JP2000356975A - 駆動回路、電気光学装置、および電子機器 - Google Patents

駆動回路、電気光学装置、および電子機器

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JP2000356975A
JP2000356975A JP11170262A JP17026299A JP2000356975A JP 2000356975 A JP2000356975 A JP 2000356975A JP 11170262 A JP11170262 A JP 11170262A JP 17026299 A JP17026299 A JP 17026299A JP 2000356975 A JP2000356975 A JP 2000356975A
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Norio Ozawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データ供給線とサンプリングパルスを供
給するための配線間で発生する浮遊容量を減少させる。 【解決手段】 データ線駆動回路200は、X転送開始
パルスDYをXクロックXCKに従って、順次シフトし
てサンプリングパルスSR1、SR2、…、SRnを生
成する。これらのサンプリングパルスは、画像データ供
給線L1〜L9と交差する各配線を介して第1ラッチ2
20に供給される。第1ラッチ220は、サンプリング
パルスSR1、SR2、…、SRnに基づいて、画像デ
ータDR、DG、DBをラッチする。したがって、反転
したサンプリングパルスを第1ラッチ220に供給する
必要がないので、配線数をへらすことができ、浮遊容量
を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の走査線及び
複数のデータ線と、それらの交差に対応してマトリック
ス状に配置された画素電極及びスイッチング素子とを有
する電気光学パネルを駆動するのに好適な駆動回路、こ
の駆動回路を用いた電気光学装置および電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気光学装置、例えば、液晶装置
の駆動回路は、画像表示領域に配線されたデータ線や走
査線などに、データ線信号や走査信号などを所定タイミ
ングで供給するためのデータ線駆動回路や、走査線駆動
回路などから構成されている。
【0003】走査線駆動回路は、垂直走査期間の最初に
供給される転送信号をクロック信号に応じて順次シフト
して、これを走査信号として出力するものである。一
方、データ線駆動回路は、供給される画像信号がデジタ
ル信号かアナログ信号かによって回路構成が異なる。
【0004】例えば、画像信号が3ビットパラレル形式
の画像データとして供給されるものとすれば、データ線
駆動回路は、一般に図14に示すものとなる。図に示す
ように従来のデータ線駆動回路は、水平走査期間の最初
に供給される転送信号をクロック信号に応じて順次シフ
トして、これをサンプリングパルスSR1、SR1B、
SR2、SR2B、…SRn、SRnBとして順次出力
するXシフトレジスタ10と、パラレル形式の画像デー
タを構成する各ビットデータが供給される3本の画像デ
ータ供給線L1〜L3と、各サンプリングパルスSR
1、SR1B、SR2、SR2B、…SRn、SRnB
に基づいて画像データをラッチする第1ラッチ20と、
水平走査周期のラッチパルスを用いて第1ラッチの各出
力データをラッチする第2ラッチ30と、第2ラッチの
各出力データをデジタル信号からアナログ信号に変換
し、各データ線信号を出力するD/Aコンバータ40か
ら構成される。なお、各符号に付した「B」は、反転し
た信号を示すものとする。例えば、反転サンプリングパ
ルスSR1BはサンプリングパルスSR1を反転した信
号である。
【0005】ここで、第1ラッチ20は、各サンプリン
グパルスSR1、SR2、…SRnに対応したラッチユ
ニットを各々備えて構成される。図15はサンプリング
パルスSR1、SR1Bに対応するラッチユニットを示
す回路図である。この図に示すようにラッチユニット
は、インバータ11A〜11C、12A〜12Cおよび
アナログスイッチ13A〜13Cから構成される。イン
バータ11A、12A、インバータ11B、12B、お
よびインバータ11C、12Cは、各々ラッチ回路を構
成しており、各アナログスイッチ13A〜13Cがオン
状態の時にそれらから出力されるデータをラッチする。
【0006】また、各アナログスイッチ13A〜13C
は、図16に示すようにNチャンネルトランジスタ14
とPチャンネルトランジスタ15から構成されており、
Nチャンネルトランジスタ14のゲートにサンプリング
パルスSR1が供給され、Pチャンネルトランジスタ1
5のゲートにサンプリングパルスSR1Bが供給される
ようになっている。
【0007】すなわち、従来のデータ線駆動回路におい
ては、Xシフトレジスタ10から出力されるサンプリン
グパルスSRjおよびSRjB(j=1、2、…n)
を、各2本の配線を介してラッチユニットに供給し、そ
こで第1回目のラッチを行うようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ータ線駆動回路では、1対のサンプリングパルスSRj
およびSRjBをXシフトレジスタ10から第1ラッチ
20へ供給するために2本の配線を要していた。これら
の配線は各画像データ供給線L1〜L3と交差していた
ので、それらの交差領域において浮遊容量が発生してい
た。
【0009】この浮遊容量に起因して以下の問題があっ
た。
【0010】まず、1つの交差領域における浮遊容量を
Cbで表すものとすれば、画像データ供給線L1〜L3
の各等価回路は、図17に示す分布定数回路で表すこと
ができる。すなわち、画像データ供給線L1〜L3は梯
子型のローパスフィルタを等価的に構成しているといえ
る。このため、画像データ供給線L1〜L3の右端から
取り出される画像データは、左端から取り出される画像
データと比較して遅延時間が大きくなる。したがって、
画像データ供給線L1〜L3の左端から取り出される画
像データとサンプリングパルスSRjおよびSRjBの
タイミングがずれていまい、正常に画像データをラッチ
できないという問題があった。
【0011】また、浮遊容量によって高域周波数領域で
の負荷が重くなるため、そのような重負荷であっても画
像データ供給線L1〜L3を駆動できる回路を用いる必
要がある。このことは、当該回路の消費電流を増大させ
ることにもなる。
【0012】特に、高精細な画像を表示する液晶装置で
は、ドットクロック周波数が高くなるため、画像データ
の遅延および消費電力の増大は大きな問題となる。
【0013】次に、Xシフトレジスタ10について以下
の問題があった。上述したようにXシフトレジスタ10
は、1対のサンプリングパルスSRjおよびSRjBを
順次生成するが、それらの生成回路は一般に図18に示
す5個のインバータから構成される。したがって、Xシ
フトレジスタ10は、サンプリングパルスSR1、SR
1B、SR2、SR2B、…SRn、SRnBを生成す
るために5n個のインバータを備える必要がある。例え
ば、SXGA(1280×1024ドット)の液晶装置では、6
400個のインバータを生成回路としてXシフトレジス
タ10に内蔵する必要がある。したがって、素子数が膨
大となり、歩留まりが悪化するとともに消費電力の増大
を招くといった問題があった。
【0014】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、第1の目的は、画像データ供給線とサンプリ
ングパルスを供給するための配線間で発生する浮遊容量
を減少させることにある。また、第2の目的は、素子数
を減少させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の駆動回路は、複数の走査線と、複数のデー
タ線と、前記走査線と前記データ線とに接続してなるス
イッチング素子と、前記スイッチング素子に接続してマ
トリックス状に配置された画素電極とを有する電気光学
パネルを駆動する駆動回路において、パラレル形式の画
像データを構成する各ビットデータが、各々供給される
複数の画像データ供給線と、前記画像データのサンプリ
ング周期に同期するとともに、前記データ線数に応じた
数の各制御パルスを順次生成し、各出力端子から各々出
力する制御パルス生成部と、前記制御パルス生成部の各
出力端子と各々接続される制御端子と、前記各画像デー
タ供給線に各々接続される一方の信号端子とを備え、前
記各制御パルスに基づいてオン・オフが制御される複数
のスイッチング部と、前記各スイッチング部の他方の信
号端子に各々接続されるとともに、前記各制御パルスに
基づいて、入力信号を各々ラッチする複数の第1ラッチ
部と、前記各第1ラッチ部の出力信号を水平走査周期に
同期したラッチパルスに基づいてラッチする第2ラッチ
部とを少なくとも備えたことを特徴とする。また、駆動
回路は、前記各第2ラッチ部の各出力信号をデジタル信
号からアナログ信号に変換して、前記各データ線に出力
するデジタルアナログ変換部を備えるものであってもよ
い。
【0016】この構成によれば、制御パルス生成部は、
データ線数に応じた数の各制御パルスを順次生成し、各
出力端子から各々出力すればよいので、反転した制御パ
ルスを生成する必要がない。このため、制御パルス生成
部の素子数を減らすことができ、かつ、その消費電力を
削減することが可能となる。
【0017】また、この駆動回路において、前記制御パ
ルス生成部の各出力端子と前記複数のスイッチング部に
係る各制御端子とは、前記画像データ供給線と交差する
各配線によって接続されるものであってもよい。この場
合、各配線は、反転した制御パルスを伝送する必要がな
いので、その数を減らすことができる。したがって、各
配線と画像データ供給線との間で発生する浮遊容量は大
幅に減少することになる。この結果、画像データ供給線
の一端から取り出される画像データと他端から取り出さ
れる画像データの時間差を減らすことができるので、画
像データをスイッチング部を用いて確実にサンプリング
することが可能となる。さらに、浮遊容量を小さくでき
るので、画像データ供給線を駆動する回路の出力から画
像データ供給線を見たときの負荷を軽くすることがで
き、当該回路の消費電流を削減することが可能となる。
【0018】また、上述した駆動回路において、前記制
御パルスはHレベルにおいてアクティブになり、前記ス
イッチング部はNチャンネルトランジスタで構成される
ことが望ましい。この場合、前記第1ラッチ部は、前記
Nチャンネルトランジスタのソースと接続される一方の
入力端子と、Hレベルでアクティブとなるリセット信号
が供給される他方の入力端子とを有するノア回路と、前
記ノア回路の出力端子と入力端子が接続され、前記ノア
回路の一方の入力端子と出力端子が接続されるととも
に、制御パルスがHレベルの期間にあっては出力端子を
ハイインピーダンス状態にし、Lレベルの期間にあって
は出力端子をローインピーダンス状態にするインバータ
とを備えることが望ましい。係る構成によれば、リセッ
ト信号によって、Nチャンネルトランジスタのソースが
Hレベルになるので、画像データを第1ラッチ部に取り
込む際、Nチャンネルトランジスタのソース電圧を常に
Hレベルにすることができるので、画像データを確実に
サンプリングすることが可能となる。
【0019】また、上述した駆動回路において、前記制
御パルスはLレベルにおいてアクティブになり、前記ス
イッチング部はPチャンネルトランジスタで構成される
ことが望ましい。この場合、前記第1ラッチ部は、前記
Pチャンネルトランジスタのソースと接続される一方の
入力端子と、Lレベルでアクティブとなるリセット信号
が供給される他方の入力端子とを有するナンド回路と、
前記ナンド回路の出力端子と入力端子が接続され、前記
ナンド回路の一方の入力端子と出力端子が接続されると
ともに、制御パルスがLレベルの期間にあっては出力を
ハイインピーダンス状態にし、Hレベルの期間にあって
は出力端子をローインピーダンス状態にするインバータ
とを備えることが望ましい。係る構成によれば、リセッ
ト信号によって、Pチャンネルトランジスタのソースが
Lレベルになるので、画像データを第1ラッチ部に取り
込む際、Pチャンネルトランジスタのソース電圧を常に
Lレベルにすることができるので、画像データを確実に
サンプリングすることが可能となる。
【0020】また、本発明の電気光学装置は、上述した
駆動回路と、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記
走査線と前記データ線との交差に対応してマトリックス
状に配置された画素電極及びスイッチング素子とを有す
る電気光学パネルとを有することを特徴とする。この場
合には、電気光学装置の素子数を減らすことができ、か
つ、その消費電力を削減することが可能となり、さら
に、電気光学装置の歩留まりを向上させることができ
る。
【0021】また、本発明の電子機器は、上述した電気
光学装置を備えることを特徴とするものであり、例え
ば、ビデオカメラに用いられるビューファインダ、携帯
電話機、ノート型コンピュータ、ビデオプロジェクタ等
が該当する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0023】<液晶装置の全体構成>まず、本発明に係
る電気光学装置として、電気光学材料として液晶を用い
た液晶装置を一例にとって説明する。液晶装置の主要部
は、後述するように、スイッチング素子として薄膜トラ
ンジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と
称する)を形成した素子基板と対向基板とが互いに電極
形成面を対向させて、かつ、一定の間隙を保って貼付さ
れて、この間隙に液晶が挟持された液晶パネルから構成
されている。
【0024】図1は本実施形態に係る液晶装置の全体構
成を示すブロック図である。この図に示されるように、
液晶装置は、画像表示領域A、走査線駆動回路100、
およびデータ線駆動回路200を備えた液晶パネルとタ
イミング発生回路300とから大略構成されている。そ
して、タイミング発生回路300を除いて、他の構成部
分は液晶パネルの素子基板上に構成されている。
【0025】また、この液晶装置には、RGBの3原色
を各々示す画像データDR、DG、DBが、3ビットパ
ラレルの形式で各々供給されるようになっている。
【0026】<画像表示領域の構成>まず、画像表示領
域Aは、図1に示されるように、m本の走査線3aが、
X方向に沿って平行に配列して形成される一方、3n本
のデータ線6aが、Y方向に沿って平行に配列して形成
されている。そして、走査線3aとデータ線6aとの交
点付近においては、TFT50のゲートが走査線3aに
接続される一方、TFT50のソースがデータ線6aに
接続されるとともに、TFT50のドレインが画素電極
9aに接続されている。そして、各画素は、画素電極9
aと、対向基板に形成される対向電極(後述する)と、
これら両電極間に挟持された液晶とによって構成される
結果、走査線3aとデータ線6aとの各交点に対応し
て、マトリクス状に配列することとなる。なお、この例
ではRGBの各色に対応した画素が、ストライプ状に形
成されており、説明の便宜上、RGBの各色に対応する
画素の組を1画素と称することにする。
【0027】また、TFT50のゲートが接続される各
走査線3aには、走査信号Y1、Y2、…、Ymが、パ
ルス的に線順次で印加される構成となっている。このた
め、ある走査線3aに走査信号が供給されると、当該走
査線に接続されるTFT50がオンするので、データ線
6aから所定のタイミングで供給される画像信号X1、
X2、…、X3nは、対応する画素に順番に書き込まれ
た後、所定の期間保持されることとなる。
【0028】ここで、各画素に印加される電圧レベルに
応じて液晶分子の配向や秩序が変化するので、光変調に
よる階調表示が可能となる。例えば、液晶を通過する光
量は、ノーマリーホワイトモードであれば、印加電圧が
高くなるにつれて制限される一方、ノーマリーブラック
モードであれば、印加電圧が高くなるにつれて緩和され
るので、液晶装置全体では、画像信号に応じたコントラ
ストを持つ光が各画素毎に出射される。このため、所定
の表示が可能となっているのである。
【0029】また、保持された画像信号がリークするの
を防ぐために、蓄積容量51が、画素電極9aと対向電
極との間に形成される液晶容量と並列に付加される。例
えば、画素電極9aの電圧は、ソース電圧が印加された
時間よりも3桁も長い時間だけ蓄積容量51により保持
されるので、保持特性が改善される結果、高コントラス
ト比が実現されることとなる。
【0030】<走査線駆動回路の構成>次に、走査線駆
動回路100は、Yシフトレジスタおよびレベルシフタ
等を備えている。Yシフトレジスタは、垂直走査期間の
開始を示す信号DYを水平走査期間毎に反転するYクロ
ックYCKを用いてY方向にシフトし、順次シフトされ
た信号をレベルシフタを用いてレベルシフトして、走査
信号Y1、Y2、…、Ymを生成している。各走査信号
Y1、Y2、…、Ymは走査線3aに対しパルス的に線
順次で供給されるようになっている。
【0031】<タイミング発生回路の構成>次に、タイ
ミング発生回路300は、画像データDR、DG、DB
に同期してYクロックYCK、XクロックXCK、Y転
送開始パルスDY、X転送開始パルスDX、ラッチパル
スLAT、および反転ラッチパルスLATB等を生成
し、これらの信号を走査線駆動回路100とデータ線駆
動回路200とに各々供給するように構成されている。
【0032】<データ線駆動回路の構成>次に、データ
線駆動回路200の詳細な構成を図2に示す。この図に
示されるようにデータ線駆動回路200は、Xシフトレ
ジスタ210、画像データ供給線L1〜L9、第1ラッ
チ220および第2ラッチ230から構成されている。
【0033】まず、Xシフトレジスタ210は、Xクロ
ックXCKにしたがって、X転送開始パルスDXを順次
シフトしてサンプリングパルスSR1、SR2、…、S
Rnを順次生成するように構成されている。すなわち、
Xシフトレジスタ210は各サンプリングパルスSR1
〜SRnを反転した反転サンプリングパルスSR1B〜
SRnBを生成しない。したがって、図18に示すよう
な論理回路ユニットが不要になるため、少ない素子数で
Xシフトレジスタ210を構成することができ、かつ、
消費電力を削減することが可能となる。
【0034】次に、画像データ供給線L1〜L3には画
像データDRの各ビットデータであるDR0〜DR2
が、画像データ供給線L4〜L6には画像データDGの
各ビットデータであるDG0〜DG2が、画像データ供
給線L7〜L9には画像データDBの各ビットデータで
ある画像データDB0〜DB2が、各々供給される。こ
こで、画像データDR、DG、DBのサンプリングタイ
ミングは互いに同期したものとなっている。また、画像
データ供給線L1〜L9の上側または下側には、n本の
サンプリングパルス線SPが形成されている。そして、
各サンプリングパルス線SPを介して、サンプリングパ
ルスSR1、SR2、…、SRnが第1ラッチ220に
供給される。なお、この例では、1つのサンプリングパ
ルスを用いて、後述する基本ユニットを駆動するため、
従来のものと比較してサンプリングパルス線SPの本数
が1/2に減少している。このため、画像データ供給線
L1〜L9とサンプリングパルス線SPとの間に発生す
る浮遊容量を大幅に減少させることができる。
【0035】次に、第1ラッチ220は、各サンプリン
グパルスSR1、SR2、…、SRnに基づいて、各3
ビットの画像データDR、DG、DBをラッチするよう
に構成されている。なお、図2においては、サンプリン
グパルスSR1に対応する画像データD0R〜D2Rに
係る論理回路構成を示してあるが、他の部分についても
同様に構成されている。
【0036】図3は、画像データD0Rに対応する第1
ラッチ220の構成部分を示す回路図である。図3に示
す構成部分は基本ユニットと呼ばれ、ノア回路221、
インバータ222、およびNチャンネルトランジスタ2
23から構成される。ここで、ノア回路221およびイ
ンバータ222は、リセット入力を有するラッチ回路に
相当し、Nチャンネルトランジスタ223は入力ゲート
に相当する。第1ラッチ220は、このような基本ユニ
ットを9n(画像データ供給線数×サンプリングパルス
数)個備えて構成される。
【0037】上記基本ユニットにおいて、Nチャンネル
トランジスタ223のドレインは画像データ供給線L1
に接続され、そのソースはノア回路221の一方の入力
端子に接続されている。そして、そのゲートに供給され
るサンプリングパルスSR1によって、オン・オフが制
御されるようになっている。なお、説明の便宜上、Nチ
ャンネルトランジスタ223のドレインとノア回路22
1の一方の入力端子との接続点を点Pと呼ぶことにす
る。
【0038】ノア回路221の他方の入力端子には、デ
ータリセット信号DRSTが供給される。データリセッ
ト信号DRSTは、Hレベルでアクティブとなる信号で
あって、各走査線信号Y1〜Ymの立ち上がりと同期し
て立ち上がり、XクロックXCKの1/2周期の時間だ
けHレベルを維持した後、Lレベルに変化する。またノ
ア回路221の出力信号は、インバータ222を介して
その一方の入力端子に正帰還されるようになっている。
このインバータ222は、サンプリングパルスSR1が
供給される制御入力端子を備えており、サンプリングパ
ルスSR1がHレベルの場合にその出力端子をハイイン
ピーダンス状態とする一方、Lレベルの場合に出力端子
をローインピーダンス状態にするように構成されてい
る。
【0039】以上の構成において、まず、データリセッ
ト信号DRSTがHレベルになると、これが接続点Pに
正帰還され、ノア回路221の一方の入力端子電圧がH
レベルとなる。この後、サンプリングパルスSR1がH
レベルになると、インバータ222の出力端子がハイイ
ンピーダンス状態になるとともに、Nチャンネルトラン
ジスタ223がオンするので、接続点Pの電圧と画像デ
ータ供給線L1の電圧とが等しくなる。この後、サンプ
リングパルスSR1がLレベルになると、Nチャンネル
トランジスタ223がオフするとともに、インバータ2
22の出力端子が再びローインピーダンス状態となる。
このため、正帰還のフィードバックループが形成され、
ノア回路221とインバータ222はサンプリングパル
スSR1がHレベル期間に取り込んだ画像データD0R
を保持することになる。すなわち、第1ラッチ220は
各サンプリングパルスSR1〜SRnのタイミングで各
画像データDR、DG、DBを各々取り込んでいる。
【0040】ところで、この例では、ノア回路221の
他方の入力端子にデータリセット信号DRSTを供給
し、データをリセットするようにしたが、ノア回路22
1の替わりにインバータを用いることにより、データを
リセットをしない構成も考えられる。
【0041】しかし、そのような回路構成では、サンプ
リングパルスSR1がHレベルになった時、接続点Pの
論理レベルをLレベルからHレベルに変化させなければ
ならい場合が起こり得る。例えば、画像データD0Rの
論理レベルが現在、Hレベルであって、1つ前のサンプ
リングタイミングでLレベルを取る時である。
【0042】図4は、このような場合における接続点P
の電圧変化をサンプリングパルスSR1とともに示す波
形図である。この図に示すように時刻t1において、サ
ンプリングパルスSR1がLレベルからHレベルに立ち
上がると、Nチャンネルトランジスタ223がオフ状態
からオン状態に変化する。ここで、接続点Pの電圧波形
は、Nチャンネルトランジスタ223のオン抵抗および
浮遊容量によって定まる時定数で、過渡応答した波形と
なる。まず、時刻t1の直後にあっては、Nチャンネル
トランジスタ223のゲートソース間電圧Vgsが大きい
ため、そのオン抵抗は小さいものとなる。したがって、
時刻t1の直後においては、小さな時定数で接続点Pの
電圧が急峻に上昇する。すると、ゲートソース間電圧V
gsが減少し、これに伴ってオン抵抗値が増加するととも
に時定数が増加する。このため、接続点Pの電圧は、図
に示すようにクリップされたような波形となる。
【0043】一般に論理回路の閾値は(H+L)/2に
あるため、時刻t2における接続点Pの電圧が(H+
L)/2を越えていれば、画像データD0Rを取り込む
ことができる。しかし、ドットクロック周波数が高周波
になるとサンプリングパルスSR1のパルス幅が狭くな
るので、ドットクロック周波数によっては接続点Pの電
圧が閾値を越えないこともありうる。また、閾値との電
圧差が小さいと、ノイズマージンが少なくなるので、ノ
イズが混入した場合に誤動作してしまうといった問題が
ある。
【0044】これに対して、本実施形態のようにノア回
路221を用いて、一旦、接続点Pの電圧をHレベルに
リセットした後、サンプリングパルスSR1を供給する
と、接続点Pの電圧をLレベルからHレベルに変化させ
る必要がないので、上述した問題がなく、接続点Pに画
像データ供給線L1の電圧を確実に取り込むことが可能
となる。
【0045】次に、第2ラッチ230は、図2に示すよ
うに2個のインバータ231、232および1個のアナ
ログスイッチ233を基本ユニットし、これを9n個備
えて構成される。このような構成においてアナログスイ
ッチ233の制御入力端子には、その周期が1水平走査
周期と同期したラッチパルスLATおよび反転ラッチパ
ルスLATBが供給されている。そして、ラッチパルス
LATがHレベル、反転ラッチパルスLATBがLレベ
ルとなるタイミングでアナログスイッチ233がオンす
るとともにインバータ231の出力端子がハイインピー
ダンス状態となる。したがって、当該タイミングにおい
て第1ラッチ220の出力データが第2ラッチ230に
取り込まれることになる。この結果、第2ラッチ230
は、点順次で出力される第1ラッチ220の各出力デー
タを1水平走査期間毎にラッチして、線順次で各出力デ
ータをD/Aコンバータ240に供給する。なお、第2
ラッチ230を、上述した第1ラッチ220と同様に構
成することも可能である。次に、D/Aコンバータ24
0は、パラレル形式で供給される画像データDR、D
G、DBをデジタル信号からアナログ信号に変換して、
各データ線9aに供給している。
【0046】<液晶装置の動作>次に、上述した構成に
係る液晶装置の動作について説明する。図5は液晶装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【0047】この場合、走査線駆動回路100には、垂
直走査期間の最初にパルスDYが供給され、同図(a)
に示すYクロック信号YCKによって順次シフトされ
て、走査信号Y1、Y2、…Ymとして、各走査線3a
に出力される。これにより、複数の走査線3aが1本ず
つ線順次にY方向に選択されることとなる。同図(b)
は、j番目の走査線3aに供給される走査信号Yjの波
形を示したものであり、同図(c)はj番目の走査線3
aに供給される走査信号Yj+1の波形を示したもので
ある。
【0048】また、画像データ供給線L1〜L9には、
画像データDR、DG、DBが各3ビットパラレル形式
で供給される。
【0049】次に、データ線駆動回路200にあって
は、同図(d)に示すYクロック信号の立上エッジと立
下エッジに同期したデータリセット信号DRSTが供給
されると、上述したように第1ラッチ220中の接続点
Pの電圧がHレベルにリセットされる。
【0050】一方、Xシフトレジスタ210にX転送開
始パルスDXが供給されると、Xシフトレジスタ210
は、同図(e)に示すXクロック信号XCKにしたがっ
て、X転送開始パルスDXを順次シフトして、サンプリ
ングパルスSR1、SR2、…、SRnを生成する。同
図(f)は第1画素に対応するサンプリングパルスSR
1、同図(h)は第2画素に対応するサンプリングパル
スSR2を各々示したものである。
【0051】このため、同図(g)および(i)に示す
ように、接続点Pの電圧は、データリセット信号DRS
TがHレベルになってからサンプリングパルスSR1ま
たはSR2が供給されるまでの期間T1または期間T2
において、Hレベルとなる。そして、サンプリングパル
スSR1またはSR2がHレベルになると、画像データ
DR、DG、DBをラッチして、データの論理レベルを
次にデータリセット信号DRSTがHレベルになるまで
保持する。なお、同図(g)および(i)に示すDa,
bは、画像データDR、DG、DBを示しており、添字
aは何番目の走査線に対応するかを指示し、添字bはあ
る走査線において何番目のサンプリングタイミングに対
応するかを指示するものである。
【0052】この例では、n本のサンプリングパルス線
SPが画像データ供給線L1〜L9と交差しているに過
ぎないので、サンプリングパルス線SPと画像データ供
給線L1〜L9との間に生じる浮遊容量が、従来のもの
と比較して大幅に減少する。このため、第n画素に対応
するサンプリングパルスSRnによってサンプリングさ
れる画像データDj,nの時間遅れを減少させることが
可能となるので、ドットクロック周波数が高周波になっ
たとしても、第1ラッチ220は確実に画像データD
j,nを取り込むことができる。また、画像データを供
給する回路から、画像データ供給線L1〜L9を見たと
きの負荷が軽くなるので、当該回路を簡易に構成するこ
とができ、その消費電流を削減することが可能となる。
【0053】次に、同図(j)に示すラッチパルスLA
Tと反転ラッチパルスLATBが第2ラッチ230に供
給されると、第2ラッチ230は第1ラッチ220の各
出力データをラッチして、同図(k)に示す出力データ
を生成する。ここで、ラッチパルスLATは、サンプリ
ングパルスSnに基づく第1ラッチ220のラッチ処理
が終了した後であって、水平走査期間が終了する直前に
Hレベルとなる信号である。このため、第2ラッチ23
0の各出力データはYクロック信号YCKに同期した線
順次信号となる。
【0054】そして、第2ラッチ230の各出力データ
がD/Aコンバータ240に供給されると、デジタル信
号がアナログ信号に変換され、これらがデータ線信号と
して各データ線6aに供給される。これにより、画像デ
ータDR、DG、DBに応じた画像が画像表示領域Aに
表示されることになる。
【0055】<データ線駆動回路の他の構成例>上述し
たデータ線駆動回路200にあっては、サンプリングパ
ルスとしてHレベルでアクティブとなるSR1〜SRn
を用いるとともに、第1ラッチ220におけるサンプリ
ング手段としてNチャンネルトランジスタを使用した。
これに対して、以下に述べるデータ線駆動回路200’
にあっては、サンプリングパルスとしてLレベルでアク
ティブとなるSR1B〜SRnBを生成するXシフトレ
ジスタ210’を用いるとともに、第1ラッチ220の
替わりにサンプリング手段としてPチャンネルトランジ
スタを使用する第1ラッチ220’を用いるものであ
る。以下、相違点について説明する。
【0056】図6は、データ線駆動回路200’の構成
を示すブロック図である。このデータ線駆動回路20
0’が図1に示すデータ線駆動回路200と相違するの
は、Xシフトレジスタ210’および第1ラッチ22
0’である。
【0057】まず、Xシフトレジスタ210’はX転送
開始パルスDXをXクロックXCKに同期してシフトし
て、Lレベルでアクティブとなる反転サンプリングパル
スSR1B、SR2B、…SRnBを各々生成する。
【0058】次に、第1ラッチ220’は、図7に示す
基本ユニットを9n個備えて構成される。この基本ユニ
ットは、ナンド回路221’、インバータ222’およ
びPチャンネルトランジスタ223’から構成される。
【0059】上記基本ユニットにおいて、Pチャンネル
トランジスタ223’のドレインは画像データ供給線L
1に接続され、そのソースはナンド回路221’の一方
の入力端子に接続されている。そして、そのゲートに供
給されるサンプリングパルスSR1Bによって、オン・
オフが制御されるようになっている。なお、説明の便宜
上、Pチャンネルトランジスタ223’のソースとナン
ド回路221’の一方の入力端子との接続点を点P’と
呼ぶことにする。
【0060】ナンド回路221’の他方の入力端子に
は、反転データリセット信号DRSTBが供給される。
反転データリセット信号DRSTBは、データリセット
信号DRSTを反転した信号であって、Lレベルでアク
ティブとなり、各走査線信号Y1〜Ymの立ち上がりと
同期して立ち下がり、XクロックXCKの1/2周期の
時間だけLレベルを維持した後、Hレベルに変化する。
またナンド回路221’の出力信号は、インバータ22
2’を介してその一方の入力端子に正帰還されるように
なっている。このインバータ222’は、反転サンプリ
ングパルスSR1Bが供給される制御入力端子を備えて
おり、反転サンプリングパルスSR1BがLレベルの場
合にその出力端子をハイインピーダンス状態とする一
方、Hレベルの場合に出力端子をローインピーダンス状
態にするように構成されている。
【0061】以上の構成において、まず、反転データリ
セット信号DRSTBがLレベルになると、これが接続
点P’に正帰還され、ナンド回路221’の一方の入力
端子電圧がLレベルとなる。この後、反転サンプリング
パルスSR1BがLレベルになると、インバータ22
2’の出力端子がハイインピーダンス状態になるととも
に、Pチャンネルトランジスタ223’がオンして、接
続点P’の電圧と画像データ供給線L1の電圧とが一致
する。この後、反転サンプリングパルスSR1BがHレ
ベルになると、Pチャンネルトランジスタ223’がオ
フするとともに、インバータ222’の出力端子が再び
ローインピーダンス状態となる。このため、正帰還のフ
ィードバックループが形成され、反転サンプリングパル
スSR1BがLレベルの期間に取り込んだ画像データD
0Rを保持することになる。
【0062】すなわち、第1ラッチ220’は、接続点
P’の電圧を一旦Lレベルにリセットした後、各反転サ
ンプリングパルスSR1B〜SRnBのタイミングで各
画像データDR、DG、DBを各々取り込んでいる。し
たがって、データの取込に伴って、接続点Pの電圧がL
レベルからHレベルに変化することはあるが、Hレベル
からLレベルに変化することはない。このため、確実に
画像データDR、DG、DBを取り込むことが可能とな
る。
【0063】<液晶パネルの構成例>次に、上述した電
気的構成に係る液晶パネルの全体構成について図8およ
び図9を参照して説明する。ここで、図8は、液晶パネ
ルの構成を示す斜視図であり、図9は、図8におけるZ
−Z'線断面図である。
【0064】これらの図に示されるように、液晶パネル
は、画素電極9a等が形成されたガラスや半導体等の素
子基板101と、共通電極108等が形成されたガラス
等の透明な対向基板102とを、スペーサ103が混入
されたシール材104によって一定の間隙を保って、互
いに電極形成面が対向するように貼り合わせるととも
に、この間隙に電気光学材料としての液晶105を封入
した構造となっている。なお、シール材104は、対向
基板102の基板周辺に沿って形成されるが、液晶10
5を封入するために一部が開口している。このため、液
晶105の封入後に、その開口部分が封止材106によ
って封止されている。
【0065】ここで、素子基板101の対向面であっ
て、シール材104の外側一辺においては、上述したデ
ータ線駆動回路200または200’が形成されて、Y
方向に延在するデータ線6aを駆動する構成となってい
る。さらに、この一辺には複数の接続電極107が形成
されて、タイミング発生回路300からの各種信号や画
像データDR、DG、DBを入力する構成となってい
る。また、この一辺に隣接する2辺には、2個の走査線
駆動回路100が形成されて、X方向に延在する走査線
3aをそれぞれ両側から駆動する構成となっている。な
お、走査線3aに供給される走査信号の遅延が問題にな
らないのであれば、走査線駆動回路100を片側1個だ
けに形成する構成でも良い。
【0066】一方、対向基板102の共通電極108
は、素子基板101との貼合部分における4隅のうち、
少なくとも1箇所において設けられた導通材によって、
素子基板101との電気的導通が図られている。ほか
に、対向基板102には、液晶パネル100の用途に応
じて、例えば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、
トライアングル状等に配列したカラーフィルタが設けら
れ、第2に、例えば、クロムやニッケルなどの金属材料
や、カーボンやチタンなどをフォトレジストに分散した
樹脂ブラックなどのブラックマトリクスが設けられ、第
3に、液晶パネルに光を照射するバックライトが設けら
れる。特に色光変調の用途の場合には、カラーフィルタ
は形成されずにブラックマトリクスが対向基板102に
設けられる。
【0067】くわえて、素子基板101および対向基板
102の対向面には、それぞれ所定の方向にラビング処
理された配向膜などが設けられる一方、その各背面側に
は配向方向に応じた偏光板(図示省略)がそれぞれ設け
られる。ただし、液晶105として、高分子中に微小粒
として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の
配向膜、偏光板等が不要となる結果、光利用効率が高ま
るので、高輝度化や低消費電力化などの点において有利
である。
【0068】なお、走査線駆動回路100およびデータ
線駆動回路200または200’等の周辺回路の一部ま
たは全部を、素子基板101に形成する替わりに、例え
ば、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いてフ
ィルムに実装された駆動用ICチップを、素子基板10
1の所定位置に設けられる異方性導電フィルムを介して
電気的および機械的に接続する構成としても良いし、駆
動用ICチップ自体を、COG(Chip On Grass)技術
を用いて、素子基板101の所定位置に異方性導電フィ
ルムを介して電気的および機械的に接続する構成として
も良い。
【0069】<素子基板の構成など>また、実施の形態
においては、液晶パネルの素子基板101をガラス等の
透明な絶縁性基板により構成して、当該基板上にシリコ
ン薄膜を形成するとともに、当該薄膜上にソース、ドレ
イン、チャネルが形成されたTFTによって、画素のス
イッチング素子(TFT50)や走査線駆動回路100
およびデータ線駆動回路200または200’の素子を
構成するものとして説明したが、本発明はこれに限られ
るものではない。
【0070】例えば、素子基板101を半導体基板によ
り構成して、当該半導体基板の表面にソース、ドレイ
ン、チャネルが形成された絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタによって、画素のスイッチング素子や駆動回路1
20の素子を構成しても良い。このように素子基板10
1を半導体基板により構成する場合には、透過型の表示
パネルとして用いることができないため、画素電極9a
をアルミニウムなどで形成して、反射型として用いられ
ることとなる。また、単に、素子基板101を透明基板
として、画素電極9aを反射型にしても良い。
【0071】さらに、上述した実施の形態にあっては、
画素のスイッチング素子を、TFTで代表される3端子
素子として説明したが、ダイオード等の2端子素子で構
成しても良い。ただし、画素のスイッチング素子として
2端子素子を用いる場合には、走査線3aを一方の基板
に形成し、データ線6aを他方の基板に形成するととも
に、2端子素子を、走査線3aまたはデータ線6aのい
ずれか一方と、画素電極との間に形成する必要がある。
この場合、画素は、走査線3aとデータ線6aとの間に
直列接続された二端子素子と、液晶とから構成されるこ
ととなる。
【0072】また、本発明は、アクティブマトリクス型
液晶表示装置として説明したが、これに限られず、ST
N(Super Twisted Nematic)液晶などを用いたパッシ
ィブ型にも適用可能である。さらに、電気光学材料とし
ては、液晶のほかに、エレクトロルミネッセンス素子な
どを用いて、その電気光学効果により表示を行う表示装
置にも適用可能である。すなわち、本発明は、上述した
液晶装置と類似の構成を有するすべての電気光学装置に
適用可能である。
【0073】<電子機器>次に、上述した液晶装置を各
種の電子機器に適用される場合について説明する。この
場合、電子機器は、図10に示されるように、主に、表
示情報出力源1000、表示情報処理回路1002、電
源回路1004、液晶パネル1005および、タイミン
グジェネレータ300により構成される。このうち、表
示情報出力源1000は、ROM(Read Only Memory)
や、RAM(Random Access Memory)などのメモリ、各
種ディスクなどのストレージユニット、画像信号を同調
出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ3
00により生成される各種のクロック信号に基づいて、
所定フォーマットの画像信号などの表示情報を表示情報
処理回路1002に供給するものである。次に、表示情
報処理回路1002は、ローテーション回路、ガンマ補
正回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の
処理を実行して、その画像データをクロック信号CLK
とともに、液晶パネル1005に供給するものである。
また、電源回路1004は、各構成要素に所定の電源を
供給するものである。なお、図10において、クロック
信号CLKは、表示情報処理回路1002を介して供給
されているが、図1に示されるように、タイミングジェ
ネレータ300から液晶パネル1005を構成する走査
線駆動回路100およびデータ線駆動回路200に供給
してもよいことは勿論である。
【0074】次に、上述した液晶表示装置を具体的な電
子機器に用いた例のいくつかについて説明する。
【0075】<その1:プロジェクタ>まず、この液晶
パネルをライトバルブとして用いたプロジェクタについ
て説明する。図11は、プロジェクタの構成例を示す平
面図である。
【0076】この図に示されるように、プロジェクタ1
100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなる
ランプユニット1102が設けられている。このランプ
ユニット1102から射出された投射光は、ライトガイ
ド1104内に配置された4枚のミラー1106および
2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの
3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとし
ての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110
Gに入射される。
【0077】液晶パネル1110R、1110Bおよび
1110Gの構成は、上述した液晶パネル100と同等
であり、画像信号処理回路(図示省略)から供給される
R、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものであ
る。そして、これらの液晶パネルによって変調された光
は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射
される。このダイクロイックプリズム1112において
は、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が
直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、
投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画
像が投写されることとなる。
【0078】ここで、各液晶パネル1110R、111
0Bおよび1110Gによる表示像について着目する
と、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル
1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転
することが必要となる。
【0079】なお、液晶パネル1110R、1110B
および1110Gには、ダイクロイックミラー1108
によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射する
ので、カラーフィルタを設ける必要はない。
【0080】<その2:モバイル型コンピュータ>次
に、この液晶パネルを、モバイル型のパーソナルコンピ
ュータに適用した例について説明する。図12は、この
パーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図
において、コンピュータ1200は、キーボード120
2を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット120
6とから構成されている。この液晶表示ユニット120
6は、先に述べた液晶パネル1005の背面にバックラ
イトを付加することにより構成されている。
【0081】<その3:携帯電話>さらに、この液晶パ
ネルを、携帯電話に適用した例について説明する。図1
3は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図にお
いて、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302
とともに、反射型の液晶パネル1005を備えるもので
ある。この反射型の液晶パネル100にあっては、必要
に応じてその前面にフロントライトが設けられる。
【0082】なお、図11〜図13を参照して説明した
電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ
型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲ
ーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロ
セッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、
タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そし
て、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでも
ない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明よれば、画像
データ供給線とサンプリングパルスを供給するための配
線間で発生する浮遊容量を減少させることができる。駆
動回路の素子数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る液晶装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】 同液晶装置に用いられるデータ線駆動回路の
詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 同データ線駆動回路において、画像データD
0Rに対応する第1ラッチの構成部分を示す回路図であ
る。
【図4】 接続点Pの電圧変化をサンプリングパルスS
R1とともに示す波形図である。
【図5】 同液晶装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】 同液晶装置に用いられるデータ線駆動回路の
他の構成例を示すブロック図である。
【図7】 他の構成例に係るデータ線駆動回路におい
て、画像データD0Rに対応する第1ラッチの構成部分
(基本ユニット)を示す回路図である。
【図8】 同液晶装置に用いられる液晶パネルの構造を
示す斜視図である。
【図9】 同液晶パネルの構造を説明するための一部断
面図である。
【図10】 同液晶装置が適用される電子機器の概略構
成を示すブロック図である。
【図11】 同液晶装置を適用した電子機器の一例たる
プロジェクタの構成を示す断面図である。
【図12】 同液晶装置を適用した電子機器の一例たる
パーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
【図13】 同液晶装置を適用した電子機器の一例たる
携帯電話の構成を示す斜視図である。
【図14】 従来のデータ線駆動回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図15】 従来のデータ線駆動回路において、サンプ
リングパルスSR1、SR1Bに対応するラッチユニッ
トを示す回路図である。
【図16】 アナログスイッチ13A〜13Cの構成を
示す回路図である。
【図17】 画像データ供給線の等価回路を示す回路図
である。
【図18】 1対のサンプリングパルスSRjおよび反
転サンプリングパルスSRjBを生成する生成回路の回
路図である。
【符号の説明】
3a……走査線 6a……データ線 9a……画素電極 50……TFT(スイッチング素子) 1005……液晶パネル(電気光学パネル) 200、200’……データ線駆動回路(駆動回路) DR、DG、DB……画像データ L1〜L9……画像データ供給線 SR1〜SRn……サンプリングパルス(制御パルス) 210……Xシフトレジスタ(制御パルス生成部) 223……Nチャンネルトランジスタ(スイッチング
部) 223’……Pチャンネルトランジスタ(スイッチング
部) 222、222’……インバータ(第1ラッチ部) 221……ノア回路(第1ラッチ部) 221’……ナンド回路(第1ラッチ部) 230……第2ラッチ(第2ラッチ部) 240……A/Dコンバータ(デジタルアナログ変換
部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NC13 NC21 NC26 NC34 ND34 ND39 ND49 ND60 5C006 AA01 AA02 AA16 AA22 AF83 BB16 BC03 BC12 BF03 BF04 BF11 BF26 BF27 EB04 EC02 EC11 FA37 FA42 FA43 FA47 5C080 AA10 BB05 CC03 DD23 DD24 DD26 EE17 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05 JJ06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線と、複数のデータ線と、前
    記走査線と前記データ線とに接続してなるスイッチング
    素子と、前記スイッチング素子に接続してマトリックス
    状に配置された画素電極とを有する電気光学パネルを駆
    動する駆動回路において、 パラレル形式の画像データを構成する各ビットデータ
    が、各々供給される複数の画像データ供給線と、 前記画像データのサンプリング周期に同期するととも
    に、前記データ線数に応じた数の各制御パルスを順次生
    成し、各出力端子から各々出力する制御パルス生成部
    と、 前記制御パルス生成部の各出力端子と各々接続される制
    御端子と、前記各画像データ供給線に各々接続される一
    方の信号端子とを備え、前記各制御パルスに基づいてオ
    ン・オフが制御される複数のスイッチング部と、 前記各スイッチング部の他方の信号端子に各々接続され
    るとともに、前記各制御パルスに基づいて、入力信号を
    各々ラッチする複数の第1ラッチ部と、 前記各第1ラッチ部の出力信号を水平走査周期に同期し
    たラッチパルスに基づいてラッチする第2ラッチ部と、 を少なくとも備えたことを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記各第2ラッチ部の各出力信号をデジ
    タル信号からアナログ信号に変換して、前記各データ線
    に出力するデジタルアナログ変換部を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記制御パルス生成部の各出力端子と前
    記複数のスイッチング部に係る各制御端子とは、前記画
    像データ供給線と交差する各配線によって接続されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記制御パルスはHレベルにおいてアク
    ティブになり、前記スイッチング部はNチャンネルトラ
    ンジスタで構成されることを特徴とする請求項1または
    2に記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記第1ラッチ部は、 前記Nチャンネルトランジスタのソースと接続される一
    方の入力端子と、Hレベルでアクティブとなるリセット
    信号が供給される他方の入力端子とを有するノア回路
    と、 前記ノア回路の出力端子と入力端子が接続され、前記ノ
    ア回路の一方の入力端子と出力端子が接続されるととも
    に、制御パルスがHレベルの期間にあっては出力をハイ
    インピーダンス状態にし、Lレベルの期間にあっては出
    力端子をローインピーダンス状態にするインバータとを
    備えることを特徴とする請求項4に記載の駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記制御パルスはLレベルにおいてアク
    ティブになり、前記スイッチング部はPチャンネルトラ
    ンジスタで構成されることを特徴とする請求項1または
    2に記載の駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記第1ラッチ部は、 前記Pチャンネルトランジスタのソースと接続される一
    方の入力端子と、Lレベルでアクティブとなるリセット
    信号が供給される他方の入力端子とを有するナンド回路
    と、 前記ナンド回路の出力端子と入力端子が接続され、前記
    ナンド回路の一方の入力端子と出力端子が接続されると
    ともに、制御パルスがLレベルの期間にあっては出力を
    ハイインピーダンス状態にし、Hレベルの期間にあって
    は出力端子をローインピーダンス状態にするインバータ
    とを備えることを特徴とする請求項6に記載の駆動回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記
    載された駆動回路と、 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記
    データ線との交差に対応してマトリックス状に配置され
    た画素電極及びスイッチング素子とを有する電気光学パ
    ネルとを有する電気光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載した電気光学装置を備え
    たことを特徴とする電子機器。
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