JP2000131670A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000131670A
JP2000131670A JP10305890A JP30589098A JP2000131670A JP 2000131670 A JP2000131670 A JP 2000131670A JP 10305890 A JP10305890 A JP 10305890A JP 30589098 A JP30589098 A JP 30589098A JP 2000131670 A JP2000131670 A JP 2000131670A
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crystal display
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signal
block
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Koyu Cho
宏勇 張
Yuichi Miwa
裕一 三輪
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、表示不良モードを抑制し、高性能
化、大型高精細化及び小型高精細化、低コスト化が可能
な液晶表示装置を提供することを課題とする。 【解決手段】ブロック線順次駆動を行なう液晶表示装置
10が有する表示部18は、n個のブロックに分割され
ている。ブロック制御線BL1〜BLnを介して与えら
れるブロック制御信号BLが入力するアナログスイッチ
14は順次オンとされる。そして、オンとされたアナロ
グスイッチ14に対応するブロックのセル24に線順次
ドライバLSI12から共通信号線D1〜Dnを介して
表示信号が与えられて液晶表示が行なわれる。セル24
は、p−SiTFTである画素TFT26と液晶28と
蓄積容量30とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、ブロック選択順次方式で液晶表示を行なう周
辺回路一体型の液晶表示装置に関する。近年、液晶表示
装置に対する大型高精細化及び小型高精細化の要請に伴
い、周辺回路と液晶表示部を一体化できるp−SiTF
T(poly-Silicone Thin FilmTransistor=ポリシリコ
ン薄膜トランジスタ)を用いた液晶表示装置が注目され
ている。
【0002】
【従来の技術】p−SiTFTの電子電界効果移動度
は、数十〜200cm2 /Vsであり、これは、単結晶
シリコンMOSFETの電子電界効果移動度の1/10
〜1/4程度である。このため、p−SiTFTを用い
て数十MHzで動作する高速動作回路を液晶表示装置内
に構築することは困難である。また、液晶表示装置が有
するガラス基板に適用される比較的大きなデザインルー
ル(通常、3〜5μm)の制限により、p−SiTFT
を用いて複雑な回路を液晶表示装置内に構築することも
困難である。
【0003】そこで、従来のp−SiTFTを用いた液
晶表示装置では、分割点順次駆動方式により液晶表示が
行なわれている。このような液晶表示装置では、上記p
−SiTFTの性能上の制限によりデータドライバが数
十MHzの高周波動作ができないため、表示部の外部に
設けられた制御回路によって、データドライバからの表
示データを分割し、その周波数を低減させた後に表示部
に供給している。
【0004】そして、表示データは、表示部内でオン状
態のスイッチに接続するデータ信号線に書き込まれ、更
に、当該データ信号線におけるオン状態のTFTに入力
する。そして、TFTから画素電極に表示データが供給
され、画素電極上の液晶が動作することにより液晶表示
が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、p−SiTF
Tを用いた液晶表示装置では、短時間でデータの書き込
みを行なうためにはデータドライバとデータ信号線とを
接続するアナログスイッチTFTが数mm程度の広いチ
ャネル幅を必要とし、そのため液晶表示装置の周辺回路
のサイズが大きくなってしまう。
【0006】また、p−SiTFTを用いた液晶表示装
置では、液晶表示パネルの外部の制御回路によって表示
データを分割するので、元々各1チャネルであったRG
B信号を分割数に応じた複数チャネルに変換する必要が
ある。例えば、表示データを16分割する場合は、RG
B信号がそれぞれ16チャネルになるので、合計16×
3=48チャネルに変換する必要がある。更に、p−S
iTFTを用いた液晶表示装置では、デジタル信号を液
晶対応用のアナログ表示データに変換する必要もある。
このため、液晶表示装置内にp−SiTFT専用制御I
Cチップが必要となり、液晶装置の製造コストが高くな
ってしまう。また、従来の液晶表示装置は、表示部の外
部に設けた制御回路の動作によって消費電力が増加して
しまい、かつ、デジタルインタフェースにも対応が困難
であった。
【0007】また、液晶表示装置にプロセス温度が約6
00°以下のエキシマレーザ結晶化法を用いて形成され
た低温p−SiTFTを用いた場合、スキャン縞模様、
縦縞模様、ゴースト表示及び水平表示と垂直表示の不均
一性等の表示不良モードが発生する場合がある。これ
は、それぞれ低温p−SiTFTの周期的特性のばらつ
き、アナログスイッチTFTの特性ばらつき、及び、デ
ータドライバを構成するシフトレジスタ又はバッファ回
路での信号遅延等が原因である。
【0008】例えば、低温p−SiTFTの周期的特性
のばらつきの要因としては、エキシマレーザ発振器の不
安定性が挙げられる。エキシマレーザの各パルス間に
は、エネルギーばらつきΔE(=Emax −E min )が
必ず存在し、レーザパルスの周波数が50〜300Hz
の範囲にある場合は、ΔEはEmax の10%を超える。
一方、p−SiTFTの結晶性が保証されるレーザパル
スの照射エネルギー範囲は、最適照射エネルギー値Eop
の±3〜5%程度である。このように、エキシマレーザ
のエネルギーの最大値Emax と最小値E minは、p−S
iTFTの結晶性が保証されるレーザパルスの照射エネ
ルギー範囲の範囲外に存在するので、エキシマレーザ結
晶化法を用いて形成された低温p−SiTFTには特性
ばらつきが発生してしまう。
【0009】また、エキシマレーザによる低温p−Si
TFTの結晶性のばらつきの問題もある。これはレーザ
で基板をスキャンする際にレーザビームの重なり境界部
でp−Si膜の結晶性が異なってしまうからである。こ
のため、電子電界効果移動度、しきい値等の低温p−S
iTFTの特性が異なってくる。また、シフトレジスタ
における信号遅延の原因としては、分割点順次駆動方式
を用いる液晶表示装置におけるデータドライバの動作周
波数が高く、かつ、シフトレジスタの段数が多いことが
挙げられる。
【0010】上記の点に鑑みて、本発明は、表示不良モ
ードを抑制し、高性能化、大型高精細化及び小型高精細
化、低コスト化が可能な液晶表示装置を提供することを
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、以下の各手段を講じたことを特徴とす
るものである。請求項1記載の発明では、複数のブロッ
クに分割された表示部と、前記表示部内の複数の走査線
を順次走査するゲートドライバと、ブロック制御線を介
して与えられるブロック制御信号によって、順次活性化
される前記複数のブロック内において、前記ゲートドラ
イバにより走査される走査線に接続する画素に対して、
共通信号線を介して表示信号を与えて液晶表示を行わせ
るデータドライバとを有することを特徴とするものであ
る。
【0012】このような液晶表示装置では、液晶表示装
置のブロック数が少ない程、1ブロック当たりのデータ
書き込み時間をより長くすることができる。そして、各
ブロックへのデータの書き込み時間が十分に確保される
と、信号書き込みばらつきによる液晶表示装置の表示不
良モードが防止される。また、共通信号線を用いること
により、表示部の周辺回路を小型化することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の液晶表示装置において、更に、前記ブロック制御
信号を生成するブロック制御信号生成部を有することを
特徴とするものである。また、請求項3記載の発明で
は、請求項1又は2記載の液晶表示装置において、前記
複数のブロックに対応して設けられたアナログスイッチ
を有し、前記複数のブロックのうち、前記ブロック制御
信号が与えられたアナログスイッチに対応するブロック
が活性化されることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の液晶表示装置において、前記アナログスイッチ
は、2つで1組とされ、該2つのアナログスイッチに対
して、1本の共用の前記共通信号線及び2本の共用の前
記ブロック制御線が接続されており、前記2つのアナロ
グスイッチのうち、前記2本のブロック制御線を介して
与えられるブロック制御信号で選択される方のアナログ
スイッチを介して前記共通信号線から対応する画素に前
記表示信号が供給されることを特徴とするものである。
【0015】このような液晶表示装置では、アナログス
イッチへの信号入力部の共通信号線の数が半分になるの
で、アナログスイッチを狭ピッチで配列することができ
る。また、アナログスイッチへの信号入力部の共通信号
線の数が半分になるので、データドライバ部の信号線の
配線交差が非常に少なくなる。また、請求項5記載の発
明では、請求項3又は4記載の液晶表示装置において、
前記アナログスイッチは、OPアンプで構成されている
ことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項6記載の発明では、請求項1
〜5いずれか1項記載の液晶表示装置において、前記デ
ータドライバは、入力されるデジタル信号に基づき前記
表示信号を生成し、該表示信号を時分割で前記共通信号
線を介して活性化されたブロックに与える表示信号生成
部を有することを特徴とするものである。また、請求項
7記載の発明では、請求項6記載の液晶表示装置におい
て、前記表示信号生成部は、TAB−ICであり、該T
AB−ICは、前記共通信号線と垂直に交差する配線を
介して前記共通信号線に接続されていることを特徴とす
るものである。
【0017】また、請求項8記載の発明では、請求項7
記載の液晶表示装置において、前記TAB−ICは、前
記ゲートドライバの制御用信号線及び前記データドライ
バの制御用信号線の少なくとも一方を含むことを特徴と
するものである。また、請求項9記載の発明では、請求
項1〜8いずれか1項記載の液晶表示装置において、前
記共通信号線は、ブロック数よりも多く設けられている
ことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項10記載の発明では、請求項
1〜9いずれか1項記載の液晶表示装置において、 前
記ブロック制御信号によって1つのブロックが活性化さ
れるブロック制御期間は、前記表示部内において前記表
示信号が伝達される信号線の時定数よりも大きいことを
特徴とするものである。また、請求項11記載の発明で
は、請求項1〜10いずれか1項記載の液晶表示装置に
おいて、前記データドライバからいずれのブロックに対
しても前記表示信号が与えられないブランキング期間
は、前記ブロック制御期間よりも長いことを特徴とする
ものである。
【0019】また、請求項12記載の発明では、請求項
6〜11いずれか1項記載の液晶表示装置において、前
記ゲートドライバと、前記データドライバと、前記表示
信号生成部のうちの少なくとも1つは、複数設けられて
いることを特徴とするものである。また、請求項13記
載の発明では、請求項3記載の液晶表示装置において、
前記ブロック制御信号は、同時に全てのアナログスイッ
チに与えられることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項14記載の発明では、請求項
1〜13いずれか1項記載の液晶表示装置において、前
記表示部内の画素数は、1ブロックのビット数の整数倍
であることを特徴とするものである。また、請求項15
記載の発明では、請求項14記載の液晶表示装置におい
て、前記1ブロックのビット数は、整数200、24
0、300、384のうち、何れかの整数倍であること
を特徴するものである。
【0021】更に、請求項16記載の発明では、請求項
1〜15いずれか1項記載の液晶表示装置において、前
記表示部はアレイ基板上に設けられ、前記ゲートドライ
バ及び前記データドライバはプリント基板上に設けら
れ、該アレイ基板と該プリント基板の少なくとも一方
は、ヒートシンクに固定されていることを特徴とするも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の基本原理を説明
するための液晶表示装置10の回路構成図である。図1
に示すように、液晶表示装置10は、線順次ドライバL
SI12、共通信号線D1〜Dn、TFTで構成される
複数のアナログスイッチ14、ブロック制御線BL1〜
BLn、ゲート側周辺駆動回路16、表示部18等を有
する。また、表示部18は、n個のブロックB1〜Bn
に分割されており、各ブロックには、マトリクス状に走
査線20と信号線22が配列されている。そして、走査
線20と信号線22の各交点には、セル24が設けられ
ている。セル24は、画素TFT26、液晶28、蓄積
容量30等から構成される。また、p−SiTFTであ
る画素TFT26のゲート電極は走査線20に接続さ
れ、ドレイン電極は信号線22に接続され、ソース電極
は液晶28及び蓄積容量30に接続されている。
【0023】複数のアナログスイッチ14は、各ブロッ
クB1〜Bn毎にn個ずつ配置されている。共通信号線
D1〜Dnは、各ブロック毎にそれぞれ対応して配置さ
れたアナログスイッチ14を介して表示部18内の信号
線22に接続されている。線順次ドライバLSI12
は、図示しない外部の半導体LSIチップである外部デ
ータドライバからデジタル信号を受け取る部分と、入力
されたデジタル信号をシリアル方式からパラレル方式に
変換する部分と、パラレル方式のデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/Aコンバータ部分と、液晶表示
(レベル調整、階調発生及び極性反転)信号を発生する
部分と、液晶表示信号を出力する部分とを有する。
【0024】上記構成の線順次ドライバLSI12は、
与えられたデジタル信号をアナログの表示信号Dに変換
する。そして、線順次ドライバLSI12は、時分割で
各ブロック毎に共通信号線D1〜Dnを介して表示部1
8側へ表示信号Dを送信する。アナログスイッチ14に
は、ブロック制御線BL1〜BLnを介してアナログス
イッチ14をオン状態とするブロック制御信号BLが与
えられる。
【0025】液晶表示装置10の駆動時には、まず、ゲ
ート側周辺回路16から走査線20にゲート走査信号G
が与えられる。そして、ゲート走査信号Gが画素TFT
26のゲート電極に入力することで画素TFT26のオ
ン/オフ制御が行なわれる。一方、信号線22には、ブ
ロック制御信号BLによってオン状態とされたアナログ
スイッチ14を介して共通信号線D1〜Dnから表示信
号Dが与えられる。そして、表示信号Dがオン状態の画
素TFT26に入力することで、液晶表示が行なわれ
る。
【0026】図2(a)〜(f)は、それぞれ液晶表示
装置10に与えられる表示信号D、ゲート走査信号G及
びブロック制御信号BLのタイミング図である。図2
(a)〜(f)に示すように、ゲート側周辺駆動回路1
6から表示部18にハイレベルのゲート走査信号Gが与
えられると、先ず、1ブロック制御期間Tb分だけハイ
レベルのブロック制御信号BLがブロックB1のアナロ
グスイッチ14に与えられてアナログスイッチ14をオ
ン状態とする。この時、ブロックB1に時間Tbだけ共
通信号線D1〜Dnから表示信号Dが与えられる。ここ
で、ブロック制御期間Tbと信号線22の時定数Tsと
の関係は、Tb>Tsとする。
【0027】ブロックB1に表示信号Dが与えられる
と、次に、時間Tbだけハイレベルのブロック制御信号
BLがブロックB2のアナログスイッチ14に与えられ
てブロックB2のアナログスイッチ14をオン状態とす
る。この時、ブロックB2に時間Tbだけ共通信号線D
1〜Dnから表示信号Dが与えられる。このような動作
が繰り返され、ブロックBnにも表示信号Dが与えられ
ると、次に、ブランキング期間Tbkとなる。このブラ
ンキング期間Tbkの開始後、時間Tbが経過すると、
表示部18に入力するゲート走査信号Gはロウレベルと
される。そして、ブランキング期間Tbkが終了する
と、1水平走査期間Thが終了となる。そして、再び、
ブロックB1から順次表示信号Dが与えられて次の走査
線の走査が行なわれていく。
【0028】ここで、図2に示すTon及びToff
は、それぞれゲート走査信号Gの立ち上がり時間と立ち
下がり時間を示す。また、ブランキング期間Tbkは、
ブロック制御期間Tbより十分に長く、Tbk>Tb+
Ton+Toffとする。なお、液晶表示装置10にお
いて、水平走査期間Th中にブロックB1〜Bnのアナ
ログスイッチ14が全て同時にオン状態とするように、
ブロック制御信号BLがアナログスイッチ14に与えら
れる構成としてもよい。
【0029】上記のように、本発明の液晶表示装置10
では、ブロック選択順次駆動が行なわれる。図2より、
ブロック選択順次駆動を行なう液晶表示装置10の1ブ
ロック当たりのデータ書き込み時間Tbは、Tb=(T
h−Tbk)/nである。従って、液晶表示装置10の
ブロック数nが少ない程、1ブロック当たりのデータ書
き込み時間Tbをより長くすることができる。そして、
1ブロック当たりのデータ書き込み時間Tbが長くなる
と、画素TFT26の特性のばらつきに起因するゲート
走査信号Gの立ち上がり時間Ton及び立ち下がり時間
Toffの変動分がデータ書き込み時間Tbに占める割
合が小さくなる。このため、各ブロックへのデータの書
き込み時間Tbが十分に確保され、信号書き込みばらつ
きによるレーザスキャン縞模様及び縦縞模様のような表
示不良モードが防止される。
【0030】図3は、液晶表示装置10の等価回路46
の構成を示す図である。図3に示す等価回路46におい
て、出力抵抗RIC及び容量CICは、図1の線順次ドライ
バLSI12に対応する。また、抵抗RL 及び容量CL
は、共通信号線D1〜Dnに対応し、容量CL 、Nチャ
ネルトランジスタ32及びPチャネルトランジスタ34
は、アナログスイッチ14に対応する。また、抵抗RSL
及び容量CSLは、信号線22に対応し、Nチャネルトラ
ンジスタ36、容量CLC及びCSは、それぞれ画素TF
T26、液晶28、蓄積容量30に対応する。
【0031】次に、本発明の具体的な実施例を説明す
る。図4は、本発明の第1実施例である低温p−SiT
FTを用いた,SXGA周辺回路一体型の液晶表示装置
40の回路構成図である。なお、上述の液晶表示装置1
0と同一部には、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。図4に示すように、液晶表示装置40は、線順次ド
ライバLSI12、共通信号線D1〜D384、CMO
S型TFTアナログスイッチ14、ブロック制御BL1
〜BL10、ゲート側周辺駆動回路16、表示部18、
シフトレジスタ回路42、バッファ回路44等を有す
る。シフトレジスタ回路42及びバッファ回路44は、
ブロック信号BLの発生回路である。また、シフトレジ
スタ回路42には、スタートパルスSP及びクロック信
号CL、/CLが入力する。ここで、シフトレジスタ回
路42の動作周波数は、例えば、0.5MHz程度であ
る。
【0032】表示部18は、10個のブロックB1〜B
10に分割されており、各ブロックには、マトリクス状
に1204本の走査線20と3840本(=1280×
RGB)の信号線22が配列されている。そして、走査
線20と信号線22の各交点には、セル24が設けられ
ている。セル24は、画素TFT26、液晶28、蓄積
容量30等から構成される。また、p−SiTFTであ
る画素TFT26のゲート電極は走査線20に接続さ
れ、ドレイン電極は信号線22に接続され、ソース電極
は液晶28及び蓄積容量30に接続されている。
【0033】アナログスイッチ14は、各ブロックB1
〜B10毎に384個ずつ配置されている。共通信号線
D1〜D384は、各ブロック毎に設けられたアナログ
スイッチ14を介して信号線22に接続可能とされてい
る。線順次ドライバLSI12は、図示しない外部の半
導体LSIチップである外部データドライバからデジタ
ル信号を受け取る部分と、入力されたデジタル信号をシ
リアル方式からパラレル方式に変換する部分と、パラレ
ル方式のデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A
コンバータ部分と、液晶表示(レベル調整、階調発生及
び極性反転)信号を発生する部分と、液晶表示信号を出
力する部分とを有する。また、線順次ドライバLSI1
2は、入力部に6ビットと8ビットのデータが選択でき
る6ポートと、出力部にOPアンプバッファ回路付きの
384本の出力端子を設けており、最大384ビットの
ブロック幅に対応することができる。また、線順次ドラ
イバLSI12は、データ幅が広い、即ち、共通信号線
が長い表示ブロックを駆動できるように、動作時の最大
出力抵抗を約5kΩ以下に設計されている。このため、
線順次ドライバLSI12は、表示部18のトータル信
号線時定数Tsの改善が図られている。
【0034】上記構成の線順次ドライバLSI12は、
生成した表示信号Dを共通信号線D1〜D384を介し
てアナログスイッチ14に与える。一方、10段のシフ
トレジスタ回路42とバッファ回路44からは、ブロッ
ク制御線BL1〜BL10を介して、アナログスイッチ
14をオン状態とするブロック制御信号BLが与えられ
る。
【0035】液晶表示装置40の駆動時には、まず、ゲ
ート側周辺回路16から走査線20にゲート走査信号G
が与えられる。そして、ゲート走査信号Gが対応する画
素TFT26のゲート電極に入力することで画素TFT
26のオン/オフ制御が行なわれる。一方、信号線22
には、共通信号線D1〜D384からブロック制御信号
BLによってオン状態とされたアナログスイッチ14を
介して表示信号Dが与えられる。そして、表示信号Dが
オン状態の画素TFT26に入力して、液晶表示が行な
われる。
【0036】なお、アナログスイッチ14は、Nチャネ
ルトランジスタのみ、又は、Pチャネルトランジスタの
みで構成してもよい。また、画素TFT26は、Pチャ
ネルトランジスタのみ、又は、CMOSトランジスタで
構成してもよい。図5(a)〜(f)は、それぞれ本発
明の液晶表示装置40に与えられる表示信号D、ゲート
走査信号G、ブロック制御信号BLのタイミング図であ
る。
【0037】図5(a)〜(f)に示すように、ゲート
側周辺駆動回路16から表示部18にハイレベルのゲー
ト走査信号Gが与えられると、先ず、時間Tb(例え
ば、2.0μs)だけハイレベルのブロック制御信号B
LがブロックB1のアナログスイッチ14に与えられ
て、そのアナログスイッチ14をオン状態とする。この
時、ブロックB1に時間Tbだけ共通信号線D1〜D3
84から表示信号Dが与えられ、対応するセル20にデ
ータが書き込まれる。
【0038】次に、時間Tbだけハイレベルのブロック
制御信号BLがブロックB2のアナログスイッチ14に
与えられて、ブロックB2のアナログスイッチ14をオ
ン状態とする。この時、ブロックB2に時間Tbだけ共
通信号線D1〜D384から表示信号Dが与えられ、対
応するセル20にデータが書き込まれる。このような動
作が繰り返され、ブロックB10にも表示信号Dが与え
られ、対応するセル20にデータが書き込まれると、次
に、ブランキング期間Tbkになる。このブランキング
期間Tbkは、例えば、5.0μsだけ継続する。
【0039】このブランキング期間Tbkの開始後、時
間Tbが経過すると、ゲート走査信号Gはロウレベルと
される。そして、ブランキング期間Tbkが終了する
と、1水平走査期間Thが終了となる。この1水平走査
期間Thの長さは、例えば、25μs(2.0μs×1
0ブロック+5.0μs)である。そして、再び、ブロ
ックB1から順次ブロック毎に表示信号Dが与えられて
次の走査が行なわれていく。ここで、図5に示すTno
及びToffは、それぞれゲート走査信号Gの立ち上が
り時間と立ち下がり時間を示す。
【0040】上記のように、本発明の液晶表示装置40
では、ブロック選択順次駆動が行なわれる。液晶表示装
置40では、表示部18を10ブロックに分割して、1
ブロック当たりのデータ書き込み時間Tbを分割点順次
駆動方式よりも長くすることで、画素TFT26の特性
のばらつきに起因するゲート走査信号Gの立ち上がり時
間Tno及び立ち下がり時間Toffの変動分がデータ
書き込み時間Tbに占める割合を小さくしている。従っ
て、各ブロックへのデータの書き込み時間Tbが十分に
確保され、信号書き込みばらつきによるレーザスキャン
縞模様及び縦縞模様のような表示不良モードが防止され
る。
【0041】また、1ブロック当たりのデータ書き込み
時間Tbが分割点順次駆動方式よりも長くなるため、表
示信号Dとブロック制御信号BLの周波数を大幅に低減
することが可能である。このため、画素TFT26の性
能に対する要求を低くでき、液晶表示装置40の製造マ
ージンと歩留りを大幅に向上させることができる。ま
た、液晶表示装置40が有するシフトレジスタ回路42
の段数は10段であり、従来の分割点順次駆動方式の液
晶表示装置内のシフトレジスタ回路の段数よりも遥かに
少ない。また、シフトレジスタ回路42の動作周波数も
低い為、信号遅延に起因する表示不良モードが防止され
る。
【0042】更に、液晶表示装置40内は、デジタル信
号を液晶用アナログ信号に変換して、時分割で複数ブロ
ックに表示信号Dを転送する線順次ドライバLSI12
を有するため、従来のp−SiTFTを用いた液晶表示
装置に必要であったp−SiTFT専用制御ICチップ
及び外部の制御回路が不要である。従って、液晶表示装
置40は低コストであり、省電力化も達成できる。
【0043】更に、この線順次ドライバLSI12をp
−Siパネルとa−Siパネルの両方に使用可能に標準
化した構成のドライバICチップとすると、更なる液晶
表示装置の高性能化、大型高精細化及び小型高精細化、
低コスト化に貢献することができる。ここで、図3に示
す等価回路46の各部の時定数を解析したところ、ブロ
ック制御期間Tbを少なくとも表示部18の信号線22
の時定数Ts(CSL×RSL)よりも大きく設定しない
と、レーザ結晶化プロセスによる画素TFT26の特性
のばらつきを緩和することができないことが分かった。
また、一般的にブロックビット数は、ブロック分割数よ
りも大きくすることが要求される。また、ブロックビッ
ト数は表示部18の水平画素数の平方根よりも大きいこ
とが要求される。これを本実施例のSXGAパネルに当
てはめると、ブロックビット数Dn>38401/2 =約
62となる。この条件からブロック制御期間Tbを求め
ると、最小ブロック制御期間Tbmin は、1水平期間2
5μsの約1/62である約0.4μsになる。そこ
で、本液晶表示装置40では、ブロック制御期間Tbを
2μsとし、ブロック数(384ビット/ブロック)を
10ブロックにした。このブロック制御期間(データ書
き込み時間)Tb=2μsは、周知の16分割点順次駆
動方式のデータ書き込み時間Tb=約160nsよりも
12.5倍程度長い。
【0044】また、最後のブロックB10のデータの書
き込みを他のブロックと同様にするために、ブランキン
グ期間Tbkは、少なくともブロック制御期間Tbより
も、大きくする必要がある。望ましくは、ブランキング
期間Tbk>Tb+Ton+Toffである。そこで、
本実施例のブランキング期間Tbkを5μsに設定し
た。
【0045】なお、ブロック分割数やブロック制御期間
Tb等は、上記例に限らず、本発明の原理を満たす範囲
で可能である。例えば、1水平走査期間Thを25μs
に設定しているが、フレーム周波数によって水平走査期
間Thを変えてもよい。例えば、フレーム周波数が60
Hzの場合、1水平走査期間Thは、約16μsとされ
る。このように、本発明では、TFT性能に合わせて最
適なブロック期間Tbとブロック数等が設定される。
【0046】ここで、液晶表示装置40の各種表示フォ
ーマット毎のブロック幅及びブロック分割数等の設定例
を表1に示す。表1に示すように、各表示フォーマット
の水平画素数は、それぞれのブロック(ビット)幅の整
数倍とされ、各ブロック幅は、整数200、240、2
56、300、384のいずれかの整数倍とされてい
る。また、各表示フォーマットのブロック数は、ブロッ
ク幅の拡張性を考慮して、偶数に設定するのが望まし
い。更に、ブロック書き込み時間の確保のために各表示
フォーマットのブロック書き込み時間は、1μsよりも
大きな値になるようにブロック数を設定するのが望まし
い。
【0047】
【表1】
【0048】図6は、液晶表示装置40内のゲート側周
辺駆動回路16の回路構成例を示す図である。図6に示
すように、ゲート側周辺駆動回路16は、双方向スイッ
チ部50、シフトレジスタ部52、マルチプレクサ部5
4及び出力バッファ部56を有する。双方向スイッチ部
50は、トランジスタ58、60、62、64を有す
る。また、シフトレジスタ部52は、トランジスタ6
6、68、70、72、74、76、78、80、イン
バータ82、83及びNAND回路84等を有する。ま
た、マルチプレクサ部54は、4ビットであり、NAN
D回路86、88、90、92を有する。NAND回路
86、88、90、92の一方の端子は、それぞれシフ
トレジスタ部52のNAND回路84に接続されてい
る。また、出力バッファ部56は、インバータ94、9
6、98、100、102、104、106、108、
110、112、114、116を有する。インバータ
94、100、106、112は、それぞれマルチプレ
クサ部54のNAND回路86、88、90、92に接
続され、インバータ98、104、110、116は、
それぞれ表示部18に接続されている。
【0049】ゲート側周辺駆動回路16は、4ビットの
マルチプレクサ部54を採用しているため、従来102
4段であったシフトレジスタ段数が1/4の256段に
なる。このため、液晶表示装置40の省電力化と歩留り
の改善が図られる。図7は、液晶表示装置40のシフト
レジスタ回路42及びバッファ回路44の回路構成例を
示す図である。
【0050】図7に示すように、シフトレジスタ回路4
2は、10個のDフリップフロップ(D−FF)12
0、121、・・・、129で構成され、バッファ回路
44は、インバータ130、131、・・・、153で
構成される。そして、例えば、Dフリップフロップ12
0及びバッファ130、131、・・・135は、表示
部18のブロックB1に対応するブロック制御信号BL
の発生回路を構成する。ここで、Dフリップフロップ1
20、121、・・・、129は、互いに同一の回路構
成である。
【0051】図8は、図7に示したDフリップフロップ
120の具体的構成例を示す図である。また、図9は、
図7に示したバッファ回路44のブロックB1に対応す
るインバータ130、131、・・・、135の具体的
回路構成図である。図8に示すように、Dフリップフロ
ップ120は、トランジスタ154、155、・・・、
163で構成される。また、図9に示すように、インバ
ータ130、131、・・・、135は、それぞれトラ
ンジスタ170、171、・・・、181で構成され
る。Dフリップフロップ120のトランジスタ155、
156のゲート端子には、スタートパルスSPが入力さ
れる。そして、Dフリップフロップ120からの出力信
号は、バッファ回路44を構成するトランジスタ17
0、171のゲート端子に入力する。更に、バッファ回
路44のP出力端子182とN出力端子183からの出
力信号であるブロック制御信号BLは、表示部18のブ
ロックB1に対応するアナログスイッチ14に入力す
る。
【0052】図10は、液晶表示装置40の実装の様子
を示す図である。図10に示すように、液晶表示装置4
0は、PT板(プリント基板)200、コモン基板20
2、コネクタ204、TAB−IC206、制御回路2
08、データドライバ210、256ビットのゲートド
ライバ212及び表示領域214を有する。図10は、
ゲートドライバ212を液晶表示装置40の両側に分け
て配置した実装例である。
【0053】TAB−IC206は、図4に示す線順次
ドライバLSI12の機能を有するICチップである。
また、データドライバ210は、図4に示すシフトレジ
スタ回路42、バッファ回路44及びアナログスイッチ
14に対応し、ゲートドライバ212及び表示領域21
4は、それぞれ図4に示すゲート側周辺駆動回路16及
び表示部18に対応する。
【0054】PT板200には、制御回路208が設け
られている。この制御回路208は、内部にゲートアレ
イ、ラインメモリ及びタイミング回路等を有し、液晶表
示装置40内の各部を制御する。また、PT板200
は、表示領域214と同一平面に設けられている。この
ため、液晶表示装置40の薄型化が実現されている。図
11は、TAB−IC206の拡大図である。図11に
示すように、TAB−IC206は、入力端子部21
6、出力端子部218、ドライバICチップ220及び
直通端子部222を有する。直通端子部222は、図1
0に示すゲートドライバ212等に直接接続される。
【0055】ドライバICチップ220は、TAB−I
C206上に実装されるが、必要に応じてCOG(Chip
On Glass) 実装にして、チップ220を直接コモン基板
202側に配置してもよい。TAB−IC206では、
端子圧着工程を簡略化するために、例えば、データ側と
ゲート側のクロック信号線と制御線等、共通信号線以外
の引き出し配線が直通してPT板200に接続されてい
る。このため、液晶表示装置40に他のフレキシブルプ
リント基板を設けて、配線端子を引き出すようにする必
要が無い。
【0056】本液晶表示装置40内の線順次ドライバL
SI12のデジタル信号の入力振幅及びアナログ信号の
出力振幅は、それぞれ2.5〜3.8V、7.5〜16
Vである。このようにアナログ信号のダイナミックレン
ジが広いため、線順次ドライバLSI12は、TN型液
晶の他、低電圧駆動液晶、垂直配向液晶及びIPS(In
Plane Swiching )パネル液晶等にも適用できる。
【0057】図12〜図14は、液晶表示装置40の他
の実装例を示す図である。ここで、図10に示す液晶表
示装置40の実装例と同一の構成部には、同一の符号を
付した。図12に示す液晶表示装置40は、対称型駆動
方式を採用した例であり、データドライバ210を2分
割して上下に配置したものである。このため、周辺回路
の額縁が小さくなっている。また、上下の額縁を小さく
するためにPT板200を左側に配置している。
【0058】また、図13及び図14は、2つのTAB
−IC206を配置した実装例である。液晶表示装置4
0が大型の場合、このようにTAB−IC206を2つ
配置することで、TAB−IC206の駆動能力不足や
共通信号線の負荷の軽減が図られる。特に、例えば、表
示パネルが画素数1600×1200のUSGA型や画
素数2048×1536のQXGAパネルのような大型
超高詳細パネルの場合、2個以上の線順次ドライバLS
I12を採用することにより、ブロックビット数を増や
しての書き込み時間の長時間化、共通信号線の時定数の
改善及びパネル額縁の小型化等が実現できる。
【0059】なお、図12、図13及び図14に示す上
下のデータドライバ210にそれぞれ転送されるデータ
は、例えば、表2A〜Dに示すような組み合わせとされ
る。
【0060】
【表2】
【0061】ここで、各線順次ドライバLSI12に対
応する共通信号線を独立に構成してもよい。即ち、上下
(又は左右)側のブロック共通信号線を一緒に接続しな
くてもよい。また、p−SiTFTアナログスイッチ1
4の代わりにOPアンプ等のスイッチング機能を有する
電子回路を用いるようにしてもよい。ところで、低温p
−SiTFTを用いた液晶表示装置において、画素ピッ
チを狭くしてパネルサイズを小型化することができれ
ば、液晶表示装置の低コスト化や歩留りの向上に繋が
る。しかし、低温p−SiTFTのデザインルールが大
きいため、狭画素ピッチにすることは困難である。ま
た、画素ピッチが狭いと周辺スペースに周辺回路を納め
ることが困難になってしまう。そこで、以下に説明する
液晶表示装置340では、共通入力端子を有する2ビッ
トのアナログスイッチ314を設け、ブロック選択順次
駆動を行なうことで、狭画素ピッチを可能とした。
【0062】図15は、本発明の第2実施例である液晶
表示装置340の構成図である。この液晶表示装置34
0は、1.8型周辺回路一体化反射型、投射液晶表示装
置である。図15に示すように、液晶表示装置340
は、線順次ドライバLSI312、、アナログスイッチ
314、ゲートドライバ316、317、表示部31
8、コモン電極336、338及び静電防止部342等
を有する。
【0063】また、図15において左側のゲートドライ
バ316は、レベルシフタ320、256ビットのシフ
トレジスタ324、4ビットのマルチプレクサ328及
びバッファ332を有する。また、図15において右側
のゲートドライバ317は、レベルシフタ322、25
6ビットのシフトレジスタ326、4ビットのマルチプ
レクサ330及びバッファ334等を有する。
【0064】表示部318の走査線数は1024本、信
号線数は1280本である。また、表示部318は、4
つのブロックB1〜B4に分割されている。アナログス
イッチ314は、NMOS型TFTであり、1280個
設けられている。1280個のアナログスイッチ314
は、320個ずつ4つに区分され、それぞれブロックB
1〜B4に対応付けられている。
【0065】ブロックB1に対応する320個のアナロ
グスイッチ314は、表示部318の左半分に配列され
たNo.1〜640の信号線のうち、奇数番の信号線に
それぞれ接続されている。また、ブロックB2に対応す
る320個のアナログスイッチ314は、表示部318
の右半分に配列されたNo.641〜1280信号線の
うち、奇数番の信号線にそれぞれ接続されている。ま
た、ブロックB3に対応する320個のアナログスイッ
チ314は、表示部318の左半分に配列されたNo.
1〜640の信号線のうち、偶数番の信号線にそれぞれ
接続されている。更に、ブロックB4に対応する320
個のアナログスイッチ314は、表示部318の右半分
に配列されたNo.641〜1280信号線のうち、偶
数番の信号線にそれぞれ接続されている。アナログスイ
ッチ314には、各ブロック毎のブロック制御線BL1
〜BL4も接続されている。
【0066】アナログスイッチ314は、図示しない外
部のブロック制御信号発生回路からのブロック制御線B
L1〜BL4を介したブロック制御信号BLによって制
御される。なお、アナログスイッチ314は、PMOS
型TFTで構成してもよい。また、ブロック制御信号B
Lの発生回路は、例えば、4段シフトレジスタ回路とバ
ッファ回路で構成して液晶表示装置340の内部に設け
てもよい。
【0067】320ビットの線順次ドライバLSI31
2は、液晶表示装置340の端部に配置されており、共
通信号線D1〜D320と垂直に接続された信号線dを
介して共通信号線D1〜D320に接続されている。こ
の線順次ドライバLSI312の出力抵抗値RICは、デ
ータ書き込み時の表示信号Dの立ち上がり時間と立ち下
がり時間を短縮するために、例えば、RIC<10kΩと
なるように設けられている。また、共通信号線D1〜D
320は、アナログスイッチ314に接続されている。
【0068】図16は、液晶表示装置340のアナログ
スイッチ314及び表示部318内の1つのセル310
を示す等価回路図である。図16に示すように、ブロッ
クB1に対応するNo.1の信号線301には、トラン
ジスタ302とサンプリング容量304からなるアナロ
グスイッチ314が接続されている。また、信号線30
1には、セル310及び静電防止部342も接続されて
いる。トランジスタ302のゲート端子には、ブロック
制御線BL1からのブロック制御信号BLが入力され
る。そして、トランジスタ302がオン状態となると、
共通信号線D1から表示信号Dがトランジスタ302を
介してセル310に与えられる。セル310は、低温p
−SiTFTであるダブルゲートTFT306、液晶3
08及び蓄積容量309を有する。走査線303からダ
ブルゲートTFT306のゲート端子にゲート走査信号
Gが入力されると、ダブルゲートTFT306がオン状
態となり、信号線301からセル310に表示信号Dが
入力して液晶表示される。
【0069】図17は、4μmデザインルールを用いた
アナログスイッチ314のレイアウト構成図である。図
17に示すように、アナログスイッチ314は、隣り合
う2つのアナログスイッチ314同士で一組とされてい
る。そして、2つのアナログスイッチ314の入力端子
が同一の1本の共通信号線に接続されている。また、2
つのアナログスイッチ314の出力端子は、互いに異な
る奇数番及び偶数番の信号線に接続される。更に、2つ
のアナログスイッチ314には、2組のブロック制御線
BL1、BL3又はブロック制御線BL2、BL4が接
続されている。この2組のブロック制御線で偶数番と奇
数番の信号線のいずれか一方に接続されたアナログスイ
ッチ314が選択され、選択されたアナログスイッチ3
14を介して表示信号Dが表示部318に与えられる。
【0070】このように2個のアナログスイッチを1組
として、各組毎に1本の表示信号入力端子を共用し、出
力端子を独立して設けて表示部318の信号線に接続す
ることにより、例えば、28μmという狭ピッチでアナ
ログスイッチ314を配列することができる。また、ア
ナログスイッチ314へ入力信号線の数が半分になるの
で、入力信号線の上下配線の交差が非常に少なくなる。
このため、アナログスイッチ314部の寄生容量による
信号遅延が減少すると共に、製造歩留りが向上する。
【0071】図18は、表示部318の左側半分におけ
る640ビット分のアナログスイッチ314と320本
の共通信号線の接続関係を示す図である。また、図19
は、表示部318の右側半分におけるアナログスイッチ
314と320本の共通信号線の接続関係を示す図であ
る。図20(a)〜(g)は、それぞれ本発明の液晶表
示装置340に与えられる表示信号D、ゲート走査信号
G1、G2、ブロック制御信号BLのタイミング図であ
る。
【0072】図20(a)〜(g)に示すように、ゲー
ト側周辺駆動回路316から表示部318の第1ゲート
にハイレベルのゲート走査信号G1が与えられると、先
ず、時間Tb(例えば、2.5μs)だけハイレベルの
ブロック制御信号BLがブロックB1のアナログスイッ
チ314に与えられて、そのアナログスイッチ314を
オン状態とする。この時、オン状態となったアナログス
イッチ314を介して、表示部318の左半分に配列さ
れたNo.1〜640の信号線のうち、ブロックB1に
対応する奇数番の信号線に接続されたセル310に時間
Tbだけ共通信号線D1〜D320から表示信号Dが与
えられ、データが書き込まれる。
【0073】次に、時間Tbだけハイレベルのブロック
制御信号BLがブロックB2のアナログスイッチ314
に与えられて、ブロックB2のアナログスイッチ314
をオン状態とする。この時、オン状態となったアナログ
スイッチ314を介して、表示部318の右半分に配列
されたNo.641〜1280の信号線のうち、ブロッ
クB2に対応する奇数番の信号線に接続されたセル31
0に時間Tbだけ共通信号線D1〜D320から表示信
号Dが与えられ、データが書き込まれる。
【0074】次に、時間Tbだけハイレベルのブロック
制御信号BLがブロックB3のアナログスイッチ314
に与えられて、ブロックB3のアナログスイッチ314
をオン状態とする。この時、オン状態となったアナログ
スイッチ314を介して、表示部318の左半分に配列
されたNo.1〜640の信号線のうち、ブロックB3
に対応する偶数番の信号線に接続されたセル310に時
間Tbだけ共通信号線D1〜D320から表示信号Dが
与えられ、データが書き込まれる。
【0075】更に、続いて、時間Tbだけハイレベルの
ブロック制御信号BLがブロックB4のアナログスイッ
チ314に与えられて、ブロックB4のアナログスイッ
チ314をオン状態とする。この時、オン状態となった
アナログスイッチ314を介して、表示部318の右半
分に配列されたNo.641〜1280の信号線のう
ち、ブロックB4に対応する偶数番の信号線に接続され
たセル310に時間Tbだけ共通信号線D1〜D320
から表示信号Dが与えられ、データが書き込まれる。
【0076】ブロックB4に対応するセル310にデー
タが書き込まれると、次に、ブランキング期間Tbkに
なる。このブランキング期間Tbkは、例えば、6.0
μsだけ継続する。このブランキング期間Tbkの開始
後、例えば2.5μs以上が経過すると、ゲート走査信
号G1はロウレベルとされる。そして、時間Tbkだけ
続いたブランキング期間Tbkが終了すると、1水平走
査期間Thが終了となる。この1水平走査期間Thの長
さは、例えば、16μs程度である。
【0077】そして、次に、ゲート側周辺駆動回路31
6から表示部318の第2ゲートにハイレベルのゲート
走査信号G2が与えられ、上記と同様の動作により、表
示信号Dが与えられていく。ここで、図20に示すTn
o及びToffは、それぞれゲート走査信号G1の立ち
上がり時間と立ち下がり時間を示す。このゲート走査信
号G1の立ち上がり時間Tonと立ち下がり時間Tof
fは、1.5μsより小さい。
【0078】ここで、通常の線順次駆動方式では、ドラ
イバLSIの全ビット数が表示部の水平画素数に等しい
ため、ドライバLSIの出力端子ピッチと画素ピッチは
等しくなる。このため、ドライバLSIの出力端子のピ
ッチ制限により、例えば、20〜30μmの狭画素ピッ
チの液晶表示装置の実現は困難である。しかし、本発明
の液晶表示装置340は、1個の線順次ドライバLSI
312が共通信号線とブロック制御線BL1〜4との組
み合わせ選択を時分割で行い、表示信号Dを表示部31
8に与える構成のため、線順次ドライバLSI312の
実装スペースを1/ブロック数にすることができる。従
って、表示部318の画素ピッチを狭くすることができ
る。また、液晶表示装置340は、図15、16に示す
ように、データ側の駆動回路を簡単な構成にすることが
できるため、液晶表示装置340の信頼性が向上し、か
つ、液晶表示装置340を低コストで製造することがで
きる。
【0079】なお、ブロック制御期間Tb等は、上記例
に限らず、本発明の原理を満たす範囲で他の値でもよ
い。以下、液晶表示装置340の実装例について説明す
る。図21及び図22は、液晶表示装置340の実装例
を示す平面図と断面図である。図21に示すように、液
晶表示装置340は、レベルシフタ320、322、ゲ
ートドライバ316、317、コモン電極336、33
8、静電防止部342、TAB−IC370、コネクタ
372、PT板374、シール376、コモン基板37
8及び表示領域380等から構成される。また、図22
に示すように、液晶表示装置340の断面は、表示領域
380、対向基板381、対向遮光部382、ITO
(Indium Tin Oxide)384、反射電極386、端子3
88、周辺回路部390、TFT側遮光膜392、ショ
ートリング394及びTFT基板396等から構成され
る。
【0080】TAB−IC370は、図15に示す線順
次ドライバLSI312に対応するICチップである。
また、表示領域380は、図15に示す表示部318に
対応する。本実施例では、TAB実装の線順次ドライバ
LSI312を採用し、ゲートドライバ316、31
7、コモン電極336、338等のパネルの全ての引き
出し線をTAB−IC370上に設けた構成である。こ
のTAB−IC370の入力端子がPT板374と接続
される。
【0081】図23は、COG(Chip On Glass )実装
を採用した液晶表示装置340の実装断面図である。図
23に示すように、線順次ドライバLSIであるICチ
ップ404が直接TFT基板396に圧着されている。
これにより、液晶表示装置340の投射パネルがコンパ
クトに形成される。図24は、図21に示したPT板3
74周辺の断面図である。
【0082】図24に示すように、PT板374周辺に
は、TABテープ400、ICチップ404、固定ネジ
406、電子部品408及びヒートシンク410等が設
けられいる。TABテープ400は折り曲げられて、パ
ネルの反対側にあたるPT板374側に入力側端子が圧
着される。PT基板374及びTFT基板396がヒー
トシンク410に固定されている。
【0083】なお、上記実施例において、線順次ドライ
バLSI12、312、アナログスイッチ14、31
4、シフトレジスタ回路42及びバッファ回路44が特
許請求の範囲に記載のデータドライバに対応し、ゲート
側周辺駆動回路16、レベルシフタ320、322、シ
フトレジスタ324、326、マルチプレクサ328、
330、バッファ332、334が特許請求の範囲に記
載のゲートドライバに対応し、線順次ドライバLSI1
2、312が特許請求の範囲に記載の表示信号生成部に
対応する。
【0084】
【発明の効果】上記の如く、本発明によれば、表示不良
モードを抑制し、高性能化、大型高精細化及び小型高精
細化、低コスト化が可能な液晶表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明するための液晶表示装
置の構成図である。
【図2】本発明の液晶表示装置に与えられる表示信号、
ゲート走査信号及びブロック制御信号のタイミング図で
ある。
【図3】本発明の液晶表示装置の等価回路の構成を示す
図である。
【図4】本発明の第1実施例である低温p−SiTFT
を用いた液晶表示装置の回路構成図である。
【図5】本発明の液晶表示装置に与えられる表示信号、
ゲート走査信号及びブロック制御信号のタイミング図で
ある。
【図6】液晶表示装置内のゲート側周辺駆動回路の回路
構成例を示す図である。
【図7】液晶表示装置内のシフトレジスタ回路及びバッ
ファ回路の回路構成例を示す図である。
【図8】Dフリップフロップの具体的な構成例を示す図
である。
【図9】バッファ回路内のインバータの具体的回路構成
図である。
【図10】液晶表示装置の実装例を示す図である。
【図11】TAB−ICの拡大図である。
【図12】液晶表示装置の実装例を示す図である。
【図13】液晶表示装置の実装例を示す図である。
【図14】液晶表示装置の実装例を示す図である。
【図15】本発明の第2実施例である液晶表示装置の構
成図である。
【図16】液晶表示装置内のアナログスイッチ及び表示
部内の1つの画素セルの等価回路図である。
【図17】アナログスイッチのレイアウト図である。
【図18】表示部の左側半分に対応するアナログスイッ
チと共通信号線の接続関係を示す図である。
【図19】表示部の右側半分に対応するアナログスイッ
チと共通信号線の接続関係を示す図である。
【図20】液晶表示装置に与えられる表示信号、ゲート
走査信号及びブロック制御信号のタイミング図である。
【図21】液晶表示装置の実装例の平面図である。
【図22】液晶表示装置の実装例の断面図である。
【図23】COG実装を採用した液晶表示装置の実装断
面図である。
【図24】PT板周辺の断面図である。
【符号の説明】
10、40、340 液晶表示装置 12、312 線順次ドライバ 14、314 アナログスイッチ 16 ゲート側周辺駆動回路 18、318 表示部 20 走査線 22 信号線 24 セル 26 画素TFT 28 液晶 30 蓄積容量 42 シフトレジスタ回路 44 バッファ回路 316、317 ゲートドライバ 320、322 レベルシフタ 324、326 シフトレジスタ 328、330 マルチプレクサ 332、334 バッファ 336、338 コモン電極 342 静電防止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA43 NC22 NC24 NC34 ND42 ND52 ND54 NE07 NF05 NG02 5C006 AA16 AA22 AC02 AF83 BB14 BB16 BC03 BC06 BC12 BC20 BC22 BC23 BF03 BF04 BF06 BF07 BF24 BF26 BF27 BF32 BF34 BF46 FA15 FA41 FA51 5C080 AA10 BB05 CC03 DD23 DD25 DD27 EE29 EE30 FF11 FF13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックに分割された表示部と、 前記表示部内の複数の走査線を順次走査するゲートドラ
    イバと、 ブロック制御線を介して与えられるブロック制御信号に
    よって、順次活性化される前記複数のブロック内におい
    て、前記ゲートドライバにより走査される走査線に接続
    する画素に対して、共通信号線を介して表示信号を与え
    て液晶表示を行わせるデータドライバとを有することを
    特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示装置において、
    更に、前記ブロック制御信号を生成するブロック制御信
    号生成部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の液晶表示装置にお
    いて、 前記複数のブロックに対応して設けられたアナログスイ
    ッチを有し、 前記複数のブロックのうち、前記ブロック制御信号が与
    えられたアナログスイッチに対応するブロックが活性化
    されることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液晶表示装置において、 前記アナログスイッチは、2つで1組とされ、該2つの
    アナログスイッチに対して、1本の共用の前記共通信号
    線及び2本の共用の前記ブロック制御線が接続されてお
    り、 前記2つのアナログスイッチのうち、前記2本のブロッ
    ク制御線を介して与えられるブロック制御信号で選択さ
    れる方のアナログスイッチを介して前記共通信号線から
    対応する画素に前記表示信号が供給されることを特徴と
    する液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の液晶表示装置にお
    いて、前記アナログスイッチは、OPアンプで構成され
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項記載の液晶表
    示装置において、 前記データドライバは、入力されるデジタル信号に基づ
    き前記表示信号を生成し、該表示信号を時分割で前記共
    通信号線を介して活性化されたブロックに与える表示信
    号生成部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の液晶表示装置において、 前記表示信号生成部は、TAB−ICであり、該TAB
    −ICは、前記共通信号線と垂直に交差する配線を介し
    て前記共通信号線に接続されていることを特徴とする液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の液晶表示装置において、 前記TAB−ICは、前記ゲートドライバの制御用信号
    線及び前記データドライバの制御用信号線の少なくとも
    一方を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8いずれか1項記載の液晶表
    示装置において、前記共通信号線は、ブロック数よりも
    多く設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項記載の液晶
    表示装置において、 前記ブロック制御信号によって1つのブロックが活性化
    されるブロック制御期間は、前記表示部内において前記
    表示信号が伝達される信号線の時定数よりも大きいこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10いずれか1項記載の液
    晶表示装置において、前記データドライバからいずれの
    ブロックに対しても前記表示信号が与えられないブラン
    キング期間は、前記ブロック制御期間よりも長いことを
    特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11いずれか1項記載の液
    晶表示装置において、前記ゲートドライバと、前記デー
    タドライバと、前記表示信号生成部のうちの少なくとも
    1つは、複数設けられていることを特徴とする液晶表示
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項3記載の液晶表示装置におい
    て、前記ブロック制御信号は、同時に全てのアナログス
    イッチに与えられることを特徴とする液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13いずれか1項記載の液
    晶表示装置において、前記表示部内の画素数は、1ブロ
    ックのビット数の整数倍であることを特徴とする液晶表
    示装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の液晶表示装置におい
    て、前記1ブロックのビット数は、整数200、24
    0、300、384のうち、何れかの整数倍であること
    を特徴する液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15いずれか1項記載の液
    晶表示装置において、前記表示部はアレイ基板上に設け
    られ、前記ゲートドライバ及び前記データドライバはプ
    リント基板上に設けられ、該アレイ基板と該プリント基
    板の少なくとも一方は、ヒートシンクに固定されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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