JPH0935051A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
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- JPH0935051A JPH0935051A JP7180367A JP18036795A JPH0935051A JP H0935051 A JPH0935051 A JP H0935051A JP 7180367 A JP7180367 A JP 7180367A JP 18036795 A JP18036795 A JP 18036795A JP H0935051 A JPH0935051 A JP H0935051A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は読み取った画像データを記憶し、記
憶した画像データを読み出して転送を行う画像読み取り
装置に関し、データ転送の効率化、高速化を図ることを
目的とする。 【解決手段】 第1及び第2のFIFO33,34に、
タイミング発生回路36からの信号に応じて互いに異な
るタイミングでCCD24からの読み取り画像情報をA
DC26でデジタル変換して書き込み、このときに書き
込みが完了している第1又は第2のFIFO33,34
を切り替え回路35で切り替えて画像データを読み出
し、ホスト装置42にハンドシェイク転送によらずにデ
ータ転送を行う構成とする。
憶した画像データを読み出して転送を行う画像読み取り
装置に関し、データ転送の効率化、高速化を図ることを
目的とする。 【解決手段】 第1及び第2のFIFO33,34に、
タイミング発生回路36からの信号に応じて互いに異な
るタイミングでCCD24からの読み取り画像情報をA
DC26でデジタル変換して書き込み、このときに書き
込みが完了している第1又は第2のFIFO33,34
を切り替え回路35で切り替えて画像データを読み出
し、ホスト装置42にハンドシェイク転送によらずにデ
ータ転送を行う構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った画像デ
ータを記憶し、記憶した画像データを読み出して転送を
行う画像読み取り装置に関する。
ータを記憶し、記憶した画像データを読み出して転送を
行う画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置等の周辺機器として
画像データを読み取る画像読み取り装置があり、読み取
った画像データを転送することでホスト側の情報処理装
置に取り込まれる。そして、情報処理装置の処理の高速
化に伴って画像読み取り装置を使用した画像データの取
り込みの高速化が要求される。
画像データを読み取る画像読み取り装置があり、読み取
った画像データを転送することでホスト側の情報処理装
置に取り込まれる。そして、情報処理装置の処理の高速
化に伴って画像読み取り装置を使用した画像データの取
り込みの高速化が要求される。
【0003】従来、画像読み取り装置は、例えばライン
型の場合にCCD(電荷結合素子)を所定数一列に配置
したラインセンサで構成される読取部を備えて読み取り
対象の原稿の幅方向(主走査方向)に走査して読み取り
を行い、垂直方向(副走査方向)に走査して原稿の内容
を読み取る。この読取部で読み取った画像情報は、デジ
タル画像データに変換されて一担メモリに記憶され、こ
の記憶された画像データを読み出してホスト側に転送を
行う。
型の場合にCCD(電荷結合素子)を所定数一列に配置
したラインセンサで構成される読取部を備えて読み取り
対象の原稿の幅方向(主走査方向)に走査して読み取り
を行い、垂直方向(副走査方向)に走査して原稿の内容
を読み取る。この読取部で読み取った画像情報は、デジ
タル画像データに変換されて一担メモリに記憶され、こ
の記憶された画像データを読み出してホスト側に転送を
行う。
【0004】ここで、図5に、従来の画像読み取り装置
の要部ブロック図を示す。図5において、読み取り対象
の原稿を幅方向(主走査方向)で一ラインごとに画像情
報をCCD(電荷結合素子)11で読み取り、読み取っ
た画像情報をADC(アナログ・デジタルコンバータ)
12でデジタル画像データに変換する。この画像データ
はFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)13
に記憶される。FIFO13は図示しないがFIFOコ
ントロール回路とSRAM(Static Random Access Mem
ory)で構成される。
の要部ブロック図を示す。図5において、読み取り対象
の原稿を幅方向(主走査方向)で一ラインごとに画像情
報をCCD(電荷結合素子)11で読み取り、読み取っ
た画像情報をADC(アナログ・デジタルコンバータ)
12でデジタル画像データに変換する。この画像データ
はFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)13
に記憶される。FIFO13は図示しないがFIFOコ
ントロール回路とSRAM(Static Random Access Mem
ory)で構成される。
【0005】上記CCD11の読み取り、ADC12の
変換、及びFIFO13の書き込みはタイミング発生回
路14によるタイミング信号に基づいて行われる。FI
FO13は、書き込まれた画像データを読み出し、イン
タフェース回路(図示せず)等を介してパーソナルコン
ピュータ(以下、パソコンという)等のホスト装置に対
してデータ出力を行う。この場合、FIFO13より識
別信号としてのData Ready信号(1ライン分
のデータ転送可信号)をホスト装置側に送り、ホスト装
置側より応答信号としてのACK信号が送られて、デー
タのいわゆるハンドシェイク転送が行われる。
変換、及びFIFO13の書き込みはタイミング発生回
路14によるタイミング信号に基づいて行われる。FI
FO13は、書き込まれた画像データを読み出し、イン
タフェース回路(図示せず)等を介してパーソナルコン
ピュータ(以下、パソコンという)等のホスト装置に対
してデータ出力を行う。この場合、FIFO13より識
別信号としてのData Ready信号(1ライン分
のデータ転送可信号)をホスト装置側に送り、ホスト装
置側より応答信号としてのACK信号が送られて、デー
タのいわゆるハンドシェイク転送が行われる。
【0006】なお、CCD11による読み取りは、ホス
ト装置からのSCAN信号(1ラインデータ転送要求信
号)を受け取った後に行われるものである。そこで、図
6に図5のデータ転送のタイミングチャートを示す。図
6において、FIFO13は、1ライン分の画像データ
が書き込まれると、ホスト装置へのData Read
y信号を「H」状態としてデータ転送を行い(図6
(A))、これに応じてデータを受け取ったホスト装置
がACK信号をFIFO13に送出して、順次データ転
送を行うことにより1ライン分の画像データを該ホスト
1装置が受け取る(図6(B))。
ト装置からのSCAN信号(1ラインデータ転送要求信
号)を受け取った後に行われるものである。そこで、図
6に図5のデータ転送のタイミングチャートを示す。図
6において、FIFO13は、1ライン分の画像データ
が書き込まれると、ホスト装置へのData Read
y信号を「H」状態としてデータ転送を行い(図6
(A))、これに応じてデータを受け取ったホスト装置
がACK信号をFIFO13に送出して、順次データ転
送を行うことにより1ライン分の画像データを該ホスト
1装置が受け取る(図6(B))。
【0007】FIFO13より1ライン分の画像データ
が転送された後には、Data Ready信号が
「L」状態となり、この状態のときにホスト装置よりS
CAN信号が送られて、CCD11の読み込み、FIF
O13への画像データの書き込みが行われる。そして、
FIFO13の1ライン分の画像データの書き込みが完
了すると、ホスト装置へのData Ready信号を
「H」状態とする。すなわち、Data Ready信
号の「H」状態間の「L」状態の期間t0 がホスト装置
の待ち時間となるものである。
が転送された後には、Data Ready信号が
「L」状態となり、この状態のときにホスト装置よりS
CAN信号が送られて、CCD11の読み込み、FIF
O13への画像データの書き込みが行われる。そして、
FIFO13の1ライン分の画像データの書き込みが完
了すると、ホスト装置へのData Ready信号を
「H」状態とする。すなわち、Data Ready信
号の「H」状態間の「L」状態の期間t0 がホスト装置
の待ち時間となるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホスト装置
の処理能力が小さいときには、画像読み取り装置とのデ
ータ転送においてデータ処理スピードの違いを、FIF
O13をデータバッファとして使用することにより吸収
することができる。しかし、ホスト装置の処理能力が向
上すると、前述のように該ホスト装置と画像読み取り装
置側のFIFO13との間でハンドシェイク転送を行わ
なければならず、図6に示すように時間t 0 がホスト装
置の待ち時間となってデータ転送の高速化を図ることが
困難であるという問題がある。
の処理能力が小さいときには、画像読み取り装置とのデ
ータ転送においてデータ処理スピードの違いを、FIF
O13をデータバッファとして使用することにより吸収
することができる。しかし、ホスト装置の処理能力が向
上すると、前述のように該ホスト装置と画像読み取り装
置側のFIFO13との間でハンドシェイク転送を行わ
なければならず、図6に示すように時間t 0 がホスト装
置の待ち時間となってデータ転送の高速化を図ることが
困難であるという問題がある。
【0009】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、データ転送の効率化、高速化を図る画像読み取
り装置を提供することを目的とする。
もので、データ転送の効率化、高速化を図る画像読み取
り装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、読み取られた画像データを一担記憶し、記憶された
該画像データを読み出してホスト装置に転送を行う画像
読み取り装置において、読み取り対象に対して所定走査
分で読み取った画像データが書き込まれ、書き込まれた
該画像データが読み出されて出力する第1の記憶手段
と、該第1の記憶手段の読み取りと異なるタイミングで
読み取り対象に対して画像データの読み取りを行って書
き込み、書き込まれた該画像データが読み出されて出力
する第2の記憶手段と、該第1及び第2の記憶手段に書
き込まれた画像データの読み出しによる前記ホスト装置
へのデータ転送を切り替える切り替え手段と、を有して
画像読み取り装置が構成される。
に、読み取られた画像データを一担記憶し、記憶された
該画像データを読み出してホスト装置に転送を行う画像
読み取り装置において、読み取り対象に対して所定走査
分で読み取った画像データが書き込まれ、書き込まれた
該画像データが読み出されて出力する第1の記憶手段
と、該第1の記憶手段の読み取りと異なるタイミングで
読み取り対象に対して画像データの読み取りを行って書
き込み、書き込まれた該画像データが読み出されて出力
する第2の記憶手段と、該第1及び第2の記憶手段に書
き込まれた画像データの読み出しによる前記ホスト装置
へのデータ転送を切り替える切り替え手段と、を有して
画像読み取り装置が構成される。
【0011】上述のように、第1及び第2の記憶手段に
互いに異なるタイミングで読み取り対象から読み取った
画像データが書き込まれ、切り替え手段が第1及び第2
の記憶手段を切り替えて該当する書き込まれた画像デー
タを読み出してホスト装置にデータ転送を行う。これに
より、第1又は第2の記憶手段の何れかの書き込み時に
は他方より画像データの読み出しによるデータ転送を行
うことが可能となり、ホスト装置のデータ受け取りの待
ち時間を短縮させることが可能となって、データ転送の
効率化、高速化を図ることが可能となる。
互いに異なるタイミングで読み取り対象から読み取った
画像データが書き込まれ、切り替え手段が第1及び第2
の記憶手段を切り替えて該当する書き込まれた画像デー
タを読み出してホスト装置にデータ転送を行う。これに
より、第1又は第2の記憶手段の何れかの書き込み時に
は他方より画像データの読み出しによるデータ転送を行
うことが可能となり、ホスト装置のデータ受け取りの待
ち時間を短縮させることが可能となって、データ転送の
効率化、高速化を図ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例のブロ
ック図を示す。図1に示す画像読み取り装置21は、読
み取り対象の原稿を副走査方向(原稿の縦方向)に搬送
させるステッピングモータ22が設けられ、このステッ
ピングモータ22はステッピングモータ駆動回路23に
より制御駆動される。また、読取部としてのCCD24
を備えており、CCD24は原稿の水平方向(主走査方
向であって原稿の幅方向)にラインセンサとしてCCD
素子が一列に配置される。
ック図を示す。図1に示す画像読み取り装置21は、読
み取り対象の原稿を副走査方向(原稿の縦方向)に搬送
させるステッピングモータ22が設けられ、このステッ
ピングモータ22はステッピングモータ駆動回路23に
より制御駆動される。また、読取部としてのCCD24
を備えており、CCD24は原稿の水平方向(主走査方
向であって原稿の幅方向)にラインセンサとしてCCD
素子が一列に配置される。
【0013】CCD24はCCDコントロール回路25
で読み取り動作タイミングが制御されるもので、CCD
24によって読み取られた原稿の画像情報はA/D(ア
ナログ/デジタル)コンバータ26に供給されてデジタ
ル画像データに変換される。A/Dコンバータ26はA
/Dコンバータコントロール回路27で変換タイミング
をコントロールされてデジタル化する。この場合、オー
トゲイン回路28で設定されるスライスレベルで2値化
回路29により2値化されたデジタル画像データが生成
される。
で読み取り動作タイミングが制御されるもので、CCD
24によって読み取られた原稿の画像情報はA/D(ア
ナログ/デジタル)コンバータ26に供給されてデジタ
ル画像データに変換される。A/Dコンバータ26はA
/Dコンバータコントロール回路27で変換タイミング
をコントロールされてデジタル化する。この場合、オー
トゲイン回路28で設定されるスライスレベルで2値化
回路29により2値化されたデジタル画像データが生成
される。
【0014】また、A/Dコンバータ26における調整
モード時にはEEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read Only Memory)30に記録されたデータ
に基づいてシェーディング補正回路31で一様な明るさ
とする補正を行い、D/Aコンバータ32を介してA/
Dコンバータ26に供給されて上記CCD24からの画
像情報とD/Aコンバータ32からの補正量とに基づい
てデジタル変換が行われる。
モード時にはEEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read Only Memory)30に記録されたデータ
に基づいてシェーディング補正回路31で一様な明るさ
とする補正を行い、D/Aコンバータ32を介してA/
Dコンバータ26に供給されて上記CCD24からの画
像情報とD/Aコンバータ32からの補正量とに基づい
てデジタル変換が行われる。
【0015】そして、上記2値化されたデジタル画像デ
ータは、第1及び第2のFIFO(First In First Ou
t) コントロール回路33a,34aを介して第1及び
第2のSRAM(Static Random Access Memory)33
b,34bに書き込まれる。この第1及び第2のSRA
M33b,34bは、例えばCCD24による読み取り
の2ライン分の画像データが記憶される。
ータは、第1及び第2のFIFO(First In First Ou
t) コントロール回路33a,34aを介して第1及び
第2のSRAM(Static Random Access Memory)33
b,34bに書き込まれる。この第1及び第2のSRA
M33b,34bは、例えばCCD24による読み取り
の2ライン分の画像データが記憶される。
【0016】上記第1のFIFOコントロール回路33
a及び第1のSRAM33bにより第1の記憶手段とし
ての第1のFIFO33が構成され、第2のFIFOコ
ントロール回路34a及び第2のSRAM34bにより
第2の記憶手段としての第2のFIFO34が構成され
る。
a及び第1のSRAM33bにより第1の記憶手段とし
ての第1のFIFO33が構成され、第2のFIFOコ
ントロール回路34a及び第2のSRAM34bにより
第2の記憶手段としての第2のFIFO34が構成され
る。
【0017】また、第1及び第2のFIFOコントロー
ル回路33a,34aには、第1及び第2のSRAM3
3b,34bに書き込まれた画像データの読み出し出力
を切り替える切り替え手段である切り替え回路35が接
続される。さらに、タイミング発生回路36が設けら
れ、このタインミング発生回路36より出力される走査
開始基準信号であるSH(サンプルホールド)信号によ
り、CCDコントロール回路25によるCCD24の読
み取り走査、A/Dコンバータコントロール回路27に
よるA/Dコンバータ26の変換、並びに第1及び第2
のFIFOコントロール回路33a,34aの第1及び
第2のSRAM33b,34bへの画像データの書き込
みがコントロールされる。
ル回路33a,34aには、第1及び第2のSRAM3
3b,34bに書き込まれた画像データの読み出し出力
を切り替える切り替え手段である切り替え回路35が接
続される。さらに、タイミング発生回路36が設けら
れ、このタインミング発生回路36より出力される走査
開始基準信号であるSH(サンプルホールド)信号によ
り、CCDコントロール回路25によるCCD24の読
み取り走査、A/Dコンバータコントロール回路27に
よるA/Dコンバータ26の変換、並びに第1及び第2
のFIFOコントロール回路33a,34aの第1及び
第2のSRAM33b,34bへの画像データの書き込
みがコントロールされる。
【0018】一方、ホスト装置にインタフェースライン
(接続ライン)に接続されるI/F(インタフェース)
回路37が設けられ、切り替え回路35とホスト装置と
の信号授受を中継する(図2で説明する)。また、I/
F回路37には、第1及び第2のFIFOコントローラ
回路33a,34a(第1及び第2のSRAM33b,
34b)とホスト装置とのデータ転送を直接に行わせる
DMA(Direct Memory Acess)回路38が接続されると
共に、ホスト装置に画像データを転送する際に属性とし
ての識別データを付加するアトリビュート回路39が接
続される。
(接続ライン)に接続されるI/F(インタフェース)
回路37が設けられ、切り替え回路35とホスト装置と
の信号授受を中継する(図2で説明する)。また、I/
F回路37には、第1及び第2のFIFOコントローラ
回路33a,34a(第1及び第2のSRAM33b,
34b)とホスト装置とのデータ転送を直接に行わせる
DMA(Direct Memory Acess)回路38が接続されると
共に、ホスト装置に画像データを転送する際に属性とし
ての識別データを付加するアトリビュート回路39が接
続される。
【0019】なお、発振子40の発振信号(標準24M
Hz)よりタイミング制御回路41が所定周波数のクロ
ック信号を生成し、このクロック信号を基準として上記
種々のコントロールが行われる。また、図ではモノトー
ン画像読み取り装置21としてのブロック図を示してい
るが、カラー画像の場合には、さらに図示しないが第3
及び第4のSRAMが設けられる。
Hz)よりタイミング制御回路41が所定周波数のクロ
ック信号を生成し、このクロック信号を基準として上記
種々のコントロールが行われる。また、図ではモノトー
ン画像読み取り装置21としてのブロック図を示してい
るが、カラー画像の場合には、さらに図示しないが第3
及び第4のSRAMが設けられる。
【0020】上記画像読み取り装置21は、2点鎖線内
の各構成ブロックを単一のパッケージ42内に収納され
るもので、この単一のパッケージ42に2点鎖線外部の
構成ブロックが装置21内で接続されるものである。次
に、図2に、図1の要部の機能ブロック図を示す。図2
において、CCD24がCCDコントロール回路25に
よるホスト装置42からの1ラインデータ要求信号(図
示せず)で、タイミング発生回路36からの1走査の開
始基準信号であるSH(サンプルホールド)信号のタイ
ミングで読み取り対象の主走査方向(例えば原稿の幅方
向)の1ラインの読み取りを行う。CCD24で読み取
られた画像データは、A/Dコンバータコントロール回
路27によりタイミング発生信号36からのSH信号の
タイミングでA/Dコンバータ(ADC)26を動作さ
せてデジタルの画像データに変換する。
の各構成ブロックを単一のパッケージ42内に収納され
るもので、この単一のパッケージ42に2点鎖線外部の
構成ブロックが装置21内で接続されるものである。次
に、図2に、図1の要部の機能ブロック図を示す。図2
において、CCD24がCCDコントロール回路25に
よるホスト装置42からの1ラインデータ要求信号(図
示せず)で、タイミング発生回路36からの1走査の開
始基準信号であるSH(サンプルホールド)信号のタイ
ミングで読み取り対象の主走査方向(例えば原稿の幅方
向)の1ラインの読み取りを行う。CCD24で読み取
られた画像データは、A/Dコンバータコントロール回
路27によりタイミング発生信号36からのSH信号の
タイミングでA/Dコンバータ(ADC)26を動作さ
せてデジタルの画像データに変換する。
【0021】この画像データは、タイミング発生回路3
6からのSH信号に応じて第1又は第2のFIFO3
3,34の第1又は第2のFIFOコントロール回路3
3a,34aを介して第1又は第2のSRAM33b,
34bに書き込む(図3で説明する)。第1及び第2の
FIFO33,34からの読み出された画像データは切
り替え回路35に出力される。
6からのSH信号に応じて第1又は第2のFIFO3
3,34の第1又は第2のFIFOコントロール回路3
3a,34aを介して第1又は第2のSRAM33b,
34bに書き込む(図3で説明する)。第1及び第2の
FIFO33,34からの読み出された画像データは切
り替え回路35に出力される。
【0022】切り替え回路35は、I/F回路37(図
示を省略する)を介して例えばパーソナルコンピュータ
等のホスト装置42に接続されており、該ホスト装置4
2に対して画像データの出力及びData Ready
信号(1ラインの転送可信号)の出力を行う。また、ホ
スト装置42からは切り替え回路35に応答信号として
のACK信号を送出する。なお、切り替え回路35の動
作は図4で説明する。
示を省略する)を介して例えばパーソナルコンピュータ
等のホスト装置42に接続されており、該ホスト装置4
2に対して画像データの出力及びData Ready
信号(1ラインの転送可信号)の出力を行う。また、ホ
スト装置42からは切り替え回路35に応答信号として
のACK信号を送出する。なお、切り替え回路35の動
作は図4で説明する。
【0023】そこで、図3に、図2のCCD走査開始信
号の説明図を示す。図3において、タイミング発生回路
36より出力されるSH信号で、例えばホスト装置42
からのデータ要求信号に応じて最初のSH信号SH1の
タイミングでCCD24の読み取りが行われてADC2
6を介して第1のFIFO33(第1のSRAM33
b)に1ライン分の画像データが書き込まれる
(t1 )。
号の説明図を示す。図3において、タイミング発生回路
36より出力されるSH信号で、例えばホスト装置42
からのデータ要求信号に応じて最初のSH信号SH1の
タイミングでCCD24の読み取りが行われてADC2
6を介して第1のFIFO33(第1のSRAM33
b)に1ライン分の画像データが書き込まれる
(t1 )。
【0024】続いて、ホスト装置42からのデータ要求
信号に応じて2番目のSH信号SH2のタイミングでC
CD24により次のラインの読み取りが行われてADC
26を介して第2のFIFO34(第2のSRAM34
b)に1ライン分の画像データが書き込まれる。この時
に、切り替え回路35により第1のFIFO33(第1
のSRAM33b)より書き込まれた画像データを読み
出してホスト装置42に転送する(t2 )。すなわち、
第1及び第2のFIFO33,34(第1及び第2のS
RAM33b,34b)は、SH信号に応じてタイミン
グを異ならせて書き込みが行われる。
信号に応じて2番目のSH信号SH2のタイミングでC
CD24により次のラインの読み取りが行われてADC
26を介して第2のFIFO34(第2のSRAM34
b)に1ライン分の画像データが書き込まれる。この時
に、切り替え回路35により第1のFIFO33(第1
のSRAM33b)より書き込まれた画像データを読み
出してホスト装置42に転送する(t2 )。すなわち、
第1及び第2のFIFO33,34(第1及び第2のS
RAM33b,34b)は、SH信号に応じてタイミン
グを異ならせて書き込みが行われる。
【0025】なお、3番目のSH信号SH3より後のデ
ータは、第1のFIFO33のデータが総て転送された
後にADC26(27)を介して画像データが書き込ま
れる。また、図4に、図2の切り替え回路のデータ転送
のタイミングチャートを示す。図4において、切り替え
回路35は、アクセスしようとする第1又は第2のFI
FO33,34に画像データが書き込まれていれば、ホ
スト装置42に対してData Ready信号(1ラ
インのデータ転送可信号)が出力される(「H」状態と
なる、図4(A))。そこで、切り替え回路35は、ア
クセスする第1又は第2のFIFO33,34に対して
画像データ読み出しのアドレス信号を送出し、これに応
じた読み出し画像データが第1又は第2のFIFOメモ
リ33,34より受け取る。
ータは、第1のFIFO33のデータが総て転送された
後にADC26(27)を介して画像データが書き込ま
れる。また、図4に、図2の切り替え回路のデータ転送
のタイミングチャートを示す。図4において、切り替え
回路35は、アクセスしようとする第1又は第2のFI
FO33,34に画像データが書き込まれていれば、ホ
スト装置42に対してData Ready信号(1ラ
インのデータ転送可信号)が出力される(「H」状態と
なる、図4(A))。そこで、切り替え回路35は、ア
クセスする第1又は第2のFIFO33,34に対して
画像データ読み出しのアドレス信号を送出し、これに応
じた読み出し画像データが第1又は第2のFIFOメモ
リ33,34より受け取る。
【0026】そして、切り替え回路35より所定量(例
えば16ビットのデータのうち下位8ビット)のデータ
転送を行い、順次ホスト装置42からの応答信号(AC
K信号(図4(B))に同期させて、切り替え下位35
より該ホスト装置42に当該第1又は第2のFIFO3
3,34からの画像データを総て転送する。
えば16ビットのデータのうち下位8ビット)のデータ
転送を行い、順次ホスト装置42からの応答信号(AC
K信号(図4(B))に同期させて、切り替え下位35
より該ホスト装置42に当該第1又は第2のFIFO3
3,34からの画像データを総て転送する。
【0027】例えば、図3に示す2番目のSH信号SH
2で第1のFIFO33に画像データの書き込みが完了
して第2のFIFO34に次ラインの書き込みが行われ
ているときに、切り替え回路35より第1のFIFO3
3のデータ転送するものとしてアドレス信号を送出する
ことにより当該第1のFIFO33より画像データを読
み出し、ホスト装置42に転送を開始する。そして、ホ
スト装置42からの応答信号(ACK信号)に同期させ
て順次総ての画像データを転送する。このとき、切り替
え回路35からは第1のFIFO33に画像データの書
き込みが完了していることをData Ready信号
を「H」状態としてホスト装置42に送出している。
2で第1のFIFO33に画像データの書き込みが完了
して第2のFIFO34に次ラインの書き込みが行われ
ているときに、切り替え回路35より第1のFIFO3
3のデータ転送するものとしてアドレス信号を送出する
ことにより当該第1のFIFO33より画像データを読
み出し、ホスト装置42に転送を開始する。そして、ホ
スト装置42からの応答信号(ACK信号)に同期させ
て順次総ての画像データを転送する。このとき、切り替
え回路35からは第1のFIFO33に画像データの書
き込みが完了していることをData Ready信号
を「H」状態としてホスト装置42に送出している。
【0028】続いて、図3に示す3番目のSH信号SH
3で第1のFIFO33からの画像データの転送が完了
して第2のFIFO34に次ラインの画像データの書き
込みが完了していると、切り替え回路35が第2のFI
FO34からのデータ読み出しに切り替えてホスト装置
42にData Ready信号を「H」状態として送
出すると共に、当該第2のFIFO34からの画像デー
タの転送を開始し、ホスト装置42からの応答信号(A
CK信号)に同期させて順次総ての画像データを転送す
る。そして、これらの切り替え回路35による切り替え
を繰り返して、読み取り対象の総ての画像データをホス
ト装置42に転送するものである。
3で第1のFIFO33からの画像データの転送が完了
して第2のFIFO34に次ラインの画像データの書き
込みが完了していると、切り替え回路35が第2のFI
FO34からのデータ読み出しに切り替えてホスト装置
42にData Ready信号を「H」状態として送
出すると共に、当該第2のFIFO34からの画像デー
タの転送を開始し、ホスト装置42からの応答信号(A
CK信号)に同期させて順次総ての画像データを転送す
る。そして、これらの切り替え回路35による切り替え
を繰り返して、読み取り対象の総ての画像データをホス
ト装置42に転送するものである。
【0029】このように、画像読み取り装置21に読み
取り対象の1ラインの画像データを記憶するFIFOを
少なくとも2系統設けることにより、ホスト装置42に
対してデータ転送のハンドシェイク転送を行う必要がな
く、該ホスト装置42のデータ待ち時間が短縮されて、
データ転送の高速化を図ることができるものである。
取り対象の1ラインの画像データを記憶するFIFOを
少なくとも2系統設けることにより、ホスト装置42に
対してデータ転送のハンドシェイク転送を行う必要がな
く、該ホスト装置42のデータ待ち時間が短縮されて、
データ転送の高速化を図ることができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
第1及び第2の記憶手段に互いに異なるタイミングで読
み取り対象から読み取った画像データが書き込まれ、切
り替え手段が第1及び第2の記憶手段を切り替えて該当
する書き込まれた画像データを読み出してホスト装置に
データ転送を行う構成とすることにより、第1又は第2
の記憶手段の何れかの書き込み時には他方より画像デー
タの読み出しによるデータ転送を行うことが可能とな
り、ホスト装置のデータ受け取りの待ち時間を短縮させ
ることが可能となって、データ転送の効率化、高速化を
図ることができる。
第1及び第2の記憶手段に互いに異なるタイミングで読
み取り対象から読み取った画像データが書き込まれ、切
り替え手段が第1及び第2の記憶手段を切り替えて該当
する書き込まれた画像データを読み出してホスト装置に
データ転送を行う構成とすることにより、第1又は第2
の記憶手段の何れかの書き込み時には他方より画像デー
タの読み出しによるデータ転送を行うことが可能とな
り、ホスト装置のデータ受け取りの待ち時間を短縮させ
ることが可能となって、データ転送の効率化、高速化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】図1の要部の機能ブロック図である。
【図3】図2のCCDの走査開始信号の説明図である。
【図4】図2の切り替え回路のデータ転送のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図5】従来の画像読み取り装置の要部のブロック図で
ある。
ある。
【図6】図5のデータ転送のタイミングチャートであ
る。
る。
21 画像読み取り装置 24 CCD 25 CCDコントロール回路 26 A/Dコンバータ 27 A/Dコンバータコントロール回路 33 第1のFIFO 34 第2のFIFO 33a 第1のFIFOコントロール回路 33b 第1のSRAM 34a 第2のFIFOコントロール回路 34b 第2のSRAM 35 切り替え回路 36 タイミング発生回路 43 ホスト装置
Claims (1)
- 【請求項1】 読み取られた画像データを一担記憶し、
記憶された該画像データを読み出してホスト装置に転送
を行う画像読み取り装置において、 読み取り対象に対して所定走査分で読み取った画像デー
タが書き込まれ、書き込まれた該画像データが読み出さ
れて出力する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段の読み取りと異なるタイミングで読み
取り対象に対して画像データの読み取りを行って書き込
み、書き込まれた該画像データが読み出されて出力する
第2の記憶手段と、 該第1及び第2の記憶手段に書き込まれた画像データの
読み出しによる前記ホスト装置へのデータ転送を切り替
える切り替え手段と、 を有することを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7180367A JPH0935051A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7180367A JPH0935051A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935051A true JPH0935051A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16082011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7180367A Pending JPH0935051A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935051A (ja) |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7180367A patent/JPH0935051A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |