に返却される。
【0033】上記のように構成された定期券発行装置
は、例えば以下の2通りの方法で稼働される。例えば、
早朝、深夜等の駅窓口の営業時間外、および時期的に閑
散期の場合、あるいは、駅係員が不在の場合には、定期
券発行装置は第2の発券モードに設定され、定期券の購
入者自身の操作によって継続定期券を発券可能な状態で
稼働される。
【0034】また、駅窓口の営業時間中、通常、定期券
発行装置は第2の発券モードに設定され、継続定期券で
はなく新規の定期券を購入を希望する利用者がある場合
には、第1の発券モードに切換えられ、駅係員の操作に
よって発券を行なう。
【0035】第2の発券モードが設定されている場合に
おいて、継続定期券の購入者が多数いて混雑している場
合には、第1の発券モードに切換えられ、駅係員の操作
によって継続定期券の発券が行なわれる。この場合、情
報の入力操作は、操作に慣れた駅係員によって行なわれ
るとともに、現金の受渡しも駅係員との間で直接行なわ
れるため、1件当りの処理時間を短縮して混雑の緩和を
図ることができる。
【0036】なお、係員面16aあるいは接客面16b
の一方を用いて入力操作を行なっている間、他方の面側
に設けられた表示部をモニタとしてデータ表示に使用し
てもよい。
【0037】以上のように構成された定期券発行装置に
よれば、1台の装置によって、駅係員の操作による定期
券発行と購入者の操作による継続定期券の発行とを行な
うことができ、従来のように駅係員用の装置と購入者用
の装置とを別々に構成しかつ別々に設置する必要がな
い。従って、定期券発行装置に必要な設置スペースを小
さくすることができるとともに設備費用の削減を図るこ
とが可能となる。特に、1つの発券機構50および1つ
のシャッタ34を、新規定期券の発券および継続定期券
の発券に使用することができ、装置の簡略化および製造
コストの軽減を図ることができる。
【0038】また、1台の装置を駅窓口の営業時間中お
よび営業時間外の両方で稼働させることが可能となり、
定期券発行装置の1日当りの処理件数が増大し稼働効率
を向上させることができる。
【0039】更に、継続定期券を発券可能な第2の発券
モードにおいて、利用者が多い場合には、第1の発券モ
ードに切換えて駅係員の操作により発券することによっ
て、処理時間の短縮を図りサービス性を改善することが
可能となる。
【0040】また、シャッタ34は、発券モードの切換
えに応じて第1あるいは第2の位置へ移動されることか
ら、シャッタの位置により操作可能な操作面、つまり、
係員面16aあるいは接客面16bを示すことができ、
定期券発行装置の動作状況を容易に判断することが可能
となる。
【0041】なお、第2の発券モードにおいて、継続定
期券の取出し時のみシャッタが第2の位置へ移動するよ
うに構成することにより、発券口32が接客面16b側
に開いている時間を最小限にすることができ、発券口3
2への異物の投入あるいは異常動作の発生等を有効に防
止可能となる。
【0042】図5および図6は、この発明の第2の実施
例に係る定期券発行装置の一部を示している。第2の実
施例によれば、発券口32を開閉するシャッタ34は、
ほぼ4分の1の円筒状に形成され、操作部14の側面1
6cと平行な軸の回りで回動自在に設けられている。そ
して、このシャッタ34は、発券モードに応じて、シャ
ッタ開閉機構47により、発券口32を係員面16a側
に開放する図5の第1の位置と、発券口32を接客面1
6b側に開放する図6の第2の位置とへ切換えられる。
【0043】なお、他の構成は上述した実施例と同一で
あり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細
な説明を省略する。一方、図7に示すこの発明の第3の
実施例に係る定期券発行装置によれば、係員面16aお
よび接客面16bに発券口32a、32bが別々に設け
られている。そして、接客面16b側の発券口32bに
のみ、この発券口32bを開閉する板状のシャッタ60
が設けられている。
【0044】第1の発券モードにおいて、発券機構50
によって形成された定期券は係員面16a側の発券口3
2aから発券され、駅係員によって購入者へ渡される。
また、第1の発券モードにおいて、接客面16b側の発
券口32bはシャッタ60によって閉じられている。第
2の発券モードにおいては、発券機構50によって形成
された継続定期券は、接客面16b側の発券口32aへ
送られる。そして、購入者が継続定期券を取り出す時に
のみシャッタ60が開けられ、発券口32bが開放され
る。
【0045】なお、他の構成は上述した実施例と同一で
あり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細
な説明を省略する。以上のように構成された第2および
第3の実施例においても、上述した第1の実施例と同様
の作用効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本願によれば、従
来独立していた2種類の発券装置を1台にまとめるとと
もに、駅係員用の操作部と購入者用の操作部とを設ける
ことにより、稼働効率が高く、省スペース化および処理
速度の向上を図ることの可能な発券装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、この発明の第1の実施例に係る
定期券発行装置の正面図、図1(b)は、上記定期券発
行装置の側面図、図1(c)は、上記定期券発行装置の
背面図。
【図2】シャッタが第1の位置に移動した状態における
上記定期券発行装置の一部を示す斜視図。
【図3】シャッタが第2の位置に移動した状態における
上記定期券発行装置の一部を示す斜視図。
【図4】上記定期券発行装置全体の構成を概略的に示す
ブロック図。
【図5】シャッタが第1の位置に移動した状態における
この発明の第2の実施例に係る定期券発行装置の一部を
示す斜視図。
【図6】シャッタが第2の位置に移動した状態における
上記第2の実施例に係る定期券発行装置の一部を示す斜
視図。
【図7】この発明の第3の実施例に係る定期券発行装置
の要部を示す斜視図。
【符号の説明】 10…装置本体 14…操作部 16a…係員面 16b…接客面 18a、18b、18c…表示部 22…キーボード 26…紙幣投入口 32、32a、32b…発券口 34、60…シャッタ 47…シャッタ開閉機構 50…発券機構 58…制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記装置本体に設けられた共通の発券口と、 上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは第2の操
    作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券する発券
    手段と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
  2. 【請求項2】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記装置本体に設けられた共通の発券口と、 上記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の位置
    と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第2の
    位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた開閉
    部材と、 上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは第2の操
    作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券する発券
    手段と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
  3. 【請求項3】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記装置本体に設けられた共通の発券口と、 上記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の位置
    と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第2の
    位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた開閉
    部材と、 上記第1の操作手段が操作される際に上記開閉部材を第
    1の位置に移動させ、上記第2の操作手段が操作される
    際に上記開閉部材を第2の位置へ移動させる制御手段
    と、 上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは第2の操
    作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券する発券
    手段と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段により、上記第1の操作手
    段が操作される際に上記第1の位置に配置されている上
    記開閉部材を上記第2の位置へ移動させる操作手段を備
    えていることを特徴とする請求項3に記載の発券装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の操作手段の操作により、上記
    開閉部材を第1の位置と第2の位置との間で移動させる
    開閉機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の発
    券装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の操作手段が操作される際に上
    記第1の位置に配置されている上記開閉部材を上記第2
    の位置へ移動させる操作手段を備えていることを特徴と
    する請求項3に記載の発券装置。
  7. 【請求項7】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記装置本体に設けられた共通の発券口と、 上記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の位置
    と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第2の
    位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた開閉
    部材と、 上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは第2の操
    作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券する発券
    手段と、 上記開閉部材が上記第1の位置に移動した際に上記第1
    の操作手段による上記発券手段の動作を可能とする第1
    の発券モードを設定し、上記開閉部材が上記第2の位置
    に移動した際に上記第2の操作手段による上記発券手段
    の動作を可能とする第2の発券モードを設定する制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
  8. 【請求項8】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記第1の操作面に設けられた第1の発券口と、 上記第2の操作面に設けられた第2の発券口と、 上記第2の発券口を開閉する開閉部材と、 上記装置本体内に配設され、上記第1の操作手段の操作
    に応じて上記第1の発券口に券類を発券するとともに、
    上記第2の操作手段の操作に応じて上記第2の発券口に
    券類を発券する発券手段と、 上記第1の操作手段により上記第1の発券口に発券する
    際、上記開閉部材により上記第2の発券口を閉塞する開
    閉機構と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
  9. 【請求項9】 第1の操作面と、第1の操作面に対向し
    た第2の操作面とを有する装置本体と、 上記第1の操作面側に設けられ係員によって操作可能な
    第1の操作手段と、 上記第2の操作面側に設けられ利用者によって操作可能
    な第2の操作手段と、 上記装置本体に設けられた共通の発券口と、 上記発券口を上記第1の操作面側に開放する第1の位置
    と、上記発券口を上記第2の操作面側に開放する第2の
    位置との間を移動可能に上記装置本体に設けられた開閉
    部材と、 上記装置本体内に配設され、上記第1あるいは第2の操
    作手段の操作に応じて上記発券口に券類を発券する発券
    手段と、 上記開閉部材の位置を検出する検出手段と、 上記検出手段により、上記開閉部材が上記第1の位置に
    あることが検知された際、上記第1の操作手段による上
    記発券手段の動作を可能とする第1の発券モードを設定
    し、上記検出手段により、上記開閉部材が上記第2の位
    置にあることが検出された際、上記第2の操作手段によ
    る上記発券手段の動作を可能とする第2の発券モードを
    設定する制御手段と、 を備えたことを特徴とする発券装置。
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