JP2002352593A - シフトレジスタ、電気光学パネル、その駆動回路および駆動方法、および電子機器 - Google Patents

シフトレジスタ、電気光学パネル、その駆動回路および駆動方法、および電子機器

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JP2002352593A JP2001151615A JP2001151615A JP2002352593A JP 2002352593 A JP2002352593 A JP 2002352593A JP 2001151615 A JP2001151615 A JP 2001151615A JP 2001151615 A JP2001151615 A JP 2001151615A JP 2002352593 A JP2002352593 A JP 2002352593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向に駆動する駆動回路の信号数を削減す
る。 【解決手段】データ線駆動回路130は、シフト方向選
択部131、双方向シフトレジスタ部132、および論
理演算部133を備える。シフト方向選択部131はX
スタータパルスSPXの極性を判別し、判別結果に基づ
いて第1および第2シフト方向選択信号DIR1,DI
R2を生成する。双方向シフトレジスタ部132はXス
タータパルスSPXを転送するが、その転送方向は第1
および第2シフト方向選択信号DIR1,DIR2によ
って制御される。論理演算部133は双方向シフトレジ
スタ部132の各出力信号P1〜Pm+1に基づいて、
サンプリング信号S1〜Smを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向に駆動可能
なシフトレジスタ、電気光学パネル、その駆動回路およ
び駆動方法、および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気光学装置、例えば、アクティ
ブマトリクス方式の液晶表示装置は、主に、マトリクス
状に配列した画素電極の各々にスイッチング素子が設け
られた素子基板と、カラーフィルタなどが形成された対
向基板と、これら両基板との間に充填された液晶とから
構成される。このような構成において、走査線を介して
スイッチング素子に走査信号を印加すると、当該スイッ
チング素子が導通状態となる。この導通状態の際に、デ
ータ線を介して、画素電極に画像信号を印加すると、当
該画素電極および対向電極(共通電極)の間の液晶層に
所定の電荷が蓄積される。電荷蓄積後、当該スイッチン
グ素子をオフ状態としても、液晶層の抵抗が十分に高け
れば、当該液晶層における電荷の蓄積が維持される。こ
のように、各スイッチング素子を駆動して蓄積させる電
荷の量を制御すると、画素毎に液晶の配向状態が変化し
て、所定の情報を表示することが可能となる。
【0003】この際、各画素の液晶層に電荷を蓄積させ
るのは一部の期間で良いため、第1に、走査線駆動回路
によって、各走査線を順次選択するとともに、第2に、
走査線の選択期間において、データ線駆動回路によっ
て、1本または複数本のデータ線を順次選択し、第3
に、選択されたデータ線に画像信号をサンプリングして
供給する構成により、走査線およびデータ線を複数の画
素について共通化した時分割マルチプレックス駆動が可
能となる。
【0004】ここで、走査線駆動回路やデータ線駆動回
路は、一般的には、それぞれシフトレジスタ回路からな
り、これらの各シフトレジスタ回路によって開始パルス
を転送させた信号に基づいて、走査線駆動回路が垂直走
査を行う一方、データ線駆動回路が水平走査を行う構成
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオカメ
ラにおいて被写体を表示する表示装置は、回転軸を中心
に回転させることによって、撮影者側に表示面を向けた
り被写体側に表示面を向けることが可能なものがある。
このような表示装置にあっては、走査線駆動回路および
データ線駆動回路の走査方向を反転させないと上下・左
右が逆転した画像が表示されることになる。このため、
走査方向を反転させるべく、開始パルスとは別に転送方
向を指示する制御信号の供給を受け付け、制御信号に基
づいて開始パルスを転送する走査線駆動回路やデータ線
駆動回路が用いられる。
【0006】しかしながら、双方向に駆動可能な走査線
駆動回路やデータ線駆動回路は、開始パルスの他に制御
信号を供給する必要があるため、配線数が増加し、ま
た、制御信号を伝送するために電力を消費してしまうと
いった問題があった。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、双方向に駆動可能で、且つ、少ない信号数
で動作することができる駆動回路および駆動方法、電気
光学パネル、電子機器等を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のシフトレジスタは、外部から供給される開
始パルスの極性を判定し、判定結果に基づいて転送方向
を指示する制御信号を生成するシフト方向選択部と、前
記開始パルスを前記制御信号が指示する転送方向に順次
シフトするシフト部とを備える。この発明によれば、転
送開始のタイミングを指示する情報と転送方向を指示す
る情報とが多重されている開始パルスが供給されると、
シフト方向選択部は開始パルスの極性を判定するから、
1つの信号で転送方向と転送開始のタイミングとを伝送
させることが可能となる。
【0009】ここで、前記シフト方向選択部は、前記開
始パルスを積分して得られた論理レベルに基づいて前記
制御信号を生成することが望ましい。開始パルスが正極
性であれば論理レベルはLレベルとなる一方、開始パル
スが負極性であれば論理レベルがHレベルとなるから、
極性の判定が可能となる。
【0010】また、前記シフト部は、縦続接続された複
数の転送単位回路と、前記制御信号に基づいて、前記開
始パルスを初段の転送単位回路に供給するか終段の転送
単位回路に供給するかを選択する選択部とを備えること
が望ましい。これにより、開始パルスはその極性に応じ
て転送単位回路の初段または終段のいずれか一方に供給
されることになる。
【0011】次に、本発明の駆動回路は、複数の走査線
と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との
交差に対応してマトリックス状に配置された画素電極お
よびスイッチング素子とを有する電気光学パネルに用い
られるものであって、外部から供給される開始パルスの
極性を判定し、判定結果に基づいて転送方向を指示する
制御信号を生成するシフト方向選択部と、縦続接続され
た複数の転送単位回路を有し、前記開始パルスを前記制
御信号が指示する転送方向に順次シフトするシフト部
と、前記複数の転送単位回路の一部または全部に対応し
て設けた複数の演算単位回路を備え、各演算単位回路
は、対応する転送単位回路の入力信号と出力信号とがと
もにアクティブとなる期間を特定する信号を生成する論
理演算部とを備える。この発明によれば、転送開始のタ
イミングを指示する情報と転送方向を指示する情報とが
多重されている開始パルスが供給されると、シフト方向
選択部は開始パルスの極性を判定するから、1つの信号
で転送方向と転送開始のタイミングとを伝送させること
が可能となる。したがって、駆動回路への配線を減らす
ことができ、また、信号を伝送するための電力を削減す
ることが可能となる。
【0012】ここで、前記シフト方向選択部は、前記開
始パルスを積分して得られた論理レベルに基づいて前記
制御信号を生成することが好ましい。また、前記シフト
部は、前記開始パルスを初段の転送単位回路に供給する
か終段の転送単位回路に供給するかを選択する選択部と
を備えることが好ましい。さらに、前記選択部は、初段
の転送単位回路または終段の転送単位回路のいずれか一
方に前記開始パルスを反転して供給することが好まし
い。これにより、転送単位回路には、正論理または負論
理のうち予め定められた一方の開始パルスが供給される
ことになる。したがって、論理演算部で行う演算を転送
方向によって切り換える必要がなくなる。
【0013】くわえて、前記クロック信号は、第1クロ
ック信号とこれを反転した第2クロック信号とを含み、
前記制御信号は、第1制御信号とこれを反転した第2制
御信号とを含み、前記転送単位回路は、制御入力端子を
各々備え、前記制御入力端子の電圧が第1論理レベルの
場合に入力信号を反転した出力信号を出力する一方、前
記制御入力端子の電圧が第2論理レベルの場合に出力端
子をハイインピーダンス状態にする第1乃至第4インバ
ータを有し、前記第1インバータは、入力端子が接続点
と接続されるとともに前記制御入力端子に前記第2制御
信号が供給され、前記第2インバータは、出力端子が前
記接続点と接続されるとともに前記制御入力端子に前記
第2制御信号が供給され、前記第3インバータは、出力
端子が前記接続点と接続されるとともに前記第1インバ
ータの入力端子と出力端子が接続され、前記第4インバ
ータは、前記接続点と入力端子が接続されるとともに前
記第2インバータの入力端子と出力端子が接続され、複
数の前記転送単位回路のうち、奇数段目の前記第3イン
バータおよび偶数段目の前記第4インバータの制御入力
端子には前記第1クロック信号が供給される一方、偶数
段目の前記第3インバータおよび奇数段目の前記第4イ
ンバータの制御入力端子には前記第2クロック信号が供
給されることが好ましい。
【0014】この発明によれば、転送方向に応じて1)
第1インバータ、第3インバータおよび第4インバータ
によって転送単位回路を構成するか、2)第2インバー
タ、第3インバータおよび第4インバータによって転送
単位回路を構成するかを切り換えることが可能となる。
【0015】次に、本発明のデータ線駆動回路は、前記
駆動回路と、前記駆動回路から出力される各選択信号に
基づいて、入力画像信号をサンプリングして前記各デー
タ線に供給するものである。データ線が縦方向に延在
し、走査線が横方向に延在するとすれば、データ線駆動
回路は、右端のデータ線から左端のデータ線へ順次選択
するか、左端のデータ線から右端のデータ線へ順次選択
するかを切り換えることができる。
【0016】次に、本発明の走査線駆動回路は、前記駆
動回路を備え、当該駆動回路から出力される各選択信号
に基づいて、前記各走査線を駆動するものである。デー
タ線が縦方向に延在し、走査線が横方向に延在するとす
れば、走査線駆動回路は、上端の走査線から下端の走査
線へ順次選択するか、下端の走査線から上端の走査線へ
順次選択するかを切り換えることができる。
【0017】次に、本発明の開始パルス生成回路は、上
述した駆動回路に供給される開始パルスを生成するもの
であって、転送開始から一定期間だけアクティブとなる
基準開始パルスを生成する基準開始パルス生成部と、前
記開始パルスの転送方向に基づいて、前記基準開始パル
スとこれを反転した反転基準パルスとのうちいずれか一
方を選択して前記開始パルスを生成する選択部とを備え
る。この発明によれば、転送開始のタイミングを示す情
報と転送方向を示す情報を多重した開始パルスを生成す
ることができる。これにより、伝送すべき信号数を減ら
すことができ、配線数と伝送電力とを削減することが可
能となる。
【0018】次に、本発明の電気光学パネルは、複数の
走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ
線との交差に対応してマトリックス状に配置された画素
電極およびスイッチング素子とを有する画素領域と、上
述したデータ線駆動回路と、前記走査線を駆動するため
の走査線駆動回路とを備える。この発明によれば、電気
光学パネルのデータ線駆動回路に供給する信号数を減ら
すことができるので、配線数と伝送電力とを削減するこ
とが可能となる。
【0019】また、本発明の電気光学パネルは、複数の
走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ
線との交差に対応してマトリックス状に配置された画素
電極およびスイッチング素子とを有する画素領域と、前
記データ線を駆動するためのデータ線駆動回路と、上述
した走査線駆動回路とを備える。この発明によれば、電
気光学パネルの走査線駆動回路に供給する信号数を減ら
すことができるので、配線数と伝送電力とを削減するこ
とが可能となる。
【0020】次に、本発明の駆動方法にあっては、複数
の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記デー
タ線との交差に対応してマトリックス状に配置された画
素電極およびスイッチング素子と有する電気光学パネル
を駆動するものであって、転送方向に基づいて、転送開
始から一定期間だけアクティブとなるパルスの極性を選
択して開始パルスを生成し、前記開始パルスを前記電気
光学パネルに伝送し、前記開始パルスの極性に基づいて
決定した転送方向に従って、前記開始パルスを転送し、
転送された前記開始パルスに基づいて、前記走査線また
は前記データ線を選択することを特徴とする。この発明
によれば、開始パルスの極性によって転送方向を示す情
報を伝送できるから、信号数を減らすことができるの
で、配線数と伝送電力とを削減することが可能となる。
【0021】次に、本発明の電子機器は、上述した電気
光学パネルと、上述した開始パルス生成回路とを備え
る。電子機器としては、例えば、携帯電話機、ビデオプ
ロジェクタ、ビデオカメラのビューファインダ等が該当
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 <1.電気光学装置の全体構成>まず、実施形態に係る
電気光学装置について、液晶表示装置を例にとって説明
する。図1は、その液晶表示装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。この図に示されるように、液晶表示装
置は、液晶パネル100と、タイミングジェネレータ2
00と、画像信号処理回路300とを備える。このう
ち、タイミングジェネレータ200は、各部で使用され
るタイミング信号を出力するものである。
【0023】また、画像信号処理回路300内部におけ
るS/P変換回路302は、1系統の画像信号VIDを
入力すると、これを6相の画像信号VID1〜VID6
にシリアル−パラレル変換して出力するものである。こ
こで、画像信号を6相にシリアル−パラレル変換する理
由は、後述するサンプリング回路によって、スイッチン
グ素子として機能する各TFTのソース領域への画像信
号の印加時間を長くして、サンプル&ホールド時間およ
び充放電時間を十分に確保するためである。
【0024】一方、増幅・反転回路304は、シリアル
−パラレル変換された画像信号のうち、反転が必要とな
るものを反転させ、この後、適宜、増幅して画像信号V
ID1〜VID6として液晶パネル100に対して並列
的に供給するものである。なお、反転するか否かについ
ては、一般には、データ信号の印加方式が走査線単位
の極性反転であるか、データ線単位の極性反転である
か、画素単位の極性反転であるか、画面単位の極性
反転であるかに応じて定められ、その反転周期は、1水
平走査期間またはドットクロック周期、または1垂直走
査期間に設定される。なお、本実施形態における極性反
転とは、画像信号の振幅中心電位を基準として正極性と
負極性に交互に電圧レベルを反転させることをいう。
【0025】<2.液晶パネルの構成>次に、液晶パネ
ル100の電気的構成について説明する。液晶パネル1
00は、後述するように、素子基板と対向基板とを互い
に電極形成面を対向して貼付した構成となっている。こ
のうち、素子基板にあっては、図においてX方向に沿っ
て平行に複数本の走査線112が配列して形成され、ま
た、これと直交するY方向に沿って平行に複数本のデー
タ線114が形成されている。そして、これらの走査線
112とデータ線114との各交点においては、TFT
116のゲート電極が走査線112に接続される。ま
た、TFT116のソース電極がデータ線114に接続
されるとともに、TFT116のドレイン電極が画素電
極118に接続されている。各画素は、画素電極118
と、後述する対向基板に形成された共通電極と、これら
両電極間に挟持された液晶とを備える。したがって、各
画素は、走査線112とデータ線114との各交点に対
応して、マトリクス状に配列することとなる。なお、こ
のほかに、画素毎に、蓄積容量(図示省略)を、電気的
にみて画素電極118と共通電極とに挟持された液晶に
対して並列に形成しても良い。
【0026】さて、駆動回路120は、データ線駆動回
路130、サンプリング回路140および走査線駆動回
路150を備え、後述するように素子基板における対向
面にあって、表示領域の周辺部に形成されるものであ
る。これらの回路の能動素子は、いずれもpチャネル型
TFTおよびnチャネル型TFTの組み合わせにより形
成可能である。したがって、画素に用いるTFT116
と共通の製造プロセス(例えば、工程温度が約1000
℃のプロセス)で形成すると、集積化や、製造コスト、
素子の均一性などの点において有利となる。
【0027】ここで、駆動回路120のうち、データ線
駆動回路130は、シフトレジスタを有し、タイミング
ジェネレータ200からのクロック信号CLXやその反
転クロック信号CLXINVに基づいてXスタートパルス
SPXをシフトして、サンプリング信号S1〜Smを生
成する。また、データ線駆動回路130は、スタートパ
ルスSPXが正極性(Hレベルでアクティブ)である
か、負極性(Lレベルでアクティブ)であるかによって
スタートパルスSPXのシフト方向を選択するようにな
っている。具体的には、スタートパルスSPXが正極性
の場合、データ線駆動回路130はスタートパルスSP
Xを右方向(X方向)にシフトし、サンプリング信号を
S1、S2、…Smの順にアクティブにする。一方、ス
タートパルスSPXが負極性の場合、データ線駆動回路
130はスタートパルスSPXを左方向(X方向と逆方
向)にシフトし、サンプリング信号をSm、Sm-1、
…、S1の順にアクティブにする。
【0028】サンプリング回路140は、6本のデータ
線114を1群とし、これらの群に属するデータ線11
4に対し、サンプリング信号S1〜Smにしたがって画
像信号VID1〜VID6をそれぞれサンプリングして
供給するものである。詳細には、サンプリング回路14
0には、TFTからなるスイッチ141が各データ線1
14の一端に設けられるとともに、各スイッチ141の
ソース電極は、画像信号VID1〜VID6のいずれか
が供給される信号線に接続され、また、各スイッチ14
1のドレイン電極は1本のデータ線114に接続されて
いる。さらに、各群に属するデータ線114に接続され
た各スイッチ141のゲート電極は、その群に対応して
サンプリング信号S1〜Smが供給される信号線のいず
れかに接続されている。上述したように本実施形態にあ
っては、画像信号VID1〜VID6は同時に供給され
るので、サンプリング信号S1により同時にサンプリン
グされることとなる。
【0029】走査線駆動回路150は、シフトレジスタ
を有し、タイミングジェネレータ200からのクロック
信号CLYやその反転クロック信号CLYINVに基づい
てYスタートパルスSPYをシフトして、走査信号Y1
〜Ynを各走査線112に対して順次出力するものであ
る。
【0030】また、走査線駆動回路150は、データ線
駆動回路130と同様に、YスタートパルスSPYが正
極性(Hレベルでアクティブ)であるか、負極性(Lレ
ベルでアクティブ)であるかによってYスタートパルス
SPYのシフト方向を選択するようになっている。具体
的には、YスタートパルスSPYが正極性の場合、走査
線駆動回路150は、YスタートパルスSPXを下方向
(Y方向)にシフトし、走査信号をY1、Y2、…Yn
の順にアクティブにする。一方、YスタートパルスSP
Yが負極性の場合、走査線駆動回路150は、Yスター
トパルスSPYを上方向(Y方向と逆方向)にシフト
し、走査信号をYn、Yn-1、…Y1の順にアクティブ
にする。
【0031】<3.スタートパルス生成回路>次に、タ
イミングジェネレータ200の一部であるXスタートパ
ルス生成回路210について説明する。図2はXスター
トパルス生成回路210の構成を示すブロック図であ
り、図3はXスタートパルス生成回路210の各部の波
形を示すタイミングチャートである。Xスタートパルス
生成回路210は、インバータ211〜213および選
択回路214を備え、XスタートパルスSPXを生成す
る。このうち選択回路214は入力端子IN1,IN
2、制御入力端子CTL、および出力端子OUTを備
え、制御入力端子CTLの電圧がHレベルの場合に入力
端子IN1に供給される信号を選択する一方、その電圧
がLレベルの場合に入力端子IN2に供給される信号を
選択する。また、インバータ212および213はバッ
ファとして機能する。
【0032】選択回路214の一方の入力端子IN1に
はX基準パルスRPXが供給され、他方の入力端子IN
2には、インバータ211の出力信号が反転X基準パル
スRPX’として供給されるようになっている。X基準
パルスRPXは、図3に示すように水平ブランキング期
間HBの一部の期間においてHレベルとなる一方、他の
期間においてはLレベルとなる。インバータ211の出
力信号はX基準パルスRPXを反転したものであるか
ら、反転X基準パルスRPX’の波形は図3に示すもの
となる。なお、X基準パルスRPXは、画像信号や水平
ブランキング信号に基づいて図示せぬ生成回路によって
生成される。
【0033】また、選択回路214の制御入力端子CT
Lには、Xシフト方向選択信号dirxが供給される。
Xシフト方向選択信号dirxは、その論理レベルがH
レベルの場合にデータ線114を右方向に走査すること
を指示する一方、その論理レベルがLレベルの場合にデ
ータ線114を左方向に走査することを指示する。
【0034】上述したように選択回路214は制御入力
端子CTLの電圧に基づいて信号を選択し、インバータ
212および213はバッファとして機能する。したが
って、図3に示すようにXシフト方向選択信号dirx
がHレベルの期間にあっては、X基準パルスRPXがX
スタートパルスSPXとして出力される一方、Hレベル
の場合、反転X基準パルスRPX’がXスタートパルス
SPXとして出力される。
【0035】このようにXスタートパルス生成回路21
0は、Xシフト方向選択信号dirxに基づいて、Xス
タートパルスSPXのパルス極性を選択する。したがっ
て、XスタートパルスSPXは、データ線駆動回路13
0におけるパルスシフトの開始タイミングを指示するだ
けでなく、データ線114の走査方向をも指示する。換
言すれば、Xスタートパルス生成回路210は、X基準
パルスRPXとXシフト方向選択信号dirxとを多重
してXスタートパルスSPXを生成している。
【0036】ところで、タイミングジェネレータ200
と液晶パネル100とは別体として構成されるので、こ
れらの間は配線によって接続される。この配線には、浮
遊容量が存在するから、タイミングジェネレータ200
は容量性の負荷を駆動することになる。したがって、タ
イミングジェネレータ200は、液晶パネル100に各
種の信号を供給するために、大きな電力を必要とする。
本実施形態のXスタートパルス生成回路210は、2種
類の信号を1つの信号にまとめてデータ線駆動回路13
0に供給することができるので、消費電力を削減するこ
とができる。くわえて、タイミングジェネレータ200
と液晶パネル100との間の配線本数を削減することが
可能となる。
【0037】また、タイミングジェネレータ200はY
スタートパルスSPYを生成するYスタートパルス生成
回路(図示略)を備える。Yスタートパルス生成回路
は、Xスタートパルス生成回路210と同様に構成され
ている。ただし、Xシフト方向選択信号dirxの代わ
りにYシフト方向選択信号diryが供給され、X基準
パルスRPXの代わりにY基準パルスRPYが供給され
る点が相違する。Yシフト方向選択信号diryはその
論理レベルがHレベルの場合に走査線112を下方向に
走査することを指示する一方、その論理レベルがLレベ
ルの場合に走査線112を上方向に走査することを指示
する。Y基準パルスRPYは、水平ブランキング期間の
一部の期間においてHレベルとなる一方、他の期間にお
いてはLレベルとなる。
【0038】Yスタートパルス生成回路は、Yシフト方
向選択信号diryに基づいて、YスタートパルスSP
Yのパルス極性を選択して、Y基準パルスRPYとYシ
フト方向選択信号diryとを多重したYスタートパル
スSPYを生成する。これにより、Yスタートパルス生
成回路は、2種類の信号を1つの信号にまとめて走査線
線駆動回路150に供給することができるので、消費電
力を削減することができる。
【0039】<4.データ線駆動駆動回路>次に、本実
施形態に係るデータ線駆動回路130について説明す
る。図4は、データ線駆動回路130の構成を示すブロ
ック図である。この図に示すようにデータ線駆動回路1
30は、シフト方向選択部131、双方向シフトレジス
タ部132、および論理演算部133を備えている。
【0040】<4−1:シフト方向選択部>まず、シフ
ト方向選択部131について説明する。ここでは、シフ
ト方向選択部131の構成例を2種類説明する。図5は
シフト方向選択部131の第1構成例を示すブロック図
であり、図6はそのタイミングチャートである。第1構
成例のシフト方向選択部131は、図5に示すように5
個のインバータ1311〜1315とキャパシタンスC
を備えている。このうち、インバータ1313〜131
5はバッファとして機能し、インバータ1314からは
第1シフト方向選択信号DIR1が出力される一方、イ
ンバータ1315からは第2シフト方向選択信号DIR
2が出力される。なお、各インバータ1311〜131
5は、図10に示すようにpチャネル型TFTとnチャ
ネル型TFTとを直列に接続して構成されている。
【0041】インバータ1311には、駆動能力が小さ
いものを用いる。具体的には、インバータ1311を構
成するpチャネル型TFTおよびnチャネル型TFTと
してゲート幅の狭いものを用いる。インバータ1311
の出力端子にはキャパシタンスCが接続されているの
で、インバータ1311の出力インピーダンスとキャパ
シタンスCによって積分回路が構成されることになる。
このため、図6に示すXスタートパルスSPXがインバ
ータ1311に入力されると、その出力信号のレベルは
時刻t1から徐々に下がるが、時刻t2に至ってもイン
バータ1312の閾値refに達しない。そして、イン
バータ1311の出力信号のレベルは、時刻t2を経過
すると徐々に上昇し、やがてHレベルに戻る。したがっ
て、インバータ1312の出力信号はLレベルを維持す
る。
【0042】このようにXスタートパルスSPXの極性
が正極性の場合には、インバータ1312の出力信号は
Lレベルとなる。一方、XスタートパルスSPXの極性
が負極性の場合には、インバータ1312の出力信号は
Hレベルとなる。
【0043】次に、インバータ1313および1314
は正転バッファとして機能する一方、インバータ131
5は反転バッファとして機能するから、Xスタートパル
スSPXの極性が正極性の場合には、第1シフト方向選
択信号DIR1はLレベル、第2シフト方向選択信号D
IR2はHレベルとなる。一方、XスタートパルスSP
Xの極性が負極性の場合には、第1シフト方向選択信号
DIR1はHレベル、第2シフト方向選択信号DIR2
はLレベルとなる。
【0044】換言すれば、シフト方向選択部131は、
XスタートパルスSPXを積分することによって、Xス
タートパルスSPXの非アクティブとなる期間の論理レ
ベルを検出し(インバータ1312の出力信号)、これ
に基づいて第1シフト方向選択信号DIR1および第2
シフト方向選択信号DIR2を生成している。また、X
スタートパルスSPXの極性は非アクティブ期間の論理
レベルによっても定まるから、シフト方向選択部131
は、XスタートパルスSPXの極性を判定し、判定結果
に基づいて第1シフト方向選択信号DIR1および第2
シフト方向選択信号DIR2を生成しているともいえ
る。
【0045】図7はシフト方向選択部131の第2構成
例を示すブロック図である。第2構成例のシフト方向選
択部131は、図5に示す第1構成例からキャパシタン
スCを除いたものである。ここで、インバータ1312
は、pチャネル型TFTp1およびnチャネル型TFT
n1とを備えている。
【0046】インバータ1311の出力端子はpチャネ
ル型TFTp1およびnチャネル型TFTn1のゲート
に接続されているため、インバータ1311の出力端子
にはゲート容量が等価的に接続されていることになる。
ここで、pチャネル型TFTp1およびnチャネル型T
FTn1のゲート幅は、他のインバータと比較して広
い。ゲート容量はゲート幅が広い程大きくなるが、この
例のゲート幅は、第1構成例のキャパシタンスCの容量
値と略等しいゲート容量が得られるように調整されてい
る。したがって、第2構成例では、第1構成例のように
キャパシタンスCを積極的に設けなくても、インバータ
1311の出力インピーダンスとゲート容量とによって
積分回路が構成される。このため、図6に示すXスター
トパルスSPXがインバータ1311に供給されると、
pチャネル型TFTp1のドレインおよびnチャネル型
TFTn1のソースから取り出される出力信号は図6に
示すインバータ1312の出力信号と同様にLレベルと
なる。
【0047】したがって、第2構成例は、第1構成例と
同様に、XスタートパルスSPXの非アクティブとなる
期間の論理レベルを検出し(pチャネル型TFTp1お
よびnチャネル型TFTn1)、これに基づいて第1シ
フト方向選択信号DIR1および第2シフト方向選択信
号DIR2を生成している。なお、上述した第1構成例
においても、配線等により発生する浮遊容量によってキ
ャパシタンスCが構成される場合には、積極的にキャパ
シタンスCを設ける必要はない。
【0048】<4−2:双方向シフトレジスタ部>次
に、図4に示す双方向シフトレジスタ部132は、m+
2段の転送単位回路R0〜Rm+1、トランスファーゲ
ート1321,1322、およびインバータ1323を
備えている。
【0049】まず、トランスファーゲート1321の正
転制御入力端子には第1シフト方向選択信号DIR1が
供給される一方、反転制御入力端子には第2シフト方向
選択信号DIR2が供給される。また、トランスファー
ゲート1322の正転制御入力端子および正転制御入力
端子は、それらの接続関係がトランスファーゲート13
21とは逆である。したがって、トランスファーゲート
1321がオン状態であればトランスファーゲート13
22はオフ状態となる一方、トランスファーゲート13
21がオフ状態であればトランスファーゲート1322
はオン状態となる。
【0050】上述したように、XスタートパルスSPX
が正極性の場合、第1シフト方向選択信号DIR1がH
レベルとなり、第2シフト方向選択信号DIR2がLレ
ベルとなる。したがって、XスタートパルスSPXが正
極性であれば、XスタートパルスSPXはトランスファ
ーゲート1321を介して転送単位回路R0に供給され
ることになる。一方、XスタートパルスSPXが負極性
の場合には、XスタートパルスSPXはトランスファー
ゲート1322およびインバータ1323を介して転送
単位回路Rm+1に供給されることになる。すなわち、
トランスファーゲート1321,1322およびインバ
ータ1323は、XスタートパルスSPXを初段の転送
単位回路R0に供給するか、終段の転送単位回路Rm+
1に供給するかを選択する選択部として機能する。
【0051】次に、各転送単位回路R0〜Rm+1は、
クロックドインバータINVA〜INVDを備えてい
る。このうち、クロックドインバータINVAおよびI
NVBは、XスタートパルスSPXの転送方向を制御す
るために用いられる。クロックドインバータINVA
は、第2シフト方向選択信号DIR2がHレベルの場合
にアクティブとなりインバータとして機能する一方、第
2シフト方向選択信号DIR2がLレベルの場合に非ア
クティブとなる(出力端子がハイインピーダンス状態と
なる)。また、クロックドインバータINVBは、第1
シフト方向選択信号DIR1がHレベルの場合にアクテ
ィブとなりインバータとして機能する一方、第1シフト
方向選択信号DIR2がHレベルの場合に非アクティブ
となる。
【0052】なお、図4では、図面が煩雑になるのを避
けるために、クロックドインバータINVAおよびIN
VBに第2シフト方向選択信号DIR2と第1シフト方
向選択信号DIR1とが供給されるよう図示したが、実
際のクロックドインバータINVAおよびINVBは、
図8に示すように構成されている。
【0053】次に、各転送単位回路R0〜Rm+1のう
ち左から見て奇数番目の転送単位回路R0、R2、…R
mにおいて、クロックドインバータINVCは、クロッ
ク信号CLXがHレベルの場合(反転クロック信号CL
XINVがLレベルの場合)に入力信号を反転する。また
奇数番目の転送単位回路R0、R2、…Rmにおいて、
クロックドインバータINVDは、反転クロック信号C
LXINVがHレベルの場合(クロック信号CLXがLレ
ベルの場合)に入力信号を反転する。
【0054】一方、左から見て偶数番目の転送単位回路
R1、R3、…、Rm+1は、基本的に、奇数番目の転
送単位回路R0、R2、…Rmと同様な構成であるが、
クロックドインバータINVCは反転クロック信号CL
XINVがHレベルの場合に入力信号を反転し、クロック
ドインバータINVDはクロック信号CLXがHレベル
の場合に入力信号を反転する点において異なっている。
【0055】なお、図4において、奇数段のクロックド
インバータINVC、偶数段のクロックドインバータI
NVDには、それぞれクロック信号CLXのみ供給され
ているが、実際には図9に示すように、反転クロック信
号CLXINVも供給されている。同様に、図4において
は、奇数段のクロックドインバータINVD、偶数段の
クロックドインバータINVCには、反転クロック信号
CLXINVのみ供給されているが、実際には図9に示す
ように、クロック信号CLXも供給されている。また、
インバータ1323は、図10に示すように構成されて
いる。
【0056】<4−3:論理演算部>次に、図4に示す
論理演算部133は、m個の演算単位回路K1〜Kmを
備えている。各演算単位回路K1、K2、…Kmは、各
転送単位回路R1、R2、…Rmに各々対応している。
【0057】そして、各演算単位回路K1〜Kmは、N
AND回路1331とインバータ1332を有してお
り、pチャネル型TFTおよびnチャネル型TFTを組
み合わせて相補型で構成されている。
【0058】このうち、左からi番目(i=2、……、
n)の演算単位回路KiにおけるNAND回路1331
は、転送単位回路Riの入力信号と出力信号との論理積
を反転するものである。また、各段のインバータ133
2は、対応するNAND回路1331の出力信号を反転
して、サンプリング信号S1、S2、…、Smとして出
力する構成となっている。
【0059】<4−4:データ線駆動回路の動作>次
に、データ線駆動回路130の動作について説明する。
まず、XスタートパルスSPXの極性が正極性である場
合を想定する。この場合には、第1シフト方向選択信号
DIR1はHレベル、第2シフト方向選択信号DIR2
はLレベルとなるから、トランスファーゲート1321
はオン状態、トランスファーゲート1322はオフ状態
となる。したがって、データ線駆動回路130の等価回
路は、図11に示すものとなる。
【0060】図12は、XスタートパルスSPXの極性
が正極性である場合におけるデータ線駆動回路130の
動作を示すタイミングチャートである。まず、Xスター
トパルスSPXがアクティブとなった後、時刻t11に
おいて、クロック信号CLXが立ち上がると(反転クロ
ック信号CLXINVが立ち下がると)、第1段目の転送
単位回路R1におけるクロックドインバータINVC
は、XスタートパルスSPXのHレベルを反転し、同じ
く第1段目の転送単位回路R1におけるインバータIN
VBが、同クロックドインバータINVCの反転結果を
反転するので、第1段目の転送単位回路R1による出力
信号P1はHレベルとなる。
【0061】次に、タイミングt12において、クロッ
ク信号CLXが立ち下がると(反転クロック信号CLX
INVが立ち上がると)、第1段目の転送単位回路R1に
おけるクロックドインバータINVDは、Hレベルの出
力信号P1をインバータINVBに反転帰還するので、
出力信号P1はHレベルを維持することとなる。すなわ
ち、インバータINVBとクロックドインバータINV
Dは、ラッチ回路として機能する。また、第2段目の転
送単位回路R2におけるクロックドインバータINVC
は、第1段目の転送単位回路R1による出力信号P1の
Hレベルを反転する。同じく第2段目の転送単位回路R
2におけるインバータINVBが、同クロックドインバ
ータINVCの反転結果を反転するので、第2段目の転
送単位回路R2の出力信号P2はHレベルとなる。
【0062】そして、タイミングt13において、Xス
タートパルスSPXの入力が終了して、再び、クロック
信号CLXが立ち上がると(反転クロック信号CLXIN
Vが立ち下がると)、第1段目の転送単位回路R1にお
けるクロックドインバータINVCは、Xスタートパル
スSPXのLレベルを取り込むので、出力信号P1はL
レベルとなる。一方、第2段目の転送単位回路R2にお
けるクロックドインバータINVDは、Hレベルの出力
信号P2をインバータINVBに反転帰還するので、出
力信号P2はHレベルを維持することとなる。
【0063】以下、同様な動作が繰り返される結果、最
初に入力されたXスタートパルスSPXがクロック信号
CLXおよびその反転クロック信号CLXINVの半周期
だけ順次シフトされて、各段の転送単位回路R0〜Rm
から出力信号P1、P2、…、Pm+1として出力され
ることとなる。すなわち、出力信号P1、P2、…、P
m+1の順にアクティブとなる。また、ある信号Pi
は、直前の信号Pi−1および直後の信号Pi+1と、
クロック信号CLXの半周期だけアクティブ期間が重複
することになる。
【0064】各演算単位回路K1〜Kmあっては、対応
する転送単位回路R1〜Rmの入力信号および出力信号
の論理積を反転して信号Q1、Q2、…、Qmを生成す
る。例えば、信号Q1は、信号P1および信号P2に基
づいて生成されるから、図11に示すように時刻t11
から時刻t12までの期間において、Lレベルとなる。
【0065】そして、信号Q1、Q2、…、Qmは、各
演算単位回路K1〜Kmのインバータ1332によって
反転され、サンプリング信号S1〜Smとして出力され
る。この結果、XスタートパルスSPXの極性が正極性
である場合には、サンプリング信号は、S1、S2、
…、Smの順にアクティブとなる。
【0066】次に、XスタートパルスSPXの極性が負
極性である場合について説明する。この場合には、第1
シフト方向選択信号DIR1はLレベル、第2シフト方
向選択信号DIR2はHレベルとなるから、トランスフ
ァーゲート1321はオフ状態、トランスファーゲート
1322はオン状態となる。したがって、データ線駆動
回路130の等価回路は、図13に示すものとなる。負
極性のXスタートパルスSPXが双方向シフトレジスタ
部132に供給されると、負極性のXスタートパルスS
PXはインバータ1323によって反転され、正極性の
XスタートパルスSPXとして転送単位回路Rm+1に
供給される。すなわち、負極性である場合の等価回路
は、右側からXスタートパルスSPXが供給される点を
除いて、正極性の場合の等価回路と同様である。
【0067】図14は、XスタートパルスSPXの極性
が負極性である場合におけるデータ線駆動回路130の
動作を示すタイミングチャートである。この例において
は、転送単位回路Rm+1にXスタートパルスSPXが
供給されるため、図14に示すように信号Pm+1、P
m、…、P1の順にアクティブとなる。また、ある信号
Piは、直前の信号Pi+1および直後の信号Pi−1
と、クロック信号CLXの半周期だけアクティブ期間が
重複することになる。
【0068】したがって、信号Q1〜Qmは、Qm、Q
m−1、…、Q1の順にアクティブとなり、インバータ
1332によって反転され、サンプリング信号S1〜S
mとして出力される。この結果、XスタートパルスSP
Xの極性が負極性である場合、サンプリング信号はS
m、Sm−1、…、S1の順にアクティブとなる。
【0069】この例のデータ線駆動回路130によれ
ば、シフト方向を示す情報をXスタートパルスSPXに
その極性として重畳しても、シフト方向選択部131に
おいてXスタートパルスSPXの極性を判定し、その判
定結果に基づいて双方向シフトレジスタ部132のシフ
ト方向を選択することができる。この結果、液晶パネル
100とタイミングジェネレータ200との間の配線を
減らすことが可能となる。
【0070】<5.走査線駆動回路>次に、走査線線駆
動回路150について説明する。図15は、走査線駆動
回路150の構成を示すブロック図である。走査線駆動
回路150は、シフト方向選択部151、双方向シフト
レジスタ部152、および論理演算部153を備える。
走査線駆動回路150は、出力信号の引き出し方向と、
入力される信号とが異なる以外、基本的にデータ線駆動
回路130と同様に構成されている。
【0071】すなわち、走査線駆動回路150は、デー
タ線駆動回路130を90度左回転して配置したもので
あり、図15に示されるように、XスタートパルスSP
Xの代わりに、YスタートパルスSPYを入力するとと
もに、クロック信号CLXおよびその反転クロック信号
CLXINVの代わりに、クロック信号CLYおよびその
反転クロック信号CLYINVを入力する。また、n本の
走査線112に走査信号Y1〜Ynを供給するため、双
方向シフトレジスタ部152はn+1個の転送単位回路
R1〜Rn+1から構成され、論理演算部153はn個
の演算単位回路K1〜Knから構成される。
【0072】以上の構成において、垂直走査周期のYス
タートパルスSPYが走査線駆動回路150に供給され
ると、シフト方向選択部151はYスタートパルスSP
Yの極性を判定し、YスタートパルスSPYが正極性の
場合には、双方シフトレジスタ部152においてYスタ
ートパルスSPYを上から下に転送するように制御す
る。一方、シフト方向選択部151がYスタートパルス
SPYの極性を負極性と判定した場合には、シフト方向
選択部151は双方シフトレジスタ部152においてY
スタートパルスSPYを下から上に転送するように制御
する。この結果、YスタートパルスSPYが正極性であ
れば、走査信号はY1、Y2、…、Ynの順にアクティ
ブとなる一方、YスタートパルスSPYが負極性であれ
ば、走査信号はYn、Yn−1、…、Y1の順にアクテ
ィブとなる。これにより、液晶パネル100とタイミン
グジェネレータ200との間の配線を減らすことが可能
となる。
【0073】<6.液晶パネルの構成例>次に、上述し
た電気的構成に係る液晶パネル100の全体構成につい
て図16および図17を参照して説明する。ここで、図
16は、液晶パネル100の構成を示す斜視図であり、
図17は、図16におけるZ−Z’線断面図である。
【0074】これらの図に示されるように、液晶パネル
100は、素子基板101と対向基板102とを、スペ
ーサ103が混入されたシール材104によって一定の
間隙を保って、互いに電極形成面が対向するように貼り
合わせたものである。素子基板101は、ガラス等の透
明な絶縁性基板により構成されており、当該基板上にシ
リコン薄膜を形成するとともに、当該薄膜上にTFTや
画素電極118が形成される。一方、対向基板102は
ガラス等の透明な平板で構成される。
【0075】そして、液晶パネル100は、素子基板1
01と対向基板102との間隙に電気光学材料としての
液晶105を封入した構造となっている。なお、シール
材104は、対向基板102の基板周辺に沿って形成さ
れるが、液晶105を封入するために一部が開口してい
る。このため、液晶105の封入後に、その開口部分が
封止材106によって封止されている。
【0076】ここで、素子基板101の対向面であっ
て、シール材104の外側一辺においては、上述したサ
ンプリング回路140およびデータ線駆動回路130が
形成されている。さらに、この一辺には複数の接続電極
107が形成されており、そこにはタイミングジェネレ
ータ200および画像信号処理回路300からの各種信
号が供給される。また、この一辺に隣接する2辺には、
2個の走査線駆動回路150が形成されている。なお、
走査線112に供給される走査信号の遅延が問題になら
ないのであれば、走査線駆動回路150を片側1個だけ
に形成する構成でも良い。
【0077】上述したようにXスタートパルスSPXお
よびYスタートパルスSPYは、転送開始タイミングだ
けでなく、データ線114または走査線112の選択方
向も指示するものいであるから、これらのパルスSP
X、SPYとは別にシフト方向を指示する信号を液晶パ
ネル100に供給する必要はない。したがって、本実施
形態によれば接続電極107の数を減らすことができ、
さらに接続電極107からデータ線駆動回路130や走
査線駆動回路150への配線数を減らすことが可能とな
る。これにより、液晶パネル100の作成を容易にし、
その信頼性を向上させることが可能となる。
【0078】一方、対向基板102の共通電極108
は、素子基板101との貼合部分における4隅のうち、
少なくとも1箇所において設けられた導通材によって、
素子基板101との電気的導通が図られている。ほか
に、対向基板102には、液晶パネル100の用途に応
じて、例えば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、
トライアングル状等に配列したカラーフィルタが設けら
れ、第2に、例えば、クロムやニッケルなどの金属材料
や、カーボンやチタンなどをフォトレジストに分散した
樹脂ブラックなどのブラックマトリクスが設けられ、第
3に、液晶パネル100に光を照射するバックライトが
設けられる。特に色光変調の用途の場合には、カラーフ
ィルタは形成されずにブラックマトリクスが対向基板1
02に設けられる。
【0079】くわえて、素子基板101および対向基板
102の対向面には、それぞれ所定の方向にラビング処
理された配向膜などが設けられる一方、その各背面側に
は配向方向に応じた偏光板(図示省略)がそれぞれ設け
られる。ただし、液晶105として、高分子中に微小粒
として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の
配向膜、偏光板等が不要となる結果、光利用効率が高ま
るので、高輝度化や低消費電力化などの点において有利
である。
【0080】なお、駆動回路120等の周辺回路の一部
または全部を、素子基板101に形成する代わりに、例
えば、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いて
フィルムに実装された駆動用ICチップを、素子基板1
01の所定位置に設けられる異方性導電フィルムを介し
て電気的および機械的に接続する構成としても良いし、
駆動用ICチップ自体を、COG(Chip On Grass)技
術を用いて、素子基板101の所定位置に異方性導電フ
ィルムを介して電気的および機械的に接続する構成とし
ても良い。
【0081】また、素子基板101を半導体基板により
構成して、当該半導体基板の表面にソース、ドレイン、
チャネルが形成された絶縁ゲート型電界効果トランジス
タによって、画素のスイッチング素子や駆動回路120
の素子を構成しても良い。このように素子基板101を
半導体基板により構成する場合には、透過型の表示パネ
ルとして用いることができないため、画素電極118を
アルミニウムなどで形成して、反射型として用いられる
こととなる。また、単に、素子基板101を透明基板と
して、画素電極118を反射型にしても良い。
【0082】さらに、上述した実施形態では画素のスイ
ッチング素子を、TFTで代表される3端子素子として
説明したが、ダイオード等の2端子素子で構成しても良
い。ただし、画素のスイッチング素子として2端子素子
を用いる場合には、走査線112を一方の基板に形成
し、データ線114を他方の基板に形成するとともに、
2端子素子を、走査線112またはデータ線114のい
ずれか一方と、画素電極との間に形成する必要がある。
この場合、画素は、走査線112とデータ線114との
間に直列接続された二端子素子と、液晶とから構成され
ることとなる。
【0083】また、上述した実施形態ではアクティブマ
トリクス型液晶表示装置を一例として説明したが、これ
に限られず、STN(Super Twisted Nematic)液晶な
どを用いたパッシィブ型にも適用可能である。さらに、
電気光学材料としては、液晶のほかに、エレクトロルミ
ネッセンス素子などを用いて、その電気光学効果により
表示を行う表示装置にも適用可能である。すなわち、本
発明は、上述した液晶表示装置と類似の構成を有するす
べての電気光学装置に適用可能である。
【0084】<7.応用例> (1)上述した実施形態において、図4に示す双方向シ
フトレジスタ部132では、XスタートパルスSPXが
正極性の場合、右端の転送単位回路Rm+1にXスター
トパルスSPXを供給しないようにし、かつ、Xスター
トパルスSPXが負極性の場合に、反転したXスタート
パルスSPXを転送単位回路Rm+1に供給する。この
ために、トランスファーゲート1322およびインバー
タ1323を用いたが、これらの代わりに図8に示すク
ロックドインバータINVAを用いてもよい。クロック
ドインバータINVAは、XスタートパルスSPXが正
極性の場合にハイインピーダンス状態になる一方、その
極性が負極性の場合にインバータとして機能する。した
がって、反転したXスタートパルスSPXが選択的に転
送単位回路Rm+1に供給されることになる。なお、走
査線駆動回路150においても同様である。
【0085】(2)上述した実施形態において、データ
線駆動回路130の転送単位回路R0〜Rm+1には正
極性のXスタートパルスSPXが供給され、データ線駆
動回路130は正極性のサンプリング信号S1〜Smを
出力するものとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、図18に示すデータ線駆動回路13
0’を用いてもよい。
【0086】このデータ線駆動回路130’はNAND
回路1331の代わりにNOR回路1333を用いる
点、トランスファーゲート1321、1322およびク
ロックドインバータINVAおよびINVBに供給する
第1シフト方向選択信号DIR1および第2シフト方向
選択信号DIR2が逆となっている点を除いて、図4に
示すデータ線駆動回路130と同様に構成されている。
したがって、XスタートパルスSPXが負極性の場合に
XスタートパルスSPXが転送単位回路R0に供給され
る一方、XスタートパルスSPXが負極性の場合にXス
タートパルスSPXが反転されて転送単位回路Rm+1
に供給される。
【0087】図19はXスタートパルスSPXが負極性
の場合におけるデータ線駆動回路130’の動作を示す
タイミングチャートである。この図に示すように信号P
1、P2、…、Pmの順にアクティブとなり、負論理の
サンプリング信号がS1、S2、…、Smの順にアクテ
ィブとなる。なお、走査線駆動回路150もデータ線駆
動回路130’と同様に構成することができる。
【0088】(3)上述した実施形態においては、双方
向に駆動可能な駆動回路120について説明したが、デ
ータ線駆動回路130および走査線駆動回路150をシ
フトレジスタとして把握することも可能である。また、
図4に示すシフト方向選択部131と双方向シフトレジ
スタ部132とをシフトレジスタとして把握することも
可能である。
【0089】(4)上述した実施形態においては、図4
に示すように演算単位回路K1〜Kmは転送単位回路R
0〜Rmの一部に対応させて設けたが、全部に対応させ
て設けてもよい。
【0090】<8.電子機器>次に、上述した液晶表示
装置を各種の電子機器に適用される場合について説明す
る。
【0091】<その1:プロジェクタ>まず、この液晶
パネルをライトバルブとして用いたプロジェクタについ
て説明する。図20は、プロジェクタの構成例を示す平
面図である。この図に示されるように、プロジェクタ1
100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなる
ランプユニット1102が設けられている。このランプ
ユニット1102から射出された投射光は、ライトガイ
ド1104内に配置された4枚のミラー1106および
2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの
3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとし
ての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110
Gに入射される。
【0092】液晶パネル1110R、1110Bおよび
1110Gの構成は、上述した液晶パネル100と同等
であり、画像信号処理回路(図示省略)から供給される
R、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものであ
る。そして、これらの液晶パネルによって変調された光
は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射
される。このダイクロイックプリズム1112において
は、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が
直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、
投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画
像が投写されることとなる。なお、液晶パネル1110
R、1110Bおよび1110Gには、ダイクロイック
ミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応す
る光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はな
い。
【0093】ところで、各液晶パネル1110R、11
10Bおよび1110Gによる表示像について着目する
と、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル
1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転
することが必要となる。そこで、図示せぬタイミングジ
ェネレータ200から液晶パネル1110R、1110
Bには正極性のXスタートパルスSPXを供給する一
方、液晶パネル1110Gには負極性のXスタートパル
スSPXを供給するようにすればよい。
【0094】さらに、プロジェクタ1100は、床に設
置して使用することもあれば、天井に設置することもあ
る。プロジェクタ1100の操作スイッチや冷却ファン
の排気口はその上部に設けられているため、天井にプロ
ジェクタ1100を取り付ける場合には、その上部を床
に向けて設置する必要がある。この場合には、上下・左
右が反転された画像がスクリーンに表示されてしまう。
【0095】そこで、このプロジェクタ1100は、取
り付け状態を検出するセンサを備えている。そして、タ
イミングジェネレータ200(図示略)は、このセンサ
の出力信号に基づいて、Xシフト方向選択信号dirx
およびYシフト方向選択信号diryを生成している。
これにより、設置状態に応じて、XスタートパルスSP
XおよびYスタートパルスSPYの極性が定まるから、
各液晶パネル1110R、1110B、液晶パネル11
10Gに上下・左右を反転した画像を必要に応じて形成
し、正常な画像をスクリーンに表示することが可能とな
る。
【0096】<その2:ビデオ一体型カメラ>次に、こ
の液晶パネルを、ビデオ一体型カメラに適用した例につ
いて説明する。図21は、ビデオ一体型カメラの構成を
示す斜視図である。図において、ビデオ一体型カメラ1
200は、レンズ1202を備えた本体部1204と、
液晶表示ユニット1206と、連結部1208から構成
されている。この液晶表示ユニット1206は、先に述
べた液晶パネル100の背面にバックライトを付加する
ことにより構成されている。
【0097】連結部1208は、液晶表示ユニット12
06を本体部1204と回動自在に連結している。した
がって、利用者は、液晶表示ユニット1206の表示面
を被写体側に向けることも(図示の状態)、これを反転
させることも可能である。転結部1208を中心軸とし
て、液晶表示ユニット1206を図中矢印の方向に18
0度回転させると、表示面が上下・左右に反転する。し
たがって、正常な画像を表示するためには、上下・左右
を反転して表示する必要がある。
【0098】連結部1208には、液晶表示ユニット1
206の表示面が被写体側を向いているか撮影者側を向
いているかを検出するセンサが設けられている。タイミ
ングジェネレータ200(図示略)は、このセンサの出
力信号に基づいて、Xシフト方向選択信号dirxおよ
びYシフト方向選択信号diryを生成している。これ
により、液晶表示ユニット1206の表示面が向いてい
る方向に応じて、XスタートパルスSPXおよびYスタ
ートパルスSPYの極性が定まり、上下・左右を反転し
て表示することが可能となる。
【0099】<その3:携帯電話>さらに、この液晶パ
ネル100を、携帯電話に適用した例について説明す
る。図22は、この携帯電話の構成を示す斜視図であ
る。図において、携帯電話1300は、複数の操作ボタ
ン1302とともに、反射型の液晶パネル1305を備
えるものである。また、操作ボタン1303は、上下・
左右反転表示を指示するために用いられる。例えば、利
用者と友人が机を挟んで座っているときに、利用者が電
子メールを携帯電話1305で受信したとき、電子メー
ルの内容は液晶パネル1305に表示される。この場合
に、利用者が操作ボタン1303を押すと、液晶パネル
1305には電子メールの内容が上下・左右反転して表
示される。利用者は友人に携帯電話1300を差し出す
ことによって、友人は容易に電子メールの内容を読むこ
とができる。
【0100】なお、図20〜図22を参照して説明した
電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ
型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲ
ーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロ
セッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、
タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そし
て、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでも
ない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、双
方向に駆動可能で、且つ、少ない信号数で動作すること
ができるシフトレジスタ、これを用いた駆動回路および
駆動方法、電気光学パネル、電子機器等を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る液晶表示装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】 Xスタートパルス生成回路210の構成を示
すブロック図である。
【図3】 Xスタートパルス生成回路210の各部の波
形を示すタイミングチャートである。
【図4】 同装置のデータ線駆動回路130の構成を示
すブロック図である
【図5】 シフト方向選択部131の第1構成例を示す
ブロック図である。
【図6】 図5に示すシフト方向選択部131の動作を
示すタイミングチャートである。
【図7】 シフト方向選択部131の第1構成例を示す
ブロック図である。
【図8】 クロックドインバータINVAおよびINV
Bの回路図である。
【図9】 クロックドインバータINVCおよびINV
Dの回路図である。
【図10】 インバータ1323の構成を示す回路図で
ある。
【図11】 XスタートパルスSPXの極性が正極性で
ある場合におけるデータ線駆動回路130の等価回路を
示すブロック図である。
【図12】 図11に示すデータ線駆動回路130の動
作を示すタイミングチャートである。
【図13】 XスタートパルスSPXの極性が負極性で
ある場合におけるデータ線駆動回路130の等価回路を
示すブロック図である。
【図14】 図13に示すデータ線駆動回路130の動
作を示すタイミングチャートである。
【図15】 走査線駆動回路150の構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】 液晶パネル100の構造を示す斜視図であ
る。
【図17】 液晶パネル100の構造を説明するための
一部断面図である。
【図18】 応用例に係わるデータ線駆動回路130’
の構成を示すブロック図である。
【図19】 図18に示すデータ線駆動回路130’の
動作を示すタイミングチャートである。
【図20】 同液晶表示装置を適用した電子機器の一例
たるプロジェクタの構成を示す断面図である。
【図21】 同液晶表示装置を適用した電子機器の一例
たるビデオ一体型カメラの構成を示す斜視図である。
【図22】 同液晶表示装置を適用した電子機器の一例
たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
100……液晶パネル(電気光学パネル) SPX……Xスタートパルス(開始パルス) SPY……Yスタートパルス(開始パルス) 120……駆動回路 130……データ線駆動回路 131……シフト方向選択部 132……双方向シフトレジスタ部(シフト部) 133……論理演算部 R0〜Rm……転送単位回路 DIR1……第1シフト方向選択信号(第1制御信号) DIR2……第2シフト方向選択信号(第2制御信号) 112……走査線 114……データ線 150……走査線駆動回路 CLX、CLY……クロック信号 CLXINV、CLYINV……反転クロック信号 INVA〜INVD……クトックドインバータ(第1〜
第4インバータ) VID……入力画像信号 210……Xスタートパルス生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 680 G09G 3/20 680C 680S 680V 3/36 3/36 H03K 17/00 H03K 17/00 M 17/687 17/687 A Fターム(参考) 2H093 NA16 NC09 NC13 NC22 NC26 NC34 NC44 ND60 5C006 BB16 BC03 BC12 BC16 BF03 EC11 FA42 FA47 5C080 AA10 BB05 DD23 DD26 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK42 KK47 5J055 AX46 AX59 AX66 BX09 BX16 CX30 DX12 DX56 DX72 DX83 EX07 EX21 EZ07 EZ12 EZ33 EZ69 FX12 FX17 FX35 GX00 GX02 GX10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される開始パルスの極性を
    判定し、判定結果に基づいて転送方向を指示する制御信
    号を生成するシフト方向選択部と、 前記開始パルスを前記制御信号が指示する転送方向に順
    次シフトするシフト部とを備えたシフトレジスタ。
  2. 【請求項2】 前記シフト方向選択部は、前記開始パル
    スを積分して得られた論理レベルに基づいて前記制御信
    号を生成する請求項1に記載のシフトレジスタ。
  3. 【請求項3】 前記シフト部は、縦続接続された複数の
    転送単位回路と、前記制御信号に基づいて、前記開始パ
    ルスを初段の転送単位回路に供給するか終段の転送単位
    回路に供給するかを選択する選択部とを備える請求項1
    に記載のシフトレジスタ。
  4. 【請求項4】 複数の走査線と、複数のデータ線と、前
    記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリック
    ス状に配置された画素電極およびスイッチング素子とを
    有する電気光学パネルに用いられる駆動回路であって、 外部から供給される開始パルスの極性を判定し、判定結
    果に基づいて転送方向を指示する制御信号を生成するシ
    フト方向選択部と、 縦続接続された複数の転送単位回路を有し、前記開始パ
    ルスを前記制御信号が指示する転送方向に順次シフトす
    るシフト部と、 前記複数の転送単位回路の一部または全部に対応して設
    けた複数の演算単位回路を備え、各演算単位回路は、対
    応する転送単位回路の入力信号と出力信号とがともにア
    クティブとなる期間を特定する信号を生成する論理演算
    部とを備える電気光学パネルの駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記シフト方向選択部は、前記開始パル
    スを積分して得られた論理レベルに基づいて前記制御信
    号を生成する請求項4に記載の電気光学パネルの駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 前記シフト部は、前記開始パルスを初段
    の転送単位回路に供給するか終段の転送単位回路に供給
    するかを選択する選択部とを備える請求項4に記載の電
    気光学パネルの駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記選択部は、初段の転送単位回路また
    は終段の転送単位回路のいずれか一方に前記開始パルス
    を反転して供給することを特徴とする請求項6に記載の
    電気光学パネルの駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記クロック信号は、第1クロック信号
    とこれを反転した第2クロック信号とを含み、前記制御
    信号は、第1制御信号とこれを反転した第2制御信号と
    を含み、 前記転送単位回路は、 制御入力端子を各々備え、前記制御入力端子の電圧が第
    1論理レベルの場合に入力信号を反転した出力信号を出
    力する一方、前記制御入力端子の電圧が第2論理レベル
    の場合に出力端子をハイインピーダンス状態にする第1
    乃至第4インバータを有し、 前記第1インバータは、入力端子が接続点と接続される
    とともに前記制御入力端子に前記第2制御信号が供給さ
    れ、 前記第2インバータは、出力端子が前記接続点と接続さ
    れるとともに前記制御入力端子に前記第2制御信号が供
    給され、 前記第3インバータは、出力端子が前記接続点と接続さ
    れるとともに前記第1インバータの入力端子と出力端子
    が接続され、 前記第4インバータは、前記接続点と入力端子が接続さ
    れるとともに前記第2インバータの入力端子と出力端子
    が接続され、 複数の前記転送単位回路のうち、奇数段目の前記第3イ
    ンバータおよび偶数段目の前記第4インバータの制御入
    力端子には前記第1クロック信号が供給される一方、偶
    数段目の前記第3インバータおよび奇数段目の前記第4
    インバータの制御入力端子には前記第2クロック信号が
    供給されることを特徴とする請求項4に記載の電気光学
    パネルの駆動回路。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至8のうちいずれか1項に記
    載の駆動回路と、 前記駆動回路から出力される各選択信号に基づいて、入
    力画像信号をサンプリングして前記各データ線に供給す
    ることを特徴とするデータ線駆動回路。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至8のうちいずれか1項に
    記載の駆動回路を備え、当該駆動回路から出力される各
    選択信号に基づいて、前記各走査線を駆動する走査線駆
    動回路。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載の駆動回路に供給され
    る開始パルスを生成する開始パルス生成回路であって、 転送開始から一定期間だけアクティブとなる基準開始パ
    ルスを生成する基準開始パルス生成部と、 前記開始パルスの転送方向に基づいて、前記基準開始パ
    ルスとこれを反転した反転基準パルスとのうちいずれか
    一方を選択して前記開始パルスを生成する選択部とを備
    えた開始パルス生成回路。
  12. 【請求項12】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    前記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリッ
    クス状に配置された画素電極およびスイッチング素子と
    を有する画素領域と、 請求項9に記載したデータ線駆動回路と、 前記走査線を駆動するための走査線駆動回路とを備えた
    電気光学パネル。
  13. 【請求項13】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    前記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリッ
    クス状に配置された画素電極およびスイッチング素子と
    を有する画素領域と、 前記データ線を駆動するためのデータ線駆動回路と、 請求項10に記載の走査線駆動回路とを備えた電気光学
    パネル。
  14. 【請求項14】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    前記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリッ
    クス状に配置された画素電極およびスイッチング素子と
    有する電気光学パネルの駆動方法であって、 転送方向に基づいて、転送開始から一定期間だけアクテ
    ィブとなるパルスの極性を選択して開始パルスを生成
    し、 前記開始パルスを前記電気光学パネルに伝送し、 前記開始パルスの極性に基づいて決定した転送方向に従
    って、前記開始パルスを転送し、 転送された前記開始パルスに基づいて、前記走査線また
    は前記データ線を選択することを特徴とする電気光学パ
    ネルの駆動方法。
  15. 【請求項15】 請求項12または13に記載した電気
    光学パネルと、 請求項11に記載された開始パルス生成回路と、 を備えた電子機器。
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