JPH0933954A - アレイ回路を含む製品 - Google Patents

アレイ回路を含む製品

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JPH0933954A
JPH0933954A JP12990896A JP12990896A JPH0933954A JP H0933954 A JPH0933954 A JP H0933954A JP 12990896 A JP12990896 A JP 12990896A JP 12990896 A JP12990896 A JP 12990896A JP H0933954 A JPH0933954 A JP H0933954A
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers

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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に形成される回路のアクティブマトリ
ックスアレイにデータドライブ信号を提供する際に生じ
る問題を解決する。 【解決手段】 本発明の技術は、基板82上にアレイ回路
84及びマルチプレクサ回路86を備える。該技術はまた、
基板に取り付けられる1つ以上の集積回路(IC)構造
96を備える。各IC構造は、少なくとも32個のアナロ
グ出力リードと例えば1〜3個の比較的少ないディジタ
ル入力チャネルとを有するディジタル−アナログ回路を
有する単結晶基板を含む。単結晶基板は、商業的に入手
可能なDACチップでよく、比較的少数のライン上でデ
ィジタルドライブ信号を受信し、比較的多数のライン上
にアナログドライブ信号を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
たアレイのデータラインを駆動するための回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マツエダ,Y.、アシザワ,M.、アル
ガ,S.、オーシマ,H.、及びモロズミ,S.の「ポ
リシリコンTFT冗長回路を有する欠陥のないアクティ
ブマトリックスLCD(Defect-Free Active-Matrix LC
D with Redundant Poly-Si TFTCircuit)」(SID89
ダイジェスト、20巻、1989、238 〜241 ページ)は液晶
ディスプレイ(LCD)について述べており、このLC
Dでは、アクティブマトリックスは基板上に形成された
走査線及びデータラインを含む。図1に示されるよう
に、走査線用のYドライブは、アクティブマトリックス
の2つの対向するサイドに沿って同一基板上に形成され
る。データライン用のXドライブもまた、アクティブマ
トリックスの他の2つのサイドに沿って、同一基板上に
形成される。
【0003】Lee, S.N. 、Stewart, R.G. 、Ipri, A.、
Jose, D.、及びLipp, S.の「FAM13.5:A5×9
インチのポリシリコングレースケールカラーヘッドダウ
ンディスプレイチップ(A5×9inch Polysilicon Gray-S
cale Color Head Down Display Chip )」[1990年IE
EE国際ソリッドステート回路会議テクニカルペーパダ
イジェスト(1990 IEEE International Solid-State Ci
rcuits Conference Digest of Technical Papers)199
0, 220-221 頁及び 301頁]は、走査電子回路がピクセ
ルスイッチングトランジスタと共にガラスプレート上に
集積化できるディスプレイについて述べている。データ
ライン及びセレクトラインドライバ回路の両回路は、ポ
リシリコン薄膜トランジスタと共にガラス基板上に形成
されることができる。
【0004】ルイス(Lewis )のEP−A 0 540 163号
は、ポリシリコン(poly−Si)TFT及び薄膜キ
ャパシタ(TFC)から構成される、スイッチキャパシ
タアナログ回路を開示する。該回路は大きな領域の基板
上に形成され、例えばフラットパネルディスプレイ、ペ
ージ幅光学スキャンアレイ、又はページ幅プリントヘッ
ドと集積化できる。アナログスイッチキャパシタ回路を
使用して、AMLCD(アクティブマトリックス液晶デ
ィスプレイ)用のサンプリングアンプ及びディジタル−
アナログ変換器(DAC)を含むデータドライバを形成
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、基板上に形
成されるアクティブマトリックス回路アレイにデータド
ライブ信号を提供する際に生じる問題を処理する。
【0006】2次元(2D)アレイは例えば、垂直方向
に延在する2セットの導電線を含むことができる。一方
向に延在する各ラインはアレイの縦列に信号を提供し、
他方向に延在する各ラインは、アレイの横列に信号を提
供することができる。
【0007】従来的には、2Dアレイにおける各横列−
縦列位置は時に「セル」とも呼ばれる回路を含み、この
セルは、セルの横列と縦列の結合するライン上で信号に
応答する。「データライン」と呼ばれる1セットの平行
なラインを通して、各セルはその状態を決定する信号を
受信する。「走査線」と呼ばれる他セットの平行なライ
ンを通して、走査線に沿う各セルは、セルがそのデータ
ラインから信号を受信できるようにする信号を受信す
る。
【0008】従来のアレイでは、各走査線は周期的走査
信号を提供し、該信号により、走査線に接続された各セ
ル中のコンポーネントは各サイクルの短い時間のインタ
ーバル中にそのデータラインから信号を受信することが
できる。故に、データライン上の信号と走査信号とを厳
密に同期化することが、アレイオペレーションの成功に
は重要である。厳密な同期化には、データラインに対す
るドライブ信号が正確なタイミングを提供されることが
必要である。
【0009】正確にタイミングを合わせられるデータド
ライブ信号を得るための1つの方法は、各データライン
に対する外部入力リードを提供することである。外部入
力リードのグループはテープキャリア方式による自動ボ
ンディングシステム(TAB)により、基板外の回路に
結合されることができる。例えば、外部回路は各データ
ラインに対して、単結晶回路において実行されるDAC
を含むことができる。しかしながらこのアプローチは多
数のTABコネクションを必要とし、TABコネクショ
ンが1つでも機械的に機能しない場合にはいつでも機能
しなくなる。さらに、多数のTABコネクションは投影
ディスプレイ等の小さい高性能ディスプレイを妨害す
る。
【0010】上述のマツエダ他による文献は、従来のポ
リシリコンTFT・AMLCDにおいて使用される別の
アプローチを例示する。このアプローチでは、m個のア
ナログ入力ラインの各々がm番目のデータラインにデー
タドライブ信号を提供し、データドライブ信号は、基板
上に集積化されるシフトレジスタの制御下でサンプリン
グされる。このシフトレジスタサンプリングアプローチ
では、各アナログ入力ラインは外部入力リードを有し、
基板外のボード上のm個のDACからデータドライブ信
号を受信する。アナログ入力ライン及びシフトレジスタ
入力リードは、フレックスコネクタを介してドライバボ
ードに接続される。
【0011】しかしながらシフトレジスタサンプリング
アプローチは問題を含んでいる。それはデータラインの
帯電に使用される時間が短いので正確な電圧のサンプリ
ングが困難であり、正確なグレースケールレンダリング
が阻まれるからである。さらに、シフトレジスタに必要
なクロックレートが非常に高いおそれがある。これらの
問題は、ディスプレイのピクセルカウントが増大するに
つれて悪化する。
【0012】シフトレジスタサンプリングに関する問題
は、アナログ入力ライン数mを増加することにより軽減
することができる。しかし通常は各アナログ入力ライン
に対して1つの外部DACが必要である。故に、アナロ
グ入力ラインを追加する毎に外部システムの複雑さが増
し、全体的なチップカウントも増大する。
【0013】これらの問題の結果、シフトレジスタサン
プリングアプローチは、ポータブルテレビ等の性能の低
い低分解能アプリケーションに限定される。
【0014】リー(Lee )他による上記文献は、従来の
ポリシリコンTFT・AMLCDにおいて使用される別
のアプローチを例示する。このアプローチでは、アクテ
ィブマトリックスを有するガラス基板上に非リニアラン
プDACが集積化される。その結果、ディジタル入力を
使用でき、非常に良い画像の均一性がもたらされる。
【0015】上記ルイス(Lewis )のEP−A 0 540 1
63号は、アクティブマトリックスを有するガラス基板上
で非リニアスイッチキャパシタDACを集積化する類似
したアプローチを示す。このアプローチでもディジタル
入力が可能である。
【0016】集積化DACアプローチは共通していくつ
かの欠点を持っている:第1は、集積化されるドライバ
が非常に複雑でなければならず、歩留りと設計時間とが
圧迫されることである;第2は、ポリシリコンTFTの
性能が単結晶MOSFETの性能程良くないので、ポリ
シリコンデバイスに対するDACの設計がより困難であ
ることである;第3は、各々がそれ自身の外部アンプを
有する多くの高電圧ディジタル入力ラインを各集積化D
ACアプローチが必要とすることである;最後に、デー
タライン同士間の離間が減少するにつれてDACが長く
なるため、セル濃度が制限されることである。
【0017】さらにランプDACアプローチはカウンタ
を使用し、入力データによりその幅が制御されるディジ
タルパルスを生成する。このパルスは、カウンタ出力が
ローになるまでデータラインに外部ランプ電圧を与える
パスゲートを起動する。この時点でのランプ電圧は動的
にデータライン中に格納されたままであり、セルに移送
されることができる。故にランプDAC回路のほとんど
の領域はディジタルであり、対応するゲート酸化膜領域
は適度であるが、トータルのデバイスカウントが高くな
る。
【0018】スイッチキャパシタDACアプローチは、
非線形に離間される基準電圧を伴う従来のチャージシェ
アリングを使用する。チャージシェアリングスキーム
は、アナログアンプ及びキャパシタを必要とし、それら
両方はゲート誘電性領域の点からディジタルTFTより
かなり高価である。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の従来の
アプローチに関する問題を回避する技術の発見に基づ
く。本発明の技術は、基板上にアレイ回路及びマルチプ
レクサ回路を備える。該技術はまた、基板に取り付けら
れる1つ以上の集積回路(IC)構造を備える。各IC
構造は、少なくとも32個のアナログ出力リードと例え
ば1〜3個の比較的少ないディジタル入力チャネルとを
有するディジタル−アナログ回路を有する単結晶基板を
含む。単結晶基板は、商業的に入手可能なDACチップ
でよく、比較的少数のライン上でディジタルドライブ信
号を受信し、比較的多数のライン上にアナログドライブ
信号を提供する。現在入手できるチップは例えば、各々
が6ビット又は8ビットチャネルである3つのディジタ
ル入力チャネルと、192個、201個、若しくは24
0個のアナログ出力チャネルとを有する。
【0020】本発明の技術は、DACをアレイと同じ基
板上に集積化する必要を回避すると同時に、商業的に入
手可能な少数の安価なDACチップしか必要としない。
故にこの技術は従来のアプローチの有する上述の問題に
対し、優れた単純な解決法を提供する。
【0021】この技術は、N個(Nは32より大きい)
のデータラインを有するアレイ回路に適用可能である。
各データラインはM個(Mは0より大きい)のセル回路
ユニットを有する。各データラインはまた、マルチプレ
クサ領域においてドライブ入力リードを有する。各デー
タラインに対して、マルチプレクサは多重化信号をデー
タラインのドライブ入力リードに提供するように接続さ
れるドライブ出力リードを有する。
【0022】マルチプレクサ回路はまた、単結晶基板か
ら入力アナログドライブ信号を受信するためのP個(P
はN未満であるが32以上である)のアナログ入力リー
ドを有する。マルチプレクサはまた、Q個(QはN/P
未満ではない)のマルチプレクサ制御リードを有する。
マルチプレクサ制御リードは、基板外の回路からの制御
信号か、又は基板上に集積化された回路からの制御信号
か、のいずれかを受信することができる。
【0023】R個(Rは0より大きい)の集積回路構造
の各々は、単結晶基板を有することができる。DAC回
路は、各基板が少なくともS個(Sは32未満ではな
い)のアナログ出力リードを有するように各単結晶基板
の表面に形成される。DAC回路は、受信したディジタ
ル入力リードからのディジタルドライブ信号に応答し
て、各アナログ出力リード上にアナログドライブ信号を
提供する。アナログドライブ信号の振幅は、ディジタル
ドライブ信号により示される値と共に変化する。それと
共に、集積回路構造はT個(TはP未満ではない)のア
ナログ出力リードを有するので、マルチプレクサ回路の
P個のアナログ入力リードの各々は、T個のアナログ出
力リードの1つとペアにされ、それに接続される。
【0024】上述の技術は、データ走査シフトレジスタ
を必要とせずにアクティブマトリックスアレイと同じ基
板上に単純なマルチプレクサ回路を提供することができ
るので、有利である。その代わりに、マルチプレクサ回
路は外部回路により制御されることができる。Pが約1
マイクロセカンドの設定時間を許容するのに十分な大き
さであれば、外部回路は、a−Si・TFT・AMLC
Dと共に使用されるように意図される従来の少数の高速
単結晶DACチップにより実行され、外部システムの複
雑さとコストとが減少できる。
【0025】マルチプレクサは、少数のTAB(tape-a
utomated bonding)、COG(chipon glass )、又は
フレックスケーブル接続を介して外部回路に接続される
ことができる。少数のコネクションにより、機械的な失
敗のリスクが減少される。
【0026】適度な実行要求を満たすと共にアクティブ
マトリックス回路におけるTFTの実行に使用できるポ
リシリコンTFT又は他の任意のTFT技術を用いてマ
ルチプレクサを実行できることでも本発明の技術は有利
である。ポリシリコンTFT・AMLCDは、より正確
なピクセル帯電とより高いアパーチャ率のためにa−S
i・TFT・AMLCDに比べて有利である。上に述べ
た従来の単結晶DACチップを用いると、より長い時間
を帯電に使用できるためにより低いオン抵抗が許容可能
であるので、TFTを小さくすることができる。DAC
チップは、5ボルトディジタル入力で駆動されることが
できる。
【0027】各データラインは、少数の回路、又は1つ
のTFTにより駆動されるので、データラインが非常に
密になり、非常に緻密なアレイが可能になる。
【0028】回路の第1コンポーネントの各リードが第
2コンポーネントの唯一のリードに接続され、第2コン
ポーネントのリードが第1コンポーネントの1つより多
いリードに接続されない場合に、回路の第1コンポーネ
ントの1グループのリードの各々は第2コンポーネント
の1グループのリードのうちの1つと「ペア」にされ、
それに接続される。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の概略的な
特徴を示している。図1はアレイ回路及びマルチプレク
サ回路を有し、取り付けられた集積回路構造を有する基
板を示している。図2は、図1で使用できるマルチプレ
クサ回路の一例を示す。
【0030】図1の製品10は、基板12とR個(Rは
1以上である)の集積回路(IC)構造14を含む。I
C構造14の各々は基板12に取り付けられ、基板12
の表面16上の回路は、IC構造14における回路から
信号を受信するように電気接続される。
【0031】基板12の表面16上に形成される回路
は、N(Nは32より大きい)個のデータラインを有す
るアレイ回路20を含む。図1は、M個のセル回路ユニ
ット24〜26が接続されるn番目のデータライン22
を示している。
【0032】基板12の表面16上に形成される回路は
また、マルチプレクサ回路30を含む。アレイ回路20
からのN個のデータラインは、マルチプレクサ回路30
が形成される表面16のマルチプレクサ領域中に延在す
る。各データラインはマルチプレクサ回路30からのド
ライブ出力リードに接続されるドライブ入力リードを有
し、図示されるようにマルチプレクサ回路30とアレイ
回路20との間にN個のドライブコネクション32を生
成する。各ドライブ出力リードは、接続されるドライブ
入力リードに多重化された信号を提供することができ
る。
【0033】マルチプレクサ回路30はまた、P個(P
はN未満であるが、32未満ではない)のアナログ入力
リード34と、Q個(QはN未満であるがN/P未満で
はない)のマルチプレクサ制御リード36とを含む。ア
ナログ入力リード34はアナログドライブ信号を受信す
る。マルチプレクサ制御リード36はマルチプレクサ制
御信号を受信する。マルチプレクサ回路30は、ドライ
ブコネクション32に多重化信号を提供することにより
入力アナログドライブ信号とマルチプレクサ制御信号と
に応答する。
【0034】IC構造14はR個の単結晶基板40〜4
2を含む。示されるように、基板40〜42の各々は、
少なくともS個(Sは32未満ではない)のアナログ出
力リードを有するDAC回路を備える。DAC回路は各
アナログ出力リード上でアナログドライブ信号を提供
し、このアナログドライブ信号は、ディジタル入力リー
ドから受信されたディジタルドライブ信号により示され
る値と共に変化する振幅を有する。故に基板40〜42
は共に、T個のアナログ出力リード44を有し、ここで
T≧R×Sである。TはP未満ではなく、アナログ入力
リード34の各々はアナログ出力リード44の1つとペ
アにされてそれに接続されるため、基板40〜42は共
にマルチプレクサ回路30に入力アナログドライブ信号
を提供する。
【0035】図2で示されるように、マルチプレクサ回
路30はN個のトランジスタを含むことができ、そのう
ちトランジスタ60、62、64、及び66が示されて
いる。N=P×Qであれば、N個のトランジスタはP個
のトランジスタからなるQ個のグループに各々グルーピ
ングされることができ、図面ではトランジスタ60〜6
2は第1のグループであり、トランジスタ64〜66は
Q番目のグループであるように示される。各グループ内
の全トランジスタのゲートは、Q個のマルチプレクサ制
御リード36の1つに接続できる。
【0036】各グループ内で、P個のアナログ入力リー
ド34の各々は、1つのトランジスタのチャネルリード
に接続されることができ、図面ではトランジスタ60及
び64は第1アナログ入力リードに、そしてトランジス
タ62及び66はP番目のアナログ入力リードに接続さ
れるように示される。各トランジスタの他のチャネルリ
ードはN個のドライブ出力リードの1つに接続され、こ
の図ではトランジスタ60は第1のドライブ出力リード
に、トランジスタ62はP番目のドライブ出力リード
に、トランジスタ64は(N−P+1)番目のドライブ
出力リードに、そしてトランジスタ66はN番目のドラ
イブ出力リードに接続される。
【0037】このような接続の結果、各グループ内のP
個のトランジスタは同時に、アナログ入力リード34か
ら1グループのP個のドライブ出力リードに信号を提供
する。Q個のマルチプレクサ制御リード36により制御
信号が連続して提供され、それによりグループは連続し
て起動される。
【0038】上述の概略的な特徴は、種々の製品におい
て多様な方法で実行できる。以下に述べる実行は、TA
B及びCOGコネクションを含み、AMLCDに適切で
ある。概して以下に述べる実行は、Lewis,A.
G.及びTurner,W.の「AMCLDに対するド
ライバ回路(Driver Circuit For AMLCDs )」(1994年
国際ディスプレイリサーチ会議及びアクティブマトリッ
クスLCD&ディスプレイ材料に関する研究会の議事録
(Conference Record of the 1994 International Disp
lay Reseach Conference and international Workshops
on Active-Matrix LCD & Display Materials )(カリ
フォルニア州モントレー、1994年10月10〜13日)の56
〜64ページに述べられている搭載技術を使用する。
【0039】図3〜図7は本発明のTAB実行の特徴を
示す。図3は単結晶ディジタル−アナログ変換器(DA
C)集積回路(IC)が搭載されるテープを集積回路構
造が含むTAB実行の概略的なコンポーネントを示す。
図4は図3の実行においてテープ上に搭載される単結晶
DAC・ICを示す。図5は図3の実行における基板上
のテープ及びリード間の接続の断面図を示す。図6は、
図3の実行における基板上の回路の一例を示す。図7は
図3の実行における基板上の回路の別の例を示す。
【0040】図3の製品80は図1で示したようにその
表面上にアレイ回路84とマルチプレクサ回路86を有
する基板82を含む。
【0041】製品80はまた、基板82とプリント基板
84とに取り付けられるTABテープ90を含む。プリ
ント基板84はその表面に信号入力回路94を有し、T
ABテープ90上には単結晶DAC・IC96が取り付
けられる。IC96は商業的に入手可能なDAC・IC
であることが可能であり、それには例えばカリフォルニ
ア州フレモントのサーラスロジック社(Cirrus Logic I
nc. )の「ピーナッツIC」があり、3つの6ビットデ
ィジタル入力チャネル及び192個のアナログ出力を有
する部品番号CL−FP6512や、3つの6ビットデ
ィジタル入力チャネル及び201個のアナログ出力を有
する部品番号CL−FP6522があげられる。IC9
6はその他に、カリフォルニア州サンタクララのビビッ
ド社(Vivid Inc.)から商業的に入手可能なDAC・I
Cや他のあらゆる適切なDAC・ICであることが可能
である。
【0042】製品80はまた、プリント基板92とドラ
イバボード102とに取り付けられるコネクタ100を
含む。コネクタ100はフレックスコネクタ、リボンケ
ーブル、若しくは他のあらゆる適切なマルチコンダクタ
コネクタであることが可能である。
【0043】ドライバボード102はその表面にドライ
バ回路104を有する。ドライバ回路104はホストマ
シンからディジタルディスプレイ制御信号を受信し、コ
ネクタ100を介して信号入力回路94にディジタルド
ライブ信号を提供することにより応答することができ
る。ドライバボード102は、IC96に適した多数の
ビデオ出力ラインを有する従来のビデオドライバカード
であることが可能である;いくつかの実行では、ドライ
バ回路104はホストマシンからの信号をコネクタ10
0に直接接続するラインを含む。
【0044】TABテープ90はマルチプレクサ回路8
6を信号入力回路94に接続する。この信号入力回路9
4はIC96の製造仕様書に適切に基づく形でドライバ
回路を含むと共に、マルチプレクサ回路86に対する制
御信号回路も含む従来の回路であることが可能である。
ある実行では、信号入力回路94はコネクタ100とテ
ープ90との間に電気的接続を提供するラインを単純に
含むことができ、他の実行では、信号入力回路94はシ
フトレジスタ又は他の適切な回路を含むことができる。
信号入力回路94は、DAC回路にディジタルドライブ
信号を提供するためにディジタルドライブ信号リード
(図示せず)を含むことができる。信号入力回路94は
また、データドライバ回路に制御信号を提供するための
データ制御リード(図示せず)と、IC96に制御信号
を提供するためのDAC制御リード(図示せず)と、基
板82上の走査ドライバに走査制御信号を提供するため
の走査制御リード(図示せず)と、を有することができ
る。
【0045】TABテープ90はIC96の製造者から
のサンプルテープを用いて実行されることができる。サ
ンプルテープは1テープ当りIC1つを有するのが典型
的であり、多数のラインの中の1つをカットしてリード
を適切なピッチで得ることが可能である。サンプルテー
プは典型的に、ICに対する入力ライン及び出力ライン
に加えていくつかのダミーラインを有するが、サンプル
テープがダミーラインを十分に有さない場合には、フレ
ックスコネクタ等の適切なコネクタを使用して付加的な
ラインを提供することができる。
【0046】図4はTABテープ90におけるラインを
示し、これは十分なダミーラインを有するか、若しくは
必要なダミーラインを有するように誂えて設計されたサ
ンプルであるとする。図4で示されるように、TABテ
ープ90はディジタルドライブ信号リードに接続するた
めの入力ライン120と、基板82上のアナログ入力リ
ードに接続するための出力ライン122とを含むことが
できる。入力ライン120は、信号入力回路94からI
C96にディジタルドライブ信号を伝送することができ
る。TABテープ90上のライン124に提供されるデ
ィジタルドライブ信号とDAC制御信号とに応答して、
IC96はアナログドライブ信号を出力ライン122に
提供する。出力ライン122は次に、アナログドライブ
信号を基板82に伝送する。
【0047】図4はまた、信号入力回路94のデータ制
御リードを基板82上のデータ制御リードに接続するた
めのダミーライン126をTAB90が如何に含むかを
示す。図4は同様に、信号入力回路94の走査制御信号
リードを基板82上の走査制御リードに接続するための
ダミーライン128をTABテープ90が如何に含むこ
とができるかを示す。
【0048】TABテープ90上にダミーラインを設け
るのではなく、フレックスコネクタ等の別個のコネクタ
が、ドライバ回路124から基板82上のリードに直接
マルチプレクサ及び走査制御信号を伝送することができ
る。
【0049】図5は基板82及びプリント基板92にT
ABテープ90を如何に取り付けることができるかを示
す。プリント基板92への取付けははんだ付け接続によ
り行われるが、この図でははんだ層140がTABテー
プ90上のラインをプリント基板92上のリードに接続
するように概略的に示されている。基板82への取付け
は接着剤により行われることができ、この図では、TA
Bテープ90上のラインを基板82上のリードに接続す
る接着層142が示される。ラインとリードとの間の横
方向の導電を防止するために、接着層142は5〜10
μmの直径の導電性球を含む混合型の熱セット/熱可塑
性接着剤のような異方性の導電性接着剤であることがで
きる。位置合わせターゲット等の従来の技術を使用し
て、基板82上のパッドとTABテープ90上のライン
との間の位置合わせを行うことができる。
【0050】図6は図3〜図5で示されたTABテープ
90と共に使用されることのできる基板82上の回路の
一例を示す。回路はアレイ回路160と、マルチプレク
サ回路162と、走査ドライバ回路164を含む。
【0051】アレイ回路160はM個の走査線とN個の
データラインとを有する従来の回路であることができ、
m番目の走査線とn番目のデータラインの交差領域17
0付近の回路がより詳細に示されている。走査線とデー
タラインは垂直であるので、アレイ回路160は2次元
アレイを規定する。示されるように、(m×n)番目の
セル回路172はm番目の走査線とn番目のデータライ
ンから信号を受信するように接続される。
【0052】アレイ回路160からのN個のデータライ
ンは、マルチプレクサ回路162が形成されるマルチプ
レクサ領域の中に延伸する。各データラインはマルチプ
レクサ回路162からのデータ出力リードに接続される
データ入力リードを有する。図6はN個のデータコネク
ション180を示し、各コネクションはデータ入力リー
ドと、接続されるデータ出力リードとを含むことができ
る。各データ出力リードは、接続されたデータ入力リー
ドに多重化されたデータドライブ信号を提供することが
できる。
【0053】マルチプレクサ回路162はまた、P個
(Pは1より大きくN未満である)のアナログ入力リー
ド182と、Q個(QはN未満であるがN/P未満では
ない)の制御リード184とを含む。リード182及び
184の各々は、TABテープ90への接続のために基
板82のエッジにある。制御リード184は基板82外
の回路から制御信号を受信する。外部回路はプリント基
板92上に従来のシフトレジスタとバッファ(図示せ
ず)とを含むことができ、それらはドライバ回路104
から信号を受信し、それに応答してQ個の制御信号を並
列に提供する。従って、図4中のラインはQ個の制御信
号を並列して伝送するためのQ個のラインを含むことが
できる。
【0054】アナログ入力リード182は入力アナログ
ドライブ信号を受信する。Q個の制御リード184はマ
ルチプレクサ制御信号を受信する。マルチプレクサ回路
162は、多重化されたデータドライブ信号をデータコ
ネクション180に提供することにより入力アナログド
ライブ信号及びマルチプレクサ制御信号に応答する。
【0055】マルチプレクサ回路162は図2で示され
るように実行されるか、又は他の適切な回路と共に実行
されることができる。図2の実行は以下の点で特に優れ
ている:各データラインが唯一つのドライブTFTを有
するので非常に高いパッキング濃度が可能となる;図2
の実行がNMOSデバイスだけを用いて行われ、CMO
Sデバイスを製造するのに必要なさらなる注入及びマス
キングオペレーションが回避できるので、実行及び製造
が単純である。
【0056】アレイ回路160からのM個の走査線は、
走査ドライバ回路164が形成される走査ドライバ領域
中に延伸する。各走査線は走査ドライバ回路164から
の走査出力リードに接続される走査入力リードを有す
る。走査ドライバ回路164は走査制御リード190を
介して、TABテープ90への接続のために基板82の
エッジにおいて受信された走査制御信号に応答して走査
信号を提供する。走査ドライブ回路164は従来のもの
でよい。
【0057】図7は基板82上に集積化されることので
きる回路の別の例を示す。集積化の技術によりその実行
が可能であれば、図7の回路は、TABテープ90上に
必要なデータ制御ライン126の数を減らすことができ
るので有利である。
【0058】図7のデータ制御リード210は、制御シ
フトレジスタ回路212に必要なラインのみを含み、こ
の制御シフトレジスタ回路212は基板82上の他の回
路を実行するために使用されるポリシリコンTFT技術
等の集積化技術に適切な形で実行される従来の回路であ
ってよい。例えば、データ制御リード210はVDD、V
SS、クロック、リセット、及びイネーブルラインを含む
ことができ、それら全ては、TABテープ90上のデー
タ制御ラインとプリント基板92上の適切なラインとを
介してドライバ回路104からのフレックスコネクタ1
00に設けられることができる。シフトレジスタ回路2
12は、マルチプレクサ制御ラインを駆動することので
きる出力信号を提供しなければならない。この目的のた
めに、シフトレジスタ回路212は、適切なバッファ
か、又は大きなTFTを含むステージを有するシフトレ
ジスタかを含むことができる。
【0059】データ制御信号に応答して、シフトレジス
タ回路212はQ個のマルチプレクサ制御信号を提供す
る。図6と同じく、マルチプレクサ回路214はQ個の
マルチプレクサ制御リード216を有し、P個のアナロ
グ入力リード218からアナログドライブ信号を受信す
る。故に基板82上の回路の残りの部分は、図6で示さ
れるものと同じであることが可能である。
【0060】図8及び図9は本発明のCOG実行の特徴
を示す。図8は、アレイ回路及びマルチプレクサ回路を
含む基板上に単結晶DAC・ICが直接取り付けられる
COG実行の概略的なコンポーネントを示す。図9は図
8の実行におけるDAC・ICと基板との間のコネクシ
ョンの断面図を示す。
【0061】図8の製品250は基板252を含み、こ
の基板252には従来の接着技術を用いてフレックスコ
ネクタ、リボンケーブル、又は他の適切なコネクタ等の
コネクタ254が接続される。コネクタ254は、図3
のドライバ回路104により提供されるものと同様の信
号を提供する。
【0062】図3及び図4で示されたように実行できる
単結晶DAC・IC260は以下に説明するようにCO
G技術を用いて基板252上に取り付けられる。IC2
60はDAC制御リード262を介してDAC制御信号
を、そしてディジタル入力リード264を介してディジ
タルドライブ信号を受信する。それに応答して、IC2
60はアナログ入力リード266を介してP個のアナロ
グドライブ信号を提供する。
【0063】図8のように実行されることのできるシフ
トレジスタ回路270は、データ制御リード272を介
してデータ制御信号を受信する。それに応答して、シフ
トレジスタ回路270は、マルチプレクサ制御リード2
74を介してQ個のマルチプレクサ制御信号を提供す
る。
【0064】図2のように実行できるマルチプレクサ回
路280は、リード266からアナログドライブ信号を
受信し、リード274からQ個のマルチプレクサ制御信
号を受信する。それに応答してマルチプレクサ回路28
0は、N個のデータドライブ信号をリード282を介し
て提供する。
【0065】従来の回路であることの可能な走査ドライ
ブ回路284は、走査制御リード286から走査制御信
号を受信する。走査ドライバ回路284は、リード28
8を介してM個の走査ドライブ信号を提供することによ
り応答する。
【0066】図6のように実行できるアレイ回路290
は、リード288からM個の走査ドライブ信号を受信
し、リード282からN個のデータドライブ信号を受信
する。それに応答し、アレイ回路290は画像を表現す
る。
【0067】図9は、IC260が基板252に如何に
取り付けられることができるかを示す。基板252に対
するフリップチップオンガラス(flip chip on glass)
取付は接着剤により行うことができ、この図では概略的
に接着層300がIC260上のパッド302を基板2
52上のパッド304に接続するように示されている。
パッド302は高いゴールドバンプであり、パッド30
4は低いゴールドバンプであり、接着層300は紫外線
硬化エポキシを含むことができる。又は、パッド302
が低いゴールドバンプであり、パッド304がITOで
あり、接着層300は、図5に関して上述したように横
方向の導電を防止する異方性導電性接着剤であってもよ
い。ワイヤボンディングCOG技術を使用することもで
きる。
【0068】上述の技術のシミュレーションは首尾よく
行われた。シミュレーションは図3〜図6で示される実
行に類似したが、TABテープ90を基板52の代わり
に付加的なプリント基板に取り付け、接着されたリボン
ケーブルを介して付加的なプリント基板を基板52に接
続して電気的等価回路を得たことが、図3〜図6で示さ
れる実行とは違っていた。基板52上の回路は512×
512ピクセルアレイを含み、付加的なフレックスコネ
クタを介して提供された8個の走査制御信号と64個の
アナログ入力信号とを必要とした。
【0069】さらに、図10〜図14で示されるように
他の入手可能なアーキテクチャと上述の技術とを比較し
た。各図は、図3〜図6のアーキテクチャ("Prop arc
h" )を、例えばワイドマルチプレクサ("Wide MU
X")、ランプDACアーキテクチャ("Ramp DAC")、及
びスイッチキャパシタDACアーキテクチャ("SC DA
C")等のいくつかのものと比較したものである。さらに
図14は、Prop arch で使用される5Vスイングドライ
バチップと10Vスイングドライバチップ(" Prop arc
h (HV)" )を比較したものである。
【0070】図10は6ビットプレシジョンドライバと
8ビットプレシジョンドライバの各データラインに関し
てデータドライバデバイスカウントを比較する。ランプ
DAC及びSC・DACアーキテクチャは高いTFTカ
ウントを有する。しかしながらデバイス毎に占拠される
領域が異なることを考慮しない限り、この比較は紛らわ
しい:アナログアンプ中のTFTはディジタル回路内の
TFTと比較して典型的に大きく、キャパシタはより大
きい。
【0071】図11は、異なるアーキテクチャに必要な
総ゲート酸化膜領域を比較する。図11では、ランプD
ACアーキテクチャのより大きいディジタル内容量はS
C・DAC以上に有利である。しかしながらMUXアー
キテクチャはより魅力的である。
【0072】図12は、トライアルレイアウトに基づい
て回路の全幅を考慮し、ピクセルピッチを50μmと仮
定して比較を行った。最小の幅は、Prop arch のナロー
MUXにより達成されるが、それはなぜなら、パスゲー
トがワイドMUXに必要なパスゲートよりも小さく、デ
ータ走査シフトレジスタがないからである。
【0073】図13はアーキテクチャの別の態様、即ち
入力バス幅を比較する。この態様はディスプレイピクセ
ルカウントが増加するにつれてますます重要となる。6
40×480、1280×1024、及び2560×2
408ピクセルを有するモノクロームディスプレイに対
しての評価が示される。2560×2408ピクセルサ
イズはまた、1280×1024カラーピクセルと共
に、フルカラーカッドグリーンディスプレイとして実行
されることもできる。
【0074】図13で示されるように、ワイドMUXア
ーキテクチャはほとんどのラインはアナログであるが最
少の入力ラインを有し、その各々はそれを駆動するDA
C回路を必要とする。ディスプレイのピクセルカウント
が増加するにつれて、集積化TFTパスゲート手段のよ
り多いアナログラインの速度制限が必要となり、ワイド
MUXのバス幅の利点が低減される。Prop arch のナロ
ーMUXは、低いピクセルカウントでランプDACとS
C・DACに匹敵する数のラインを必要とするが、より
大きいピクセルカウントに対してはさらに良好な結果が
得られる。5Vディジタル入力ラインの数は幾分増加す
るが、単結晶DAC・ICを用いた場合には高いディジ
タル速度を利用できるため、かなり少なく維持すること
ができる。ランプDACとSC・DACの両方は、ポリ
シリコン入力レジスタのより低いクロックレートによ
り、広い高電圧ディジタル入力バスを必要とする。
【0075】最後に、図14はオフガラスチップカウン
トを比較する。低いピクセルカウントでは、アーキテク
チャの比較結果は略同じである。ピクセルカウントが増
加するにつれて、Prop arch のナローMUXは最良の選
択として浮かび上がる。"Prop arch" とラベリングされ
るバージョンは5Vの出力電圧スイングを有するDAC
・ICとし、一方"Prop Arch(HV)" は10V出力電圧ス
イングを有するDAC・ICとする。どちらのタイプの
DAC・ICも適切なパッケージで商業的に入手可能で
ある。
【0076】上述の実行は、絶縁基板上にフィルム回路
を提供する。本発明は他のタイプの基板上で他のタイプ
の回路を用いて使用されることができる。
【0077】上述の実行はポリシリコンTFTを有する
アレイ回路とマルチプレクサ回路を含むが、アレイ回路
及びマルチプレクサ回路は他の材料から形成されるチャ
ネルを有する他のタイプのスイッチングエレメントを含
むこともできる。
【0078】上述の実行はガラス基板を含むが、例えば
クオーツ等の他の基板を使用することもできる。
【0079】上述の実行は商業的に入手可能なDAC・
ICを使用するが、本発明はカスタムDAC・ICを用
いても実行できる。例えば、各DAC・ICは各アナロ
グ出力のために、その出力に対するD/A変換を実行す
るDAC回路を含むことができ、又は、各DAC・IC
はマルチプレクサ及びデマルチプレクサと共に唯一つの
DAC回路を含んで、DAC回路が全てのアナログ出力
のためのD/A変換を実行することもできる。
【0080】上述の実行は単一DAC・ICを使用する
が、本発明は2つ以上のDAC・ICを用いて実行する
こともでき、それは例えばより大きいアレイに対して必
要であり得る。
【0081】上述の実行は、集積化回路構造を基板に取
り付けるためにTAB及びCOG技術を使用する。本発
明は他の取付け技術を使用しても実行可能である。
【0082】上述の実行は図2で示されるように単純な
マルチプレクサ回路を使用する。本発明は他のあらゆる
適切なマルチプレクサ回路を使用して実行することもで
きる。
【0083】上述の実行は或る特徴を有するアレイを使
用するが、本発明は他のあらゆる適切なアレイ回路を用
いて実行できる。例えば、上述のシミュレーションは5
12×512ピクセルアレイを使用したが、他のアレイ
サイズを使用してもよい。
【0084】160個のアナログドライブ信号と8個の
走査制御信号を有する1280×1024モノクローム
ディプレイを、図3〜図6に関して上述した技術を用い
て設計し、現在は製造中である。このピクセルカウント
では、単一DAC・ICは72Hzフレームレートを達
成するのに適切であり、図3で示されるような構造であ
ることが可能である。
【0085】2560×2048ディスプレイも設計し
た。このピクセルカウントでは、限定された入力帯幅に
より、許容可能なフレームレートを達成するために2つ
又は4つのDAC・ICが必要である。しかしながらデ
ィスプレイのより大きなサイズのために、基板は、従来
のボンディング技術及びパッドピッチを用いて必要とさ
れる付加的なTABコネクションを受け入れるのに十分
な領域を有する。
【0086】本発明は、非常に多様なディスプレイ及び
光バルブを含む多くの方法に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル−アナログ変換を実行する集積回路
構造を取り付けられた基板上にアレイ回路及びマルチプ
レクサ回路を含む製品の概略図である。
【図2】請求項1の製品に使用できるマルチプレクサ回
路のコンポーネントを示す概略回路図である。
【図3】アレイ回路及びマルチプレクサ回路を有する基
板へのTAB接続を有するテープ上の集積回路を含む製
品のコンポーネントの概略図である。
【図4】図3のTABテープ上のコンポーネントの概略
図である。
【図5】図3のTABテープと基板との間の取付けを示
す概略断面図である。
【図6】図3の基板上の回路の一例を示す概略回路図で
ある。
【図7】図3の基板上の回路の別の例を示す概略回路図
である。
【図8】アレイ回路及びマルチプレクサ回路を有する基
板上に取り付けられる集積回路を含む製品のコンポーネ
ントを示す概略図である。
【図9】図8の単結晶DAC・ICと基板との間の取付
けを示す概略断面図である。
【図10】図3〜図6の実行のデバイスカウントをいく
つかの他のアキテクチャと比較する棒グラフである。
【図11】図3〜図6の実行のゲート酸化膜領域をいく
つかの他のアーキテクチャと比較する棒グラフである。
【図12】図3〜図6の実行のドライバ回路幅をいくつ
かの他のアーキテクチャと比較する棒グラフである。
【図13】図3〜図6の実行の入力信号ラインをいくつ
かの他のアーキテクチャと比較する棒グラフである。
【図14】図3〜図6の実行のオフガラスチップカウン
トをいくつかの他のアーキテクチャと比較する棒グラフ
である。
【符号の説明】
10 製品 12 基板 14 集積回路(IC)構造 16 基板表面 20 アレイ回路 22 n番目のデータライン 24、26 セル回路 30 マルチプレクサ回路 32 N個のドライブコネクション 34 P個のアナログ入力リード 36 Q個のマルチプレクサ制御リード 40、42 単結晶基板 44 T個の出力リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン ジー.ルイス アメリカ合衆国 94087 カリフォルニア 州 サニーベイル サウス メアリー ア ベニュー 1610

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路が形成されることのできる表面を有
    する第1基板と、該第1基板の表面に形成されるアレイ
    回路と、を含む製品であり、 該アレイ回路が1セットのN個のデータラインを含み、
    該N個のデータラインが前記第1基板の表面を横切って
    延在し、該N個のデータラインの各々が前記第1基板の
    表面のマルチプレクサ領域にドライブ入力リードを有
    し、 該アレイ回路が、N個のデータラインに対してM個のセ
    ル回路ユニットを含み、その各々がデータラインから信
    号を受信するように接続され、ここでMはゼロより大き
    い整数であり、前記製品がさらに、 前記第1基板の表面のマルチプレクサ領域に形成される
    マルチプレクサ回路を含み、該マルチプレクサ回路がN
    個のデータラインの各々のドライブ入力リードに接続さ
    れ、 該マルチプレクサ回路がN個のデータラインの各々に対
    して、データラインのドライブ入力リードに多重化信号
    を提供するように接続されるドライブ出力リードを含
    み、 該マルチプレクサ回路が、入力アナログドライブ信号を
    受信するためのP個のアナログ入力リードを含み、ここ
    でPはN未満であるが32未満ではない整数であり、 該マルチプレクサ回路が、マルチプレクサ制御信号を受
    信するためのQ個のマルチプレクサ制御リードを含み、
    ここでQはN/P未満ではないがN未満である整数であ
    り、 該マルチプレクサ回路が、多重化信号を提供することに
    より入力アナログドライブ信号とマルチプレクサ制御信
    号とに応答し、前記製品がさらに、 前記第1基板に取り付けられる1つ以上の集積回路構造
    を含み、 該1つ以上の集積回路構造が共にR個の単結晶基板を含
    み、ここでRはゼロより大きい整数であり、各単結晶基
    板が、回路が形成されることのできる表面を有し、 該1つ以上の集積回路構造が共にR個の単結晶基板の各
    々の表面においてディジタル−アナログ回路を含み、各
    基板の表面上の該ディジタル−アナログ回路がディジタ
    ル入力リードと少なくともS個のアナログ出力リードと
    を有し、ここでSは32未満でない整数であり、前記デ
    ィジタル−アナログ回路が各アナログ出力リードにおい
    て、ディジタル入力リードから受信したディジタルドラ
    イブ信号により示される値と共に変化する振幅を有する
    アナログドライブ信号を提供し、R個の単結晶基板が共
    にT個のアナログ出力リードを有し、ここでTはP未満
    でない整数であり、マルチプレクサ回路のP個のアナロ
    グ入力リードの各々がT個のアナログ出力リードの1つ
    とペアにされてそれに接続され、その結果R個の単結晶
    基板が共に入力アナログドライブ信号を提供する、こと
    を特徴とするアレイ回路を含む製品。
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