JPH0932816A - フィルターレンズの取付構造 - Google Patents

フィルターレンズの取付構造

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Publication number
JPH0932816A
JPH0932816A JP7184339A JP18433995A JPH0932816A JP H0932816 A JPH0932816 A JP H0932816A JP 7184339 A JP7184339 A JP 7184339A JP 18433995 A JP18433995 A JP 18433995A JP H0932816 A JPH0932816 A JP H0932816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter lens
lens
mounting structure
filter
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP7184339A
Other languages
English (en)
Inventor
邦明 ▲高▼橋
Kuniaki Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH0932816A publication Critical patent/JPH0932816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルターレンズをケースに取り付ける際の
フィルターレンズの浮き、および熱膨張によるフィルタ
ーレンズの浮きの両方を防止すること。 【解決手段】 固定ピン4に圧入する長孔9はフィルタ
ーレンズ5の長手方向の最寄りの端部5aに向かって幅
が縮小するように構成されており、長孔9を固定ピン4
に圧入すると長孔9の側壁9aが固定ピンを押す力によ
りフィルターレンズ5が端部5a方向に引っ張られ、フ
ィルターレンズ5が熱膨張すると、長孔9の幅の大きい
部分で応力を逃がすように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルターレンズ
の取付構造に関し、詳しくは自動車等に装備される各種
照明装置のフィルターレンズをケースに取り付けるため
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に、従来のフィルターレ
ンズの取付構造の一例としてのテルテールレンズの取付
構造の例を示している。フィルターレンズ(テルテール
レンズ)5は、レンズ生地6にウォーニングシンボルマ
ーク7を印刷したもので、このフィルターレンズ5を、
ケース1に固定された位置決めピン3と固定ピン4には
嵌めこんで取り付けて照明装置10を構成している。
【0003】すなわち、図3の左方の位置決めピン3
に、フィルターレンズ5に形成された三角形状(円形状
のものもある)の位置決め孔8を圧入し、右方の固定ピ
ン4に、フィルターレンズ5に形成された長孔9を圧入
している。この長孔9の幅Tは一定であり、したがって
両側壁9a、9bは平行に延びている。
【0004】位置決め孔8を位置決めピン3に圧入し、
長孔9を固定ピン4に圧入する際、位置決めピン3、固
定ピン4、位置決め孔8、長孔9の相対位置に多少のず
れがあっても、長孔9の範囲でこれを吸収し、フィルタ
ーレンズ5に浮きがでないように考慮している。
【0005】上記従来技術は、実公昭60−11292
号公報にも開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィルター
レンズの取付構造は、フィルターレンズ5の取り付けの
際はフィルターレンズ5にかかる水平方向の応力は長孔
9で逃がし、フィルターレンズ5に浮きがでない構造に
なっているが、取り付け後フィルターレンズ5が熱によ
り長手方向に膨張した際、長孔9の側壁9a、9bと固
定ピン4とが強く接触しているため、この部分で応力が
逃げにくく、そのためフィルターレンズ5の中間部分が
浮き上がるという問題がある。
【0007】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、フィルターレンズをケースに取り付ける際のフィル
ターレンズの浮き、および熱膨張によるフィルターレン
ズの浮きの両方を防止したフィルターレンズの取付構造
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、フィルターレンズの長手
方向の両端に形成された位置決め孔と長孔との各々をケ
ースの位置決めピンと固定ピンとに圧入して取り付ける
ようにしたフィルターレンズの取付構造において、前記
長孔は前記フィルターレンズの長手方向の最寄りの端部
に向かって幅が縮小するように構成されていることを特
徴とするものである。
【0009】このため、請求項1記載の発明では、フィ
ルターレンズの圧入の際、固定ピンが長孔の側壁に押さ
れてフィルターレンズの中間部方向に逃げようとする力
が働き、この力でフィルターレンズは長手方向の両端部
の内、長孔の最寄りの端部方向に引っ張られる。すなわ
ち、フィルターレンズは長孔の最寄りの端部方向に引っ
張られた状態で取り付けられる。
【0010】また、フィルターレンズが長手方向に熱膨
張した場合、長孔の幅が拡大している部分で固定ピンに
加わる応力を逃がすことができる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のフィルターレンズの取付構造であって、前記フィル
ターレンズがウォーニングシンボルマークが表示された
テルテールレンズであることを特徴とするものである。
【0012】このため、請求項2記載の発明では、細長
い形状であって熱膨張の影響を受けやすいテルテールレ
ンズが長孔の最寄りの端部方向に引張られた状態で取り
付けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。なお、図示の実施形態は、本発
明のフィルターレンズの取付構造をテルテールレンズに
適用した例を示しており、図3および図4と同一部材は
同一符号で示している。
【0014】図1および図2において、平面長方形の照
明装置10のケース1の上部に設けられた取付部2に、
図面左方に位置する位置決めピン3と、図面右方に位置
する固定ピン4とが固着されている。長方形のレンズ生
地6にウォーニングシンボルマーク7を印刷して構成さ
れたフィルターレンズ(テルテールレンズ)5の長手方
向の左端側には三角形状の位置決め孔8が形成され、右
端側には長孔9が形成されている。
【0015】長孔9は、図1に示すように、フィルター
レンズ5の長手方向に平行に形成され、その幅がフィル
ターレンズ5の長孔9の最寄りの端部5aに向かって漸
次小さくなった形状になっている。すなわち、フィルタ
ーレンズ5の内側部分の長孔9の幅をT1 、端部5a側
の長孔9の幅をT2 とすると、T1 >T2 となってい
る。
【0016】フィルターレンズ5をケース1に取り付け
るには、位置決めピン3に位置決め孔8を合わせて圧入
し、また同時に長孔9を固定ピン4に合わせて圧入す
る。この際、固定ピン4と長孔9の相対位置に多少の位
置ずれがあっても、長孔9でこれを吸収するため、フィ
ルターレンズ5に浮きが生ずるこがなく、フィルターレ
ンズ5はケース1の取付部2に密接した状態で取り付け
ることができる。
【0017】このようなフィルターレンズ5の取付構造
においては、長孔9の幅がフィルターレンズ5の端部5
a方向に向かって縮小された形状になっているため、フ
ィルターレンズ5の圧入の際固定ピン4が長孔9の側壁
9a、9bに押されて図1の左方に逃げようとする力が
働き、この力でフィルターレンズ5は右方に引っ張られ
る。すなわち、フィルターレンズ5は長孔9の最寄りの
端部5a方向(図1の矢印11方向)に引っ張られた状
態で取り付けられるため、取り付け時にフィルターレン
ズ5がケース1の取付部2から浮き上がることがない。
【0018】また、フィルターレンズ5が長手方向に熱
膨張した場合、長孔9の幅T1 の部分が拡大しているの
で、固定ピン4の側部に加わる矢印11方向の応力は、
この幅T1 の部分で逃がすことができ、したがってフィ
ルターレンズ5の中間部がケース1の取付部2から浮き
上がることがない。
【0019】上記実施形態では、フィルターレンズ5が
テルテールレンズである場合の取付構造の例を示してい
るが、これに限定するものではなく、本発明の取付構造
は各種照明装置のフィルターレンズに適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳述したように請求項1記載の発
明によれば、長孔はフィルターレンズの長手方向の最寄
りの端部に向かって幅が縮小するように構成されている
ので、フィルターレンズの取り付けの際固定ピンが長孔
の側壁に押されてフィルターレンズの中間部方向に逃げ
ようとする力が働き、この力でフィルターレンズは長孔
の最寄りの端部方向に引っ張られた状態で取り付けられ
るため、取り付け時にフィルターレンズがケースから浮
き上がることがない。
【0021】また、フィルターレンズが熱膨張した場
合、長孔の幅が拡大している部分で固定ピンに加わる応
力を逃がし、フィルターレンズは長手方向にスムーズに
延びるため、熱膨張の際もフィルターレンズの中間部が
ケースから浮き上がることがない。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、細長
い形状であって熱膨張の影響を受けやすいテルテールレ
ンズの浮き上がりが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルターレンズの取付構造の一実施
形態を示す平面図である。
【図2】図1のフィルターレンズの取付構造の斜視図で
ある。
【図3】従来のフィルターレンズの取付構造の平面図で
ある。
【図4】図3の要部を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 4 固定ピン 5 フィルターレンズ(テルテールレンズ) 8 位置決め孔 9 長孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターレンズの長手方向の両端に形
    成された位置決め孔と長孔との各々をケースの位置決め
    ピンと固定ピンとに圧入して取り付けるようにしたフィ
    ルターレンズの取付構造において、 前記長孔は前記フィルターレンズの長手方向の最寄りの
    端部に向かって幅が縮小するように構成されていること
    を特徴とするフィルターレンズの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記フィルターレンズがウォーニングシ
    ンボルマークが表示されたテルテールレンズであること
    を特徴とする請求項1記載のフィルターレンズの取付構
    造。
JP7184339A 1995-07-20 1995-07-20 フィルターレンズの取付構造 Pending JPH0932816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000149644A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Yazaki Corp ランプケースへのレンズの固定構造
WO2016203945A1 (ja) * 2015-06-15 2016-12-22 三菱電機株式会社 車載用光源ユニット

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